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FROM 川畑のぶこ

みかんさん(70代・女性・無職)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。78歳の女性です。
5年前に夫を見送り、一人暮らしです。

隣県に住む一人娘が時々
様子を見にきてくれるので、
今は特に不安なく過ごしています。

そんな私ですが、昨年から
年賀状を続けるかどうか悩むようになり、
どうしたものかと考えています。

今年もその時期になり、
川畑さんに訊いてみよう!と思いました。

私にとって年賀状は
若い頃からの友人や昔の職場仲間、
そして学生時代の親しい人たちとの
年に一度の大切なつながりです。

今はお互いに遠くに住んでいても、
年賀状で近況を伝え合えることが
心の支えとなってきました。

しかし、同世代の友人や少し目上の方から
「年賀状じまい」を知らせる挨拶が
ポツポツと届くようになり、
自分もその時期に来たのかと
考えることが増えました。

年賀状を出すことは正直、
歳を重ねるごとに
少しずつ大変になっています。

体力の低下もあり、ただでさえ忙しい
年末年始の準備に追われる中で、
毎年の枚数を書くのも
手間に感じるようになりました。

ここ数年は、娘のサポートもあり
スマートフォンやメール、LINEなども、
非常にたどたどしいながらも
必要最低限は使えるようになり、

「年賀状でなくても連絡は取れるかも
しれない」と思う一方、やはり
「年賀状には特別な温かみがある」
とも思います。

友人たちが年賀状じまいを始めている
中で、自分も手を引いてよいものか、
それともこれまでのように続けるべき
なのか、決めかねています。

年賀状をやめることで関係が途絶えて
しまうのではないかという不安もありますし、
「ついに年賀状じまいか」と思われて
しまうのも少し寂しい気がします。

それ以前に、私の場合、
すべてのやりとりをデジタルに
切り替える勇気もスキルもないだけに、
アナログの年賀状をいつまで続けるべきか
悩んでいます。

とはいえ、この先、年賀状書きは
ますます体力的に負担になることも事実で、
自分の体力と相談しながら、
なるようになっていくのかな?
とも思う自分もいます。

私のようなアナログ世代の
「年賀状じまい」について、
ぜひアドバイスいただけたら嬉しいです。

【A】この時期、そろそろ年賀状の準備で
同じように悩んでいらっしゃる方も
いらっしゃるかもしれませんね。

すごく難しい問題ですね。

みかんさん、「どうするべきか」と
悩んでいらっしゃるようですが、

ここは「こうせねば」「こうすべき」、
「ねば」「べき」はちょっと捨てて
「どうしたいか」というところを
見ていただきたい思います。

手はかかるのだけれども
ぬくもりが感じられる。

どっちの方がみかさんにとって
比重が高いのだろうと考えてみてください。

おっしゃる通り、歳を重ねるごとに
今までの量の年賀状書きをするというのは
負担にもなってくることと思います。

ですので、お知り合いの方たちも
年賀状じまいをするようになって
そんな便りが届くようになったのだと
思うんですね。

みかんさんも「今」はどうなのか。
来年のことは置いておいて、
今年はどうしたいか。

自分の体力と相談してみてどうなのか。
どうしたいのか。

「べき」というのはありません。
これはみんな自由です。

また、今年こうしたから
来年以降もずっとそうしなければ、
ということもありません。

毎年違ってもいいし、
徐々に変えていってもいいのです。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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Influences,Of,Family,Environment,On,Personality,Traits.,Conversation,And,Impact

Q:嫌いな人を過度に嫌って、
相手からも嫌われようとしている自分がいます

価値観の違いから、嫌いな人がいます。

いつもなら、嫌いな人には近づかず、
離れることを選択します。

しかし、子供の通う幼稚園のママで、
子供たちが仲も良く、離れることができません。
なので、表面的な関わりをしていました。

しかし、ある時、嫌なことを言われたりされたりして、
私自身がとても傷つき、感情も大きく揺さぶられました。

それから、その人から嫌われようとしている自分に
気がつきました。

嫌われるなら、徹底的に傷つけて、
もう2度と会うことがないくらいの関係になりたいと
思っている自分がいました。

自分と自分の関係性は
とても良くなっていると思っていたけれど、
この心理は一体何なのか、正直わかりません。

思い返してみると、昔の恋愛もそうでした。
別れを告げられてから、それだったら徹底的に
嫌な人になりたいと思っていたことがありました。

自分が振る場合も同じで、
嫌な言葉を吐き捨てて、別れました。

この頃は、自分との関係が悪かったのですが、
まだこの私が私の中にいるようです。

それに気がついたはいいけれど、
嫌いな人を過度に嫌うところがどうしようもありません。

気がつくと、嫌な人を思い浮かべ、
その人にどんな風に、嫌な私で嫌われるか考えています。

とても苦しいです。

アドバイスをいただけたらうれしいです。
よろしくお願いします。

【ラクシュミー・30代・女性・公務員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

自分だけのことであれば、
単に距離をおけば良いだけの人間関係も、
子どもが絡むとそう簡単にはいきませんね。

自分で選ぶことはできない人間関係であり、
子どものことを思うからこそ、
ご自身の気持ちを抑圧してがまんしてきた
ラクシュミーさんだと思います。

けれども、その限界が来てしまったのですね。

私たちはみな、価値ある存在でいたいですし、
常に他人との関わりの中で
自分の存在価値を確認したいものです。

自分と異なる価値観の人がいたときに
脅威に感じて過剰反応してしまうのは、
自分の価値が損なわれるという幻想をもつからです。

今回、ラクシュミーさんが体験されたように、
相手に嫌なことを言われたりされたりしたら
怒りを持つのは当然のことです。

ただ、それをどのように表現するかが問題であり、
表現の仕方によってご自身の心の状態が
把握できることと思います。

「今の言葉には傷つきました」
と相手を攻撃することなく、
率直なフィーリングを伝えることは、
自分も大切にして相手にも配慮した姿勢だと思います。

一方で、嫌われているんだから、
こっちも相手を嫌う態度をとって
とことん嫌われるように仕向ける、という、
やられたらやり返す姿勢は、

相手と自分とでどちらが優位かを争う
マウントの取り合いであり、
怒りや攻撃は自分のパワーを感じたいための、
無意識で防衛的な行為でもあります。

私たちは怒っているときや攻撃しているときは、
なんだか自分が強くなり、
パワーを獲得したような気分になれるのです。

でも、これは裏を返すと、
そうでもしないと自分は無価値になってしまう、
という恐れを隠す行為でもあります。

深い部分では、自分は自分、相手は相手で良い、
どちらにもそれなりの正解があり価値がある、
ということを認められていないので、

どちらが正しいか、白黒はっきりさせて
自分の価値を確認しようと、
不毛なパワーゲームに陥ってしまうわけです。

自己肯定ができている人は、
自分が正しくあるために、
相手を不要に貶める必要はありませんが、
自信がない人は相手を悪者化して
自分が正しくないとやってられなくなります。

では、このスパイラルから脱却するには
どうしたらよいのか?ということに関しては、

相手が嫌なことを言ったりしたりしてきたときに、
相手も自分の価値を認めることができずに、
不器用なやり方で
(私を貶めて優位になることで)
それを確認しようとしているんだなと、
相手の見方をシフトしてみることです。

相手は強い人でもパワフルな人でもなく、
自身の価値を疑い、自信が持てなくて困っている、
弱さを備えた人です。

「私と同じ課題を持った、困っている人」
でもあるかもしれませんね。

そのように相手の行動の表面的な部分でなく、
根を見るようにしてみると
過剰反応をしなくて済むようになり、
時間の経過とともに、
慈悲の気持ちも湧いてくるかもしれません。

どちらが正しいか?を争わずに、
どのように違うのか?という多様性を、
愛ある好奇心をもって見つめるようにしてみてください。

物事を深く理解する姿勢は、
ラクシュミーさんを過剰反応から解き放ち、
軽やかにさせてくれることと思います。

 
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

こころさん(40代・女性・看護師)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。
いつもYouTubeを拝見し、
大変参考にさせてもらっています。

私の悩みなどちっぽけで
相談してもいいのだろうかと思い
かなり迷いましたが、

眠れなくなるほどになることもあり、
思い切って相談させてもらいます。

結婚19年になる主人のことです。

私は、こんな家庭にしたいという理想
が強く、主人は受け身の性格なので、
家庭を築いていく上での決定権は
ほぼ私にあり、

主人はそれについてきてくれるという
感じでやっています。

ただ、共働きフルタイムの仕事、家事、
こだわりが強く発達障害のある
ひとり息子の育児、

また、ペットで犬とウサギを飼っており
その世話もあります。

これらすべて、一人で責任を
背負いやっていくのは大変で、
何度も喧嘩をし、話し合いをし、
ようやく少し家事とペットの世話を
やってくれるようになりました。

私は息抜きと楽しみとして
30年来推しの音楽バンドの曲を
聞くことがあるのですが、

主人もなぜかこっそり聴いて、
私より知っているなどと
競ってくるようになりました。

私は、じゃあ一緒に聴いて楽しめる
と思い、これもいいよーと提供しても、
それをじっくり聴くのではなく、

それならばこれもあると
似たような別の人の曲を出してきたり、
何だか音楽の感動を分かち合うというより
何かを競っている感じになっています。

推しのバンドを別のバンドに乗りかえたら、
主人もまた同じのを聴き、
私よりも前から知っていたなどと
また競ってきます。

その他の娯楽やファッションまでも
私が興味を持ち出したことを
こっそり自分も真似たりして、

でも一緒に楽しむのではなく
何となく競ってくるので疲れます。

会話も、主人は自分がどう思っているか
感じているかなどはあまり出さず、

何か知っていることがあったときのみ
話すのであまりおもしろくなく、
こんな主人との関係に疲れるのですが、

疲れず、楽しくやっていきたい私に
何か良いアドバイスを
いただけないでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。

【A】ご主人とご自身の感覚の違い
というのでしょうか、
そこがいまいちしっくり来なくて
ちょっとモヤモヤしたり
イライラしてしまうのですね。

おそらく、パーソナリティ的に
ご主人は知識をすごく大事にする人
なのではないかなと思います。

一方、こころさんは
フィーリングとかハート、感覚と
いうのを大事にする人なのでは
ないでしょうか。

ご主人は、雰囲気とか感覚とか
フィーリングより、

知識とか何か整理するとか
そういうことに長けているのでは
ないかなと思うんです。

ですから、情報がものすごく大事で、
情報を共有したい。

こころさんは感覚を共有したい人、
感動を分かち合いしたい人。

でも、ご主人は情報を整理して
それを共有したい。

だから、彼なりのベストを尽くして
情報収集をして、こころさんと
交流しようとしているのではないかな
と思うんですね。

彼は決して、こころさんと競おうと
しているのではなくて、

基本的に知識欲があって
知識をたくさん身につけて
それを世の中にも自分の大切な人にも
役立てたいという思いが強いのだと
思います。

ご主人とこころさんとでは
パーソナリティも違うし
心理的な欲求の満たし方も違うので、

そこを区別して接してみることを
お勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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Q:23歳の娘のことで相談させていただきます。

浪人、留年をして現在医療系大学の4年生、
あと2年あります。

自宅から電車通学していますが、
入学当初から1人暮らし希望でした。

第一希望の学校ではなく、
合格していた他県の大学に行きたかったのに
私と夫が近くの大学を勧めた経緯があります
(無理強いはしていませんし、
最終的に決めたのは本人です)。

マイペースで部屋が片づいた状態は見たことないし
何事も時間ギリギリで動くタイプです。

私と夫は割と勤勉なほうだと思うのですが、
娘には勤勉さは見られず究極のめんどくさがりです。

入学後すぐ相談もなく居酒屋のバイトを始めて、
その頃から出かける際に
行き先を告げることを嫌がるようになりました。

干渉するつもりはないし、普通に、
家族に出がけの挨拶をするべきだと
何度か話したりするうちに、
私達を無視するようになりました。

それから今日まで、
会話らしい会話はほとんどありません。

留年したり事故を起こしたり、本来なら
親とはいえ頭を下げなければいけない状況にも関わらず、
不機嫌な顔で無視し続けています。

話しかけて無視されるのは、我が子でも
とてもイヤな気持ちになりますが、
親なのだから話しかけて近況を尋ねたりはしています。

最近、話しているとすぐ泣くようになりました。

怒っていないし何もきついことは言ってません。

大学生活が順調なのか心配なので尋ねただけで
涙ぐんだりしています。

先日、夫が進級できるか心配して
部屋に呼んで話していると、
口を開けて声を出して泣きながら
鼻水とよだれを流して嘔吐し始めました。

呼ばれて行った時はあまりの状態で驚きましたが、
何かあったのか、何かあれば聞かせて欲しいと
抱きしめて聞いても何も答えません。

娘は「感情失禁」ではないかと思うのですが、
私たちには絶対に心を開かないし、
どうすればいいかわかりません。

娘に対する接しかたを教えていただきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

【アリエス・50代・女性・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

娘さんがとてもお辛い状況にあることが
伝わってきます。

アリエスさんが親として心配されたり
戸惑われたりするのも当然のことと思います。

娘さんの状態を見る限り、
相当のストレスがたまっていることがわかりますし、
きっと、親には言えない悩みや不安があるのでしょうね。

親としては心配なので、
なんでも聞いて相談に乗ってあげたいでしょうし、
解決に導いてあげたいと思うかもしれませんが、
これまでの娘さんの態度を見る限り、
もしかしたらそのようなアプローチが
逆効果になっている可能性もあります。

すなわち、失敗させないためのアプローチに
辟易している可能性があります。

中学や高校になる頃は、
まだまだ親から経済的支援は受けつつも、
心理・社会的には親から離れて、
失敗を含めて、何でも自分で試してみたい
自立の時期であり、それは健全な成長の証です。

一人暮らしを望んだり、親を無視するのも、
自分を管理し、自立心を妨げるものを
排除する姿勢からでしょう。

また、大学生4年生であれば
年齢的にも成人ですから、行きたいところに
親の許可なく行きたくて当然ですし、

たとえば、いちいち
「好きな異性ができたのでその人と出かけてきます」
などといった報告をするのは
稀なケースではないでしょうか。

親に秘密があることも健全な歳です。

思春期からの親の子に関わる基本姿勢が、
「大丈夫! 若いときにはたくさん失敗して
 学んでごらん!」
という信頼感ベースの姿勢なのか、

それとも、
「そんなことしていると失敗するわよ!」
と失敗させない(失敗を許さない)
不信感ベースの姿勢なのかで、

親子関係は大きく変わりますし、
子どもの自己肯定感にも影響を与えます。

子どもたちも私たちと一緒で、
大切な親や友人からは、
失敗も含めて信頼してほしいし、
認めてもらいたいものです。

当然ながら、
心配ベースであれこれ訊かれることは、
「あなたは大丈夫!」ではなく、
問題探しの姿勢であり、

「今のままではあなてはダメ!」という間接的な
メッセージ=「あなたを信頼してませんよ」
という証として伝わってしまうこともあります。

親からすれば、
愛があるからこそ心配するわけですが、
子どもからすると、煩わしいわけです。

片づけられないとか時間にルーズなのが、
その子のパーソナリティや
発達のユニークさからきている場合、

それが問題なくできる親の正しさから責めることは、
子どもにとって、ときとして拷問のようになってしまう
こともあるので注意が必要です。

親の助言やサポートは、娘さんが困っていて、
自ら助けを求めた場合に機能しますが、
本人がそれを失敗とも思っておらず、
困ってもいない段階では機能しないどころか
関係性の悪化を招いて
悪循環に陥ってしまうこともあるのです。

また、親から言われることはしたくないが、
第三者から言われるとする、ということもありますから、
そのタイミングを信頼することも大事かもしれません。

娘さんが辛そうなら、
カウンセリングや専門機関を訪れることも大切です。

ぜひ、正しさよりも、子どものユニークさに、
愛ある関心で寄り添う姿勢を大事にしてみてください。

いま、アリエスさんが娘さんに対して
親としてできることは、

「困っていることがあるなら何でも言ってね」
というオープンさであり、
根掘り葉掘り聞き出して
問題を解決することではありません。

それよりは、娘さんが安らげたり、
楽しめたりする話題や行動を
共有することを心がけてみてください。

私たちは、相手が自分の問題探しをしようとしている、
と思うと緊張しますが、
私に愛と関心を持っていて一緒に楽しもうとしている、
と思うとリラックスでき、相手にも心が開けるものです。

アリエスさん(お母さん)が、
娘さん(自分)の状態にかかわらず
おおらかでごきげんでいる姿勢は、
娘さんに自信と安心感をもたらすことと思います。

そのためにも、アリエスさんご自身が
日頃からリラックスできたり楽しめたりすることを
見つけて取り組んでみてください。

するといずれ、そのような状態を
自然と娘さんともシェアできるようになり、
娘さんもそんな時間を愛しめるようになるかもしれません。

娘さんとアリエスさんが試行錯誤しながらも、
それぞれの道を切り開けますように。

 
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

はくまさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。

今日はとても心が弱っていたところに
川畑さんのメルマガが目にとまったので、
ご相談させていただくことにしました。

私の息子(現在19歳)は
高2の10月に打ったワクチンが起因し
体調不良になり、
2年の留年を経て、今年度は転学し、
高校卒業はしようとしています。

息子は中学までを
他県で過ごしていましたが、
親の離婚もあって高校から
私の実家のある場所で暮らし始め、

当人にとっては見知らぬ場所での
スタートでした。

そしてコロナ禍にも見舞われましたが
部活に勤しみ学校生活を楽しみ、
友人との時間を何より楽しんでいました。

それが、ワクチン接種を期に
何もかも失い、身体も自由に動かず、
いつ治るのかも分からず、
ただただスマホを見て横になっているだけ。

周りをシャットアウトし
廃人のようになってしまいました。

当時の学校は本当によく
サポートをしてくれましたが、
息子が以前のように復学することはなく、
リモート授業と通院の日々でした。

それが、今年度
通信高校に転学してから
様々なハードルが低くなったせいか、

少しずつ自力で通学し、自転車にも乗り、
夏休みには以前住んでいた町に
青春18切符で行くなど、

体調不良はまだあるものの
驚くべき変化を見せてくれ、
親として嬉しい限りです。

ただ、息子は病気になって
自分で築き上げたものを失った辛さからか、
高校に入ってからの記憶をなくしています。

楽しかった時間も、何の部活をしていたかも、
親友のことも。

とても楽しみにしていた
クラスメイトと行くはずだった
修学旅行や文化祭に行けなくて、
泣いて怒って壁を壊したことも。

今日は、転学した通信高校の
修学旅行に出発しました。

特に友達と呼べる人もないようで
楽しそうにも見えませんが、
自分で荷物をまとめ
家を出ていきました。

前を向いて動き始めた息子を見ること
ができて、本当に嬉しい反面、
本当に行きたかったあの修学旅行のこと、
皆が出発した日の雨のことが
思い出されて、涙が止まりません。

過去に囚われてしまってるのは私だけで、
息子は記憶を失くしているので、
それはそれで辛くなくて良かった
とも思います。

ただ、1年半は楽しく過ごし
友人との充実した時間が
確かにあったはずなのに、

息子の中には残っておらず、せめて
私が覚えておこうと思っていますが、
息子の15歳からの4年間を思うと
悲しくて仕方ありません。

もう着ることのない学生服を
先日処分しようと思い、
久しぶりに手にとってみると、

ボタンが新品のように綺麗で
また泣けてきて、
処分するのを躊躇してしまいました。

過去にも未来の不安にも囚われず、
今、息子が動き出していることを
ただただ喜んで幸せに思う反面、
時折このような気持ちに
襲われてしまいます。

これでは息子の足をひっばるだけだと
自分に言い聞かせるのですが、
なかなか難しい時もあり
自分の気持ちの整理に頭を悩ませています。

アドバイスいただけたらと思い
相談させていただきました。

【A】はくまさんの、息子さんを思っての
ご相談です。

愛する我が子が大切な時間、
青春時代をワクチンのせいで
浪費してしまったっていうことで、
お辛いですね。

親としてはいい思い出を
いっぱい作って欲しかったし、
いろいろな体験をして欲しかった、

とっても大事な輝く時期だった
という思いがあると思います。

一方で、息子さんが今驚くべき
変化を見せてくれたとのこと、
これもすごいですよね。

ずっと谷ばかりではなく
そこからグッと盛り返すというか、
ちゃんと地上に上がってきた。

そこからさらなる高みを目指して
登ろうとする彼がいるわけだと
思いますが、

この前進する力、より良くなろう
とする私たちの力というのは
目を見張るものがあります。

そこにぜひ着目して、ぜひ
息子さんの「今」とこれからに
寄り添ってあげていただきたい
と思います。

記憶障害に関する解釈と
お母様としての向き合い方に
ついても私なりのアドバイスを
させていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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2411リトリート

FROM 川畑のぶこ

この週末、我が家は引越しで、
大・断捨離が敢行されております!

ついでに離婚もしたので
人生の大・断捨離でもあります!

10年住んだ家…

薄々そんな気はしていたけれど…

最初はヘビロテしていたのに、

出産→保育園(待機児童問題)→幼稚園(受験)
→小学校(受験)→中学校(受験)へと
成長する子どもの変化に伴い、

そして家事&育児ほぼワンオペで
目の前のことに必死に対応しているうちに、
忘却の彼方へ押しやられたモノたちが
見事に堆積しておりました。

私の苦手な書籍や書類は、
一人暮らしから結婚生活を始めたときの
倍以上に増え、

子どもを通したファミリーフレンドたちと集う
ホームパーティー用のカトラリーやら器やら
ギフトラッピングやらも増えまくりでした。

ただし、スペース的にはギチギチに見えないので、
なんとなーくそのまんまになっておりました。

埃を被り始めた断捨離アンバサダーの肩書を
再度磨き上げるべく、

ひたすら「使う」「使わない」、「いま」「ここ」「私」
にフォーカスし、1/3以上のモノたちを手放しましたが、
半分以下にするのが目標です。

「今この瞬間を生きる」ことの大切さは、
数多(あまた)の賢者が説いていますし、

私が日頃行っている心理療法も、
クライエントさんの多くは、
過去や未来に心が彷徨い、それを反芻し、
今この瞬間を埋めつくすことで
メンタルの不調が起きています。

思考の執着から脱却し、
純粋に今に心のエネルギーを向けることは、
容易ではないのですね。

今この瞬間を生きる方法論も、
洗練をともなって確立されたものには
なかなか出会えないなかで、

私がコレだ!と思うものは、
断捨離とマインドフルネスです。

断捨離は、目の前のモノ(ヒト・コト)との
関係を通して、己の抱く過去への執着心や
未来の不安を解き放つメソッドです。

私は日頃、認知(ものの見方や考え方)を
整えることで執着を解き放つ心理訓練を行なっており、
マインドフルネスもその大切なひとつなのですが、

2008年に出会った断捨離は、
行動から認知を整える認知行動療法だと直観し、
興奮を覚えたものです。

なんとなーく取っておいてあるモノたちの多くは、
実は現実逃避の証拠品、
すなわち、すでに起こった過去への執着や、
まだ起こってもいない未来への不安のかたまり
であることを知り、驚愕したものです。

そして部屋の中を埋め尽くすモノたちを見渡すや、
人に執着を手放すレッスンをしている場合ではない!
と断捨離に着手したのです。
(そして今回の引越しでも再度そのことに直面するワケです!)

不要・不適・不快なモノとの決別は、
不要・不適・不快な思考・信念、
そして習慣との決別であり、

今この瞬間を大切にするベースであることを
身をもって実感し、
断捨離の底知れぬちからに震えたものです。

空間を整えること、選び抜くことは、
自分を大切にすることにつながり、
ひいては向き合う相手や人生そのものを
大切にすることにつながるのですね。

場が整えば、瞑想や癒しの効果も
ぐんと高まることにも気づきました。

(人生諸々のガラクタに囲まれた中で
瞑想をするより、スッキリした空間で行う方が
効果的なのは想像に易いでしょう)

断捨離に遡ること千数百年、
お釈迦さまは心の執着を解き放つ要として
アーナパーナサテイスッタ(出入息法)を説きます。

今この瞬間、息を吸っていることに気づき、
今この瞬間、息を吐いていることに気づく。

至極シンプルなこの心身的アプローチは、
西洋からマインドフルネスという英名にパッケージ化され、
日本にも逆輸入されることになります。

シンプルだから簡単かといえば、
そうではありません。

雑念が「お邪魔しまーす」、
とばかりに私たちの思考の隙間に入り込み、
注意を妨げるのですね。
  
今この瞬間に注意を向けるのは、
シンプルでいて、難しいのです!
   
 
初めてマインドフルネスに出会ったときの
私の正直な感想は
「インパクト薄いな…」
「ホントに効くのかな?」というものでした。
  
断捨離のように劇的に成果が見える
アプローチと異なり、地味なのです。
 
 
ところが、
実践した翌日から変化は顕著でした。
  
そのときは、
アクロバティックな対応を強いられる出来事が
連続的に続いた週だったのですが、
心の中はまるで水鏡のようだったのです。
   
静かなるパワーとでもいいましょうか、
行動は忙しなくても、頭は覚め落ち着いている。
   
マインドフルネスの穏やかで強力なちからを感じましたし、
私が人生の山やら谷やらを幾度も乗り越えるときに
このちからが大いに役立っています。
     
 
断捨離が目に見えてわかる活動的な側面を
持ち備えるのに対して、
マインドフルネスは内面で取り組む作業で
目に見えにくいアプローチであることからも、

それぞれ、「今・ここ」に帰る、
陰陽の関係にあるアプローチではないかと
思いました。
 
 
断捨離との出会いから早いもので15年。

この節目に、
やましたひでこさんと心理療法の仲間とで、
指宿のリトリート施設「リヒト」にて2泊3日で
断捨離とマインドフルネスのリトリートを開催します。
   
 
私にとっては、人生大・断捨離のご褒美であり、
再出発のイニシエーションともいえるイベントとなります。
 
まだお席にゆとりがありますので、
ぜひメルマガでご縁のある方たちにも
ご参加いただきたくご案内させていただきます。
   
 
この指宿での3日間は、
マインドフルネスの瞑想をゆったり行いながら、
断捨離以外にも、専門家による感情負債の解消法、
腸脳相関(心身相関)に関する勉強などもあります。
   
リトリート施設の母体である
指宿ベイヒルズリゾート&スパはご縁あって、私は
創設時の2006年より行き来している場所なのですが、
  
東京ドーム77個分の広大な敷地の森の中に位置して、
高台から桜島や錦江湾を眺望する
自然の恵み豊かで深呼吸したくなる施設です。

いったん日常から離れ、意識をリセットするのに
この上ない環境なのです。
   
指宿名物の砂蒸し風呂や温泉で
心も体もポカポカになります。
   
 
11月22-24日の3日間ですが、
お!スケジュールが空いている!
or空けられる!方はぜひ!この機に
ご自分をもてなす時間をつくってご参加くださいませ。
   
メルマガ読者の方には
割引チケットも準備しております。

  
私もマインドフルネスのリードをしつつ、
みなさんと一緒に、自分もどっぷり
リトリートを満喫するつもりです。
 
自分を解放し「今・ここ・私」に帰る〜
マインドフルネス×断捨離リトリートin指宿
 
詳細・お申込みはこちらです
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日頃なかなかお目にかかれない、
メルマガ読者のあなたに
お会いできるのを楽しみにしております♪

   
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FROM 川畑のぶこ

さきさん(50代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】還暦間近の主婦です。
先日、久しぶりに会う友人と
ランチを楽しみ、その後、
公園をのんびりと散歩しました。

楽しい時間を過ごし帰宅したところ
彼女からLINEで
数枚の写真が送られてきました。

一緒に撮ったもの以外にも
わたしの後ろ姿や
知らない間に撮られた横顔などの
写真もありました。

私の自然な姿なのでしょうが、
全体的に崩れてきた体型や
年相応の姿がはっきりと写っていて
正直、少しショックでした。

姿勢は悪くはないけれど
体型や服装が「歳は隠せない」
と感じさせるもので、

年を重ねた自分の姿を改めて
見せつけられた気がしました。

友人に悪意があったわけではなく
軽い気持ちで撮って
送ってくれたのだとは思います。

それでも、写真を見た瞬間、
若い頃とは違う今の自分の姿に
悲しい気持ちになり、

友達を責めるつもりはないのですが
なんだか今でもモヤモヤしています。

もともと年齢を重ねるごとに
写真に写ることが嫌いになり、
ここ数年は撮られることを
なんとなく避けていた感じが
あります。

今回のように、
知らないうちに許可なく撮られる
のは久しぶりのことで、
ちょっと動揺してしまいました。

スマホが普及している今、
気軽に撮影されるのは仕方がない
かもしれませんが、それでもやはり
抵抗感がある自分を再確認しました。

「まあ、これをきっかけに
もう少し姿勢に気をつけよう」
とポジティブに考えようと
気持ちを切り替えたのですが、

内心では、友人のスマホに
同じ写真が残っていることが
気になって仕方ありません。

削除してほしいことを
思い切って伝えようかとも思うの
ですが、うまく伝えられる自信がなく、

仮に伝えたとしても、その後
彼女との関係がギクシャクしたら
嫌だなという気持ちが先に立って
結局、何も言えずにいます。

たとえ後ろ姿であっても
許可なく写真を撮ることが
そもそも私には理解できないのですが、
川畑さんはどう思われますか? 

私が過敏になりすぎているので
しょうか、それとも、他の人も
同じように感じるものでしょうか。

友人に気持ちを伝える場合の
切り出し方なども、
コツがあれば教えてください。

【A】そうですよね。特に女性は
美意識が高い人であればあるほど、

年をとるごとに
体型が崩れていくとか、
シワが増えてくるとか
シミができてくるとか

ということに抵抗があるのは
自然なことだと思います。

これも、老いをどこまで
受け入れるかという基本的な姿勢
にかかってくるとは思うのですが、

それだけではなくて、
いつでもどこでも誰でもスマホで
写真を撮れてしまう時代なので

こういったプライバシーに関わること
にはセンシティブになっていて
損はないと思います。

その上で、やはり、さきさんが
ご自身の気持ちをお友達に伝える
となった場合、

どのようなコミュニケーションが
有効か、私の実体験も織り交ぜて
ご紹介しますね。

ポイントは「神妙」になり過ぎず
「軽妙」に交わすということです。

続きは、ビデオでお話しします……

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