20210712

FROM 川畑のぶこ

今日は、こまどりさん(60代・女性・団体職員)のご相談にお答えします。

【Q】
実の妹のことです。

若い時から躁うつを繰り返しておりましたが、
最近は比較的落ち着いていました。
精神科へは定期的に通院し、薬は継続して飲んでいます。

ところが最近、
一人暮らしのマンションで倒れてしまいました。

たまたま居合わせたデイサービスの方が
救急車を呼んでくださり、入院しましたが、
本人もこのまま一人暮らしだと心配だというので、
その後、食事付きの見守りがある集合住宅に転居しました。

その頃から躁状態、ハイになり、
タクシーで出かけて洋服をたくさん買い込んだり、
外食に出かけたりするようになりました。

そして、不正出血が続いているというので検査をしたら、
子宮体癌と併せて乳がんも発見されたのです。

手術のため入院すると、早朝であろうが、
私が仕事中であろうが、夜中であろうが、
1日に何度でも電話をかけてきます。

癌の手術自体は、内視鏡で行われ、
初期のものだったので安心したのですが、
ハイ状態の妹の行動に困っています。

「病気だから…」と思い、なるべく電話に出て
話を聞くようにはしていますが、
私の方がノイローゼになりそうです。

病気のことを思うと、かわいそうだとは思いますが、
寄り添い方がわかりません。
アドバイスをお願いいたします。

 
【A】
躁うつ病、今は双極性障害と呼ばれていますね。

ハイになったりローになったり、
躁転しているときはとても元気でエネルギーが溢れ、
何でもできるような万能感を抱いたり
高揚した気分になったりします。

ところが、ひとたびドーンと落ちてしまうと、
何もしたくなくてふさぎ込んこんでしまったり
もう死にたいと思ったり、辛い状況になってしまう。

このアップダウンをジェットコースターのように繰り返す、
ご本人も周りもとても辛い病気です。

治療に関しては精神科医にかかっているということなので、
薬をやめずに、治療を継続することが大事になってきますが、
同時に、どう関わっていくのがよいのか、関係性について
こまどりさんは悩んでいらっしゃるのですよね。

実の妹さんですし、愛する家族ですし、当然のことながら
思いやりをもって寄り添っていらっしゃることと思いますが、
寄り添い方、思いやりのかけ方に関して、
一体どこまでが健全でどこからが不健全なのか。
これは、とても難しく、悩ましい問題ですね。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210222

FROM 川畑のぶこ

今日は、カフナさん(40代・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
双極性障害という精神疾患をもつ夫との生活
について悩んでいます。

夫とは遠距離交際後、約1年前に入籍し、
夫の地元で2人暮らしです。

交際中から精神疾患について
知らされていましたが、
定職もあるし、結婚は縁やタイミングだと、
病気のことはあまり深く考えずに
結婚生活をスタートさせました。

しかし、現実は甘くなく、
想像以上に病状はシビアで、
気分の浮き沈みが激しく、
不安定な言動に振り回されています。

アルコール依存気味でもあり、
酒量や飲酒機会はかなり減らせているものの、
酔うとさらに不安定になり、
「死にたい」と包丁を持ち出したり。

また、先日は突然、鍼灸師を目指すと言って、
働いていた会社を退職してしまいました。
その後専門学校を受験し、
合格までこぎつけるも気が変わり、
結局入学を辞退してしまいました。

この一連の行動にいちばん落ち込んだのは夫自身で、
無職になると一気に落ち着かなくなり、
とうとう医療機関に入院してしまいました。

もともと夫は頭が良く、性格も温厚です。
自身の病気についてもよく理解しており、
通院や服薬も欠かさず、
なんとか症状を落ち着けたいと努力し、
もがいています。
本人がいちばん苦しんでいるのだと思います。

そんな夫に自分が寄り添い、病気に共に向き合い、
支えていかなければならないのでしょうが、
慣れない土地で相談できる友人や頼れる家族もおらず、
とても孤独で余裕がない状態です。

また、私自身、この土地になかなかなじめず、
就職してもすぐ退職してしまいました。

自分の意思で嫁いで来たのに、
本音は以前の生活が恋しく、
「こんなはずじゃなかった」と
自分の地元に帰ってしまいたい心境です。

夫への愛情はありますが、
一緒にいると不安で気が休まらず、
喜びや幸せを感じることができません。

闇を嘆くばかりでなく、
日常の些細な幸せや光に目を向けて
自分なりに生活を楽しみたいと思いますが……。

どうかアドバイスをお願いいたします。

【A】
カフナさんのご主人への愛と、そして誠実さ、
また、自分が一度決めたことなのだから
きちんと初志貫徹しようという意気込み、
自分自身と相手へのコミットメントが伝わってきます。

まず、ご結婚前は遠距離恋愛だったということで、
一緒に生活してみてどういう状況かということを
具体的に知っていたわけではなかったんですよね。

結婚後、初めて分かったということのようですから、
あまり自分を責めすぎないでください。

誰も未来の予測など正確にできませんし、
ましてや双極性障害という病については、カフナさん自身も
ご主人と会うまではさほど詳しくなかったと思います。

精神的に悩んでいる人が世の中にいることは知っていても、
それはあくまでもイメージの中でのことであって、
具体的に一体どういうことが起きるのかというところを
明確に想像できる人は少ないと思うのです。

カフナさんもご主人と初めて一緒に生活をしてみて、
この病気の実際というのを知ったことでしょう。

もし、仮にそれを結婚前に知っていたら
本当に一緒になったかどうかというのは、
わからないわけですよね。

おそらく、その点でカフナさんは
悩まれているのだと思いますが、
ただ、ご主人に対して愛情はあるということですので、

愛って何だろう、
どのような愛の形を自分は望んでいるのだろう……
このように考えていくとよいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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