20210301

FROM 川畑のぶこ

今日は、ふうらいえきさん(40代・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
私の父は現在83歳。
昨年10月、前立腺がんが発覚して、治療中です。
 
悪性の中の悪性と言われ、主治医の先生には
もう治らない、手術もできない、
飲み薬で抑えながら、効かなくなったら
薬を変えながらやっていくしかないといわれました。
 
そして、今、血液検査の数値が良いので、
次から放射線治療を60日くらい毎日やっていくといわれ、
父はそのようにすると、言っています。
  
父は、骨に転移して痛みがでて辛くなるのは嫌だと、
不安な気持ちでいます。
 
私は、他に方法はあるはずだと思っています。
もちろん、父の穏やかに過ごせる気持ちが最優先だと
思ってはいます。良い方法があれば、教えて下さい。
 

【A】
お父様が83歳で前立腺がんがわかって治療中とのこと。
お歳のこともあって、ふうらいえきさんが
とても心配されていらっしゃるご様子が伝わってきます。
  
実は、私自身も、父が80を過ぎて胃がんがわかって、
肝転移もわかって…なんていうことがありましたので、
ご家族のお辛い気持ちは、とてもよくわかります。
 
まず、治療をどうしたらいいかということに
ついてですが、これは本当に正解がありません。
 
がんに関しては、
一人一人、治癒の道というのが全く違います。
 
お父さんにとって正解の道が
他の人にとっては不正解だったり、また逆も然り。
副作用がある人もいればない人もいます。
 
もし、お父様が放射線治療をするとしても、
副作用がなければ、それはそれでいいわけですよね。
 
効く部分だけ効いて、
副作用がなければいいのだと思うのですが、
 
おそらく、ふうらいえきさんは、
放射線治療なんかすると、
きっと体力が低下してしまって、
QOL(人生の質)が低くなってしまって、
 
お父さんも家族も辛い思いをするんじゃないだろうか……
こんな不安があるのではないかと思うのです。

ただ、放射線治療も、
痛みに関しては効いたりしますから、
痛みを取ることでお父様のQOLが上がる
ということもあり得るわけです。

ですから、治療に対して、もし不安があるのであれば、
ふうらいえきさんご自身も、放射線治療医と、
いったいどういう効果があって、どういう副作用があって……
という話を、納得のいくまでされたらよいと思います。

そして、最終的に何をするかを決めるのは、お父さんです。
お父さんが決めた結果がベストです。

ですが、場合によっては、周囲の者、特に家族にとって、
お父さんの選択が不都合なこともあるわけです。

そして、家族の想いを伝えれば伝えるほど、
時として、それが混乱を呼び起こしてしまい、
心の苦痛にもなってしまって、
サポーターと患者さんとの関係性が泥沼化してしまう……
などというのも、よくあることです。

真のサポートとは、
「相手が望む結果」をサポートするということ。
「私が出して欲しい結果」をサポートすることではありません。

続きは、ビデオでお話しします……

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20201228

FROM 川畑のぶこ

今日は、ほのかさん(50代・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】
自ら命を絶ってしまう報道、
見るたびに心が苦しくなります。

私も過去、本気で死のうとした経験がありますが、
今は、あの時死ななくて良かったと思うことも
ありながら、今も、なんか疲れてしまった、
死にたいなぁと思ってしまうこともあります。

川畑先生をある雑誌で知り、
サイトで動画を観る生活をしている今、私は
生きることに対しての、たくさんの学びを得て、
生きることを楽しみたいという気持ちも、
最近ではふつふつ沸き始めています。

しかし、こういう報道や、
今年の8月は自ら命を絶たれた人が去年より多く
これはコロナの影響か、とか聞くと、
私もなんだか苦しくなり、
引きずられていきそうな気持ちにもなります。

気持ちの整理をしたくて、川畑先生が話される
死生観のことなどについて考えたりもしました。

自ら命を絶つと、あの世でも魂は楽にはなれず、
もっと今より苦しい状態になると、
スピリチュアル関係の本で読んだこともあります。

川畑先生、自ら命を絶たれてしまうことに対しての
川畑先生の思いを、そして死生観についてを、
もう一度学びたいです。

モヤモヤから抜け出せずにいます。

【A】
私自身も、自分の友人が自ら命を絶ってしまった
という経験があります。

そのような時、その命を絶った友人と、
どう折り合いをつけるのか、
どのように心を持ち直していったらいいのか
ということについて、
私の死生観を交えてお話しします。

ほのかさんのご参考になればと思います。

同時に、私たちがこのような情報や報道に触れる
場の一つとして、テレビやインターネットなどの
メディアというものがありますが、

そのメディアとの付き合い方も
今いちど見直してみると、
ネガティブな報道に翻弄されることが
少なくなります。

その点についても
アドバイスさせていただきますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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20201221

FROM 川畑のぶこ

今日は、hiさん(40代・自営業)のご相談にお答えします。

【Q】
母が亡くなって、今日で丸3か月が経ちました。

四十九日を過ぎてからめまいがひと月ほど続き、起き上がることが
できませんでした。その後、週ごとに、家の中で起きて過ごし家事が
できるようになり、次の週には仕事に復帰して、と身体的な症状は
治まりつつ、なんとか毎日を過ごせるようになりましたが、
まだ心が不安定です。

外に出ること、人に会うこと、緊張することでめまいがするのが心配で、
抗不安薬がお守りです。体力ともに自信がなくなって、今までの自分が
一体なぜあんなに自信に満ち溢れていたのか、不思議なくらいです。

コロナ禍での影響で収入が減るなか、月々の返済のためにも安定して
働ける精神状況に戻りたいのと、そんななか、父も同じく、もしくは
私以上に体力精神ともにガタッときて、私に支えを求めています。

もちろん、父が安心して毎日を過ごせるように手助けしてあげたい、
しかし私もまだ万全でない、県外の実家に通う金銭的余裕もない…と、
死別の悲しみから回復する兆しのなか、急にいくつもの問題が自分の中で
絡み合ってきて、相談するところもなく、ひとりで抱えてしまっている
ところ、こちらのサイトに出会いました。

のぶこ先生、どうぞ助けてください。よろしくお願いします。
先生の名前、母の名前と同じでご縁を感じます。

【A】
hiさん、すごく優しくて、ご家族思いなんですね。
そして、ものすごく頑張り屋さんだなというのが伝わってきます。

これまでもいろいろなことを、ポジティブに明るく前向きに
切り抜いてこられたのでしょう。

大切なお母様を失われて、丸3ヶ月が経ったということですが、
まだまだ3ヶ月。きっとhiさんにとって、お母さんの存在は、
hiさんが思っていた以上に心を占めていたり、hiさんの幸せに影響を
与えていたということを、多分、お母さんが亡くなって初めて実感
されたのではないでしょうか。

今は落ち込んで当たり前、悲しんで当たり前、無理に前のように
元気になろうとか、前向きになろうとする必要はないということを
知っておいてください。

そしてお父さんにも、お母さんに対する思いやロスの寂しさは、
hiさんと同じくらいあると思います。お互いを思いやりつつも、
無理のない範囲で関わり合うよう意識してみてください。
家族であったとしても、適度な距離感が大事な時があるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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今日は、さやままさん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

【Q】
同じ市内に住む86歳の母のことで相談します。

私が幼い時から長女ということもあり、
年子2人の弟に比べ、何かと厳しく育てられてきました。

お金には不自由なく、いろんなお稽古事などさせてもらい、
母にとっては期待された子どもだったと思います。

ただ、母にとっては姑との確執があり、その不満を私にぶつけるような
こともたびたびありました。子どもの言い分を一切聞かない、
何日も無視を続けるなど、理不尽な怒られ方を、いつもされてきました。

大人になってから、母との関係がうまくいってないことに気づかされました。
幼少期にされたことを伝えても母はまったく覚えておらず、それに驚かされ
ました。 認めて謝ってほしかったのに、それはありませんでした。
 
ただ、私も早くに結婚し子ども二人を育て上げ、孫もでき、夫とも、
けんかをしながらも何とか生活しております。

母とは疎遠で、たまに顔を見に行こうとしても、同居している弟が、
母が認知症なのでたくさんの人と会うと混乱すると言い、1年に2回ほど、
近くの娘宅で30分ほど会うのみです。確かに、同じことを何度も繰り返し、
耳も遠いので、私との会話もほとんど成り立ってはないのですが…。

平日の昼間は私も仕事で出かけられず、休みの日に行きたいとは思っても、
なんとなく足が遠のいてしまっています。このまま認知症がさらにひどく
なっていき、心を通わせられないまま見送ることになるのは、悲しいのです。

親孝行は私が幸せに過ごしていることと思い、ひ孫にも時々会える環境で、
このままでいいのかとも思いますが…。母に何かしてあげられることは
ないかと、思案しております。 アドバイスがあればよろしくお願いします。

【A】
さやままさんのお母さんに対する愛情がひしひしと伝わってくるご相談です。

お母さんに幼少期にされた対応を嘆きながらも、認知症のお母さんに
自分が何をしてあげられるのかを一生懸命考えていらっしゃる。
本当にお母さんのことを大好きで愛しているんですね。
愛しているがゆえに、あのとき私にどうしてあんなことしたのという
苦しみや憎しみも出てくるのでしょう。

さやままさんの心の叫びは「私を愛してください」ということ、
そして「それを確認させてください」ということではないでしょうか。

子どもにとって母親の存在というのは絶対的で、神様のようなもの。
幼少期に母親に愛されるか愛されないかは死活問題ですから、そのような
時期に、理不尽な怒られ方をしたり、無視されたりということが続いて、
自分は愛に値しないのではないかという不安が強く、それが未消化なままだと、
大人になってから今回のさやままさんのような苦悩を抱える場合があります。

まず、当時のお母様の、さやままさんへの態度については、見方をちょっと
変えてみること、そして、現在のお母様への向き合い方については、
ある意図を持って行うことをおすすめします。

続きは、ビデオでお話しします……

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20201116

FROM 川畑のぶこ

今日は、がんばるんばさん(40代・専門職)のご相談にお答えします。

【Q】
こんにちは。いつもメルマガを楽しみにしています。
参考にさせていただいたり、勇気をいただいたりしています。
ありがとうございます。

今日は職場での女性上司との人間関係について質問させてください。

この春に、女性上司のパワハラが理由で転職しました。新しい職場では、
私の経歴を見て、既に新しい業務を任せてもらえる準備も進んでいます。

今度こそ!と思っていたのに、また、女性上司の中に自分の母親を重ねて
しまっている自分に気づきました。母は支配的、過干渉で、私に選択権は
なく、命令、否定、責める、攻撃、無視の人なので、今でも電話やLINEが
くると「今度は何?」と不快で、母を思ったり、母と接して安心した事は
ほとんどありません。

今度の上司は、あまり表情を顔に出さず、入職してみると、他のスタッフ
からの評判が悪く、だから職員が定着しないそうです。ただ、私と一緒に
入った同期とは談笑しているし、壁を感じないので、私の受け取り方にも
問題があるのだろう、とは思っています。

母も弟をひいきしてきたので、そこも、上司と重ねてしまいます。今までも、
どこの職場でも女性上司に母を重ねてしまって、ひどく緊張して、嫌われて
いるのではないか、何か機嫌を損ねてしまったのではないかと、びくびく
していた自分がいました。

きっと、母も上司も優しい時もあるはずですが、私にはアンテナがあって、
冷たい言動や態度を敏感にキャッチしてしまうように思えますし、
上司にもアンテナがあって、攻撃しやすいのかしら?と思ったり、、、。

私に仕事を用意してくれているという時点で、前職とは明らかに違うので、
ここで頑張りたいです。ちなみに、母は同居はしていませんが、毎日、
私の子ども達か私にLINEか電話をしてきて、常にいる感じです。

アドバイスいただけますよう、どうかよろしくお願いいたします。

【A】
がんばるんばさんというニックネームどおり、頑張り屋さんのところが
伝わってくる、また、相手に対して誠実に、気分を害さないよう接しようと
しているお姿が思い浮かびます。

今日のテーマは「転移」ということになるのかなと思います。転移というのは、
がんなどで、原発巣からどこか体の別な所に転移してしまって、などという
ような表現がありますけど、その転移ではなくて、心理学的な転移です。

これは深層心理学でフロイトやユングなどが扱っていた領域で、
私たちが子どもの頃、最も影響を受けた人との関係から学んだやりとりを、
知らず知らずのうちに、無意識のうちに、今現在の大切な人との関係や
やりとりに投影してしまうという、このような状態のことを言います。

幼少期の大事な関係というのは親が多いですね、特に母親。母親との関係を
自分の今の大切な人、例えば上司に、また、父親との関係を、例えば夫に、
など、そのまま移してしまうことです。

もう、がんばるんばさんもご自身でお気づきの通り、女性上司に母親を重ね
合わせてしまうとおっしゃっていますよね。では、これをどう克服していく
ことができるのかということですね。

その際、がんばるんばさんが、お母さんに対してどう「したい」のか、
という気持ちがもっとも大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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200629

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、みみぃさん(50代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも参考になるお話を有難うございます。
53歳、専業主婦。大学生の娘と夫の3人暮しです。

私の悩みは,夫に対して心を開けない事です。

きっかけは、3年程前に娘が不登校になってしまった時に、
夫に言われた言葉です。不登校になったのは全て私の過干渉のせいだ、と。

実際、娘が心の力をなくしてしまったのは私達、親2人の対応が大きな
原因だと思いますが、今は新しい家族関係を始め、娘は少しずつ力を
とり戻しています。

でも、私は夫の当時の言葉にとても傷つき、今も棘が刺さっている如く
胸がちくちくします。せめて、一緒に一生懸命子育てをしてきた夫だけには、
私なりに精一杯やってきた事を理解してほしかったからだと思います。

自分のことは棚に上げて一方的にそう言う夫の神経に驚き、
私は何も言えず、無意識の内に心のシャッターが降りてしまいました。

私からみると夫の態度にも思う所はあるのですが、当時から今も夫は
適応障害で通院し、私は夫の負担になる言動を慎しむ様にしています。

娘の辛さを感じ悲しむ私の気持ちは、なぜか夫には共感してもらえず、
私一人で泣き、カウンセリングを受けて聞いてもらいました。

夫のそのような態度には、メンタルの薬の影響も関係あるのでしょうか?  

もともと夫は、人といると疲れてしまう敏感なタイプらしく、メンタル通院
以来、一緒に出かけたり、楽しい時間を共有するという事もありません。

シャッターを上げるチャンスもなく、今の私は、夫とお茶をしたり
同じ部屋にいるのも少し緊張し、嫌です。

家族が喜ぶように、としてきた家事も買い物も、やる気が失せてしまいました。

自分ファースト、自分のコミュティを持とうと外で交流し、
元気に帰ってきて夫に話しても、共感も関心もなく、寂しくなります。
もう自分の情報を夫に何も伝えたくないと思ったり。
夫と娘が話している場にも加わりたくなくなりました。

共感されなくても心を開くには、まずどの辺りから心持ちを変えていけると
良いでしょうか? アドバイスをよろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~
 
みみぃさん、誠実な方ですね。うまくいっていなくても放り投げず、
ご家族、ご主人との関係を機能させようと真摯に取り組もうとしている
お姿が目に浮かびます。
 
まず、娘さんの不登校。これは親としてはすごく心が痛いですよね。
みみぃさん自身も、やっぱり自分が悪かったんじゃないかと、
ものすごく罪悪感に浸ったり、後悔したりしたのではないでしょうか。

そこへ、夫からの、あなたのせいだという決めつけ、、、
落ち込むのは当然です。

そんな中でも、娘さんが少しずつ新しい家族関係の中で力を取り戻している
というのはすごくいいことだと思いますし、これは、みみぃさんの努力の
おかげだと思いますよ。そこはぜひ評価してくださいね。
 
家族というものは、相互に影響し合いながら前進したり後退したりします。
誰か一人のせいで、ということはありません。全てがみみぃさんのせいで、
ということではないのです。

もちろん、その過程や結果を「反省」することはよいことです。
「批判」や「ダメ出し」ではなく、「反省」ですね。

人間は失敗を免れない存在です。精一杯やっているつもりでも、道を外れたり、
不健全な状態に陥ったりしてしまうこともありますが、でも、そこから
またちゃんと道を取り戻して、前進する力もみな併せ持っているのです。

ただ、その前進のタイミングや方法、スピードなどがみな違うので、
そこの理解が必要です。

ご主人に関しては、私から見ると、本当にみみぃさんを認めていないとか、
全てみみぃさんが悪いと思っているかというと、決してそんなことはない
のではないかと思いますよ。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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200224

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、猫財布さん(60代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
お金がなくなることへの不安感が必要以上に大きくて、困っています。

夫と今年から私大生2人の4人家族です。
自営業ですが、経済的には恵まれています。

夫はキリギリス派と自称し、好きなこと、ひとを楽しませることが大好き
で、特に倹約はしませんが、お金の出入りは俯瞰できる人です。

私は、お年玉はすぐに貯金させられる家に育ち、自分が使いたいように
使うことに罪悪感があり、親から自分にもらった遺産でも感謝してうまく
使うことができません。極度に減ることを恐れるか、目をつぶって
無駄遣いをするような使い方をしてしまいます。

どうしたら意図的にお金と付き合えるのか、ヒントをいただけたら幸いです。
~~~~~~~~~~~
 
猫財布さんはいま60代とのこと。年代的にも、また世間では老後2000万
問題などと騒がれていることもあって、将来について経済的不安を感じる
ことがおありなのかもしれませんね。

でも猫財布さんの場合は、経済的には恵まれていらっしゃるとのこと。
親御さんの遺産もあってということですから、客観的に見れば特に経済的
な問題はないというか、むしろ平均よりも豊かであるという状況ですね。

にもかかわらず、お金がなくなってしまうという不安が必要以上に大きく、
極度に減ることを恐れるということは、若干、病的な部分が読み取れる
感じがします。

じつは気づかない人が多いのですが、これは「貧困妄想」である可能性が
あります。貧困妄想とは、うつ症状の一つでもあります。

うつ症状の妄想にはいくつかの種類があります。周りに心療内科や精神科
などがあれば、いったん受診されてみるのもよいと思います。

ご自身の現在の精神状態と向き合うには、まずは受診が最初のとりかかり
としてはお勧めです。なぜかというと、それが病理から来ているんだと
いうことをきちんと専門家から説明を受けることによって納得ができれば、
医療的な解決法にも一歩大きく踏み出すことができるからです。
  
 
続きは、ビデオでお話しします……

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200217

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ミドルさん(50代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
イギリスに在住しており、最近、息子はケンブリッジ大学を受験しました。

数回にわたる筆記試験と面接を無事通過したのですが、
信じられないことに、最後の最後に大失敗をしてしまったのです。
最終面接の案内メールが迷惑ホルダーに入っていたことに気づかず、
面接に行かなかったため、不合格になってしまったのです。

ほぼ合格が決まっていただけに、この自分の大きな過失による最悪の
事態に、息子が立ち直れるか心配です。息子も私もあまりのショックに、
涙すら出ません。 二人三脚で応援してきたので、私自身も精神的ダメー
ジが大きく、眠れない日が続きました。

このような馬鹿げたミスで自分の一生に関わる大きなチャンスを逃した
息子を、怒ったり叱ったり責めたりしたい気持ちも正直ありますが、
一番苦しんでいるのは彼だとわかっているので、平静を装って励ましの
言葉をかけています。いろいろな感情が入り混じり、とても辛いです。

このような息子にどのように声をかけ、サポートしてあげたらいいので
しょうか。1週間経った今、息子は少しは落ち着いてきましたが、
他校の受験がこれからも続くので、早く立ち直って欲しいと思います。
でも、どのように寄り添ってあげたらいいのかわからず、困っています。

人生の出来事には必ず何か意味がある、息子がより成長するための試練、
息子に、もしくは私に、何かを気づかせる為にこのことが起こったのだ、
と心に言い聞かせていますが、その反面、なぜこんなことになってしまっ
たのだろうと、わたし自身、気持ちをどこに持っていったらいいのか
わかりません。

母として、どう対応すればいいのでしょうか。

また主人は長期出張中で、このことをまだ知りません。
事実を知ったら激怒するかもしれないので、それも心配です。
~~~~~~~~~~~
   
受験を頑張っている本人、そしてそれを応援している親御さんにとっては
本当にショッキングな出来事ですね。
ミドルさんのショックは想像を絶するものと推察いたします。

この出来事があってから、ご相談をお寄せくださった時点で1週間が経っ
ているわけですよね。そして、このビデオメルマガが配信されるには
もう少し日にちがありますので、それまでにはミドルさんも少し落ち着い
てきて、またいろいろな別のものの見方や考え方ができるようになって
いらっしゃるかもしれませんね。

文面からすると、おそらくケンブリッジが第一希望だったのでしょうか。
イギリスでもケンブリッジやオックスフォードは名門中の名門ですから、
そこを目指してすごく頑張ってこられのだと思います。

ただ、ここで間違えてほしくないのは、ケンブリッジに受からなかったら
人生終わりかというと、そうではないということです。

大学進学はあくまでもプロセスです。しかも外国の大学は入ってからが
本番で、大学の名前だけで入ったらOKではなく、そこで何をして卒業
するかというプロセスのあくまでも途中ですからね。

もちろん、そんなことは息子さんがわかっていらっしゃると思いますし、
どこからでもやり直しは効きます。本当にケンブリッジに入りたかったら
途中から編入することだってできますしね。

息子さんは、筆記試験と途中の面接は合格しているわけですよね。実力は
あるわけですから、他の大学もどんどん受けてみたらいいと思いますし、
大学側は、本当に優秀な人は取りたいはずですから、ケンブリッジに
どうしても行きたいのであれば、その熱意を先方に伝えるなど、
今この段階でできることもいくつかありそうです。

今回の出来事をご本人の、そしてご家族の人生にどう活かしていくのか、
心の持ちようについても私なりのアドバイスをさせていただきますね。
  
 
続きは、ビデオでお話しします……

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191202

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、まぁこさん(30代・自営業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも興味深く気付き、学び、考えさせて頂いております。
川畑先生の言葉に接することで、日常のイライラや将来の不安など、
ずいぶん消えていき、たいへん感謝しております。

今、気がかりなのは、昔の家族のことです。

私は子供の頃、都市郊外の中上流家庭で育ってきました。
年子姉妹の下の子だったので、家族の中でも近所の方々などにも可愛がられ
てきましたが、両親の仲の悪さや見栄を張ること、差別的なことや浪費癖が、
幼い頃から辛かったのです。大人になって、自分が家庭を築く時は、
何より仲良しであること、周りのどんな人も受け入れることを課しており、
田舎移住をして、子供達も元気に幸せに暮らしております。

実家とは疎遠になっており、いずれ修復はしたいのですが、両親に会うと
すごく後ろ向きなエネルギーを大量に使うので、今はまだ避けたままで
いたいのが本心です。姉とは子供の頃、苦労を共にした仲でもあり、
つかず離れずお互い大事な存在なのですが、この一年で姉への印象が
ずいぶん変わってしまいました。大事なものや生き方がどうにも
かみ合わず、リラックスしたやり取りができなくなりました。

私は今の家族が何より大事で、子供たちが大きくなっても近くで仲良く
支え合いたいのですが、自分が昔の家族と疎遠になっていたら子供たちも
同じ道をたどるのでは、親や兄弟のことで苦しむのでは、と思うのが辛い
です。けれど関わって振り回されるのは、まだ耐えられません。
そして姉には幸せを見つけてほしいです。競争心ばかりでなく、安らぎを
知ってほしいです。

昔の家族に恩を返すこともできず、わがままばかりな自分が、
時々悪い人間のような気がします。行き詰った時、私はどんな心持ちで
いればよいのでしょうか。 
~~~~~~~~~~~

まぁこさんのご家族への思いやり、そして誠実さが感じられるご相談
内容ですね。きっと、このお話を聞きながら「そんなの離れていれば
いいのよ」なんて思っている人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな中で、自分はネガティブな感情を持ってしまうけれど、それでも
ちゃんと家族と向き合いたいというしっかりした考え、誠実さが本当に
よく伝わってきますね。ご立派だと思います。

まぁこさんの不安点として、ご両親のことよりも自分の子どもとの将来の
関係、あと、お姉さんも安らぎを持って穏やかに生きて欲しいと願われて
いるとのこと。

ご両親との関わり合いに関しては、適度な距離感が必要です。もっとも
今まだまぁこさんの心の準備が整っていないのであれば、今のような
距離感で構わないのではないでしょうか。

家族だからといって常にべったりいていなければならないとか、月に1回
は話さなくてはならないとか、そんなルールもありませんし、大事なのは、
家族の中に平和や調和がもたらされればいいなぁというまぁこさんの思いです。

希望は常に持ち続けること。そして、それがすぐ来月とか年内にとか、
そんなふうに起こることはなかったとしても、それぞれに人生で必要な
プロセスがあると受け止めることです。

親には親の必要な課題、プロセスがあって、お姉さんにはお姉さんなりの
必要な課題やプロセスがある。もちろん、まぁこさんやお子さんにもそう
だと思うのです。

なので、ネガティブな気分になるのに、相手の価値観と自分のそれが
合わないのに無理に合わせようとか、我慢しようとする必要は、
必ずしもないかもしれません。

ただ、家族として最低の交わりというか、つながりは保っておきたいと
いうのは、きっとまぁこさんのご希望でしょうから、それが年に1回なの
か2回なのか、お盆や暮れなのか、お正月なのか、そういった時には、
顔を見せ合って互いの近況をアップデートしたり、思いをかけ合ったりと
いうことを、行事的にする程度でもいいのかもしれませんよね。

常に仲良くなければいけないという考え方は捨てて、家族といえど
いろいろなスタイルがある、家族でも適度な距離感が必要なことはあると
考えるようにしてみてください。

お子さんへの影響については、心配は要りませんよ。彼らには、ポジティ
ブ良きものは教師にするし、ネガティブなものは反面教師にするという
叡智がちゃんと備わっています。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、わんこさん(40代・派遣社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも周りとは違った視点でのアドバイスに、ハッとさせられている
一読者です。

先日、言葉の暴力についての悩み相談に、先生は幼い頃からの蓄積された
劣等感が原因なのでは、と回答されていましたが
http://www.kawabatanobuko.com/blog/3856 )、
相手より有利に立ちたいと思うことにも、強い劣等感にも、いまひとつ
ピンと来ないのですが、実は私もその悩みを抱えています。

 
主人とは常に平行線で、私が合わせることでしか話に折り合いがつかない
ので、何があっても一人でなんとかするか、諦めるか、で5年経ちます。
話合いはほとんどしません。

 
ただ、小学生の一人娘が最近反抗期に入ったせいか、何かと私に楯突く
ことが増え、その度に「反抗期は成長の証」と、なるべく落ち着こうと
努力はするのですが、その抑制が逆に反動になってか、言わなくてもいい
ような言葉まで言って娘を傷つけてしまいます。

 
一つ思い当たるのは、私の実の母が、今の私と同じ様だったということ。
子供の頃は、何かあるとずっとくどくど叱られ続け、虫の居所が悪い時は
ヒステリックに金切り声を荒げました。でも子供の私は何処にも逃げ場は
なく、ただ泣いていました。

 
母は怒りが収まらないと手もあげるのですが、怒りさえしなければ子供
思いの母ではあったので、仲は悪くはありませんでした。でも、その嫌な
記憶が今の私と重なります。私自身が本当に辛かったので、母のようには
なるまいと心底思い、怒った母には嫌悪すら抱いてきましたし、母は母、
私は私と考えるのですが…。

 
娘にもなるべく感情的にならないように努力していますが、反抗期がゆえ
に娘本人の言い分も主旨がブレブレだったり、本末転倒なことを平気で
言うので口論が絶えませんし、最後は昔の私のように、ただ泣くだけです。
娘も辛いと思います。私も白髪がどっと増えました。
 
何卒、良きアドバイスをいただけますと有難いです。
~~~~~~~~~~~

娘さんと真摯に向き合う、わんこさんの姿が思い浮かびます。
 
娘さんや息子さんをお持ちの視聴者の方には「あるある」と頷いていらっ
しゃる方も多いのではないでしょうか。特に、思春期の反抗期にさしかか
っているお子さんの親御さんにとっては共通の悩みだと思います。

わんこさんのお悩みの一つとして、自分の実の母が、お母さんがそうだっ
たから私もこうなってしまうのか、そうはなりたくなかったのに、という
ことがあるかと思います。

確かに、私たちは親の影響を受けます。そして、日常生活の中で風景の
ようになってきて、やりとりが無意識に刻印されていきますね。

頭では、意識的なレベルでは、こうなりたくないな、ならないように
気をつけようと思っているのに、いつもその風景というか形式があって、
そんな環境にさらされていると、あのときはこのように親に接していた、
ということを無意識が覚えています。

そして、ある事態に直面して、どうしていいかわからないとき、この記憶
の中に蓄積されているものがパッと出てきて、理性が働く前に反射的に、
感情的に、「ああ、やっちゃった」ということはあると思います。

感情のコントロールというのは、怒りがあるときに怒らないようにしよう
と抑圧することではありません。
 
無理に抑えつけてしまうと、わんこさんがお気づきのように、それが
いつか噴火してワッと、あることないこと、言わなくてもいいような
ことまで言ってしまいます。爆発の反動で、要らぬことを言って相手を
傷つけてしまうこともあります。

そのときに、これは何のせいだと原因を見ていくことも大事かもしれませ
んが、仮にお母さんのせいだとしても、そう言ったからといって解決する
ことでもありませんね。

その部分に関しては、お母さんのようになりたくなかった、でも自分も
やってしまったということによって、お母さんの苦しみも、わんこさんが
理解してあげてください。

お母さんもきっと、これは理不尽だと思いながらやってしまっていたのだ
ろうなと。お母さんにもこんな苦しみ、痛みがあったのだなと。そして、
くどくど言っていたのも本意ではなく、残念ながら感情コントロールの仕方
がわからなくて、あれが彼女がその時点でできる精一杯だったのだと。
 
そういったことをわんこさんが深く理解することは、単にお母さんのせいだ
と決めて責めるよりもずっと、私たちを癒してくれることでしょう。

そして、このような深い理解は、娘さんとのコミュニケーションにも適用
することができます。

続きは、ビデオでお話しします……

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