20210102

FROM 川畑のぶこ

新年明けましておめでとうございます。

皆さんは
2021年をどのように迎えられたでしょうか。

去年は、本当に変化の年でした。
まったく予測のつかないことが
私たちの人生に起きました。

そして、今、私たちがここにいるということは、
その変化を何とか乗り越えてきている
紛れもない証拠だと思います。

そういった意味で、
新年が明けたこともめでたいことですし、

私たちがこのような状況を何とか乗り越えてきて、
今、このようにオンラインではありますけれども、
向き合っていられるのも、
とてもめでたいことではないかなと思います。

とは言え、まだまだそういった去年の名残から
立ち上がれないような人たちや
まだ苦しみの中にいるような人たちも
いらっしゃるかもしれません。

変化をどうやって乗り越えていったらいいのか。

もしかしたら、今年もまた引き続き、
変化との向き合い方というのは、
私達のテーマとなってくるのかもしれませんね。

どうやって、しなやかに穏やかに、
この2021年を送っていくか、
あるいは、より幸せに豊かに
2021年を送れるかということに関して、

昨年末に出会った、とても素敵な言葉とともに、
皆さんにシェアさせていただきたいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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20201123

FROM 川畑のぶこ

今日は、リラさん(30代・セラピスト)のご相談にお答えします。

【Q】
小学3年長女と1年長男と4人家族です。 その長男の悩みです。

小学校に上がってから、すごく怒りっぽく、何か気に入らないと
「バカ、死ね、クズ、クソババァ」などの汚い言葉を吐き散らします。

初めは、「死ね」を覚えて使うので、なんて言葉を言うの!と
厳しく怒っていました。しかし、何度怒られてもやめず、
更に覚えてくるので、私もかなりのストレスで。

1年生で、しかも公立保育園上がりで毎日遊ぶだけの環境から、
コロナ休校を経ていきなり小学校のお勉強モードに慣れないからか、
1学期は「学校行きたくない」と毎日言うので校門までついていってました。

その本人のストレスもあるし、公文とプールとサッカー3つの習い事をして
いて、特にプールは行きたくないと言い出すけれど、なんとかして連れて
行くので、そのストレスもあるんだとも思っています。ただ、本人がやると
言ったものなので理由なく辞めさせたくなく、クロールができるまで
頑張ろうねと伝えています。

あと、行きたくない理由はお友達と遊びたいからです。遊ぶ事はとても
良い事だしわかるのですが、習い事がない日や終わってからは遊べるので、
気持ちの切り替えを覚えて欲しいと思っています。

お友達と遊んでる時は我が道を行くタイプで、虫好きなので他の子が
飽きても、来る日も来る日もセミ捕りをしていたり、鬼ごっこしたければ
したくないという子と殴り合いの喧嘩をした事も。外でもやんちゃな子と
いうイメージなんだと思います。

我が子は相手が悪いと言いますが、人を蹴ったり殴ったりして怪我を
させたら、その時点で自分が悪くなってしまうんだよ、と家で叱ると、
「ぼくなんていなくなればいい、いなくなるわ。ぼく死にたい」と言うの
です。私は悲しくて悲しくて。

保育園ではトラブルなかったので戸惑うし、自己肯定感が低い子に育てて
しまっているのでしょうか。習い事が早すぎたのか、辞めさせるべきなのか、
いろいろ分からなくなっています。

【A】
小学校に入ると、周りのお友達や、ギャングエイジのお兄さん達などからも
影響を受けたりしますし、そういった人たちの言葉使いを真似したりする
ことはよくあるわけですが、幼稚園や保育園では使わなかったような言葉、
特に「死ね」などという言葉を使われてしまうと、
母としてはもうショックでしかありませんよね。

さぁ、今日のテーマは何かなと考えたのですが、敢えて「生きる目的」、
人生の意味とか人生の目的ということを柱にして回答したいと思います。

おそらくリラさんが母親としていちばん悩んでいられるのは、息子さんの
「ぼくなんていなくなればいい」「ぼく死にたい」という言葉でしょう。
そんな聞くに耐えない言葉を、なぜ口にするのでしょうね。

ほとんどの場合、本当に死にたいと思って言っているわけではありません。
ぼくが生きていること、存在に値することを認めてください、承認してくだ
さい、愛してくださいという裏返しの言葉、と受け止めてみてください。

今年はコロナもありましたし、子どもたちには、親の想像以上のストレスが
かかっていると思います。本来なら、入学式から始まって、学校やお友達に
徐々に慣れていって、社会的に学んでいくものが、今年は、自宅で過ごす
ことを強いられた時間が長く、秋にいきなり学校生活がスタートするという
イレギュラーな流れでしたね。

これは、ある児童・生徒さんたちにとって、あるいはご家庭にとっては、
非常に酷な状況だったと言えると思います。

また、その子のパーソナリティもありますので、リラさんの息子さんにも
きっととても大きなストレスがかかったのでしょうね。

習い事をどうするかということと併せて、息子さんとの関わり合い方、
言葉がけに、ちょっと意識を向けてみるとよいでしょう。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ルミさん(50代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は、何か決断した後にいつも、この決断は失敗だったのではないか、
もう片方の方がよかったのではないか、と後悔してしまいます。
少し前は、家という大きな買い物をして、もっと考えて行動すればよかっ
たという思いが抜けず、悶々とする日々が続きました。

自分に自信がないからなのでしょうか。決断力がないというわけではない
と思うのですが、何か決めた後に決まって、本当にそれでよかったのだろ
うかという迷いと不安に襲われます。

毎回そうだと、さすがに疲れますし、自分が嫌になります。
どうしたらいいのでしょう。心の持ちようを教えてください。

ちなみに、これまでに後悔しなかったのは結婚だけです。
~~~~~~~~~~~

きっと視聴者の方は「結婚を後悔しなかったなら素晴らしいじゃない!」
というエールを、心の中で送っていらっしゃるのではないでしょうか。

いろいろなことを後悔したけれど結婚だけはしなかったというのは、
本当に素晴らしい決断、選択をされたのだろうな、とても素晴らしい
ご主人なのだろうなということが伺えますね。

後悔というのは過去を振り返っていろいろと悩んでしまう行動ですが、
まず、過去を振り返ること自体は悪いことではありません。
ただ、どのように振り返るかということがポイントになってきます。

私が「後悔」と区別しているのは「反省」です。反省は積極的にしたら
いいのですが、後悔はあまりし過ぎないほうがいいですね。し過ぎない
ほうがいいから、ではしなくていけるかというと、人生は後悔がつきもの
なので、なかなかそうはいきません。

ただ、ルミさんはかなり高い頻度で後悔ばかりしているとのことですから、
反省に替えていくということが大事です。

反省というのは建設的ですね。過去を分析して、ミスがあったならそれを
未来に繰り返さないように。あるいは、うまくいったことがあったので
あれば、それが未来にも繰り返されるように、という判断をして行動に
違いを起こすための行為になるわけです。

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今日は、飛べない鳥さん(40代・派遣社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
どうして勉強しなきゃいけないのでしょうか? 
43歳のいい大人ですが、質問させていただきます。

子供の頃、机に向かって勉強するより外に出て遊んだり、音楽やダンスを
する方が好きな子供でした。当時の大人たちは「勉強をしない奴は
大人になったら犯罪をする人間になる」と私に言い聞かせていました。
母に、勉強は好きか?嫌いか?を聞かれたとき、正直に「嫌い」と言うと
「なんて事をいう子供だ!」と罵倒されました。

勉強が嫌いって悪い事ですか? 10代の頃は勉強以外の事(お洒落、
遊び、アイドル、異性)に興味を持つと怒られていました。
高校は母の望み通りに、必死に努力して進学校に入りましたが、
授業についていけずにドロップアウトしてしまい
「高い学費が無駄になった」と嫌味を言われました。

成人した頃、就職氷河期で大卒でも就職が難しく、高い学歴を持つ人達
が集団で起こした凶悪事件を見て、大人たちに私の自尊心を傷つけられて
までさせられた勉強って何なんだろう?と思いました。

そして、20年前には花形の会社だったのに倒産した会社があったり、
今は引きこもりのユーチューバーが高い収入を得たりして、
しかもこれからはAIの時代で人間の仕事が無くなっていくという話
ではありませんか?

今、こんな時代になるんだったら、10代の頃もっとやりたい事を
思いっきりやりたかったです。私にとって「勉強」とは「私の青春を
奪ったもの」です。それでもしなきゃいけない勉強って何なんでしょう?
~~~~~~~~~~~

勉強を好きという人はあまりいないかもしれませんね。もちろん、好きな
人もいるとは思いますが、好きか嫌いか、勉強と楽しい遊びとどちらか、
と訊かれたら、遊びの方が好きという人が多いのではないでしょうか。

そういった意味で、飛べない鳥さんは非常にナチュラルで、本当に素直な
方なのだと思いますよ。

まず、勉強しないと「いけない」とか、人間失格だとか、勉強しないやつ
が大人になったら犯罪をする人間になると脅されてしまったようですが、
これはちょっと言い過ぎでしたね。

勉強している人でも罪を犯すときは犯すし、勉強していない人でも立派に
世のため人のために尽くしている人はいるわけですから、これは、ご両親
や周りの人たちが、ちょっと大げさな脅しを飛べない鳥さんにされたと
いうことでしょう。

ただ、これを言葉通りに受け取ってしまってはなりません。親たちは、
どのような動機でこう言っているんだろうと考える必要があるわけです。

実際、飛べない鳥さんが将来犯罪者になることを前提に言ったのでは
なくて、単純に、勉強させるために言ったわけですよね。
パッと何の気なしに子どもを脅して、コントロールする。
自分の思い通りに子どもを動かすために脅したわけです。
脅しというのは、相手を動かすのにいちばん簡単な手段なのでしょう。

では、なぜご両親がそのようなコミュニケーションをしたのかというと、
心配だったからなのです。自分の子どもが幸せに生きられるかどうか、
苦労せずにちゃんと生活して、人生を歩んでいくことができるかどうか、
ここが心配だったのです。

そして、なぜ心配するかというと、愛があるからです。心配の前には
必ず愛があるんですよね。ご両親は、飛べない鳥さんに愛があるから
幸せになってほしいと思う。そして、幸せになる条件として、「勉強
ができること」という、何らかの方程式ができてしまったわけです。

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