20221017

FROM 川畑のぶこ

今日は、あやさん(60代・女性・無職)
のご相談にお答えします。

【Q】
子育てが終わった60歳の女性です。
年をとったからか体調不良の時が増え、
以前のように簡単に回復しなくなりました。
体調不良時に精神的に参ってしまうようです。

本当にしんどい方に申し訳なくて仕方ないのですが、
その時はとても不安、辛さが強く、いなくなりたくなります。
そんな自分がイヤでたまりません。

周りのお年寄りを見て、
皆さん、頑張っていられるんだなぁ、
見習いたいと思うのですが、
なかなかその境地には達しません。

闘病中の人も尊敬しています。
皆さん、どんな気持ちで
どうやって過ごしてらっしゃるのかなぁと。

いろいろありましたが幸せな人生でした。
もう充分です。
もう望みはピンピンコロリだけです。
しんどくなるであろう老後が怖くてたまりません。

この前、安倍元首相が亡くなられた時、
ある意味、苦しまずに亡くなったことを羨ましく思いました。

もう充分生きさせてもらったのでいなくなりたいのですが、
寿命は自分ではどうしようもなく、悲しくなります。

いろんな本を読んだりしていますが、上手くいきません。

体調が戻った時に、
あぁ、心が弱ってたんだなぁと思いますが、
少しでも体調不良になった時に楽になりたくなります。

頭ではわかっているつもりですが、辛くてたまりません。
悪循環なのもわかっていますが、止められません。

体調不良時に、この考え、気持ち、不安、辛さなどから逃れて、
少しでもワクワクするような気持ちで過ごすには
どうしたらいいでしょうか?

たいした辛さでもないのに何を言ってるんだ
と思われるかもしれませんが、
いなくなりたくて仕方ないです。

でも寿命までは生きていかなくてはならないと思っています。
 
よろしくお願いいたします。

 
【A】
体調と連動して、気分が落ちてしまう。
これは、よくあることです。

心と体はつながっていますので、
体が辛くて、これが続くのであれば
もう嫌だ、いなくなりたいと
思ってしまうようなことはありますね。

体の不調に関して、
あやさんは受診はされていますか?

心に関しても、もちろんですが、
体に関しても、落ち込んでしまうほど
不調が続くというのであれば
受診、治療をするというのは大切です。

他の大変な人と比べたら
自分は大したことないのでは?
と思っていらっしゃるようですが、
 
「いなくなりたくて仕方ない」というのは
かなり差し迫った状態です。
「助けて」と、周りに叫んでおかしくない状態です。

他人との比較ではなく、ご自身の心の声、
体の声に耳を傾けてください。
助けを求めてよい、とご自身に許可を出してください。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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Q:引っ越し先に馴染めず拒否感や焦りばかりあり、
もうすぐ2年経とうとしているのに
まだ前の地域に戻りたい気持ちがぬぐえません。

上の子の入学に合わせ夫や義実家の意向を汲み
隣町に戸建てを購入し引っ越しました。

しかし、私は適応障害のようになり、
娘は蕁麻疹が出るようになりました。

私の職場も娘の友達も前の地域で、
地方都市の中心であったため
便利さも楽しさも育児支援サービスも整っていました。

そのため慣れた地域から
引っ越したくはありませんでしたが、
夫の職場からは30分ほど離れている上に
夫は家族経営、長男、次期社長など家長制度も強い家で
色々私のわがままを通しきれず引っ越しました。

義父からも度々男を産んでくれ、
隣町に家を建てたらどうだ、夫を頼む、
成功した自慢などを聞いていて、
自分らしく楽しく前の地域にいることが
何か夫を支えていないように感じるようになりました。

少しHSPの気があるかもしれません。

夫にも自分の気持ちを伝えてはいましたが
あまり理解してもらえず、
私の夜勤のある仕事も手放したくなかったため、
夫も協力しやすいよう決意したつもりでしたが
心のバランスがとれなくなりました。

いつもイライラし落ち込むくらいなら
前の地域に戻ろうとなっても義父が反対、
夫は何も言わず私だけ悪者状態です。

どう気持ちを整え楽しく過ごしていけるか分かりません。

ぜひアドバイスお願い致します。

【こまき・40代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

引っ越しなどの環境の変化があるときは、
私たちはストレスを受けやすいものです。

しばらくすると慣れてくる人がほとんどですが、
なかなか新しい環境に適応できず、
適応障害になる人もいます。

すると、抑うつ感や絶望感が出たり、常に緊張したり
不安やあせりを感じたりといった状態が続き
辛くなってしまいますし
ときに、食欲不振や不眠などの
身体的症状が出ることもあります。

そのような場合は、無理をせずに
早めに受診をして治療に取り組むことが大切です。

こまきさんはご自身でHSP
(ハイリー・センシティブ・パーソン
=とても敏感で感受性が高い人)
かもしれないとおっしゃるように、
その感受性の強さゆえ、細かいところも気になり、
ストレスを抱え込んで適応障害になってしまった
可能性はあるでしょう。

適応障害の対処法は、
ストレスの原因を取り除くことがベストですが、
こまきさんのように、そのためには
引っ越ししなければいけないというと、大掛かりで、
なかなか簡単にはいかないでしょう。

環境の調整ができない場合は、
こまきさんの優れた感受性を違う方向へ向ける
努力をすることをおすすめします。

現在は、ネガティブなことに
焦点が行きがちかと思いますが、
身の回りに起きている喜ばしいこと、
美しいもの、また感謝できることなども
少なからずあるはずです。

たとえば、娘さんに蕁麻疹があるかもしれませんが、
学校の友達と仲良く楽しくやっていることなどは
どうでしょうか?

育児支援サービスも娘さんの成長とともに、
小学2年生になったなら、不要になっていませんか?

それは娘さんがしっかり成長している喜ばしい証です。

土地柄不便な分、自然が豊かであったり、
人々が親切などはどうでしょう?

それらに意識や注意を向けて、
それをありありと感じる努力をしてみてください。

こまきさんにとって、良いものに目を向ける努力です。

また、過去との比較でジャッジしてしまいがちなクセを、
これまで気づかなかった(価値とは思ってもみなかった)
新しい発見があるかもしれないという
愛ある好奇心に変えてみてください。

また、こまきさんは、繊細で
人の気持ちがわかってしまうがゆえに、
自分の領域を相手に簡単に明け渡してしまっていること
も多いのではないかと思います。

自分の心の中の大切な庭を、
その価値をわからない人に
簡単に明け渡す必要はありません。

庭に植えられている草花を雑草と思って
ズカズカと踏み入る人もいます。

大切な心の庭に囲いをたてて、大切な木をお世話し、
やがて大地に根をしっかり張って、大きく育ったなら、
もう囲いを外しても、周囲がズカズカ踏み入れても
微動だにしないでしょう。

相手に合わせすぎず、
自分を大切にしてよいと心底許し、
そのように行動したなら、
相手の振る舞いにいちいち反応しなくて
よくなるかもしれません。
     
ーーー
 
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20221010

FROM 川畑のぶこ

今日は、kyokoさん(50代・女性・教員)
のご相談にお答えします。

【Q】
小学校の50代音楽教師です。

先日、校長から、あなたは
来年度の人事構想に入っていないから
年度末に異動するようにと言われました。

指導力の改善が見られない。
高学年児童が反発している。
何人かの先生方があなたに対して、
話が長くて困ると悩んでいる。
など、悪いことばかり列挙してきます。

好き嫌いの激しい方で、嫌いな教師は、
挨拶しても無視することも度々です。

校内は、毎年4クラスほど学級崩壊、
その他器物破損、いじめ、怪我事故多数。
教員集団の姿と生徒の姿がリンクして見えます。

素晴らしいと思う教員は、
すぐ異動してしまうか、途中退職か、
病休が続出しています。この校長が
赴任してから急におかしくなっています。

また、学級崩壊した担任の場合は、
お気に入りだと庇い、異動もさせません。
どんなに指導がめちゃくちゃでもです。

崩壊したクラスに補助で入り
一生懸命やっていますが、
それは認めないようです。

今までも、さんざん貢献しているのに
気に入られず、使い倒されて使い捨てられ、
解雇、異動させられた教員を見てきました。

先日カウンセリングを受けたところ、
校長は、人格障害か発達障害の可能性も
あるかもしれないと言われました。
それで多少あきらめがついたものの、
やはりあまりにも理不尽な扱いです。

私の苦情を言っている教員も、本当に
いるか怪しいですが、中心人物達に
嫌われているのは分かっているので、
なるべく職員室では必要以上に話さない、
関わらないようにしています。

仲良しの方々とは話しますが、
おそらくそれが嫌なのかもしれません。

つまり、私の存在自体が嫌な人々に
発言権があり、改善しようがどうしようが、
とにかく排除したいため、
あら探しをされていると思います。

高学年の生徒の反発も、
担任たちが助長したり、
誘発したりしている面も少し見られます。

異動するにしても
爽やかな気分で出発したいですが、
理不尽過ぎてその前に病休になりそうです。

考えをきちんと整理し、
自分に自信を取り戻したいです。

 
【A】
今、教育現場は本当に大変ですよね。

先生の数やマンパワーが
生徒さんの対応に追いついていない所が
多いという話はたくさん聞きます。

校長にパワハラの傾向があるとのこと。

kyokoさん以外にも、同じような対応・待遇
を受けている先生たちがいらっしゃるのでしょうか。

そうだとすれば、
これはもう著しい人権侵害になります。
あってはいけないことですね。

だから、まずkyokoさんは、
これに耐える必要はないということを
覚えておいてください。

パワハラや暴力を我慢できるように
強くなる必要は全くありません。

考えを整理したいということですが、
整理するとすれば、
まずこれが本当にパワハラであるのあれば、
ここには立ち上がるのか、

それとも、立ち上がるエネルギーもないほど
疲弊しているのであれば、
一旦休むということも大事です。

kyokoさんが立ち上がることができるので
あれば、いちばんいいのは、
第三者が介入していくことです。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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FROM:川畑のぶこ
            
今年も残すところ3ヶ月を切りました。
 
ということは、断捨離祭りの準備シーズンです。
 
今年は3年ぶりの会場開催ということで、
参加者のみなさんにお会いできることを想像して
とてもワクワクしています。
 
私は日頃講義をすることが多いですが、
この2年間はZoomが定着し、便利になったものの、
どことなく虚しさを感じていました。
  
カウンセリングもですが、
画面越しでは伝わらない体調も、
対面だとドアをあけた瞬間に伝わることがあります。
  
場を共有することは何にも代えがたい価値だと思います。
    
相手の放つメッセージやエネルギーが瞬時に、
空気のバイブレーションとして肌感覚で伝わってきます。
   
この空気(感)の共有で「つながり」がよりリアルに感じられます。
 
そして、この「つながり」の感覚は、
私たちの精神安定にとても重要です。
   
世界情勢が不安定な昨今、
私たちはみな精神的に強くなることを求めていると思います。
   
でも実際は、過去の非生産的なパターンに
固執してしまいがちです。
  
このような時代に、過去の悪しきパターンを脱して、
レジリエンス=心の弾力を身につけることは
大きな価値となると思います。
  
今回の断捨離祭りでは、レジリエンスについてお話しします。
  
ぜひみなさんもレジリエントな人になるべく
会場へ足をお運びください!
   
 
ーーー

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 ぜひご覧ください♪
  ↓
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20221003

FROM 川畑のぶこ

今日は、ふるふるさん(60代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
はじめまして!
夫と実母との対応に悩んでいる60代の主婦です。

夫は、家庭の事情で中学校を卒業後に他県から出てきて、
伯母の家で育ち、高校を卒業後就職して、私と結婚しました。

私は、37年間共働きで2人の子供を育て、
55歳で早期退職して今に至っています。

私の仕事はフルタイムで、
夫も仕事が忙しく協力は得られず、
実家の母の多大な援助を受けて育てました。

夫は短気で、
子育て中もぶつかる事も多かったのですが、
夫の退職後に短時間勤務になったことから
共に過ごす時間が増え、
私のする事に文句をつける事が多くなりました。

その発言が、暴力的で、見下した物言いで辛くなります。

また、90代の実家の母は
昨年から骨折して入退院を繰り返し、
先月よりまた一人暮らしを始めました。

弟がいますが、他県におり、
私が一人で介護をしている状態です。

この母も昔から私に指示することが多く、
やることを非難され続けています。
「私のやる事を聞いていればいいんや」と自信家です。

夫と子供の関係も上手くいっておらず、
特に嫁いだ娘に対しては
「お前(私のことです)と一緒で、
やる事がのろまで考えなしだ」と非難します。

調子の良い時は気が利き親切ですが、
ちょっとした事で豹変します。
言い訳をすると怒りが増幅して、
ますますキレていきます。

黙っているのが一番かと思うのですが、
私の気持ちが収まらずつい言い返して炎上します。

しばらく無言の日が続きますが、
一週間程すると気がきき親切な状態に戻ります。
でも、また思い通りにならない事があると怒り、
口を挟むとキレていきます。

ここ数年、この繰り返しで
母の介護も重なり気分が晴れません。
どうして良いものか悩んでいます。

どうぞよろしくお願いいたします。
 

【A】
辛い状態に我慢して、耐えていらっしゃる
ふるふるさんのご様子が伝わってきます。

コロナの影響やライフスタイルの変化で
自宅で一緒に過ごす時間が増えたことによって、
関係性が変わっていく夫婦や家族はとても多いです。

ふるふるさんも、同じような状況に直面して
いらっしゃるのかもしれませんね。

特に、ご主人の暴言に対して
心を悩まされていらっしゃるとのこと。

ご主人も心のどこかで、
自分はここがいけないんだよなというのを
わかっているのではないかなと思いますね。

反省して、1週間後には親切な状態に戻る
ということなので、
頑なに自分の主張を通すというよりは、
どこかで自分が折れなくてはいけない
という勘もお持ちなのだと思います。

コミュニケーションの仕方を工夫することで、
関係性を修復することは十分に可能なのではないか
と思います。

お母様に関しては、お歳もありますし
ここから性格変えてくださいというのは
かなり無理がありますから、
ふるふるさんも介護で大変とは思いますが、
なんとかやり過ごすといういうことを
考えていくことは大事になってきますね。

その点において、サポートの手を増やす、
という視点は大切です。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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Q:仕事で疲れ切って不機嫌な夫が家にいるだけで、
私の気持ちもどんよりと暗くなります。

結婚して13年になりますが、
結婚当初からその傾向はありました。

しかし、最近は夫も40代になり管理職になったこと、
コロナ禍による会社の業績悪化などで、
不機嫌がますますひどくなっています。

出世しなくてもいい、気楽に仕事してほしい、
転職してもいい、と事あるごとに伝えてきましたが、
心持ちや働き方を変える気は全くなさそうです。

所謂、昭和のモーレツサラリーマンのような
自分をすり減らす働き方をずっとしており、
このままだと彼はいつか大病をするのかもしれないな、
と思うこともあります。

家族のために仕事をやめられない、など
自分が犠牲者であるかのような発言もあります。

まだ30代のうちなら転職のチャンスもあっただろうに、
愚痴を言うばかりで
なにも行動しなかったのはあなたでしょう、
と私は心の中で思っています。

私は、もう、この不機嫌な人と生活を共にするのが
いやだと感じています。
しかし、子供も小さく、私は非正規雇用で、
離婚すれば経済面で苦労することは確実で、
それもいやです。

なにか良い着地点はないでしょうか?

【まるりん・40代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ときとして不機嫌になることは
人間なら誰でもあることですが、
それが家庭で慢性的となると、
家族も本人も消耗してしまい辛いですね。

昭和のモーレツサラリーマン…

「24時間働けますか?
 ジャパニーズビジネスマン♪」

なんて滋養強壮ドリンクの
CMキャッチコピーを思い出します。

相手の不機嫌に対して
どうしたらよいかということに関しては、
できることは限られています。

なぜなら、感情の責任というのは、
ものごとの受け止め方の影響を大きく受け、
ものごとの受け止め方というのは、
本人次第だからです。

ご主人は基本的に仕事人のようですから、
仕事がうまくいかなければストレスになるのでしょうが、
職場でのストレスをまるりんさんが解消することは
おそらく難しいでしょう。

できることは、その苦悩をまるりんさんが理解して
やわらかな姿勢で寄り添うか、
その状態に対する、より健全な受け止め方のオプション
の提示をしてあげることなどになるかと思います。

まるりんさんからすると、
厳しい競争の中に身を置かずに、
ストレスの無い環境で仕事をしてほしいと思うかも
しれませんが、本人は厳しさの中で勝ち抜いてこそ
価値ある人間(仕事の能力=唯一の価値)という
無意識の、それでいて確固たる信念がある場合が多いです。

そのような場合、
とりわけ夫が妻からの助言を求めていない場合、
「妻は自分のことや仕事のことがまったくわかっていない!」
とさらなる不機嫌を誘発することもありますから
デリケートですね。

これも受け止め方によるのですが、
本人に変わりたい気持ちがない限り
相手の感情をコントロールするのは難しいです。

まるりんさんにできることは、
家庭での空気をリラックスできるものにすることと、
彼の辛さも、仕事への高い意識からであろうことを
理解して、その意識に敬意をはらいつつ、
ねぎらいが伝わるコミュニケーションを心がけること
などになってくるかと思います。

もちろん、それでも不機嫌が収まるとは限りませんが、
まるりんさんが「できることはした」と思えることは
とても大事だと思います。

そのうえで、あとは「彼の課題」と割り切って、
自分自身の時間を大切にしてください。

巻き込まれないように、そっと別な部屋にいくとか、
外出するなど、適度な距離感をとることが大切です。

彼の機嫌取りに執着しないことを心がけてください。

彼が変わることで自分を満たしてくれる存在になる
ことへの期待は捨て、自己充電に勤しみます。

自己充電ができていると、
多少エネルギーが奪われることがあっても
バランスが保てます。

それでも、つねにマイナスのエネルギーと
なってしまうのであれば、
別居や離婚もオプションとなるでしょうが、
それもまたエネルギーを消耗しますし、
経済的な不安もあるわけですね。

あれもこれもすべてを手にすることは
できないのが人生。

それでも、なんとかやり過ごしながら
生きていけるのも事実です。

結婚しているが故のプラスとマイナスがあれば、
結婚していないがゆえの
プラスもあればマイナスもあります。

常にプラスである必要はないという
執着心の手放しも大切です。

常に機嫌よくやすらぎを与えてくれる
白馬の王子様はいないという前提を受け入れて、
ぜひ、まるりんさんにとって真に大切なものは何か
を探求する機会としてみてください。

     
     
ーーー
 
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20220926

FROM 川畑のぶこ

今日は、YouTubeにて公開中の動画に
コメントをくださった Iku Kawaさん
のご相談にお答えします。

【Q】
私の父は、良いことも悪いことも、
どう思っているのかあまりわからないような父でした。

子どもの頃から父にどう評価されているかわからず、
今でも自分に自信が持てず、自己肯定感も低く、
人と接することがとても苦手で苦痛です。

家庭も持ち、仕事は会社の一人社長で
極力狭い人間関係で何とかやっていますが、
ずっと頭から離れないことがあります。

それは、この先、子どもが成人して、
親として最低限役目を果たせたら、
病気などで死ねたら幸せだ、ということです。

自殺は考えませんし、
こんなことを考えていることを人には言えず、
家族にも悩んでいるところは絶対見せませんが、
こんな私は病んでいるのでしょうか?

 
【A】
家庭人・社会人として、真面目にやってはいる、
でも、本当に私の人生これだけ? これで合っているの?と
虚しさや虚しさ、そして不安も感じている
Ikuさんの心情が伝わってくるお悩みです。

Ikuさんにとっては
お父さんがすごく重要な人物だったのですね。

父親の自分に対する評価が今ひとつわからず、
自分が合っているのか間違っているのかもわからない、
なので、自分に自信が持てなくなってしまった、
このような流れですね。

人の評価というのは正確ではないことが多いです。
その人の都合に合えば良い評価をしてくれますし、
都合に合わなければ
良い評価をしてくれないことが多いです。

また、心の中で評価していたとしても、
それを都度口に出して表現してくれる人ばかりではありません。

そして、それらはすべて
Ikuさんの真の評価ではありません。

Ikuさんのことを本当に正しく評価できるのは
他ならないIkuさんだけなのです。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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Q:70代でフリーランスの仕事をやめて、
夫と大人の娘と猫2匹で
経済的な心配もなく穏やかに暮らしています。
 
キャリアはまあまあに成功したと思うのですが、
仕事のことを考えると、
うまくいかなかったこと、やり遂げられなかったこと、
小さな失敗などが思い出されて、気持ちが塞ぎます。
 
他の方から見たら一応尊敬される仕事をした人間
と思ってくださってるかと思います。
 
理由は父親と夫に「できて当たり前、
できなかったことを指摘され続けたこと」
が影響してるかもしれません。
 
自分に優しくと言い聞かせても、
頭では理解しても心がつながりません。
 
毎日を小さな幸せを愛しんで暮らそうと努力しています。
この先過去の自分の仕事など気にせず
心楽しく暮らすすべを提案していただけたらありがたいです。
 

【メラ・70代・女性・無職(元ライター)】
  
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
メラさんの仕事に対する誠実さとこだわりが
窺えるご相談です。
  
ライターさんとして素晴らしいお仕事を
されてきたことと思います。
 
厳しさをもって仕事に勤しんだがゆえの
成果をあげてこられたことと思いますが、
反面、自分に優しくすることが難しく
苦しんでいるのですね。
 
メラさんの中ではお父様やご主人など、
大切な相手の評価が自分の真の評価であるので、
それを守らなければという思いがあるのかもしれませんね。
 
確かに親しい人の評価というのは、
自分を見つめ直すのに有効なことがあると思います。
 
とくに、良き理解者の意見というのは
大切にする価値があると思います。
 
メラさんにとって、父親や夫は
メラさんのことを最もよく理解している人といえますか?
 
そうであれば、意見は参考にしたら良いと思います。
 
それでも鵜呑みにはしないでください。
 
相手の評価というのは、相手の好みや都合による評価
であることが多く、真のメラさんの評価とは限りません。
 
もし相手がメラさんの良き理解者でない場合、
その人達の評価で一喜一憂するのはもったいないことです。
 
メラさんが「このような人になりたい」と尊敬できたり、
この人は私のことをよく理解してくれている、という
人たちからの評価がどうかということを振り返ってみてください。
 
また、何より大切なのは、
メラさんに最も近い人はメラさん自身ですから、
相手に評価されたいように自分を評価できているのか
ということも振り返ってみてください。
 
もし、メラさん自身の自己評価が厳しいのならば、
同じように厳しい人の評価を採用してしまうことでしょう。
 
自分に優しくなる第一歩として、
正当に評価することから始めるとよいかもしれません。
 
うまくいかなかったことやできなかったことや
失敗したことだけに注目する代わりに、
うまくいったこと、できたこと、成功したことも
リストアップしてみてください。
 
これは過去の業績のことだけを言っているのではありません。
 
いま、身の回りに起こっていることで、
うまくいっていること、できていること、成功していること、
さらには、好ましいこと、感謝できることにも目を向けてください。
 
それをリストアップしてみることで、
心のバランスがとれてくると思います。
 
メラさんが完璧でないと価値がないという
考えを持っているのであれば、
その考えを捨てることです。
 
世の中完璧でなくても回っていますし、
完璧でないからこそバランスがとれていることもあります。
 
たとえ完璧でなくても、
すべてはそれなりにうまくいっていることを信頼してみてください。

きっとご自身にも周りの人々にも優しくなれるはずです。
     
     
ーーー
★自分を認め受け入れる~サイモントン療法
講師:川畑のぶこ認定トレーナー

詳細・お申し込みはこちら
https://simonton-pt-2022-09.peatix.com/
(患者さん・サポーター向け)
https://simonton-ip-2022-09.peatix.com/
(一般・セラピストを目指す方向け)
※こちらはNPO法人サイモントン療法協会様の主催です

 
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20220919

FROM 川畑のぶこ

今日は、まるこさん(40代・女性・公務員)
のご相談にお答えします。

【Q】
昨年11月に父が脳梗塞で倒れ、
左半身に麻痺が残ってしまいました。
コロナで面会もままならず辛い日々だったと思います。

その間、母や妹と携帯で連絡を取り続けてはいましたが、
次第に父と母の関係が悪化していきました。

昔から、妹の存在が私や家族の悩みの種でした。

仕事も続かず借金を繰り返し、親に肩代わりさせ、
夫にも逃げられ、小さい子どもを一人で育てつつ、
生活は困窮しています。

以前、苦言を呈した母を毛嫌いし、
もともと父にべったりだった彼女は、
父の入院中に父を洗脳、自分の味方につけた結果、
父は母を憎むようになりました。

先月下旬、父は自宅に戻りましたが、
高次脳機能障害のため感情と行動を抑制できず、
母に暴言や暴力を振るうようになりました。

妹は近くにいながら助けを求める母には応じません。
週末、母から金を取り、父を一泊預かるだけです。
私は遠方に住みながら、週に2度実家に泊まります。

母は父と妹を恐れ昔から言いたいことも言えず、
私には愚痴ばかり。
そんな母にも苛立ちながら、かといって、
老老介護の両親を放ってはおけません。

妹は何もしない、できないのに、
なぜあんなに威張り散らしているのか理解できません。

頭はよく、口が立つため、こちらが1言うと10返ってきます。
私が正論を述べると、反論しつつ多少納得はしますが
いかにも不愉快な様子。

私の夫は、あんな家族とっとと縁を切れとしか言いません。
私も本当はそうしたい。
妹がまっとうに生きていてくれたら
家族も破綻しなかったはず…と思います。

母だけでも引き取ろうと思っても、
母は病の父を見捨てられず、という状態です。

とりとめのない話で申し訳ありません。
家族と今後どのように関わっていけばよいでしょうか。

 
【A】
家族思いの、まるこさんのご相談です。

とてもお辛いですね。
家族なのに心が通じない、
家族なのに、いがみ合ったり、争ったり。

私たちは、家族に対する、
ある一定の理想像みたいなものを持っていますね。

サザエさんだったり、もしかしたら
ドラえもんののび太の家族もしれませんが、

「なんだかんだ言っても、和やかに仲良く心が通じ合っている」
……そんなのが家族という
デフォルトのイメージのようなものがあると思うのです。

そして、そこからずれてしまうと、
「家族なのになんでこうなんだろう」と
ストレスが大きくなってしまうのです。

でも実際、家族というのは本当にいろいろな形があって、
これが正解というものはありません。

そして、私たちは誰でも
一人ひとり、人生に課題を持っています。

ここは一度、まるこさんが持っている
「理想の家族像」を手放してみることをお勧めします。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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【「進歩」するってどういうこと?】
       
Q:私はこれまで、自分の習い事について疑問を抱いてきました。
 
独身の頃は、母親が勧めたものを習っては
中途半端な資格を取って、飽きては辞める。
 
結婚してからも、数え切れないほどの習い事をして、
資格を取ったり取らなかったりするものの、
どれも飽きては辞める。その繰り返しをしてきました。
 
母親からは、小さい頃から習い事だけでなく、
家ではマナー本や食事の戴き方のビデオテープも渡され、
素直にそれらを受け取り学んでいました。
 
母親から勧められた習い事、結婚してから自分で選んだ習い事、
どれも最初は大好きでした。
 
ですが、日が経つにつれて段々億劫になり飽きてしまうのです。
 
そんな自分に疑問を抱きつつも、その繰り返しを続けていました。
 
ある時、新しい習い事の教材を見た時
「もう自分を解放してあげなさい。」と、
どこからかそんな言葉が出てきました。
 
ハッと思った私は「もういいんだ…。」と、
ホッとして、すぐに退会届を出しました。
 
ですが、数ヶ月するとまた別の習い事をしていたのです。
 
それから程なくして、
やましたひでこ先生イベントのトークショーに伺った時、
きっと何か得られるものがあるのではないかと思っていたら、
それから1ヶ月後のある日、
突然「欠乏感」と言葉が出てきたのです。
 
またハッとしましたが、
ようやく涙しながら納得する事が出来ました。
 
母はよく「人間は進歩する生き物だから、
マミちゃんも進歩しないとダメよ。」そう言っていました。
 
結婚式の両親への花束贈呈の時でさえ、母は私に
 
「人間は進歩する生き物だから、
 マミちゃんも進歩するのよ。」
 
と、私は自分の頬をつたっていた、
感謝の涙が引っ込んでいったのを覚えています。
 
長年「欠乏感」に支配されていた私は今、
「脱力感」のようなものを感じています。
 
母の言う「進歩」ではなく、私としての「進歩」をするには
どうすれば良いのでしょうか。
 
どうぞよろしくお願い致します。
 
【マミ・50代・女性・主婦】

―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ

「常に進歩しなければいけない」という
強迫観念にかられていたマミさんなのですね。
 
そして、その進歩とはあくまでも母親や誰かからみての
進歩だったと気づかれたとのこと。
  
そんな呪縛によって、結果的に常に
「今のままでは足りない」という欠乏感を生み出してしまい、
今の自分を受け入れられなくなってしまったのですね。
 
進歩しないとダメ=あなたは進歩していないからダメと。
 
「母のいう進歩でなく私なりの進歩」というポイントに
マミさんが至ることができたのは、
とても素晴らしいことだと思います。
 
これからはマミさんにとっての進歩を大切にされると同時に、
常にそこに無い何かを求めるのではなく、
ぜひ、今この瞬間に目の前に展開されていることを
十全にたのしむことも大切にされてみてください。
 
今、ここに集中していること自体が
すでにすばらしい進歩です。
 
禅僧のティク・ナット・ハンは
 
「幸せへの道はない。幸せとは道そのものなのだから。」
 [ There is no way to happiness.
 Happiness is the way. ]
 
と説いています。
 
進歩というと、
進んだ先で得られる何かに注意があるかもしれませんが、
進み歩むその行程そのものが大事ということを教えているのです。
 
資格や習い事というのは
客観的に見て達成したことがわかりやすい何かであり、
ラベリングしやすいものだと思います。
 
取得した資格が日常や仕事などに役立つなら大いに結構ですが、
資格取得自体が幸せにつながるかというと
必ずしもそうではありません。
 
マミさんが、資格や習い事は飽きるけど、
また次に手を出してしまうというのも、
得られる結果そのものよりも、
結果に向かって何かに取り組むプロセス自体に
喜びを感じているからではないでしょうか?
 
そうであれば、
ラベリングできる何かを獲得することにこだわらず、
生きる道程そのものをじっくり味わい歩むのも良い、
と許可を与えてみてはいかがでしょうか。
 
もしかしたら、そのような気づきそのものが、
母親のそれとは異なる、
マミさんなりの進歩なのかもしれません。
     
     
ーーー
★自分を認め受け入れる~サイモントン療法
講師:川畑のぶこ認定トレーナー

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