20201207

FROM 川畑のぶこ

今日は、あおさん(30代・パート)のご相談にお答えします。

【Q】
こんにちは。現在3歳と6歳の保育園児を育てながら、パートとして
働いております。悩みは、その職場で居づらさを感じることです。

子育てもしているので、週3日というお約束で、何とか1年3ヶ月ほど働いて
おりますが、そこで働いている人はほぼ週5日は出勤しており、長く勤めており、
ほとんどが年上です。

それに対して週3日というのが私の中ではネックで、たくさん休ませてもらって
いる、という負い目を感じながら最初から働いておりました。

せめて仕事はキッチリこなそうと思ってやっているので、働きぶりに何か
言われたことはありません。

ただ、同様に休み多めの働き方をしている他の方への対応も冷たい時などを
見ると、私もきっと休みの日は何か言われているんだろうなとか、でしゃば
れないな…と思って、かなり気を使ってしまいます。

もっとも、私と同じパート従業員には外国人の方も多く、コミュニケーション
を取りにくいことなども関係しての、冷たい態度なのかなとも思いますが。

私は別にいじめられているとかではないのですが、他の方が楽しそうに話して
いるところに入れないと、かなり悲しくなる時があります。あんまり話さない
変なやつと思われてるかな…とか。

一時期、仕事をちゃんとしていれば気にしなくていいや、というマインドにも
なったのですが、私と同年代の方が他の方と楽しそうに話しているのを見ると、
かなり落ち込んでしまうようになりました。

その方も、かつてはそんなに親しそうではなかったのに、ここ最近、他の方と
とても打ち解けてきた感じがあり、なおさらです。

いっそ辞めてしまいたくなる時もありますが、生活面のこともあり、急には
踏ん切れません。

この先、どのように考えながら仕事を続けていけばよいでしょうか。全ての人と
仲良くなれるわけもない、と頭では分かっているのですが、嫌われたかなと
感じ取ってしまうと、本当に自信がなくなって、仕事以外のコミュニケーション
にも自信がなくなってしまいます。

【A】
あおさんの、周りの目が気になるという心配、不安ですね。

まず、週3日ということに関して引け目を感じてしまうとのこと。
自分ばかりたくさん休ませてもらっている、他の人は休めてないというような
引け目を感じているわけなんですよね。

でも、これは裏を返すと、他の人はその分お給料をもらっているわけですよね。
働きたいから、3日でなく5日働いている人もいるわけですよね。

仕事は何のためにするかというと、経済的な理由がとても大きいですね。
であるとすれば、他の人たちは経済的な利益をきちんと被っていて、
自分は週3日である分、他の人ほどはもらっていないわけだから、これは
きちんとフェアなんだいうことを、自分自身で確認するということが大事です。

休むことを優先する人もいれば、お金を優先する人もいるわけですよね。
それは人それぞれですので、そこで引け目を感じることはないということ、
ちゃんと経済的なメリット・デメリットのバランスの上に私たちは成り立って
いるのだということを、まずは意識してください。

そして今度は、周囲とのコミュニケーションですね。

それについては、周りとの関係性の以前に、自分自身との関わりが
どのようなものになっているかを確認してみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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200713

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、あざみさん(40代・介護職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
職場で人に誉めてもらいたい。そんな思いになります。
同僚が上司から頼られている姿を目にして、
「私も頑張っているのに…頑張りが足りないのか」そんな思いになります。
そして同僚への嫉妬心、うらやましさを感じます。

一目置かれる存在の同僚を見ていると、自分は頼りにされる存在ではない
のだ、どうしたら認めてもらえるのだろうか。
どこまで頑張れば、誉めてもらえたり、認めてもらえるのか…
そんな思いになり、自分が辛くなります。

その同僚のような才能はないし、
頼りにされる存在ではない自分であることは分かっています。

気づいた事やできることを頑張ってすればいいんだ、と思える時は
よいのですが、いつも心穏やかではいられません。
何もかも嫌になってしまうのです。

「頑張ってるね、いつもありがとう」と上司に言われても、
認めてもらえた実感を感じることができません。

認めてもらえなくても、ただひたすら目の前のことに一生懸命
取り組むためには、どうしたらよいでしょうか?
~~~~~~~~~~~

介護職や医療の現場には、人の役に立ちたいという動機の強い人が
多いですね。

あずみさんは基本的に、認められたいという承認欲求が強いということを
ご自身で気づいていらっしゃるようですから、その課題にどうやって取り
組んだらよいか、どうやって向かい合ったらよいかというご相談ですね。

これは、結論から言うと、あざみさん自身があざみさんをどう思っているか、
ということです。相手がどうであれ、自分が自分をどう思ってるかという
部分が、いちばんのネックです。

あざみさんに最も近いのはあざみさん自身ですから、あざみさんが、
自分の事を、私どうせ大した人間じゃないのよ、と思っていたとしたら、
たとえ上司が、あざみさん、すばらしいですね。ありがとうございました、
今日の仕事は本当に助かりました、と言ってくれたとしても、
どうせ私は大したことなくて、同僚の誰々さんの方がよっぽどできて、、、
と自己評価しているわけなので、他人の評価や承認を素直に受け取ることが
できなくなってしまうのです。

現に、頑張ってるね、いつもありがとうって言われても、認められた実感が
ないとおっしゃっていますよね。

あざみさん、おそらく同僚からも、過去にねぎらいの言葉や感謝の言葉を
得たことはあると思うんですね。でも、あざみさん自身に、自分なんて大した
ことないのよという気持ちがあると、そういった賞賛・承認も拒否してしまっ
ていて、受け入れることができていないのではないかと思います。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、アッコさん(60代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
自信がまったくないことに悩んでいます。

パートで働いていますが、4時間だけなので収入は少ないです。
収入が少ないことで、家族の役に立っていないような気がして、
自分よりも家族を優先してしまいます。

けれど、そうすると自分のやりたい事がわからなくなって、
生きているのがつまらなくなります。

子供たちは成人してしていますが、お金が足りないと言われると、
私の積み立てから出して手伝ったりしますので、預金が少なくなって、
ますます不安になります。

60才になった今、自信をつけるにはどうしたらよいのでしょうか? 
アドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

アッコさんが、家族の役に立てていないのではないかと悩まれている中で、
お仕事のことが一番最初に出てきていますね。

フルタイムで仕事をしていないとか、家族や世の中に対して経済効果を
上げていないということが自分の価値の低さであり、よって自信がないと
いう解釈になってしまっていませんか。

人間には良いところもそうでないところもありますね。うまくできること
もあれば失敗することもある。すべて完璧に、完全無欠にということは
あり得ないわけです。

アッコさんが自分自身を見るときに、ダメなところばかりを見る傾向が
ないでしょうか?

自分の良いところも、欠点も挙げられる、これはニュートラルで良いこと
です。でも、アッコさんはどうでしょう?

例えば、お子さんはもう成人なさっているのですよね。複数の子どもが
成人しているということは、それまでちゃんと育てたということですよね。

そんな自分をちゃんと評価してあげているでしょうか。子どもを自立させ
て、成人になるまで育み、見守るということはとても大事な仕事だという
ことを評価してあげているでしょうか。

世の中の人に対してはどうでしょう。

例えば、どこかの組織からお給料をもらって経済的な収入を得ているわけ
ではないけれども、専業主婦として、家のことを切り盛りして子育てを
しているような人たちを見て、価値がないと思いますか。

そうではありませんよね。ですから、アッコさんも、自分のやっている
ことにも価値があるということを、きちんと認めてください。

価値がないと思う部分だけを見ようとしてしまっている、そこに自信の
なさが湧いてくる原因があるかもしれません。

ノートを一冊準備して、自分のいいところを書き出してみることを
オススメします。苦手なこともあるし、欠点もある、でもいいところを
書き出すのです。もし書き出せなかったら、人に聞いてみてもいいです。

そして、そのときに「そんなことない」と抵抗する心理が出てきたら、
それが自信のなさの原因なのだということを覚えておいてください。

周りも「それが素敵だよ」「いいよ」と言っているのに、認めない自分
がいる、それじゃダメなんだと言う自分がいる。だってこれができて
いないじゃないかと全てを打ち消してしまう自分がいる。

全か無かというような思考に走っていないか、ものごとの見方が歪んで
いないかというのも見てみるとよいでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、青空さん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも先生のお話を生きる糧としています。

私は、母親との確執を抱えています。 今でも母親への憎しみを持って
生きています。子供の頃、とにかく否定されて育ったため、自己肯定感
が低くそれゆえの悩みも多いです。

先生のお話を聞き、自分なりに受け止め、あの頃の母にはあれが
精いっぱいだったんだ。母も苦しかったんだ。母に否定されて育った
からと言って私が無価値なわけではない。と思うようにし、
日々小さな自己肯定を続ける日々です。

少しずつではありますが、母から受けたものイコール自分の評価、
という考えから脱することができているとは思うのですが、
どうしても母を憎いと思う気持ちが私を苦しめます。

自分自身に「あんな育て方をされたのだから憎むのも仕方がないよ」
と言葉をかけてみるのですが、心のもっと奥底にある何かが母を憎んで
いることに苦痛を感じています。どうしても憎しみを切り離せず辛いです。
心の底から「憎んだままでもいいじゃないか」と思いたいです。

私が心がけることがあれば教えていただけたら幸いです。
~~~~~~~~~~~

お母さんの過去の言動に対してとても苦しみを持たれたと思いますし、
憎しみが捨てられなくて、憎んだままでもいたい。でも、そんな自分も
辛いんだという、両価的な、アンビバレントな感じが伝わってきますね。

お母さんへの本当の愛も根底にあるから、こんなふうに苦しんでいらっ
しゃるのだろうなということも感じます。

でも、愛してるなんて、ストレートには絶対言いたくない。
だって、あんなことされたし、あんなこと言われたし、私はこんなふうに
なっちゃったんだから、親に対する愛を素直になんて表現したくないという
ようなお気持ちもあるのではないでしょうか。

青空さんが、憎んだままでもいいじゃないかと思いたいという、この気持ち
はとても大事にしたらよいと思います。ただ、憎む対象が何なのか、
もうちょっと具体的にしてみるといいかもしれませんね。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、なうちゃん(50代・パート勤務)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
ビビリな私は、人にスパンと言いたいことが言えません。
人に反論するのが怖い、人に嫌われるのが怖いのです。

小さなことですが、一緒に食事をしていた人が「これ、塩っぱい」と言ったんです。
私は塩っぱいと思っていなかったのに、反射的に
「そうですね、ちょっと塩っぱいですね」と、相手の発言に合わせてしまいました。
本当は「そうですか、塩っぱいですか、私はちょうどいいです」
と答えるのが率直で正直な答えだったのに。

最近、人の顔色ばかり伺ってビクビクしている自分に腹が立って、
変えたい!と強く思うようになっています。ずっと我慢をしてきた
嫌味や皮肉を言ってくる同僚に、強気な態度をとるようになったら、
相手が変わってきました。

少しずつ変わってきています。それでも自分より人を優先してしまう
クセがこびりついていて、ふとした時に、そういう態度が出てしまいます。

でも、たぶん以前は自分のクセにも無自覚だったので、こうやって自分の
クセを自覚できるようになったのは良いことですよね。自覚できたから、
これから同じ場面になった時、なりたい自分になれるチャンスがある!と思います。

昨年末のビデオメルマガで「捨てたい私」というお題があったので、
自分のことを考えてみました。書いているうちに希望が出てきました。
このような課題を提供していただいて、ありがとうございます!

他に、心がけるとよいことがありましたら、ぜひアドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

なうちゃんの素晴らしいところは、ほぼ自己解決できてしまっている点
ですね! 自分の癖が自覚できるようになったというだけで、
もうこれは大きな変化だと思います。

それまでは「しょっぱいですね」と言われたら「そうですね」と言って、
流されて、もうそのまま流されっぱなしだったけれど、その流されている
自分を、土手から見ているもう一人の自分がいますよね。

このようになったなうちゃんですから、あとは「そうか、今はそのまま
流されていこう。ここは別に大きなところでもないし、合わせておいて、
別に大きなストレスがあるわけでもないし」と思えば、そのままにすればいいですし、

そこで気づいて「これは私の今後の人生に影響を及ぼす大きなことだったのに
主張できなくて合わせてしまったから、得たい結果が得られなくなってしまうな」
というようなときは、その反省を活かして、「あのときはこう言ってしまったけれど、
実はこう思っています」と言うなど、改善ができますよね。

そして、そのときに対処しなかったからといって、それが取り返しのつかないこと
になってしまっているかというと、必ずしもそうではありません。

しょっぱい・しょっぱくないに関してはもう流しておいていいことだと思いますし、
逆に、流しておくほうが社会的に適応的で相応しいという場合もあるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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今日は、柿の種さん(40代・自営業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
どうやら私には、すぐに「自分がなんとかしなきゃ」と思ってしまう
クセがあるようです。

特にそんなことは考えずに50年近く生きてきたのですが、
先日、とある人から、「あなたは何でもすぐに、自分がなんとかしなきゃ、
その場を丸く収めなきゃと思っちゃうでしょ? それで気がついたら
疲れちゃってるでしょ?」と指摘されました。

言われてみれば確かに、小学生の頃は、陰でいじめが横行していれば
被害者の子をなんとか救おうと子どもなりに必死に思案してみたり、
誰もやりたがらない地味で面倒な係を自ら買って出たり、
社会人になってからは、シーンと静まり返った会議の場がいたたまれなくて、
何とか自ら意見を出そうとしてみたり……。

今年4月には、息子が入学したばかりの中学校PTAで、どうしても決まらない、
誰が見ても面倒な委員を、しかも委員長を、その場の雰囲気が嫌で、
気がついたら「私やります」と言って手を挙げていました。

自分が本当にやりたいと思っているなら、いいのです。でも、困るのは、
私自身も心の底では「嫌だ」「できることならやりたくない」と思っている
のに、その場が一向に動かなかったり、皆が困っていたり不快な思いをして
いると察知すると、つい「自分がやれば済むのだ」と思ってしまうこと、
また場合によっては「無意識のうちに」自分で自分をそちらに仕向けて
しまっていること、そして後日、どっと疲れることです。

見て見ぬフリをするのではなく、でも加担しすぎることもなく、ストレスなく、
ほどよい距離感で物事に接するためのヒントを、教えてください。
~~~~~~~~~~~

柿の種さんのとても誠実で正義感あふれるパーソナリティが伝わってきます。

おそらく、こういう人がいると周りは安心できて、信頼できて、一緒にいたい
と思う人なのではないでしょうか。自分の困ったことを助けてくれたり、
助言が得られたり、周りが膠着状態になったところにもブレークスルーを
起こすような人ですから、きっとその勇気は称えられるものだと思います。
いじめられっ子を、被害者を救ってあげようという正義感あふれるところも、
人々の心を打つのではないでしょうか。

まず、私たちが「嫌だな」と思っていることを何でやるかというと、確かに
そこに労力も使っているのですが、どこかで恩恵もあるはずなのです。
得していることですね。その得している部分は何かなと、冷静に考えてみる
ことがまず大事です。

人間というのは社会的な動物ですから、繋がりや絆なしには生きていくことが
難しいです。もちろん、そんなものなくても大丈夫という一匹狼も中には
いるでしょうが、柿の種さんのように、人の嫌なことを買って出る人、面倒
臭がることを地道にやる人というのは、それなりの評価をされているものです。

そして、そのことによって周囲から信頼や信望を得、頼りにされ、絆を持てて
いるはずですので、そこは自分が「嫌なもの」と対峙することによって、
得ている恩恵はあるのだということを認めることが大事です。

同時に見ていくべきは、今度は、これを捨ててまでも自分は楽したい、嫌なこと
は嫌だと言いたいんだという勇気がちゃんとあるかどうか。ここなのです。
私たちが得たいものがある、無意識にそれを得ようとしている、でもそれを
捨ててまでも、自分の気持ちに素直で正直でいたいという、この勇気があるか
ということの問い直しをしてみるといいのです。

続きは、ビデオでお話しします……

====================
★★年末企画「捨てたい私」大募集!!★★
====================

ビデオの中で川畑のぶこからもお願いさせていただきましたが、
「捨てたい私」についてのエピソード、ご相談を募集します!

あなたは、今年、どんなものを得て、どんな自分になりましたか?
そして、何を、どんな自分を「捨てたい」ですか?

「捨てたい私」「私のこんなところを捨てたい!」について、
ぜひ川畑のぶこに教えてください!

いただいたご相談の中からいくつかを、後日配信の
ビデオメルマガでご紹介し、川畑のぶこがお答えします。

こちらのフォームからお送りください。
ご相談の冒頭に「捨てたい私」とご記入くださいね!

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今日は、ドナさん(40代・看護師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
もうすぐ50代を迎える独身女子です。
春頃に好きな人ができましたが、失恋しました。
相手は職場の上司で、独身です。
私の彼を好きだという気持ちが仕事に影響するようになり、
これではいけないと思って、仕事以外で会いたいと伝えましたが、
NOと言われた気がします。

失恋の事実も辛いのですが、今回の片思いで、思ったことがありました。
それは、私って今までも、自分から好きになるというよりは、
「自分を好きになってくれた人、また、この人、私を好きなんじゃないか。」
と自分が思う人を好きになる傾向があるのではないかということです。

今回もそんな感じでした。そして、好きになると、自分を好きだと
言って欲しいと思うようになります。そう言ってもらうことで
自分に価値があると感じたいのだと思います。

自分を好きだと表現してもらうことが目的になり、自分本位で
相手の気持ちを考えない言動をしていたのではと感じ、
今までも本当に相手を思う恋愛ができていなかったのではないかと、
むなしい気持ちになっています。

また、今回の彼も含め、自分が好きだと思っていた人を本当に
好きだったのか、それとも失恋の辛さを回避するために
このような思考をしているのか分からなくなって混乱しています。

恋愛は人生の大きなイベントで、それを達成できなかった私は
これで良かったのかと思って悩んでいます。
ぜひ、アドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

ご相談内容を読みますと、ドナさんはかなり自己分析ができて
いらっしゃるので、もうあと一歩踏み出すことができれば、
素敵な恋愛ができるのではないかなと感じました。

まず、自分からこの人を好きと思うよりは、自分のことを好きになったり、
気に入ってくれた人を好きになる傾向があるのですね。
ドナさんは「好きだと言ってもらうことで、自分に価値があると感じたい
のだと思う」と書いていらっしゃいました。

もちろん、私たちみんな価値がある存在でいたいと思っています。
でも、ある程度疑問も持っていますね。
本当に自分は価値ある存在なんだろうか、どうなんだろうかと。

私たちの振る舞いというのは、自分が価値ある人間だということを
証明したり、世の中にいろいろなことを与えることができたり、
影響を及ぼすことができたり、そういったことを通じて、
自分の価値を確認したいという、そんな欲求を含んでいます。

ドナさんの場合もそれが強いのでしょうね。きっと看護師という仕事も、
誰かの役に立ちたい、尽くすことで相手から必要とされたい、
そのことで自分の価値というのを世の中に提供したり、何より自分自身が
価値ある存在だと感じたいと、そのような動機があると思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

年頭のビデオメルマガで募集いたしましたテーマ「なりたい私」に、
たくさんのお声やご相談をお寄せくださいまして、ありがとうございます!

その中から今日は、やよいさん(43歳・自営業の嫁)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、いつもありがとうございます。

「なりたい私」ということで… いつも明るく、穏やかなエネルギーに満ちていて、
側にいる人も自然と笑顔にできるような、内面から輝く人でありたいと思います。


が、実際は、些細なことでイライラし、3歳と5歳の息子達にキーキー怒っている毎日です。
眉間にシワ寄せて「ちゃんと片付けなさい」「何回言ったらわかるの」
「静かにしなさい」「早くして」…なんてことばかり言っています。

もっと子供達の「できているところ」「いいところ」に目を向けて、
可能性の芽を摘むことなく伸ばしていってあげたい気持ちはあるんですが、
しつこく話しかけられるだけでウンザリしているというのが現状です。

川畑先生のおっしゃる「愛ある好奇心」を持って優しく接したいのに、
なんだか余裕がありません。
子供達に優しくできていない自分を客観視して自己嫌悪に陥るばかりです。
どうも私は自分のペースを乱されるのがイヤなようです。

もっと、心に余裕を持って、柔軟に対応できる自分でいたい。
穏やかな光を当てられる人でいたい。
どんなところに意識を向けていけば
いいでしょうか?  また、書き換えるべきビリーフがあれば、
教えていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

やよいさん、3歳と5歳の男の子のお母さんなのですね。
本当に大変な時期だと思います。
私も6歳の男の子一人ですが、すごく大変!笑 
3歳と5歳、お二人いらして、よく頑張っていらっしゃるなと思います。

そして「いつも明るく、穏やかなエネルギーに満ちていて、
側にいる人も自然と笑顔にできるような、内面から輝く人でありたいと思います」
という、やよいさんの理想、とても素敵ですね!

……でも、完璧を目指さないことをお勧めしたいなと思います。

注意すべき点は「いつも」というところ。これがネックです。
「いつも」そうある必要はないですね。基本的に穏やかでいたいというのは
よいのですが、ときどき乱れることがあってよい。

ご相談の中に「ビリーフの書き換え」という言葉がありましたが、
「常に」というのが私たちを苦しめてしまいますから、
基本的には穏やかだけれど、時々、自分も子どもと一緒になってキーキーしてしまう、
そういうことがあってもよいという信念の書き換えは、
大事になってくるのではないかなと思います。

3歳や5歳の子どもがいたら、やよいさんがキーキーなさるのも自然なことです。
まったく想定内で問題のない行動ですので、
あまり自分を責め過ぎないようにというのが大事ですね。

「片付けなさい」「何回言ったらわかるの」「静かにしなさい」「早くして」と言ってしまう。
それは仕方のないこと。そして、それ以外に、穏やかなエネルギーのときもあるし、
自然に周りが笑顔になるようなときもある。

ここが大事になってきます。こういうときもあるけれど、こういうときもある。
できるときもあるけれど、ダメなときもある。

なので、バランスを大事にして「いい加減」を目指しましょう。
「いい加減」と言うと、何だか乱暴な気がしますが、「よい加減」で
力を入れたり抜いたりというのができればいいのではないでしょうか。

 
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、チカさん(50代・会社員)からのご相談にお答えします。

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病気や虐待等で悩んでいる人の事を考えると、
このような悩みはたいしたことではないかもしれませんが、
自分にとっては毎日の職場のことなので苦痛です。

この職場での勤務は10年以上になり、責任ある仕事も任され、
それなりの役職とお給料をもらっています。
しかし、私より2年程早く入った総務の女性が、専門職になり、
位は自分より4ランクくらい下ですが、総務も兼任しているため、
皆の待遇など把握しているせいもあってか、私にはきつく当たり、
仕事をメールで依頼しても返事がありません。

トイレで彼女と私の二人だけのとき、「お疲れ様です」と言っても
無視です。以前、上司の愚痴をこぼしたら、「あんたには上司が
いじめたいと思わせる要素がある」とまで言われましたし、
仕事の電話も2回も切られました(その後のフォローはなしです)。

そんな中、周りの女性社員を囲い込み、毎日私を避けてお昼を食べます。
他の皆さんは、彼女が休みの時には私も誘ってきますが、
彼女がいると誘ってきません。この歳で、まるでママ友に除け者に
されているような気持ちを味わっています。 

どうしたら彼女の思う壺にはまらずに毎日を過ごせるか、
気持ちの切り替え方を教えて下さい。
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チカさんの非常に真面目で誠実なお人柄がうかがえるご相談内容です。

気持ちの切り替え方について、本当にひと言で言ってしまうならば、
「彼女のことを無視する」ということですね。
無視というのは、あからさまに「フン!」とやるということではなく、
そこに注意を払わないということです。

とはいえ、毎日向き合う相手ですから、そうもいかないということも
あるでしょう。

この先輩は、チカさんにとって目の上の上のたんこぶのような、
気になる存在であるため、ずっとそこに注意がいってしまうのだと
思いますが、そうではなく、チカさんのことを良く思ってくれる人、
ニュートラルに対応してくれる人のほうに、意識を向けるようにして
ください。これは、少々訓練が必要かとは思いますが。

そして、この先輩自身は、非常に複雑な心理状態です。
「面白くない」という態度がありありと表れているわけですよね。

そのことについて、チカさんは「この状態を私が何とかしなくては」と
心のどこかで思ってはいませんか? 先輩をこのような状態にさせてしま
っているのには、自分にも責任があるのではないかという思いが、
チカさんを苦しめてはいないでしょうか?

続きは、ビデオでお話しします……

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毎回、メルマガで川畑先生のアドバイスを読み、
生活していく中で生かしたいと努力しております。

自分なりに、少しずつ変わってきているつもりでいたのですが、
なかなか悩みが尽きません。

今 辛いのは、主人との関係です。
主人は私に対して、優位にいたいという態度が以前から強く、
私が主人より楽しくしてると機嫌が悪くなるように感じます。

主人の母と同居してるのですが、
たまに私が実家の家族と仲良くしてると、
主人の母にもっと尽くせみたいなことを要求してきます。

私はずっと義母と一緒にいて、充分我慢してるつもりですし、
実家の両親より義母の面倒をみてきました。

こういうことが続くと、
実家に行けば、また私が嫌なことを主人がしてくる気がして、
実家にいくことを心から楽しめなくなります。

実家以外のことでも同じです。

Me firstでいたいと思うのですが、
Me firstでいようと努力しても主人に壊される気がして悔しいです。
アドバイスお願いいたします。

【みい・50代・パート】

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A:

FROM 川畑のぶこ

ご主人や姑さんとの関係がぎこちない中、
なかなかMe Firstになれないみいさんなのですね。

それでも、少しずつ前進できているとのことですので、
この「少しずつ」を大いに称えてあげてください。

私たちは(とりわけ現代の日本人は)、どうしても結果を急ぎがちですが、
夫婦や家族関係に関しては、何年も何年もかけて、
時として、一生かけて取り組む課題なのかもしれません。

ですので、鷹揚な気持ちを持って、
まずは至っていない部分ではなく、これまでの努力の軌跡を、
みいさんご自身がきちんと承認してあげてください。

ご主人の姿勢に関しては、
どこかで妻が自分や自分の家族に自己犠牲的に尽くすことで、
自分(たち)の価値を確認したい気持ちがあるのではないかと思います。

これは、裏を返すと、ご主人自身が自分自身や家族の価値を疑っている
ということでもあります。

「私(たち)が大切な存在なら、あなたの家族やあなた自身のことより、
何よりも優先して、自己犠牲的に私(たち)に尽くすべきだ」という、
少々いびつな尺度で価値や愛をはかり、その関係を保とうとしているのですね。

このこと自体は、基本的に彼自身の課題ですので、
みいさんがそれを望まない限り、彼の思い通りに行動することで
忠誠を示したり、愛を示したりする必要もありません。

もし、そのような姿勢を貫くのなら、
互いの依存を強めてしまいますので注意が必要かと思います。

ただし、そんな彼のいびつな背景も理解してあげた上で、
対応するのは賢いかと思います。

私の忠誠や愛は、あなたや家族を「常に」優先することによって示されるもの
ではないことを、丁寧に敬意を持って伝えてみることをお勧めします。

日々、食事を作ったり、家事をしたり、常にではなくとも、
多くの場合、自分のことより相手を優先したりして、
みいさんなりに忠誠や愛を示していることを伝えてみてください。

また、もし、「常に」ご主人や姑さんを優先させることが、忠誠や愛の証なら、
彼にも自分への愛や忠誠を示すのに、同じように行動することを
依頼してみるのも良いかもしれません。

ご主人が、みいさんの思い通りになることで、
同じように愛をはかるならどうか、という問いです。

もし、思いやりや愛ある関係なら、
どちらか一方のみが、常にもう一方を満たし続けるという構造は
成り立たないはずです。

それではまるで、主人と召使のような関係です。

私たち一人一人が幸せを追求する権利があります。

みいさんが、幸せだと感じることを感じて良いのだと許可を出して、
ご主人にそのことを伝えてみてください。

私が幸せを感じることは、
あなたや家族を蔑ろにすることにイコールではないのだと。

むしろ、ご主人や姑さんとも調和的に良い関係を持ち続けたいからこそ、
自分自身の時間も時として必要であることを。

ご主人の思い通りの形ではないけれど、みいさんなりのベストを尽くして
いることを理解して欲しい、と伝えてみてください。

また、常にご主人の思い通りにはならないかもしれないけれど、
それは価値観やキャパの問題であり、相手への愛や誠実さとは関係のないこと、
そのように愛をはからないで欲しいということも、
リクエストしてみてはいかがでしょうか。

Me First というのは、
常に自分の思い通りにことが運ぶということではありません。

自分も相手も貶めることなく、相手をコントロールすることなく、
それぞれの権利をきちんと尊重して、幸せになるための努力をする姿勢です。

それは大変な努力を意味します。
ぜひ、寛容な気持ちを持ちつつ、その努力を惜しまないでください。

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