170123

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、フクちゃんさん(44歳・女性・会社員)からの
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

8歳年上の夫とは結婚20年が過ぎました。子供が生まれてからは、
小さい赤ちゃんの息子と、大きな子供(=夫)の面倒を見ている様な状態で、
疲労困ぱいしていました。

時が経ち、高校2年の一人息子は心も体も成長して、手がかからなくなって
きましたが、夫の精神は今も成長していません。

休日は夫の行きたい所に、妻である私がお供しなくてはなりません。
家の掃除がしたい時や私の体の具合が悪い時も容赦なく、付き合わなければ
なりません。一応尋ねてはくれるのですが、他の所に行きたいと言ってみても、
予定変更には応じてくれません。ゴールデンウィークに自由行動したいと
言ったら、何日も不機嫌な状態になりました。

私は笑顔で、平常心で、いつも通りに話をするように努めていますが、
正直疲れます。少し離れたいと思うのが本音ですが、私の実家は遠いため、
夫に実家に帰れば?と提案しましたが断られました。

夫の両親は夫婦で理容室をしていて、夫が子供の頃、家の仕事が忙しく、
休日に構ってもらえなかったようです。それを今でも根に持っているのか、
そんなに頻繁には帰りません。自分の子供時代に満たされなかった思いを、
私に母親を投影して満足していたのでしょう。

表面的なことにとどまらず、夫婦生活でも身勝手ぶりは発揮されています。
時々「これはDVなのでは?」と思うことがあります。

子育てが一段落したところで、夫婦の在り方を考える時期に来ていると思います。
夫とは、お互いに無理せず、相手を尊重し、これからも一緒に生活していきたい
と思います。どうしたらよいのでしょうか?

~~~~~~~~~~~

フクちゃんの、困っている様子が伺えながらも、同時にご主人に対する愛情も
伝わってくるお悩みですね。

「別れたいけど、どうしたらいいのか」と思っているのと、「こんな問題がある
けれど、一緒にいたい。どうしたらいいのか」と思っているのとでは、
ベクトルが違ってきますが、フクちゃんの場合は、これからもなんとかうまく
やって、一緒に生活していきたい、とのこと。

そういった希望をベースに、今後についてのアドバイスをさせていただきます。

まず、どこに行く、何をする、など日頃の取捨選択で、ご主人の希望ばかりが
優先され、フクちゃんの希望は採用されないということについてですが、
希望を伝えるとき、無意識のうちに常にご主人を優先していないか、
今一度振り返ってみてください。

そして、次の連休前には、まずフクちゃんから「次の連休なんだけどね、
私はこうしたいと思ってるんだ」と、ご自身のニーズを、先に伝えてみましょう。
「あなたと一緒に」という言葉も添えるとよいかもしれません。

フクちゃんの本心としては「一人になりたい」思いが強いかもしれませんが、
ここで、ご主人に「あなたと一緒にいたくない」というニュアンスで捉えられて
しまうことは逆効果ですので、伝え方には十分注意が必要です。

ご相談を拝見する限り、ご主人は承認欲求、愛情欲求が強いようですので、
自分の言う通りにすることで愛を表現してほしい、自分を愛していることを
証明してほしい、という歪んだ認知が働いている可能性があります。

そのような場合、相手を否定したり、刺激したりするような文脈では伝えず、
あくまでも誠実に伝えることを心がけることが重要です。そして、段階的な
コミュニケーションを経て、最終的にはフクちゃんの一人時間を確保できる
流れに持っていくことはできるでしょう。

「DVでは?」と懸念されている部分については、ご主人のパーソナリティーだけ
ではなく、日本での偏った情報の氾濫や、規制の緩さも関係していると考えられ
ます。その点についてもお話しするとともに、よりよい夫婦関係の構築に向けた
コミュニケーションの方法を、お伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、リンカさんという33歳の女性(専業主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生の「心理カウンセリングオンラインプログラム」で勉強したのですが、
解決できなかったことがあったので、相談をさせていただきます。

学べば学ぶほど、「Me First」をそっちのけで、被害者意識で過ごす人などが
気になってしまいます。断捨離と同じく「こうした方がいいよ」と言いたくなる
けれど、言っても伝わらないと思うと、うまく言葉になりません。
結果、一緒にいて、フラストレーションがたまることがあります。

私は、過去、福祉業界で働いていました。福祉の仕事をするためには、自分を
満たすことが大切だとわかってはいたのですが、ごく身近に「自分のことを
後回しにして支援をすることがいいこと」という信念を持っている人がいて、
そういう人は愚痴や悪口も多くて、困ってしまいました。また、その相手に対し、
過去、辛かったときの自分を重ね合わせ、何とかアドバイスできないかと
話を聴いていたところ、自分のMe Firstがすり減ってしまい、最終的には
体調を崩して離職してしまいました。

残業をする相手に対し、帰って体調を整えることも大切と言葉で伝える一方で、
「それでも仕事が終わらない」と残る相手に付き合おうと頑張ってしまったのも
良くなかったかもしれません。さっさと帰る上司を信頼できないと言っていた
彼女との関係性が、自分が先に帰ることで崩れることを恐れていたのだと思います。

とはいえ、今となってみれば、背負いきれないものを背負っていたと思います。
ある意味、彼女と距離を適切にとっていたのは、上司の方かなとも思います。

(中略)

どうしたらよかったのか、今も分かりません。また、今後、再び仕事をしようと
する時に、福祉業界を敬遠している自分がいます。似たようなタイプの人と
また出会った際、同じことになるのではないか?と恐れているからです。

障害分野は自分の古傷をえぐるので、高齢や子どもなど、ジャンルを変えるのも
一つかな?ということは考えつつも、福祉業界には似たタイプの人がいるだろう
という思いは抜けませんし、そもそも、私自身が、悩んでいる人と適切に距離を
とれるようになるまでは、難しいだろうと思っています。

今しばらくは、自分自身の回復が先ということはわかっていますし、今は
妊婦生活中なので、どのみち仕事を考えることは先のことなのですが、どうも
私はそういうタイプの人を、仕事・プライベート問わず引き付けてしまうところ
があるようなのです。

距離をとれる相手の愚痴は、距離をとればいいと思うのですが、それが難しい
肉親や、毎日一緒に過ごす同僚、自分が何とか相談にのってあげたいと思う人
の愚痴の聴き方に関しては、答えが出ませんでした。

今後のために、どうしたらいいのか、アドバイスをいただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

リンカさんの思いやり、優しさが伝わってくるお悩みです。

今は妊婦さんとのことですので、しばらくは仕事のことから離れて、ご自分
の赤ちゃんに愛情をたっぷり注いでいただきたいなと思います。

出産や育児では、手放さなければいけないことがたくさん出てきますから、
他人のことにかまっている暇などなくなってくるかもしれませんし、子どもと
向かい合って「今この瞬間」を真剣に生きていくなかで、何かまた違った光が
差してくるかもしれません。

確かに、福祉や医療現場には、自分の身を粉にして他人のために尽くすという
信念を持っている人が多いかもしれませんね。

ただし、対象は違っても、あるいは業態が違っても、職場には必ずこのような
パーソナリティーの人は存在します。会社に対する忠誠心やプロジェクトに
対するコミットメントから、いつまでも頑張って残業を続ける人や、身を粉に
して「Me First」ができない人は、世の中には多く存在します。

ですから、もしリンカさんが業種を変えたとしても、似たような人が周りには
必ずいるでしょうし、リンカさんご自身がこの課題を解消していない状態で
あれば、同じような問題や悩みが付きまとうということは十分に考えられます。

そのようなストレスフルな状況から、一時的に離れることはもちろん有効です。
が、それはあくまで対症療法にすぎませんから、長期的な視点から、ある程度
ストレスに耐性をつけたり、適切な対処法を身につけたり、という取り組みも
必要になってくるでしょう。

そのためには、まずリンカさんが「信頼感」を育むということが、課題かも
しれません。自分には自分の、そして相手には相手の、人生における必要な
プロセスがあるということを信頼する姿勢です。

私が折に触れお伝えしている「距離感」の概念と併せて、一緒に考えてみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、三匹のこぶたさんという50歳の女性(主婦)から
いただいたご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
中学3年の双子の息子達についての相談です。

陸上をやりたいと言って、わざわざ家から遠い学区外の学校を
選んで通っています。その割に、練習時に兄弟喧嘩をしたり、
いい加減な練習をして、何度も顧問の先生に怒られています。

それに加えて、学校の提出物の期限を守らず、出していないこと、
やってない事をごまかします。元々、読書が大好きなので、
家でも学校でも暇さえあれば本を読んでいます。

本を読むこと自体は素晴らしいと思うのですが、読み始めると、
他が見えなくなり、授業中でも、歩きながらでも、他のやるべき
ことを何もせずに、夢中になってしまいます。本自体も図書館
から借りてくる分には良いのですが、勝手に 家から図書カードや
現金を持ち出して、どんどん隠れて買ってきます。活字であれば
何でも良かったりするので、新聞、雑誌、広告何でもOKです。

漫画やゲームも好きで、こちらも好き勝手購入してしまいます。
お金の大切さ、時間 についてなど、色々話合いをして、ケジメを
つけて楽しもうとなっても、いつの間にか、やる事は後回しで、
自分の欲求優先になっています。

自分で買うことをあきらめると、今度は学校や練習帰りに、
寄り道禁止なのに、古本屋で何時間も立ち読 みして
時間を忘れて過ごす事になってしまいます。

自分の欲求を満たす為に、家計のお金から何万円も持ち出して、
ゲーム機を購入して来たことが何度もあります。
1回やって、家族会議を開いて、犯罪になってしまうということも
説明して、絶対にやらないと反省したはずなのに、またやってしまう
ということの繰り返しです。どんな小さな額でも、やって欲しくない
のですが、高額商品ですと、尚更、将来が心配になってしまいます。

あれもダメ、これもダメと干渉し過ぎた面があるので、
親の私も反省しています。その上で、今後の話合いをしているので、
今度は大丈夫かと信じるのですが、なかなか直りません。

こんな状況で陸上の結果がでるはずもありませんが、本人達は、
高校、大学も続けて行きたいといいます。アスリートの道を考えて
いるのであれば、ますます自己コントロールや時間管理が大切だ
と言っているのですが、本当に理解できているのかわかりません。

こんな状況の中、陸上部顧問からのパワハラにも悩んでいます。
とても立派な教えをおっしゃる方なのですが、自分に都合の悪いこと
は全て人のせいにします。1年生の頃からずっと、大会や練習へ、
車出しやサポートをして協力してきましたが、息子達が馬鹿な行動を
するので、何度もひどい言葉で注意を受けてきました。

(中略)

本人達が悪い点は十分に反省しているのですが、いつの間にか、
他の子のことや、他の保護者の事まで言われてしまいます。
メールのやり取りも、先生のイメージ通りの返信ができないと
全否定され、練習の時に子どもや他のメンバーもいる中で、
お前の親はこんなひどい事をすると、悪口を言います。

(中略)

子ども達も相当やられていますが、親にもメール攻撃がきます。
これが相当なプレッシャーで、神経をすり減らします。

また、受験生でもあるのですが、進路について先生に相談すると、
私を当てにしないでくださいと言われ、当てにするつもりはないの
ですが、無断で行動すると怒られるし、練習や大会もあって、
他の受験生のように高校の説明会、見学会にも行けず、困っています。

本人達が目標に向かって全力を尽くしていれば、私も負けないと
思えるのですが、最初にお伝えした状況なので、私自身、気持ちが
落ち込む一方で困っています。

心のバランスを何とか取りたい一心でご相談させていただきました。
~~~~~~~~~~~

お母様の苦しみはもちろんですが、双子の息子さん達のそれが
とてもよく伝わってくるご相談内容です。

家のお金を使ってまでも隠れて本を買ってきてしまうということと、
陸上のためにわざわざ学区外の中学校に行ったのに、ちゃんとできて
いないということで、両方だめで、一体どうなっちゃってるの、と
いうのがお母様のご心境ではないかと推察します。

でも実はこれ、バラバラの問題ではなく、全部一緒のことに見えます。

せっかく学区外の陸上が優秀な学校に行ったのに、というお気持ちかと
思いますが、行ってからでないと分からない、やってみなければ分から
ないことは、世の中たくさんありますね。

希望して行った学校や希望して就職した職場が、思っていたのと違った
ということはあるわけです。結婚してみて相手が違ったということも、
ありますね。そして、これらはどうしようもないことですね。

この息子さん達のケースに関しては、とても大きな希望と情熱を持って
学区外の学校に行ったけれども、理想通りでなかったということが、
あらゆるストレスや問題行動の根源なのではないかと思います。

ですので、誰が悪いという犯人探しではなく、残念ながらそういう状況下
に子ども達は身を置くことになってしまった、と捉えることが大切です。

ご相談内容を拝見する限り、陸上部の顧問の先生との関係性も、
息子さん達にとって非常に大きなストレス要因になっている可能性が高そう
ですし、もしかしたら、望んで学区外の学校に行ったのに、自分たちは
不甲斐ない、と彼らなりに罪悪感を感じているかもしれませんね。

そして、そのような複雑な心理状態が、フラストレーションを溜め、
自分たちのニーズを満たせず、結果として、「読書」「金銭の持ち出し」
といった行動(=彼らにとっての充電、リラックス)につながっている
場合もあります。

ぜひここは、彼らの「ニーズ」に目を向けて、現在の彼らの心境を、
お母様として一度確認されておくとよいのではないかと思います。

今後の陸上部活動、そして高校進学など、進む先の考え方についても
いくつかチョイスがありそうです。

続きは、ビデオでお話しします……

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娘の考えを.webp

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ねおさんという49歳の女性(会社員)からいただいた
「私は冷たい母親でしょうか?」というご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

娘二人をほぼ一人で育て上げました。ここにきて、自分は、ひょっとして
とんでもなく「冷たい母親」のではないかと思うことがあります。
川畑先生は、こんな私をどのように感じられるか、お聞きしたいのです。

私は、ややこしい自分の人生に埋もれ、自分を見失ってしまわないように、
断捨離をずっと実践してきました。そのおかげで、今の自分が保てていると
感謝しています。まだまだ進化の途中ですが(笑)

17年前。上の娘が3歳、下がまだ11か月の時に主人が交通事故で亡くなり、
その10年後、娘たちの勧めもあり再婚しました。が、わずか3年で破綻。
娘たちにまたもや辛い思いをさせる結果となりました。

そして今は、私の実家に親子3人で居候。長女は大学へ進学しましたが
「学生は向かない、働く」と言って昨年中退し就職、毎日頑張って働いています。
次女は高校3年生で、卒業後は働くと言っています。

自分では、この人生、腐らず一生懸命やってきたつもりです。子育ても、
手をかける時間は少なかったとはいえ、娘たちを本当に大切に思い、
可愛がると同時に、親が伝えるべき事は出来る限り伝えてきたつもりです。
片親であることを、本人にも周囲にもマイナスと捉えられないようにという
意識も、やはりありました。

ただ一方で、娘たちは、私の「こうあるべき」という価値観や
「こういうものだ」という概念を、あらゆる形でひっくり返してもくれました。
「普通の家庭像」「普通の学生像」「普通の女の子の見た目」など。

頭髪を白や青や赤に染めたり、顔や舌にまでピアスの穴を何個も開けたり、
娘たちのすることは、私自身の価値観との闘いでした(笑)が、娘のことは
変わらず大切だったし、理解できずとも、受け入れてきました。

何かをやらかしてくれるたび、時に感情的に、時に冷静に、私のストレートな
気持ちや、例えばそういう容姿が社会的にどう受け止められるか、など、
娘たちに伝えてきました。何でも理解あるふりをして、「あなたが好きな
ようにしたらいいよ」と言う方が、よほど楽だし簡単。ストレスにもならない。
でもそれは、理解という外見を装った無責任な「放任」だと私は思います。

もちろん私は完璧な人間ではないし、人格者でもない。でも、娘たちがいた
からこそ、人生投げやりにならずに生きてこられました。だから娘たちにも、
これから幸せになってほしいと心から思うのですが…

先日は、長女が喫煙していることを知り、さらに、「結婚も出産もしたくない」
との想いを聞きました。喫煙については「もう20歳だから、自分で決める」
という態度。

結婚したくないなら、子供はいらないのなら、それもよい。
なので、良好な親子関係は何歳になっても保ちたいとは思いますが、
娘たちにはいつかは家を出て、自分で生きる力を得てほしいと思う、
私は私で自分の人生を生きたいと思う、そんな私は、身勝手なのでしょうか。
母親として冷たいのでしょうか。

娘たちは、私から見て人として恥ずかしいところはないと思います。
むしろ、娘を誇りに思うことも多いです。彼女たちの外見などから、
たとえ周りに「こうなったのは、あなたの育て方が悪かったのだ」と言われた
としても、「自分はちゃんとやってきた。あとはどうしようもないよ」と
ある意味開き直る自分は、母親失格なのでしょうか。冷めた親なのでしょうか。

周りからどう思われようと、私は私の考えでまっすぐ立ってこれからも
よりよく生きていくつもりですが、そんな私は傲慢で、もしも間違っている
のなら、だれか知らせてほしいとも思います。

川畑先生は、どうお感じでしょうか。ぜひお考えをお聞かせください。

~~~~~~~~~~~
ねおさんの娘さんたちに対する愛情や誠実さが伝わってくるご相談です。

まず、自分は冷たい母親かどうかということが、ねおさんの苦しみの根源に
なっているようですが、私は、ねおさんは全然冷たい母親などではないと
思います。こんなに悩んでいらっしゃるということは、娘さんたちのことを
強く愛し、強くケアしているからですよね。

心配するのは思いがあるからであって、本当に放任であったり、どうでも
いいと思っていれば、こんなに悩まないでしょうし、ここに相談をお寄せ
になることもないでしょう。

現状をお伺いする限り、おそらく、ねおさんの理想どおりには運んでいない
かと思いますが、では人生、理想的でなければいけないのかというと、
そうではありません。理想的にいくこともあれば、いかないこともある。
そんな中で何とかバランスをとりながら、一歩一歩前進していくのが、
私たちの生きる道ではないでしょうか。

「普通の家庭像」「普通の学生象像」「普通の女の子の見た目」……。
私は海外で10年ほど生活したことがありますが、特に日本は「普通」「標準」
という基準をとても気にする文化があるなぁと感じます。
(私は「普通病」とか「標準病」と呼んだりしています、笑)

「普通」って、何でしょう?
「平均的」に生きれば、幸せが手に入るのでしょうか?

髪の毛を白くしたり、赤くしたり、青くしたり。今の娘さんたちは、
そのような刺激的なことに憧れたり、楽しいと感じることを人生に求めたり
しているのかもしれませんね。

今のねおさんには、ご自身の「理想」や「価値観」と、娘さんたちの
「価値観」「個性」「ニーズ」を区別して、捉えてみることをお勧めします。

もちろん、その中で、お母様なりの助言や主張はしてしかるべきです。
コミュニケーションのちょっとしたポイントを押さえながら……

詳しくは、ビデオでお話しします……

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160720_FB_kawabata

Q:はじめまして。
いつも川畑先生のアドバイスを参考にさせて頂いております。

早速なのですが、
人と接するときの自分の心の中の変動に悩んでおります。

もともと人付き合いは得意ではありません。

社会人になってから、2年ほどで鬱病になった経験もあります。
今は結婚をして、一児の母です。
薬は四年ほど飲まずに過ごせるようにはなっています。

病気の時や、快復期を思えば、
いくらかマシになってきてるように感じるものの、
未だ、どのように人と接すれば良いのか悩むときがあります。

川畑先生のメルマガやおのころ心平さんの人付き合いレッスンなども
勉強しておりますが、すぐに心が乱れてしまいます。

特に色々考え方を変えてみる努力をしたり、行動認知療法をしてみたり
(すこしですが)とやってみるのですが、
人と会う、という場面になると緊張しますし、色々考えてしまいます。

アドバイスなどを活かして自分なりに楽な考え方をして、
一時とても良い感じ(オープンな感じの)コミュニケーションを出来るのですが、
次の日には心がガチガチ、というか変な感じになってしまいます…
(今は主にママ友関係でしょうか…)

見た目には冷静を装っていますが、
心の中は「変だと思われてるんだろうなぁ」とか「好かれて無いんだろうなぁ」とか
楽しそうに話している他のママさんが気になっています…。

心の調子が良いとあまり、気にならないのですが…。

そんな浮き沈みのある自分に辟易している部分もあります。
どうして私はこうなんだろう、と。

こんな私に何かしらアドバイスを頂けるとありがたいです。

1人で調べて考えて実践する事に疲れてしまいました…。
どうすれば良いのでしょう…。

こんな母親で、子供に悪影響があるんじゃないか、という事も気になっております…
人付き合いの苦手な子になるんじゃないかと…

長々と申し訳ありません、よろしくお願いいたします。

【アオ・32歳・主婦】

――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

周囲の人々と調和的に関わり合いたいという、
誠実で真面目なアオさんの姿勢が伺われます。

これまでもさまざまな努力を重ねられているということで、
そんなご自身の真摯さを褒めてあげてください。

対人関係は人生の最も大きな課題といえると思います。

しなやかに対人交流ができるか否かは
その人の人生の質に大きな影響を与えますね。

多くの人が誤解をしやすいのは、
「多くの人と交流し、抵抗なく相手と話ができる人」が、
対人交流が得意な人と思っていることです。

対人交流は交流する人の数や会話量が多ければ良い、
あるいは卒なく会話をまとめられれば良いというものではありません。

関わりあう者のニーズ(心理的欲求)が満たされているかどうかがキモです。

沢山の人と卒なく、さほど意味を求めず会話をすることが好きな人もいれば、
少人数の分かり合える友と言葉数少なく関わりあうことで互いのニーズが
満たされる関係もあります。

それらの関係性に優劣はつけられず、どちらもOKです。

まず、ご自身はどのような関係に満たされるのか、
これは周囲の作り上げた価値観からではなく、
アオさんの内面から湧き上がってくる声に忠実に耳を傾けてみてください。

周囲の人々との輪に入りたいと思われるのであれば、
「私は話し下手で、ノリが悪いように見られがちなのだけれども、
人の輪の中にいることが大好きなので、ぜひお声がけしてください」
というメッセージを、周囲の人々に率直に伝えてみることをおすすめします。

相手は必ずしもアオさんに器用な会話を求めているとは限りません。

ただ、アオさんが関心の無いことには巻き込もうとは思わないでしょうし、
関わり合いたいのか否かがはっきりすれば、輪の中に招きやすくなることと思います。

不器用なままでかまわないので、
ご自身のそんな意思を伝えてみてはいかがでしょうか。

たとえ輪の中にいるアオさんが静かでも、
「静かに輪の中にいたい人」として認識されるでしょうから、
互いに変な緊張感を持たずにすむでしょう。

これは個性であり、周囲が個性を理解する智慧を身につける過程でもあります。

同じ関心を持つ者同士が、互いを思いやりながら集う。

そのエネルギーだけでも十分価値があり、意味ある対人交流です。

PS
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Q:結婚して10年です。
仕事をしたい思いを夫に伝えましたが、
子どもが小さい時は子どものために家にいてほしいと言われて諦めました。
また、自身もカギっ子で寂しかったため、
四年生くらいまでは子どもを家で迎える母になろうと思い、専業主婦をしています。

経済的には、夫の収入では間に合わない部分は、私の貯金を崩して来ました。
その金額は一千万を越え底をつき始めています。

経済的にも、もう働かなくてはならないのですが、専門職なので、
ブランクが出来たことへの不安。
経済的に余裕がないので、ずっと自分にはお金をかけないできたのに
貯金がなくなったこと。
すべてにおいて子ども優先にし続けてきたこと。

いろんな気持ちで、自己犠牲感にさいなまれていると感じます。
夫だけが時間を気にせず仕事をして自己実現して、
私の貯金と、専業主婦のサポートを受けているという、
腑に落ちない思いもあります。

夫が働いてくれるから生活出来てきたので、感謝の思いもあるのですが、
モヤモヤは生まれます。
この気持ちをどう処理したら良いか、アドバイスして頂けないでしょうか。
尊敬する川畑先生の考えを是非、よろしくお願いいたします。

【しまちゃん・40代・主婦】

―――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

お子さんのために自己犠牲を厭わずここまでやってこられたのですね。
お子さんも、ご主人もそんなしまちゃんに支えられて幸せですね。

4年生くらいまではお子さんを最優先にすると決めておられ、
そのことに納得がいくのであれば、
その価値は大事にされたら良いかと思いますが、
そのことで経済バランスが崩れ、生活がままならなくなるなら
やはり策を講じなければいけませんね。

今しまちゃんのお子さんがおいくつかはわかりませんが、
4年生までまだまだなら、
そしてそれでもやはり子どもと一緒にいることをしまちゃんが優先するなら、
生活を縮小させなければいけませんから、ご主人と話し合いが必要ですね。

ご主人と一緒に冷静に数字をはじき出して、
その範囲内でやっていけるか検討してみることはもっとも重要だと思います。

夫ばかりが楽をして、しまちゃんのお金を好きなように使っている
という思いがあるのなら、その不公平さをストレートにコミュニケーション
してみることも大事だと思います。

この時、怒りからではなく、淡々とそう受け止めているので改善したい
(あるいはして欲しい)と伝えてみます。
しまちゃんの大切なニーズをご主人にきちんと伝えてみてください。

おそらく、しまちゃんにとって、お子さんを優先したいことは、
働きたいことよりニーズが高いでしょうから、
ご主人に対しては節度を持ってお金を使って欲しいことを
真剣に誠実に伝えることが課題となるのかと思います。

話したところで変わらない、と思うかもしれませんが、
コミュニケーションは相手を思い通りにするためにするのではなく、
自分の思いを共有すること自体に価値があります。
たとえ、ご主人がしまちゃんの理想通りに変化しなくても、
しまちゃんの思いを理解していることは大事です。

また、お子さんのケアに関しては、自分がそうであったように、
鍵っ子で寂しい思いをさせたくないということであれば、
鍵っ子にならない程度に働くオプションもあるのではないでしょうか?

専門職なのでブランクに不安があるとのことですが、
専門職だからこそ、ブランクさえ埋めれば戦力になるのも事実です。

まずは、責任の少ない、そして勤務時間が柔軟なパートから始める
ことも可能です。
慣れてきてお子さんが4年生になった時点でフルタイムで復職することも
良いのではないでしょうか。

しまちゃんは子どもを蔑ろにしているのではなく、
子どものことを大切に思うからこそ、家庭内の様々なバランスを取り戻そうと
頑張っているのだということを忘れないで欲しいと思います。

子どもはそのことをなかなか理解できず、
自分の欲しいものを親に求めてばかりかもしれませんが、
やがて大きくなった時に自分自身の経験も重ねながら、
母であるしまちゃんの苦悩と愛を認めてくれる日が来ることでしょう。

どうかご自身のことも、お子さんを大事にするように大事にされてください。

ーーーーーー

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160302_FB_kawabata

私は、基本的に、周りの人たちが平和で幸せでいてくれることを望んでいます。

その理由は(理由というのもおかしいんですが…)、
人が平和で幸せでいてくれれば、私に災難(?!)が降りかかって来ず、
私も平穏な時を過ごせる気がするからです。

心乱され、振り回されるのは、とても辛いので、
私が平穏に過ごせるためにも、みんなが幸せでいてくれたらいい・・・と思います。
(この気持ちが、相手のためでなく、自分のためである…という
身勝手な感情であることは気づいており、悩みの一つでもあります。
しかし、それ以上に自分というのが、嫌になる感情は・・・)

相手の幸せを一緒に喜んだり、話を聞いたりすることが楽しいと感じるのは、
私にはあまり関係のない人とか、好きだとか嫌いだとかという感情を持つことのない
相手とか、遠くの他人とかに対しての感情なんです。

家族や親戚や親しい仲間や関わりの深い仕事関係の人だったり…という、
私の大事であり大好きな人の幸せな瞬間に対しては、
とても複雑な思いをすることが多くて、悩み苦しんでいます。

日頃は大好きな人・大切な仲間が幸せで平和に過ごしていることを、
無意識に願っていることは事実です。

けれど、その人が『どこかに出かけた』『何かを買った』『成功した』『上手くいった』
といった話を聞いたり知ったりすると、心がざわめいてしまいます。

その感情は、とても醜いものだあることは確かであり、
その感情を大切な人に対して感じてしまう自分が、心から嫌になります。

そして、もう一つ、私自身が、心豊かな人生のため日々頑張って過ごし、
旅行などを楽しんだ後にも・・・自分の心が不安定になり、幸せに浸れなくなります。

知らない誰かや浅い付き合いの人とは、喜びや楽しみを、共感し合えるのに、
どうして自分自身や身内などの楽しみを、喜べないんだろうと、
気持ちが沈んでしまいます。

自分の中にある、多面的な感情に心底疲れます。
大切な人が、楽しんでいたり幸せなら、いう事ないのに…
どうしてそのままを受け入れられないんだろう。

【ラベンダー様・50歳・福祉関係】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

ラベンダーさんのように
相手の幸せを真に喜べない自分に嫌悪感を抱く人は多くいます。

ラベンダーさんが気にされている、
相手の幸せは結局自分の幸せにつながるからそれを望んでしまうというのは、
事実そうですし、なんら問題の無い姿勢ではないでしょうか。

これは非二元的なもので、自分だけより多くを得て、周りの人を蔑にしていれば、
一時的な優越感、安堵感、達成感はあったとしても、
そこに真の持続的な幸福感は存在しないでしょうし、
手に入れたものを失う恐れも生じるでしょう。

ラベンダーさんは福祉関係のお仕事に就かれていらっしゃるとのことで、
日々直接的に人々を助けていらっしゃることと思います。

医療や福祉の世界に携わる人たちに多い姿勢は、
自己犠牲を払ってでも常に相手の利益だけを考えるというものです。

これが、全体を俯瞰して、そのことが本当に自分にも相手にも全体にとっても良いことで、
ありがたいことであるという深い気づきのもとに行われていれば問題ありませんが、
ひたすら抑圧的に自分のニーズ(幸せ)は棚上げし、相手のニーズ(幸せ)を望むべき、
という姿勢が人生全般にわたって染みついてしまったのであれば、
これは苦しみをもたらすことでしょう。

自分の幸せのために他人の幸せを願ってよい
と許可を与えてみてはどうでしょうか?

他人の幸せのために自分の幸せを願ってよい
と許可を与えてみてはどうでしょうか?

それらは不可分なのだと。

自分を大切にすることは、相手を大切にすることにもつながり、
相手を大切にすることは、自分を大切にすることにもつながる。

どちらか一方通行ではない。両方とも大事。

この現実を素直に受け入れてみてはいかがでしょうか。

常に自分のことは殺して人の幸せのみを願うのは、
一見美しいかもしれませんが、無理があります。

無理は続きません。
誰かが何かを達成したとき、素直に喜べないのは、
自分にはそれらが手に入らない、相手だけ得して自分は損している
と思っているからでしょう。

その人とはかたちやタイミングは異なれど、
自分には自分なりに達成できることもあれば、手に入れられるものある。
私は私なりに幸せを体験できるし、そのための努力ができる。

そう思えたなら、羨望が嫉妬に変わり、己を蝕むようなことは避けられ、
逆に良き張り合いとなるのではないでしょうか。

たとえば、友人のアーティストが優れた作品で人々に笑顔をもたらしたのであれば、
「いいな~!羨ましいぞ~!私も福祉分野で人々に笑顔をもたらすぞ~(^O^)/」
と素直に、さわやかに、軽やかに、返してみてはいかがでしょうか。

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Q: 子どもとの関係が辛いです。

ひとりはもう27歳になる男の子。今、プチ引きこもり状態です。

昨年の夏にはクレジットカードの不払いが発覚し、夫婦して対応しました。
大学受験の秋からネットゲームにはまり、今も昼夜逆転の生活です。

祖父母や私の兄弟にも心配をかけているのは重々承知ですが、
子育て中と言える年齢でもなく、
ましてや彼との関係がうまく結べていない私には
どこへ相談してよいのかわからないまま今日に至っています。
4年前から主人は単身赴任中です。

息子とは今までいろいろありましたが、
自立して心配しなくてよい関係になりたいです。

そして、23歳になる娘、就職して2年目。

つい2ヶ月ほど前に、お付き合いしている人のことなどで言い合い?になり
「私は中学の頃からお母さんと合わないと思っていた。」と言われ
(このとき主人も一緒でした。)それから無視され続けています。

私自身も親との関係が良いとは言えませんが、
自分の子供のような態度は記憶にありません。

親子の関係っていったい何でしょうか・・・。

【ほし様・50代】

―――――――――――
A:
FROM 川畑のぶこ

人生ままならないと言いますが、
我が子ほどままならないものも無いのではないかと思います。

子どもが全て親の思い通りになるのなら、これはある意味
病んだ関係性でもありますから、むしろ注意が必要です。

親子関係とは、愛情を育むレッスンであると同時に、
執着を手放すレッスンですね。

我が子への愛情が強ければ強いほど、
苦労して欲しくない、楽に生きて欲しい、という思いも強くなるのは当然です。

やがてそれが度を超えて
コントロールにつながってしまうこともあるわけです。

まず、娘さんに関しては、親との価値観の違いに屈することなく、
心理的な巣立ちをされる過程にいることと思いますが、これは健全なことです。

もしも、娘さんと今後も良好な関係を築きたいと思うのであれば、
自分には自分なりの価値観があるように、彼女には彼女なりの価値観があることを、
1人の人間として敬意をもち、受け入れることが大切になってくるでしょう。

もちろん、相手に意見を求められたら、
ほしさんなりの意見を伝えたら良いと思います。

ただし、あくまでも、さまざまな価値観の中のひとつの見方として
伝えることが健全でしょう。

プチ引きこもりの息子さんに関しては、
大学受験のころからネットゲームにはまりだしたとのことなので、
もしかしたら、受験のストレスからゲームに逃避したことも考えられますね。

息子さんご本人が辛そうであれば、相手に敬意を払いつつ、
いちど専門家の受診を促すことをおすすめしますが、
まずはほしさんご自身が相談できて客観的なアドバイスをもらえる相手を
探し、日常に定期的に悩みを話せる機会をつくることが良いかと思います。

ご主人が単身赴任とのことで、課題に向き合うパートナーが常に側にいないのは
心細いことかと思いますが、とくにこのように心が不安定な時期は、
緊密に連絡をとりあってみては如何でしょうか。

20代はまだまだこれから多くを経験して学び取る時期でもありますから、
失敗しながら学習していくことで、彼らなりに、
やがて心理社会的な適応をしていくと信頼し、ひと呼吸おいて、
お子さんたちと関わり合う、あるいは手放してみてください。

問題ばかりに注意がいくとエネルギーがどんどん低下してしまいますから、
問題に向き合うためにも、ほしさんご自身がリフレッシュして
楽しめる時間を意識的につくるようにしてみてください。

自分で自分のニーズが満たせていないと、
自分の周りの人間から(とくに身近でコントロールが効きやすそうな人間が
自分の思い通りになることなどで)ニーズを満たそうとしてしまいます。

家族に問題があるときは、充電元を家族以外におくことも大切です。

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

今日は成人の日ですね。

新成人を祝う形も、新成人の姿形も(笑)時代とともに様変わりしますが、
それでも、今も昔も、新成人も米寿のご老人も、人間なら誰しも望むのは
「健康で幸せに生きたい」ということではないでしょうか。

「健康」と「幸せ」。

私たちが折に触れ、神様や仏様に「お願い」することの
永遠のトップ2かもしれませんね、笑。
(私も、御多分に洩れず、初詣では
 自分と周囲の人の「健康と幸せ」をお祈りしてきました^^)

カラダの「健康」はもちろん、
ココロの「健康」があってこその「幸せ」。

ココロとカラダのバランスをとり、
機嫌よく、健やかに、ハッピーにこの一年を過ごせるよう、
日常のセルフケアに有効な情報やノウハウを、
今年も皆さんとたくさんシェアし合えたらいいなと思います。

さて、今日も皆さんからのお悩み相談をお受けしました。
41歳の男性、エンジニアのみずは様という方からの、
「エンジニア気質の友人の理屈っぽい性格」についてのご相談です。

~~~~~~~~~~~~
友人の性格的なことでご相談です。

彼はたいへん頭の良いITエンジニアで、人当たりも良いのですが、
その一方で、常に理屈で考えるエンジニア気質。
何事も白黒はっきりつけなければ気がすまないため、
他の人の気分を害することもまた多いようです。

人に相談するときも、すでに自分で考えぬいた末に相談しているからなのか、
アドバイスに対して「それは自分でも考えたが、○○なので違うと思う」という
指摘を繰り返すため、相談された側も皆、最後には辟易してしまうようです。

すでに何度か周囲に言われて、本人も自覚はしているようですが、
「そんなつもりはなく、どうすれば矯正できるのか見当もつかない」
「自分の何が問題なのか分からない」とのこと。

(中略)

私は、本を読んだりして、色んな人の価値観を知ることで柔軟性を身につけたらどうか、
とアドバイスはしたものの、それ以上のことは言えませんでした。

さらに本人いわく、能力的にITエンジニア以外にやれる仕事が見つからないが、
IT業界は使い捨てなので、いつも仕事が長く続かなくて困っているとのこと。

業界の体質については私も同意する部分がある一方で、
彼の性格的な部分で何らかの変化がないと、
結局は今後も転職を繰り返すだけになってしまうように思えます。

彼が受け入れられる有益なアドバイスはありますでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

ご友人思いですね。男の友情を感じます。

相手のために一生懸命考えてあげたいという、みずはさんも問題解決志向で、
彼のために何かできないかと、方法論をお探しなのかと思いますが、
まず、みずはさんがこのご友人とどう関わることが効果的なのか、
ということからお話ししたいと思います。

まず、ご友人のエンジニア気質。
私は、「論理的思考の性格の人」と呼んでいますが、
この性格の人の心理的欲求としては、「仕事がきちんと計画的にされること」
「将来が見えること」「安定的であること」などがとても大事です。

が、今はそれができない、安定的でない、という業界事情で、
おそらくストレス下にいらっしゃると思うのです。
ストレス下になると、論理的な思考のタイプの人間は、
細かくなり、白黒はっきりつけたがる傾向があります。

そして、もっと細かく分析するように、分析脳がどんどん強化されてしまい、
悪循環に入っていくのです。

今一度、このご友人の「ニーズ」を、そして、みずはさんだからこそできる
ケアとサポートは何かを、一緒に考えてみましょう。

キーワードは「承認」です。

「IT業界は使い捨て」ということに関しては、捉え方を変えてみると、
ご友人ご自身の優れた技術やキャリアを、さらに活かすことができそうです。

続きはビデオをご覧ください。
https://youtu.be/aOaHzRueuIA

そして、大切なご友人と、ゆっくり対話を重ねてみてくださいね。

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2016 written with sparkles, silhouette of a boy jumping in the sun

みなさま、新年はどのようにお過ごしでしょうか。

私自身は、年末年始の大断捨離が恒例となって久しいですが、
今年は部屋や物の断捨離はさほど時間をとることはなく、
そのかわりに「手間ひまの断捨離」をしました。

そのことに自分の時間をかける必要のあるもの
物理的にも、心理的にも、社会的にも
本当にそれをするべきかどうかを問うてみた結果、
今年は年賀状の断捨離をしました。

昨年までは手間ひまはかかっても、
賀状を作成する楽しさ、アートごころの刺激の獲得、
また仕事でお世話になっている人への感謝をつたえる機会など、
己の心理社会的ニーズを満たすことのほうが比重が大きかったため、
あえて時間を割いていました。
ところが、昨年末は、それよりも必要としていたのは「ゆとり」でした。

このときにふと脳裏に過るのは社会的バランス。
年賀状を送ってくださる皆さんとの人間関係です。

年賀状を返さないと悪いのでは?
人間関係を悪化させるのでは?
日本人としての常識に欠けるのでは?
などといった不安や罪悪感が足かせとなります。

私自身もそんな、社会的ニーズを認識してはいますが、
それよりも自分自身の物理的、心理的ニーズを優先させたのは、
年賀状でバランスをとらずとも、他の時間や機会に十分バランスを
とっているという信頼感が根底にあるからです。

昨今ではSNSなどを通じて頻繁に近況や己の思いを発信しています。
また、頻繁にやりとりがある相手には、メールで挨拶もできます。
郵送による賀状によって、相手が私の近況を知ったり
新年の挨拶をしなくても、繋がるべき人にはきちんと繋がっています。

それでも郵送による年賀状が届かなかったことで著しく人間関係が
崩れるような場合は、それは年賀状の問題ではないはず。
もっと根本的な問題に向かい合う必要があるでしょうし、
そもそもそのような人間関係を今後も保っていく必要があるのか、
いまいちど問い直すことのほうが大事となるでしょう。

郵便受けに誰かから年賀状が届くたびに
ごめんね〜!という詫びの気持ちは出てきますが、
年賀状が無くてもちゃんと繋がる人と、
今年こちらが年賀状を送らなければ、来年からは相手からも送られて
こないであろう人は、賀状を手に取った瞬間にわかります。

惰性と義理を手放す機会、
それは生きた人間関係を明らかにする清々しい瞬間でもあります。

執着を手放すために…
今年もさらにあらゆるものとの信頼感を深めていきたいと思う
年明けでした。

みなさんにとって2016年が素敵な年となりますように♪

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