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びーぐるさん(50代・女性・会社員・栃木県)
のご相談にお答えします。

【Q】歳下の夫とは結婚21年目です。
夫婦関係について悩んでいます。

子供は進学を機に家を出て、
今は夫と2人の生活です。

夫も私も、仕事と趣味があり、
お互い干渉せずに好きなことをして、
寝室も別々で、まるでルームメイト
のような感じで暮らしています。

一緒に食事をしたり、会話はありますが、
性的な関係やスキンシップは
10年以上ありません。

一時は、私のほうがそれを問題だと思って
いたので働きかけの努力をしましたが、
夫のほうが全く問題と思っていないので、
関係改善を諦めてしまいました。

それは、とても悲しいことでしたが、
それ以降は自分の性的欲求に
振り回されないよう、
自分を磨くことに目を向けて来ました。

子育てや仕事が忙しかったので、
問題を直視して来ないで済んだとも言えます。

夫は、そっけない性格ではありますが、
経済観念がしっかりしていて真面目です。
一家の主人としてとても頼りになる人です。

子煩悩ではありませんが、
子供の成長の節目には
ちゃんと立ち会ってくれています。

私は、幸せとは、追い求めるものではなく、
感じるものだと思っています。
夫は、私にないものを持っていて、
今も尊敬の気持ちはあります。
せっかくご縁があったのだから、
死ぬまで添い遂げたいとも思います。

ただ、スキンシップや性的、精神的な
繋がりを求めてしまう自分もいます。

数年前に、人間的にとても尊敬できる
同世代の男性に出会いました。
その方とは、ボランティアを通して
知り合ったのですが、

他者への愛や、利他の心など、
大らかで慈愛に満ちた心に
いつも癒されています。

夫は、学歴や偏差値は高いのですが、それを
自分や身内のためにしか使わない人です。
もっとも、私も、多くの人も、
そうだと思います。

でも、その方は、自分の持つものを
他者のために使う人です。
信念や信仰心を持っていて、
世の中を良い方向に導きたいという
素晴らしい志もお持ちです。

彼は、今は独身のようです。
もしかすると、ご家族にとっては、
彼の博愛精神は大変なこともあった
のかも知れません。

夫とは、政治や歴史、思想、
スピリチュアルの話をしても、
面倒がられることが多いのですが、
その方とはずっとそんなお話が
できる感じです。

2人でそんなに深い話をしたことは
ありませんが、そんな気がします。

ボランティアのことでたまにいただく
LINEがとても嬉しかったり、
仲間みんなにくれるお土産が嬉しかったり、
密かにときめいています。

良い年した家庭持ちの50女が色ボケして
いて気持ち悪いと自分でも思いますし、
もしかすると単なる更年期かもしれませんが、
彼とハグする妄想をしてクラクラして
しまいます。

これからどうしたいのか、
自分でも分かりませんが、無駄に人を傷つけず、
下品な女性にはならず、でも、幸せになりたいです。
そして、周りの人も幸せにしたいです。

おそらく、今の私にとって、
愛する男性との性的な繋がりや、
スキンシップが必要なのだと思います。

もう50代ですので、これは、いつかは
欲しなくなるものなのでしょうか。また、
欲しなくなるにはどうしたら良いでしょうか。

とりあえず、読書や自己啓発をしたり、
スポーツをしたり、
あまり深く考えないようにはしています。
よいアドバイスをお願いします。

【A】びーぐるさん、率直にご相談
くださってありがとうございます。

50女が色ボケして、なんて卑下するような
言葉がありましたが、そんなことありません。

何歳になってもこうして、ときめきや
輝きを持って、そして性的なニーズも持って
いるのは、とても健康的で喜ばしいことです。

まだまだ女性性も豊かで、アクティブで
健康的な女性なんだと、
まずはご自身を認めてあげてくださいね。

過去にご主人に伝えたことがあるとのことですが、
もしかしたら、ご主人はびーぐるさんの訴えを
軽く受け止めたかもしれません。

なので、いま一度、びーぐるさんのニーズを
伝えてみる価値は十分にあると思います。

真剣であり、深刻にもなりかねない悩みであり
欲求なんだということを、
率直に伝えてみませんか?

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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こんにちは。
「ココロの学校」事務局です。

いつも「ココロの学校」ブログ
ご覧いただき、ありがとうございます。

今日は、お願いがあります。

心理療法家・川畑のぶこの
「YouTube公式チャンネル」に関する
アンケートにご協力いただけませんか?

いますぐアンケートに回答する

 

スクリーンショット 2025-09-27 13.49.47

 

川畑のぶこYouTube公式チャンネル
2014年の開設以来、

メンタルヘルス
心理的ウェルビーイング
自己啓発・自己成長
人間関係・コミュニケーション
マインドフルネス・瞑想
ストレス管理・感情コントロール

などに関する川畑のぶこのメッセージや
皆さまから寄せられた“お悩み相談”への
回答などを中心に、
600本を超える動画を配信、
たくさんの方に視聴いただいてきました。

毎週、月曜日にお送りしている
「ココロの学校」メルマガからも
YouTube動画へリンクしているので、
「見たことある!」という方も
多いのではないでしょうか。

 

そんな川畑のぶこのチャンネルですが、
開設10年を超え、さらに皆さまの
日々の暮らしや人生の質向上にお役立て
いただけるコンテンツにすべく、

内容のさらなる充実を目的とした
アンケート調査をさせていただくことに
なりました。

日頃、よくご覧いただいている方も、
たまにしか見ないけど…という方も、
ぜひぜひ、
ご意見・ご感想を教えてください!

3分ほどでお答えいただける内容です。
ご協力いただけましたら幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

アンケート回答はこちらから
回答期間:2025年10月5日(日)まで

たくさんのお声をいただけることを
川畑のぶこ、事務局一同、楽しみにしています!

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チワワさん(30代・女性・会社員・高知県)
のご相談にお答えします。

【Q】35歳、会社員です。
小さい頃から父の飲酒が原因で
両親がよくケンカしていて、
その光景をずっと見て育ちました。

酔った父が声を荒らげたり
物を投げたり手を上げたりすることもあり、
母も引かずに言い返すので、
家の中はいつも緊張していました。

3つ上の兄はあまり止めず、
仲裁に入るのは私。

母の味方でいたい気持ちもありましたが、
母にも悪いところがあると感じ、
できるだけ中立で「落ち着いて」と
泣きながら2人を止めていました。

そのせいか、いつも父の顔色を
うかがってビクビクしていた習慣が抜けず、

大人になった今も
人の表情や声のトーンに敏感で、
すぐ緊張してしまいます。

職場でも「迷惑をかけてないかな」
「ちゃんと役に立てているかな」
と気になって、
人と自然体で話すことが難しいです。

NOが言えず、引き受けすぎて
疲れてしまうこともしばしばです。

恋愛もうまくいかず、これまでに
2人とお付き合いしましたが、
いずれも自然消滅してしまいました。

自分の気持ちを素直に出せず、
相手に合わせてばかりだったことが
原因かもしれないと思うと、

「私は人とうまくやれないのでは」
と不安になります。

その経験がまた自信のなさに
つながっているように思います。

生い立ちの影響があるのは確かだと
思いますが、それを言い訳にしていても
前には進めません。

どうしたら人の顔色に振り回されず、
もっと自然体で人と接することが
できるでしょうか。

日々どんな練習や心がけを
していけばいいのか、
アドバイスをいただきたいです。

今の自分を少しでも変えていきたい、
という気持ちは強くあります。

【A】幼少期からご両親の仲裁に入って、
家庭の中が平和であるように、
波風立たないようにと必死だった

リトル・チワワちゃんの姿が
目に浮かんで、胸が締め付けられる
ような思いになりました。

子どもにとって、親というのは
絶対的な存在ですから、

その場をなんとか丸く収めて
自分自身も生き延びていくという
生存戦略が、知らずチワワさんの身に
ついていったことと思います。

でも、ここへきて、
それはやはり窮屈なことだし
人間関係も不自然になるから
自分自身も変わりたい、
と思われたわけですよね。

それは本当に素晴らしいことです。

これまでの他人軸ではなく
チワワさんの自分軸で生き始めた
第一歩だと思います。

そんなチワワさんに
やっていただきたいこと。

それは、これまで「意識」せず
無意識に行なってきたことを、
「意識」する練習です。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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Female,Hands,With,Pen,Writing,On,Notebook

【Q】自分の心のうちを
紙に書いてきました。

うれしい時も黒い気持ちも
素直に書いて、筆跡などにも、
その時の感情が表されています。

でもその紙切れも、
たくさん溜まってきてしまいました。

思いきって捨ててしまうべきか、
でも、自分の分身のようで捨てられず、

でも、自分になにかあったとき、
人に見られたら恥ずかしい…など、
堂々巡りで、結局そのまま
段ボール箱のフタを閉じて戻しています。

どうしたらいいでしょうか。

【ひなみな・40代・女性・会社員】

【A】ひなみなさんが言葉を形にする
ことで、感情や出来事を整理されて
きた様子が伝わってきます。

おそらくひなみなさんにとって、
その歩み自体が、癒やしと成長の
プロセスであったことと思います。

紙片は、ひなみなさんがその時々に
大切にしてきた想いの証ですので、
「あのときの自分」を大切に思うから
こそ、捨てられない気持ちが
出てくるのでしょうね。

そのように、過去のご自身を
大切に包み込むそのような姿勢は
とても素敵なものだと思います。

まずはその気持ちを
そのまま認めてあげてください。

そして、つぎに、断捨離的な視点から
それらを見つめてみてください。

すなわち、
不要・不適・不快に属するものなのか?

それとも
要・適・快に属するものなのか?

それらの紙切れ一枚一枚は…

いまのひなみなさんの心を
支え、輝かせてくれていますか?

未来のひなみなさんに
力を与えてくれますか?

今後も意図的に(偶発的にではなく)
そして、定期的にそれらを振り返って
ご自身に勇気と希望を育む作業をしますか?

そうであれば、それらは日記を
大切にとっておいてときどき振り返って
自身の歩んできたマイルストーンを称え
未来への希望に変換される方がいるように、

生きた関係ですので、今すぐに
捨てる必要はないのかもしれません。

また、全部を取っておかなくても、
心に響く選りすぐりのものだけを
クリアファイルや1冊のノートに
コンパクトにまとめて貼り、

日記帳のように見やすくするのも
良いのではないでしょうか。

あるいは、それらをデジタル化し、
紙は浄化する気持ちで
「今までありがとう」と
感謝の言葉とともに手放すのも
良いかもしれません。

「人に見られたら…」という心配も、
デジタルデータとして保管し、
鍵をかければ問題は解消しそうですね。

このように、
一旦「立派なコレクション」として
きれいに陳列し、ひとつひとつを
称える作業をしてみると、

なんだか心が完了して、
一気に手放したくなることもあります。

もし、そこまで明確な意図も目的もなく
「なんとなく」取っているもので、

一年のほとんどはそれらのメモを
思い出すことも活用することも
ないのであれば、

それらのメモの役割は
すでに終わっているかもしれません。

そうであれば、それらの紙は
箱の中ではなく心の中に
しまっておくことをおすすめします。

ひなみなさんにとって大切なことは、
ちゃんと心が無意識のうちに
記録していることを信頼してください。

そのことで、今・この瞬間と未来を、
過去につかわれることなく
清々しく前進できるかもしれません。

ひなみなさんが大切にしてきた時間は、
すでに心と体にしっかり息づいています。

紙そのものではなく、その経験が
これからの人生の糧であることを
忘れないでください。

ー川畑のぶこ
       
        
ーーー

 
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ブルームーンさん(50代・女性・会社員・福岡県)
のご相談にお答えします。

【Q】50歳、一人暮らしです。

昔から、誰かと一緒にいるより
一人で過ごすほうが好きな性格です。

時々、遊びに行ったり食事をしたりする
友人は数名いますが、休日は読書や趣味に
没頭する時間が何よりの充電です。

でも、ふと「ずっと一人は寂しい」と
感じる瞬間もあり、そのアンバランスさ
に戸惑います。

最近「寂しがり屋の一人好き」という言葉
を耳にし、もしかして自分はこれなのかも
しれないと思うようになりました。

困るのは、人からの誘いへの対応です。

例えば食事に誘われ、
その時点では予定がなくても、
なんとなく気乗りしないときがあります。

本音は「その日は一人で過ごしたい」
なのですが、先約や仕事があるわけでは
ないので、どう断ればいいのか、
とっさに思いつきません。

結局「OK」と返事をし、
後から憂鬱になることもあります。

一旦引き受けてから後日理由をつけて
キャンセルするほうが自然かとも
考えますが、それも理由探しに
苦労しそうで気が重くなります。

子どものころから
「断るのはいけないこと」という思い込み
が強く、可能な限り受けるのが礼儀だと
感じてしまいます。

社会人になってからはなおさら、
仕事面で断ることがうまくできず、
過労気味になったりストレスになったり、
ということが多くありました。

でも本来、人には「自分の時間を
どう過ごすか選ぶ自由」があり、
予定がなくても断っていいはずですよね。

この歳になって、若い頃ほどは
誘ったり誘われたりすることは
なくなりましたが、

それでも人付き合いはこの先も
ずっと続いていくものなので、
自分の性格をもう一度きちんと理解して、

ストレスのない対人関係を築きたいと
思うようになりました。

一方で、一人暮らしでもあるので、
万が一の時に頼れる先や、
何かの時に支え合えるような関係づくりも
大事だよなぁと思うことも少し増えました。

やはりこのあたりも、
「一人」と「他者との関わり」と、
私にはバランスの取り方が難しいなと
感じます。

私のような性格で、この先の人間関係を
どのように築いていったらよいでしょうか。
ヒントをいただけたらありがたいです。

前半で述べたような「誘い」を受けた際に、
当たり障りなく使える「断る理由」の
フレーズも、川畑さんのオススメがあれば
ぜひ教えてください。

【A】自分自身のニーズの満たし方は
人それぞれ違います。

大勢でワイワイ、ガヤガヤやることで
充電できる人もいますし、

ブルームーンさんのように一人の時間が
大事で、趣味や読書に没頭したり、
ファンタジーの世界に没入したりすること
がエネルギー源になるという人は
一定数いらっしゃいます。

とはいえ、
私たちは社会的動物でもあります。

ブルームーンさんがもし、ある程度は
お付き合いもしたいということであれば、
まず、基本的に自分の時間は確保する
ということが大切です。

その比率が6対4なのか、7対3なのか、
もしかしたら、ブルームーンさんは
8対2くらいで、

8割は自分の時間として確保することで、
残りの2割は他者とストレスなく
交流できるのかもしれません。

そのようなご自身なりの割合が
あると思いますので、
ぜひそれを見つけてみてください。

どれくらいの人とどれくらいの頻度で
関わっていたら、ブルームーンさんが
安心・安全でいられるのか、そして
ストレスを感じずにいられるのか、

人数と頻度、その基準を数字で表してみる
ことをお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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【Q】48歳、2人の子ども
(18歳の息子と、この春私立高校に
入学した16歳の娘)の母です。

ご相談したいのは、娘の同級生の
お母さんとのお付き合いについてです。

その方とは同年代で、たまたま家も近く、
子ども同士も仲が良くなったことから、
親同士でも気軽にランチに行ったり
出かけたりするようになりました。

とても良い方なのですが、
困っているのが「会うたびに必ず何か
をくださる」ということです。

特に旅行などではなく近場に出かけた時
でも「お土産」と言って
お菓子を買ってきてくれたり、

「この前は娘がお世話になったから」と
ハンカチをくれたり、理由がなくても
「これすごくいいから使ってみて」と
ハンドクリームをくださったりします。

高価なものではないのですが
(おそらく1,000円前後)、
頻度が多いため、私にはかなりの
心理的負担になっています。

センスが悪いわけではなく、
嬉しいと思うものもあります。
ただ、好みに合わないものもあり、
そのたびにどう扱えばいいか悩みます。

娘の目もあるので
簡単に処分することもできず、
ますます気が重くなります。

「どうして毎回くれるのだろう? 
私はそんなことしないのに」と
戸惑います。

ありがたい気持ちも
もちろんあるのですが、

何度も受け取るうちに
「また次も何かいただくのでは」という
思いが先に立ってしまい、正直付き合い
自体をしんどく感じることもあります。

彼女はとても人が良く、
気が弱い面もあるようで、いつも人に
気を遣っているように見えます。

そんな部分も見ているので、
無下に断ると傷つけてしまうのでは?
という予感のようなものも働きます。

でも、このままではきっと変わらず、
また次に会った時に
何かをくださるのだと思います。

どんなふうに関わったり、
お断りしたりすればよいか、
アドバイスをいただきたいです。

【マドレーヌ・40代・女性・
     専業主婦・神奈川県】

【A】ご相談くださり
ありがとうございます。

マドレーヌさんは相手の人柄や
ご縁自体は快く感じつつも、
いただきものが多すぎて
負担になってしまうのですね。

なぜママ友が
こんなにモノをくれるのだろうと
マドレーヌさんは疑問とのことですが、
まず、ママ友が毎回贈り物をする背景
にある心理を見ていきたいと思います。

おそらく彼女は
人に気を配りすぎるタイプで、
人と繋がるのに好意を示す手段として
贈り物を選んでいる可能性が高いです。

「私はあなたの敵ではありませんよ」
「仲良くしてくださいね」と、

友好な関係を築きたい気持ちの表れで
あり、本人にとっては自然な振る舞い
なのだと思います。

そのようにモノを渡し、
受け取ってもらったことで、
気持ちをわかってもらえたと
安心しているのかもしれませんね。

夢にもマドレーヌさんに負担を与えて
いるとは思っていないことでしょう。

マドレーヌさんも相手の気持ちを
無下にしたくないので
合わせていることと思いますし、
それもまた友好の証としての
儀式となっていることと思います。

ただし、この状況が続くと
関係性が重くなってしまい、

マドレーヌさんが不快に思って
相手を避けるようになれば、それは
相手が意図する状況ではありません。

また、マドレーヌさんが抱く感情は
決して心が狭いからではなく、
相手との適度な距離感を大事にしたい
という健全な感覚です。

モノを渡したい相手に合わせてばかり
いては、モノを欲しくない私が
消耗してしまいます。

相手がモノを渡すことで安心するタイプ
の場合、ただ拒否すると傷つけてしまう
ことがあります。

ですので、「あなたの存在だけで十分」
「会えること自体が贈り物」という
メッセージが伝わるように
コミュニケーションを
心がけてみてください。

例えば、ハンカチをいただいたときに、

「ありがとう。素敵ね。でも○○さんと
 おしゃべりする時間そのものが、
 私にとって一番のプレゼントなので
 本当に気を遣わないでね。散財させて
 しまって申し訳なく感じてしまうので」

など、まず、相手の気持ちは受け取りつつ
感謝はきちんと伝えることで、
相手も安心することと思います。

同時に相手への配慮として
贈り物を控えるようやんわり促してみます。

また、ぜひ断捨離を始めたことを
伝えてみましょう。

モノの管理が大変で、
最近、断捨離を始めたこと、
これ以上モノを増やさないことを
大切にしていること、

モノより気持ちや共にいられる経験
そのものを大切にしたいことを伝えれば、

相手を責めることなく、自分の価値観や
ポリシーによりモノを断っていることを
明確に示すことができます。

断酒している人にお酒を贈らないように、
あるいは宗教上の理由で食べ物を避ける人
に無理に勧めないように、相手も
「そういうことなら仕方ない」と自然に
理解してくれるのではないでしょうか?

お相手もマドレーヌさんがダンシャリアン
と知れば、自分を否定することなく
マドレーヌさんが大切にしている生き方
を尊重しようと思ってくれるはずです。

そうでなければ真の友とは言い難く、
人間関係自体の取捨選択が必要なのかも
しれません。

ー川畑のぶこ
       
        
ーーー

 
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0908(大)

FROM 川畑のぶこ

ちび子さん(40代・女性・契約社員・山梨県)
のご相談にお答えします。

【Q】42歳既婚、2歳下の夫と
結婚して1年になります。
夫のことは基本的には好きで、
一緒に笑い合える時間もあります。
けれど最近、
食事に関する彼の態度を見るたび、
小さな違和感と嫌悪感が胸の奥に残り、
このままだと尊敬できなくなり、
やがて嫌いになってしまうのでは…
という不安が頭をよぎります。
私がどんな料理を作っても、
夫は必ずマヨネーズをかけます。
いわゆる「マヨラー」というのでしょうか、
量の多少はあっても、
ほぼ全ての料理にかけるのです。

しかも、ひと口も食べないうちから
当然のようにかけ、さらに足りないと
ソースや醤油を足します。

外食でも同じで、
テーブルに調味料がなければ店員に頼みます。

お腹の空き具合や気分次第で
料理を大量に残すこともあり、
その残し方が子どもっぽく、
私の方が恥ずかしくなってしまうことも。

私は両親から「盛った分は残さず食べる」
「味はむやみに足さない」
と教えられて育ったので、
彼の様子に強い違和感を覚えます。

2年間の交際中も同じでしたが、
注意すると不機嫌になるため
その場はやり過ごしてきました。
けれど、結婚して
毎日その姿を目にするようになると、
どうにも引っかかり、ひどい時には
私は食欲まで落ちるようになってしまいました。

気づけば、食事以外の場面でも
彼に対して小さな苛立ちや拒否感を
覚えることが増えています。

愛情は確かにあります。
でも、その隣に、じわじわと
嫌悪感が居座り始めているのを感じます。

このまま何も言わずにいたら、
その嫌悪が愛情を上回ってしまいそうで、
怖いです。

こんなこと、他の人からしたら
取るに足らないことかもしれず、
相談するのも気が引けるのですが、、、
夫を本当に嫌いになってしまう前に、
彼を傷つけず、怒らせずに、
この気持ちを早めに伝えたほうが
いいような気がして、
思い切ってご相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。

【A】一緒にいる時間が長くなると、
互いの価値観の違いが
だんだんと気になってきますよね。

私も料理を作って
人に振る舞うのは好きですが、
確かに、いきなり目の前で
マヨネーズをかけられたら 
「ええっ!?」と思いますね。

味付けというのは慣れ親しんだもの
があると思います。
家庭によって違いますし、
地域や国によっても違いますしね。
ちび子さんのご主人は
濃いめの味がお好きなんですね。

結婚は異文化交流なので、
文化が違う人と一緒になるというのは
どういうことなのかというのを学ぶのも
結婚の意義の一つだと思います。

価値観のすり合わせというのは難しいです。
そもそも、価値観は違っていて当たり前。
味付けについても、然り。

彼には彼の慣れ親しんだ味、
「落ち着く」味文化、家庭文化がある
ということを受け入れていく。
結婚というのはそのようなチャレンジ
の場でもあるんだということを
常に思い直してみるのは
大事なことかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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【Q】いつもメルマガを拝読しております。
私は40代後半です。
重度知的障害を伴う自閉症の
小6息子と夫の三人家族です。

今回は、夫との関係のことで
ご相談させてください。

夫は50代後半の自営業者です。
元々は、当時勤務していた会社の
上司と部下でした。

優しく穏やかなところ、
自分にはない行動力に惹かれて
7年ほど交際をして結婚しました。

しかし、結婚11年目の今、
とても私に対しての当たりが強く、
しんどい思いをすることが
多くなっています。

特に許せないと思うのは、
何気ない会話のなかで
「私はこう思っています」
と伝えたことを、

「いや、そう思っているはずはない」と
私の気持ち自体を全否定してくることです。

これを言われる度に、
私という人間を認めていないようで悲しく、
涙があふれてきます。

他にも、口喧嘩をしたときに
「社会はそういうもんじゃない」とか、
「他の人に聞いてみろ」とか
言われることもあり、がっかりします。

もし息子がいなかったら…
とっくに別れていると思います。

ですが、障害のある息子を抱えての生活は
自分一人では厳しいとも感じています。

夫は仕事はきちんとしてくれていて、
そういう面はとても尊敬しています。

私自身、周囲とのコミュニケーションが
苦手なので、私の人間性にやはり
問題があるのかなと思うこともあります。

アドバイスをいただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

【ぱぴこ・40代・女性・パート・愛知県】

【A】重度の知的障害を持つ息子さんを
懸命に育てながら、ぱぴこさんが
夫との関係において日々葛藤と悲しみを
抱えて過ごされていることが伝わってきます。

「私はこう思っている」
と伝えているのにもかかわらず、
「そう思っているはずはない」
と返されるのは、

ぱぴこさんがご自身の考えや意見を持つこと
自体を否定されたように感じさせることと
思いますし、とても心が傷つくことと思います。

私たちは、「自分の気持ちを受け止めて
もらえた」と感じたときに安心し、
相手に対する信頼感を築いていけますし、

逆に、それが踏みにじられると
相手を信頼できず、
自尊心も大きく揺らいでしまいます。

ですから、ご主人の配慮に欠けた言葉に
ぱぴこさんが傷つくのは
当然のことだと思います。

ただ、ぱぴこさんがご主人とこれからも
二人三脚で息子さんをサポートしていこう
と思うのなら、ご主人の態度の背景を
深く理解する姿勢も育んでみてください。

もしかしたら、ご主人が自分の正しさに
しがみついてしまう理由に、
息子さんのためにも現実を完全に
コントロールしなければならないという
強いプレッシャーがあるのかもしれません。

その結果、相手を思いやるゆとりを
失ってしまっているのかもしれません。

アウトプットは異なっても
動機はぱぴこさんと一緒かもしれませんね。

無論、だからといって
ぱぴこさんの気持ちを否定してよい理由
にはなりません。

ここで、ぱぴこさんに大事にしていただき
たいのは、相手を変えようとするのではなく、
たとえ夫婦であっても適度に境界線を
引きながらご自身を守るということです。

まず、ぱぴこさんがご自身を守るための
アプローチとして、ご自身のフィーリング
を率直に伝えてみてください。

たとえば「私は実際そのように感じている
ので、そのような言われ方をすると悲しい」

ぱぴこさんがそのような感情をもっている
こと自体は “事実”として
淡々と表現してみてください。

考え方や意見は正しいとか間違っていると
いう議論に陥りやすいですが、

どう感じるかというフィーリングには
正しいも間違いもなく、
ただそれがあるかないかですので、

ぱぴこさんがどう感じるかを
伝えてみてください。

その結果、ご主人がどう反応しようと、
ぱぴこさん自身はご自身を否定せず、

「私は私の気持ちを大切にする」ことを
思い出して、自分を守ってあげてください。

どんなに尊敬するご主人であっても
人間であり、いびつなところもあります。

夫婦が同じ価値観でいたに越したことは
ありませんが、ご主人との関係は
夫婦であると同時に
共同養育者でもあります。

夫婦関係と子育てのパートナーシップを
区別して考えてみると、
少し心が楽になるかもしれません。

同時に、信頼できる相手やサポートを
夫婦内だけで完結させようとせず、
外にもサポートシステムを
拡充してみてください。

ご友人、支援団体、カウンセリングなど、
ぱぴこさんが気持ちを安心して話せる人や
場を持つことはぱぴこさんの孤立感も和らぎ、
結果的に息子さんのためにもなるでしょう。

すべてを自分や夫婦で解決しなければ
という思い込みから
ご自身を解放してあげてください。

今起きていることは、
決してぱぴこさんの人間性に問題があるから
ではなく、安心して対話できる関係が
築けていないことによるものにみえます。

どうかご自身を責めないでください。

むしろ、こうして自分の気持ちを
整理して伝えられるぱぴこさんは、
しっかりと自己理解力を持った方だと
思います。

ぱぴこさんのご苦労も、息子さんのことを
想ってこそ、ご主人との関係をより良く
していこうとされていることと思います。

どうか、ご自身の心を守ることを
優先しながら、
小さな工夫を積み重ねてみてください。

ぱぴこさんが少しでも心軽やかに
過ごせますよう、応援しています。
       
        
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0901(大)

FROM 川畑のぶこ

あんバターさん(50代・女性・会社員・静岡県)
のご相談にお答えします。

【Q】会社勤めをしている
57歳の女性です。

52〜53歳あたりから、
ホットフラッシュやイライラ、
不眠など、いわゆる更年期障害の症状
が出はじめました。

最近は特に
体力も気力も落ち込みが激しく、
これも一連の更年期の症状なのか
わかりませんが、

今後どうなっていくのだろう?と
ふと不安や虚しさに襲われる日もあります。

今はフルタイムで働いているので
人と関わる機会もあり、適度に忙しく、
なんとか自分を保っていられるような
気がしています。

でも、あと3年で60歳。
定年退職の予定です。

その先、急に社会との接点が
少なくなってしまったら、
自分がますます不調になって
しまうんじゃないかと、
最近とても不安になってきました。

更年期には、
ストレッチやウォーキング、水泳など
体を動かすことが良いと聞きましたが、
もともとインドア派で
運動は得意ではないのもあり、
ついつい後回しにしてしまいます。

会社には役職定年後も
65歳まで働ける制度があります。

以前は「60でスパッと辞めよう」と
思っていたのですが、最近は
「もう少し働き続けたほうが
社会とのつながりを保てていいのかも」
と考えるようになりました。

とはいえ、体力や精神的なゆとりが
保てるかどうかも心配で、
いまはそのはざまで揺れています。

結婚はしておらず、一人暮らしです。
仲の良い友達は数人います。

趣味という趣味はなく、
60で退職したとしても、
その後すぐに何をしたい、ということ
があるわけでもありません。

ただ、働くにしても、
今の会社の仕事とは違う何かで
第二の人生、なんらか社会に関わって
いけたらいいなとぼんやり考えています。

どんな考え方をしたり、
具体的に行動すれば、
更年期や老いへの不安が和らぎ
目標を見出せるでしょうか。

ヒントをいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

【A】あんバターさん、きっと
これまでお仕事に一生懸命
取り組んで来られたんですね。

同時に、とてもお仕事ができる方なの
では、という印象を受けました。

プライベートや趣味の時間に
あまり意識を向けず
お仕事に熱中してこられたからこそ、

定年退職が視野に入ってきた今、
このような悩みが出てきたのでは
ないかなと思います。

60歳で退職するか、
その後も働き続けるかについては、
現時点ではまだ結論が出なくてOK。

実際にあんバターさんが60歳になった時の
感覚や価値観、もちろん気力や体力も含め、
考えて決めていけばいいと思います。

現役で働いている今からあまり
ああしよう、こうしようと計画を詰め込まず
ぜひ、心の中に「余白」をつくることを
意識してみてください。

余白や空白ができると、
今度は自ずとそこに新しいものが
流れ込んでくるものです。

続きは、ビデオでお話しします……

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