161114

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、はるかずママさん(40歳・病院職員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
深刻に悩んでいるというほどではないのですが、
でも、ずっと心に引っかかっていることがあります。

昔から、周りのみんなが知っているのに、
私には情報が伝わってこないということがよくあります。

個人病院に勤務していますが、先日は院長の都合で休診になったことに
ついて連絡をもらえず、出勤して初めて知るということがありました。
院長は身内(別世帯)なので、婦長さんは、院長から直接連絡するものと
思って、私には連絡をくれなかったのかもしれませんが……。

よくあることなので、ひどく悲しいということもないのですが、
普段の私の言動に、特に知らせなくても大丈夫と周囲に思わせる何かが
あるのかなと思ったりします。あるいは、自分ではよくあると思っている
だけで、そんなに多い頻度ではないのかも知れません。

が、これを書きながら、じつは、自分で思っている以上に悲しいのかな
と思い始めました。

考え方、気持ちの持ちようなど、アドバイスいただければ幸いです。
~~~~~~~~~~~

周りはみんな知っているのに自分だけ知らないというのは、さみしいし、
孤独な感じがしてしまいますよね。昔からということですが、
どのくらい昔からなのでしょう、小学校ぐらいでしょうか。

もし、はるかずママさんご自身のなかで、自分は周りからあまり好かれて
いないのではないかという疑いがあると、実際は、みんなが来てくれること
だってあるのに、あるいはみんなが伝えてくれることだってあるのに、
伝わっていないことばかりに注意が行ってしまうということはあるかも
しれません。

人間はみな自分のことで精一杯なので、知りたい人には伝えるし、あるいは、
それが明らかに必要であろうという人には伝えはすると思いますが、
この人はさほど関心を持っていないなと思えば、注意が行かないということ
は確かにあると思います。

ご相談の文中に「普段の私の言動に、特に知らせなくても大丈夫と周囲に
思わせる何かがあるのかな」とありましたので、もしかしたら本当に
その可能性もあるかもしれませんね。

考え方や気持ちの持ちようをどうするか、というよりは、ここはぜひ行動を
起こしていただきたいなと私は思います。変化を起こすのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、いつものお悩み相談への回ではなく、私の近況をお伝えします。
あるメッセージを載せてお話ししますので、明日からのご自身のケアに
役立てていただけたら幸いです。

みなさんは「ソマティック心理学」というものをご存知でしょうか。

「ソマティック(somatic)」の「ソマ:ソーマ(soma)」はギリシャ語で
身体・肉体を表しますので、直訳すると「身体の心理学」となりますね。
心をケアするのに、まず身体からアプローチしていき、そして身体と心を
統合していくという概念です。

先日、日本ソマティック心理学協会というところの大会があり、私も演者と
して、また、パネルディスカッションのパネリストとして参加してきたので
すが、これが非常におもしろく、これまでにない空気感だったので、今日は、
そこでの学びをみなさんにシェアしたいと思います。

私たちは、病気になって身体の調子が悪ければ、内科など、肉体的・物理的
な面を診てもらう所へ、また、心が病んだときは精神科医や心療内科に足を
運ぶことが多いですよね。

私自身も心理系の場で活動していますので、ともすると、なんでも心の働き
で解決しよう、認知で解決しようとしてしまいます。

が、ソマティック心理学は、そうではなく、身体の叡智、身体の声に耳を傾
けて、そしてそれを心と統合していく。まずは身体が喜ぶことを実践し、
そこから心にアプローチしていくことで、心が癒され、全身が癒されていく
という、非常におもしろいメソッドなのです。

そして、これは私がこのメルマガの中でも何度かご紹介している「マインド
フルネス」という考え方(「今この瞬間」の呼吸に意識を向ける)とも
共通点があることにも気づきました。

続きは、ビデオでお話しします……

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161102_FB_kawabata

Q:他人が不機嫌だと自分も不機嫌になります。

誰かが怒られていると、自分が怒られているような気持ちになり
汗が出てきます。他人が自分と違う意見を述べているのを聞くと
自分が否定されたような気持ちになります。

頭では、私のことを言っているのではない。
この人はこういう考え方なんだ、と思うようにしていますが、
実際にはなかなかできません。

この思考パターンになっている時には
「あ、またいつもの癖が出ているな」と認めたりもしていますが、
もう一歩踏み込んで何かできることがあれば
教えていただけますでしょうか。

【サリー・40歳・会社員】

―――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

サリーさん

相手が不機嫌であったり、相手が怒られていたりするのを見聞きするのは
誰にとっても気分の良いものではありませんね。

そのこと自体は自然なことです。

ただし、もちろんそれも程度問題で、
そのことで直接的に関係のないサリーさんが、全てを自分のことと
受け止めてしまい、心身に異常をきたしてしまうのであれば、
これはやはり不健全な状態であって、対処が必要となると思います。

人生には時として濁流が流れることがあるものです。

目の前に濁流が流れている時に、その濁流に巻き込まれずに、
傍観者でいるという姿勢が大事になってくると思います。

私たちは皆、周りに起きているものごとを受け止める時に、
それらを歪んで受け止めてしまうことがあります。

相手の不機嫌は私のせいだとか、相手が異なる意見を言うのは、
私に問題があって、その人格を否定しているのだとか、
自分もあのように怒られて当然だとか、
そういった思いがあると、気分はどんどん悪くなっていくでしょう。

その思いばかりに目を向けていくと深みにはまっていってしまいます。

まず、周囲に同時に起きていることで好ましいこともあるでしょうから、
そのことに注意を向ける努力をすることをお勧めします。
深みにはまりそうな対象から気をそらすのですね。

空を見上げてその透明さを意識するのも良いかもしれません。
道端の草花に注意を注ぎ、心の水やりをするのも良いかもしれません。
機嫌が良い人に注意を向けて、話しかけるのも良いかもしれません。

あなたが相手の不機嫌に責任を取る必要はありませんし、
責任を取ることもできません。

そのことを知って、相手を操作することなく
自分が機嫌よくなる努力をしてみてください。

誰かが怒られている時も、それぞれに必要なプロセスがおきていることを、
困難はあっても乗り越える力が相手にも自分にも備わっていることを
信頼してみてください。

そして、そんな状況の中でも穏やかにその場を切り抜けている人々に
意識を向けてみたり、窓の外の笑顔や元気な声に注意を向けてみたり
してみてください。

部屋を見回してみると様々な色があります。

黒が嫌だなぁと思っていると、たちまち部屋は黒だらけに見えてくるでしょう。
ところが、白を意識するとたちまち部屋は白だらけになります。

どこに注意を向けるかで、見える世界は変わってくるものです。

サリーさんの身の回りに起こっていることで、
好ましいことに注意を向ける練習を今から是非始めてみてください。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、メグさん(40代・会社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
愛着障害を抱えています。

医療機関で診断してもらったわけではないのですが、子育てに迷い、
いろいろ調べているうちたどり着きました。サイトがたくさんあったので
症状をみると、自分に当てはまる事が多く、人付き合いや仕事でのミスや、
自分が何でこうなのかと反省していた事がわかった感じがしました。

症状を改善する方法として、愛着を取り戻すというのがあるのですが、
自分自身でも可能との内容もありました。自分自身を安全基地にするには、
どのような事を心がければ良いでしょうか。

夫にも伝え、気持ちや考えを聞かせて欲しいと言われるのですが、
なかなか言葉が出ず、素直な気持ちで話す事ができません。
私の心の壁も取り払いたいのですが、どう気持ちを持っていけば良いのか、
アドバイスをお願いしたいです。
~~~~~~~~~~~

「愛着障害」という言葉を聞いたことがない方もいらっしゃるかと思いますので
初めに簡単に触れておきましょう。

「愛着」というのは、母が子を「愛しい」と思う、そして子が母親にくっつく、
その関係性のことで、とても重要だとされています。この愛着がきちんと子どもの
ときに形成されると、その子どもは健全な発達を遂げるけれども、反対に、欠如・
欠落すると、その発達に何らかの問題が考えられるというもので、心理学者の
ボウルビィという人が提唱した概念です。

愛着障害は、専門的には「反応性愛着障害」と言い、通常は子どもに対して
下される診断名です。アメリカの精神医学の基準であるDMS-5というものが
ありますが、そこには「愛着障害」ではなく「反応性愛着障害」と記されています。

おそらくメグさんは幼少期に愛着障害があって、そのまま健全な発達をせず成人
してしまったことを悩んでいらっしゃるのだと思いますが、前述のような背景
からも、医療機関に行ったら必ずしも「反応性愛着障害」と診断されるとは
限りません。心配であれば、まずは、受診してみることをお勧めします。

そして、実際に反応性愛着障害と診断された場合は、幼少期にネグレクト(無視)
や虐待といった扱いを、親から受けた可能性もあります。

その場合、メグさんがおっしゃるように「愛着を取り戻していく」ことで、
症状を改善していくことは可能です。

どのようにしたらよいのでしょう?

日常生活の中で、メグさんがメグさんご自身に対してできることが、あります。

続きは、ビデオでお話しします……

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161026_FB_kawabata

Q:結婚6年目の主婦です。
4歳と2歳の息子がいます。

晩婚でしたので、どちらも40代前半です。
先祖代々の家業を継いでおり、主人の母と同居しています。

家であり、会社でもある環境で、
毎日家族と従業員さんの食事の用意をし、幼児の世話に追われ、
幼稚園の送り迎えと食料品の買い出しに自転車で走り回る以外は
自由に出歩くこともできずにおります。

子供が幼稚園に行っている間にママ友とランチ…なんていうのは
絶対に無理です。

そんな状況で、主人とのコミュニケーションが悩みなんです。

主人は家族に対しては基本的に自分の考えを押し付けます。
話をする時も一方的に自分の考えを話し、意見を聞きません。

女性は話を聞いてもらって少し共感してもらうだけでスッキリしますよね。
それができない人なんです。
延々と主人の脈絡のない話を聞かされ、ウンザリしてしまいます。

恥ずかしい話、夫婦生活においてもそれが顕著に現れています。
私の状況や気分がどうなのかはお構いなし。
私も人間ができていないので、楽しいフリなどができません。

早く主人と離れたくて仕方ありません。
主人もそんな私の態度を悲しく思っているようで、時折責められます。
愛していないのか?と主人にも聞かれますし、自問することも時々ありますが、
正直よくわかりません。

でも、子供たちにとっても大事な父親ですし、この家に嫁いだ以上、
主人と共に家を守っていかなくてはならないと思っています。

私の話を聞いて欲しいと何度か伝えたことはありますが、
結局意見されて論点すらズレていくので何も話したくなくなります。

毎日できるだけ主人との接触を避けて一人で過ごしたいなと思ってしまいます。
特に夜は酔っ払いですし、うっとおしいだけです。
ただでさえ幼児二人の相手で自分の時間がありませんので。

でも、こんな関係を望んで結婚したわけではありません。
この人とならずっと楽しく笑っていられると思ったのですが…

これから先子供たちも大きくなってきます。
みんながのびのびと意見を言い合えて成長していける家庭を作るために
私はどうしたらいいのでしょうか。

【銀杏・42歳・主婦】

――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

家業に、家事に、育児に、ご主人の長い聴き役。

フルタイムの仕事に、家事も育児もお一人でされていらっしゃるのですね。
さぞ大変なことと思います。

その大変さを理解し、受け取ってもらえる、そして感謝されるような会話が
ご主人や家族と持てるなら、またそれが叶わなくても、
ママ友や友人などと日頃のストレス解消となる会話や時間が持てたのなら、
取ることができたのなら、状況はベターだったかもしれませんね。

いずれも叶わないどころか、ご主人と会話でなく、
ひたすら一方通行の聴き役で、内容も銀杏さんが共感できないものとなると、
その煮詰まり度は限界となるのも当然だと思います。

忙しいとは心を亡くすと書きますが、たとえ嫁いだ先の条件だから仕方ない
とはいえ(本当に仕方ないのかどうかは別として)
銀杏さんが心を亡くしてしまっては、遅かれ早かれ心理的な、
あるいは身体的な限界が訪れることと思います。

ですので、「仕方ない」と諦めて
無理をし続けることはやめることが懸命です。

私たちは、ゆとりがなくなると
相手に優しさや思いやりをかけたり、愛を表現したりすることが難しくなり、
それを求められると苦行のようになります。

「愛していないのか」とご主人に責められるとのことですが、
報告されている内容以外で、ご主人の良い部分も知っていらっしゃる銀杏さん
なので、ここまで別れずになんとかやってきている、そして悩んでいらっしゃる
のではないかと思います。

全く愛していないので、どのように別れたら良いかというお悩みと言うよりは、
私は実際のところ、夫を愛しているのだろうか?
そして、私は本当に愛されているのだろうか?
いつかまた笑いあえる日が来るのだろうか?
と悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。

もしかしたら、銀杏さんが、たまには自分自身の時間が持てて、
楽しんだり、リラックスしたりして充電する場が持てたのであれば、
バランスが取れているのかもしれません。

すなわち、相手にも自分にも思いやりや愛をかけるゆとりが
生まれたかもしれません。

私たちは、愛したくても、己のエネルギー不足によって、
それを健全に表現したり、愛の行動を実行するゆとりがないこともあります。
「愛していない」のではなく、「愛を実践するゆとりがない」
という方が正しいことがあるのです。

まず、銀杏さんが現時点でリーズナブルに起こせる変化として
「助けを求める」ことをしてみてください。

誰でもいいです。
時には自分自身の時間を取るために、助けを積極的に求めてみてください。

甘えているとか怠けているとかといった罪悪感が出てくるかもしれません。
けれども、休んだりリラックスしたり楽しんだりすることも人生の大切な仕事です。
お金にはならないかもしれませんが、また明日も頑張ろうというエネルギーを
培ってくれます。

ですので、この大事な仕事をするために
家族、友人、サービスなどのサポートを利用してみてください。

この時間は、もしかしたらお子さんがもうすこし大きくなって、
基本的に自分のことを出来るようになったら
自動的に湧いてくる時間かもしれません。

そうであれば、ずっとこの苦しみが続くわけではないと知ることで、
楽な気持ちになれるのではないでしょうか。

ただし、だからと言って、それまで忙しくすれば良いということではありません。

身心共に破綻寸前なので助けてほしいと、助けを求めてみてください。
自分の大切なニーズを満たすときに、誰かを責める必要は必ずしもありません。

自分の自由な時間が少しでも持てるようになると、気分は随分晴れるかと思います。
また、周囲にも感謝の気持ちが湧いてくることと思います。

今まで悩んでいたことが消えるとは限りませんが、
小さく見えてくることは十分考えられます。

これは銀杏さんだけでなく、みんなにとって良いことです。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、リンカさんという33歳の女性(専業主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生の「心理カウンセリングオンラインプログラム」で勉強したのですが、
解決できなかったことがあったので、相談をさせていただきます。

学べば学ぶほど、「Me First」をそっちのけで、被害者意識で過ごす人などが
気になってしまいます。断捨離と同じく「こうした方がいいよ」と言いたくなる
けれど、言っても伝わらないと思うと、うまく言葉になりません。
結果、一緒にいて、フラストレーションがたまることがあります。

私は、過去、福祉業界で働いていました。福祉の仕事をするためには、自分を
満たすことが大切だとわかってはいたのですが、ごく身近に「自分のことを
後回しにして支援をすることがいいこと」という信念を持っている人がいて、
そういう人は愚痴や悪口も多くて、困ってしまいました。また、その相手に対し、
過去、辛かったときの自分を重ね合わせ、何とかアドバイスできないかと
話を聴いていたところ、自分のMe Firstがすり減ってしまい、最終的には
体調を崩して離職してしまいました。

残業をする相手に対し、帰って体調を整えることも大切と言葉で伝える一方で、
「それでも仕事が終わらない」と残る相手に付き合おうと頑張ってしまったのも
良くなかったかもしれません。さっさと帰る上司を信頼できないと言っていた
彼女との関係性が、自分が先に帰ることで崩れることを恐れていたのだと思います。

とはいえ、今となってみれば、背負いきれないものを背負っていたと思います。
ある意味、彼女と距離を適切にとっていたのは、上司の方かなとも思います。

(中略)

どうしたらよかったのか、今も分かりません。また、今後、再び仕事をしようと
する時に、福祉業界を敬遠している自分がいます。似たようなタイプの人と
また出会った際、同じことになるのではないか?と恐れているからです。

障害分野は自分の古傷をえぐるので、高齢や子どもなど、ジャンルを変えるのも
一つかな?ということは考えつつも、福祉業界には似たタイプの人がいるだろう
という思いは抜けませんし、そもそも、私自身が、悩んでいる人と適切に距離を
とれるようになるまでは、難しいだろうと思っています。

今しばらくは、自分自身の回復が先ということはわかっていますし、今は
妊婦生活中なので、どのみち仕事を考えることは先のことなのですが、どうも
私はそういうタイプの人を、仕事・プライベート問わず引き付けてしまうところ
があるようなのです。

距離をとれる相手の愚痴は、距離をとればいいと思うのですが、それが難しい
肉親や、毎日一緒に過ごす同僚、自分が何とか相談にのってあげたいと思う人
の愚痴の聴き方に関しては、答えが出ませんでした。

今後のために、どうしたらいいのか、アドバイスをいただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

リンカさんの思いやり、優しさが伝わってくるお悩みです。

今は妊婦さんとのことですので、しばらくは仕事のことから離れて、ご自分
の赤ちゃんに愛情をたっぷり注いでいただきたいなと思います。

出産や育児では、手放さなければいけないことがたくさん出てきますから、
他人のことにかまっている暇などなくなってくるかもしれませんし、子どもと
向かい合って「今この瞬間」を真剣に生きていくなかで、何かまた違った光が
差してくるかもしれません。

確かに、福祉や医療現場には、自分の身を粉にして他人のために尽くすという
信念を持っている人が多いかもしれませんね。

ただし、対象は違っても、あるいは業態が違っても、職場には必ずこのような
パーソナリティーの人は存在します。会社に対する忠誠心やプロジェクトに
対するコミットメントから、いつまでも頑張って残業を続ける人や、身を粉に
して「Me First」ができない人は、世の中には多く存在します。

ですから、もしリンカさんが業種を変えたとしても、似たような人が周りには
必ずいるでしょうし、リンカさんご自身がこの課題を解消していない状態で
あれば、同じような問題や悩みが付きまとうということは十分に考えられます。

そのようなストレスフルな状況から、一時的に離れることはもちろん有効です。
が、それはあくまで対症療法にすぎませんから、長期的な視点から、ある程度
ストレスに耐性をつけたり、適切な対処法を身につけたり、という取り組みも
必要になってくるでしょう。

そのためには、まずリンカさんが「信頼感」を育むということが、課題かも
しれません。自分には自分の、そして相手には相手の、人生における必要な
プロセスがあるということを信頼する姿勢です。

私が折に触れお伝えしている「距離感」の概念と併せて、一緒に考えてみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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161019_FB_kawabata

Q:いつも拝見させて頂き、先生の温かなアドバイスが、
心にすーっとしみ込むような感覚を味わっています。

今回の相談は、ご近所の方との付き合いについてです。

この悩みを抱え始め、かれこれ7~8年近くになります。

書き出してしまうと、その悩みを抱えていることを自分に認めてしまう
ような気持ちになるのが怖くて、ずっと心にしまい続けていました。
ですが、今日の出来事で、どうしてもご相談したくなりました。

お互いに同じ歳、同じ性の子どもを持つ母親同士です。
今の家に引っ越してきて、お互いに初めての子どもを持ったこともあり、
子どもを通した家族ぐるみのお付き合いをするようにはなりましたが、
おそらく一方的な誤解と思われること、
そして幼い子どもの起こしたトラブルなどが原因で、ある時を境に、
手のひらを返したような、非常に冷酷な対応をされるようになりました。
(会っても顔をそらす、子ども同士の遊びに我が家だけ誘われない、など、多々。。。)

一方的な誤解と思われることとは、
思い返してみれば、それだったのかな?と、私自身が推測していることであり、
今となってはそれが本当に一因なのかはわかりませんが、
私自身、彼女に対し、積極的に嫌な思いをさせたという覚えはなく、
もしそれが一因なら、私のしたことが親切の行き過ぎ
=つまり彼女にとってはお節介なこと、だったのかなと思う次第です。

また、子ども同士のトラブルについては、
幼い子どもの不用意な発言で相手の子を傷つけてしまったということ
だったのですが、丁重に、子どもと一緒にお詫びをしています。

そんなことが相次ぎ、ご近所ながらお付き合いを避けるようになりました。
未だに会うと心臓がばくばくして、とても緊張してしまいます。

ですが、こちらからの挨拶は、必ずするようにはしています。
彼女のご機嫌がいいとき?は、こちらが驚くくらいものすごく愛想よく対応して
もらえるのですが、そうでない場合、基本的には無視に近い状態です。

そのことについては、私にだけ?と思い、他のご近所の方にも聞いてみたのですが、
皆そういう経験を持っているとのことでしたので、私にだけではなさそうですが、
私が生きてきた中で、今までそのような態度をとる人と出会ったことがなく、
会ったのに避けられるたびに、気持ちが落ち込みます。
また、そんなことで日々の気持ちを不安定にさせられていること自体、
正直、納得がいきません。

また、彼女は言いたいことは何でも口にするタイプで、このような断絶状態に
なる前には、何度となくご近所の方や、共通の知人の悪口を聞かされてきました。
ですが、とても交友関係が広いと思われ、良いことも悪いことも含め、
いろいろな情報を発信しているのは、断絶状態になる前や、
極たまにあるご機嫌のいい時の彼女のやりとりから推測できます。

誰しも、自分の交友関係にある人に対して、
自分の嫌いな人のことをよく言うわけはありませんし、
彼女の今までの発言を知っているので、
私は彼女の周りにいる人に、悪口を振り撒かれているんだろうなというのは、
容易に想像できます。

それが故に、彼女に対してだけではなく、
子どもの学校で初めて会うお母さんに対しても
(自分が色眼鏡で見られているんだなと思うと)、
この人はどちらの味方だろう?どんな悪口を聞いているだろう?と勝手に考える
癖がつき、ビクビクしてしまいます。

また、今後子どもが同じクラスになることも考えられる為、クラス替えが不安です。

親の不安は、子育てに悪影響を及ぼすということはわかっています。

今まで何度も、どうしたら(そういう彼女の態度を)気にしなくて済むようになる
だろうか?と自問自答してきましたが、明確な答えが出ずに解消されないまま、
嫌な思いが募るばかりです。
私にとって、この問題は生活して行く上で、まさに目の上のたん瘤です。

そして最近、子どもの学校に保護者が集まる機会があり、
何度となく近くにいたのに、顔を外らせられ、挨拶できずじまいでした。
そんなことがあり、思い切ってご相談させていただきました。

もちろん、関係が改善することが一番ですが、
今更、なぜ彼女がそのような態度を取るようになったのかを聞くことなど
できないと思いますので、せめて、心臓がばくばくしたり、不安になったりする
ことなく、”普通に”生活できるようになれば、それだけでいいんです。

何かアドバイスを頂戴できればと思います。
よろしくお願いいたします。

【はな・40代・主婦】

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A:
FROM 川畑のぶこ

悩みを書いてしまうと
そのことに本当に悩んでいるのだと認めてしまう気がする、
認めたくないから書きたくない、
はなさんの7-8年間の逡巡が伝わってきました。

その気持ちを素直に認める勇気は素晴らしいですね。

まず、ご近所さんの態度に関して、
はなさん側でできることと、はなさん側ではできないことがあります。

はなさんは今回のことで、ご自身が悪いと思ったことにはきちんと
詫びを入れており、それ以上なぜそのような態度を取られるのかわからない、
それでも相手が無視をしてくる。

また、相手は基本的に思ったことをはっきり言う人なのに、今回のことで
理由を伝えないということなら、そして、はなさんもそこまでして理由を
わざわざ確認したくないということであれば、今の時点でできることは
すでにやり尽くしているのではないでしょうか。

あとは、相手の本質的な問題であって、はなさんがどうこうできること
ではないということですね。

はなさんは周囲の人々の評価を恐れているように思います。

ご近所さんはネットワークを持っているから、私の悪評が彼女の口を通じて
広がってしまったらどうしよう、周囲が私のことを誤解して、
私の人生が機能しなくなってしまう。という、恐れではないでしょうか。

もちろん、人間は相手の評価を一つの基準にしながら社会適応能力を
つけていくものだと思いますし、そのこと自体は自然で問題はありません。

ただし、一体、誰の評価を基準にするのか、誰から評価を得たいのか、
もう一度振り返ってみることをお勧めします。

はなさんが、ご近所さんがあちらこちらで悪口を言っていることが想像
できるように、その人の周囲の人もはなさんのように彼女は人の悪口を
言う人だということを知っているはずです。

そうであれば、たとえ彼女がはなさんの悪口を言っていたとしても、
その人たちも「この人はこうやって人の悪口を言うんだな」と、
判断できるでしょうし、「話半分くらいで聞いておこう」とか、中には
「この人の話は信用しないようにしよう」と思っている人もいることと思います。

そのような、一人一人の中に宿るセンサーを信頼してみてはいかがでしょうか。

そして、彼女のいうことを信じてしまう人はそういう感性の人。
そもそもはなさんが関係を維持したい人ではないということも
覚えておくと良いのではないでしょうか。

万人に好かれることは不可能であり
万人に評価されることは不可能です。

たまたま近所にパーソナリティーに歪みがある人が住むことはあります。
残念ながらそれは避けられないことです。

そのような時に、そのように歪んでいる相手から、
自分の好みの評価や態度を得ようとするのは不毛です。

相手の顔色伺いをやめて、
無視されたのなら放っておいてはいかがでしょうか。

自分が良い人でいて誠実に挨拶をしようとするので、
「私はやってあげているのに」と、裏切られたように感じるのでは
ないでしょうか。

私は相手を好きではないとか、相性が合わないと認めてしまうのも大事です。
それは大人気ないと思うかもしれませんが、何をしすぎると、あるいは
しなさすぎると、自分のニーズが満たされずにストレスになるかを知って、
無理をやめる。

相手を自分の思う態度になるように
自分の心を偽り相手に笑顔を振りまくなどのコントロールをやめて
流れに委ね静観するのも大人の態度かと思います。

自分が嫌いな相手に好かれようとしないことです。

大丈夫です。彼女一人に好かれなかったからといって
はなさんの人生が機能しなくなることはありません。

はなさんの尊敬する人や大好きな人から好かれなかったら
心配してください。

そして、はなさんの尊敬する人や好きな人たちとの関係性を
より豊かに育むことにエネルギーを注いでみることをお勧めします。

敵がいても、自分を守ってくれる味方がいるという感覚は、
私たちに潔さや勇気をもたらしてくれます。
そんな味方は一人でもいいかもしれません。

もし、はなさんが自分の心を素直に正直に開示できる相手がいないので
あれば、そのように出来る人たちをこれから作る努力をされてみては
いかがでしょうか。

必ずしも全ての問題が解決しなくても人生を機能させることは可能です。

理想的ではなくても、そのことから新たに学べることもありますから、
そんな好奇心も大切にされてみてください。

応援しています。

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