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Q:自分の予想外のことが起こった途端、
思考がフリーズしてしまい、
予測できなかった自分を延々と責め続けてしまいます。

直近では、株の売却を先延ばしにしていたら下落、
自分を責め、それに疲れて、
ひいては遺してくれた父を恨む始末です。

私の夫は、「そういうこともある」と思って、
前に進める人なので羨ましいです。

未来をネガティブに考えることで
余計なトラブルを抱えることが多く、
心の持ちようだとわかっているのですが

また良いこともある、と思えるようになるには
どうしたら良いでしょう。

【サイ・60代・女性・主婦】

 
―――――――――――――――――
    
    
A:FROM 川畑のぶこ
      
あのとき売っていれば儲かっていたのに…と
株の動向を正確に予測できなかったご自身を
責めているのですね。
   
さらには、
株さえなければこんな思いをしなくて良かったのにと、
自身を責める状況をつくった父親を恨んでしまうのですね。
   
それが意識的であれ、無意識的であれ、
サイさんの中で、
徹底的に情報を収集したり分析したりすれば、
必ず未来は予測通りになり、
株で儲けられたはずなのにという思い、
  
さらには、すべてが予測通りにならないことには
人生が機能しないという思いをお持ちではないでしょうか。
  
さて、予想や予測というのは、
あくまでも将来の見当をつけることであり、
そうなることもあればならないこともあるという質のものです。
   
そのような意味から、
サイさんは予測できなかったというよりは、
予測したけれど、今回のこの事柄に関しては
その通りにならななった、というのが
より正確な概念の使い方でしょうか。
   
科学技術が発達した現代で、人類の叡智を集結させても、
いまだに天気予報ですら外れることがあります。
   
そのような中で、常に未来の予測を寸分違わず
的中させることは不可能です。
  
株価を予測して毎回的中させる人が
世界にどれほどいるのでしょうか?
   
不可能にチャレンジしようとすると、
私たちは病んでしまいます。
   
株も人生も予測通りのこともあれば
そうでないこともあるからチャレンジであり
躍動がもたらされます。
   
リスクを背負いたくなければ何もしないことでしょうが、
それでは喜びも感じられません。
  
株を売るタイミングを逸したかもしれませんが、
売ったら売ったでやはりもうちょっと
持っておけば良かったと悩んだかもしれませんし、
  
事実その株の価値が未来にどのように上下するかは
未来にならないことには分かりません。
   
人生には喜怒哀楽あり、
すべてが互いに支え合っています。
   
光は影に支えられるように、
ダメなときもあるから良いときが輝きます。
   
蓮の花は泥に支えられていることを思い出してください。
     
そして、これまでもそうであったように、
サイさんが全てを正確に予測できず、
思い通りにことが運ばなくても、
それなりに人生は回ってきているという
事実にも目を向けてみてください。
   
必ずしも取り返しのつかないことには
なっていないはずです。
   
その辺は、ある種人生をゲーム感覚で
チャレンジしてみると良いと思います。
   
落ち込むことがあるということは、
それだけ心浮き立つ
豊かな経験もしている証なのですから。
       
             
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