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Q.いつも川畑先生のお話に、深い学びを得させて頂いています。
   
思いやりのない主人と仮面夫婦を続け熟年離婚か、
子どもが思春期でも離婚か悩んでいます。
  
私は小学生と中学生の二児の母(30代後半)です。
  
つい先日まで会社員として働いていましたが、
パワハラを受け体調を崩し休職の末、退職を決意しました。
 
それまでずっとワンオペ状態で家事と仕事の両立に必死になり、
旦那が酒を飲んで寝っ転がる中、子どもたちを習い事へ
送り迎えや遠征など休みなく動く毎日。
  
主人は自分がやりたいことしかやらず、
辛いと訴えても家事を手伝ってくれることはなく、
初めは喧嘩をしたり褒めてみたりと色々しましたが、
もう諦めて自分でやっている状況でした。
   
家事はやらなくても男らしい性格だから、
何かあったらきっと助けてくれるという期待が
いけなかったのだと思いますが、
私がパワハラを受けて傷ついたときも、病気になった時も
全く支えになってくれなかったことに絶望しました。
  
状況を必死に伝えても、共感も興味も持ってくれず、
会社との対決もたった一人で立ち向かいました。
休職中も結局私一人で家事をやり気遣いの声も無く孤独でした。
  
そんな中、ずっと相談に乗ってくれていた男性がおり、
悩みを聞いてもらっていました。
  
かけてもらいたかった言葉、思いやり、共感、応援を受け、
辛さを乗り越えることが出来ました。
   
その方とどうこうとは今は考えられませんが、
優しさを受けることを知ると、
余計に主人には完全に心が冷えてしまい、
現在は顔を見ずに済むようすれ違いの生活をしています。
  
主人もそれを察し、一切口を聞きません。
夫婦仲が悪いことは子どもにも悪影響だと分かっていますが、
心がついていきません。
  
子どもには良い父親だと思います。
離婚すれば諸事情あり、私だけが家を出ることになりそうです。
自分の気持ちを大切にすること、子どもを大切にすること。
  
どう、折り合いをつければ良いのでしょうか?
   
【なごみ・30代・主婦】
  
  
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
  
ワンオペで中学生と小学生のお2人のお子さんを育てて来られたとのこと。
本当に大変でしたね(とはいえ、今もまだ同じ状態が続いていらっしゃる
ことと思いますが)。
 
また、人生の難局で、いちばん頼りにしたいパートナーから
優しさや思いやりを得られないのはこの上なくお辛いことと思います。
 
なごみさんはここまで本当によく頑張ってこられていると思います。
  
なごみさんやご主人の親世代は、現代ほど夫婦共働きは多くなく、
家事・育児は女性がして当然という社会通念がありましたから、
そのような親を見て育ったご主人、そしてなごみさん自身もどこかで、
それが自然、または理想系という無意識のバイアスがあることと思います。
  
親も、無意識のうちに「男が家事や育児をするなんて可哀想」とか
「申し訳ない」とかといった態度をとってしまっているかもしれません。
  
このような日々繰り返される、言語的、非言語的メッセージは、
細胞レベルで私たちに深く刷り込まれ、簡単に上書きや更新ができません。
  
なごみさんもそんなバイアスがあったからこそ、おそらく、結婚当初から
家事や育児を率先して引き受けてきたのではないでしょうか。
   
夫婦ですべて分担は理想的だけれども、出来る限り私(女)が
いい嫁、妻、母としてやる、と頑張ってしまったのではないでしょうか。
  
このような、頑張りがきく良い嫁・妻・母は、
バーンナウトしやすく、ストレスも溜めがちです。
  
これからは、そんなに頑張らなくても私は良い人間、
とご自身を認めてあげてください。
  
夫がそのような承認が苦手でも、
なごみさんに一番近いなごみさんご自身が、
温かい眼差しで自分に接してあげてください。
    
また、ご主人とのコミュニケーションでは、
分かって欲しいとか察して欲しいとかと訴えるのではなく、
ご自身がこれまで無理して頑張ってきたこと、
そして無理が効かなくなってきたことを素直にシェアし、
具体的に役割分担について何をどれくらいして欲しいか
リクエストするよう心がけてください。
  
また、物理的サポートのみならず、夫婦として、
情緒的なサポートが欲しいことも伝えると良いでしょう。
  
その際、具体的にどのような状況において、
どのような言葉かけをしてもらえると
なごみさんは満たされるのかを、
ご主人に明確に伝えてみてください。
  
言わなくても分かって欲しいという思いを、
言いさえすれば分かることもあると切り替えてみてください。
 
これらのコミュニケーションは、
疲れて我慢できなくなるまで待って、
ついに感情が爆発した状態で訴えるのではなく、
なごみさんのエネルギー状態が良く、平静なときに、
ご自身への思いやりを実践する意図で、
この大切な話し合いを試みてください。
  
お互いに家事が大変であれば、専門業者に頼むのも一つです。
その費用を2人で負担することで、バランスをとることも可能です。
  
ぜひなごみさんなりの創造力と智慧を働かせてみてください。
 
そのためにも、ご自身が安らいだり楽しんだりして
充電できる時間を確保することはマストです。
 
ぜひ、この難局を変化の機会として前進されますように!

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今回と次回、2回にわたって、「子どもの自己肯定感を育む方法」について
お話しいたします。

仕事の臨床のカウンセリングの場で、またプライベートでは周囲のママ友
から、どうしたら子どもが自信を持つことができるのか、自己肯定感を
高めることができるのか、という相談をよく受けます。

難しいテーマですよね。

なかなか自信が持てない子に自信を持たせるというのは、実は子どもだけの
問題ではなくて、親が自分に自信を持っているかどうか、自分自身に自己
肯定感を持てているかどうかということと密接に関係しているということを、
日々感じています。

私たちは社会的な生き物ですので、自分の子どもがちゃんとみんなと仲良く
やっているか、学校でうまくやっているか、、、などなど、すごく気になり
ますよね。

そして、子どもによりうまくやってほしい、幸せに生きてほしいと思うあまり、
こうしちゃいけない、ああしちゃいけない、こうしたほうがいい、ああした
ほうがいいとたくさんアドバイスをします。

そして、それが時としてイライラや怒りの原因になったりして、
知らず知らずのうちに子どもを傷つけてしまっていることがあります。

このような日々の小さなメッセージをマイクロメッセージと言ったりしますが、
それが潜在意識や無意識の中で蓄積されてしまうと、子どもは、
自分のことをダメな人間だと思ってしまうようになります。

ただ、もちろん叱る必要のある場面もありますし、ピシッと言わないと
子ども自身の社会生活に支障をきたすような結果になりかねないこともあります
から、ポイントポイントで叱るということは必要です。

叱り方が問題なんですね。

そして、そこには親側のゆとりが必要になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q.10年前に夫が亡くなり
一人暮らしをしていた所へ娘が離婚して、
2歳の娘を連れて同居を始めました。

孫が兄妹を欲しいと言い始め再婚を考えるようになり、
3月に再婚をしました。

が、生活設計をしないで暮らし始めた為、
今になって問題が出始めました。

婿は単身赴任で殆ど家にはいないので
独身の時に借りた部屋を引き払うかと思ったが
借りたままにして家にお金を入れない。

今になってやはり同居は無理と荷物を戻すと言い出した。

孫はまだ1年生で朝の送りや娘の夜勤などがあるため
私との同居を望んでいるが
それでは結婚した意味が無いと悩み
ストレスで会話にならない。

金銭面の事、子育ての事、将来の事など、
干渉し過ぎなのでしょうか?

私自身も独り身なので仕事は辞められないし
本来なら何でもやってあげられる
優しいおばあちゃんでいたいだけなのに。

皆んなが幸せに暮らせる日は来るのでしようか?
解決策を教えて頂けましたら幸いです。

【さくら・50代・営業】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

娘さんとお孫さんの幸せを願う、
さくらさんのきもちが伝わってきます。

さくらさんにとって、
みんなが幸せに暮らせる日というイメージは
どのようなものでしょうか。

それぞれのニーズが満たされるということであれば、
それは難しいかもしれません。

なぜなら、結婚というのは共同生活の始まりであり、
妥協のレッスンの場でもあるからです。

みんなが妥協しつつも、それなりに納得がいって
穏やかに過ごす日ということであれば可能かもしれません。

さくらさんのご相談を伺う限り、
娘さんとお婿さんに今も愛があるという前提であれば、
課題は2つあると思います。

1つは、お婿さんのニーズを明らかにし、
可能な限り尊重するということ。

男女の愛が燃え盛っているときは、勢いがあり、
どんな試練も乗り越えられると思えるものです。

ところが、ある程度時間が経過して、
出会った頃の「燃え盛る愛」効果も落ち着いてくると、
冷静に現実が見えてきます。

その結果、お婿さんは、
夫婦水入らずの生活空間が大切だと思ったかもしれませんし、
独身時代のアパートをいまだに解約しないということは、
どこかで素でいられる自分自身の時間や空間を
確保していたい欲求の現れかもしれません。

このこと自体は健全な欲求です。

そのようなニーズが満たされないことの不安や、
どこかで結婚がうまくいくか自信が持てず、
不安をかかえたまま見切り発車で結婚をしてしまった場合、
無意識はまだ独身時代のままであることを
望んでいる可能性もあるでしょう。

この辺のお婿さんのニーズを汲んであげることは
大切な姿勢となると思います。

2つめの課題はお孫さんのお世話ですね。

これは1つめの課題とも連動しますが、
お孫さんとしても、自分の母親が夜勤でいない時などは、
おばあちゃんと一緒にいることが安心できるのですね。

そうであれば、娘さんが子どもを仕事の前に
おばあちゃんのお家に預けられる程度の距離で、
娘さん夫婦のプライバシーが保たれる家に
住むことで解決するのではないでしょうか。

学校の後など、お母さんもお父さんもいないときは
基本的におばあちゃんの家で過ごし、
お父さんが帰ってくるときは、
家族三人水入らずで過ごす時間を持てる、
というのが現在の理想型なのではないでしょうか。

娘さん夫婦は、どのみち、
お婿さんの毎月アパート代の出費があるのなら、
そして、お婿さんは単身赴任で
メインの居住者が娘さんとお孫さんの二人になるのなら、
しばらくはさほど大きな家に住む必要もなく、
いまとさほど変わらぬ経済バランスで
やりくりできるのではないでしょうか。

お婿さんも「我が家」と感じられる空間が大切です。

今の状態は、彼にとって「我が家」の感覚からは遠く、
親戚の家にお邪魔しているような感覚で、
心底寛げていないかもしれません。

もちろん、常識的な感覚のある社会人であれば、
そのようなことを面と向かって
さくらさんに告げることもしないでしょう。

「自分の城は手放さない」という
無意識な行動として表現されている可能性があります。

自分の気持ちを押し殺してまで
経済的利益を優先することで、
人間関係自体が崩れていくことがあります。

経済バランスと同様、心のエネルギーバランスをとることも
重要であるということを念頭において、
みんなにとって何がベストかということを
すり合わせていけばよいのではないでしょうか。

お孫さんに不便な思いをさせたくない
という思いがおありかと思いますが、
孫の望みのすべてを満たしてあげるのが
いいおばあちゃんではありません。

親やおばあちゃんが苦労しながらも
人生を切り開いている背中をみせることも良い教育です。

今さくらさんが無理なくできることをしてあげる、
そして孫にたっぷり愛情を注いであげればそれで十分でしょう。

さくらさんは今のままで、
十分素敵ないいおばあちゃんですから。

ーーー

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20201012

FROM 川畑のぶこ

今日は、とてとてさん(40代・自営手伝い)のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。 いつも参考にさせていただいてます。

マジメで心配性、ザ長男、な感じの高1長男についてです。

そんな性格が災いしてか、先の見えないコロナ禍の中、
感染が不安でたまらない様子です。

部活で疲れて帰宅するなり、熱ないよね?を連発、家族で泊まった市内の
プール付き温泉宿泊施設(市が感染対策を認めた施設です)で感染してないか、
友人に行ったことを伝えるべきか、などなど、コロナ鬱になるのでは?と
思ってしまいます。

青春を謳歌できるこの時期に、ただでさえ多感な時期なのに、
コロナに振り回されているのが可愛そうになります。

私も不安に振り回されていた時期はありました。
今は、敵を知って自分の守り方を決めようと、本を読んでいる最中です。
どう言葉掛けしたらいいのか、アドバイスをお願いします。

【A】
今年はこのような災いがあって、まさに青春を謳歌したい年頃の青少年や
外で体を動かしたい学生、元気にお友達と遊びたい小学生などは
とても窮屈で大変な思いをしていますね。

とてとてさんのご長男さんも、とてもお辛い様子が伝わってきます。
本当に切ないですね。

真面目で心配性、ザ長男と書いてありますが、
おそらく、ものごとに対して細やかに反応されるパーソナリティの
お子さんなのではないでしょうか。

とてとてさんもお気づきのように、敵を知るというのはとても大事な
ことです。

今はもうある程度、コロナがどういう振る舞いをするかわかってきましたし、
国ごとの差なども出てきましたね。

日本人に対して、あるいはアジア人に対してどういう振る舞いをするか、
また彼の年齢層に対してどういう振る舞いをするかということも、
エビデンスが蓄積されてきていますので、それを彼とシェアすることは
有効だと思われます。

以前もこのコーナーでお話ししたことがあるのですが、「用心」すると
いうのは大事ですね。単に「心配」するのではなくて「用心」する、
きちんと備える気持ちがある、というのはとても大きな差をつくります。

用心しているから大丈夫という心持ちは大事になってきますから、
何を用心すればいいのかということを、もう一度、彼と一緒に話し合って
みることをおすすめします。
とてとてさんが読んでいる本の内容をシェアするのもいいですね。

その際は、何となくではなく、ちゃんと時間を持つようにしてください。
「あなたの最近の様子を見ていてお母さん心配だし、とても大事なことだと
思うので、このことをあなたと共有しておきたいし、一緒に学んでおきたい
と思う」といったように、一緒に学ぶという姿勢を大事にされてください。

あとは自分をはじめ周囲を「信頼する」ということも大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:主人が6年前に不倫をして、
3年前から実家で姑と暮らすようになり家に戻りません。

子供は4人おり、毎週一度自宅に主人が来て
家族そろっての夕食を共にしております。

不倫発覚当初より、不倫関係の解消を求めても
全く取り合ってもらえず、
関係継続するのに私が耐えられなくなり、
3年前に主人に話し合いの土俵に上がってもらいたくて、
相手を調べて慰謝料請求の内容証明郵便を送りました。

相手は経済的弱者なので
請求を取り下げるよう主人に求められて、
お金が目的ではなかったので、
慰謝料請求は取り下げました。
代わりに相手に主人に会わないで欲しい
とお願いの手紙を送りました。

相手からは謝罪と会わないという内容の返事をいただきましたが、
主人は私がしたことに怒り、家を出ました。

アパートを借りるつもりだったようですが、
姑と説得して、実家で暮らすことになりました。

主人は私のことは決して許せないと思っているようで、
私はいつでも待っているから家に戻るように伝えていますが、
私のような者とはやっていけないと言って、戻ってきません。

このような家族のあり方は私としては悲しくて、
主人の気持ちの変化を待つしかないと思いつつも、
何か私ができることがあれば、
働きかけをするべきなのだろうかと、悩んでいます。

先生のお考えをお聞かせください。

【のら・50代・福祉施設勤務】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

大変な中、とても忍耐強く過ごされている
のらさんのお姿が浮かびます。

ご主人の不倫に、いわゆる逆ギレ
ご主人が問題をすり替えてごまかし、
自身の正当化を試みようとする姿勢が伺えますね。

のらさんは、ご主人への愛はありますか?
それゆえに彼が戻るのを待っていたいと思っていますか?

それとも、経済的な基盤などを失う不安や恐れからの
執着が強いでしょうか?

裏切りの体験というのは心に深く傷を残すかもしれませんが、
同時に、夫婦や男女の関係性の歪さについて教えてくれる
サインでもあります。

その関係が、愛や深い喜びから成り立つ関係なのか、
執着や打算による関係なのか、
静かに問い直す機会でもあるのかもしれません。

どっちが悪いか決着をつけ、悪い方を責め償わせるのは
比較的簡単なプロセスでしょうが、
真の問題解決には至らないでしょう。

もっとも複雑でチャレンジングなのは、
これを機に、互いを理解するプロセス、
その前提に、自分自身をより深いレベルで理解するプロセス、
それはとりもなおさず、
自己成長を促すプロセスとすることです。

このような姿勢で起こっていることに向き合うことができれば、
状況は好転するかもしれません。

ただし、決してのらさんの思い描いていた通りになる
ということではありません。

そうなるかもしれませんし、ならないかもしれません。

たとえ思い通りにならなかったとしても、
のらさんにとってもご主人にとっても、
経るべき必要なプロセスを経て得た学びは、
かならず人生に豊かさをもたらすことを信頼してください。

その過程には、変化を受け入れ手放すレッスンが
含まれることが多いのです。

夫婦の関係において大切なものはいったい何か、
妻と夫の、また女と男の価値観の差は
いったいどこにあるのか。

理解を試みる努力からはじめると良いと思います。

のらさんの苦しみが、執着からではなく、
純粋にご主人への愛からくるものであれば、
それを率直に伝えることです。

夫の不誠実な態度に自尊心が傷ついたと嘆くのではなく、
心から愛するあなたを失うのが怖いのだと。

あなたと一緒にいることがこの上ない
幸せなことなのだと、素直に伝えてみることです。

相手をコントロールするために伝えるのではなく、
真に大切なことを伝え、理解を促すための姿勢であり
コミュニケーションです。

私たちは不安や怒りは表現するわりに、
愛の表現は出し惜しみしがちです。

事件や事故でもないかぎり、愛を棚上げしてしまいします。

不安や怒りはどこからくるのか、
源が愛であれば、ぜひそこから
コミュニケーションをはじめる努力をしてみてください。

 

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20201005

FROM 川畑のぶこ

今日は、tomoさん(40代・会社員)のご相談にお答えします。

【Q】結婚したいと思いながら、10年ほど彼氏もできずに過ごしています。
結婚がすべてでもゴールでもないとよく聞きますが、やはり結婚はしたいです。

後輩が結婚していくのを見てうらやましくなったり、結婚の話になると
気まずい思いをしたり、このまま一人なのかなと悲しくなったり…
なんかずっとモヤモヤしている感じがします。

自分に自信がなく、過去にうまくいかなかったときのことも思い出したりして、
積極的にもなれません。引きこもりの家族がいることも、積極的になれない
一つの原因だとも思っています。

自分なりにいろいろ考えて変えようとしてきましたが、なかなかうまく
いきません。何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。

【A】
結婚したいという動機はとてもすばらしいものです。
tomoさん、それはぜひ大切にしてくださいね。

そして、ご自身でもおっしゃっているとおり、
結婚がすべてではないということも、大事にできるといいですね。

結婚はゴールでなくスタート。ゴールと考えていると、
せっかくゴールしたのになんで?とがっかりするようなことも往々にして
起こり得ますから、あくまでも新しいスタートだと捉えるのが賢明です。

人生は、いろいろな経験をして深めたり、広げたりしていく醍醐味がある、
いわば長い旅のようなもの。

その中で、結婚というものは大きな役割を果たしますし、私たちが新たな
価値観を学んだり、ぶつかりながらも妥協したり、寄り添ったりして、
思いやりって何だろう、優しさって何だろうということを学んでいく、
多様性を身につけていく一つの過程でもあると思いますから、
結婚したいという希望は、いつも持っていていただきたいと思います。

そして、tomoさんがなかなかその一歩を踏み出せないということについては、
結婚や恋愛というものへのご自身の向き合い方を、ちょっと振り返ってみると
よいかもしれませんね。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:アラ還暦の主婦です。
私は二人姉妹の跡取り娘という立場で次男と結婚しました。
  
この結婚についても、これまで幾度となく悩んできました。

先のことを何一つ約束することなく、ここまできましたが、
気づけば夫の兄である長男は一人っ子と結婚して
姓こそ名乗っていますが、婿養子同然、
妻の実家の墓に入る約束までしたそうです。
  
随分前に、夫から何気ない会話で聞かされました。
 
どうやら、その時に夫の家の墓を任されたようで、
私に相談もなく承諾したようです。
  
私の実家にも仏壇があり、四代続く墓もあります。
  
妹も長男と結婚しており、両親は既に他界して、
実家は空き家となっています。
  
長男の妻の実家も、 両親は他界している中、
この度、夫の両親が立て続けに亡くなりました。
長男の兄は名ばかりの喪主で、
仏壇、墓は結局、夫が管理していくことに。
  
私から見れば私、私の実家だけが
貧乏くじを引かされたような気持ちでいっぱいです。
  
こんなふうに考える私はおかしいですか?
 
私の子どもは娘一人っ子です。
私は両親に申し訳なく、私だけでも
実家の墓に入れてもらいたいと思っています。
 
大事なことなのに、きちんと話してくれずに、
事後承諾のように持ってきた夫に対しても
怒りのようなものが湧き出て、
別居、離婚さえも考えてしまいます。
  
【なみだ・50代・主婦】
  
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
誰が先祖のお墓を守るのか。
 
この問題は、なみださんだけでなく、
少子化が進む社会で、皆にとっての問題でもあると思います。
 
子孫の数が減る限り、
すべてのお墓を保存していくことは不可能だからです。
 
今回、なみださんには2つの課題があるとお見受けしました。
 
ひとつは、夫が「相談なく」自身の実家の仏壇や墓を
管理することになったということで、
自分や先祖に対するリスペクトが欠けていると
思われたことではないでしょうか。
  
そうであれば、率直に
「大切なことなので、きちんと相談して決めて欲しかった」と、
そして、夫の選択に不服があれば、
今からでも伝えてみてはいかがでしょうか?
  
もしかしたら、なみださんの思いを確認したうえで、
改めてお義兄さんと話し合いの場をもつ可能性も
出てくるのではないでしょうか。
  
おそらく、なみださんは跡継として
ご自身の実家のお墓に入るつもりで、
当然、そのことは合意されていたものと
思っていらっしゃったと思います。
 
逆に、結婚されるとき、
「自分は跡継なのであなたと私は私の実家の墓に入る」
という相談と合意はされていましたか?
 
もし、相談していなかったのであれば、
これはお互い様かもしれません。
 
今回のことを機に、改めて話し合ってみることをおすすめします。
 
話し合いがされるということは、
互いに敬意をもって向き合うということです。
 
結果がどうであれ、このプロセスそのものが
夫婦の信頼関係を維持するのに大切です。
 
 
そして2つ目の課題。それはお墓の意義です。
  
なみださんにとって、お墓とはなんでしょう。
  
おそらく、先祖との精神的なつながりをもつ場ではないでしょうか。
 
では、「先祖とつながる」とは、
なみださんにとって、どのようなことでしょう。
 
先祖とのつながりが、非物質的な心の営みであれば、
かならずしもお墓というゲートウェイを使う必要はないかもしれません。
 
人間は見えるものに強い影響を受けますから、
物質としての墓を使用した儀式を有効活用してきたのでしょう。
 
儀式化することでつながりをより深める意図があるのだと思います。
 
ただし、それらの物質を介さないと、
先祖との見えないつながりは保たれないのでしょうか?
 
お墓や仏壇を持たない人は、
先祖との関わりは断たれてしまっているのでしょうか?
 
 
近年、樹木葬や集合墓など、先祖代々の土地や墓に
こだわらない人が増えてきているのは、
管理の問題もさながら、
場所や墓石といった物質的な側面よりも、
見えない精神的なつながりにより重きを置く人が
増えてきている傾向もあるのではないでしょうか。
 
先祖を祀るのは、私たちが幸せに生きることを、
どこかからあたたかく見守ってくれているという思いが
あるからではないでしょうか。
  
もちろん、先祖も子孫の幸せを願っていることでしょう。
 
もしなみださんが、先祖の立場にたって、
子孫が自分(たち)と繋がる窓口をどっちにするかで揉め、
不幸になっているのをみたらどうでしょうか。
 
登山口多しといえど、行き着く山頂はひとつ、
そんな考え方も役立つかもしれません。
 
本質はどこにあるのだろうと、立ち返ってみると、
問題は思うよりシンプルに解決できるのかもしれません。
  
          
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200928

FROM 川畑のぶこ

今日は、にんじんさん(40代・幼稚園教諭)のご相談にお答えします。

【Q】夫とはお互いが学生時代に、できちゃった婚でした。
私は母にならなくては!と、20歳で、全てを家族に捧げることにしました。

一方、夫は深夜2~3時まで趣味に没頭、結局、結婚して20年その生活が
続きました。私は3人の子育てに追われ、とても孤独な、非常に疲れる日々
でした。何も私には自由がない!と感じ、どこかホッとできる場所に
帰りたいと思っていました。

子供が大きくなるにつれていろんな問題が噴出。
「何で?こんなに一生懸命しているのに!」頭はパニックでした。

夫も次第に体力が衰え、さすがに大きな問題が起こってくると、
家庭を顧みないわけにはいきません。ようやく家庭に戻ってきたかと
思うようなホッとした時期が、一時おとずれました。

これからよくなる!と思っていた矢先、写真の整理をしていたら
涙が止まらなくなりました。過去の夫への気持ちが湧き上がり、
そして今までの歩みが非常に残念なものに見えてきました。

それを解決したくて断捨離に打ち込み、一年が経った時、
事件が起きました。その後、夫といろいろあって、家族を守りたい、
夫を家庭に振り向かせたいと思っていた気持ちとは裏腹に、
私一人が実家に戻りました。

それ以来、夫から必要以上の言葉はありません。目も合わせません。
一度壊れてしまうと、これほどまでに冷たくなれるものかと思っています。

法的なことも何も決まらないまま、仕事だけは何とか就くことができま
したが、さて、これからどうしていったら良いのか? 

自分自身の足で立ち上がらなくては。まずは心の回復、そしてどの方向へ
行けばいいのか、自分で決めないといけませんよね。

しかし、思考回路は昔のまま。アップデートが必要。少しずつ新しい
思考回路を作りたいと思っています。どのようにして自分の歩みを確かに
持てる回路を組み立てていけばいいでしょうか?

【A】
二十歳からお母さんになって、子育てをずっと頑張ってきたのですね。

にんじんさんのように、自分のことを捨てて、家族のため、子どものために
全てを捧げてきたお母さんたち、この話を聴きながら共感している人たちも
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

今後について、思考回路が変えなければと思っていらっしゃるようですが、
実は、にんじんさん、もう思考回路は変わっているんですよ。

思考回路が変わらない、それを変えなきゃと思っていること自体、
もう思考回路が変わっているんです。
まずは、それを認めて、ご自身を讃えてあげてくださいね。

生きる目的や人生に感じる喜びは、人それぞれ、実にさまざまです。
惹かれ合って恋愛結婚した夫婦であっても、ずいぶんと時間が経ってから
互いの価値観のズレに気づくことも少なくありません。

でも、だからと言って、それまでの人生や結婚生活が無意味だったのかと
いうと、決してそんなことはありません。これまで起きたことにはすべて
意味があり、踏んできたプロセスは必要なものだったのです。
 
そして、その経験は今後、にんじんさんが何に価値を見出し、
ご自身の人生をいかに豊かに過ごしていくかに通じているのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:職場での人間関係についての悩みです。
   
私と直接その方(Aさんとします)と関わって、
仕事をしなくてはいけないのですが、
Aさんが自己中心的で感情的。
   
自分の思い通りにならないとヒステリックになり、
些細な事でも私に対する言い方が、きつく当たってきます。
自分のことはさて置き、人の事ばかり、
細かいところが気になるようです。
   
いつも一方的で聞く耳を持たず、
私が言い返すこともできない状況です。
周囲の人達もAさんの性格を理解しているようですが、
直接的に関わる訳ではないので他人事。
  
なお、その人に対して気を使って接している感じです。

仕事でも頼みにくいことを、Aさんに頼みずらいからと、
私にお願いしますと、依頼されることも多く
負担になることもあります。
  
元々は、私とAさんと、もう1人の方(Bさんとします)と
3人で仕事を担当していました。
 
Aさんの態度で気に触ることがあっても、
Bさんと何とか乗り切っていましたが、
Bさんもさすがに耐えられないと、
それを理由に退職してしまいました。
現在、Aさんと2人になった為、
私に対する風当たりが強くなっています。
  
上司にも状況を説明しましたら、
上司が直接Aさんに言ってもいいが、
私が上司にAさんのことを、報告したとわかってしまうため、
尚、状況が悪くなる恐れがあるので、
言わない方がいいのでは、と言う結論になりました。
  
上司のいるところで、現場に直面したなら、
上司もその場で注意できるが、
Aさんも、その辺は要領が良く
上司の前では、そのような態度は見せません。
     
Aさんに対して、なるべく気にしないように、割り切らなければ
と思っても、嫌な感情を引きずって、いらだち
腹が立つことも度々あります。
 
自分自身の気持ちをしっかり持ち、
相手に巻き込まれないようにと思うのですが、
どうしたら良いでしょうか?
    
【はな・50代・会社員】
  

―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
  
職場の同僚のはなさんに対する態度が悪く、
巻き込まれたくないのに近い場所にいるので困っているのですね。
  
Aさんの言動の詳細がわからないのですが、
モラルハラスメントのレベルである場合、
上司も一緒に対応していかなければならないことだと思います。
 
はなさんとの関係が悪くなるとのことですが、
すでに関係は悪いのではないでしょうか?
維持しておきたい関係でしょうか?
  
もっと悪くなるよりはいまの悪いままの方が
ハラスメントであっても良いので我慢すべき
というロジックは成り立たないでしょう。
  
人間関係を悪化させないためではなく、
ハラスメントをやめさせるために動くということです。
    
そのことでハラスメントがさらに悪化するなら
会社はそのような社員を置いておいてはいけませんし、
それを放っておくような会社は、
はなさんのいるべき会社でもないでしょう。
  
Aさんは誰に対しても同じ態度をとりますか?
  
それとも、はなさんや、嫌なことがあれば
自ら身を引くであろうBさんのような人に対して
とくに強い態度に出るでしょうか。
  
もしそうであれば、はなさんが最初にできることは、
Aさんに屈しない態度、すなわち、
毅然とした態度で接する努力をすることです。
 
そのためには、はなさん自身が、
Aさんから発せられるネガティブな対応を受けるに
値しないことをしっかりと認識していることです。
  
たとえ、一部言っていることが正しかったとしても、
そのような言い方をされる筋合いはないということを
しっかりと認識していることです。
  
そして、すでに状況は悪いですが、
さらに悪くなることを解消する意図で、
Aさんに時間をとって話し合いをしてみることをおすすめします。
  
その際、職場をよりよくするため、
また、円滑に仕事を進めるために
はなさんにとって、「とても大切なこと」であること
を明確に伝えてからAさんと向き合ってください。
  
気がかりなことを話すのは気が引けますが、
遠回しに話をせず、あくまでもはなさんから見て、
どのように受け止めているかを率直に穏やかに伝えてください。
  
Aさんの言動の例を具体的にいくつかあげたうえで、
  
・自己中心的に見えてしまう
・感情的に感じる
・はなさんからみて、思い通りにならないと、
 ヒステリックになる傾向がある
・些細な事でも私に対する言い方が、きつく当たっているように感じる
・自分のことはさて置き、人の事ばかり、細かいところが気になるように見える
・一方的で聞く耳を持たず、相手が言い返すこともできない
・周りも気を使ってしまっている
・そのため、はなさんに仕事が集中している
   
ということを率直に、そして丁寧に伝えてみてください。
  
このことで、はなさんにとって、
職場が暗い場になってしまっていることを伝えてみてください。
  
繰り返し、職場をよりよく、Aさんとより良い関係でいたいために、
このことを伝えていること、あくまでも、はなさんが
そう感じているのだということを強調してください。
  
相手が遮って論破してくる可能性があるので、
いつでもAさんが読み返せるように、
紙にポイントを書いて渡して話すのも良いです。
  
また、相手の態度やコミュニケーション法に関しては
具体的にどのように伝えてもらえたら、受け入れられるのかも伝え、
そのようにしてもらえないかリクエストしてみてください。
  
二人だけで機能しないと思われる場合は、
上司も一緒に3者で話し合えば良いです。
 
そのことで、三角コミュニケーションは避けられ、
全員が当事者として向き合うことになりますし、
上司も目を瞑ったままというわけにはいかなくなります。
 
このようなコミュニケーションにはエネルギーを要しますが、
その対価は大きいはずです。
  
Aさんも、これまで力づくでものごとを思い通りに進めてきたけれども、
そのようなやり方はもう通用しないことを学ぶでしょう。
  
それだけでも大きな違いではないでしょうか。
  
また、はなさんはこれまで理不尽な言動に屈してきた自分を
脱却する儀式となるでしょうし、自己効力感も増すことでしょう。
  
この感覚は人生を切り開く上でとても大切な感覚です。
 
相手がどう変わるかではなく、
自分が相手に対する向き合い方をどのように変えることができるか
の方がより大きなインパクトがあり、自己効力感を高められます。
 
勇気をもって一歩前進してください。
  
          
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今日は、ポチさん(50代・派遣社員)のご相談にお答えします。

【Q】娘の恋愛を心から喜べません。

はじめまして。
いつも視聴させていただき、勉強させていただいております。

私には、社会人の息子と大学生の娘がおります。息子はすでに独立し、
単身赴任中の主人もおりませんので、娘と二人暮らしです。

娘にはお付き合いしている彼氏がいて、家に迎えにきた時に一度、
会ったことがあります。
また、娘もいろいろな会話やデートのことをよく話してくれます。

ただ私は、夜中に帰ってくることや、写真でベタベタしている様子を
目にすると、なんだかイヤらしくてすごく気分が悪く、
幸せと思っている娘ととても一緒には喜べません。

門限も守っていますが、近い将来、泊まりの旅行にも行きたがるでしょう。
本当に心から一緒に喜べない自分の、恋愛や男女関係に対するトラウマと、
いろいろを含めて許してあげたい葛藤に毎日悩んでおります。

今の私は、どう気持ちの折り合いをつけたらいいのか、
ご指導いただければと思います。よろしくお願い致します。

 
【A】
お年頃の娘さんの恋愛を素直に喜べないポチさんがいらっしゃるのですね。
娘の幸せを喜べないというのはとても苦しいことですね。

本当は一緒に祝福してあげたいのに、いやらしく捉えてしまうとのこと、
もしかしたら気分が悪くなったり、生理的に反応したりしてしまうのかも
しれませんね。

そして、その背景には、ポチさんご自身もおっしゃっている通り、
過去の恋愛や男女関係における辛い体験がポチさんの中にあって、
それがトラウマになり、娘さんの恋愛にも投影してしまうということが
起きているのではないかと推察いたします。

許してあげたいという思いがあると書かれていますが、
どうやら、娘さん自身を許してあげたいということではなさそうですね。

実際に娘さんがしている行為がいやらしいことだとか悪いことだということ
ではないですし、世の中の男女がすべて卑猥なことをしているのかといえば、
そんなことはないわけです。

多くの場合、彼らは男女として自然で健全な関わり合いを持っているわけ
ですから、彼らが問題なわけではないですし、ましてや娘さんが問題なわけ
ではないですね。

許してあげたい対象は娘さんではなくて、ポチさん自身に他ならないのでは
ないでしょうか。

続きは、ビデオでお話しします……

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