20220530

FROM 川畑のぶこ

今日は、しろちゃんさん(50代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
こんにちは。ご相談させてください。

私は、買い物がやめられません。
やめたくても、やめられないで、
とても悩んでいます。

なぜかわからず、
断捨離本を読み始めたところ、
「孤独感からくるのではないか?」
とありました。

経済的にもかなり厳しいのに、やめられない。
そして、家族に迷惑をかけています。

服以外は捨てられるし、
買わなくても済むのですが…。

変えたいのに、ずっと変えられません。
どうすればやめられるのか、
教えていただきたいです。

断捨離して、スッキリして、
でも、また増やして……の繰り返しです。

買い物をやめたいです!
どうか、よろしくお願いします。

【A】
買い物がやめられない、辛いしろちゃんですね。

何かをやめたいのにやめられない状態、
そのことによって日常生活に支障が出てきたり、
社会的なバランスが崩れ始めてしまっている
ような状態は、依存症の可能性があります。

しろちゃんの場合は、
買い物依存症と言えるかもしれないですね。

買い物以外にも、例えばアルコールであったり、
甘いものをいっぱい食べてしまい、
体重が増えたり、体調が悪くなったりしても
やめられない、など。

あとは、ギャンブル依存症や恋愛依存症なども
聞いたことがあるかもしれません。

私たちは、心にぽっかり穴が空いてしまうと、
他の何かで埋めようとしてしまうことがあり、
それが過剰になると依存症になります。

しろちゃんの寂しさは
どういうところにあるのかなということを、
振り返ってみるといいと思います。

私たちはみんな孤独が辛いです。
孤独感というのは、
本当に私たちを蝕ばむ感情だと思います。

この孤独感をどうやって、
買い物以外で埋めていったらよいのか
そこを見ていくことが大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Miniature,People,And,The,Concept,Of,An,Aging,Society.

Q.いつもメルマガありがとうございます。
  
今日は最近私が感じていることについて相談させてください。
   
それは、「人生100年時代」という言葉。
正直この言葉を聞くと絶望感を感じてしまいます。
  
「老後に家族に迷惑をかけないように」といった、
長生きリスクを考えた台詞を聞くたびに悲しくなります。
  
学生のときは、死ぬときに思い残すことがないように、
必死に生きてきました。
  
その結果、就活、結婚、出産、家の購入など、
大きなライフイベントはだいたい終え、
やりつくした感があります。
  
今後のことを思うと、長いな……とため息が出ます。
   
子供はかわいく、ささやかな幸せは感じていますが、
毎日、仕事と育児、家事を繰り返すことがつまらなく感じられ、
今後は何を目標に生きればいいのか
わからなくなってしまいました。
  
実家の両親は年をとればとるほど仲が悪くなっています。
  
周りの家族を見ても、
あまり「うらやましい」「こうなりたい」という家族がいません。

どうしたらいいでしょうか。
  
 
【メイ・30代・会社員】
  
 
―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

人生50年と言われていた時代から一気に倍の100年になり、
年齢の価値も昔とは大きく変わってきましたね。
 
メイさんは悔いのないように人生を生きようと、
多くのことを成し遂げてこられたのですね。
 
「長いな」と思うのは、
もしかしたら走りすぎたせいかもしれませんね。
 
臨床心理学者で元文部科学省長官の故・河合隼雄氏が
生前、高野山医療フォーラム
「生と死が手を繋ぐには」に登壇された際、
つぎのようなことを話されていました。

彼が子どもの頃は、人生50年と言われていたので、
50歳まで生きることを目指していた。
 
ところが、50歳になってみると、
平均寿命は80歳になっていた。
 
これは手放しでよろこべることなのでしょうか?と。

これは、500メートル走と聞いて
必死にゴール目指して走っていたのに、
ようやく500メートル地点にたどり着いた途端、

「すんません、 今年から800メートルになりました」
 
と言われているようなものではないかと。

ただし、付け加えて、もしその500メートルの過程が
穏やかで楽しいものであれば
伸びることは好ましいことだけれど、
苦しみばかりがあるのならただ伸びてもしかたがない。

大切なのは、命の長さではなくて
人生の質ではないかとおっしゃっていました。
 
また、私自身、臨床でがん患者さんと接する中で、
人生で後悔することを尋ねると、
多くの人は「もっと自分を大切に生きればよかった」
とおっしゃいます。
 
そしてもし、命が永遠なら…というと
多くの方は永遠は長いとおっしゃるので、
100年だったり200年だったら?と尋ねてみると、
 
「もっといろいろなことをスローダウンして
ゆったり過ごしたい」とか、
「もっとたくさん寝る」とかといった答えが
多くの人から返ってきます。

みなさんお疲れなのですね。

これはメイさんも参考にされると良いのではないでしょうか。
 
私たちはこれまで短時間でより多くのことを達成し、
生産性を高め、他人の目に見えるかたちで
成果を出すことに邁進してきました。
 
これからは、他人の評価ばかりでなく、
メイさんはささやかとおっしゃるかもしれませんが、
リラックスしたり休息したり、
子どもや美しい自然と触れ合う時間などを究極の価値と定めて
ご自身の時間を大切にされると良いのではないでしょうか。
 
人生が延びた分、ぜひこのように価値観を再構築して
ご自身の日々に潤いをもたらすように工夫をされてください。
 
また、私たち一人ひとりの内に
そのような智慧が宿っていることも信頼してください。
   
   
   
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20220523

FROM 川畑のぶこ

今日は、いっちさん(60代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】
8年前に今の夫と再婚しました。
当時、夫は離婚して10年経つ独身でした。
同窓会で久々に再会して意気投合して、
結婚に至りました。

結婚して半年ぐらい経った頃、
夫が出会い系サイトで何人かの女性と
生々しいメールのやりとりをしていて、
そのうちの1人とはかなり親密なやりとり
をしているのを見つけました。

それは、私たちが結婚したあたりから
始まっていたこともわかりました。

そのうち、その人とのやりとりは
なくなったので、やめたようなのですが、
すると、また別の出会い系サイトに登録して
また別の1人と親密なやりとりをしていました。

結局、その人にもやりとりを断られたようです。
すると、また別の出会い系サイトに登録しました。

さすがに私は激怒しました。
離婚するために離婚届も見せましたが、
破られ、私とは絶対に別れたくない、
私が男の生理をわかってない、
私はどんと構えていればよい……など、
都合の良いことばかり言われました。

そのあと平謝りして
もう絶対にしないと言ったので、
その話はとりあえず一旦終わりになりました。

それからの私は、また女性を探しているのでは
ないかと不安な日々を過ごしていましたが、
だんだん気持ちが落ち着いてきました。

ところが7年経った今年、
また女性の影を見つけてしまいました。

今度はすぐに追及しましたが、
何も悪いことはしてないと、
女性のことは何ひとつ言葉に出しませんでした。

親友に相談しましたら、前回といい今回といい、
主人は浮気をしていないと断言できるよと
言ってくれています。

なのに、私が前回のトラウマで懐疑心に襲われて
何もかも徹底的に調べないと気が済まなくなり、
そんな私を主人が嫌になってきて、
ますますその女性と仲良くしていくのではないか
と悪いことばかり考えて膨らんでしまいます。 

今は、離婚を考えていません。
私はこの先、どうしていけば良いのでしょうか。
こんな私を救う方法はあるのでしょうか。
アドバイスをお願いいたします。

【A】
お辛いですね。

たつさんとしてみれば
自分のことを愛してくれたから
唯一無二の存在と認めてくれたから結婚した
と思っていたにも関わらず、
裏切り行為を発見してしまったのですね。

裏切られたという感情は、私たちを苦しめる
最も辛い感情ではないでしょうか。

お友達は、浮気ではないと思うと言ってくれる、
そしてご主人も、大したことはない、
ドンと構えていればよいと言う……

何をもって「浮気」と言うのか。

実際に会ったり肉体関係を持ったりしなくても、
メールのやりとりだけでも
精神的な浮気だととらえることも
人によってはありますよね。

線引きがとても難しいですし、
このような状況での許容範囲というのは
個人個人の恋愛観や結婚観、
男女にまつわる物事についての価値観に
依存するところがとても大きいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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Quarrel,,Problems,In,Communication,Concept.,Two,Women,Friends,Sitting,On

Q.いつもメルマガを楽しみにしています。
今日は、友人についてご相談させてください。
 
最近、昔からの友人に
「距離を置きたい」と言われました。
 
その事実にとても戸惑っています。
というのも、これまで、
私が彼女のわがままに付き合い、
ずっと被害を被っていた側だからです。
 
例えば、彼女が発言したことで、
私が他人から怒られたり、
 
彼女に調べことを頼まれて、
時間をかけて調べて後日伝えたら、
「あっもうその件はいいや」と言われたり、
 
以前から約束していた旅行を
当日にドタキャンされたりと
かなり振り回されてきました。
 
私もなぜそんな人とずっと友人でいるのか
わからなくなっていたので、
今回のことは良かったのですが、
 
なぜ彼女から距離を置きたいなどと
言われなければいけないのかと
腹立たしいような、悲しいような
なんとも言えない気持ちでいます。
 
この事実に対して、
私はどのように向き合えばよいか
教えていただけないでしょうか?
 
よろしくお願いします。

【クローバー・40代・専業主婦】
 
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
昔からの友人に突然
距離を置きたいと言われるとは、
とりわけクローバーさんはいろいろな場面で
ご友人に気を遣ってきたのであれば、
本来なら、感謝されていいはずという思いが
湧いてくるでしょうし、
なおさらショックだったことと思います。
 
このような人間関係における摩擦や事件は、
衝撃や不快感をともないますが、
実は双方の課題を浮き彫りにもしてくれる
またとないチャンスでもあります。
 
クローバーさんのメッセージで気になった点に、
「私は被害を被っていた側」
と認識されているところがあります。
 
心の底では、ご友人は加害者で
ご自身は被害者と思っていらっしゃるのですよね。
 
そうであれば、改めて、友情とは本来、
加害と被害の関係にあるものなのか?
と問い直してみます。
 
この友情関係には不健全さがあったのでしょう。
 
おそらく、相互に
依存的なものだったのかもしれません。
 
すなわち、クローバーさんのケースでは、
自身では満たしきれていない
自己肯定感を充たすための手段として
相手を使ってしまってはいなかったかを
振り返ってみると
気づくことがあるのかもしれません。
 
相手に「いい人」という評価を得たり、
誰かに必要とされたりすることで
自分の価値を確かめたいと無理に
相手に合わせていなかったでしょうか。
 
どこかに「こんなわがままなあなたに
つきあえるのは私ぐらいのもの。
あなたは私という存在がいてラッキー。」
という表面化されない優越感や自負心は
なかったでしょうか。
 
私は私のままでもOK、
友達なのだから許し合えるしわかり合える、
と基本的な信頼がある関係なら、
クローバーさんも頭にきたときは
頭にきたことを伝えられるはずです。
 
「あなたの言動のせいで
 私にとばっちり来たわよ!」とか、
 
「えー!せっかく時間をかけて調べたのに
 ショックー!早く言ってよー!」とか、
 
「えー!ドタキャン!?
 楽しみにしていたのにー!」
 
と不平を伝えたり、埋め合わせを
リクエストしたりするなどして、
主従でなく対等な関係でいられると思うのです。
 
言いたいことを飲み込んで
相手に合わせているので
振り回されていると感じてしまいます。
 
今回の出来事は、
クローバーさんは相手に対して
自分を卑下する必要はまったくないのだから、
今後は振り回されない対等で健全な
人間関係を構築していきましょう、
というメッセージなのかもしれません。
 
もし、そのご友人との関係が大事なら
 
「ショックだったんだけど、
 距離を置きたいと思った理由を聞かせてくれる?」
 
と正直に尋ねてみるのもいいかもしれませんね。
 
そこまでして関係修復したいと思わないのであれば、
そもそも表面的で、お互いにとって
しがみつく必要のない関係なのかもしれません。
 
ぜひ出来事の意味を振り返ると同時に、
クローバーさんの心の奥のメッセージに耳を傾けて
新たな関係性を構築してみてください。
  
  
    
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20220516

FROM 川畑のぶこ

今日は、いっちさん(50代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】
私の同僚に、
発達障害ではないかと思われる人がいます。

長年一緒に働いていますが、
ずっと、あまり喋らないおとなしい人
というイメージでした。

ところがここ数年、急に自己主張が激しくなり、
人の話は聞かない、自分のやり方にこだわる、
教えたことはすぐ忘れる、
思ったことはすぐ口にして、思いやりのない言動、
屁理屈がひどいなど、みんな困り果てています。

私がその部署の女性社員の中では
責任者なので、何とかしなければと、
いろいろ関わってきましたが、
私の方が参ってしまい、
胃炎や高熱が出たこともあります。

今は、できるだけ関わらないように
しています。

でも、同僚たちはどうにかしてほしいと
私に言ってきますし、
何とかしたいとも思っています。

とりあえず直属の男性上司に相談しましたが、
放っておけばいいと、何も変わりません。

どうすれば良いか、
何かアドバイスをいただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

【A】
いっちさん、大変ですね。
中間に挟まれてしまって、
橋渡しをしているのですね。

この方の言動について詳しいことはわかりませんが、
「思いやりがない」のを通り越して、
もしかすると、相手を罵ったり、
人格を否定したり……といったようなことも
あるのかもしれませんね。

もしそうであれば、
これはモラルハラスメントや
パワーハラスメントに値しますので、
許されることではなく、
放っておいてはいけないですね。

上司は取り合ってくれなかったということですので、
「なんとなく性格が歪んだ人」
「取るに足らないこと」というような捉え方で
済まされると思っている可能性があります。

このような状況下では、はっきりと
「ハラスメント」という言葉を出して
対応していくことをお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

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Woman,Sitting,On,Grass,Looking,At,Her,Mirror,Image

Q.自分の承認欲求を自分で満たしていくことについて
助言いただければ幸いです。
   
夫と娘二人と暮らしています。
 
長女は3歳の時に自閉症の診断を受けました。
それから、発達障害について学んで感じたことは、
診断を受けていないけれど夫婦共にADHDを含むASD、
次女もADHDだろうということです。
   
それでも、現在私はカサンドラ症候群だと思っています。
  
夫との関係を悩み、川畑先生の講座で
少し相談させていただいた時から、
「自身の承認欲求」について考えています。
  
先生の著書で見かけた心理ドライバーでは、
完璧であれドライバーが強く働いていると思います。
   
幼少期を考えますと、母は私に
衣食住は満たす対象以外の興味がなかったと思います。
   
親に認めて欲しい気持ちが満たされないまま育ち、
かつ他人にSOSを出すことも苦手でした。
   
油断すると「ダメだ」という口癖が出ます。
   
夫との関係は出産後一度大きく溝ができ、
新築後、完全にうまくいかなくなりました。
   
親に承認してほしかったように夫に求めていたと思います。
   
夫もできない人だと理解できてきました。
  
自身の承認欲求は自身で満たすことを考えなくては、
と頭では理解できるのですが、
どうしても「他人に満たしてほしい」気持ちが
自分にあるのを感じています。
   
【ねこねこ・40代・女性・個人事業主】
  
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
 
人は人との関わり合いによって満たされもすれば奪われもします。
  
また、人によって傷つきもすれば癒やされもしますね。
 
ねこねこさんが相手との関わりによって満たされたい
という欲求は自然なものです。
  
私たちの抱く心理的欲求には
自身で満たせるものもありますが、
人によってのみ満たされるものもあります。
   
このことから、「すべて自分で満たさねば」という
完璧を捨てるのも大事ですね。
  
そして、互いに認め合う関わり合いの対象を「家族のみ」
にこだわることも捨ててみるのが良いかもしれません。
  
もちろん、家族で親密な関係を築けたに越したことはありません。
 
ただし、ねこねこさんがご指摘されているように、
ご家族にASD(自閉症スペクトラム)の問題がある場合、
ねこねこさんが望むかたちの親密さや心の通ったやりとりなど
情緒的な交流による承認というのはハードルが高いかもしれません。
   
ただ、
 
「このような場合にはこのように対応してもらえると私は
 認められているとか受け入れられていると感じられるので
 そのようにしてほしい」
 
と明確に情報を相手にインプットすることで、
相手はそれを理解し行動に移すことも可能です。
  
ねこねこさんにしてみれば、
 
「そんなこと言わなくても以心伝心でわかってほしい」
 
と思うかもしれませんが、
そこは「言いさえすればわかる」と切り替えて、
そのことで相手が歩み寄る努力をしてくれている
(ねこねこさんが大切であるがゆえに)
と感じられることが大事です。
   
同時に、ASDの家族特有の苦労をされていることで
不調をきたすカサンドラ症候群だと思うとのことですから、
  
ご自身の満たされないニーズを
原因となっている相手から満たしもらおうとするのではなく、
別なリソースから満たすようにすることが賢明です。
   
ねこねこさんは友人や仕事仲間や趣味の仲間などと
心の通う交流はされていますか?
  
身内だと距離が近すぎて、
互いの良さが空気のようになり見えなくなってしまったり、
そのことをわざわざ口にしなかったりするかもしれませんが、
  
適度な距離感があるからこそ、互いに気づける良さがあり、
それらを素直に認めあえたりもしますから、
そのような関係も大切に育まれることをおすすめします。
   
また、カサンドラ症候群の当事者会などに
参加するのもおすすめです。
  
同じ課題を持つ者同士が心の内を分かち合い、
認め合うことができるのは大きな癒やしに繋がります。
  
また、ASDの家族との向き合い方に関する
有用な情報も得られる可能性があります。
 
ぜひそのような自助グループの参加もご検討ください。
 
もちろん、最終的には、ねこねこさんが
ご自身を相手から認めてもらいたいように認めているか否か
は大きな課題です。
   
ねこねこさんがご自身の親友だったら、
なんて言ってあげたいですか?
  
ぜひそのことも振り返ってみてください。
 
そして、鏡の中のご自分に
承認の言葉をかけてあげてください。
 

ーーー
 
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20220509

FROM 川畑のぶこ

今日は、 ひー。さん(60代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
人の紹介で何回も会わずに結婚した夫と
その両親、特に母親はモラルを知らない、
自分さえ良ければいい、そして、
世間によく思われたい思いの強い人でした。
夫も、その兄弟も、義母と同じでした。

私に離婚経験があることは百も承知のはずで、
私も、何度も確認して結婚しました。
が、私の思いとは違いました。

結婚して2日目からが地獄の始まりでした。

義父が病気になって弱り、
亡くなってからが、もっと地獄でした。
「出て行け」と始まったのです。

卑怯な真似事をされて、
もう耐えられずに出てきました。
1円ももらえずに。

結婚して2年目からは
生活費を任せられていたのですが、
自分の稼ぎを貯金していませんでした。

まさか、のちにこんなことをされるとは
思ってもいませんでした。
誠心誠意していれば
必ず報われると信じていました。

あれから24年。1人になった夫は
脳梗塞で施設にお世話になっています。

私は、あの家に行ってから、
病気になり、宙ぶらりんのなか、
命に関わる病気にもなりました。

今は息子のお陰で穏やかに過ごしていますが、
夫へのやりきれない気持ちは消えていません。

他人にはとても優しく、良い態度の夫に、
一言謝ってもらいたいです。

本来なら妻や子に優しく
思いやりをかけるのが夫だと私は思います。

そんなことをどこかで期待しながら、
切ない気持ちで過ごしています。

この気持ちをキッパリ消すには
どうしたらよいか、教えていたきたいです。
よろしくお願いいたします。

【A】
ひー。さん、ものすごく長い間、
辛い状況の中、耐えていらっしゃったのですね。

モラハラはいろいろな所で起こっています。
ひー。さんの場合は
それがモラハラだとお気づきになりましたが、
一般的には
当事者にその自覚がないことも多いです。

これまで本当に大変だったとは思いますが
今回、ひーさんが1円ももらえなかったけれども
もう耐えられずに出てきたというのは、
本当によかったと思います。

暴力は「耐えられない」ではありません、
「耐えない」、耐えてはいけないんですよね。

暴力に耐えないと決めて家を出たというのは、
正解だったと思います。

ひー。さん、これまでに
命に関わる病気にもなったととのことですが、
それは「逃げなよ。ダメだよ、ここにいちゃ」
と病気が教えてくれたのかもしれないですよね。

その内なる声に気づいて、耳を傾けて、
行動なさったのは本当に素晴らしいことです。

人生には実に様々なことが起こりますが、
それらすべてに、意味があります。
 
そこにどのように耳を傾け、
どう対応していくかによって、
人生の彩りや豊かさが変わってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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20220502

FROM 川畑のぶこ

今日は、 にゃんみいさん(50代・女性・看護師)
のご相談にお答えします。

【Q】
息子夫婦と高齢の母との4人暮らしです。
息子は大学卒業してすぐに、
人格障害がある嫁と結婚しました。
その嫁のことで悩んでいます。

はじめのうちは引きこもり状態でしたが、
同居して1年くらい経って
ようやく態度が柔らかくなりました。

それまでは家事一切をせず、
部屋がゴミに埋もれても平気、
少しでも指摘すると激しくキレて、
何度も衝突しました。

息子は嫁の言いなりで、
ローンを組んで宝石を買ってあげたりし、
度々、残高不足で督促状が来ます。

ただ、私が倒れた時は家に嫁しかおらず、
懸命に入院手続きなどをやってくれ、
優しい面も見られました。

しかし、飼っている猫の世話を
ほとんどしないのを見ていると、
私が高齢になった時にどのように
扱われるのか考えてしまい、心配です。

【A】
一緒に住んでいらっしゃるということで、
気にしないといっても目についてしまうし、
そして、愛する我が息子のお嫁さんですから、
どうしても気がかりですよね。
 
そんな中を耐えながら、にゃんみいさん、
よくここまでやってきていらっしゃると思います。

息子さんとお嫁さんの問題ということで、
にゃんみいさんも、どこまで介入していいのか
悩ましいところがあるのではないでしょうか。

パーソナリティ障害には
いろいろな症状がありますが、
おそらくお嫁さんは、自己愛が強くて、
周りのことがあまり考えられないような状態の
障害がおありなのではないかなと推察します。
  
にゃんみいさんにできることとして、
お嫁さんが受診や治療をまだされていないので
あれば、それをするように、息子さんを通じて
促すこと、これをしてみてください。

このパーソナリティ障害というのは、
薬を飲んで簡単に治るようなものではなく、
ものの見方や考え方を変えていく、
認知行動療法とか認知療法と呼ばれるアプローチ
も必要になってきたりします。

手間も時間もかかるのものではありますが、
取り組む価値は大いにあります。

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