1226.webp

FROM 川畑のぶこ

今日は、れこさん(40代・女性・エステサロンオーナー)
のご相談にお答えします。

 
【Q】美容サロンを一人で始めた頃、
友達がアルバイトで入ってきました。

その子とは休みの日も一緒に過ごしたり、
何をするにも一緒に過ごしてきました。

その子といると新しい事にもチャレンジできたり、
お店も明るくなったりで、
そのうち甘えが出てきて、任せっきりになってきました。

そんな彼女が突然
「辞めたくはないんだけど、家庭の事情もあって」
と、退職しました。

お金が必要になったという彼女に、
私の小さなサロンではお給料を何万円も
上げてあげることができるかどうか、
できるともできないともはっきり答えが出ないうちに、
彼女としては、い続けることは無理だと判断し、
退職することにしたようです。

突然のことでもあり、また、
私は自分がその子に執着してしまっていることに気付き、
心にポッカリ穴が空いてしまい、不安でたまらなくなり、
不安やパニックの薬をまた服用することになりました。

しかたのないこと! 強くなれ! 頑張れる! 大丈夫! 1人は楽! 
などと言い聞かせているのですが、
2人だからチャレンジできて、行動できていたので
一人になった今、不安でたまりません。

私は特定の人がそばにいないとダメな性格のようで、
弱くて芯がなく、自分が嫌になります。

どうしたらよいのでしょうか。助けてください。

 
【A】れこさんとご友人との友情、絆が
強いがゆえの苦しみであり、不安ですね。

人生にはいろいろな出会いやご縁があり、
そして、物事は変化変容していきます。
無常ですね。

その中で、 一定のつながりをずっと保っていくものもあれば、
時に切れたり、またつながったりしながら続いていくものもあります。

ご縁というのは、なかなか自分の意志で
コントロールできないところがありますね。
天の采配のような部分もあると思います。

 
今回のれこさんの場合、ご友人とは
「友達」としての関係と「仕事仲間」としての関係の両方が
おありだと思いますが、

「仕事」は、収入源という意味で、
従業員であるご友人の「生活」に密接に関わっていますから、
その時々、状況やパワーバランスを見ながら
付き合い方を調整していく必要があります。

経営者としての姿勢が問われる部分でもありますね。

また、今回の別れには、もしかすると、
れこさんが次のステージに進むための学びが
含まれているのかもしれません。

ぜひ、そんな視点も大事にしてみてください。

続きは、ビデオでお話しします……

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

Divorce,Illustration,Concept.,Separated,By,A,Wall,Couple.,A,Man

Q:家庭内別居の夫と今後どうしたらいいのでしょうか。

生活レベルは下げたくないので
今のところ離婚は考えていませんが、
このまま好きでもない夫と
死ぬまで夫婦でいるのも不自然です。
  
夫も社会的な立場もある為、
離婚は考えていないようです。
   
お互い夫婦関係以外の人生は
周囲の人たちと充分楽しくやれていると思います。

ただ、私は時々、仮面夫婦でいることが
周囲に嘘をついているような気持ちになってしまうのです。

ちなみに夫はプライドが高く彼から歩みよる事はないです。

私は浮気を繰り返す夫に呆れ果て、
別のパートナーがおり、再婚を提案されましたが、
経済面と生活圏を変えたくないので一旦は断りました。

離婚できたなら、もっと以前に離婚してるはずですし、
それを我慢して過ごしてきた現在、
再婚のために離婚した方がいいのでしょうか。

でも、経済面と生活圏は変えたくないのです。

【ゆうりんご・50代・女性・派遣社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

結婚とは自由恋愛とは異なり、社会的な誓約ですね。

結婚式に大勢を招いて証人のもと
誓いを立てなければいけない理由は
単に祝福の意図のみならず、

無常の法則に従い、人間の心も移り気なので、
そこに理性や知性の手綱をつけて情動をコントロールしながら
苦楽を共に添い遂げることを願う意味があるのでしょう。

現代の社会制度上、魅力的な異性が現れる度に
次から次へとパートナーを変えていたら、
家庭は不安定になり、生活基盤は揺らぎ、
未来を担う子どもにも影響が出ます。

結婚制度は社会的動物の智慧なのでしょうね。

このような理由からも、
ゆうりんごさんが結婚に求めるものが何か、
あらためて優先順位を整理することは大事だと思います。

恋愛のような男女の情愛に重きを置くなら、
再び夫に対して恋人のように接する努力が
ゆうりんごさんにできるのか、

もしそれが最も高い優先順位であるにもかかわらず、
それはできない、またはしたくないのであれば、
離婚の意味はあるかもしれません。

ただし、男女の刺激的で情熱的な愛
(ギリシャ哲学でいうところの、いわゆるエロスの愛)に
重きを置くなら、数年ごとに
パートナーを変えていかないといけないかもしれません。

神経学的にもこのような男女が恋愛の情熱を感じる
化学物質は2〜3年しかもたないことが分かっています。

結婚では、このエロス的な愛を乗り越え、
人間愛=アガペの愛へ移行できるかどうかが
私達に試されることでしょう。

それには相手への、歪(いびつ)さや弱さも含めた関心と関与、
思いやりの有無が大切になります。

また、愛のかたちには、フィリアの愛という、
友達に感じるような友愛もありますが、
男女の仲というより、
友のように関わりあう夫婦も中にはいますね。

もちろん、そのような愛情が薄れたとしても、
ゆうりんごさんもおっしゃるように、
婚姻関係が経済面や生活などに
多くのメリットがあると考える場合、

情愛とのバランスを見てどちらを取るのか考えることも
大切となってくるのではないでしょうか。

結婚をロマンスのみでとらえず、
社会的な保証と捉える人もいます。

ロマンスが消えた、あるいは無いからといって、
周囲に嘘をついているかというとそうとも限りません。

また、相手がどう感じるかは相手の課題であって、
ゆうりんごさん夫婦が責任をとることではありません。

繰り返し、夫婦関係にはいろいろな正解がありますし、
ゆうりんごさんにはゆうりんごさんなりの、
唯一無二の正解があることと思います。

ですので、わざわざ周囲に
「私達の男女の関係は冷めていますが、
 それ以外の社会的なバランスが取れているので
 夫婦関係が続いています!」
と馬鹿正直に宣言する必要もありませんし、

周囲もそのようなことには関心がないかもしれません
(及ぼす影響もさほど多くないので)。

あまり、理想主義に走らずに、ひと息おいて、

夫婦ってなんだろう?    そして、
私(達)における夫婦とはなんだろう?

と静かに振り返ってみることをお勧めします。

ゆうりんごさんなりの優先順位が明確になったのなら、
すべてが完璧・理想通りに手に入らなくても、
私達の人生は多少の歪さも含めて、
絶妙なバランスのもと成り立っていると知り、
執着の手放しにつながるのではないでしょうか。

執着を手放すというのは、
かならずしも相手を切るということとは限りません。

相手との関係性へのこだわりを手放す
ということでもあるのです。
 
      
ーーー
 
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
 ご質問はこちらから

1219.webp

FROM 川畑のぶこ

今日は、ラベンダーさん(40代・女性・無職)
のご相談にお答えします。

 
【Q】川畑先生こんにちは。
ご相談させてください。

78歳になる父がいます。
とても元気だったのですが、先日急に倒れて
今は脳梗塞で入院しています。

コロナ禍で面会はできません。
電話で聞いたところ、片目が見えなくて、
右半身が不自由な状態とのことです。

今まで私は、親の病気や死から目をそらして
考えないようにしてきましたが、

現実を見なくてはいけなくなり、
毎朝起きた時とても沈んだ気持ちになります。

川畑先生の死生観についてのYouTubeを
拝見して、とても勇気づけられました。

病気や死に対する不健全な信念を手放し、
あるがままを受け入れられる
健全な信念を持ちたいと思っていますが、
具体的にどうしたらいいのか悩んでいます。

アドバイスいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

 
【A】お父様が脳梗塞で急に倒れたのこと、
ものすごく大きな衝撃が
あったのではないでしょうか。

徐々に体調を崩していくのと違って、
こういった血管性のものは突然来ますから
本当にびっくりしてしまいますよね。

ただ、ラベンダーさんもおっしゃるように
親というのは、多くの場合
私たちより先に旅立って行きますから、
どこかで心の準備はしておかなければいけませんね。

私たちは、死というと、忌み嫌って、避けてしまって、
見ないように見ないように、
日常から切り離してしまいがちです。

切り離すことによって、
本当に死が訪れないようにできるのなら
それも良い対処法かもしれませんが、

私たちは死を免れない存在ですから、
見ないようにする、避けるというのは、
あまり賢い方法ではありません。

いつでもその準備ができているということの方が
むしろ、とても健全なことなんですよね。

ラベンダーさんには、ぜひ、
お父様との<見える>繋がり、
<見えない>繋がりをイメージすることで、

ご自身の死生観をより健全なものに
育んでいただけたらと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

Colorful,Paper,Shopping,Bags,In,A,Trolley.,Ideas,About,Online

Q:買い物依存症です。
収支に見合ったお金の使い方ができません。

カード利用をやめれば良いのだと思うものの、
田舎に嫁ぎ商店もデパートもなく、
物を手に取って選べないこともあってか、
ネットでのショッピングにハマり、
他にもzoomでの学び代などに使用しています。

夫から十分な手当てをもらっているのですが、
その半分以上がローンの返済と積み立ての保険料、
継続中のサプリや化粧品、勉強代で終わります。

残りのお金がどれだけあるのか、
よく考えて使えば問題ないのですが、
欲しい!と思うと手が出てしまい、

翌月の請求額に愕然とし、
足りない分を夫に借りて支払っています。
イタチごっこ状態です。

つい先日、自分なりに大体の月々の出費を
書き出し、計画を立ててみました。
それでも今後自制し続ける自信がありません。

当然、先々の蓄えもなく、気の向くままに
わがままに生きていることが恥ずかしいです。

そんな気持ちがあるにも関わらず、喉元過ぎれば‥で
すぐに浪費している自分がとても嫌です。

夫にも散々叱られています。
根本から性根を治すためにはどうすると良いでしょうか。

ご指南いただけましたら大変有り難いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

蛇足ですが、結婚後一年ほどで躁うつ病と診断され
20年が経ち、ずっと投薬治療を受けています。

【naojiro・50代・女性・農業(主婦)】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ショッピングが気晴らしになったり
ストレス発散になったりする経験は
とくに女性の多くが持っているのではないでしょうか。

それが街中であれ、オンラインであれ、
美しいものやかわいいものを目にすると、
ワクワクして気分が上がるものです。

とりわけオンラインショッピングは
時間や場所を選ばず、ワンクリックですべてが完結するので、
その手軽さからついついポチポチ、
気がつけばカードの桁が大変なことになっている
なんて経験をされた方も多いでしょう。

かくいう私もつい先日、
子どもの出演イベントのオンラインフォトアルバムを
ポチポチやっていたら桁が一桁ずれていて青ざめました…

これらのショッピングやウィンドウショッピングが
単純に自身の心や物理的なニーズを満たすものであれば、
そして、それが経済的なバランスが取れている範囲内であれば、
なんら問題はありません。

ところが、naojiroさんのように、
収入より無駄な買い物で支出が多いなど、
経済的なバランスが崩れていたり、
それによって家族も巻き込まれるなど社会的なバランスも崩れ、

本人も罪悪感や後悔や恥じる気持ちに苛まれるなど、
苦しみをともなう場合は依存症の可能性が高いです。

今回はちょっと買いすぎちゃったという状態と、
買い物依存症という病的な買い物の区別は
どういうものかということについて、
次の10の特徴の有無を確認してみるとよいです。

  
・買い物を止めたくても止められないと感じている、
  または止めようと思っても止められないでいる。

・買い物のせいで、人間関係や仕事、経済状況が悪くなった。

・パートナー、家族、友人などが、
 私のネットショッピングを心配していたり、
 そのことで彼らと言い争いになってしまう。

・オンラインショッピングのことを常に考えている。

・買い物ができないと、不機嫌になったり、腹が立ったりする。

・買い物が唯一のリラックスや気分転換になる。

・他人に理不尽だと思われたり、
 お金の無駄遣いと思われるのが怖くて、買ったものを隠してしまう。

・買い物をした後は、罪悪感を感じることが多い。

・買い物のせいで、他の楽しいことをする時間が減ってしまった。

・余裕がないときでも、必要のないものや
 予定より、はるかに多いものを買ってしまうことがよくある。

いかがでしょうか?

買い物でも、オンラインショッピング中毒の場合、
人との交流がないことが
状況を悪化させやすいという指摘もあります。

人の目や社会的な交流がある中での買い物では、
自分の行動を他人の視線を意識して見るため、
ある程度の自制がききやすい人も、
ひとたびオンラインとなると、
人の目が無いため自制心が効きにくくなります。

人付き合いの回避が依存を悪化させてしまうわけです。

また、オンラインはワンクリックで
ニーズが満たせる即効性があり、
私達の報酬系が満たされやすくなります。

大切なのは、ニーズや喜びを買い物やモノに依存せず、
それ以外のリアルな世界で満たしていくことです。

愛する人々との関わりの中に身をおくことで、
買い物で何かを獲得することにより
自分が「何者か」であることを確認したり
証明したりしなくてよくなるかもしれません。

買い物依存症の多くは自分に自信がなかったり、
どこかで見栄を張りたい気持ちがあったりすることが多いです。

また、自力で(ひとりで)何かを達成しなければいけないと
思っていることもあります。

それを、人より秀でている必要はないし、
人との関わり合いの中で、みんなそれぞれであること、
私は私でよいと思えるようになってきたなら、
買い物の仕方に変化が出てくるかもしれません。

naojiroさんの居場所が感じられる場作りが大切ですね。

そのためには、心を開く作業が必要です。

たとえば、とっかかりとして、それこそnaojiroさんが
「ついつい買い過ぎちゃうのよね」なんて
罪の意識や恥ずかしい気持ちを隠すかわりに
素直に吐露することで、
周囲も「あるある」と共感してくれることもあります。

すると、私は決して一人ではないんだと
感じられるかもしれません。

「恥ずかしいから隠す」のではなく、
「オープンにシェアしてつながる」ことを意識してみてください。

naojiroさんが思うほど周囲はnaojiroさんに
注目してジャッジしているわけではなく、
それぞれ自分のことで必死ということにも
気づくかもしれません。

何者かになるために、あるいは心のぽっかりを埋めるために
買い物をし続けなくて済むようになるかもしれません。

買い物依存症はときとして、
うつ病や不安障害などを併発していることもあるので、
心がしんどいときは無理せずに受診することが大切なのも
忘れないようにしてください。

 
      
ーーー
★12/21(水)〜22(木)開催
あなたの心の影と手を繋ぐ
「シャドウ・マネジメントセミナー」

講師:川畑のぶこ 心理療法家
詳細はこちらhttps://shadow.peatix.com
※こちらは川畑のぶこカウンセリングオフィス様の主催です
 
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
 ご質問はこちらから

1212.webp

FROM 川畑のぶこ

今日は、Naoさん(40代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

 
【Q】いつも動画を拝見し、学びをいただいています。

私の育った家族は、父がアル中で早くに他界しました。
母親は毒親そのものだったということに、最近気がつきました。
 
子どもを自分のイメージ通りに育てたくて
暴力的、支配的、かつ依存的、

兄は母親の洗脳から逃げるべく、
小学校の頃から不登校、家庭内暴力や借金問題など、
常に問題を持ち込んできては母親に尻拭いをさせていました。

母親が育った家庭は学歴が一番、男尊女卑、
パワーゲームてんこ盛りの両親だったため、
母親はそれをまるっきり写して
私たちに教育していたのだと思います。

私はそんな兄と母親の関係を見ていたためか、
よくない意味で「良い子」で育ってきてしまいましたが、

当然と言おうか、
そんな家庭環境で自分というものを捨てて、
母親の欲望のままにしているうちに心を病み、
10代で自殺未遂、自傷行為など
繰り返すようになってしまいました。

母親は、男性にコンプレックスがあるのか、
とにかく男性に仕返しをしたかったのか、
私をコントロールしながらも
私に付き合う彼ができるとそれを邪魔しに入り、

彼に長々と電話をしたり、実家に行って喧嘩を売ったりし、
私はそれに負けてしまい別れてしまうこともありました。

以来、母には心の深くから憎悪が募り、
自分の人生を歩むことができなくなってしまいました。

…とはいえ、そんな彼女に負けてしまう
ということも悔しいのですが。。。

そして、好きだった彼と別れて
そのまま海外に逃亡するように移住して、
付き合い始めた彼は、実はアル中であり、
依存心べったりのマザコンという、
今までにはない人でした。
ですが以来、その人と別れられずにいます。

母親とはもう20年以上、連絡を取ったのは
片手で数えるほどの絶縁状態で、
あちらからも、今では連絡はきません。

家を出た時は探偵を雇って追いかけてきたり、
とにかく自分の言うことを聞かせたくて必死でしたが、
海外に出て来てからは
さすがに追いかけてくることはありません。

途中で私は、親との関係の歪みが
今の私の人生の全てを作っていることに
徐々に気づき始め、愕然としました。

兄は、私が実家を出た後に結婚したらしいのですが、
今はどこに住んでいるのかもわかりませんし、
家族を作っているのか、何の仕事をしているのかも知りません。

母親は引っ越しをして一人暮らしをしていることは
わかっていますが、連絡は取っていません。

私は、今後自分の人生を作ってきた母親からの洗脳、
彼女によって形成された信念を反転させ、
死ぬ瞬間に「生まれてきてよかった」
と思える人生にしていきたいです。

とはいえ、長年親をどこかで恨み、
本音をぶつけたことがない良い子ちゃんできた私が、
そのような人生に変えることができるのかどうか、
また、そのために何ができるのかということもわかりません。

今の、アルコール依存のパートナーとも
区切りをつけていきたいと思っています。

自分の中で、あるいは現実的に、
親と向き合い直すということもよく考えますが、

母親からの手紙を読むだけで
頭の中が真っ白にフリーズしてしまうような自分も同時にいて、

こんなヘタレな状態で親と向き合い直すこと、
言いたいことを伝えることなんてできるのだろうか、
とも思います。

親と自分の人生を切り離し、
未だに無意識に期待に沿って生きようとしてしまう
自分の無意識の癖を手放し、
本当の意味での自分の人生を生きたいと思っています。

パートナーとのことを一区切りつけるためには、
自分の中の母親像を何とかしないと
超えられないような気がしています。

今の私にできること、
越えるためにしなければならないこと、など
アドバイスがあればぜひお伺いしたいです。
よろしくお願いします。​​

 
【A】本当に大変な歴史を乗り越えていらしたNaoさん。
未だに課題をお持ちであるということに
まず、ご自身が気づいたところが
とても素晴らしいと思います。

ここに来てようやく、
お母様が毒親だったとことに気づいて
それを乗り越えたいと思われたことは
本当に大きな一歩ですね!

こんな状態で来た私が変化できるのか
人生を変えることができるのか
死ぬ瞬間に「生まれてきて良かった」と思う人生にできるのか、
ということに関しては、「できます」!

Naoさんが、もし本当に諦めていて、絶望していたら、
このようなご相談もなさらなかっただろうとも思います。

もしかしたらNaoさんは、
もっと早く気づいて、もっと早く楽になっていれば……と
思っていらっしゃるかもしれませんが、
人生には、絶妙なタイミングというものがあるのだと思います。

その人が、そのような状況にならなければ気がつけなかったこと。
これはNaoさんだけではなく、
Naoさんを取り巻く社会や、お母様についても、です。

続きは、ビデオでお話しします……

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

Mother,Scolding,Son,In,Living,Room

Q:こんにちは。
いつもメルマガ楽しく拝見しております。

子どもについての悩みを、ご相談させてください。

私はいま3人の子育て真っ最中です。
下の男の子と女の子はとにかく可愛くて、
目に入れても痛くない程だと思えます。

しかし、小学5年生の長男に対してだけ、
すごくイライラしたり、嫌悪感を感じてしまいます。

会話でもぶつかることが多く、
なんであんな性格なんだろう、
と受け入れ難く感じてしまいます。

思春期にさしかかるので、
余計にぶつかりやすいのかもしれませんが、
最近は性的なことにも関心がでてきたのか、
そういう側面を見ると気持ち悪いと感じてしまいます。

思えば、私自身の中で、
長男に対しては小さな頃から、
可愛いというよりも、なんとか育てなくては…
という義務感の方が優っていて、
愛している、愛しい、と感じることが
あまりありませんでした。

こんなことは母親として最低なのではないか
と自分を責める気持ちもあります。

長男は学校生活においても
友人関係などでも悩むことが多く、
自分に自信がないようです。

「人から嫌われるのを恐れる必要ないよ、 味方もいるよ!」
と励ました後に、
自分が長男を嫌だと思っているせいで、
嫌われることが怖くなってしまってるのだろうか、と思ったり、

私が愛情をかけられていないために
自信がないのかもしれないと、申し訳なく思うこともあります。

長男は、誰からもとても優しくて良い子だね、
と言ってもらえるような子です。

問題は私にあるのだと思います。

長男に対しての私の感じ方について、
なぜそう感じてしまうのか?

また、この気持ちをどう理解し、どう扱っていったらいいのか?
わからずに戸惑っています。

アドバイスいただけますと嬉しいです。

本当なら、どの子も愛情を注いで大切に愛してあげたい…

【ママ・30代・女性・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ご長男を他の子と同じように愛したいのに
愛せないというママさんの苦悩が伝わります。

ママさんもおっしゃるように、
第一子というのは右も左もわからぬまま育児が始まるため、
ゆとりがなく、ひたすら必死に手を動かしてきた
という人は多いと思います。

同時に、
「果たして私は理想の親になれているだろうか?」
「理想の子どもを育てられているだろうか?」
と、理想を追求しやすいのも第一子ではないでしょうか。

すると、子どもは「理想の私を代表する存在」となるため、
期待をかけやすくなります。
自分を子どもに投影してしまうのですね。

この子がきちんとしているということは、
私がきちんとした人間だということ、といった具合に。

無意識が自分の価値の証明のために
子どもを使ってしまうのです。

親の子に対する期待が適度だと、
子どもにも良い刺激となりますが、
その期待が過度だといわゆる「いい子」に育つこともあります。

子どもも、自分は受け入れられる人間かどうか疑わしいため、
相手に過剰に合わせてしまう、
手のかからない子どもとなるのですね。

もしかしたら、ママさんご自身も周りの評価を
気にしすぎてしまうところがあったりしませんか?

ママさんのご長男さんへの態度は、
ママさんのご自身への態度かもしれません。

自分に厳しいと、自分の投影のご長男さんにも
厳しくなってしまうでしょう。

もし、ご長男さんに愛情と優しさを持って接したいなら、
ママさんご自身に
そのように接することが大切かもしれませんね。

ご長男さんに対しても、決して愛していないのではなく、
自分の理想とする(優しさや思いやりを持って)
愛の形で表現するゆとりがなかった、
というのが事実でしょう。

ぜひ、まずはご自身を厳しく評価することをやめて、
弱さやいびつさもみーんなひっくるめて、
「私OK♪」という姿勢で向き合ってみてください。

性的なことも、それが倒錯したもので無い限り、
本来ご長男さんは
とても健全な発達を遂げているだけです。

その表現に関しては、社会では
自由に表現することが憚(はばか)られますから、

そのような社会通念や親からの教え
(非言語的であったかもしれません)などが歪み、
それがママさんの中で「性的なこと=汚らわしいこと」
という信念として定着してしまった可能性があります。

理想的でない部分を自ら切り捨てようとすると、
それはもうひとりの自分として、
心の奥底へしまいこまれてしまいます。

精神医学者で心理学者のユングは、
この無意識に抑圧されたもう一人の自分を
シャドウ(影)と呼びました。

抑圧したものがやがて消えるかというと、
シャドウはいつも吐口を求め、
折に触れて悪さをします。

ママさんのシャドウがご長男さんへ投影され、
苛立ちやときとして怒りや憤りとして現れるのは
その典型といえるでしょう。

本当は性的なものも柔軟に受け入れて
満喫したかったもうひとりのママさんの
反応かもしれないのです。

本当はもの静かで穏やかな自分なのに、
暗いことはいけない、常に明るく無くては!と鼓舞し、
妙に明るく振る舞ってばかりいると、
物静かな相手に過剰反応して
嫌悪感を抱くかもしれません。

心の奥底ではお金が欲しいと思っているのに、
「お金を欲するのは貪欲でいけないこと」と
社会的な仮面で抑圧していると、
稼いでいる人や率直にお金のことを話す人たちを
不必要に嫌悪するかもしれません。

このように、過剰に反応してしまう相手の中に、
生きられなかったもうひとりの自分を見つけたのなら、
それを拒否し続けるのでなく、
自身の中に上手に統合していくことが大切となります。

ここにも受容とやさしさの課題があります。

光は強くなればなるほどに
(理想を完璧に追求すればするほどに)
影は濃くなって私たちを追いかけてきます。

そうであれば、影を切り離そうとせずに
ご自身の中に統合していくことが課題です。

ママさんが嫌悪している性的なものに対して、
もう少しリラックスして
それらを健全に満喫できる私がいたら
どんなだろうと想像してみてください。

それでもママさんが素敵なママさんであることに
変わりはないのですから。

ママさんのそんなご自身の受容とやさしさが、
息子さんとの関係に違いをつくり、
より愛したかったかたちで、
彼を愛せるようになるのではないかなと思います。

 
      
ーーー
★12/21(水)〜22(木)開催
あなたの心の影と手を繋ぐ
「シャドウ・マネジメントセミナー」

講師:川畑のぶこ 心理療法家
詳細はこちらhttps://shadow.peatix.com
※こちらはNPO法人サイモントン療法協会様の主催です
 
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
 ご質問はこちらから

1205.webp

FROM 川畑のぶこ

今日は、TMさん(30代・男性・サービス業​​)
のご相談にお答えします。

 
【Q】レジリエンスという言葉を知ってから、
いろいろな心理学を学ぶようになりました。

学んだことを実践し続けて、
今ではすぐに認知の修正ができるようになりました。

3年以上大きなストレスはなく、
白黒思考や結論の飛躍などの不健全思考はほとんどしません。

ただ攻撃的な人から責められると
「意見を言うときはアサーティブに伝えるべきだ」など、
「べき思考」が働いていまいます。
このときのストレス度合いは3から4です。

出来事の直後に「どんなに共感できなくても
相手には考えの自由がある」と
バウンダリーを意識して気持ちを切り替えています。

自分としてはもっと穏やかな気持ちのままでいたいのですが、
これは自分に求めすぎでしょうか?

最近「何が起きても動揺してもイライラしてもいけない」
という考えがあることに気づきました。

もっと穏やに過ごすために
「こういうインプットや実践がオススメ」
という意見をお聞かせ頂ければ幸いです。

マインドフルネスやゲシュタルト療法など
興味のあることはたくさんあります。

 
【A】TMさん、とても勤勉ですね!
心理学用語がたくさん出てきて、
よく勉強されているのがわかります。

「レジリエンス」というのは
心の回復力、ストレスへの対処法、というような意味ですね。

風船が凹んだ時にポンッと跳ね返す力があるように、
私たちには、心が凹んだ時に跳ね返す力が備わっている、
そのことを指します。

また、いろいろと勉強・実践されるうちに、
認知の修正ができるようになったとのこと。

ものの見方や考え方が不健全な時に、
それを健全なものに変えることを「認知修正」と言いますが、
それができるようになられたのは素晴らしいと思います。

考え方を変えることほど難しいことはありません。
ブッダも、人間が最も執着するのはものの見方や考え方で、
執着ほど人間を苦しませるものはないと言っています。

それができるようになるということは
とても大きな安らぎをもたらすことと思います。

ただ、このような勉強をすればするほど、
TMさんもおっしゃる通りに、それができていない人のことも
気になるようになってしまうんですよね。

そして、それは「〜ねば」「〜べき」といった、
完璧主義思考から来ています。

完璧主義があると何事も苦しくなってしまいますね。
それを無理なく手放すためのヒントをお伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

Mom,Gently,Hugged,Her,Daughter,,The,Girl,Snuggles,Up,To

Q:子育ての仕方が時々凄く不安になります。

特に下の子(5歳)は一時保育園に行かない!
と言って数ヶ月、行ったり行かなかったり、
最後の方はお姉ちゃんの夏休みとも重なり
ほぼ休む、という日々が続きました。

仕事はしていたので、休みをもらったり、
自分の親になんとか来てもらって、昼から出たり…と、
かなりしんどい思いをしました。

保育園が凄く嫌、という訳ではなく、
家で居るのが楽だからといった雰囲気で、
最後はこのままではいけない!と思い、
夫に手伝ってもらって、
泣きつつ、暴れつつ、連れて行きました。

それを2日程すると、それがよほど嫌だったのか
何とか私とだけでも行ってくれるようになり、
今は何とか通っています。

もともと場所見知り、人見知りなタイプで、
ママっ子だったのですが、今も何かあると
すぐに母ちゃん、母ちゃんでべったりです。

下の子は下の子なりに頑張っている、
と思っているのですが、
毎週休みの度にオモチャを欲しがったり
(買ってしまう時が多いです…そうしないと
週明け保育園に行かない雰囲気もあり…)
実はまだおっぱいを飲んでいたりもします…

今日も近くでマルシェをしていたので、
行ったのですが、結局私から離れず、
特に興味がある物が無かったのも分かるのですが、

すぐに帰る、暇だ、オモチャを買うとゴネて、
お姉ちゃんはまだ遊びたいのに、
どうにも居づらくなり、結局帰ってきました…

そしてその時
お姉ちゃんの友達のご家族たちも集まって
行動していたりしたのですが、
そこにあまり入りきれない自分にも
やっぱりがっかりしましたし、

下の子がその場に馴染めない感じも、
やっぱり私がダメだからだ、
育て方、接し方が良くないからだ…と強く感じてしまって、
何も楽しくなくなってしまいます。

自分自身も小さな頃からコンプレックスが強く、
今は少しはマシになってるのか?と思いつつも、
人と打ち解けるのは苦手です…
高校から親しくなれた人も居ません…

そんな自分だから、子供が私の良い、と思っている
行動からあまりにも外れたり、不安にかられると、

私がダメだからだ!
このままじゃ子供たちも寂しい思いをする!
という気持ちに駆られて、イライラしてしまったりします…

私なりに色々頑張っているつもりではあるのですが、
いかんせん、他の人は簡単に仲良くなっているような、
繋がっているように感じると、

今更私が頑張った所で、やっぱりダメなんだ…
という気持ちになってしまいます…

いったいどうしたらもっと楽しく、
気持ちよく過ごせるのでしょうか?

夫婦の仲は悪くないと思うのですが、
外部との接し方が怖くなり、
それが子供たちに悪影響を及ぼしていくのでは、
と思ってイライラしたり、
不安に駆られる自分が嫌になります…

【なみだ・30代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

なみださんの、それこそ、なみだながらの
努力がよく伝わってくるご相談です。

子育てはエネルギーを消耗するものですが、
こどもが始終母親にべったりだと、
母親も自分自身の時間や休む暇がとれず、
ゆとりのなさからイライラしてしまうのも当然かと思います。

なみださんは、娘さんの好ましくないと思われる行動は、
すべて自分の責任と考えてしまう傾向がおありなのですね。

ご自身も人と馴染めないという課題を持っているので、
それを娘さんに投影してしまい、
辛く感じてしまっているのでしょうね。

そのようなとき、まわりの人はみんなうまく行っているように
見えてしまうかもしれませんが、

実は、その人たちはその人たちなりに、
なみださんとはまた別な側面で
課題をもっていたりもしますから、
そのような想像力を働かせてみてください。

また、ご自身が持っていない相手の良い部分は過大評価し、
相手が持っていないご自身の良い部分は過小評価して
しまっているところがあるかもしれませんから、
そのあたりに注意してみると良いと思います。

私たちはみな一人ひとり個性があります。

よって、子育ても子どもの数だけ正解があります。

長女は手がかからなくて良い子と思われるかもしれませんが、
それも長女さんの個性でしょう。

一定の育て方をすれば、
みんなが長女さんのようになるわけではありません。

次女さんは長女さんと比べて手がかかる個性かもしれませんが、
5歳までさほど自身を抑圧することなく、
どっぷり母親に甘えることができたおかげで

自分は自分でよい、愛に値する人間だと、
肌感覚で感じられるようになり、
将来人を信頼できるようになるかもしれませんよ。

かくいう私も、子どもの頃は母親にべったりの泣き虫で、
人見知り、場所見知りでした。

幼稚園大っきらいで、
火事にならないかなっていつも思っていましたし、
毎日休みたかったですね。

それくらい家と母が好きでした。

よく私の世話をしてくれた叔母は、
私の母センサーの強度は異常で、
少しでも母が家を留守にすると髪の毛を引っ張りながら
キーキー泣き叫んでいたらしく、
「悪魔の子みたいだった」と笑ってよく話します。
私もそれを笑って聞いていますよ。

子育ては、人生の長いスパンで見ないと結果は分かりませんし、
人生の満足度は親を含む第三者が評価できるものではなく、
お子さん本人にしか分かりません。

なので、母親が
「ダメ母だからダメ次女なのだ」などと勝手に決めず、
個性を慈しんであげてください。

いつか笑って今を思い出すことがくるかもしれないと。

ただし、そんな中にも、
どうかご自身の時間は定期的にとってくださいね。

なみださんは、人と交流するのが苦手なご自身を
責めているようですが、基本的なニーズとして、
一人でいる時間が大切なのかもしれません。

それは決して悪いことではありませんし、
尊重されるべき大切な個性です。

苦手を克服しようとするまえに、
ご自身の個性を受け入れ認めて、
どっぷり自分の時間を取ってあげると、

心のエネルギーが充電されて、
人との交流もさほど苦痛を感じることなく
できるようになるかもしれません。

なみださんにはなみださんの、
長女さんには長女さんの、次女さんには次女さんの
唯一無二の素敵な個性があることをどうか受け入れて、

好奇心をもって、
なみださんにしかできない子育てを開発してみてください。

応援しています!

 
      
ーーー
★あなたの心の影と手を繋ぐ〜
「シャドウ・マネジメントセミナー」開催決定!

講師:川畑のぶこ 心理療法家
詳細はこちらhttps://shadow.peatix.com
※こちらはNPO法人サイモントン療法協会様の主催です
 
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
 ご質問はこちらから

20221128

FROM 川畑のぶこ

今日は、はなさん(50代・女性・パート​​)
のご相談にお答えします。

 
【Q】昨年、一人っ子の息子の結婚を認めることができず、
いろいろとトラブルが起きました。
私の言動にも落ち度がありました。

そのことをきっかけに縁を切りたいとのことで疎遠になり、
今年、勝手に籍を入れ、名前も結婚相手の姓にしてしまいました。

住所も知りません。
書類を送るのも職場に送りました。

相手の親は、自分達で決めたのであればいいとのことで
私達には何の相談もなく、私は納得もできず
相手の親に対しても憤りがあります。

やはり、どんなことがあっても
こちらに相談すべきだと思うのです。

息子からは「すみません」と言われましたが、
私は受け入れられず、気持ちが落ち着きません。
元の関係にとは思うのですが、なかなかできないのです。

気持ちの中では、親子関係をなかったことにしたい
と思う気持ちもありますが、やはり、子どもなので、
いろいろと思い出すこともあり、とても複雑です。

全てを受け入れる気持ちにならないと無理だと思っていますが、
相手を認められない自分を責めています。

人からは、名前くらいたいしたことではないと言われたのですが、
私は、そんな風には思えなくて、苦しくて仕方がないです。

やはり、私の考え方や思考回路が間違いなのでしょうか?
ぜひ、アドバイスをお願いします。

 
【A】息子さん大好きな、母心あふれるご相談です。
はなさんは息子さんをとても大切に育ててこられたのでしょうね。

一人っ子ということもあって、
本当に手塩にかけて育ててこられたのではないでしょうか。

育児の最終的な目的というのは、自立。
子どもが親なしで歩んでいけるようになることですね。

そういった意味で、息子さんはかなり自立していらっしゃいますよね。

お母さんがどう言おうが、自分が決めたこと、自分が決めた人生、
自分が決めた伴侶、それを全うするんだという、
自立心旺盛な息子さんに育ったのではないでしょうか。

しっかりと親離れができていますよね。

ところが、問題は子離れですね。

息子さんへのはなさんの「愛着」が、
少々エスカレートして「執着」になってしまっている様子が窺えます。

息子さんとの関係性を含むはなさんの人生と、
息子さんご本人の人生とは、全く別のもの。

そこをしっかり分けて考えることが大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

Beautiful,Woman,Using,Mascara,On,Eyelash,In,Bathroom,In,The

Q:こんにちは。
離婚をきっかけに自分が目を背けていた
自分自身の問題について
現在まで考え続けています。

最近気が付いたのは、
私は自分にただ自信がないのではなく、
女性としての自信がないのだということです。

私には2才下の弟がいますが、
弟が生まれたことで女の自分を否定し、
男に負けてはいけないという考えを
持ってしまったのかもしれません。

それでおそらく自分の女性性を育てられずに
来てしまったと分かっても、
今さらどうやって取り戻せばいいのか、
頭で分かっていても自分を女性として
扱うことに抵抗を感じてしまいます。

【コジカ・50代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

離婚を通して、無意識な女性性の否定が
コジカさんを苦しめていることに気づかれたのですね。

その気づきをもって前進しようとされている
コジカさんの姿勢はとても素晴らしいと思います。

私たちにとって、幼少期に親の愛情を
得られるか否かは死活問題です。

いかに愛情を得るかのサバイバルゲームに
突入しますが、そのゲームはときとして
不毛に終わることがあります。

コジカさんの場合、弟さんが生まれ、
親の愛情が一気に弟さんへ注がれることになると、
自分が取り残されるような不安や恐怖を
幼心に敏感に感じ取ったのでしょうね。

そして、親の愛を取り戻すには、
弟のように、あるいはそれを超える存在に
ならなければいけないと、
その不器用な戦略が「女でいることをやめる」
という無意識な決意だったのでしょう。

弟と私の明確な差といえば、男か女か、
弟は男だから愛が得られるのだと。

なので自分も女性性を消して
男性性を優位にさせなければと。

ところが、どんなに否定してみても、
コジカさんの中に宿る女性性が
完全に消えることはありませんから、
それは無意識のうちに抑圧され、
コジカさんの影(シャドウ)となって
ひっそりコジカさんとともに生きてきたのでしょう。

影は光が強くなればなるほど濃さを増します。

コジカさんが、男性張りにさまざまなことを
頑張ろうとすればするほど、
弱さを見せず、強くあろうとすればするほどに、
周囲との摩擦や反発が強くなるという体験を
したかもしれません。

周囲の女を前面に出す人が鼻についたり、
蔑んでみたりしたこともあるかもしれません。

すると、シャドウはさらに濃くなり、
どこかにはけ口を求めます。

離婚という人生の大きな出来事を通じて、
コジカさんは一瞬にして脆さと弱さを
体験することになったのではないでしょうか。

誰かに守られたい感覚が
湧いてきたのではないでしょうか。

その感覚を素直に受容してあげると良いと思います。

弱いところがあってよい、
脆いところがあってよい、
守られたい感覚を持って良い、
甘えて良い。

鼻につく女性性の高い人は、
もしかしたら自分に無いものを持っているので
本当は羨ましかったのかもしれません。

でも、その女性性も本当は
コジカさんに無いものなのではなく、
単に抑え込んでいただけ
ということに気づいてあげてください。

女性性の種はちゃんとコジカさんの中に宿っているのです。

その種に水やりをしてあげてください。

形から入るというのは
手っ取り早いアプローチかもしれません。

これまでは抵抗があったかもしれない
女性っぽいものを身に着けたり
持ってみたりするのも良いでしょう。

パンツルックが多かったなら、スカートを履いてみたり、
スニーカーの変わりにミュールやヒールを履くなど
服装の変化かもしれませんし、メイクかもしれません。

女性らしい色や柄のアイテムを持つことかもしれません。

スイート過ぎて敬遠していたものも、
実際に身に纏ったり持ってみたりすると
気分がちょこっと上がるという経験をするかもしれません。

ご自身の中にいる子どもの頃のコジカちゃんに、
「女の子でいて大丈夫だよ」と声掛けをしてあげて、
一緒にさまざまな選択をしてみると良いでしょう。

コジカさんの中の女性性と男性性を
統合されていくにつれて
周囲との調和も取れてくることでしょう。

まだ出会っていない自分の秘めた可能性に、
ぜひ愛ある好奇心をもって向き合ってあげてください。

 
      
ーーー
★あなたの心の影と手を繋ぐ〜
「シャドウ・マネジメントセミナー」開催決定!

講師:川畑のぶこ 心理療法家
詳細はこちらhttps://shadow.peatix.com
※こちらはNPO法人サイモントン療法協会様の主催です
 
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
 ご質問はこちらから