shutterstock_219971116

Q:
楽しく過ごすことに後ろめたさを感じるような時、
どんなふうに考えたらよいか、教えてください。

人から、悩み相談を受けることが多いです。

助けになるなら、と私なりに答えられることをと話していくと、
泣いてしまう友達も多くいます。

昨夜も、何度か話したいとメッセージが来ていたオランダ人の友と
Skypeで話すと、乳ガンの治療中だということ。

どう言葉をかけてよいか戸惑いながら、
努力家の彼女が病院での放射線治療以外にも、
ハーブなど自分でできることを実行していることを知りました。

彼女とは、不妊治療をしていた時期も同じ、また夫が不倫をしたのも同じ。

彼女は、離婚を決意し、今は新しいパートナーと暮らしている。
私は、夫と少しずつ、歩み寄ることを選びました。
今でも、夫に対して、許せないという思いや、信用できないという気持ちが
時々出ますが、助け合って暮らしているように感じています。

私たちはたぶん、二人とも努力家で似ています。
不妊治療で子供ができなかったとき、
仕事でいろいろなことを努力して手に入れてきたけれど、
世の中にはがんばりようがないこと、望んでも手に入らないこともあると知ったというか、
逆に私自身がこの世に生まれてきたことが奇跡なんだなぁと、
話したことを覚えています。

「なにかやりたいことを見つけなければ!」という彼女に、
「あなたは今までにいっぱい努力してきたし、もう今、もってるもので十分だから、
そんなにがんばらなくていいよ」と言うと、泣き出してしまいました。

昨夜の会話の中で、彼女は私がハッピーかどうか?とても知りたがりました。
どんな時に幸せと感じるか?と。

私の答えは、「朝、散歩をするか、ヨガをする時に最近は瞑想を同時にできるような
心地になり、しあわせだなぁと思う。また、バルコニーでお茶を飲みながら
本を読んだりしているときもしあわせだなぁと思う」

そんなふうに伝えた時、彼女が不満そうに見えました。
どちらかというと、私にも何か不幸がないか?知りたかったように感じ、
人の不幸で安心する、自分だけが困難な道にいるわけではない、
そういうことってあるなぁ、しんどいんだろうなぁと思いました。

話が飛ぶように思われるかもしれませんが、
楽しく、しあわせに過ごすことにうしろめたさを感じるようなことがよくあります。

楽しく過ごすことに後ろめたさを感じるような時、
どんなふうに自分と折り合いをつけ、
つらい状況にいる方にはどんなふうに声をかけたらよいのか、
ご指南いただけますか?

長い文章を読んでくださって、ありがとうございました。

よろしくお願いいたします。

【サンデー・52歳・美術家】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

共に苦しみを分かち合ってきた友との友情にひびをいれずに、
良好な関係を保ちたいサンデーさんの気持ちが伝わって来るご相談ですね。

そんなサンデーさんの温かさやオープンさが、周囲の人々の心もオープンにして
悩みを相談したい気持ちにさせるのではないでしょうか。

辛い不妊治療を通して、人生には努力だけでは得られないものがあり、
ご自身がこの世に生まれてきたことが奇跡なんだなぁという気づきを得た
サンデーさんには、人生をしなやかに生きるセンスが伺えました。

ご友人は、もしかしたら同志であるサンデーさんに
置いてけぼりにされるような気がして、不安なのかもしれませんね。

もちろんサンデーさんご自身にはそんなつもりは無いかと思いますが、
そのことが気になって、自分ばかり幸せを感じてはいけないという罪悪感から、
相手に合わせようとしてしまう癖があるのではないでしょうか。

もしそのことで、ご友人が幸せになれるのならその努力は報われるでしょうが、
残念ながら刹那的な安堵感は与えても、
深い喜びや充足感につながるものではありません。

私たちの生きる目的は、幸福や喜びを体験することですから、
まず、大事な人生の仕事に取り組むのだと決意をしてみてください。

もちろん、幸福とは自分だけが幸せを感じられれば得られる、というものではなく、
周囲の大切な人々にも(本来大切な人だけではないのですが)
平和や喜びがあって初めて成立するものでしょう。

なので、相手から見ればサンデーさんの幸せは、
相手の幸せにも大切な要素となるわけです。

ご友人を幸せにするために、サンデーさんが不幸である必要はありません。

ただし、大切な相手が劣等感に苛まれて苦しんでいる時に
コミュニケーションをするのには、
その部分を刺激しないように、少しだけ工夫する智慧も必要かもしれません。

例えば、幸せに関して質問された際に、
「苦しい時に分かち合えるあなたのような友がいることは幸せで有難いことだ」
といった内容が返事に含まれていたのなら、
ご友人はサンデーさんの幸せに自分の存在を感じることができ、
自己承認もできるかもしれません。

また、苦しみの中にも喜びがあるという、
サンデーさんが不妊治療から命の尊さ=自分の尊さに気づいたような、
非二元的なものの見方ができるようになるかもしれません。

ぜひ、今後もサンデーさんの思いやりと優しさを相手に表現しながら、
ご自身も幸せにしてあげてください。

ーーーーーー

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160425

こんにちは。川畑のぶこです。

先日、出張で沖縄に行きました。
現地ではちょうど「清明祭(シーミー)」という伝統行事の時期でした。

「シーミー」とは、ご先祖様と共に時間を過ごすお祭り、先祖を祭る儀式です。
子孫たちは、御座とお重、お酒、三線などを持ってお墓に集まり、
先祖へのお供え物を、その場でみんなで一緒に食べて、飲んで、歌ってと、
ピクニックのようなことをするのです。

私は実家が沖永良部島ですが、そこでもお盆にはこのようなお墓での行事を
やっていて、とても好きだったのですが、
沖縄では4月5日頃から2週間ほどが、この「清明祭」なのだそう。

スーパーへ行っても、シーミー用のお供え物がたくさん売っていて、
なんだか外国に来たような、異文化に触れたような気がしました。

また、先祖と一緒に過ごす時間というのはとても素敵だなと思いました。
私たちは死んでも、愛する者とちゃんと関わり合い続けることができるという、
一つの形ですね。こういう行事があるというのは、とても豊かなことだなと、
あらためて死生観というものを見つめ直すきっかけにもなりました。

さて、今日は、さかなさんという女性(40代・主婦)から
「無視され続ける相手への接し方」についてのご相談です。

~~~~~~~~~~~

小学校で同じ学年のママから自分と友人二人が露骨に無視されています。

きっかけは、隣のクラスの役員同士で、意見の食い違いから、
ちょっとした言い合いにはなりました。

でも、お互い様で、これはこれ。相手はフルタイムで働いているママなので、
割りきりがいい人と思っていましたが、違っていました。
その後、挨拶をしても目をそらし、あからさまに無視してきます。

こちらは挨拶だけはしようと思っていましたが、毎回するたびに無視され続ける
のにも、嫌な思いになり、つらく、こちらも避けるようになってきています。

相手にしない、気にしない、としても、
参観日など顔を合わせる場面に出るのが、つらいです。

周りに愚痴も言いたいところですが、悪口を言うのと同じになりそうなので、
言いふらすのはやめています。

仲直りしたいとまでは思っていませんが、露骨に無視をする相手に対して、
こちらがどう心を持って対していけばいいのかアドバイスをお願いします。

~~~~~~~~~~~

子を持つ親は、望む・望まないに関わらず、子ども達を通して構築しなければいけない、
保護者たちとの関係というものがあります。
自分の友人であれば選ぶことができますが、
このような保護者同士の関係というのは、なかなか取捨選択ができません。

ただ、職場などと違って、それも毎日のことではありませんから、
踏ん張ってやり過ごすのも一つかなと思います。

接し方については、ここで「いい人」をやる必要はない、ということを
申し上げておきましょう。

好感情を抱いていない相手からも挨拶してもらおうとか、いい人と思われよう
という考え方は、手放すほうが賢明です。

ご相談の中に「意見の食い違いから言い合いになった」とありましたが、
結果として無視されるぐらいの言い合いになったということは、
その根本がどういうことだったのか、少し気になるところではあります。

相手がいて、何かを導き出すために話し合いをする際、意見の伝え方で
気をつけるべき点があります。

「主張」と「攻撃」をきちんと区別し、相手の「立場」を理解するということです。

臨床心理学者のマーシャル・ローゼンバーグという臨床心理学者が提唱する
「NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)」による
コミュニケーション・ステップは、さまざまな場面でとても役立つと思われます。

相手のことを攻撃することなく、自分のことをおとしめることもなく、
きちんと健全な主張ができるようになるステップです。

続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/4bTxGSJO_JU

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The Word NO In Cereal Letters

私の悩みは「ある日突然相手から激怒されることで
ますます自信を失う」ことです。
怖くて、本音もあまり言えないし、言い返すことができません。
(そういうのが余計イライラさせちゃうのかな)

私は独身で40代、正社員として働いています。
人間関係は得意な方ではありませんが、会社では当たり障りなく働き、
個人的な友人は多い方ではありませんが、
誘われればどんな場でも楽しく参加しています。
誰からも嫌われ深刻な孤独、というわけではない状態です。

「ある日突然激怒」、先日こんなことがありました。
個人的な趣味の仲間が集まった会に誘われたので参加してきました。
私はその趣味が好きだけど、上手ではありません。

本も何冊も読み、勉強会に(それなりにお金を払って)参加したり、
学ぶ意欲はあるのですが、あまり向いていないのか上達しないまま
細々とですが今も続けているものです。

仲間は私以上に努力しさらに上のクラスに参加したり、
頑張っており、そんな話なども聞いていました。

お酒がだいぶ(相手に)入り、趣味の話から何かを聞かれたときに、
うっかり数字が思い出せず「今はわからない」と答えたところ、
相手がものすごい激怒し、過去の一緒に学んだときの姿勢から
質問の仕方から、学びの継続の仕方から、先生への態度や
(失礼な態度は絶対に取っていません)
はては私の家族のことまで否定され、

さすがに「あなたは何が言いたいの?」と冷静に質問しても
「何が言いたいのじゃないっ!」と
完全に逆鱗モードで延々と怒られ続けました。

口をはさむ隙もなく、あまりの全否定ぶりに
数年ぶりに人前で泣いてしまいました。

それに気づいた周りの方がちょいちょい「いいじゃない」と助け舟?を
出しても(趣味のことだから、楽しければ・・という集団なので)、
ずっとにらまれ、口を開けば過去の私の何かの行動を持ち出して
否定され・・・・
こういうことが、時々あるのです。

同じ人ではなく、相手は女性だったり、男性だったり。
仕事関係だったり、プライベートの相手だったり。
お酒が(相手に)入っているときもあれば、素面の時もあり。
たいてい、言われても全く私にとってプラスではなく
ただの八つ当たりやストレス発散じゃない?という内容です。

閉店間際のお店に飲みに行こうといわれて仕方なく入店したら、
他のお客さんがどんどん帰っていく理由が
「私が入店したから」と同行した方から激怒されたこともあります。
(そもそもお店からも1杯だけと言われて入ったのですが・・・)

私には「相手が何かしらイライラする要素」があるのかもしれないです。
でも、私にはそれが何なのかわかりません。

言いたいことも言えず、もういい!と席を立って関係を荒立てることもできず
(周りの方が気を使うだろうな。。悪いな・・と思って)
ひたすら言われっぱなしで、一人で傷ついて、一人になってから号泣して、
オシマイです。

こういうループを離脱したいのですが、どうしたら離脱できるでしょうか。
良ければアドバイスをお願いいたします。

【マイマイカブリ様・40歳・会社員】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

ご自身は誠実に接しているつもりなのに、相手がイライラしたり
八つ当たりしたりしてくるのはとても理不尽で辛いことですね。

もし、マイマイカブリさんが特定の人からこのような待遇を受ける場合は、
単にその人と距離をとったり、それは相手の問題と割り切ればよいことなので
しょうが、それが仕事でもプライベートでも趣味の会でも、
シチュエーションを問わず、必ずそのような相手が現れるとなってくると、
やはり、マイマイカブリさんご自身に、相手の否定的な感情のはけ口となり
やすい何らかの要素が少なからずあることが考えられますし、
そこは振り返って改善をしていくことが好ましいと思います。

それがいじめであれDVであれ、いわれの無い言葉や精神的な暴力の対象となる
人の多くにはある共通した傾向があります。

それは相手に対して”NO”や”STOP”が言えないということです。

健全な自己主張をせず、相手からの言葉や精神的な暴力に
じっと耐えてしまうのです。

ストレス下に晒されていたりアルコールなどの物質の影響下にあるときに、
感情のコントロールが出来ない人というのは残念ながら、
ある一定の割合で存在します。

一見、自分の強さや正しさを主張しているように見えるかもしれませんが、
内面的には実はとても不安定で、己の不安や恐怖心を認めたくないために、
防衛的に誰かを悪者にすることによって、自分は正しいとか優っているとか
といった自己重要感を得る努力をしています。

近くにいる無抵抗な者は格好のターゲットになるわけです。
よって、そのような相手の発するメッセージをまともに受けてはいけません。

ただし、相手の攻撃の部分ではなく、主張の部分に
マイマイカブリさんご自身がたしかに自分にも反省点はあると思うのであれば、
それは反省したらよいでしょう。

それでもそれは、相手の価値観を全て受諾することでもなければ、
相手の暴力を認めるということでもありません。
相手の主張には耳を傾け、攻撃は許さないという姿勢です。

相手の言うことを尊重したり、思いやりの精神を持って接するということは、
相手の言動の全てを許したり受け入れたりすることではありません。

NOにはNOを
STOPにはSTOPを

怒鳴る相手には毅然と立ち向かってみてください。

攻撃的な人は、無意識に非主張的な相手を好みますが、
これまで非主張的だった人がしっかりと健全な主張をするようになったのなら、
おそらく態度が変わってくるはずです。

健全な自己主張を心がけてください。

怒鳴る相手には毅然と「今話している内容が◯◯さんにとって大切なことで
あれば、また冷静なときにお話していただけますか。」と
穏やかに強く主張することをおすすめします。

もちろん、自己主張しない権利もあります。
その場合、自己主張する権利があるけれどもあえてそれをしないことによる、
その結末をじっくり味わってみてください。
そして、また次のステップを考えてみてください。

もし、マイマイカブリさんが心をオープンにして話せる相手がいるのであれば、
自分にはそのような要素があるようだけど、どう思うか、
対人関係やコミュニケーションを改善するために何かアドバイスはないか、
率直にたずねてみるのも良いと思います。

相手も自分も傷つけることなく、大切なことをきちんと主張する
コミュニケーションをアサーションと呼びます。

臨床心理学者の平木典子氏による著書「アサーショントレーニング」は、
さわやかな自己表現の参考になると思いますので、ぜひ一度読んでみてください。
⇒ http://goo.gl/UsNxYB

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みなさん、こんにちは。川畑のぶこです。

待ちに待った春風に心浮き立つ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先日、主人と子どもと3人で、明治神宮外苑の銀杏並木にあるお気に入りカフェで
ウィークエンドブランチをしました。
(本当は秘密にしたい場所なのですが、、、教えちゃいます!
Royal Garden Cafe青山という所です)

その後、近くで自転車の無料レンタルを発見。
ペダル付き自転車未体験の息子が乗ってみたいと言うので、
ならば銀杏並木を一往復ほどしてみるかと、レンタルしました。

ラッキーなことに、その日、絵画館を取り巻く外苑円周は、
歩行者天国&サイクリングロードになっていました。
しかもガラガラ……。
すぐ近くの青山通りや表参道とは大違いで、東京とは思えぬ景観です。

澄んだ青空の下、息子はおぼつかないながらも自転車で、主人と私は競歩で
外周を散歩しました。半周もすると気分もとても清々しくなり、何度も深呼吸。

本来ならその週は、原稿書きの缶詰ウィークでしたので、
「優雅にブランチなんてしている時間なんてないんだよなぁ…」と罪悪感混じりで
憂いてみたりもしましたが、リフレッシュタイム後は気分一転、
執筆もグンとはかどり、本当に出かけてよかったなぁと実感しました。

息子も自宅前の路地での練習とは違い、自転車へのモチベーションが高まった様子。
ちょっとした時間が、気分とその日の流れを大きく変えることがありますね。
次第に、散歩にもいい季節になってきましたので、
あなたもぜひ、リフレッシュタイムを楽しんでくださいね。

さて、今日は、ば~ちん様(67歳)という方から
「出戻りの娘と孫との3人暮らし。憂慮する日々。」というお悩み相談です。

~~~~~~~~~~~~
娘が離婚し、中学1年生の孫娘を連れて帰ってきてからの3人暮らしが、
今年で13年目になります。

当初より父親からは仕送りがなく、生活を維持するのに、今は、昼は工場のパート、
夜は時々コンパニオン。時々は自分の遊びに出かけているようです。

孫はいつも夜一人ぼっち。コンビニ弁当、お菓子、TV、スマホが子守役。
憂慮しています。

家に2万円入れてくれますが、他は衣装代、化粧品に費やされるのが目立ちます。

娘の不在時は、孫の手助けをしてやろうとするのですが、私は孫に無視されます。
そのため、ほとんどコミュニケーションがありません。

娘がかわいそうと思い、甘やかしたのがいけなかったのか、
今では、主としての私の存在感はまるでありません。
この家は夫と作った家ですが(夫は同じく13年前他界)、
もし経済的に豊かであったなら、私が家を出たい心境です。
が、それは叶いません。いつも悶々としています。
~~~~~~~~~~~~

ば~ちんさんの、娘さんと孫娘さんに対する愛情が
ひしひしと伝わってくるお悩み相談ですね。

ご主人の逝去と娘さんの離婚とが重なり、そこからの13年間、
困難で大変な人生の局面を本当によく乗り越えていらっしゃったと思います。
まずはそのことを承認し、「今までよくがんばってきた」ということを、
ご自身に向かって言ってさしあげてください。

コミュニケーションがうまくいかない孫娘さんは、おそらく今、思春期ですね。
娘さんも、親子であるが故に甘えの気持ちもあり、
なかなか素直に「ありがとう」の言葉が出てこないのかもしれません。

どうしても身内は一緒にいるとなれ合いになってしまうところがありますし、
離れてみて初めて、その本当の価値に気づくこともあります。
それは残念なことではありますが、でも、ば~ちんさんがご家庭をここまで支えて
いらしたことは本当に大きな承認に値することですので、まずご自身を讃えてください。

仕事とプライベートで不在がちな母(娘さん)の傍で、一人ぼっちの時間が多い娘
(孫娘さん)が哀れだという心境でいらっしゃるのかと思いますが、
13歳という青年期の娘さんの成長過程、巣立ちのステップと照らし合わせて考えることで、
ごく自然に受け止められるようになるはずです。

また、場合によっては、ば〜ちんさんが「母親とはこうあるべき」「母娘たるや……」
といったような、なにか強い信念があり、それがフィルターとなり、
ちょっと厳しい目でお二人のことを見ていらっしゃる可能性もあるかもしれません。

そのあたり、一呼吸置いて、考えてみましょう。
いろいろな視点からもう一度、娘さんや孫娘さんとの「関係性」を捉え直してみると、
少し心が落ち着くかもしれません。

あとは、やはり一緒に生活しているメンバーですから、気がかりなことについては
定期的にコミュニケーションできるとよいですよね。

スムースにコミュニケーションをとるポイント、ご自身の心情やニーズの伝え方など、
詳しくはビデオでお話しします。
https://youtu.be/pX6U9rTbhv0

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

先週、先々週と動画配信ができず、
テキスト版メルマガを配信させていただきました。

実は、4歳の息子が急性肺炎にかかり、緊急入院となり、
この2週間はスケジュールがひっくり返るような状態でした。

周りの人々にご迷惑をおかけしてしまいましたし、
メルマガの配信もままなりませんでしたが、
一方で、病気の恩恵もありました。

本当に久しぶりに、子どもと24時間どっぷり、一緒にいる
ことができました。これはおそらく子どもにとっても、
深いニーズが満たされるイベントになったことと思います。

私自身は、病院と家を行ったり来たり、また病院に泊まり込んだり、
物理的にはわさわさしていましたが、
ずっと子どもの傍らにいる時間というのは、その瞬間、瞬間は
非常に穏やかさがあり、豊かなときでもありました。

これまで比較的好き嫌いが多かった息子ですが、退院後は
「もう病気にならないように」と言って何でも食べるようになりましたし、
夜更かしせずすぐにベッドに入るようにもなりました。

子どもらしい健康的な日々を取り戻したということも、
とても大きな恩恵です。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
季節が変わってきて、風邪も引きやすくなってきていると思いますので、
どうか皆さん、くれぐれもご自愛ください。

さて、今日も、皆さんからお寄せいただいたたくさんのご相談の一つを
ご紹介させていただき、
僭越ながら私からアドバイスをさせていただきたいと思います。

今日は、娘さんを干渉し過ぎてしまうという、40代の女性。
ヘルプ様からお便りをいただきました。

ーーーーーーー

「はじめまして。私は最低な人間(母親)です。

今まで娘(20代)の恋愛に反対した事はなかったのですが、
今回の恋愛に猛反対する事(年齢差、学歴等)で、
自分が過干渉であると思い知らされました。

娘が反抗すると、感情が抑えられず、酷い言葉で攻撃し、追い詰めてしまいます。
娘の行動を探るためにプライバシーにも踏み込んでしまいます。

そのため、嘘はつかないと信じていた娘が平気な顔して嘘をついている事も
知りました。私がそうさせている事も分かっています。

娘には娘の人生があると何度も言い聞かせてみるのですが、
どうしても受け入れられません。
こんなに娘を苦しめて、悲しませている自分に嫌気がさします。

今までは、とても仲が良く友達親子のように何でも話せる関係だったのですが、
それが原因でこうなってしまったのかもしれません。
最近は「意地になってる?」と思う事もあります。

こんな最低な人間(母親)にお説教して頂けたらと思い、
メールを送らせていただきます。」

ーーーーー

本当に仲のいい母と娘なのだなということが伝わってきますね。
娘さんのことを、自分のことのように、大親友のことのように思っている
からこそ、出てくる悩みなのでしょう。

今回のことで、ご自身に起こっている問題や課題についても浮き彫りになって、
問題意識はおありのようですので、頭にきたときではなく冷静なときに、
一度、時間をつくって娘さんと話すのがよさそうです。

まず、言葉の暴力やプライバシーに立ち入りすぎていることに関しては、
ちゃんと詫びることが大切です。

その上で、ご自身のニーズを「私はこう思う」という言い方で伝えましょう。
あくまで「健全な伝え方をする」ことがポイントです。

お母様から見た、娘さんの「嘘」については、おそらく娘さんご自身の意図、
目的があるはず。決して、お母さんを欺こうとか、ないがしろにしようと思って
しているのではないはずです。ここを見極められるといいですね。

そして、ヘルプさんご自身もお気づきのように、
娘さんには娘さんの人生があるというのはまったくその通りです。
が、その前に、忘れてはならない大切なことがあります。

続きは、ビデオでお話ししています。
https://youtu.be/5O024uNGrwg

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Business lunch

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
Q:前妻が使っていた台所

断捨離に興味を持ち、変化を求めてやり始めたのですが
壁にぶつかっています。

自分の持ち物は順調に扱えていたのですが、
台所やリビングでやる気がでません。

何故なら、私と夫は再婚同士で、この家は前妻と夫が建てた所。

私は10年前からここに住んでいますが、
環境に自分を合わせて来たことに気づきました。

家電も家具もすでにあったもの。
今さら愛情もって扱えないのです。

子供部屋が二つ。
30歳と26歳になる夫の連れ子は、独立してますが
沢山の荷物が置きっ放しの物置です。

空間がもったいないけど、私にはどうすることもできません。
夫に相談しても気にならない様子で、そのままです。

断捨離の作業が止まって、
私の人生も諦めのものになりかけています。

このまま、事を荒げずそっとしていくのもありでしょうが、
この家で私がくつろげる空間がないのが事実です。

引越すだけの経済的余裕は、現在ありません。

どうすれば良いのでしょうか。

【46歳 会社員 匿名希望】

―――――――――――――――――――――――――――――
A:
FROM 川畑のぶこ

前妻の持ち物や家具が気になり寛げない、
夫の子どもたちのモノが気になり寛げない、
引越はできない。

寛げない状態を寛げるようにするには、
物理的な変化を起こすか、
起こっている出来事に対する捉え方を変えるかの
いずれかになると思います。

まずは物理的に寛げる空間を持つための最大限の努力
をすることから始めることがベストだと思いますが、
最大限の努力はされたでしょうか。

「夫に相談しても気にならない様子で、そのままです。」
とありますが、相談したのでしょうか?

それとも夫の意見を聞いただけなのでしょうか?
どちらでしょう?

夫が「気にならない」という意見であれば、
大切な居住者である妻の意見は却下なのでしょうか。

話し合いというのは一方の言い分を
一方が我慢をして聞くということではありません。

自分と相手、双方の意見を摺り合わせて、
何がベストかを互いに模索することです。

まず、ご自身のニーズを明確にご主人に伝えてみてください。

「あなたはどう思う?」と主語を相手にすり替えず、
「私はこう思っている。こうしたい。」
ときちんと主張を私にして主張します。

相手を攻撃する必要も批判する必要もありません。

相手は悪意でそのようにしているのではなく、
今までそうだったから気にならないだけなのですから。

むしろ「ああ、そんなに気になっていたんだ」と
びっくりするかもしれませんよ。

「環境や周囲に合わせてきたことに気づいた」とありますが、
ご自身ですらようやく最近気づいたことであれば、
ご主人はなおさら気づいておらず、
夢にも無理に合わせているとは思っていないかもしれません。

自分と同様、妻もさして気にならないのだろうという
イメージではないでしょうか。

また、きちんと主張をして伝えたなら
「そんなに気になっていたなら変えれば?」
とあっさり返答するかもしれません。

もちろん快く思わないケースもあるかもしれませんが、
少なくともきちんと伝えることで妻のニーズは把握できます。

自分は主張せず、夫が自ら察して変化の動機を得ることを
待つようなことだけは、不毛なのでしないよう心がけてください。

いたずらに消耗するエネルギーを、
自分の思うことを伝えるエネルギーに変えてみてください。

相手を悪者化して惨めな状態でいるのも、
自ら変化を起こして(時として自分が悪者化される立場に立って)
言いにくいことを主張することも、
いずれもエネルギーを要することです。

どうせなら建設的な方向にエネルギーを使いたいものですね。

勇気を持って相手に敬意と愛情を示しながら、
穏やかに、丁寧に、主張してみてください。

それでも変化を起こせない場合は、無いものに目を向けるのではなく、
今与えられているものでありがたいものやことに
目を向ける努力をしてください。

極論でいえば、パーソナルスペース(ご自身のテリトリー)は、
赤の他人がひしめく飛行機や新幹線の中の一席でも、
また満員電車の中でも確保できます。

6畳一間すべてを自分のパーソナルスペースに出来なくても、
居住空間の一角に自分が自分に帰れる場所を
意識的に作ってみてください。

参考になるかどうかわかりませんが、
私は現在住んでいる自宅に自分の部屋というのを持っていません。

夫と息子は持っていますが
私は自分の部屋を特に所有したいという欲もいまのところありません。

ただし、平日自宅にいる場合は、
家族が帰ってくるまでの時間や、今このメルマガを執筆している
家族が寝静まった後などは、リビングとダイニングは私の自由なスペースです。

全てのスペースではなく、その中で1平方メートルくらいでも
自分の思うようになれば、イマジネーションはふくらみ自分の世界をつくれます。

時間や場所を限定して意識を変えれば、そこで寛ぐことも可能です。

さらに、我が家には私個人は愛情が持てないものもたくさんあります。

3人家族がいれば、それぞれの価値や好みもさまざまです。

結婚や家庭はそれらをどう摺り合わせていくかが、試される場であって、
全てを妻の、あるいは夫の、はたまた子どもの好みにする場ではありません。

全てのモノにときめいて、愛情をもって扱う必要もありません。

夫の大切にするものを妻が理解することで家庭内が円満になるのであれば、
それは「ときめく」ことはなくても家庭内には「必要」なものです。

私はそれらを宝物ならぬ政治物と読んでいます。

宝箱ならぬ政治箱も持っています。

それらを持っていることで人間関係や己の生きる社会がうまく回る、
すなわち損をしていることもあるかもしれないけれど、
得ているものはたくさんある、ということを自覚し意識しているので、
そこに苦しみはないのです。

行動を変えるか意識を変えるか、その両方か、
ぜひチャレンジしてみてください。

応援しています。

———————–
★ 川畑のぶこによる公開断捨離セミナー
(今週末9月5日)
新宿『朝日カルチャーセンター』にて開催です:
詳細・お申込みはこちら⇒ https://goo.gl/GpM9tg

150824

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

5月の終わりから 6月にかけて、無料のオンラインセミナー3回講座をしました。
(受講くださった皆さん、ありがとうございました!)

手前味噌ながら(笑)かなり充実した内容をお届けすることができました。
お陰様でとても大きな反響があり、「もっと知りたい」「これについてはどうなの?」
とたくさんのお声をいただきました。

これは本当にうれしいことで、そうであれば、
もっと教育的な内容で講座の製品を作ろう!という話になりました。

そして、それならば、実際に皆さんが抱えている悩み、リアルな事例を
ケーススタディとして盛り込もうということで、
3回講座をご受講くださった方の中からご自身の事例を提示してもよいという
20余名の方に、計6回にわたって、お話を聞かせていただくことになりました。

今日はその第1回目。
今まではオンラインやメルマガでしかつながっていなかった皆さんに、
実際にお目にかかれるうれしさと、皆さんのご好意に感謝する気持ちでいっぱいです。

今回の製品企画については、後日あらためて事務局から案内させていただきますので、
ご興味のある方はぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

さて、本日のご相談者は、
「職場で毎日イライラする自分が嫌です」という50代の女性会社員の方です。

「構造設計の職場で20人程度。経理、総務の仕事と雑用を全部任されています。
社内の人は、朝あいつさしても声が小さく、あいさつしない人もいます。
若い社員の掃除当番はありますが、無視する人もいて、お願いしても反応がありません。
社内で報告連絡、整理整頓、気の利く人は2〜3人くらいです。
この自分と違う感覚が受け入れられずに病んでいます。
どうしたら毎日ご機嫌に暮らせますか。」

というご相談です。

とても真面目な方で、いろいろなことに誠実に対応されているのだろうな
ということが伝わってきます。
きっと仕事のできる方なので、周りからもいろいろなことを依存されてしまう
のではないでしょうか。

お茶くみやゴミ拾いが苦痛ということですが、
もし、それらの仕事を低く見ていて、それをしている私は低い立場だ
というような信念が働いているのであれば、まずはそれを取り除くことです。

そして、これをする人もいればしない人もいるということに関しては、
ふさわしい方向性を「提案」してみてはいかがでしょう?

思ったことを飲み込まずに、また批判せず、不平不満を言わず、
健全に提案してみる。

キーワードは「健全なコミュニケーション」です。

また、あいさつに関しては「価値観」が関係してきます。
人それぞれ価値観が違う世の中、ある程度の割り切りも必要です。

続きは、ビデオでお話ししています。

https://youtu.be/b6w0C5LIcsQ

 

PS
「自分と違う他人の言動が気になってイライラしてしまう」
「常に気がかりなことがあって、機嫌よく暮らせない」、、、
そんな方には、こちらのプログラムが役立つかもしれません。

http://123direct.jp/tracking/cr/Pl2OCD8S/200715/14547363

 

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

今日も皆さんからお悩み相談に、私なりのベストを尽くしてお答えします。
必ずしも的確な答えではないかもしれませんが、
イマジネーションを働かせ、いただいた文面からできる限り
キーワードを拾って、それを膨らませて、お答えしたいと思います。

今回は、家族との穏やかな付き合い方を知りたいというご相談をいただきました。

「機能不全家族で育ったので家族という安らぎを知らないため、
今の家族ともどうやってコミュニケーションをとればいいのかわからない。
特に娘との関係がギクシャクしていて難しい。
娘は家に帰るとほぼ部屋に引きこもっている。そんな姿を見ると自分の若い頃と同じ。
どうにかしたいのだがどうしたら良いのかがわからない。
娘と話すと緊張するし、なかなか本音が言えない。
貸しているお金を請求しても嫌な顔をしてなかなか返してくれない。
そんなことばかりなので言いにくくて苦痛、等、話したいことはいっぱいあります」

というお悩みです。

まず、ご自身が機能不全家族で育ったということで、安らぎを知らないとのこと。
とても残念で大変な家庭環境だったのだろうとお察しします。
ただ、この「安らぎを知らない。でも自分はその安らぎを得たいのだ」という
ご自身のニーズがあるということは、ぜひとも大事にされてください。

それを実現することは、場合によっては困難かもしれません。
でも、困難イコール、不可能ではありません。
困難でも可能だ、という立場、
自分は家庭に愛と安らぎ、心の平安を求めるし、それを作っていく人間なんだ
という立場を、まずはとってみてくださいね。

コミュニケーション下手であることについては、
自分の思いとともに、ご家族に素直に伝えてしまうのも一つの方法です。

器用に、上手になってからコミュニケーションしようとするのではなく、
自分は不器用だしコミュニケーションが苦手だけど、これを上手にして
家族みんなとうまくやっていきたいという気持ちはあるのだと、
その意思を伝えておくことは、
家族があなたの真意を理解してくれることにもつながるでしょう。

娘さんに対しては、ぜひ「ケアの精神」で。

続きは、ビデオでお話ししています。

https://youtu.be/MCvCUjrB-8Q

 

PS
「人とのコミュニケーションがうまくできなくて憂うつ」
「常に相手を傷つけてしまっているのではないかと不安」、、、
そんな方には、こちらのプログラムが役立つかもしれません。

http://123direct.jp/tracking/cr/Pl2OCD8S/200715/14547363

 

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Mother's day, family, childhood and people concept - happy daugh

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
【Q】なんで私だけ?

メルマガいつも楽しみに拝読させて頂いています。
些細な悩みかと思いますが、聞いてくださったら幸いです。

私の母は家族の誕生日(妹、弟、甥)の直前になると、
「電話でお祝いを言ってあげてね。」と私に連絡を入れてきます。
それは毎年のこと。

でも私はほとんど今まで妹からも弟からも
誕生日の時に「おめでとう。」と言われたことがありません。
(両親、妹、弟は遠方に住んでいます。)

なぜ母は私にだけ誕生日のことをリマインドしてくるのか
よく分かりません。

時々、なんで私だけが・・・と、
とてもモヤモヤした気持ちになります。

本当は母に「私は兄弟からおめでとうって言われたことないよ!」
と言いたいのですが、言えません。

この気持ち、どう処理したらいいでしょうか?

【40代 自営業 ダンボ様】

―――――――――――――――――――――――――――――
【A】
FROM 川畑のぶこ

なんで私だけ?

妹弟と同様に、私だってお母さんの子なのに、
なぜ私だけ妹弟に気を配らなければならないのか、
ダンボさんはそんな不公平感をお持ちなのですね。

不公平感は、相手が得をして自分は損をするとか、
差別されているという思いから湧いてきます。

しかし、今回のケースは、
妹弟は私や母から思いやりや祝福を得るのに私は誰からもそれらを得られない、
私だけ与える側で相手が得る側、という嘆きなのかと思います。

まず、ダンボさんのお母様は本当に不公平に扱っているのか、すなわち、
妹弟だけ愛を受け、ダンボさんには受けなくて良いと思っているのか、
ということに関して少し想像力を働かせて何が起こっているのかを
考えてみたいと思います。

まず、恐らくお母様の年代からいって、
「年上は常に年下を可愛がる」という教育をされてきており、
そのような価値観をご自身の人生に採用しているかもしれません。

長女や長男は家族の中では親代わりとして機能したり
期待されたりすることも多いかと思います。

すなわち、お母様からみると
長女のダンボさんは心理的には親側の感覚なのかもしれませんね。

数年の年の差があれば、妹や弟が
生まれた時点で、ダンボさんは妹弟に
比べて既にたくさんのことが出来たことと思います。

これが数年の差ではなく、一桁の差となればなおさらではないかと思います。

親がダンボさんを可愛がって来たように
ダンボさんも小さな者たちを可愛がったのではないでしょうか。

もしかしたら、お母様はそのような幼い時の慣習をそのまま平行移動して
現在に至っているのかもしれません。

「私と一緒に下の子たちを可愛がりましょうよ」と。

母親にとって子どもに愛を与えることは苦痛ではなく、
むしろ喜びであるかと思います。

ですので、長女に苦行を強いる気持ちはさらさらなく、
共に愛を分かちましょうという姿勢なのではないかと察します。

決して、「あんたは得せずに損する側に回りなさい」という姿勢からではなく、
「共に得しましょう」という姿勢なのではないでしょうか。

まずは、この辺の理解を深めてみることをおすすめします。

そして、次にお母さんの価値観に沿ってダンボさんが生きなければいけないか?
ということに関しては、必ずしもそうではありません。

もちろん、NOと言ってよいのです。

私は長女ではあるけれど親ではなく、同じ子どもなので、
平等に子どもとして接して欲しいということを伝えてみることです。

恐らくそのことを今日までコミュニケーションできなかったのは、
ダンボさんがお母さんにとっていわゆる「いい子」であったからかと察します。

いい子でなければ愛を得ることが出来ないと、
様々な抑圧を抱えて頑張ってこられたのだと思います。
それをやめることです。
大丈夫です。

お母様はダンボさんがいい子でなくても愛されているでしょうし、
万一「いい子」でいてくれるから愛しているのならば、
それはご都合主義の歪んだ愛のかたちであり、応える必要はありません。

まずは、お母さんに対して今回のダンボさんの問いである、
「なぜ私だけ?」ということを素直に尋ねてみてはどうでしょうか。

「私も同じように妹弟から祝福を受けたら嬉しい」と、
批判からではなく、好奇心をもって尋ね、
自分自身の欲求を伝えてみてはいかがでしょうか。

お母さんは初めて気づいたかのようにハッとされるかもしれませんよ。

しっかり者の長女のことだから、下の子たちのように甘えたいという
ニーズがあったとは、ゆめゆめ思っていないかもしれません。

長女は常に我慢しなければいけないわけではありません。
欲を持って良いですし、それを伝える権利もあります。

これを抑圧してしまうと、関係性が病んできてしまいます。
ぜひ、大切なお母様に、ご自身のニーズを伝えてみてください。

150720

 皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

 私は夏をちょっと先取りして、実家のある南西諸島の沖永良部島に行ってきました。
年に2~3回位は、私の心の故郷であるこの地を訪れると決めています。

 今回は、仕事仲間であり、プライベートでも仲間であり、心の家族でもある7名の仲間と行ってきました。
毎回とても素敵な自然との関わり合いの中での気づきがあるのですが、今回はとても大きいことがありました。
それは、ウミガメの産卵を観察したことです。

 3日連続、朝の3時半に起床して、4時には、誰もいない漆黒の浜にカメを探しにいきました。
1~2日目は、残念ながら見られなかったのですが、ついに三度目の正直で、見ることができました!

 非現実の世界と言うか、とてもファンタジックな時間でしたし、
また、真っ暗だった所からだんだん陽が上がってくるという、とても瞑想的で素敵な時間でした。

 沖縄や九州は既に夏真っ盛りですが、東京、関東やその他の地域はこれからですね。
皆さんにも楽しい体験がありますように。

 さて、今日も読者の皆さんから質問をいただきましたので、それにお答えしていきたいと思います。

 今日は「人と楽しく会話する方法」について。
「テーマがあれば、議論するのは苦ではないのですが、雑談が苦手です」という方です。

 「雑談が苦手です。あとは、決断した後、後悔することがたびたびあり、
気持ちが揺れたり変更したくなったりして、自分でも嫌になります。
気持ちが散らかっているのを感じ、自分が能力の低い人間だと感じてしまいます。
他人の評価を気にしているつもりはないのですが、結果的には気になっていると思います。
結果が気になる自分を吹っ切りたいのですが、いつも煮え切らない。
楽しいと感じられるような毎日を送りたい」

というお悩みです。

 おそらく、このビデオを観ながら「うんうん、そうそう」とうなずいている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
たわいもない話や雑談が苦手で、何を話していいか分からないという方は結構多いのです。

 結論からお伝えしますと、「雑談苦手のままでOK」です。

 そして、キーワードは「調和」。「バランス」ですね。

 コミュニケーションにおいて、あなたには、あなたにしかできない役割がありますよ。
さて、どんな役割でしょう?

 続きは、ビデオでお話しします。

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