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FROM 川畑のぶこ

今日は、あおぞらさん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】6歳の息子、9歳の娘と暮らしております、
シングルマザーです。

息子はADHD、ASDの傾向があり、
突発的に起こす危ない行動、
こだわりゆえの癇癪があり、
一度スイッチが入ると止まりません。

そのため、娘や私との諍いもたびたびあります。

保育園が休みの日には、家事に忙しい私に代わり、
近所に住む私の父が公園で息子と遊んでくれるのですが、
父は直情的な性格な上、昭和の体育会系出身。

息子に言うことを聞かせるために大声をあげ、
手を挙げてしまうこともあります。

それでも息子は「ジィジ大好き、遊ぼー!」
とジィジを迎えに行き、一緒に遊びに行きます。

ところが先日、児童相談所から
父の孫への行為に対して通報があったと
連絡を受けてしまいました。

父としては、息子は実際に車に轢かれそうになったり
することもあるため、孫の身を守るという部分もあり、
またシングルマザーの私を助けてくれるために
孫と遊んだりしてくれています。

女の子である娘には手をあげたことは一度もありませんし、
「男の子は可愛いね」と、
息子に対して言っているのを聞くことも度々あります。

①児童相談所からの通報に対して、父にどういう風に伝えたらいいのか
②父の大声や手を挙げる行為を止めるにはどうしたらいいのか

この2点をご教示いただけませんでしょうか?
 

【A】昭和の体育会系出身というと、大声上げて当たり前、
手を挙げることなんかもしつけというか
トレーニングのうちだ、なんていう時代が本当にありましたから、

お父さんからすると、男らしさとか強さの象徴として
そのように鍛え上げようという気持ちで
息子さんに接しているのかもしれませんね。

でも、今の時代、これは虐待で、許されることではありませんね。

人権というものを考えた時
当時は時代そのものがまだ少し野蛮だったというか、
反省しなければいけないところがたくさんあった。

ただ、ここが父親や母親の世代では未だにアップデート
されていない、という実態があるわけです。

もちろん、男らしさだけに関わらず、女らしさについても、
女の人は何も言わずに後ろからついてきてとか、
家の中でずっと尽くしてというような、
価値観も逆にあるかもしれません。

あおぞらさんは、シングルマザーで
ご自身もお仕事をしていらっしゃるとのことですので、
もしかしたら、

お父さんの持っている妻像や女性像に
自分が合っていないから、
なんかこう言いにくいというようなところも
もしかしたらあるかもしれませんし、

また、お父さんが良かれと思ってやっていることだと
分かっているから、言いにくいということもあると思うんです。

お父さんの良心を傷つけることなく
必要なことをしっかり伝えるためのポイントをお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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Women,Female,Feminism,Lady,Madam,Friends,Concept

Q:元夫への執着心に悩んでいます。

夫とは昨年8月に離婚しました。

原因は7年前、
夫がクリニックを開業する時に就職した、
当時45才バツイチ子持ち女性と
不倫関係になったからです。

夫は自由にしてくれと
家を出て行き別居し7年が経ち、
子どもが成人し協議離婚に応じました。

離婚して夫は他人と分かっていても、
心の中ではいつも夫と女性が結婚するのか
気になり不安でいっぱいです。

看護師として働いていて、趣味もあります。
早く夫への執着を断ち切り忘れたいです。

アドバイスをお願いいたします。

【ニャン子・50代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

夫の不貞による裏切りは、
ニャン子さんの心を深く傷つけたことと思います。

7年間とてもおつらい日々を過ごされた結果、
協議離婚に応じられたのですね。

夫の行動は正当化できるものではありませんし、
ニャン子さんも納得のいかないまま
時が過ぎる中、なんとか心の折り合いを
つけようと努力されてきたことと思います。

また、その間、女手一つで
お子さんを成人するまで育てられたのですね。

とても立派なことと思います。

お子さんはしっかりニャン子さんの
背中を見て育っていると思いますし、
後に深く感謝するときが来ることと思います。

試練も多かった分、
報いもあるのが子育てでしょうね。

大変な中にも、ニャン子さんが看護師として
精力的にエネルギーを注ぐ
職場があることや趣味もあることは
素晴らしいことですね。

とくに、仲間との絆はどうか大切にされてください。

私たちが誰かに執着するときは、
その対象以外に信頼して
心を開ける場がないか少ないことが考えられます。

すなわち、依存心の問題があるかもしれません。

「あの人がいなくなってしまったら、
 私はいったい誰を頼ればよいのか?」と。

人とのつながりや和の中にいる人というのは、
困難があっても回復力が早いのですが、

それは、「助けは常にある」
「そしてどこにでも必ずある」
という深い信頼感が育まれています。

もちろん、自分の望む相手が
私を理想的に支える人であったに
越したことはないのですが、

人生はままならないもので、
そう約束したのに破られることは多々あります。

そもそも、約束は破られる可能性があるからこそ
存在するものですから。

ニャン子さんも、頼れる相手は
ピンポイントで自分が望んでいた対象(=夫)
ではなかったけれど、

基本的にさまざまなかたちで助けはある
ということを体験することができたら、
一人の対象への執着心は
薄れていくことと思います。

また、「もう二度と幸せになれない」とか
「私を愛してくれる人はいない」などという
思いも執着心の湧く理由となるかと思います。

そうであれば、またこれまでとは違ったかたちで、
ここから新しい幸せな体験を重ねていくことはできるし、

新たな対象と愛を育むこともできるということも
覚えておいてください。

ニャン子さんは愛に値する存在ですから。

人生はどこからでもスタートできます。

大変なことが起きているときというのは、
自分の器がさらに大きくなる時でもあります。

まさに、大きな変化のときです。

ニャン子さんの魂の器はもしかしたら
ニャン子さんが思うより大きいので、
人生が相当のチャレンジを
与えているのかもしれません。

そうであれば、なにより、
そんな大きな器の自分を信頼してあげてください。

ただし、一人で頑張らろうとせずに、
ときには素直に周囲に助けを求めてみてください。

頑張りが効いてしまう人には、
それも大きなチャレンジですね。

とりわけ人生で困難に直面しているときは、
甘えてみることも大事です。

弱みを見せてはいけないと思うかもしれませんが、
人は弱いところを見せられる人には
親しみを抱くものです。

自分の弱さを見せられる人に対しては、
人々は警戒心を捨てやすくなりますし、
助けの手を差し伸べたくもなります。

ニャン子さんも誰かの力になりたくて、
今のお仕事をされているかと思います。

同じ心を周囲の人の中にも見出して、
相手にお手柄を与えてあげてください。

すると、人っていいなと思えるようになります。

決して一人ではないと。

無いものに意識を向けるのではなく、
今、ニャン子さんの周りにある絆や
つながりにより意識を向けて、
どうか感謝の念をもって関わってみてください。

やがて執着が薄れてきて、
いつか懐かしいと思える日がかならず来ますから。

ーーー

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 (川畑のぶこファシリテーター)

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FROM 川畑のぶこ

今日は、くるみさん(60代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】フルタイムで仕事をしている60代主婦です。
趣味で週1回の習い事を楽しみにしています。

入って3年になるのですが、
コロナに差し掛かった時期でもあり、
メンバーとの飲み会などの交流はほとんどありませんでした。

ただ、同時期に入ったもともと仲の良い友人もおり、
時々話をする他のメンバーも出てきています。

その中で、感じの良い一人の女性と良く話すようになりました。

彼女は、独身で、夫も孫もいる私と違い、
生活環境は似ていないのですが、
年齢も少し下ですが仲良くなっていきました。

もともとの友人も交え、食事をしたり、
いい関係を築いていっていたと思っていました。

ところが、ある日の集まり後、彼女が突然、
私を避けるような行動を取るようになり、訳が分からず、
でも私が遠慮なく言った言葉が気に入らなかったのだと思い、
メールで謝罪し、仲直りをしてもらう機会も作りました。

でも、彼女はそのことだけでなく、
私の言動で気に障ったことが何度かあり、
付き合いをしたくないと言われました。

私は驚き、でも仕方ないと思って、そのことは受け入れています。

そして、同じグループのメンバーで親しくしている人に相談すると、
同じようなことが何度もありみんな辞めていったとのことでした。

彼女は、気に入らないことがあると、
その人を突然ターゲットにして、辞めるように仕向けてきたとのこと。
だから、私は悪くないから辞めなくていいよとも言われました。

確かに、彼女は私の発言を誤解をしているような感じでした。

不思議なのは、そういう彼女に
メンバーがそれなりの係を与えていることです。
役を受ける人が少ないのでしょうが、それも疑問です。

私は、常々、人と和を持ちたいと思って生きてきました。
できれば、毎週顔を合わせる人とは、気まずくなりたくありません。

もともとの友人は「誤解してることを私から話そうか?」
とも言ってくれましたが、その友人とも多少気まずくなっているので
これ以上は負担をかけたくありません。

今後は、私は彼女にどう接したらよいでしょうか?

お互い、目を合わさず、避けるような行動を取ってしまいますが、
しばらくはこのまま様子を見るしかないのでしょうか? 

川畑先生のご意見をお伺いしたいです。

趣味はやめたくないのです。
どうぞよろしくお願いいたします。

 
【A】和を重んじるくるみさんならではのお悩みですね。

くるみさんご自身はフルタイムでのお仕事が長いとのこと、

周りとの協調や協働、和を持って何かチームで
プロジェクトをしていく、仕事をしていくということには
慣れていらっしゃる方だと思います。

一方、趣味の仲間というのは
本当にいろいろな人が集まってきますね。

仕事のように同じ志や似たような価値観の人が
集まっているわけではなく、
趣味のターゲットが一緒であっても
それぞれの背景は全然違うことが多いです。

ですので、中には、今回の女性のような、
ちょっと意地悪な人というのもいるわけです。

このような人は趣味のサークルや習い事に限らず、
職場でもいるかもしれませんし、
親戚や家族にもいるかもしれませんよね。

相手が変わりたいと自分で思っていない限り、
こちらが相手を変えることはできません。
よって「相手に期待しない」ことが重要です。

そして、あるがままの状態を受け入れる、
あくまでも趣味の場でのことだと割り切る、
というスタンスも大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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Exhausted,Female,Worker,Sit,At,Office,Desk,Take,Off,Glasses

Q:初めまして。
52歳、地方の市役所に勤めて34年になります。

職業柄出来て当たり前、
間違いは許されない、というお仕事で、

最近は中間管理職にもなり、
仕事の管理や部下との関わりもさらに多くを求められるけど、
報われない毎日を過ごしています。

おそらく人との関わり方が上手ではないのかなと思います。

やらなきゃと気合いが入りパワハラと言われてしまい、
やる気がダウンしてます。

辞めるにも手に職があるわけでもなく、
と言い訳しながら毎日お仕事に励んでいます。

辛い毎日から脱出するための考え方などありましたら、
アドバイスいただきたくお願いします。

【玖美・50代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

上からも下からも求められることが多くなる
中間管理職ならではの、
玖美さんの苦悩が伺えます。

ミスが許されない現場となればなおさら、
その重責に押しつぶされる思いなのでしょう。

そのような現場で
34年も勤めていらっしゃる玖美さんですから、
優秀であることは間違いないでしょうし、

その分、周囲の期待も大きくなるのではないでしょうか。

玖美さんが50代ということであれば、
「気合い」や「忍耐」や「根性」に馴染みが深く、
それらに美徳を見出す昭和世代かと思います。

現代であれば過度と言わざるを得ない叱責も、
当時であれば先輩や目上の人々の厳しさによる
愛のかたちと受け止めていたこともあると思います。

そのような関わりを無意識のうちに体得し、モデリングして
部下と関わっていることも多いのではないでしょうか。

このように健全な関わり方を学ぶ機会が与えられなかった
という意味では、玖美さんも社会の犠牲者であると思います。

ハラスメントは相手の受け止め方や感じ方にもよるので、
当時であれば良かれと思っての言動で許されていたことが、
現代では明らかにルール違反となり指摘されることもあるでしょう。

いったいそれは業務上の適切な指導や指摘だったのか、
それとも人格や尊厳を傷つける要素が含まれているのか、

自身をモニタリングしながら相手を尊重して
丁寧に関わることは大切となってきます。

ハラスメントは従業員の士気を低め、
パフォーマンスを低下させてしまいます。

管理職になったことを機会に、時代に適応するべく、
健全な関わり合いを再度学習する機会が与えられている
と受け止め、

心のオープンさと謙虚さを、また好奇心をもって
職場のコミュニケーションや関わり方を学んでみてください。

ハラスメントに関しては、2022年に
パワーハラスメント防止措置が全企業に義務付けられました。

これに伴い、政府からも
動画を含む、学習ツールが提供されています。

以下に厚生労働省の資料のリンクを
いくつか貼っておきますので
お時間の許すときにぜひ学んでみてください。

【動画で学ぶハラスメント】
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/movie/

【パワーハラスメント資料】
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000611025.pdf

また、職場ではストレスが溜まることも多いと思いますので、
玖美さんがリラックスしたり楽しんだりする時間を
積極的に、そして日常的にとるように心がけてください。

私たちは辛いことがあっても、
その分安らぎや楽しさがあればバランスが保てます。

仕事人間の真面目な人は、
すべての問題を解決してからでないと
休んだり、くつろいだり、楽しんだりしてはいけないと考えがちですが、

ときに問題を解決するためにも
心身のチャージが優先されることもあることを知ってください。

リラックスしたり楽しんだりする自分自身の時間は、
私たちをクリエイティブにしてくれますし、
未来に対して前向きな気持にさせてくれます。

それは友との時間かもしれませんし、
自然と触れ合う時間かもしれません。
また、自分が関心のある分野の探索かもしれません。

ぜひ、玖美さんが心のときめきを持てることに
勤しむ時間をつくってください。

私たちは自分自身に優しくなれると、
自然と相手にも優しくなれるものです。

この優しさは、ときに
厳しさよりも相手を動かすパワーとなり得ます。
優しさとは弱さではなく強さなのです。

ぜひ優しさを大切に
これからもお仕事をがんばってください。

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ひまわりさん(60代・女性・音楽講師)
のご相談にお答えします。

【Q】8年前、最愛の夫が急死しました。

やっと前を向いて行けると思った昨年、
最愛の母も亡くなり、大きな支えがなくなりました。

その間、子ども達と孫の成長が私を慰め、
励ましてくれました。

そして、これからと思った時、
自分は何がしたいのか、もう歳だし……と、
目標が見出せずにいます。

贅沢な悩みだとは思うのですが、
これからひとりで生きていく事を考えると不安になります。

子ども達に迷惑をかけずに、
天に帰るその時まで元気で過ごすには
どのような心持ちでいたらよいのでしょうか。

アドバイスをお願いいたします。
 

【A】最愛のご主人、
そしてお母様も天に召されたとのこと。
お辛いですね。

喪に服する期間というのは、みんな違います。
人それぞれです。

1年経っても、まだまだ愛する者のことが忘れられず、
辛い気持ちが湧いてくる。

最愛の存在を亡くしたのであれば、
もうこれは当然です。

一方でそれは、ひまわりさんがそれだけ豊かな人間関係を
ご主人ともお母様とも構築されてきたという証だと思います。

失ってそれだけ苦しくなるほど愛おしい人が、
この人生に、この世に存在したという
豊かさの裏返しでもあるわけです。

ですので、悲しみや落ち込みがあるのは当然で、
ひまわりさんにはひまわりさんなりの
癒しのペースがあるんだということを、
まずは受け入れていただきたいと思います。

今、何か目標を持って頑張ろうと思えなくても当然なんだと、
現在の状態そのものを批判せずに受け入れてあげてください。

そして「死生観」についても思いを向けてみると、
新たな視点が得られるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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Mother,Teaches,Kid,To,Do,Craft,Items

Q:30年間、絵画造形教室を主宰しています。

この数年、丸投げ(ご家庭との連携ができない)
の保護者が増え困っています。

特に手のかかる1年生の女児がおり
その子がいうには
「家では危ないから汚いからと制限されている」
とホッチキスも家では使えないというので

「もう安全に使えますので
 ご自宅で自由に使って大丈夫です」
とお伝えしたところ

「共働きで忙しく家では出来ないから通わせているのに
 家でもと強制されるのはおかしい」や、
「紐の結び方や基本的な躾までできるまで教えて欲しい」
など主旨とは違うことを要求してくる保護者の対応に
悩んでいます。

「忙しいからみてやれないから任せて何が悪い?
 お母さんが全て躾けないといけないのか?」

挙句、先生方スタッフの言葉使いまで
(子供がそう言っていたと)指摘。

お辞めいただきたのですが
その言葉かけ次第でお子様に被害がいきそうで。

どのような声かけが安全に子どもを守れるのか
悩んでいます。

【カラー・50代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

無理難題を押し付けてくる保護者さんがいる中で、
可能な限り対応しようとするからこそ生じる
カラーさんの苦しみと誠実さが伺えます。

共働き時代は、昔と比べて
習い事との関わりも
多様になってきていることと思います。

厚生労働省の統計によると、
1980年代では男性雇用者と妻が無業の世帯
は1114万世帯であるのに対して
共働世帯は614万世帯でした。

2000年ではそれが約半々になり、
2019年では完全に逆転して
男性雇用者と妻が無業の世帯は582万世帯、
共働きが1245万世帯となりました。

このような社会情勢を受けて、
家庭で保護者が子どもに手をかける時間というのは
圧倒的に少なくなっているのは
間違いないことと思います。

子どもの習い事のサービス内容も
そのような時代の流れとともに
変遷をたどっていることと思います。

市中にはお受験教室のように、
絵画にプラスして紐結びやしつけなども対応する
ような教室も出てきているのであれば、

そのような期待をもって
お子さんをカラーさんの教室に通わせる保護者も
いるのかもしれませんね。

かくいう私自身も、息子を
学童代わりにさまざまな習い事に通わせていた口で、
自宅では予習復習などまったくせず
(見てあげる暇もなく)、

毎回その場ですべて完結でお願いしますという
スタイルであったため、
先生方にリクエストや文句こそ言わないものの、
カラーさんのお悩み内容は耳が痛く申し訳ない思いです。

保護者との関わりに関しては、
教室の趣旨と保護者の求めることが明確に異なるので
あれば、そのことを丁寧に伝えることは大切です。

どちらが正しいかという議論に持ち込まず、
単純に提供できるものとできないものを
明確化するだけです。

その際、趣旨が異なることに加えて、

「そのような内容を現行の内容にプラスで
 提供して期待に添えたらよいのだが、
 申し訳ないが現状ゆとり(あるいは能力)不足で
 期待に添えない」

と、率直にかつ謙虚に伝えると良いと思います。

また、しつけや紐結びなど教えてくれる教室情報が
あるなら、あらかじめ準備しておき、
そのようなところの情報提供や紹介をしてあげると
良いのです。

なければ、探したが見つけられず、
どうかご自身でお探しくださいと
お伝えすると良いと思います。

そのことで、親のニーズや子どものことを
誠実に寄り添おうとしてくれていることが
伝わると思いますし、

教室運営の自己正当化をしているわけではなく、
単純に提供しているものが違うのだということ、
ワケわかっていますよ、ということを
明確に示せます。

もし、カラーさんにある程度のゆとりができたなら、
近年の社会的なニーズの変化に
ご自身の教室が対応可能かどうかの検討を
してみるのも良いかもしれません。

躾とまではいかなくても、
紐結びくらいはいけるかな?など。

変わるということは、新たな価値観を身に着け
しなやかに善処することであり、
決して過去の自分の価値観を否定することでは
ありません。

過去の保護者の価値観のフレームを
現代の保護者に当てはめ続けると、おそらく
怒りや徒労感に苛まれてしまうことと思います。

保護者の要請の中にはモンスターペアレントや
クレーマーのようなものもあるかもしれませんが、

もし似たような人が増えてきている場合は、
もしかしたら、新たなマーケット開拓のチャンス
があるのかもしれないと切り替えて、
自分が提供できるものを見直すのもひとつです。

そのことによって、自分ができる範囲で、
現代人がかかえる問題を解決できたり、
喜びを与えたりすることができたなら
素敵かもしれませんね。

どうか無理はされずに、同時に好奇心をもって、
状況の分析をしてみてください。

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、しろみさん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】いつもYouTube配信をありがとうございます。
川畑さんのお話はさわやかで、分かりやすいです。

私はフルタイムのパート、41歳、実家暮らしです。
友達もいない、パートナーもいません。
生きていく自信がないことが悩みです。

私はパートでしか働いたことがありません。

人と関わるのが苦手で、長時間労働する体力がないので、
正社員は務まらないと思い、パートで働くことを選びました。

これからの時代は雇われる働き方がなくなり、
自営業をするか、自給自足の生活に変わっていくと思います。

両親も高齢だし、会社にも両親にも頼れなくなるから、
自立するしかありません。

でも、こんな弱い私が自立できるとは思えないし、
これからの時代を生きていく自信がありません。

不安で不安でいっぱいです。
どんな困難でも生きていけるような強さが欲しいです。

私が、たくましく生きていけるようなアドバイスがありましたら
教えて欲しいです。よろしくお願いいたします。

 
【A】40代に入って、ご両親も高齢になり、
経済的にもずっと頼りにすることができなくなって、

しろみさん自身が自分の足で立って
歩んでいかなければ…という焦燥感がおありなのですね。

体力的に長時間労働が続かないとのことですが、
正社員でなくパート勤務であったにせよ、
これまで仕事を続けて、
経済的にもちゃんと稼いで生活してきたわけですよね。

それは自信を持って良い部分ですから、
まずは、ご自身をきちんと評価してあげてください。

そして、体力の有無には個人差があります。
長時間労働しても全く支障のない人もいれば、
すぐに疲れてしまう人もいます。

ご自身の体力や適性を踏まえて、
身体的な負担がかからずに比較的長く働ける仕事を
今から見つけたり、
これから数年かけて何か資格を取っていくということも
できるかもしれません。

「もう41歳」と捉えるのか「まだ41歳」と捉えるのかは
しろみさん次第。

ここから何か新しい視点を持って、ご自身の働き方や
人間関係の築き方、ひいては人生全体を考える、、、
そんなタイミングにきているのかもしれませんね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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Q:初めまして。
悩みは、義理の父のことです。

結婚して14年になります。

義理の父は、とてもお元気で活動的ですが、
自分の思い通りにいかないと、周りに当たり散らします。

暴言を吐く行為や、不機嫌になります。

私は会う時は、できるだけ不機嫌にならないようにと、
色々なことを共感する!という姿勢で会いますが、
長い時間一緒にいると、とても疲労感があります。

年末年始の海外旅行も、毎回成田空港に到着すると、
「もうこれで最後! 2度と旅行には行かない!」
と心に決めます。

でも、旅行に一緒に行くことは、自分が決めたこと。

「行きません。」と言えれば
このような気持ちにはならないのに、

毎年、声をかけられると、
「一緒にいきましょう。」と言ってしまいます。

帰宅後は、思い出しては、
義父に対する嫌悪感がでてきます。

朝のお弁当作りもいつもイライラしながら
作っていることに気づき、落ち込みます。

そんな自分が嫌になります。

結局、義父の問題ではなく、
私の心の中の問題なのではないか?と感じています。

実際、義父は私に対して
嫁としてアレやれ、コレやれ、は言わないです。
もしかしたら世間的にみても、言われてないと思います。

このように、ある対象者を思い出すと出てくる感情には、
どのように向き合ったら良いのでしょうか?

アドバイス頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

【アイ・40代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

アイさんのお義父様に対する複雑な気持ちが伝わってきます。

アイさんにとって、大切な家族なので
波風立てずにうまくやっていきたいからと、
ご自身の気持ちを抑えてきた結果、
心の中は荒波になってしまったのですね。

己の不機嫌を周囲にぶちまけ、暴言を吐く人に対して、
嫌悪感や疲労感を覚えるのは自然のことと思います。

このような精神的暴力に耐え続けることは不健全ですし、
アイさんの心身を蝕むことになってしまいますので、
耐える必要はないということを覚えておいてください。

私たちは、ときに思いやりや慈しみを
甘やかしと混同してしまいます。

相手の暴力を肯定したりうやむやにすることは
優しさのようでいて、実は怠慢です。

違うことを「違う」と伝える努力を怠った結果、
相手の暴言は許され続け、
改善や更生の機会を失ってしまうのです。

また、相手の不機嫌や暴言を受け入れ続けることは
アイさんがご自身を大切にすることも怠っています。

このように自他を大切にすることから離れてしまうのです。

我慢して言葉を飲み込み、心を抑圧していると、
やがて圧力を増した心は耐えられなくなり、
どこかで爆発してしまうでしょう。

顔も見たくなくなるのも当然ですが、そうなる前に、
飲み込んだ言葉を健全な形で出してみてください。

もちろん、相手を罵る必要も蔑む必要もありません。

「いまのような言葉(または振舞い)に
私は傷ついてしまいました。」と率直に伝えて良いのです。

「あなたはダメだ」と伝える必要はなく、
「私がどうなのか」という
“I” を主語にしたメッセージで伝えてみてください。

また、お義父さんが大切な家族なので
良い時間を過ごしたいと思っているけれど、
現状アイさんにとって苦痛になってしまうことも
伝えると良いと思います。

もし、ご主人が協力的なら、ご主人からみて
アイさんの心の負担になってしまっているようなので
改善を求めるのも良いと思います。

このとき、「アイさんが言っていた」と伝えると
三角コミュニケーションで
関係性を拗らせてしまう可能性がありますから、

あくまでもご主人からそう見えること、
やはりご主人も”I”を主語に伝えることが大事です。

このようなやり取りに憤慨するようであれば、
それを理由にある程度の距離を取ることになるかも
しれませんが、そうであればそれは
願ったり叶ったりではないでしょうか。

その場合、健全な関係性を維持するために、
今、お互いに必要な距離感と受け止めてください。

アイさんが優しくも毅然とした態度で臨むことで、
暴言を吐きにくくなるはずです。

NOにはNOと言う。
暴力は許さない。

このような態度を育むことで、
アイさんの奪われたエネルギーを取り戻せることと思います。

勇気のいることですが、
大切な変化を起こすときには、ときに勇気を振り絞る決断が
必要だということを覚えておいてください。

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