Purple Lavender and Yellow Flowers

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【Q】非協力的な夫に限界です

夫・娘二人の四人家族です。
娘たちはそれぞれ精神疾患を抱えています。

夫は子育ては全て私任せで
不登校になったときも、学校はおろか、
カウンセリングに一緒に行ったこともありません。

自分の親のためなら会社を休んでも、
私が大怪我をしたときも、娘たちが大変だったときも、
一回も会社を休みませんでした。

今も、病院に同行するのも家族に会に行くのも
病気の勉強会に行くのも私だけです。

何の話だったのか聞きもしません。
むしろ聞きたくないと言われました。
自分は自分で勉強しているそうです。

一緒にいても孤独感しか感じません。
いっそのこと何もかも投げ出したくなります。

最近は、昔に言われた嫌なことを次から次に思い出し、
怒りで爆発することもしばしばです。

娘たちの病気のために悪いことは分かっているのですが、
夫を許せないと思う気持ちが続きます。
我ながらしつこいなと思います。

夫は私より忍耐強く子どもには接しています。
それは以前より変わってきたと思います。

夫が変わるよう働きかけるのにはもう疲れました。
私が変わるしかないのでしょうか・・・。

でもどうすればよいでしょうか?

川畑先生 よろしくお願い致します。

【60代 パート 匿名希望】

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FROM 川畑のぶこ

【A】結婚観の摺合せのないまま結婚し、
その後数十年共に暮らす。

その間お互いに、あるいは片方がずっと忍耐を続け、
ある時点でその忍耐も限界に達してすべてを投げ出し
たくなるというのは珍しいケースではありません。

とくに、大きな病気や怪我、また事件や事故などの、
人生でも比較的大きな出来事において、
このような問題は浮き彫りになりやすいですね。

このようなときに、夫婦が直面することを避けること
なく、意を決してフォーマルな話し合いの場を持ったり、
夫婦カウンセリングをするなどして、価値観の摺合せ
をしてみると、それはお互いの勘違いや理解不足で
起こっていると気づくことも多いものです。

妻の思い通りのかたちで、夫は家族のことを理解したり
協力したりしていないにせよ、
夫なりに(時として妻の好まない形で)家族のことを
理解していたり、協力していたりすることがあります。

それでも、「彼なりに思いはあったんだ」ということ
が確認できると、安心感につながるものです。

男性は女性に比べ、問題を解決するときに、
人に頼らずに自分自身で解決に挑むという人が多く、
相手が問題を抱えているときにも、自分がして欲しいように、
すなわち、自己解決するのに任せる、という姿勢をもつ人
が多いものです。

それはある種、尊重の姿勢でもあるのです。

一方、女性は率先して周囲と相談したり助け合ったり
しながら問題解決することを好む人が多く、
相手にとってもそれが良いと思っていることが多いため、
相手の「任せている」姿勢を「放棄」ととらえてしまう
ことがあります。

それぞれの問題解決のパターンや、コミュニケーション
スタイルの好みを把握しておくことは、
すれ違いを減らしたり無くしたりするために大切な
プロセスとなってきます。

まずは、頭にきた時の流れからではなく、普段の冷静な
とき、またできれば比較的互いの機嫌が良い時に
フォーマルな話し合いの時間を設定することをおすすめします。

できれば、話し合いの時間もあまり長すぎず、
20-30分の時間で設定し、話し合いの要点をまとめておく
ことをおすすめします。

もちろん、本当に相手が家族関係や夫婦関係を放棄している
場合もあるでしょうし、そうであれば、見過せる問題では
ありませんので、夫婦関係を継続するのか否かを含めて
検討していくことが大切になってくるかと思います。

相手が「いかなる状況下においても」話し合い自体をしたく
ない、という姿勢を決めているときは、夫婦関係そのもの
について考え直す機会でもあるかもしれません。

ただし、まずは、自分自身のエネルギーを整えたうえで、
機嫌よく話し合いの提案や、話し合いそのものをすること
を心掛けてみてください。

自分のエネルギーを高めるためのポイントとしては、
夫と別居や離婚となったなら、
どのように自分自身を満たしていけるか?
という問いに対する答えを、今日から始めることです。

夫が居ても居なくても、自分自身のニーズを満たせることが
わかると、問題解決も楽になってくるはずです。
中には忍耐や無理をやめて、自分を満たす生き方をしはじめたら、
離婚する必要すら無くなったというケースも多々あります。

相手そのものの問題ではなく、相手に対する期待や依存心が
強いことがストレスの原因のこともあるのです。

まずは、相手が思い通りになることで満たされるという姿勢
を手放し、相手がどうであれ、自分を満たすための時間や場
を出来る限り確保することから始めてみてください。

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【Q】反抗期の息子に困っています

中1の息子をもつ母親です。
最近、息子がカードゲームやパズドラにはまり、
勉強をしないことにいつもイライラしてしまいます。

やることをやってるのなら、ゲームも息抜きにいいとは
思いますが、やってると言いながら全く行動が伴わず、
言い訳ばかりです。

反抗期突入で、そっと見守る位がいいことは
充分頭ではわかっているのですが、
どうしても息子のやることなすことが気になり、
ついつい口出ししてしまい、いい合いになってしまいます。

どうすれば、息子と良い関係が築けるでしょうか?

【40代 サービス業 はぴはぴ様】

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【A】FROM 川畑のぶこ

勉強もせずにゲームばかりしている息子にイライラする。
はぴはぴさんのお悩みは
ティーンエイジャーの子を持つ母ならではですし、
多くの人々の共感を呼ぶのではないでしょうか。

まず、それがゲームであれスポーツであれ、
遊びに関しては、息抜きには良いという考え方がある一方で、
遊びで充電されたからこそ勉強や仕事など取り組むべきことに
集中できるという考え方もあります。

パーソナリティーによっては、やることをやってからでないと
遊ぶのが気持ち悪い人もいれば、遊んでからやるべきことに
取り組むことで効率よくなる人もいるのです。

過去に私がカウンセリングした10代の子どもと親のケースには、
「塾や家庭教師をつけてびっちり勉強の時間をとっているのに
なぜなのか」と、学年で最下位に近い子どもの学業成績を嘆く
親のものがありました。

一向に成績は上がらないどころか、集中力がなく、
じっとしていられないと言います。

確かに、カウンセリングの最中も、その子は
診察室をあちこち見まわし、手に届くものを片っぱしから
触りながら、ソワソワしています。

母親抜きでカウンセリングをすると、
「週末くらいは思いっきり遊びたい」と吐露しました。
聞くと、1週間のうち6日間、塾やら家庭教師やらが
入っているそうです。

母親に勉強の時間を減らすようにすすめると、青ざめて抵抗
しました。そんなことをしたらもっと学力が低下すると。

ところが、これまでの状況が機能していないのも、
これ以上勉強の時間を増やせないのも承知です。
泣く泣く、週に2回の家庭教師以外は、特に勉強を強要せず、
好きに遊ばせるようにしました。

するとどうでしょう、子どもはあれよあれよという間に、
学年でトップ10に入る成績になったのです。

勉強と遊びのバランスに関しては、まず子どもの
パーソナリティーを見極めて関わり合うということを
大切にされてみてはいかがでしょうか。

また、十代に反抗期が訪れるのは至極健全なことで、
彼が大人になるために必要なプロセスです。

良い関係とは決して波風の立たない関係のことではないのです。
たとえ波風が立つことがあったとしても、深いところで
信頼関係があり繋がっているからこそ、起こっているものも
あります。それは良い関係です。

十代で親に従順な息子という方がよほど不健全で、
将来が心配です。

よって、起こる必要のあることが起こっていると
抵抗せず受け容れてみる姿勢は肝要でしょう。

ガミガミ言うことが機能するなら良いですが、
恐らくNOではないでしょうか。

親が「ガミガミ言わなければやらない」という姿勢を貫くのなら、
子どもは「ガミガミ言われるまでやる」という姿勢を貫くでしょう。

「見守るしかないと分かっているとのことですが、
どうか、見守るのではなく「子離れする」ことを意識されて
みてください。

子どもの健全な巣立ちを促すのに、親があえて子どもから
離れるのです。

言いたい気持ちはあっても、あえて口を出さない。
そのためには、執着を捨てる心構えが必要となるかと思います。

息子さんは、はぴはぴさんの思い通りの人生を送らないかも
しれません。それでも、子どもなりに人生を切り開いていく
ということを信じてみてください。

失敗をするかもしれませんが、そこから身をもって何かを学ぶ
かもしれません。

親は子どもから失敗する権利を奪ってはいけないのです。
勉強をしなかった結末をきちんと自分で体験させ、
責任をとらせるのです。

取り返しがつかないことになる訳ではないでしょう。

思春期以降の子どもの親に出来ることは、子どもが今後
どんなに失敗をしても、どんなに人生の苦難に直面しようとも、
それを深い愛情で受け容れ包み込む存在でいるということ
ではないでしょうか。

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flowering tree lilac as symbol spring awakening nature

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【Q】どうやって生きていこう…

どうやって生きていきたいかが、わかりません。

私は28歳の独身です。
誰もが通る道だと思いますが、これからどのように
生きていきたいのかに悩んでいます。

20代の前半までは声優に憧れていました。
声優の学校を探し体験入学もしてみて
入るつもりでいました。

しかし、なかなか仕事の休みが取れず、
仕事を変えてみました。

しかし、また、希望休日が取れなかった、
お給料も下がったので行けないでいました。

そんな悩みに付け込まれて、マルチ商法に誘われました。
借金を作る前に辞められましたが、貯金はなくなりました。

20代も後半になり、周りはどんどん家庭を築いていくので
結婚願望が芽生え、夢は諦めました。

すると、なんで今の医療事務の仕事をしているのか
わからなくなりました。

自分がどうやっていきていきたいのかという答えは、
どうしたら見つけていけるのでしょうか?

【28歳 女性 まるこ様】

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FROM 川畑のぶこ

人生の目的は幸福を体験すること。

これは私の師である、
カール・サイモントンの言葉です。

長い人生の道のりで、私たちは時として
方向性を見失うことがあります。

そのような時に、道しるべとなるのが
喜びセンサーです。

「いったい私は何に喜びや深い充足感を得ること
ができるのか」ということに向かい合い、
取り組むということです。

さて、いったいまるこさんは日常生活の中で、
どのような時に喜びや幸せを感じるでしょうか?

声優になれれば人生は開けたはず、
休みさえあればその道を歩めたはず、
お金さえあれば時間がとれたはず、

みんなのように結婚して家庭さえ築ければ
幸せになれるはず。

でも、それをしたら夢をあきらめなければいけない…

まるこさんの幸せに対する姿勢には
ある一定のパターンがあることにお気づきでしょうか?

そのパターンとは、
「幸せは『何か』が手に入れば得られる」
というものです。

憧れの職業を手に入れば、
時間が手に入れば、
お金が手に入れば、
結婚ができれば、
家庭が持てれば、、、etc.

外的な条件が整ったなら、自分は満たされる。
あるいは、幸せは、それらの『何か』が足りないから
得られない、というものです。

幸せは外的な条件に依存するというものですね。

さて、それでは本当にそれらが得られたのなら、
幸せな人生は訪れるでしょうか?
それは明らかに事実でしょうか?

経験上、このような思考のクセがある人には
たとえ、外的な条件が整ったとしても、
一時的な達成感や充足感は得られるかもしれませんが、
それらが長く続くことはありません。

すぐにその環境の中に「何か」足りないものを見つけ出す
という傾向があるように思います。

その他の「何か」さえあれば幸せになるはずなのに。
と、持っているものや、やっていることは
以前と変わったように見えても、それらとの関わり方、
すなわち、あり方が変わっていないのです。

逆に幸せに人生を切り開いている人の特徴というのは、
どんな条件の下にいても、
その中に満ち足りる要素を見つけ出し、
それを堪能し、讃える力を備えています。

何をもつかとか何をするか(DOING)ではなく、
どのようにそれらと関わるか(BEING)の部分を
大切にしているのですね。

決して自分の思い通りではないけれど、
人生に無駄なものはなく、
どのような場からも、何かを学ぶことができ、
それを次のステップに生かすことができるという姿勢で
ものごとと向かい合う姿勢です。

まるこさんにはぜひ、今身の回りに起こっていることで、
ありがたいと思えることや喜ばしいことに目を向けること
を意識する習慣を身につけていただきたいと思います。

また、条件が手に入るという結果に幸せを求めすぎず、
それを目標にしつつも、純粋に心がときめくからという
理由で物事のプロセス自体を楽しむことを
意識してみてください。

喜びは喜びを生み出すことにも気づかれることでしょう。

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【Q】潔癖性の人の心理とは?

まわりで潔癖症だったり、掃除の妥協が一切できず
毎日しんどいと言っている方がいます。

片づけをせず物を持ちすぎることが
断捨離ではよくとりあげられていますが、
こちらのケースはどんな心理状態なのでしょうか?

【はなまる様 40代 主婦】

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【A】FROM 川畑のぶこ

「モノを持ちすぎる」ことを断捨離は問題視していますが、
どの文節を強調するかで、意味合いが全く逆になってきますね。

「持つ」ことを問題視しているのか、
「すぎる」ことを問題視しているのか。

断捨離は、「過剰を取り除く」というのが基本コンセプト。
「全てを取り除く」と勘違いしている例が散見しますが、
これは誤った解釈です。

過ぎたるは及ばざるがごとし
持ち過ぎも、持たな過ぎも問題を起こします。

溢れすぎて困っているのなら減らしましょう。
足りなくて困っているのなら増やしましょう。
これは調和的人生を送る上での基本姿勢でしょう。

モノに関しては、現代は溢れかえって困っている人が多い
ので、減らすことの重要性が説かれているわけです。

さて、潔癖症の心理状態に関しては、それが健全なのか
病的なのかということがポイントとなると思います。

単純には、そのことでその人が困っているか困っていないか
ということに二分されます。

健全なケースは単なる綺麗好きです。
丁寧に片づけをしたり掃除をしたりする。
また、几帳面で、ものごとを細やかにきちんと行う
という人です。

これ自体は全く問題の無いことで、その人の
パーソナリティーです。「したい」からやっていることで
あって、このことで日常生活に支障が出ることはありません。
むしろ、周囲から好感を抱かれることも多いでしょう。

では、病的なものはどのようなものかというと、
そのことで日常生活に支障が出てくるものです。
また、好きだからそうしているのではなく、不安や恐怖から
それらを回避しようとして行動が駆り立てられます。

ばい菌などで汚れるから、他人を自分の部屋に入れないようにする、
そのことで健全な人間関係が損なわれてしまうケースとか、

他に優先順位が高いことがあるのに、清潔にするために
(たとえば何度も手を洗うなど)時間がかかってしまって
他の大切なことも後回しになってしまうとかといった状態です。

「したい」わけではないのに
(むしろこんなこと「したくない」のに)
「せねば」と思っている状態ですね。

専門的には潔癖症とはいわず、「強迫性障害」というものが
病的な潔癖症の人に使われる診断名となるかと思います。

清潔にしようとすることにとらわれてしまい
わかっちゃいるのにやめられないと、本人も疲れを感じています。

強迫的に清潔にするのとは反対に、強迫的に溜め込んでしまう人
もいます。

人からみれば全く役に立たないモノであったり、価値が無いモノ
に固執して、それらを大量に集めて捨てることが出来ないのです。
部屋がガラクタで埋め尽くされ、そのことで苦痛を感じたり、
周囲との関係に害が及びます。

「とらわれている」ことで苦しみがあることに、両者に変わりは
なく、根は一緒です。

このような病的な状態に陥ってしまった場合には、
「観念」を捨てることが大切になってきます。
「ねば」とか「べき」とかという思いにとらわれてしまっている
のなら、ひと呼吸おき、「ま、そうでなくても人生は機能する」
とゆとりをもって構えてみることです。

実際に、過去を振り返ってみると、不潔であったが故に人生が
損なわれたことよりも、清潔にこだわりすぎたから人生を損な
っていることが多いことを確認してみます。

溜め込んで困っている人なら、それらが無くて困ったことよりも
溢れて困っていることが多いことをきちんと確認します。

「こだわり」や「とらわれ」を捨てる練習をしてみてください。
実際にそれらにこだわらずとも、大丈夫だったという
体験を重ねていくことは勇気に繋がると思います。

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