【Q】アラサーの独身女性です。
メルマガを楽しく拝見しています。
3年ほど前に膠原病の難病を発症した
のをきっかけに、自分の荷物、
実家の大量の荷物の断捨離を始めました。
年齢もあり、友人は結婚・妊娠出産や、
仕事ではキャリアアップしている人が
多いです。
その中で、比べたくなくても
つい周りと比べて、
人生に苦しみを感じています。
薬の副作用の影響などもあると思います
が、ついネガティブになります。
仕事も満員電車で通勤できなくなった
ことを契機に、辞めました。
同棲していた彼氏とも別れ、残すのは
親の介護くらいだなと思ってしまいます。
難病持ちで、結婚も無理そうだと
諦めています。
仕事はやっとリモートでできるパートを
見つけましたが、給与は低いので
一人暮らしに戻るのもきつい状態です。
どうやって人生に希望を見出せば
いいかわかりません。
【ててまる・30代・女性・パート事務】
【A】ててまるさん、メルマガをいつも
読んでくださりありがとうございます。
そして、大変な状況の中で
ご相談くださりありがとうございます。
難病の発症、辞職、同棲していた彼氏
との別れ……これらは、どれか一つでも、
人生を揺るがすような出来事です。
それが3年の間に重なったのなら、
希望が見えないと感じてしまうのも
当然のことだと思います。
さらに、薬の副作用があるのなら、
前向きになれないのは
仕方のないことです。
どうか、今はまだショック期なので
無理に走り出そうとせず、
前進するエネルギーを蓄えている
時期だと思ってください。
このように重いと感じている人生で、
「残されるは親の介護くらい」と
思っていらっしゃるとのことですが、
なるほど、ここに、
ててまるさんの人生のパターンを
垣間見る気がしています。
すなわち、
どんなに自分の人生が重くても、
なんらかの目に見えるかたちで
誰かの役に立てていなければいけない、
それができるか否かで
ご自分の人生の価値が決まってしまう
と思っていらっしゃいませんか?
もしかしたら、
友人と比べてしまうのも、
根っこはおなじかもしれません。
「結婚」「出産」「キャリア」……
社会から見てわかりやすい価値で
あったり、マジョリティーが
「こうあるべき」と信じているであろう
物差しで、自分を採点してしまう。
でも、その物差し、
真にててまるさん個人の幸せや豊かさ
に役立つのでしょうか?
ててまるさんは、難病を発症してから
断捨離を始めたとのこと。
ここで「モノ軸」を手放すと同時に、
ぜひ、「他人軸」も手放すタイミングに
していただきたいです。
希望というのは、必ずしも
「大きな達成を思い描いたり
夢を持ったりすること」ではなく、
今日この日、目の前に
展開されている物事のなかに、
自分が感謝できることや
心地よく感じられることを見いだして、
それらをありありと味わうことの
積み重ねだと私は思っています。
リモートのパートを
「やっと見つけた」というのは、
まぎれもなく、ててまるさんが
諦めずに動いたことにより
生じた大切な第一歩です。
小さく見えても、重い人生を抱えながら、
ててまるさんが、自分の足で踏ん張った
大きな一歩なのです。
どうか、それを過小評価せずに
きちんと認めてあげてください。
断捨離は、今はお役目御免となった
古い価値観を手放し、
「今の私」にふさわしい価値観を
新たに選び取るプロセスでもあります。
多くのものを失ったと感じるかも
しれませんが、それは同時に、
「かつての重荷」を下ろしている
プロセスでもあります。
満員電車に「乗れなくなった」のは、
もしかしたら「乗らなくてすむように
なった」のかもしれませんね。
健康でキャリアを積んでいる人が
必ずしも「満たされている」とは
限りません。
人生の質は、
外側の条件(結婚、仕事、年収)ではなく、
自分の内面とどう折り合いをつけて
いるかで決まります。
難病という制約があるからこそ、
他の人が一生気づかないような
「日常の尊さ」や「命の深み」に
触れる機会を、ててまるさんは
得ることもできるのです。
ててまるさんの人生は、
まだ発展途中です。
こんな状態になるなんて考えても
みなかったということが起こった
のと同じだけ、
人生には、今はまだ見えていない
素敵な景色が、少し先には
広がっている可能性だってあります。
必要なときは
素直に助けを求めてみてください。
心の専門家にまだかかっていない
ようであれば、一度つながってみる
ことをおすすめします。
難病の患者会やコミュニティに
身を置くことで、
「自分だけじゃなかった」という
つながりの感覚を取り戻し、
癒やしがもたらされるかもしれません。
ご自身を大切に、
今できる目の前の一歩をたたえながら
丁寧に歩んでみてください。
ー川畑のぶこ
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