180618

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ともっちさん(40代・派遣社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
元々私には結婚願望がなく、夫とも結婚する気はありませんでした。
しかし、夫の親からの圧力もあり結婚することになりました。

結婚後の2人での生活はそれなりに楽しかったです。
ですから子どもも欲しいと思うようになり、男女2人を授かりました。
そういう意味では、やはり夫とは御縁があったのだなぁと思っています。

しかし子どもが生まれてから義母の干渉が激しくなり、また夫も育児に
は無関心、家事も全くせず、自分の楽しみにお金を使い続け、転職を
繰り返したことなどもあり、莫大な借金を抱え自己破産まで経験しました。

夫のイライラは私や子ども達への暴力へと向かい、シェルターにも
お世話になりました。私が精神的に鬱状態になってしまったため、
夫の元へ戻り、心と体を癒しながら10年程が経ちました。
子ども達も大きくなり、やっと私自身も仕事を少しずつ始めることが
できるようになりました。

しかし、子どもたちの心の傷は大きく、私も今は夫が好きではないので
別れたいですが、まだまだ経済力のない状態で別れることは不安です。
一方でまだ夫の借金に追われて生活していることも釈然としません。

幾度となく別れを切り出しましたが、まだやり直せるのかもと思って
しまいます。そこには夫に対する依存があるのだと思います。
また結婚をすると決めたのは自分なので責任はあるし、生活できている
ことに感謝しなければならないという思いもあり、でもその感情は必要
なのだろうかと疑問にも感じています。

自分は愛がない自己中心的な人間だなぁと思います。
私の何から変われば納得のいく決断と行動ができるのか、
教えていただけませんでしょうか?よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

ご主人の暴力、借金、自己破産があって、その後10年かけてなんとか
心と体を癒しながら、お子さんたちもやっと育って大きくなったとのこと。
そして、ここに来て、ともっちさんは「自分は愛がない自己中心的な人間、
いったい私の何が変わればいいのか」と疑問に思っていらっしゃるのですね。

でも、これは、ともっちさんが変わるのではなくて、ご主人が変わる必要
があることなのです。

DVの加害者と被害者の典型的な構図で、暴力を加える側は、加えられて
いる側、被害者のほうが悪いのだという、罪悪感を植え付けるような言動
をします。

誰のおかげで食えているんだとか、あなたのこういうところが悪いから
こうなんだとか、子どもが引きこもったり、あるいは精神的に不安定に
なれば、お前の教育の仕方が悪いんだ等、すべて悪いことはあなたのせい
でこうなっている、自分の暴力だってそうだ、だからこの暴力は正当化
されるんだ、といったような働きかけをしてきます。

そして、被害者となる側というのは、どこかで違うとは思いつつも、
暴力は嫌だしいけないとわかりつつも、やっぱり私がいけないから
この人はこうなってしまっているのではないか、私さえ変われば、
夫も良くなるんじゃないか、家庭も良くなるんじゃないか、、、
このような思考に陥ってしますのです。

ところが、暴力は何があっても許されません。暴力が正当化されること
はありません。ですので、ともっちさんも「私のせいで、私に愛がない
せいで、暴力があるんだ。私にもっと愛があれば暴力はなくなるんだ」
と考えてはいけないのです。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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180423

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ヒカルさん(50代・製造業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めまして。ブログ等々、いつも拝見させて頂いております。

結婚して25年になりますが、夫婦共に、片付けが苦手です。
どちらも長男長女で、共に実家から、結婚するまで、
独り暮らしもしたことの無い二人でした。
いつも、片付けは、両親がしていてくれていたからかも知れません。

その証拠にお互いの実家は整理整頓がされています。
特に家内は、『物』に対する執着、倹約家で、
『もう、こんなの使わないだろう』と言う物迄、取っておきます。
捨てることが出来ません。

一度聞いたことがあるのですが、断捨離してみよう、と言いましたら、
『断捨離の先生方は、他人の物だから、思い入れが無いから、
スパスパ捨てることが出来るのだ』と言われました。

『ゴミ屋敷』迄は、行きませんが、物で溢れているので寝る場所も一苦労です。
そこは、賃貸のアパートなのですが、片付けられない為、
引っ越しすることも出来ません。いつしか、別居になってしまいました。

子供は、そんな環境の中で育ち、家内に似て、捨てることが出来なくなって
きています。「捨てる」と「もったいない」の境界線がわからないようです。
どうしたらよいでしょうか?宜しくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

ヒカルさんの切実なお悩みです。いつしか別居になってしまいましたとのこと、
おそらくヒカルさんが、奥様とお子さんがいらっしゃるお家を出られて、
違う所に引っ越されたのかなと推測いたしますが、どうでしょう、
ヒカルさんご自身は、別居後、ご自身のスペースが整理整頓がされて
心地良く住むことはできているでしょうか。

もし、それができているのであれば、奥さんが、まだ人間関係、夫婦関係を
続けていきたいという思いがあったとき、ヒカルさんの居宅の方に行って、
「なるほど、本当にすっきりしているな」と、ヒカルさんの背中を見て
影響を受けるということはありますね。

そうなると、別居はある意味、前進するための必要なプロセスだったのかな
と捉えることもできますね。ぜひそうなるといいなと思います。

そして、「断捨離の先生方は、他人の物だから、思い入れがないから
スパスパ捨てることができるのだ」ということに関しては、まず、断捨離
というのは、人の物には手をつけないというルールがあることをお伝え
しておきます。

私自身も実家の母親の断捨離を手伝いましたが、それはそれは、
一筋縄ではいきませんでした。私の母は、昭和の一桁台の生まれで、
物がなくて困っていた世代です。物を大事に使おうという刷り込みが、
私たち以上にされている世代なわけですよね。

ですから、そこに対してどうアプローチするかというと、
厳しさや怒りから、批判からアプローチするのではなく、
相手を深く理解して、思いやりを持って接するというところから
始めることが大事になってきます。

「もったいない」ということの解釈についても、世代や環境によって
さまざまですね。何に対して「もったいない」のか。今一度考え直して
みることも必要です。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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180212

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、しのさん(50代・パート)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
男性に対する嫌悪感に苦しんでいます。

家族、職場と私を囲む人間関係はほとんど男性です。
夫、息子は物を溜め込むタイプ。個人事務所の雇い主は体が不自由な事も
あり、ほとんど丸投げ状態です。男ってズルい、自分でやろうとしない、
という思いにいつもたどりついてしまいます。

自分にゆとりが無いのだなと思いますが、何かあるたびに、
「また男だ」と嫌悪感を感じると共に自分の愛の無さに嫌気がさします。
男性はうまくおだてれば良いと聞きますが、わかっていても癪に触って、
誰が言うものかと思い、故意に言わない自分がいます。


雇い主に対しては、私の学生時代から障害を持った父親に対しての感情が
湧き上がってしまいます。自分は障害者だからという言葉とともに、
家族に言う事を聞けと主張していた父親と、専門職としての裁量が
無くなっている事を認めようとせず、身体が不自由な事を言い訳に
仕事を丸投げする雇い主が重なり、怒りが抑えられなくなります。

父は父、上司は上司であるし、同じような環境を選んだ自分には、
そこに学びが有るのだと思ってはいますが、怒り、諦めから抜け出せない
自分がいます。夫が、自分の母親が第一で何も言えなかった態度も、
父親に重ねてしまいます。

父親も夫の親も亡くなっているのに、消えない嫌悪感にずっと苦しむ
自分から何とか抜け出したいのですが、堂々巡りです。
~~~~~~~~~~~

苦しみがひしひしと伝わってくるご相談です。
しのさんは、男性に対する嫌悪感で苦しんでいらっしゃるということですが、
おそらく、そんな自分に対する嫌悪感も重ねておありなのではないでしょうか。

まず、もうご自身でも気づいていらっしゃるとおり、上司とお父様を重ね
合わせてしまう現象。これを、心理学では「転移」といいます。

自分の幼少期に非常に重要だった人間関係(親が多いです)において
相手に対して抱いていた感情を、現在ある似たような状況において、
その相手に投影してしまい、同じように感じてしまう、同じ感情を持って
しまうということがあるのですが、しのさんにもこの転移現象が起きて
いて、苦しいのでしょう。

「父は父、上司は上司であるし、同じような環境を選んだ自分には、
そこに学びが有るのだ」と、しのさんはとらえていらっしゃるのですね。
確かにそうだと思います。
ただ、学びがあるから我慢しようと思わないことも学びなのです。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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171218

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、たかちゃんさん(40歳・会社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
母親が、姉の子供のドライブスクール代金を貸してあげてほしいと
言ってきました。

若い頃から、なぜか姉にお金のことは言わずに、泣いている母の姿を見て、
私は数百万も出してきました。父の自営業がうまくいかない時も、
職人さんのお給料は私の貯金から出してきました。


次に父が癌になり、闘病生活からお葬儀代まで、私一人で働き通し
お金を出しました。私は当時、結婚していた人とも、母親が原因でお別れ
しました。その後も親のためにお金を出してきましたが、今回の甥っ子の
運転免許を取るためのお金を私に言うのはおかしくないか。「あなたには
お金があるでしょ」と軽く考えている母親に、少しキレてしまいました。

息子も中学に入るためいろいろとお金がかかるので、はっきりきつく怒り
ながら話してしまい、後からくる罪悪感と、これまで悩まされたことの
怒りがよみがえり、もう母親とは話したくありません。「お金はない」
「病気だから」と自立していない被害者意識ばかりのずるい親に、
怒りがあふれてきました。

母親に対しては初めてです。おかしいとは思いながら、傷つけたくない
ために言わずにいました。今回はもう怒りがおさまらず、コントロール
しなければと思いますが、できないでいます。

この場合、どんな対処方法がいいですか?   
~~~~~~~~~~~

たかちゃん、本当に一生懸命お仕事をして、みんなのために頑張ってきた
のですね。

お母さん、お父さんだったらまだしも、お姉さんの子どものドライブ
スクール代金を貸してあげてほしい。これはもう、おそらく「NO」で
いいのでしょうね。

もちろん、自分はある程度稼いでいてゆとりがあるし、甥っ子・姪っ子
のために、家族のためにそのようにしたい、という希望を持って自発的に
それをしたいと思うのであれば、それは健全なことですから、どんどん
したらいいと思います。

が、そうではなく、たかちゃんご自身はそう望んでいないにも関わらず、
周囲がそれを強要してきたり、せがんできたりするから、仕方なく
「そうせねば」とか「そうするべきだ」と、さもなくば薄情な娘になって
しまうとか、薄情な妹になってしまうといった思いから、無理やりして
いる場合は、これは非常に不健全です。

もう、ご自身でもお気づきのように、相手に依存させてしまう状況を
つくっていますね。そしてこれは、たかちゃんは一見被害者のようでいて、
実は相手の自立を阻む加害者になってしまっているということをも指すの
です。

もちろん加害しようなどと思ってはいません。相手の痛みや苦しみを
取ってあげようと、よかれと思って行ったことであるのは間違いないの
ですが、そのような優しさが時として甘やかしになり、相手の自立を
阻んでしまうということがあるのです。

  
続きは、ビデオでお話しします……

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170213

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、りささん(30代・女性・フリーグラフィックデザイナー)からの
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
「パートナーの過去の言動を責める癖をやめたい」(1月16日配信)http://www.kawabatanobuko.com/blog/2407
を読み、心揺さぶられました。

私は結婚10年目、小1の息子がいます。私の夫も、幼少期からの両親との
関係性にトラウマを抱えており、そのためか、人と良好なコミュニケーション
をとることが難しい性質をもっているように見えます。

結婚当初は、さほど気にならなかったのですが、ここ数年、私のやること
なすこと(家事の仕方、子どもへの対応など細かな部分まで)に否定的な
発言を繰り返すのです。私が悪いのかと、自分を責め、自分が変わらなくては
と試行錯誤をしてみたりもしましたが、状況はよくなりませんでした。

また、夫は息子に対してもキレやすくなっていました。息子は、一昨年、
発達障害の診断を受けており、独特のこだわりと癇癪等を抱えています。
私自身は、息子と関わる中で、情報収集をしたり、アンテナを張ったり
していたためか、比較的すんなりとその診断を受け容れられましたが、
夫はそうはいきませんでした。息子の気になる言動に対して、暴力的な
言葉や態度で脅してしまうのです。

夫を息子の療育に一緒に連れて行く等、理解を進める努力をしましたが、
なかなか上手くいきませんでした。このままでは、子どもへの影響が
計り知れないと、悩んだ末に夫と距離を置くことを決め、昨年の春から
息子を連れて別居を開始しました。息子だけでなく、私自身のためにも。
怯える息子を見るのが、辛くて、苦しくて。今は夫と離れ、息子も私も
精神的に安定して暮らしています。

夫は現在、自身の課題に気づき、カウンセリングを受けて自分と向き合って
いるようです。夫は夫で努力している。息子は夫のことを好きでいるし、
いつかまた一緒に暮らせると思っている。そんな二人を見ていると、
私は二人を引き離し、なんてひどいことをしているのだろうと、自分を
責めてしまいます。私は今後、どんな心持ちで夫と接していったらいいのか、
アドバイス頂けたら嬉しいです。
~~~~~~~~~~~

りささん、困難な中、本当に頑張っていらっしゃる様子がうかがえます。
素晴らしいですね。

とても良い選択をされているのではないでしょうか。もちろん、家族なのに
別居する、距離をとるというのは、とても辛いことですよね。夫婦同士は
まだよくても、果たしてそれが子どもにどんな影響を与えるのだろうかと
悩んだとき、私たちは罪悪感を刺激されますね。

おそらくりささんも、罪悪感や後悔の念というのが苦しみの源であろうと
推察しますが、今、ご主人がきちんと自分の課題に気づき、カウンセリング
を受けているということですから、経過は良好だと思います。

そして、そのような状況下ゆえ、「こういうことをできる夫なのに、子ども
と引き離してしまってよかったんだろうか」と、罪悪感を抱いてしまうので
しょうが、これは、りささんが賢明な判断をして行動した結果、起きた変化
であると捉えてみてください。

夫がキレやすくても、子どもに暴言を吐いたり脅したりしても、それでも
りささんが我慢して耐えていたのであれば、ご主人も問題意識は持たなかった
かもしれませんし、「これでいいんだ」と自己正当化をして、自ら変化を
起こそうとは思わなかったかもしれません。

優しくて、それまでは不適切な暴言も許してくれていたりささんが、今回
立ち上がって「NO」と言ったことは、ご主人を揺さぶるような大変な
インパクトがあったのでしょう。その結果、変化が起きたということです。

りささんは、その時点でできる最善の選択をしたわけですから、罪悪感は
不要です。

人間というのは後悔したらきりがありません。りささんは、少なくとも
その時点で、精神的にも、肉体的にも、物理的にも、そして息子さんのこと
を考えても、最善を尽くしたことは明らかです。それを認めてあげてください。

息子さんとの関わり合い方、家族間の距離のとり方など、今後についても
アドバイスさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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160912

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、三匹のこぶたさんという50歳の女性(主婦)から
いただいたご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
中学3年の双子の息子達についての相談です。

陸上をやりたいと言って、わざわざ家から遠い学区外の学校を
選んで通っています。その割に、練習時に兄弟喧嘩をしたり、
いい加減な練習をして、何度も顧問の先生に怒られています。

それに加えて、学校の提出物の期限を守らず、出していないこと、
やってない事をごまかします。元々、読書が大好きなので、
家でも学校でも暇さえあれば本を読んでいます。

本を読むこと自体は素晴らしいと思うのですが、読み始めると、
他が見えなくなり、授業中でも、歩きながらでも、他のやるべき
ことを何もせずに、夢中になってしまいます。本自体も図書館
から借りてくる分には良いのですが、勝手に 家から図書カードや
現金を持ち出して、どんどん隠れて買ってきます。活字であれば
何でも良かったりするので、新聞、雑誌、広告何でもOKです。

漫画やゲームも好きで、こちらも好き勝手購入してしまいます。
お金の大切さ、時間 についてなど、色々話合いをして、ケジメを
つけて楽しもうとなっても、いつの間にか、やる事は後回しで、
自分の欲求優先になっています。

自分で買うことをあきらめると、今度は学校や練習帰りに、
寄り道禁止なのに、古本屋で何時間も立ち読 みして
時間を忘れて過ごす事になってしまいます。

自分の欲求を満たす為に、家計のお金から何万円も持ち出して、
ゲーム機を購入して来たことが何度もあります。
1回やって、家族会議を開いて、犯罪になってしまうということも
説明して、絶対にやらないと反省したはずなのに、またやってしまう
ということの繰り返しです。どんな小さな額でも、やって欲しくない
のですが、高額商品ですと、尚更、将来が心配になってしまいます。

あれもダメ、これもダメと干渉し過ぎた面があるので、
親の私も反省しています。その上で、今後の話合いをしているので、
今度は大丈夫かと信じるのですが、なかなか直りません。

こんな状況で陸上の結果がでるはずもありませんが、本人達は、
高校、大学も続けて行きたいといいます。アスリートの道を考えて
いるのであれば、ますます自己コントロールや時間管理が大切だ
と言っているのですが、本当に理解できているのかわかりません。

こんな状況の中、陸上部顧問からのパワハラにも悩んでいます。
とても立派な教えをおっしゃる方なのですが、自分に都合の悪いこと
は全て人のせいにします。1年生の頃からずっと、大会や練習へ、
車出しやサポートをして協力してきましたが、息子達が馬鹿な行動を
するので、何度もひどい言葉で注意を受けてきました。

(中略)

本人達が悪い点は十分に反省しているのですが、いつの間にか、
他の子のことや、他の保護者の事まで言われてしまいます。
メールのやり取りも、先生のイメージ通りの返信ができないと
全否定され、練習の時に子どもや他のメンバーもいる中で、
お前の親はこんなひどい事をすると、悪口を言います。

(中略)

子ども達も相当やられていますが、親にもメール攻撃がきます。
これが相当なプレッシャーで、神経をすり減らします。

また、受験生でもあるのですが、進路について先生に相談すると、
私を当てにしないでくださいと言われ、当てにするつもりはないの
ですが、無断で行動すると怒られるし、練習や大会もあって、
他の受験生のように高校の説明会、見学会にも行けず、困っています。

本人達が目標に向かって全力を尽くしていれば、私も負けないと
思えるのですが、最初にお伝えした状況なので、私自身、気持ちが
落ち込む一方で困っています。

心のバランスを何とか取りたい一心でご相談させていただきました。
~~~~~~~~~~~

お母様の苦しみはもちろんですが、双子の息子さん達のそれが
とてもよく伝わってくるご相談内容です。

家のお金を使ってまでも隠れて本を買ってきてしまうということと、
陸上のためにわざわざ学区外の中学校に行ったのに、ちゃんとできて
いないということで、両方だめで、一体どうなっちゃってるの、と
いうのがお母様のご心境ではないかと推察します。

でも実はこれ、バラバラの問題ではなく、全部一緒のことに見えます。

せっかく学区外の陸上が優秀な学校に行ったのに、というお気持ちかと
思いますが、行ってからでないと分からない、やってみなければ分から
ないことは、世の中たくさんありますね。

希望して行った学校や希望して就職した職場が、思っていたのと違った
ということはあるわけです。結婚してみて相手が違ったということも、
ありますね。そして、これらはどうしようもないことですね。

この息子さん達のケースに関しては、とても大きな希望と情熱を持って
学区外の学校に行ったけれども、理想通りでなかったということが、
あらゆるストレスや問題行動の根源なのではないかと思います。

ですので、誰が悪いという犯人探しではなく、残念ながらそういう状況下
に子ども達は身を置くことになってしまった、と捉えることが大切です。

ご相談内容を拝見する限り、陸上部の顧問の先生との関係性も、
息子さん達にとって非常に大きなストレス要因になっている可能性が高そう
ですし、もしかしたら、望んで学区外の学校に行ったのに、自分たちは
不甲斐ない、と彼らなりに罪悪感を感じているかもしれませんね。

そして、そのような複雑な心理状態が、フラストレーションを溜め、
自分たちのニーズを満たせず、結果として、「読書」「金銭の持ち出し」
といった行動(=彼らにとっての充電、リラックス)につながっている
場合もあります。

ぜひここは、彼らの「ニーズ」に目を向けて、現在の彼らの心境を、
お母様として一度確認されておくとよいのではないかと思います。

今後の陸上部活動、そして高校進学など、進む先の考え方についても
いくつかチョイスがありそうです。

続きは、ビデオでお話しします……

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160831_FB_kawabata

Q:父は7年前に、母は4年前に他界し、
私(独身)はその実家(一軒家)に引き続き住んでいます。

私は3人姉妹の真ん中で、
姉と妹は結婚してそれぞれ家庭を持っています。

実家に住んでいる私が主に親の遺した遺品を整理していますが、
4年になる現在もなかなか終わりが見えてきません。

特に、母はいわゆる超タメコミアンで
実際に「賞味期限が昭和の日付の食品」や
「今年35歳の妹が生まれた時の、友人たちから貰った出産祝いの
全く手をつけてないもの」が、母亡き後に見つかり、泣きそうになりました
(情けなくて)

バックヤードから、母の衣類の尋常じゃない量がわんさか出てきて、
何度埃でむせたことか…

私は、ここで「人間の命はモノより短い」
「溜め込んだモノのツケは、本人でなく残された者が背負うものだ」
ということを思い知り、断捨離の大切さを改めて実感したのであります。

「そんなに、遺品整理が大変なら業者に頼めばいい」という意見もありますが、
私としては本音はそうしたいのですが、それは現実難しいです。

というのは、嫁いで行った姉妹の存在です。

実際に母のものと思って処分した本棚が、
実は姉のものだったりしたこともあったりして、
処分できるものの線引きが曖昧なのです。

現実、遠方だったり、子供が小さかったり
配偶者の仕事の都合上、ウチになかなか来てくれなかったりするので、
相談もままならないです。

そして、母の遺伝子を引き継いだかのようなタメコミアンの姉妹で、
姉にいたっては、嫁いで10年になるのに
部屋一つ分埋まるくらいの荷物がまだ残っています。

「もう嫁いで行ったのだから、なんとかしてほしい」と言っても、

「ウチは転勤族で、そんなに広い家に住めないし、いつ引越しになるか
わからないから、持って行くことはできない」
「近いうちに、姑と同居する二世帯住宅を建てる計画がある。
そのときに持っていく」

と、言いながら、その建設予定地より、どんどん遠いところに、
転勤が決まっていきその計画が実行できるめどなんていつのことやら…

現実に姉が置いていった荷物が私の生活スペースを占領しているので、
「他人のものは勝手に捨ててはいけない」の断捨離の鉄則を守ってるにしろ、
姉のモノを隅の方にまとめておいて、私のスペースを作ろうとしては、
「私のモノをぞんざいに扱わないで!」と怒られる始末…

私は、「自分の身の回りの事で精一杯なので、
それ以外のモノにまで気を使う事はできない!」と言いますが、
「それは自分勝手」と言い返されます。

「妹の生活スペースをおびやかしてまでも、
10年も家を物置にしている方が自分勝手」と腹の底では言いたいところですが、
水掛け論になるだけなので、こらえています。

断捨離は素晴らしい片付け法とは思ってますが、
私ひとりではどうしようもないことを痛感しています。
私自身のモノの断捨離は、殆ど済んでます。

そして、一日も早く家の整理を終わらせたくて、
今年に入ってから、ほとんど遊びに行ってません。

平日は仕事、土日祝日は片付け。
五月の連休もずっと片付けしてました。
気がついたら今年も半分が過ぎていきこのまま年末になりそうです…

たまに少し遊びに出掛けても家の事が気になって、楽しめません。
このまま片付けばっかりして過ごすのは嫌です。

嫌ならやめてしまえばいいかもしれませんが、
やめたら汚部屋、ゴミ屋敷の生活が待ってるだけで、
それはもっと嫌なんです。

アドバイスがあればよろしくお願いします。

【まこと・41歳・会社員】

―――――――――――――――――
A:

FROM 川畑のぶこ

まことさんとご姉妹とのモノを介したバトル。
なかなか一筋縄ではいきませんね。

そう、人は相手を支配するときに
相手の罪悪感に漬け込むという術を知っています。

「あなたに思いやりがあるのなら取っておけるでしょう」
「相手をリスペクトするならそのままにしておくでしょう」
といった具合に。

その際、自分のモノで苦しんでいる相手のことは想像ができず、
ひたすら被害者意識が働いてしまうのですね。

整理すること=悪
取っておくこと=善

という不文律が根底にあることと思います。

まことさんの姉妹はお二人ともタメコミアンとのことで、
モノが溢れていることに慣れていらっしゃるので、
そのことで苦しむ人のイメージができにくいことが考えられます。

ですので、本当に大変で苦しんでいるのだということを知ってもらうために、
口頭ではなく、手紙で伝えてみてはいかがでしょうか。

また、モノを溜め込み、そのことで自分を満たそうとする傾向がある人
というのは、自分の持ち物を己の延長線上のように考えてしまい、
相手がそれを大切にしてくれるか否かで
相手が自分を認めてくれているか、または受け入れてくれているか否か
を図ろうとすることがあります。

これは無意識のうちに行われています。

まことさんは、不要になったモノを整理しようとしているだけなのに
「私が不要だというの!」と、モノと自分を同一化してしまっている状態ですね。

また、この時、自分が丁寧にそれらのモノを扱っていないことは
棚上げとなっています。

まことさんは、あくまでも本人が丁寧に扱わず、放ったらかしにしているものを
整理したいということを伝えているのであり、姉妹を大切にしないということではない
ということをはっきり伝えておくことは大事なプロセスであると思います。

まことさんは、ご姉妹のことは大事にされていると思いますので、
(それ故にこのことに真摯に向き合い、悩んでいらっしゃることと思います)
そこは自信を持って良いと思います。

モノを取っておくことで、相手への思いやりやリスペクトを表現したり証明したり
する必要はまったくありません。

今ご自身がこのことでとても困っていることを、
この問題をできるだけ早く解決したいことを、
そして、姉妹のことは大切に思っていることを、
誠実に伝えてみてはいかがでしょうか。

まことさんがご実家をご両親の遺産として全て相続されている場合は、
ご実家のスペース全てを自由にされたら良く、
ご姉妹のものはそれぞれの住まいに送ることが健全ですが、
姉妹3人が3分の1ずつ相続しているのなら、
ご姉妹にもその空間を自由に使う権利はあります。
(たとえ物置にしたとしても)

その場合は、どこからどこを物置として使うかということも
話し合ってみてはいかがでしょうか。
そしてそこに「丁寧に」保管することを伝えてみてはいかがでしょうか。

ただし、開かずの間に埃や菌が堆積し、衛生状態が悪化したなら、
それはまことさんの健康や人生の質を落とすこともきちんと主張し、
それ故にどのように管理するかも話し合いをして
クリアにしてみることをお勧めします。

どうか、相手への敬意と愛情を持ってコミュニケーションをスタートしつつ、
主張すべきことは引かずに主張してください。

主張は決して批判ではありません。

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160727_FB_kawabata

Q:実母との関係についてご相談です。

母80代私(娘)40代です。
母とは別居、父は他界しており母は一人暮らしです。
私は夫と子供と生活しています。

母はいわゆる毒親でした。
子どもの頃、母から褒められた記憶は全くありません。

「のろま、グズ。何をやらせてもだめだね。取り柄がない」など言われ続け、
いつもよその子を褒めている母でした。

思春期以降、母との関係に悩み沢山本を読みました。
親との対峙、自分を受け入れる、親は変わらない、
自分の心の持ち方を変える、など、あれこれ試みて今に至っています。

今は「過去は変わらない。母への憎しみも無理に無くさなくていい。
母へ優しくしなくてもいい。それによる罪悪感も持っていい。
自分と自分の家族の幸せだけを求めていい」
と思えるところまで至りました。

私からは母へ会うアクションはしませんが、
自営業であるため週に数度、母が私のところへやってきます。
これは避けようがありません。
来ないでと伝えまた悪態をつかれたくないため黙っています。

母が来ることにも心を波立たせず
出来るだけフラットな感情でいるように心がけていますが、
母の顔を見ると体調が反応してしまうようになりました。

動悸がし汗が出てパニック障害の発作のような症状になります
(薬は飲んでいます)
母が来るとほぼ必ずです。

このような症状になることを伝えること、来てもらいたくないことを
伝えると、また過去の悪夢のような母の口撃にあい、
私の心が穏やかでいられなくなるのでそれはしたくありません。

母へ何か言う、する、のではなく
私の心の持ち方でなんとか回避してゆく方法はありませんでしょうか。
よろしくお願い致します。

【匿名希望・40歳・女性】

――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

毒母を持つ子にとって、人生は大きな試練の日々となりますね。

言葉の暴力は肉体的な暴力同様、私たちの中に深い傷を負わせます。
理由は何であれ、暴力は許されるものではありません。

よって、精神的な暴力に対して匿名さんが憎しみを抱いたり、
そのような親に対して優しくなれないのは当然のことでしょう。

その人の本質ではなく、許してはいけない「行為」というものは
ありますから、そのような自分に罪悪感を抱く必要はないということを
知っていただきたいと思います。

ただし、匿名さんが苦しいのは、やはりどこかで「親なのだから」
なんとかうまくやっていけないかという期待があるからではないでしょうか。

未だ相手の反応を気にしてしまっており、
それに支配されてしまっていることが伺えます。

暴力的で憎むべき相手との関係は、親であれ誰であれ、清算して良いと
心底許可が与えられたら、そして、残念ではあるけれども、
暴力的な人というのは暴言を吐くものだ、ということをシンプルに認められた
のであれば、不快感こそあれ、過剰反応する必要はなくなるかもしれません。

そして本当に暴力と決別しようと決心し、距離を取れたのであれば、
自分は他人によってではなく、自分自身で人生を切り開いていくことが
可能なのだという自己効力感が得られることと思います。

匿名さんはお母様と一緒にお仕事をされているということでしょうか。

職場に母親が来ることが不可抗力で、その変更の権限が匿名さんにない
場合、そして受け止め方を変えることで感情のコントロールができない
場合は行動を変えること、すなわち、匿名さんがその仕事やポジションを
手放すこともオプションです。

社会的な立場を維持しようとするあまり、
身体的、精神的バランスを崩してしまうようであれば、
やはり人生を損なうことに変わりはありません。

パニック発作が起きるとのことですが、
病気は日常の心理社会的な痛みや苦しみから離れなさいという
メッセンジャーでもあります。

今の状態ではきちんと距離が取りきれているとは言えないでしょう。

病気はそれを理由に
そのポジションや職を休んだり離れたりしやすくしてくれます。

病気の恩恵を理解して、しばらく休む、あるいは離れるなど、
勇気ある決断と行動をとることをお勧めします。

いったんきちんと距離をとったことで、母娘関係をより俯瞰的に
見渡せるようになり自分自身や相手への理解が深いレベルで進んで、
親子関係が健全化することもあります。

ぜひお互いのためにも、
適切な距離を取ることが重要な時もあるということを思い出してください。

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160725

こんにちは。川畑のぶこです。

40代の女性(匿名希望・会社員)からいただいた
「生きる目的の見つけ方がわかりません」というご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

特別‘大きな悩み’と言えるものは持ち合わせていないのだと思うのですが、
私はこのまま、今の状態でい続けても良いのか、という不安があります。

仕事は正社員で、結婚もせず自由気ままな独身でいます。
一人でいることが気楽で、友人もほぼいません。

今は良いです。しかし、今が良いからといって、このままで良いのかという
漠然とした不安が残ります。

情熱を持って何か行えることがあると良いんだろうな、気心の知れた仲間が
いたら楽しいんだろうな、と、そんな事がふと頭を過ぎります。

大きな悩みを抱えている人から見たら、贅沢なんだろうと思います。
しかし、やりたい事や生きる目的の見つけ方が最近わからず、途方に暮れてしまいます。

~~~~~~~~~~~

バリバリと働いてきて、不自由なく気ままに生活されてきた方に比較的多い
お悩みだと思います。

悩みの大きさや質に大小というのはありません。
それぞれが置かれた状況で課題があり、悩みもあるはずですので、
「大きな悩みを抱えている人から見たら贅沢」ということは決してないと思います。

まず、私たちは日々変化するということ。
ご相談者さんの過去、20代、30代は、過ごしてきたとおりでよかったのです。

私たちはみな、気ままに、思い通りに人生を動かしたいという基本的ニーズが
ありますから、それはそれでOKだったと肯定していただきたいと思います。
過去をむやみに否定する必要はないということです。

そして今、40代になって、これから50、60と老後のことも視野に入ってくる時期
に来られたのでしょう。

私たちは共同体の中で存在しています。人との関わり合いなしに、人の助けなしに
生き得ることはできない社会的動物ですから、それに向けてどうしたらいいのか、
と考えてみるのは意義あることですね。

今後自分が体調不良になることもあるし、病気になったときに自分の身の周りのこと
全部できるとは限りません。人生の「ままならなさ」が徐々に出てくると思います。

もちろん、結婚したらしたで、ままならないこと、思い通りにならないことが出て
きますし、子どもが生まれたら生まれたで、人生最大のままならなさというのも
体験するわけです。

ただ、一人でいても怪我をしたり病気になったり、「ままならなさ」は感じますから、
どの道人生は「ままならない」のです。

一人で生きていくのか、人と関わって生きていくのか、どちらを取るのかということを
考えていく時期に、ご相談者さんは今、いらっしゃるのだと思います。

考え方のヒント、具体的な動き方を、お伝えしますね。

また、「人生の目的の見つけ方」については、私の師匠であるサイモントン博士が
常に言っていた「人生の目的とは、幸福を体験することである」という観点から、
お話しします。

続きは、ビデオで……

PS
川畑のぶこの臨床での経験を活用しながら
「あなたの人生が輝くための秘訣」について
WEBセミナーという形でまとめました。
人間関係のトラブルが起こる心理的メカニズムがわかると思います。
良い人間関係づくりに役立つと思いますよ。

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「あなたの人生を輝かせるための心の技術」
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Part1 幸福の条件
Part2 心のメカニズム
Part3 心を駆り立てる5つのドライバー
Part4 心理的暴走のパターン
Part5 悪循環を生むパラタクシス的歪曲
Part6 輝くための2つの視点

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160718

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、海外からご相談いただきました。
ニュージーランドにお住まいの、ごめんねハリー様という女性(40代・専業主婦)
からいただいた、「野生のハリネズミを死なせてしまった罪悪感」についての
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は今年で海外生活20年目、ニュージーランド人の夫と8歳と6歳の娘達、
猫一匹と暮らしています。

この度ご連絡させて頂こうと思ったのは、私の愚かさから、
生き物を死に追いやってしまったからです。

ニュージーランドの路上で見かける動物の死骸のほとんどは、
ポッサムとハリネズミなのですが、先日、自宅前の路上に
20cm位のハリネズミが歩いていました。
生きているハリネズミを見るのが初めてだった次女は大喜びで、
のんびり歩く可愛らしい姿を1時間くらい観察していました。

夜行性のはずのハリネズミがどうして昼間いたのかは不明ですが、
どんどん大通りの方へ歩いて行ってしまうので、
ダンボール箱に入れて一旦家の横の山に移動させました。
その場にいなかった長女にも後で見せてやりたいと思い、
夕方彼女を迎えに行く間だけフェンスの付いた自宅の庭に入れました。

長女は、友達の家の庭に住み着いているハリネズミがいることから、
うちの庭にもこのまま住んで欲しいと言い出しました。
そこで、環境を整え、ペットとして面倒を見ようと思い、
飼育方法をネットで調べ、週末にはフェンスを付けたり、
枯れ葉を集めたり、小屋を作ったりする計画を立てていました。

こちらは日本とは季節が逆なので、今は初冬。
ハリネズミが来た日と翌日の二日間、ひどい土砂降りで、
濡れてないか心配で、エサや水あげのついでに藁を持ち上げ、
丸まって息をしていることだけを確認しました。

ダンボール箱に入れて移動した時にも、体を丸めて固くしていたので、
その時も人間の気配に身を固くしているのであって、
5分もすればまた動くだろうし、夜行性だから今は寝ているだけだろう
と思っていました。

ところが、翌朝になんと死んでしまっていました。
金曜日にはあんなに元気に歩き回っていたのに。

日本のサイトで飼い方を調べた時、暖房器具が必要と書いてあったにも関わらず、
この子は野生でいつも野宿しているし、隣に藁を入れた防水の箱を置いたので、
雨が嫌なら自分で移動するだろうと高を括っていました。
ハリネズミは寒いと冬眠して、そのまま死んでしまうこともあるという記事を、
後から読みました。

我が家に連れて来なければ、自力でどこか暖かい場所を探すことができた
に違いありません。子供たちにちゃんと話をして、山に返すという選択肢が
あったのにも関わらず、あまりの愛くるしさに私もペットとして飼いたいという
エゴと、野生動物に対する考えの甘さの結果として、あの子を死なせてしまいました。

本当に取り返しの付かない大変なことをしてしまいました。
どんなに後悔しても反省しても、あの子はもう死んでしまっているのに、
自分だけが楽しく笑顔で過ごしていると、とても罪悪感に苛まれます。

私は大変冷え性で、以前に冷えが原因の一つで体調不良になってしまったことも
あるので、真夏以外はウールの靴下を重ね履きして、体が冷えないように
気を付けています。でも今回の事があって以来、特に暖かくしている時に、
罪悪感を強く感じてしまいます。私や飼い猫がぬくぬくと家にいた時に、
あの子は寒さの中凍えて死んでいったのだと思うと、本当に申し訳なくて、
悔やんでも悔やみきれません。

私が後悔して辛いのは、自業自得なので仕方がないと思います。
ただ、今私にできること、すべきことは何なのかを教えて頂きたく、
また、とても悲しんでいる娘に、川畑のぶこ様ならどのようなお言葉を
おかけになるのかを、教えて頂けましたら幸いです。
~~~~~~~~~~~

動物愛・家族愛が感じられるご相談内容です。
生きものやファミリーをとても大切にされる、ごめんねハリーさんなのですね。

私たちがペットを飼うとき、少なからずこのような事故はつきものですね。

まず、動機がどこにあるか。本当に己の怠慢で死なせてしまったのであれば、
飼おうと決めたのに餌をやらないとか、ケアもしないということであれば、
これはもう大いに反省をしたらいいと思いますし、後悔もしたらいいと思いますが、
内容を拝見する限り、本当にハリーさんのミスで死なせてしまったかどうか、
ちょっと不明確なのではないかな、という印象です。

気になるようであれば、本当に自分が死なせてしまったのかどうか、
事実確認をなさることをおすすめします。

例えば、獣医さんなどに聞いてみる。これこれ、こういう状況だったのだけれど、
やはり私たちの過失だったのだろうかと。そして、もし「そうです、あなたたち
の過失ですよ」と言われたのであれば、反省して、次回同じようなミスが起こら
ないようにするということが大事になってくると思いますが、

もし獣医さんが、例えば「それはかなり死期が迫っていて衰えているハリネズミ
だから、人間ができることは何もありませんよ」と言われれば、おそらく
ハリーさんやご家族はその罪悪感から解放されるのではないかなと思います。

ですので、まずは認をする。確認をする相手も、専門家。
そして、本当に自分の過失だったかどうかということを見ていくとよいでしょう。

その結果によっては、「ハリネズミの最期を、私たちの愛で見守り、見届けた」と
捉えることもできますし、「今回の体験を知恵に替える」ことで、今後同じような
出来事が再発するのを防ぐことも可能になりますね。

娘さんたちへのアプローチについても、私なりの提案をさせていただきますので、
ぜひ参考になさってください。

続きは、ビデオで……

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