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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、nagiさん(40歳・会社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生の回答をいつも楽しみに拝見しております。

私の悩みは、自分を好きになれず、自信が持てないことです。
それが影響していると思うのですが、恋愛においてこれまで、男性から
そこそこ声をかけられるものの、結婚している人、浮気性の人が多く、
愛し、愛されという関係を作れたためしがありません。

そして一番の問題は、結婚している相手であっても、好きだと言われると
嬉しく思って関係を持ってしまい、結果相手は遊びたかっただけだという
ことがわかり、傷ついてしまいます。

そもそも結婚しているのに女性に声をかける時点で遊びがほとんどだと
頭では分かっているのに、私なんかに声をかけてくれて……と思って
好意を持ってしまうのです。誰でもいいというわけではないのですが…。

最近でも会社の上司と関係を持ってしまいましたが、後から知ったのは、
同じフロアの20名以上いる女性のほぼ全員に声をかけていて、若い女性に
声をかけたが相手にしてもらえずセクハラと嫌われていて、最後に私に来た
ようです。

私が、たまたまそういうことに疎くて噂に気づかなかったのです。その人
から好きと言われて舞い上がり、関係を持ってしまい、とても落ち込んで
います。少なくとも本当に好きと思っていてくれればまだましですが、
それすらも全然なかったのですから。

心理学を多少学び、私が私自身に自信がなく、価値がない、低いと思って
いるからだということ、私が幼少期に親から虐待的なことを受けており
愛情がわからないこと、親から愛されるためには何でも我慢し、いい子に
なってしまう癖があること等、自分には何らかの改善すべきところがある
ということには、気づきました。他人に自分の評価を任せてしまい、
他人軸だな、など。

自分を好きになり、自分に自信を持てるようになれば違うのかも知れない
と思うものの、土台となる「子供の頃に愛された」という経験がありません
(もちろん「私の望んだような愛され方」をされなかったということかも
しれませんが、親から慈しまれたという感覚がないのです)。

とはいえ、今さら子供に戻ることも、親にどうにかしてもらうこともでき
ませんから、自分で何とか土台をつくるしかないのは理解しています。

でも、どうやったら土台が作れるのだろう? 自分を好きになり、人生を
信頼し、愛し愛される関係を築けるのだろう? スポーツ、自分磨き、資格、
仕事といろいろなことに取り組んでみたのですが、いまだに好意を示される
と私なんかを…と親の愛を求める子供のごとく、言うことを聞いてしまう、
不甲斐ない自分がいます。

どうしたら自分を認め、愛し、人生を信頼し、その先で、愛し愛される
パートナーとの関係を築けるようになれるでしょうか。
こんな不健全な関係、日々は終わりにしたいです。
~~~~~~~~~~~

ご自身でも心理学的なことをお勉強されたり、自分の性格やパターンをよく
振り返って観察されていらっしゃいますね。今回こうやってご相談いただいた
こと自体、もう大きな変化がnagiさんの中に始まろうとしているのであり、
古い自分と決別しようという一つの儀式、行動なのではないかなと思います。

まず、いつもいつも既婚や浮気性の相手とばかり付き合ってしまうという方は、
おっしゃるように、自信のなさからくるということはありますね。

私たちは、自分には愛される価値がないと思う一方で、それでもやはり愛され
たいし、本質的に愛される価値がある人間だと思いたい生き物です。他人の評価
によって自分は愛に値しないということは認めたくない。でも、それでも寂しい
から誰かと一緒にいたい。

そして、その相手として、たとえ関係が終わったとしても「合理化」ができる
相手、要は「だって、もともと成就する愛じゃないもんね、平気よ」と
「言い訳」ができるような相手を、無意識に選んでしまっていることがあります。

不倫を繰り返してしまうような人は、そのような、自分の自信のなさからくる
関係を求めてしまっていることがありますので、nagiさんもぜひ、
そんなところに違いをつくっていただけたらいいなと思います。

そのためにまず重要なのは、自分自身を「愛に値する人間なんだ」「私はもっと
丁寧に扱われていい女性だし、相思相愛で長く続く、永遠に続く愛を育むことが
できる人間だ」と思えるような自分になっていくということです。

そして、これはとても難しい課題でもあります。

私が時折お伝えしている「アファメーション(自己宣言)」を今日から実践する
ことをお勧めします。

具体的な方法、自分自身との向き合い方、物事の考え方など、無理なく続けていく
ためのコツもお伝えしますので、ぜひ試してみてくださいね。

続きは、ビデオでお話しします……

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161121

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、虹さん(42歳・家事手伝い)からいただいたご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生こんにちは。毎週、相談への回答を拝見し、鋭い洞察に感心しながら、
私も多いに参考にさせていただいています。今日は、胸の内を誰かに聞いて
頂きたくお便りさせて頂きました。よろしくお願いします。

私は42才。米国人と結婚、7才と4才の子どもがおります。年内に米国に移住を
する予定で、夏に、主人と上の子は学校や就職・家探しで先に主人の実家に
渡米しました。私と下の子は家が見つかるまで日本の実家に滞在させてもらい、
私の両親(2人暮らし。共に70才)の自営業、家事手伝いをしています。

渡米が決まってからすぐに私の母の乳ガンが発覚し、現在闘病中です。
リンパにも転移しているという事ですぐに化学療法が行われましたが、
副作用で入院するほど身体がきつく、1回目のみで中止し、先日乳房全摘手術
を行いました。少しずつ腕に浮腫が出ており、家事や事務作業にも支障が出て
きています。渡米までの何ヶ月かは私が家事や自営業を手伝えるのですが、
私の他の兄弟夫婦と同居を始めるとか、新しい人を雇うなど具体的な解決策を
話し合う事も避けられ、心配は募る一方です。

だんだんと弱っていく母のそばにいたい、恩返しがしたいと渡米を延期する事
も考える一方で、先に渡米している7才の子にも寂しい思いをさせているので
早く家族一緒になりたいという思いも。母と次回会う時はもう弱っている時か、
お別れに間に合うか、という気持ちが交錯し、毎日涙をこらえながら
母と接しています。より未来のある家族に目を向けなきゃと、
年末の飛行機のチケットを購入しました。

母は化学療法、放射線、手術などこれ以上の治療を望んでおらず、
ドクターからは他の臓器に転移するのも時間の問題と言われています。
日に日に体も心も弱っていく母を見ながら、出発の日が刻々と近づいているのも、
辛くてたまりません。

これから先、どのような心持ちでいたら、私や母にとりましてベストでしょうか。
やはり前向きに笑顔でいる事でしょうか。
~~~~~~~~~~~

海外への引っ越しというとても大きなライフイベントがあるときに、愛するお母様
のがんがわかったとのこと、本当になぜこのタイミングにと思わざるをえませんね。
非常に大きなストレスがかかる出来事が短期間の間に起きている、虹さんの辛さが
ひしひしと伝わってきます。

まず、年末のアメリカ行きのチケットを買ったというのは、よい決断をされたの
ではないかと思います。悩んで悩んで、逡巡して、最後にお腹の底で「こうだ」と
思うことに従うことが、いいことです。

お母様のこと、子どものこと、虹さんが考えた結果、家族と一緒にいようと決断
されたのであれば、これがこの時点でのベストだと思います。そして、それは
お母様にとってもベストだと思います。

病気になると、いろいろと不便は出てきてしまいますね。が、一方では、
もちろん病気の進行の度合いやお母様の精神状態にもよりますが、これから回復
に向かう可能性もあるわけです。

がん=死ではありません。もちろん、いずれ私たちは死を迎えますし、当然のこと
ながら、親の方が先に旅立つ確率は高いわけです。が、親世代であろうと子世代で
あろうと、人間の生涯の死亡率は100%ですから、それぞれがどうやって人生、
そして死に向き合うかということが、問われるのではないでしょうか。

私たちの人生の目的は、死なないことでも延命することでもありません。
100年生きれば正解かと言えば、そういうものでもありません。
与えられた時間をいかに豊かに過ごすかということが大切です。

そして、この豊かさには「距離」というものは関係ないと思います。近くにいても
いがみ合っている人たちはいますし、遠く離れていても心を通わせたり、見えない
エネルギー的な絆やつながりを育むことはできます。

「情緒的サポート」「コミュニケーション」そして「祈り」。
ぜひ、この三つに取り組まれることを、虹さんにお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、三匹のこぶたさんという50歳の女性(主婦)から
いただいたご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
中学3年の双子の息子達についての相談です。

陸上をやりたいと言って、わざわざ家から遠い学区外の学校を
選んで通っています。その割に、練習時に兄弟喧嘩をしたり、
いい加減な練習をして、何度も顧問の先生に怒られています。

それに加えて、学校の提出物の期限を守らず、出していないこと、
やってない事をごまかします。元々、読書が大好きなので、
家でも学校でも暇さえあれば本を読んでいます。

本を読むこと自体は素晴らしいと思うのですが、読み始めると、
他が見えなくなり、授業中でも、歩きながらでも、他のやるべき
ことを何もせずに、夢中になってしまいます。本自体も図書館
から借りてくる分には良いのですが、勝手に 家から図書カードや
現金を持ち出して、どんどん隠れて買ってきます。活字であれば
何でも良かったりするので、新聞、雑誌、広告何でもOKです。

漫画やゲームも好きで、こちらも好き勝手購入してしまいます。
お金の大切さ、時間 についてなど、色々話合いをして、ケジメを
つけて楽しもうとなっても、いつの間にか、やる事は後回しで、
自分の欲求優先になっています。

自分で買うことをあきらめると、今度は学校や練習帰りに、
寄り道禁止なのに、古本屋で何時間も立ち読 みして
時間を忘れて過ごす事になってしまいます。

自分の欲求を満たす為に、家計のお金から何万円も持ち出して、
ゲーム機を購入して来たことが何度もあります。
1回やって、家族会議を開いて、犯罪になってしまうということも
説明して、絶対にやらないと反省したはずなのに、またやってしまう
ということの繰り返しです。どんな小さな額でも、やって欲しくない
のですが、高額商品ですと、尚更、将来が心配になってしまいます。

あれもダメ、これもダメと干渉し過ぎた面があるので、
親の私も反省しています。その上で、今後の話合いをしているので、
今度は大丈夫かと信じるのですが、なかなか直りません。

こんな状況で陸上の結果がでるはずもありませんが、本人達は、
高校、大学も続けて行きたいといいます。アスリートの道を考えて
いるのであれば、ますます自己コントロールや時間管理が大切だ
と言っているのですが、本当に理解できているのかわかりません。

こんな状況の中、陸上部顧問からのパワハラにも悩んでいます。
とても立派な教えをおっしゃる方なのですが、自分に都合の悪いこと
は全て人のせいにします。1年生の頃からずっと、大会や練習へ、
車出しやサポートをして協力してきましたが、息子達が馬鹿な行動を
するので、何度もひどい言葉で注意を受けてきました。

(中略)

本人達が悪い点は十分に反省しているのですが、いつの間にか、
他の子のことや、他の保護者の事まで言われてしまいます。
メールのやり取りも、先生のイメージ通りの返信ができないと
全否定され、練習の時に子どもや他のメンバーもいる中で、
お前の親はこんなひどい事をすると、悪口を言います。

(中略)

子ども達も相当やられていますが、親にもメール攻撃がきます。
これが相当なプレッシャーで、神経をすり減らします。

また、受験生でもあるのですが、進路について先生に相談すると、
私を当てにしないでくださいと言われ、当てにするつもりはないの
ですが、無断で行動すると怒られるし、練習や大会もあって、
他の受験生のように高校の説明会、見学会にも行けず、困っています。

本人達が目標に向かって全力を尽くしていれば、私も負けないと
思えるのですが、最初にお伝えした状況なので、私自身、気持ちが
落ち込む一方で困っています。

心のバランスを何とか取りたい一心でご相談させていただきました。
~~~~~~~~~~~

お母様の苦しみはもちろんですが、双子の息子さん達のそれが
とてもよく伝わってくるご相談内容です。

家のお金を使ってまでも隠れて本を買ってきてしまうということと、
陸上のためにわざわざ学区外の中学校に行ったのに、ちゃんとできて
いないということで、両方だめで、一体どうなっちゃってるの、と
いうのがお母様のご心境ではないかと推察します。

でも実はこれ、バラバラの問題ではなく、全部一緒のことに見えます。

せっかく学区外の陸上が優秀な学校に行ったのに、というお気持ちかと
思いますが、行ってからでないと分からない、やってみなければ分から
ないことは、世の中たくさんありますね。

希望して行った学校や希望して就職した職場が、思っていたのと違った
ということはあるわけです。結婚してみて相手が違ったということも、
ありますね。そして、これらはどうしようもないことですね。

この息子さん達のケースに関しては、とても大きな希望と情熱を持って
学区外の学校に行ったけれども、理想通りでなかったということが、
あらゆるストレスや問題行動の根源なのではないかと思います。

ですので、誰が悪いという犯人探しではなく、残念ながらそういう状況下
に子ども達は身を置くことになってしまった、と捉えることが大切です。

ご相談内容を拝見する限り、陸上部の顧問の先生との関係性も、
息子さん達にとって非常に大きなストレス要因になっている可能性が高そう
ですし、もしかしたら、望んで学区外の学校に行ったのに、自分たちは
不甲斐ない、と彼らなりに罪悪感を感じているかもしれませんね。

そして、そのような複雑な心理状態が、フラストレーションを溜め、
自分たちのニーズを満たせず、結果として、「読書」「金銭の持ち出し」
といった行動(=彼らにとっての充電、リラックス)につながっている
場合もあります。

ぜひここは、彼らの「ニーズ」に目を向けて、現在の彼らの心境を、
お母様として一度確認されておくとよいのではないかと思います。

今後の陸上部活動、そして高校進学など、進む先の考え方についても
いくつかチョイスがありそうです。

続きは、ビデオでお話しします……

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娘の考えを.webp

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ねおさんという49歳の女性(会社員)からいただいた
「私は冷たい母親でしょうか?」というご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

娘二人をほぼ一人で育て上げました。ここにきて、自分は、ひょっとして
とんでもなく「冷たい母親」のではないかと思うことがあります。
川畑先生は、こんな私をどのように感じられるか、お聞きしたいのです。

私は、ややこしい自分の人生に埋もれ、自分を見失ってしまわないように、
断捨離をずっと実践してきました。そのおかげで、今の自分が保てていると
感謝しています。まだまだ進化の途中ですが(笑)

17年前。上の娘が3歳、下がまだ11か月の時に主人が交通事故で亡くなり、
その10年後、娘たちの勧めもあり再婚しました。が、わずか3年で破綻。
娘たちにまたもや辛い思いをさせる結果となりました。

そして今は、私の実家に親子3人で居候。長女は大学へ進学しましたが
「学生は向かない、働く」と言って昨年中退し就職、毎日頑張って働いています。
次女は高校3年生で、卒業後は働くと言っています。

自分では、この人生、腐らず一生懸命やってきたつもりです。子育ても、
手をかける時間は少なかったとはいえ、娘たちを本当に大切に思い、
可愛がると同時に、親が伝えるべき事は出来る限り伝えてきたつもりです。
片親であることを、本人にも周囲にもマイナスと捉えられないようにという
意識も、やはりありました。

ただ一方で、娘たちは、私の「こうあるべき」という価値観や
「こういうものだ」という概念を、あらゆる形でひっくり返してもくれました。
「普通の家庭像」「普通の学生像」「普通の女の子の見た目」など。

頭髪を白や青や赤に染めたり、顔や舌にまでピアスの穴を何個も開けたり、
娘たちのすることは、私自身の価値観との闘いでした(笑)が、娘のことは
変わらず大切だったし、理解できずとも、受け入れてきました。

何かをやらかしてくれるたび、時に感情的に、時に冷静に、私のストレートな
気持ちや、例えばそういう容姿が社会的にどう受け止められるか、など、
娘たちに伝えてきました。何でも理解あるふりをして、「あなたが好きな
ようにしたらいいよ」と言う方が、よほど楽だし簡単。ストレスにもならない。
でもそれは、理解という外見を装った無責任な「放任」だと私は思います。

もちろん私は完璧な人間ではないし、人格者でもない。でも、娘たちがいた
からこそ、人生投げやりにならずに生きてこられました。だから娘たちにも、
これから幸せになってほしいと心から思うのですが…

先日は、長女が喫煙していることを知り、さらに、「結婚も出産もしたくない」
との想いを聞きました。喫煙については「もう20歳だから、自分で決める」
という態度。

結婚したくないなら、子供はいらないのなら、それもよい。
なので、良好な親子関係は何歳になっても保ちたいとは思いますが、
娘たちにはいつかは家を出て、自分で生きる力を得てほしいと思う、
私は私で自分の人生を生きたいと思う、そんな私は、身勝手なのでしょうか。
母親として冷たいのでしょうか。

娘たちは、私から見て人として恥ずかしいところはないと思います。
むしろ、娘を誇りに思うことも多いです。彼女たちの外見などから、
たとえ周りに「こうなったのは、あなたの育て方が悪かったのだ」と言われた
としても、「自分はちゃんとやってきた。あとはどうしようもないよ」と
ある意味開き直る自分は、母親失格なのでしょうか。冷めた親なのでしょうか。

周りからどう思われようと、私は私の考えでまっすぐ立ってこれからも
よりよく生きていくつもりですが、そんな私は傲慢で、もしも間違っている
のなら、だれか知らせてほしいとも思います。

川畑先生は、どうお感じでしょうか。ぜひお考えをお聞かせください。

~~~~~~~~~~~
ねおさんの娘さんたちに対する愛情や誠実さが伝わってくるご相談です。

まず、自分は冷たい母親かどうかということが、ねおさんの苦しみの根源に
なっているようですが、私は、ねおさんは全然冷たい母親などではないと
思います。こんなに悩んでいらっしゃるということは、娘さんたちのことを
強く愛し、強くケアしているからですよね。

心配するのは思いがあるからであって、本当に放任であったり、どうでも
いいと思っていれば、こんなに悩まないでしょうし、ここに相談をお寄せ
になることもないでしょう。

現状をお伺いする限り、おそらく、ねおさんの理想どおりには運んでいない
かと思いますが、では人生、理想的でなければいけないのかというと、
そうではありません。理想的にいくこともあれば、いかないこともある。
そんな中で何とかバランスをとりながら、一歩一歩前進していくのが、
私たちの生きる道ではないでしょうか。

「普通の家庭像」「普通の学生象像」「普通の女の子の見た目」……。
私は海外で10年ほど生活したことがありますが、特に日本は「普通」「標準」
という基準をとても気にする文化があるなぁと感じます。
(私は「普通病」とか「標準病」と呼んだりしています、笑)

「普通」って、何でしょう?
「平均的」に生きれば、幸せが手に入るのでしょうか?

髪の毛を白くしたり、赤くしたり、青くしたり。今の娘さんたちは、
そのような刺激的なことに憧れたり、楽しいと感じることを人生に求めたり
しているのかもしれませんね。

今のねおさんには、ご自身の「理想」や「価値観」と、娘さんたちの
「価値観」「個性」「ニーズ」を区別して、捉えてみることをお勧めします。

もちろん、その中で、お母様なりの助言や主張はしてしかるべきです。
コミュニケーションのちょっとしたポイントを押さえながら……

詳しくは、ビデオでお話しします……

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160831_FB_kawabata

Q:父は7年前に、母は4年前に他界し、
私(独身)はその実家(一軒家)に引き続き住んでいます。

私は3人姉妹の真ん中で、
姉と妹は結婚してそれぞれ家庭を持っています。

実家に住んでいる私が主に親の遺した遺品を整理していますが、
4年になる現在もなかなか終わりが見えてきません。

特に、母はいわゆる超タメコミアンで
実際に「賞味期限が昭和の日付の食品」や
「今年35歳の妹が生まれた時の、友人たちから貰った出産祝いの
全く手をつけてないもの」が、母亡き後に見つかり、泣きそうになりました
(情けなくて)

バックヤードから、母の衣類の尋常じゃない量がわんさか出てきて、
何度埃でむせたことか…

私は、ここで「人間の命はモノより短い」
「溜め込んだモノのツケは、本人でなく残された者が背負うものだ」
ということを思い知り、断捨離の大切さを改めて実感したのであります。

「そんなに、遺品整理が大変なら業者に頼めばいい」という意見もありますが、
私としては本音はそうしたいのですが、それは現実難しいです。

というのは、嫁いで行った姉妹の存在です。

実際に母のものと思って処分した本棚が、
実は姉のものだったりしたこともあったりして、
処分できるものの線引きが曖昧なのです。

現実、遠方だったり、子供が小さかったり
配偶者の仕事の都合上、ウチになかなか来てくれなかったりするので、
相談もままならないです。

そして、母の遺伝子を引き継いだかのようなタメコミアンの姉妹で、
姉にいたっては、嫁いで10年になるのに
部屋一つ分埋まるくらいの荷物がまだ残っています。

「もう嫁いで行ったのだから、なんとかしてほしい」と言っても、

「ウチは転勤族で、そんなに広い家に住めないし、いつ引越しになるか
わからないから、持って行くことはできない」
「近いうちに、姑と同居する二世帯住宅を建てる計画がある。
そのときに持っていく」

と、言いながら、その建設予定地より、どんどん遠いところに、
転勤が決まっていきその計画が実行できるめどなんていつのことやら…

現実に姉が置いていった荷物が私の生活スペースを占領しているので、
「他人のものは勝手に捨ててはいけない」の断捨離の鉄則を守ってるにしろ、
姉のモノを隅の方にまとめておいて、私のスペースを作ろうとしては、
「私のモノをぞんざいに扱わないで!」と怒られる始末…

私は、「自分の身の回りの事で精一杯なので、
それ以外のモノにまで気を使う事はできない!」と言いますが、
「それは自分勝手」と言い返されます。

「妹の生活スペースをおびやかしてまでも、
10年も家を物置にしている方が自分勝手」と腹の底では言いたいところですが、
水掛け論になるだけなので、こらえています。

断捨離は素晴らしい片付け法とは思ってますが、
私ひとりではどうしようもないことを痛感しています。
私自身のモノの断捨離は、殆ど済んでます。

そして、一日も早く家の整理を終わらせたくて、
今年に入ってから、ほとんど遊びに行ってません。

平日は仕事、土日祝日は片付け。
五月の連休もずっと片付けしてました。
気がついたら今年も半分が過ぎていきこのまま年末になりそうです…

たまに少し遊びに出掛けても家の事が気になって、楽しめません。
このまま片付けばっかりして過ごすのは嫌です。

嫌ならやめてしまえばいいかもしれませんが、
やめたら汚部屋、ゴミ屋敷の生活が待ってるだけで、
それはもっと嫌なんです。

アドバイスがあればよろしくお願いします。

【まこと・41歳・会社員】

―――――――――――――――――
A:

FROM 川畑のぶこ

まことさんとご姉妹とのモノを介したバトル。
なかなか一筋縄ではいきませんね。

そう、人は相手を支配するときに
相手の罪悪感に漬け込むという術を知っています。

「あなたに思いやりがあるのなら取っておけるでしょう」
「相手をリスペクトするならそのままにしておくでしょう」
といった具合に。

その際、自分のモノで苦しんでいる相手のことは想像ができず、
ひたすら被害者意識が働いてしまうのですね。

整理すること=悪
取っておくこと=善

という不文律が根底にあることと思います。

まことさんの姉妹はお二人ともタメコミアンとのことで、
モノが溢れていることに慣れていらっしゃるので、
そのことで苦しむ人のイメージができにくいことが考えられます。

ですので、本当に大変で苦しんでいるのだということを知ってもらうために、
口頭ではなく、手紙で伝えてみてはいかがでしょうか。

また、モノを溜め込み、そのことで自分を満たそうとする傾向がある人
というのは、自分の持ち物を己の延長線上のように考えてしまい、
相手がそれを大切にしてくれるか否かで
相手が自分を認めてくれているか、または受け入れてくれているか否か
を図ろうとすることがあります。

これは無意識のうちに行われています。

まことさんは、不要になったモノを整理しようとしているだけなのに
「私が不要だというの!」と、モノと自分を同一化してしまっている状態ですね。

また、この時、自分が丁寧にそれらのモノを扱っていないことは
棚上げとなっています。

まことさんは、あくまでも本人が丁寧に扱わず、放ったらかしにしているものを
整理したいということを伝えているのであり、姉妹を大切にしないということではない
ということをはっきり伝えておくことは大事なプロセスであると思います。

まことさんは、ご姉妹のことは大事にされていると思いますので、
(それ故にこのことに真摯に向き合い、悩んでいらっしゃることと思います)
そこは自信を持って良いと思います。

モノを取っておくことで、相手への思いやりやリスペクトを表現したり証明したり
する必要はまったくありません。

今ご自身がこのことでとても困っていることを、
この問題をできるだけ早く解決したいことを、
そして、姉妹のことは大切に思っていることを、
誠実に伝えてみてはいかがでしょうか。

まことさんがご実家をご両親の遺産として全て相続されている場合は、
ご実家のスペース全てを自由にされたら良く、
ご姉妹のものはそれぞれの住まいに送ることが健全ですが、
姉妹3人が3分の1ずつ相続しているのなら、
ご姉妹にもその空間を自由に使う権利はあります。
(たとえ物置にしたとしても)

その場合は、どこからどこを物置として使うかということも
話し合ってみてはいかがでしょうか。
そしてそこに「丁寧に」保管することを伝えてみてはいかがでしょうか。

ただし、開かずの間に埃や菌が堆積し、衛生状態が悪化したなら、
それはまことさんの健康や人生の質を落とすこともきちんと主張し、
それ故にどのように管理するかも話し合いをして
クリアにしてみることをお勧めします。

どうか、相手への敬意と愛情を持ってコミュニケーションをスタートしつつ、
主張すべきことは引かずに主張してください。

主張は決して批判ではありません。

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こんにちは。川畑のぶこです。

momo様(50代・主婦)という方からいただいた
「『聞き役』が苦しい」というご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも参考になるメルマガをありがとうございます。
なるほど、そういう考え方か、そう動いてみるのか、
と気づきをいただいております。

さて、私の悩みです。
私は、友人に合わせながらお付き合いをしていて、
なかなか自分を出せません。

最近、相手の悩みを聞くことが多くなりました。
自分は聞くタイプの人間だ、と思っていたのですが、
人生も半世紀ほど生きていると重い悩みを聞くことが多くて、
だんだん自分の中で一杯一杯になってきました。

離婚する人、ガンの手術をする人、子供がアトピーからの鬱状態で
就職も辞退した人、小さなお孫さんが脳の大手術をしたり障害がある人、
熊本の被災者で高齢のご両親や鬱の妹さんなどを抱えている人など。
これは、何かを意味しているのでしょうか?

重い悩みを聞いて相手に共感してきたつもりですが、
それは傲慢なこととも思っています。
人の心を100%わかるわけなどないですよね。

もちろん私も悩みを友人達に聞いてもらうこともあり、
ありがたいことだと感謝しています。
でも、友人達から聞く悩みは重く、
自分の悩みがちっぽけな悩みに思えてしまいます。

これから私はどのように考え、どのように動けばいいのか、
悶々とした思いが溜まり苦しくなっています。

何か、アドバイスがあれば教えていただきたいと思っております。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

momoさんのように人の話を親身になって聞いてくださる方が
いらっしゃると、周りの人も安心して心をオープンにして、
悩みを打ち明けられるのだと思います。momoさんの周りの方たちは、
きっと、かなり救われたり、癒されたりしていることでしょう。

ところが、momoさんご自身がそれで重くなってしまっているのであれば、
おそらく周囲の人々も、そこまでして聞いてもらおうとは思わないはずです。
全てを自分が背負い込む必要はないのだということを知っておいてください。

私たちはみんな、それぞれ、人生の課題があります。
大きな悩みもありますし、問題も抱えます。

基本的に、人が悩みを抱えているのは、それを乗り越えるだけの叡智が
備わっているからだと、その人の問題解消能力を「信頼」することが大切です。

相手の能力が信頼できないと、すなわち、相手を非力化してしまうと、
自分が解消して「あげなければ」というような気持ちになります。

もちろんこれは、思いやりや慈悲の念からきていることだとは思うのですが、
やはりこれも程度問題で、momoさんが自分の許容量以上を抱えてしまった
場合は、お互いにとって、百害あって一利なしです。

ですから、オーバーキャバ気味になっている自分に、momoさんが気づいてあげて、
それ以上抱える必要はない、と割り切ってあげることが大事です。

そうすると、何が起きるでしょう?

また、momoさんが手放すことによって、悩みを抱えている本人と、
周囲の人々との間に、ある「調和」がもたらされます。

キーワードは「refer(照会)」です。
自分の手に負えないものはいったん「手放し」、一方でその受容力のある人や
世の中のシステムを照会し、活用するのです。

また、momoさんの苦しみの原因になっていると思われる「人に合わせる」という点
については、考え方や行動パターンにある種の「クセ」のようなものがあるかも
しれませんから、そこをよく見ていきましょう。

続きは、ビデオで……

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160720_FB_kawabata

Q:はじめまして。
いつも川畑先生のアドバイスを参考にさせて頂いております。

早速なのですが、
人と接するときの自分の心の中の変動に悩んでおります。

もともと人付き合いは得意ではありません。

社会人になってから、2年ほどで鬱病になった経験もあります。
今は結婚をして、一児の母です。
薬は四年ほど飲まずに過ごせるようにはなっています。

病気の時や、快復期を思えば、
いくらかマシになってきてるように感じるものの、
未だ、どのように人と接すれば良いのか悩むときがあります。

川畑先生のメルマガやおのころ心平さんの人付き合いレッスンなども
勉強しておりますが、すぐに心が乱れてしまいます。

特に色々考え方を変えてみる努力をしたり、行動認知療法をしてみたり
(すこしですが)とやってみるのですが、
人と会う、という場面になると緊張しますし、色々考えてしまいます。

アドバイスなどを活かして自分なりに楽な考え方をして、
一時とても良い感じ(オープンな感じの)コミュニケーションを出来るのですが、
次の日には心がガチガチ、というか変な感じになってしまいます…
(今は主にママ友関係でしょうか…)

見た目には冷静を装っていますが、
心の中は「変だと思われてるんだろうなぁ」とか「好かれて無いんだろうなぁ」とか
楽しそうに話している他のママさんが気になっています…。

心の調子が良いとあまり、気にならないのですが…。

そんな浮き沈みのある自分に辟易している部分もあります。
どうして私はこうなんだろう、と。

こんな私に何かしらアドバイスを頂けるとありがたいです。

1人で調べて考えて実践する事に疲れてしまいました…。
どうすれば良いのでしょう…。

こんな母親で、子供に悪影響があるんじゃないか、という事も気になっております…
人付き合いの苦手な子になるんじゃないかと…

長々と申し訳ありません、よろしくお願いいたします。

【アオ・32歳・主婦】

――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

周囲の人々と調和的に関わり合いたいという、
誠実で真面目なアオさんの姿勢が伺われます。

これまでもさまざまな努力を重ねられているということで、
そんなご自身の真摯さを褒めてあげてください。

対人関係は人生の最も大きな課題といえると思います。

しなやかに対人交流ができるか否かは
その人の人生の質に大きな影響を与えますね。

多くの人が誤解をしやすいのは、
「多くの人と交流し、抵抗なく相手と話ができる人」が、
対人交流が得意な人と思っていることです。

対人交流は交流する人の数や会話量が多ければ良い、
あるいは卒なく会話をまとめられれば良いというものではありません。

関わりあう者のニーズ(心理的欲求)が満たされているかどうかがキモです。

沢山の人と卒なく、さほど意味を求めず会話をすることが好きな人もいれば、
少人数の分かり合える友と言葉数少なく関わりあうことで互いのニーズが
満たされる関係もあります。

それらの関係性に優劣はつけられず、どちらもOKです。

まず、ご自身はどのような関係に満たされるのか、
これは周囲の作り上げた価値観からではなく、
アオさんの内面から湧き上がってくる声に忠実に耳を傾けてみてください。

周囲の人々との輪に入りたいと思われるのであれば、
「私は話し下手で、ノリが悪いように見られがちなのだけれども、
人の輪の中にいることが大好きなので、ぜひお声がけしてください」
というメッセージを、周囲の人々に率直に伝えてみることをおすすめします。

相手は必ずしもアオさんに器用な会話を求めているとは限りません。

ただ、アオさんが関心の無いことには巻き込もうとは思わないでしょうし、
関わり合いたいのか否かがはっきりすれば、輪の中に招きやすくなることと思います。

不器用なままでかまわないので、
ご自身のそんな意思を伝えてみてはいかがでしょうか。

たとえ輪の中にいるアオさんが静かでも、
「静かに輪の中にいたい人」として認識されるでしょうから、
互いに変な緊張感を持たずにすむでしょう。

これは個性であり、周囲が個性を理解する智慧を身につける過程でもあります。

同じ関心を持つ者同士が、互いを思いやりながら集う。

そのエネルギーだけでも十分価値があり、意味ある対人交流です。

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160713_FB_kawabata

Q:
結婚して43年になりますが、
夫に対してずっと「怒り」を感じながら生活してきました。

何度か離婚も考えましたが、
家族や職場での立場を考え、思いとどまるの繰り返しでした。

なぜ「怒り」を感じてきたかというと、
夫は自分の趣味優先で家庭・家族を顧みず、
家事・育児を分担するという気持ちが全くなく、
共働きなのに、「なんで何もかも私一人で」の思いに陥ることが多く、
私の不満は貯まる一方という人生でした。

定年を迎えても変わらない夫の様子(生き方)にうんざりしています。

この「怒り」を自分から切り離し、快適に過ごしていきたいと思っています。
過去の出来事にとらわれ、自分を変えようとしない私が悪いのでしょうか?

【匿名希望・61歳・管理職】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

男女平等が唱えられる様になって久しいですが、
日本は欧米に比べて職場での活躍機会は増えているものの、
家庭内の役割に関してはまだまだ不平等さが目立ちますね。

フルタイムの共働きなのに、
仕事が終わってスーパーに食材を調達しに行くのは女性、
料理をするのも女性、食事の後片付けをするのも女性、
掃除洗濯をするのも、育児や子どもの送り迎えも女性がしている
という家庭は少なくないのではないでしょうか。

あるいは、男性が家事に参加するにしても、比率が不公平であったり、
役割分担と言うよりは「手伝い」の意識の人も多いように思います。

匿名さんのジェネレーションですと、女性が社会進出・活躍する成功モデルと
なって後輩たちを牽引してきたことと思います。
草分け的先輩に助けられている人が多くいることと思います。

同時に、世間がまだまだ女性に期待している家事や育児も、
仕事と同様、優等生で切り盛りしてきている人も多いでしょう。

世間に「女のくせに」と言わせない様に、男平等による両立ではなく、
女性側が両刀で完璧にこなしてきてしまっているケースが散見されます。

周囲からも「仕事もしっかりして、
家庭も『犠牲』にすることなくしっかり守って立派ね」などと
「出来る女」「出来る妻」「出来る母」の評価が下され、
その評価に安心してそれを維持しようと努力してしまう。

「出来る妻」をもらった夫は、これ幸いとばかりに、その状況に甘んじてしまって
両親から学んだ前時代的な夫婦観を刷新することなくきてしまう。

どうでしょう?
匿名さんに思い当たる節は無いでしょうか?

夫と同様にフルタイムで仕事をこなす替わりに、
家事や育児は半分ずつ役割分担をしましょうと、
後ろめたさなくご主人と率直にコミュニケーションされたことはありますか?

多くの「出来る女性」はそれらの言葉を呑み込んで、ひたすら耐えてしまう、
そして時折フラストレーションを発散させるがごとく、
コミュニケーション(対話)ではなく、不平を漏らしたり、罵ったりすることがあります。

ぜひ、これを機に、健全にストレートにご主人に思いを伝えてみてください。
これも夫婦の大切な仕事です。

タイミングとしては、頭にきている時やイライラしているときに
気がかりなことをコミュニケーションしようとしないことです。

ご自身の機嫌が良く、ご主人にもゆとりがあるようなタイミングで、
時間も10分くらいを目安に話し合ってみると良いと思います。

気がかりなことをコミュニケーションするときは、
主語を「あなた」ではなく、「私」にして話すよう心がけてみてください。

「あなたが協力してくれないから」ではなく、
「私から見て家事分担が不平等に見える」と、
決め付けずに、あくまでも主観から伝えます。

その上で、どのように感じるか
たとえば「フラストレーションがたまる」とか「イライラする」など、
率直にフィーリングを伝えます。

次に自分のニーズを伝えます。
たとえば、「私は食事をつくるので、あなたは片づけをしてほしい」など、
具体的に何をして欲しいか、あるいはしたいのかを伝え、最後に依頼をします。

もちろん、相手は快く受け答え無いかもしれませんが、
あこれは相手を思い通りにするためのプロセスではなく、
あなたのニーズを相手にきちんとつたえることが大切なポイントとなります。

上記のステップは、ローゼンバーグにより提唱されている
非暴力的コミュニケーションです。

このように健全なコミュニケーションをするだけでも、
匿名さんご自身のすっきり感は随分と違ってくると思います。

まずは思いを、相手を批判することなく、
敬意と愛情をもって誠実な気持ちで伝えてみてください。

また、より実際的なアプローチとして、
物理的、身体的な負担を軽減するのに、夫婦内で完結する必要もなく、
お手伝いさんを雇い第三者に活躍機会を与えるという方法もあると思います。
二人のお財布からその費用を捻出してはいかがでしょうか。

匿名さんが機嫌良く過ごすことは、ご自身のみならず、
ご主人にも周囲の人々にとっても良いことのはずですから、
ぜひ抱え込まずに対処してみてください。

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160627

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ゆみさんという女性(27歳・会社員)から
「ネガティブ思考の自分に疲れてしまいます」というご相談です。

~~~~~~~~~~~
川畑さん、初めまして!
いつもメルマガを楽しく読ませていただいております。

些細な悩みかもしれないのですが…聴いていただきたいことがあります。

今の職場で働くようになり半年ほどが経ちました。
ちょっとずつ色々任せてもらえるようになり、
日々やりがいを感じながら楽しく働いております。
人間関係も悪くなく、とてもやりやすいです。

ただ、新しいことを他の人が教わっていたり、
自分の担当である仕事を他の人も覚え始めると、すぐに
「私は必要とされなくなるんじゃないだろうか」とか考え始めてしまいます。

自分が教わっていないことを、他の人が先に教わっていても、焦りというか…
自分は必要じゃないかもしれないと大袈裟に思ってしまいます。

みんな優しいし、日々任せてくれることもあるのに、
いちいちそう思ってしまう自分に疲れてしまいます。

プライベートがあまり充実しておらず、仕事に依存している部分があるかも
しれなくて余計そう思ってしまうのかもしれないですが…。

もうちょっと気楽に考えたいのにな~と思うのについネガティブになってしまいます。

何かいい方法があれば教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

とても誠実で、周囲に気を配りながら、一生懸命お仕事をされている
ゆみさんの姿が想像できました。

今の職場で働くようになって半年ほどとのこと、
新しい職場に適応して慣れ始めてきたときで、
いろいろなことに気が付きやすくなる時期でもあるかと思います。

まずは、様々な不安が出てくるのは当然だと思ってみましょう。

「半年も経ったのに」というよりは「ようやく半年経った」「まだ半年だ」
と捉え、ちょっと一呼吸置いてみるのです。

「自分は必要とされなくなくなるんじゃないだろうか」と焦ってしまう
とのことですが、職場に関して言えば、「この業務は、この人一人ができて
いればいい」という状態では、組織体として非常に脆弱です。
誰が抜けても、常に誰かがバックアップできる状態であることが、
健全な組織運営です。

会社は、ゆみさんが不必要だから他の人に教えているわけではなく、
みんなが同じことを知っていて共有することが大切だからやっていると、
意識を切り替えて捉えてみることも重要になってきますね。

教わっていないことを、他の人が先に教わっているときに焦ってしまう
ということであれば、どういう背景でそうなっているのか、
できれば「確認」をするといいです。

会社として、教育する順番があるのかもしれませんし、もしかしたら、
先輩や上司が単にうっかり忘れてしまっているだけかもしれません。

気を揉み続けるよりも、事実を確認することで、ゆみさんが安心できるだけでなく、
「すごく誠実な人なんだな。真剣に仕事をきちんと学ぼうとしている人なんだな」
というようなプラスの評価が得られることもあります。

ものの受け止め方や捉え方が歪んでしまう、ネガティブ思考になってしまう
傾向の人には、共通の、ある癖があります。

それと関連して、ゆみさんがゆみさんを客観的に見るのに、とても効果的な
「リストアップ」の方法もお伝えしますので、ぜひやってみてくださいね。

続きはビデオで……
https://youtu.be/us78P6zc6Lo

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、お孫さんの偏食について「息子の嫁とうまく話し合いたい」という女性
(60代・主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

一人っ子で年長児の孫の、極端な偏食に困っています。
また、孫は人との関わりが苦手で、幼稚園でも孤立しがちなことも気がかりです。

孫の食べられるものを挙げていくと、十本の指で間に合ってしまいます。
数少ない食べられるものでも、パッケージや調理方法が違うと、
顔を背け、決して口を開きません。
例えばいつものヨーグルトではないとか、フライドポテトは好きだけど、
肉じゃがは食べないとか。
一緒に料理をして食べ物に興味を持たせたいと思っても、嫌がります。

以前、原因は分かりませんが、チック症状が出たことがあり、強く言えないでいます。

この強いこだわりは治療の対象ではないかと考え、
息子に発達相談を受けるよう何度も促し、息子夫婦は地域の無料相談を受けたようです。
そこでの診断は、年相応に身体的成長をしているので様子を観ましょうとのことでした。

私は、様子を観る=何もしない、とは思えないので、息子夫婦、特にお嫁さんには、
いろいろなところで発達状況と療育の相談をして欲しいのです。
そのためには労力もお金も協力する、と息子には伝えています。

息子も何とかしたいとは思っているようですが、お嫁さんを説得できずにいます。

私とお嫁さんとの関係は、年に数回お互いの家を訪ねて、当たり障りのない話をするだけ。
また二人とも、相手のひと言を気にするタイプなので、
孫のことを話し合うのを躊躇してしまいます。

お嫁さんに、孫の状況にもっと危機感を持ち、相談や療育に通うなどの行動を
起こしてもらうには、どのように話せば良いでしょうか。
嫌われてもいいやと思いつつ、こじれた時に板挟みになってしまう息子のためにも、
お嫁さんとはうまく話し合いたいのです。

~~~~~~~~~~~

愛する孫には元気に、健全に育ってほしいという、みつさんの気持ちが
ひしひしと伝わってくるご相談ですね。

まず、偏食について。
子どもが食べないときに、あまり「食べなさい、食べなさい」と強要してしまうと、
みつさんもご心配されているように、「食べること」の楽しさがそがれてしまい、
脅迫的に何かを「食べさせられている」という状態になってしまいます。

食べるということの文化はとても大事です。
実際に何を食べるのか、内容そのものはもちろん大事ですが、
どんな文脈で食べるのか、どんな文化の中で食べるのかということも、
とても大事ですので、そこを注意してあげるとよいと思います。

また、同じ物を食べても、ご機嫌な状態で食べるのか、不機嫌な状態で食べるのか
によって、栄養の吸収率も違ってきます。
いつもイライラしたり、殺伐とした環境の中でどんなに栄養価の高いものを
食べても、なかなか身にならないということですね。

今の状況で、「おばあちゃん」の立場であるみつさんにできることって何だろう?
と考えてみてください。

お孫さんの横にマンツーマンで付いて、「これを食べなさい、あれを食べなさい。
これにはビタミンが、カルシウムが、ミネラルが……」というようにはできないでしょうから、
子どもが楽しい雰囲気の中で食事ができる、また、家族っていいな、温かいなと思えるような
状況にするために、おばあちゃんが一役買ってみる、というのは価値がありそうですね。

「10本の指で間に合ってしまう」ということも、ある視点からは
「10個も食べられる物がある」、と捉えることもできるかもしれません。
地球という規模で考えると、日本というのは本当に稀有な、豊かな食生活を送っている
国民であり、その文化の中に私たちは身を置いています。

ちょっと飛行機を飛ばして何時間か行けば、毎日毎日、同じ種類、数種類の物しか食べられない、
それでも一生懸命成長し、頑張ろうとしている子ども達もいます。
どうぞ「生命力」というものを信頼し、リラックスして関わり合ってみてください。

お嫁さんとのコミュニケーションについては、ちょっとしたコツを押さえることで、
スムースに会話を進めることができますよ。

続きはビデオで……
https://youtu.be/zqA8IlN5vI4

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