あすかさん(50代・女性・派遣社員)
のご相談にお答えします。
【Q】いつも川畑先生の
的確で温かなアドバイスに励まされ、
自分自身に当てはめながら
勉強させていただいています。
「どんな小さなことでも相談してください」
とのお言葉に背中を押され、
思い切って相談させていただきます。
私は14年間勤務した職場を退職し、
転職を考えていた時期に、知人から
「新しく開業するので一緒に働かないか」
と声をかけていただきました。
信頼していた方からのお誘いだったことも
あり、思い切って転職しました。
仕事は専門的な内容で、
勉強しながら取り組んでいましたが、
私は物覚えが早い方ではなく、
なかなか思うように戦力になれませんでした。
その後、正社員として男性が入社し、
人件費の関係から
「誰か一人の勤務時間を減らしたい」
という話になりました。
そして数か月後、私に対して
勤務時間を減らしてほしいと言われました。
私は、当初聞いていた条件と違うのでは
ないかと伝えたのですが、
「契約は更新制です」と言われました。
私は更新制だと知っていたら
転職しなかったと話したところ、
「半年間あなたの仕事ぶりを見て、
戦力にならなければ更新しません」
と告げられました。
結局、その言葉を受けて
自分で転職先を探し、退職しました。
その後の転職先も業績不振により
契約更新がなくなり、
一時はアルバイト生活をしましたが、
現在は派遣社員として
希望に近い仕事に就いています。
客観的に見れば、その出来事から3年が経ち、
仕事もあり、前に進んでいるはずです。
しかし、今でも当時のことを
何度も思い出してしまいます。
突然条件を変えられたこと、
自分の能力を否定されたように感じたこと、
信頼して転職しただけに
裏切られたような気持ちが
残っているのかもしれません。
過去の出来事だと
頭では理解しているのですが、
心がついていかないようです。
本当の意味で前に進むためには、
私はこの出来事とどのように
向き合えばよいのでしょうか。
ご助言いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
【A】あすかさん、
とてもつらい経験でしたね。
信頼していた相手からの出来事だからこそ、
傷は深くなりますし、
「もう過去のこと」と頭で分かっていても、
心が追いつかないのも
自然なことだと思います。
ただ、私は今回のお話を伺っていて、
あすかさんの苦しみは
「仕事の評価」と「自分という人間の価値」
が心の中で結びついてしまっていることに
あるように感じました。
仕事上の判断と、自分自身の存在価値は、
本来別のものです。
今回の経験は決して望んだものでは
ありませんでしたが、
この出来事から何を学び、これからの人生に
どう生かしていくかによって、
苦しい経験を”傷”のままで終わらせることも
“成長”へと変えていくこともできます。
傷ついた出来事を「人生の学び」へと
変えていく考え方や、過去に縛られず
前を向くためのヒントについて、
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