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先日、サイモントン療法のセラピストで仕事仲間の
あずみゆきこさんと等々力渓谷に行ってきました。

車の往来が激しい主要幹線道路(環状八号線)を歩き、途中、
渓谷への入口から階段を下っていくと、そこは別世界。

鳥がさえずり、川のせせらぎが聞こえ、
都会のオアシスとはこういうことを言うのだと思いました。

先月は多忙を極め、ずっと風邪気味で、
この日も咳が続いており、軽い頭痛と肩凝りもあったのですが、
渓谷へ踏み入ったとたん、全て消えてしまいました。

1時間ほどの散策の後、等々力不動尊でお参りもし、
この日を境に体調が好転しました。

西洋医学の父・ヒポクラテスは
「自然から離れると病気に近づく」と言ったそうですが、
病気になったときは自然に還ることがとても大事なのだ
ということを体験しました。

さて、今日のメルマガでは、
「母親との上手な付き合い方」についてのご質問にお答えします。

心配症の母親のプレッシャーから解放される方法を教えてほしい、
という方です。

シンプルなテーマですので、いろいろな捉え方があるかと思います。

この方にとってどんぴしゃりの的確なアドバイスができるか
分かりませんが、今まで私のカウンセリングルームにいらっしゃった
方々のケースと併せながらお答えしていきたいと思います。

一般的に、男性と女性とでは、
母親との付き合い方がずいぶん違うようです。

カウンセリングの現場で、
男性から「母親との付き合い方」についての相談はあまりなく、
ほとんどの場合、女性が悩んでいらっしゃいます。

私には兄と妹がいますが、兄と母との付き合い方と、
妹や私と母との付き合い方とは違います。

親子関係でのキーワードは「距離感」。

息子と母親との距離感。
娘と母親との距離感。

娘(女性)は、母親との距離感が短いからこその悩みが出てくる
ようです。

そして、「価値観」。

母親には母親なりの幸せの価値観が、
子には子の価値観、生き方がありますね。

「距離感」と「価値観」
それぞれどのように捉えていけばよいのでしょう?

続きは、Videoでお話ししています。

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Ruderer in der Abendsonne

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――――――――――
【Q】35歳の息子とパートナーの将来について

35歳の息子は、自分の夢・目的を持ち
現在パートナー(大学時代の同級生)と生活を共にしています。

アルバイトの息子と正社員で働いている彼女、3年になります。
世間体では、昔の同棲でしょうか。

夢に向かいコツコツと努力をしている息子、
とはいえ将来が見えない35歳。
安定した職業に、きちんと入籍を…と周囲から見られ、
親としてけじめを付けさせるべきだ、なぜ、そうさせないかといわれます。

また、結婚の形にこだわり、内縁関係でいいのか、子供はいらないのか…と。

私たち夫婦は、安定した生活・入籍・子ども・将来はもちろん気がかりですが、
二人の問題だと思っています。

親の気持ちは伝えるが、答を出すのは二人。
幸せは二人が作っていくもので、傍から見える幸せを押し付けたくない
と話しています。

夢の実現を応援し、ともに生活してくれているパートナーに感謝し、
二人がどのように生き方をしていくのか見守りたいと思っています。

これは、親としてはおかしいでしょうか?
友人との価値観の違いに唖然としています。

【60代 主婦 匿名希望】

――――――――――――――――――――

FROM 川畑のぶこ

【A】
35歳の息子さんの不安定な職業に結婚問題。

安定した職業につき、結婚したのなら、
人生の目的である幸福を体験することが出来るでしょうか。

まず、周囲の意見が気になるということに関して、
周囲の人々は息子さんのパーソナリティや幸せの価値観を
深く理解している方たちでしょうか。

その上で、職を変え結婚した方が息子さんが幸せになれると
アドバイスしているのでしょうか。

その人たちは、息子さんのモデルになるような幸せな人生を
生きていらっしゃるでしょうか?

そうであれば、それらの意見に耳を傾けるのは
価値があるかもしれませんね。

無論、だからと言ってその人たちの価値観が息子さんにとって正しい
ということではありませんが、参考にはなるでしょう。

もし彼らがいわゆる「一般論」をかざしてジャッジしているのであれば、
「自分なりに生きる」ことよりも「一般的に生きることが幸せ」という
価値観の人たちもいるということを、しなやかに受け止めて、
果たしてそれが息子さんに合う価値観なのかどうか
振り返ってみてはいかがでしょうか。

安定ということに関しては、パートナーと助け合いながらバランスが
とれているのであればそれで良いという考え方もあるでしょう。

パートナーと別れて不安定になって、これではいけないと思ったので
あれば、そこから変化を起こすことも可能でしょう。

息子さんは決して何もせずにフラフラしているのではなく、
夢に向かってコツコツと努力をしているわけですからね。

素晴らしいことではないでしょうか。

親は子どもに苦労や失敗をしてほしくないと臨みますが、
子どもには失敗や苦労をする権利があります。

親たちがそうであったように、それらの経験からいきいきと学び、
賢く自分自身の人生を切り開く権利があります。

親や周囲はその権利を奪うことは出来ません。

周囲は色々というでしょうが、
息子さんの人生の責任をとってくれるわけではありあせん。

ただし、相手にも相手なりの価値観で生きる権利があるのも
また事実です。

ですから、その違いに過度に反応せず、
自分たちにとって好都合ではないけれども、
そのような人も世の中には存在するし、
そうであっても、自分の人生も息子の人生も機能する、
よってそのような価値観があってOKと、
しなやかに受け入れるが吉でしょう。

周囲の言うことを流すことができず、過剰反応している場合は、
ご自身の中に存在する彼らと同じ価値観が刺激されてのことと
思いますが、そうであれば、もういちど「幸せってなんだろう?」と、
静かに、そして丁寧に振り返ってみることをおすすめします。

自分の幸せと相手の幸せは違っていてOKと、
どちらかが常に正しい必要はないのだと、
心底受け入れることができたのなら、
母親が周囲の意見に煩わされることも無くなるのではないでしょうか。

失敗しないことが幸せではありません。

失敗を恐れずに自己実現にチャレンジし、
たとえ失敗しても、それを学びとしてしなやかに人生を切り開けた
のであれば、そこに幸せの体験があるのではないでしょうか。

がんの臨床で、もし今日が人生最後の日だったらという問いを
投げることがあります。

後悔することのトップは
「周囲を気にしすぎて自分を大切にしなかったこと」
が挙げられます。

もう一度人生を送ることができるのであるとすれば、
真に大切なことは何かとの問いには
「自分に素直に正直に生きる」
というものが最も多く挙げられます。

どうぞ、参考にされてください。

150622

紫陽花を買いました。
我が家の“狭小”ガーデニングスペースに植えるためです(笑)

以前はそこに雑草が生え、その後大好きなポピーがたくさん咲いた
ので、しばらくそのままにしていましたが、それもなくなった今、
何か植えたいなと思ったところ、季節柄、紫陽花がとてもきれいだった
ので、何鉢か買ってきました。

サイモントン療法のセラピストで仕事仲間のあずみゆきこさんが
先日、我が家に泊まった際、スコップを持って土を耕して
草花のベッドを作ってくれました。

こんな立派な紫陽花の鉢植え、近くの二子玉川(東京都)だと
4,800円ぐらいするようですが、これは車でちょっと足を延ばして
長津田(神奈川県)のホームセンターで1,000円で入手しました!

来年は花も増えるかな、と思うと今からとても楽しみです。

さて、今回のテーマは「子育てで後悔している人がやるべきこと」。

今回ご質問をお寄せくださったのは、小学4年生の男の子を持つお母様。

ご自身が常に抑制的で、お子さんと思い切り遊んであげることができず、
これまでずっと「頭で」子育てをしてきたことを後悔なさっている
ということです。

そして、今からでも息子さんとの向き合い方、接し方を変えていきたいと
思うものの、何をどうしたらよいのか分からない、というお悩みです。

子どもにとって、親は最強のサポーターです。

サポーターである親は「いつもあなたを思っているよ」という姿勢を
子に伝え続けることが大切です。
たとえ不器用であっても、「ずっとあなたの味方だよ」という
サポーターとしての姿勢を伝え続けることが必要なのです。

そして、それをスムーズに伝えることができる“魔法の言葉”があるのです。

続きは、こちらのVideoでご覧ください。

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20150617_FB_kawabata

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――――――――――
【Q】主人に大切な人ができてしまって…

こんにちわ 私は結婚16年、子ども二人の4人家族です。
今 夫には私よりも大切に思う人がいて
私とは老後まで二人で過ごすことが想像できないと思われています。

これまで私自身も子育てと体調不良で自分のことで精いっぱいでした。
なんとか毎日を過ごしここまで来ましたが、
正直、早く人生を全うしたいという気持ちで流していました。

今、唯一出来る仕事をしていますが、これも主人がいるからこそ
成り立ってます。
主人に夫婦関係が難しいと言われれば、唯一出来るはずのその仕事も
手に付かず、子どもの世話や家事さえできなくなる精神状態に陥ります。

将来が不安です。
この年齢から独りで生きていくことができません。
何一つ自分の足であるけません。
出来れば朝、心臓が止っていればいいのにと思ってしまいます。

今は、夫婦でいることさえできればと思っていますが 
何かを消化しないと同じ事が繰り返されることも、
どこかで解っています。

すみません。
変な文章だと思います。
不安の中、ここまで書いてみました。
返信頂けたら幸いです。

【48歳 レストラン勤務 こころ様】

――――――――――――――――――――
FROM 川畑のぶこ

【A】
妻が子育てに追われている間に夫が別な女性と関係を持ち始める
というケースは多く存在します。
こころさんのケースはご自身の体調のこともあったとのことで、
本当に大変な状況を乗り越えながら
ここまで頑張ってこられたのではないかと思います。

家族のためにがんばっていたのに…
頼りにしていた人に裏切られることほど辛い経験はないかと思います。

ただ、このような経験も決していたずらに襲いかかってくるわけでは
なく、某かの因果律が働いて起こっている、
すなわち、こころさんの人生に意味あることが起こっているはずです。

『何かを消化しないと同じ事が繰り返されることも、
 どこかで解っています。』

こころさんご自身、心の底では大切な成長の機会であることも
気づかれている様子。

この「どこかで」分かっている感覚を大事にされてください。
不運な出来事ではなく、困難な出来事ではあるけれども、
これを乗り越えることで私自身がぐーんと成長できる、
辛くも豊かな出来事となると信じて前進してみてください。

こころさんのお悩みをお聞きする限り、恐らく
経済的な基盤となっていたご主人と別れると、生活がままならない
ことが大きな不安でいらっしゃることと思います。

『この年齢から独りで生きていくことができません。』

これは明らかに事実でしょうか?
仕事を手に入れるための努力をしてみましたか?
私はまだ48歳で、働く意力満々です!
という意志を相手に伝える努力はしましたか?

20歳に比べて48歳が職に就くのは
難しいというのは事実かもしれませんね。
ところが、イコール「仕事が無い」ではありませんし、
イコール「生活が出来ない」ではありません。

私も過去に50歳から初めて仕事をし始めている人を
何人もみていますし、この女性たちも贅沢こそしていませんが、
きちんと生活を機能させています。

たとえ、ご主人と別れることになったとしても、
養育費や生活費の補償もあるのでしょうし、
この辺は予め法律家など専門家ときちんと話をしておくべきです。

このことで、「なるほど、生活には問題なさそうだな」
と知ることで、安心して前進できるかもしれませんね。

もちろん人生に助け合いは必要ですが
誰か1人にどっぷり依存しなくても、なんとか自立して歩める
という感覚は、本当に尊いものです。

こころさんの魂は、この尊さをこの人生で経験したい
と思っているかもしれません。

その自分の内から湧き起こる感覚に耳を傾け、
その声を信頼して、勇気をもって前進してみてください。

ご主人のことでは、
「まさかこんな大変なことが私の人生に起こるなんて予想もしなかった」
と嘆いたかもしれません。

しかし、まったく同じように、
「まさかこんな素敵なことが私の人生に起こるとは 予想もしなかった!」
という素晴らしい未来が展開する可能性だって十分あるのです。

そんな未来を想像しながら、可能性を信じて前進してみてください。
自分と自分の人生を信じて歩むことができたのなら、
体調も良くなるかもしれません。

男性側からみても、誰かにぶら下がられていると思うと、
重たく感じるかもしれませんが、
生き生きと軽やかに輝いている人には惹き付けられるものです。

ぜひ、そのような機会であることも意識してみてください。
大丈夫、こころさんにもできますよ。

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先日、子供を連れて沖縄に行ってきました。

私は毎年、年に何回かサイモントン療法の関係で沖縄を訪れるのですが、
今回の旅の目的は、レコーディング。

決して私が唄ったわけではありません。
私の親戚が唄いました。

私の実家は今、南西諸島の沖永良部島(鹿児島県)にあるのですが、
ここに島唄や民謡を唄う唄者がいます。

私の親戚がボーカルと太鼓をやっていて、
その友達が三味線などをやっているんですが、
今回は、この沖永良部島の音楽を残すために
沖縄までレコーディングに行ってきたんです。

沖縄や奄美の音楽は世に出回っているんですが、
沖永良部の音っていうのは、あまり出回っていません。
発信している人がいないんですね。

沖永良部島の音楽というのは、琉球でも奄美の音楽でもない、独特なんですね。
私は沖永良部島の音楽を聞くと、ジワ~と魂が満たされていくんです。

このままでは、彼らが歳をとってしまうと彼らの音楽が残らなくなってしまう。
それでは寂しいと思ったので、私も噛んでレコーディングすることになったわけです。

全身でリズムと歌を感じて、忙しかった5月の疲れが吹き飛びました。
喜びを感じることができました。

皆さんは、自分も満たす作業に取り組んでいらっしゃいますか?
自分を満たす作業は人生の大切な仕事です。ぜひ、取り組んでみてください。

さて、今日も皆さんから寄せられた質問をテーマにお送りします。
テーマは、「苦情やクレームから心を守る方法」です。

お仕事の関係などで、激しいクレームや
苦情に対処しなければいけないことってありますよね。

そして、激しく感情をぶつけられると、
圧倒されてしまって、心が傷ついてしまうことがありますよね。

クレームや苦情に込められた激しい感情から、
あなたの心をどう守っていけばいいのか?

ポイントは、
「相手の感情というのは、相手がどう物事を受け止めたか」
で決まってくるということなんです。

あなたが相手の感情に責任を取ることはできません。

こちらのVideoで詳しく解説しています。

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Adorable little girl in blooming cherry garden

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――――――――――
【Q】娘に友達がいるのか心配です

いつもメールマガジンを有り難く読ませていただいています。
海外に在住しており、この夏で、まる12年になります。

私の悩みは、娘のこと、そして、自分の心のことです。

娘は小学一年生で、学校で友達が少なく、
それを私が(勝手に)不憫に思っているのです。

娘は、一歳半の時に、「軽度の脳性小児麻痺」
という診断を受けました。
彼女の脳のどこかが、通常とは異なる状態で、
それによって、「体の筋肉が弱い」という状況がもたらされています。

お陰様で、学校生活には支障のないレベルにまで、
彼女の身体機能は発達しており、
私が何も言わなければ、娘に脳性小児麻痺の状態があることは、
普通の人は、気がつかないと思います。

「ちょっと、運動神経の鈍い、どんくさい子」
としか映らないと思います。

ただ、「筋肉が弱い」ために、いまだに口からヨダレが出てきて、
それを彼女は人に言われない限り気がつきません。

数年前には、ヨダレのせいで、
1日に数回洋服を着替えなければならなかったほどです。
その頃に比べれば、最近のヨダレの量はとても少ない方です。

ただ、学校でクラスメートの子供たちは
彼女がヨダレを垂らしているのを見てビックリしています。

また、口の筋肉の発達も通常に比べて遅いため、
彼女が話す言葉は、慣れている家族には聞き取れますが、
同年代のクラスメート達には聞き取りにくいこともあるようです。

そして彼女の性格として、内気な方です。

私の心の中に、「友達がいないことは惨めなことだ。
誰からも相手にされないなんて悲しいことだ。」という思いがあります。

振り返ってみれば、私も子供の頃が内気で、
仲のいい友達は少なかったです。

仲良くしていた友達が他に仲のいい友達ができた時、
とんでもない絶望を子供ながらに感じたのを覚えています。
これではいけない、もっと面白い話をして、
その子を繋ぎ止めておかないと、と必死だったのです。

大人になって、子供ができて、ママ友というのでしょうか、
いろんな学校を通しての人間関係が増えていきました。
子供の頃は内気だった私も、年をとるにつれて、
人見知りをしない社交的な大人になっていました。

でも、こちらでは、大勢の中に居ればいるほど、
孤独を強く感じる時もありました。
(今も、時々感じますが、そんな時は自分に自信を持ち、
心の中で自分にちょっと話しかけたりします。)

たぶん、言葉の壁も、あったと思います。

そして、「普通じゃない、 脳性小児麻痺をかかえた」娘を、
受け入れられていない、追い詰められた自分がいたのだと思います。
そんな娘を受け入れられず、元気に産んであげられなかった
と自分を責めていました。

彼女が小さい時に、愛で包んであげれなかったかな、
と申し訳なく思うときもあります。

母親であると同時に、私は、
彼女にとって厳しい(厳しすぎる)セラピストであったと思います。
普通に、みんなと同じように、出来るように。

口では、「人それぞれのスピードがある。他人と比べるんじゃなくて、
昨日の彼女自身と、今日の彼女自身を比べよう」と言っていても、
自分に言い聞かせようとしても、なかなか難しかったです。
正直に言うと、今でも、難しいです。

それは、「私の子供なんだから、完璧じゃないといけない」という
思いが、心の奥底にあったように、思います。

ひどい母親だと思われることを覚悟で申しますと、
普通じゃない我が子を見て、
「どうして、この子が私の子供なんだ」と感じたこともありました。

そして、時が経つにつれて、「脳性小児麻痺という状態があって、
娘は可哀想」と思うようになりました。
娘は愛おしいけれど、脳性小児麻痺が憎いという、感覚でしょうか。

そして、ようやく、最近では、脳性小児麻痺の状態を含めて、
それが娘なんだ。全部ひっくるめて、愛したいと思っています。

学校で娘が、あるクラスメートに話しかけているのを見ました。
でも、その子は、娘に返事をしません。
明らかに、無視しているように私には見えました。
そんな状況を複数回、目にしています。

障害のせいなのか、見た目が違うからなのか
(私が在住しているところは98パーセントが白人で、
 娘は明らかにアジア人です)、
単にパーソナリティーが合わないだけなのか。

母親としては、無視されている娘を見るのは、とてもつらいです。
娘は、あまり気にしていないようです。
でも、あと数年も経つと、気がついて、傷つくようになるのでしょうか。

私は、娘に、まず自分自身を好きになってほしいです。
そして、仮に、仲良くなりたいと思っている子と仲良しになれなくても、
「ちょっと残念だけど、しゃーないな」と
キリッと出来る子になってほしいです。

私が、子供の頃に味わったような、
常に、誰かを追いかけ回さないといけないというような焦燥感を、
できれば味わって欲しくない。

もちろん、友のいない人生は、寂しいものです。
でも、友がいないような場面でも、その寂しさに潰されることなく、
自分を自分で愛していって欲しいと思うのです。

そして、私も、そうでありたいと思うのです。

今、娘は別に悩んでいるわけではなく、
私が勝手に、将来を不安で染めてしまっているのですね。
これでは、駄目ですよね。

私が、自分自身を愛し、キリッと上を向いて笑みを浮かべて、
生活をしていれば、それが、娘にも伝染するでしょうか。。。

なにか、アドバイスを頂けると、とても嬉しいです。

【41歳 ZAMMN様】

――――――――――――――――――――

FROM 川畑のぶこ

【A】
ZAMMNさんの娘さんへの愛が伝わってきます。

子どもには苦労して欲しくない、幸せになって欲しい
というのは親心ですよね。

どうしても人生には苦労がつきものですが、
ZAMMNさんも娘さんの病気を通して
苦労をされていらっしゃることが伝わります。

お母様も娘さんも、
ここまでとても頑張ってこられていると思います。

ただし、おっしゃる通り、親がそれを苦しみと捉えていても、
必ずしも子どもはそうとは限らないということはがありますね。

ZAMMNさんの娘さんの場合は、
ご本人は病気のことを当然のこととして受け入れて、
淡々と生活されていらっしゃるようですので、
不憫に思うより、娘さんの苦労をいとわない魂を
勇者として称えてみてはどうでしょうか。

友達に関しては、「友達がいない」のか
それとも「お母様の望むような数の友達がいない」のか、
区別をしてみてください。

友達との関わり合いも、ニーズはそれぞれで、
多くの友達を持つことが喜びのパーソナリティーの人もいれば、
少ない友達を大切にすることで満たされるパーソナリティー
の人もいます。

娘さんは内気なタイプとのことですので、
交友関係を広げることよりも、仲の良い友人が少しいれば
心が満たされるタイプではないでしょうか。

そうであれば、
「自分とは満たし方が違うのだ」ということを受け入れて、
娘さんなりの関わり合い方=幸せを尊重されることを
おすすめします。

平均的や標準的に生きることが必ずしも完璧でもなければ
幸せでもないということを深く理解されることが大切だと思います。

私たちは
「自分(親)が幸せと感じるやり方で 子どもに幸せになって欲しい」
と望んでしまいがちで、純粋に
「子ども自身が幸せと感じるやり方で子どもに幸せになって欲しい」
と望むことを忘れてしまいがちです。

真のサポートとは、自分が相手に出して欲しい結果ではなく
相手自身が出したい結果を援助することですので、
この辺をもういちど振り返ってみてください。

そのためにはエゴや執着を捨てる必要がありますね。
「平均的に幸せになるのだ!」という執着を捨てることですね。

これには大きな勇気を伴います。
特に日本人には難しく大きな課題だと思います。

娘さんはZAMMNさんの思い通りの人生を歩まないかもしれませんが、
娘さんなりの個性や課題に即した人生を歩み、
人生を切り開いて行くということ

そのことで、娘さん自身のみならず、周囲の人々や社会にも
学びや調和をもたらしていくということを
深く信頼してみてください。

ZAMMNさんやご家族、また娘さんの周囲の人々に、
娘さんの病気を通して起こっている、
(彼女の病気が無ければ 起こりようがなかった)
良い面に意識を向けてみて、その必要性を理解してみてください。

このことには創造力や想像力も必要となるでしょう。

悩まない技術


川畑です。
いつもメルマガを読んでくださってありがとうございます。
コメントをくださってありがとうございます。
いつも励まされています。質問を寄せられるたびに、私自身、学びになります。
これからもどんどん送ってください。

5月は忙しくて、休みがなくて、走っている感じでした。
本当に忙しかったです。

さて、先日、幼稚園の保護者向けに
「イライラ、くよくよを整理する」というテーマでお話ししてきました。

そこで、「人生の目的とは、幸せを体験すること」とステートメントを発したところ、
皆さん、真剣にメモを取っていらっしゃいました。

その後、皆さんで「どんなことに喜びを感じるか」をシェアしてもらったんですが、
ここで出た答えが非常に印象的でした。皆さん、ほぼ同じことをおっしゃるんです。

あなたは、何だと思います? 

答えは、「育児から解放されて、1人でゆっくりする時間」だったんですね。
「さすがに幼稚園生の母」という答えです。

人はないものねだりをする生き物なようですね。
1人のころは、「パートナーが欲しい」「家族が欲しい」
「甥っ子や姪っ子といると癒やされる」と思っていたと思いますが、
いざ家族ができると1人の時間が欲しくなるんですね。

さて、今日のテーマは、「悩まない技術」。
幼稚園児のママたちの話とも共通するところがありますが、ポイントは2つあります。

今日のテーマは非常に重要な話です。
なぜなら、人生の質そのものが左右されるテーマだからです。

詳しくは、こちらでお話ししています。

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poppy perspective

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――――――――――
【Q】姑に困っています

悪気は無いようですが、ちょっと変わった姑に困っています。

心配性で、なんでも勝手にレールを引きたがります。

買う気もないのに20年前の結婚時に買わされたマンション。
そして写真を撮って自慢してまわってました。

がんになったら困ると勝手に入った保険。
子供が落ち着きがないと勧められる宗教。
(お断りしました)
気になることがあるとガミガミ言い、こちらの話は聞いてません。

電話は代金がもったいないとすぐに切れます。
自慢話がまたひどいです。

昔、自分は成績優秀だった。とか、
子供がすごかった(たいしたことないです(笑))とか。

うちの実家の父と舅と比べて、ここが舅の方が優れてるとか。
(比べたらどう見ても父のほうが上です)

最近では、孫(私の息子)が希望の大学に受かったと
自慢してまわっています。
自分の賢い血のおかげだと。

本人が頑張ったことだし、まわりのお子さんもいろいろな状況が
あるので、私達夫婦はあまり言ってません。

それだけ自慢するとまわりのねたみも心配です。

息子が死ぬほど頑張った結果なのに、
変な自慢話に使われ腹が立ちます。
主人が注意しましたが、わからないようです。

子育ても終盤。
我慢していたマンションも引っ越す予定です。
人の話を聞けない不安定な性格の人は
どうにかすれば落ち着くのでしょうか。

もうすぐ80歳です。
話をしっかり聞いてあげても落ち着きません。
他人なら距離を取るのですが。

【49歳 主婦 さくら様】

――――――――――――――――――――

FROM 川畑のぶこ

【A】
80歳の義母の自慢話や人の話を聞けない性格は
どうにかすれば落ち着くか…

残念ながら、難しいですね。

ただし、さくらさんがそのようなお義母さんに
動じなくなることは可能だと思います。

さくらさんは、お義母さんの自慢話に対して
自分(や自分の親族)と比較されて自分たちが劣ると
言われているようで、不快に感じていらっしゃることと思います。

また、そこにさくらさんご自身が、
もしかして本当に自分(たち)は劣るのではないかという疑い
を持っていると、その不安な部分が刺激され、
そんな筈はない!
劣っているのは相手だ!
と過剰に反応してしまいます。

実際は、どちらが劣っているとか
優れているとかの問題ではなく、
優れていようが劣っていようが、
そんな自分を受け入れていないことが大きな問題です。

お義母様も、恐らく生育歴からでしょう。

常に人より優れていなければダメだという思い込み
をもって生きてきたのではないでしょうか。

そうでなければ相手から(特に親)受け入れられないという
思い込みを持って、自分を鼓舞してきたことと思います。

どこかに、自分は素のままではダメだから努力せねば
という緊張感がつきまとっていて、
その姿勢が人生全般にわたってにじみ出てしまっている。

自慢話は「私はOK(なはず)だ」ということを確認する、
いびつな自己承認の手段です。

劣等コンプレックスを持っている人というのは
それが健全に解消されなかった場合に、
一気に優越コンプレックスに転じてしまうことがあります。

自分が劣っていることを認めるのが苦しいので
相手を落として優位に立とうとするのです。

さくらさんは、身近な人なので、格好の対象となるわけです。

お義母さんは、本気でさくらさんやさくらさんの親族が劣っている
と主張したいのではなく、「ほら、私たちは大丈夫でしょう?」と
自分がOKであることを必至に確認しようとしているのです。

あなた(たち)がダメだというのが主訴ではなく、
自分(たち)は大丈夫だというのが主訴です。

レールを引こうとするのも、
マンションの写真や子どもの合格を触れて回るのも
私は大丈夫なんだと、幸せなんだと
周囲に訴えながら確認することで、
惨めで不幸かもしれないという疑念を
必死に晴らそうとしているのです。

よって、不器用で必至なそんなお義母さんを、
慈悲の気持ち見つめてあげてください。

間違っても、さくらさんの劣等コンプレックスを克服するために
お義母さんの優位に立とうと、同じ土俵で不毛な心理的争いを
しないように気をつけてください。

さくらさんもお義母様も、それぞれに豊かな個性をもった
魅力的な存在ですから、そもそも競う必要はないのです。
不幸は本人がそのことに気づいていないことです。

自分自身に一生懸命言い聞かせようとしているお義母さんに、
そうねと頷いてあげるのが良いのか
適度な距離感(物理的か心理的か両方か)を保った方が良いのかは、
さくらさんの叡智に従って決めてみたら良いと思います。

いい嫁でいるために、全てを抑圧する必要はなく、
時として素直になってよいと許可を与えてあげてください。

150601

こんにちは、川畑のぶこです。

いつもたくさんのご質問、リクエストをお送りいただき、
本当にありがとうございます。

どんな質問がくるのか、本当にいつも楽しみです。

今日も、みなさんからの質問をもとに
メールマガジンをお送りします。

今日のテーマですが、
「苦手な人との付き合い方」です。

「苦手な人とどう付き合うべきか」
に腐心されている方が多いようですね。

そして、多くの方が、
「何とかしなくては」という問題意識をお持ちのようですね。

さて、こうした人間関係の問題を克服していくには、
心のメカニズムを知ることが重要です。

なぜなら、
人間関係の問題に対して
ノウハウやテクニックで対処しようとする人がいますが、
問題の本質はそこにはありません。

因果関係が無関係な対策を実施すると、
骨折り損のくたびれ儲けになりがち。
非常に残念な結果に終わってしまうのです。

ポイントは、3つあります。

重要なのは、心のメカニズムを知り、
3つのポイントを意識すること。

こちらのVideoで解説しています。

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