Woman,Take,Care,A,Red,Heart

Q:断捨離を学んでいます。
学ぶほどに、私がいま
いちばん捨てたい手放したいと思うものが、
母親業だと感じています。

4人の子供をワンオペで育てているのが
本当にしんどくて、
更年期が始まっているイライラもあり、
毎日死にたいという気持ちにかられて
落ち込みます。

このまま鬱になってしまったら怖いと
感じているのですが、
マイナスに考えてしまうことが
止められません。

こんな私に育てられている子どもたちも
可哀想です。

主人に相談しましたが、
「完璧にやろうとしなければ
 いいんじゃないの?」と、

完璧になんてできていない私に
嫌味かと思うような言葉しか返ってこず、
結局は自分でどうにかしろと
言われているような状況です。

周りに助けてくれる人もいません。

4人をみるのが本当に辛いので、
離婚して2人ずつ引き取り育てないか?
と提案もしましたが、

それも返事という返事はもらえず、
そのまま宙ぶらりんです。
(今の主人の仕事のままでは激務なので
子育ては無理だと頭ではわかってますが)

どうにもならない気持ちを
なんとか違う方に考えたくて、
オンラインショッピングをすることで
気を紛らわせていましたが、

貯金が底をついてしまい、
借金までし始めてしまっています。

これもさすがにヤバいと思い、
なんとかやめたいのですが、
やめられずに悩んでいます。

私はなんのために生きているのか、
何がしたいのか、
どんな本を読んでも答えがわからず、
どうしたらいいか途方に暮れる毎日です。

本当の私は良いお母さんになりたいし、
子どもといる時間をもっと楽しみたいし、
家族の時間を大切にしたい。
そんな気持ちもあります。

でもできない。

なんでなのか、わかりません。

更年期のせいだけではないと思っていますが、
更年期の治療をすれば
少しは良くなるのでしょうか。

一度、なにもかもすべてリセットしたいです。

【M・40代・女性・主婦・群馬県太田市】
     
      
―――――――――――――――――   
   
   
A:FROM 川畑のぶこ
         
大変ななか、
ご相談してくださりありがとうございます。

4人の子育てを孤独に耐えながら
ここまでワンオペでしてこられた
Mさんなのですね。

まず、
Mさんがこれまで取り組んできた母親業に
大拍手をおくります!

どうかMさんも
ご自身を称えてあげてください。

このような状況下で
Mさんが母親業を投げ出したくなるのは
当然のことです。

ただし、Mさんはそれを投げ出せない、
あるいは投げ出してはいけないと
思っているから悩んでいるのですね。

子ども4人を投げ出すなんて
とんでもない母親だという、
罪悪感がご自身を苦しめるのでしょう。

でも、安心してください。

これはMさんに
母性があるからこその悩みです。

Mさんは決して
母性を捨てることはありません。

捨てたいのはあくまでも
「これまでの母親業」です。

今後、これまでのスタイルの母親業を捨てて、
より楽な母親業を探求しながら、
愛する4人の母親でいつづけることは可能です。

そのためにも、まずMさんの課題は
「周囲に助けを求める」ことでしょう。

育児には多くの手が必要です。

すべて自分一人でする必要はありませんし、
それをしている以上
すべてを投げ出したくなってしまいます。

多くの手によって育てられた子たちは
社会とつながる健全な心も芽生えます。

ギリギリまで自分でやって
ダメならサポートを得るのではなく、
ゆとりをもってサポートネットワークを
構築することを心がけてみてください。

世の中にはたくさんの母性が存在します。

たとえ血がつながっていなくても、
周囲の母性が子どもたちを
育ててくれることを信頼して
助けを求めてください。

まず、ご主人とも話し合いをして、
育児のどの役割をどこまで分担できるか
確認してみてください。

「なぜ私ひとり?」
という不公平感を抑圧し続けると、

やがて爆発して、
ならば離婚して2人ずつという
極論に走らせてしまうことと思います。

そのまえに
Mさんの負担がどれくらいあるのか、
夫婦間でどれくらい軽減できるのか
まずは話し合ってください。

そして、Mさんがお住まいの群馬県太田市は
こども課や女性相談支援センターなど、
子育て支援や女性支援を行っています。

また、NPOなど地域の支援団体もありますから、
まずそのような支援窓口に問い合わせて
ネットワークを活用してください。

子育て支援活動では、
同じような課題をもっている仲間の
自助グループなどもあり、そのようなご縁が
Mさんを勇気づけてくれることもあります。

このようにプライベートなサポートと
公的なサポートのハイブリッドで
Mさんのサポートネットワークを
拡充してみてください。

さらに大切なこととして、
更年期がMさんの辛さを助長している可能性は
否めません。

更年期にはイライラや抑うつ、不眠、
意欲の低下などが生じることがありますし、

これらは決してMさんのやる気の問題ではなく
ホルモンの問題です。

そうであれば、
更年期外来や女性外来を受診することで
症状が改善する可能性がありますから、
がまんせずに受診してください。

買い物依存はぽっかり空いた心を、
何かを手に入れる(=買い物)という行為で
満たそうとするものです。

サポートも活用しながらMさんが定期的に
ご自身のための時間をつくって
自分をもてなすことができるようになると、
この依存行為からも解放されるはずです。

経済バランスを崩しながらも
買い物をしてしまうたびに、

「ああ、ここまでして、
 私は必死に満たしたいものがあるんだな」
ということに気づいてあげてください。

4人のお子さんたちのためにも、
Mさんご自身が満たされ充電することが
何より優先されます。

「私には満たしたいものがある。
 そして、それらを健全に
 満たすことができる。」

と肯定的にご自身を満たす姿勢を
育んでください。

苦しみは変化を促すためのサインです。

どうか、
Mさんがご自身に優しくなるための変化を
起こしてください。
     
       
        
ーーー
   
 
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0421(大)

FROM 川畑のぶこ

サリーさん(30代・女性・パート・栃木県)
のご相談にお答えします。

【Q】私は38歳、2歳上の夫と共働き。
小学3年と1年の子どもがいます。
義理の両親との同居の話が浮上しており、
悩んでいます。

現在は、夫の職場まで自転車で15分ほど、
私の職場までは車で20分ほどの土地で
アパート暮らしをしています。

しかし、子どもも大きくなり
手狭になってきたため、
今後の住まいをどうするか、
1年ほど前から話をするようになりました。

本当は、下の子が小学校に上がる前までに
決められたらよかったのですが、
うまく決まらず、今に至ります。

話を続けていくなかで、
夫は「長男だから」という理由で、
義理の両親との同居をうっすら希望
していることがわかりました。

義実家は現在の住まいから
車で1時間ほど離れた場所にありますが、
私の職場とは反対方向。

そこへ引っ越して同居するとなると、
私の通勤時間は車で1時間20分になるので、
現実問題としては
今の仕事を続けるのが難しくなります。

義実家へ引越せば、夫自身も通勤時間は
車で1時間弱ほどかかることになり
車ももう一台必要になるので、
それも合理的ではないと私は思うのですが、

夫は、実家で使っていない車があるから
それを借りればいいと思っているようです。

また、実家の両親の協力を
密かにあてにしてもいるようで、

我々の通勤時間が今より増えたとしても、
子どもたちのことは
両親にも見てもらえるから、
私の負担は今よりむしろ減るだろう
と言うのです。

義両親からは、「今すぐではなくて
いいけれど、いつかは来てほしい」
とも言われています。

義両親はいい人で、子どもたちも
祖父母のことが大好きですし、
義実家のある土地の環境自体は
悪くないと思います。

でも、私は今の仕事が気に入っていて
やりがいもあるので、それを辞めて
引っ越すことには抵抗があります。

仮に義実家から通える仕事を見つけて
転職したとしても、同居している以上、
多かれ少なかれ義両親の手を煩わせる
ことになるのも目に見えているので、
気が進みません。

義両親はまだ元気で、今すぐ介護が
必要になったりする心配はなさそうですが、
同居となるとやはり気を遣うし
肩身が狭くなりそうで、
それがとても不安だし苦痛です。

でも一方では、同居すれば、
家賃をはじめ生活費を軽減できることも
事実で、今後蓄えを増やしていく必要が
ある我が家にはけっこうメリットがある
ことなのかなぁと感じている自分もいます。

本心としては「同居はしたくない」と
思っているのですが、現実問題を考えれば
それも賢明な選択なのでしょうか。

どうしても感情が先に立ってしまい、
頭の中をうまく整理できません。
どのように考えたらよいでしょうか。

【A】どっちも良さそうで、
どっちも問題がありそうで、、、
ぐるぐる回ってしまうお悩みですね。

仕事を変えるとか
引越しをするというのは
人生の中でもとても大きなイベントで

私たちが
そのような大きな決断をする時には
ストレッサーがかかります。

引っ越しだけでも大きいイベントだと
思いますが、そこにさらに
職場を変える、仕事を変えるとなると
ものすごいストレスですね。

きっとお子さんたちの学校も
変わるんですよね?

物理的にも精神的にも
いろいろな変化があるので、
ここは「メリット」「デメリット」を
明らかにしてみることをお勧めします。

「同居」という選択をした際の
メリット・デメリットを
まずはリストにしてみてください。

今わかっているメリットとしては、
家や車のコストなど
明らかに経済的なメリットはある
ということ。

また、自分たちが忙しいときに
義理の御両親が子どもたちの面倒を
見てくれるということ。

一方、デメリットは何か。
これも書き出してみてください。

そして、各項目がサリーさんにとって
どのくらいの比重があるのか、
見てみていただきたいのです。

大きな決断ですので、焦らず
時間をかけるといいと思います。

また、サリーさんの正直な気持ちを
パートナーである夫にしっかり伝える
ということも大切になってきます。

伝え方のポイントなど
アドバイスさせていただきますね。
続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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Q:川畑さま、いつもコンテンツ拝見しています。
この度初めてご相談させていただきます。

私はこれまで家族と20数年住んでいた
東京の自宅を売却し、
賃貸マンションに引越したことを
とても後悔しています。

ローンを完済し、
今後は修繕費等の出費だけで
住んでいられたマンションでした。

主人は長期海外赴任、子供たちの独立。
  
これから私一人で住むには広いこと、
私がマンション内でのコミュニティに
上手く溶け込めていないと感じること等あり
    
売却価格を考えると
このタイミングが良いのかもと
夫婦で話し合った末の決断でしたが、
    
最終的に私の強い希望に
家族が合わせてくれた感じでした。
   

思っていたより売却から引越しまでの
期間が短く、
引越し先を熟考出来なかった事で
   
引越し先の環境にも満足出来ず
当たり前ですが
お金が思ったよりかかっています。
   

私が我慢してあのまま住み続けていれば
素晴らしい環境の中で
余裕のある暮らしが出来ていた、 
    
古くなった不満だった事も
リフォームで対処できたはず、
   
なぜパートをやめてまで
遠方に引越してしまったのか。
   
 
思い通りになったにもかかわらず
今更ながら少し立ち止まって
    
冷静に考えられなかった自分の考えの甘さと
浅はかさで家族を巻き込んで
大切な実家だった場所を手放してしまったと
後悔ばかりしています。
   
 
昔から衝動的に物事を決めがち、
躁鬱気質です。
   
 
今更過去は変えられない現実と
向き合っていかなければと
頭ではわかっているのですが、
なかなか前に進めず鬱々としています。
    
 
気持ちをコントロールし
前向きに進めるよう
アドバイスいただければありがたいです。
   
 
【まりも・50代・女性・無職・埼玉県】
     
      
―――――――――――――――――   
   
   
A:FROM 川畑のぶこ
         
20年慣れ親しんだ家を手放して
引越しをされたのですね。
    
人生には、離れてみて初めて分かる価値
というものがありますが、
    
まりもさんは長年ご自身や家族の生活を
支えてくれた家やコミュニティを離れて
初めてその良さに気づかれたのですね。
   
 
引越しは人生でも比較的おおきな決断ですが、
そのような決断には多かれ少なかれ
後悔は伴うものです。
   
  
また、
何かを得るためには何かを手放さなければ
いけないときがあります。
   
 
そのようなときは、ある程度の痛みは
潔く受け入れる必要があるでしょう。
   
 
もし、
まりもさんが昔の家に住み続けたなら、
  
やはり、
「あのとき引越していれば良かった!」
と後悔するのではないでしょうか?
   
 
「あー、やはりあのときが
 売りどきだったのに」とか、
   
「古いから修繕費がバカにならない!」とか、
「ひとりでは広くて不便で寂しいのに」とか、
   
「もっと馴染めるコミュニティが
 あるかもしれないのに」とかとか…
   
どうでしょう?
   
  
対象の内容をどんなに変えてみても、
対象との関わり方が変わらない限り、
後悔は湧いてきます。
   
 
すなわち、
対象の良いところに注意を向けず、
ネガティブな部分ばかりに目を向けたなら、
    
そして、それらがすべてなくならない限り、
私の人生は機能しないという姿勢が、
今手にしていないものへの執着を
生み出してしまいます。
   
 
20年住み慣れた家の価値は、
離れてみないことには分かりませんでした。
   
 
そのまま、30年、40年住み続けたなら
=それがまりもさんが手にしているものなら、
それ以外のものが理想の人生のための
解決になると信じてしまうのです。
   
 
物事にはポジティブな側面も
ネガティブな側面もあります。
   
 
それでも、まりもさんはその時点での
最善の選択をしています。
   
 
そうであれば、
それはそれでご縁と割り切り、
このご縁から何を学べるかを
考えてみてください。
   
 
それでも今の住まいがどうしても嫌なら、
そこを終の住処にする必要もなく、
また引っ越したっていいのですし、
賃貸ですからむしろ手軽なはずです。
   
 
やはり賃貸は損と思ったなら、
次の住まいは家の売却益で
ダウンサイズの物件を
熟考して購入したっていいわけです。
    
 
今の住まいはそのための繋ぎと
考えることもできますね。
   
 
未来に今回の物件とまた離れるときが来るなら、
そのときに後悔しないよう十全に
今から良さを見つけて満喫してください。
     
 
新たなコミュニティも、
待ちの姿勢でなく、
自ら切り開いていくことを意識することで、
思いがけない素敵なご縁に
恵まれるかもしれませんね。
     
      
        
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0414(大)

FROM 川畑のぶこ

みちさん(40代・女性・会社員・埼玉県)
のご相談にお答えします。

【Q】人との関わり方、特に、
会話の仕方に悩み続けています。

もっと気軽に、適度な距離感で
付き合いたいのに、どうしてもうまくいかず、
いつも疲れてしまいます。

私は43歳の会社員、独身です。

社会人になって長いですが、
人付き合いの難しさはずっと変わらず、
年齢を重ねるほどに
悩みが深まっているように感じます。

幼い頃は、
思ったことをそのまま口にしてしまい、
人を傷つけることが多い子どもでした。

その経験から、「自分は余計なことを
言わないほうがいい」と学び、
次第に静かな性格になりました。

でも本当は、目立ちたがり屋な一面や、
誰かに認められたいという気持ちが強く、
そのバランスが取れずに、
学生時代は空回りすることも多かったです。

社会人になってからは、さらに
人との距離感に悩むようになりました。

話すときに気を遣いすぎてしまったり、
逆に相手に気を遣わせてしまったり、
言葉を慎重に選びすぎて誤解されたり……。

どんな距離感が正解なのか、
いまだによくわかりません。

会話が続かなかったり、
逆に無理に続けようとして
必死になってしまったり、

ふとした瞬間に
場違いなことを言ってしまったり、
雑談が自然にできる人を見るたびに
「どうして私にはそれができないのだろう」
と感じます。

その結果、職場では
仕事に関する会話だけを意識し、
雑談は最小限にしています。

飲み会や懇親会もできるだけ避け、
同期ともプライベートで会うことは
ありません。

新しい友人を作ろうとすることも、
もう諦めてしまいました。

それでもやはり、このままでいいのか
という思いが拭えません。

一人の時間は好きで、
一人旅やライブに行くこともありますが、
それでも孤独を感じる瞬間はあります。

結局、私たち人間は、
人と関わりたいという気持ちが
なくなることはないのだと思います。

今からでも、こんな悩みを
克服できる方法はありますか? 
もっと気軽に、人付き合いがしたいです。

【A】そう、私たちは、
人と関わりたいという気持ちが
なくなることはないと思います。

相手があるからこそ、
自分も生かされていきますよね。

みちさんの悩みは
とてもよくわかりますし、
お辛い気持ちなんだろうなと思います。

克服できる方法はありますか
というご質問に関しては
「あります」。

みちさん、
ソーシャルスキルトレーニング
というのを聞いたことはありますか?

SSTと呼んだりするのですが、
これはもともと発達がユニークな
人たち、自閉的な人たち、

現在は「自閉スペクトラム症」と
呼ばれますが、

仕事や日常生活は
全く問題ないのだけれども、
コミュニケーションや対人交流の
仕方がちょっといびつになってしまう
という特徴がある人たち向けに
開発されたトレーニングです。

みちさんが必ずしも
自閉スペクトラム症だと言っている
わけではありませんが、

もしかしたら、そうかもしれないし、
そうではないかもしれない。
グレーゾーンかもしれません。

もし、これまでにそのあたりを
確認したことがないのであれば、
一度確認してみるのも
いいかもしれません。

ソーシャルスキルトレーニングでは
コミュニケーションや対人関係、
状況判断の練習などを学びます。

発達障害の方のみならず
私たち誰もが習得するとよい
スキルです。

同時に、みちさんはお一人の時間
が好きとのことですので、
それはぜひ大事にしていただきたい
と思います。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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Q:いつも楽しみにしています
娘との関係で悩んでいます。

娘は職場でのパワハラがきっかけで
双極性障害になってしまいました。
   
小さい頃からあまり
私に反抗もしなかったのですが
夫婦仲が悪く喧嘩が多かったこと、
威圧感のある私の接し方、
それもストレスになっていたようです。

今でも精神的に不安定で
子供を産んで酷くなりました。
   
 
先日、娘と孫、私で旅行に行ったのですが
その時に私が孫をベッドに寝かせていて
落ちてしまい、
 
娘が尋常じゃなく興奮してしまい、
なだめようとした言葉で
更に激怒させてしまいました。
 
 
今までも何回も娘を怒らせていることもあり、
次の日、当分実家には行かないから
置いてある服や孫のモノを返すようにと
LINEがありました。
   
 
何回も謝りましたが、
反省の色が無い、謝っても許せない
というLINEがきました。 
     
 
孫に会いたい気持ちと、
また娘を怒らせて
症状を悪化させてしまうかもしれないから
会わない方がいいんだという気持ちで
ごちゃごちゃになっています。
  
 
今は、なんであんな事をしてしまったのか
という後悔でいっぱいです。
   
 
初孫なので会えないのは本当に寂しいです。
  
 
これからどうしていけばいいのか、
会えないならどういう心持ちで居れば良いのか、
アドバイスお願いします。
  
  
【あーちゃん・50代・女性・自営業・愛知県】
   
    
―――――――――――――――――   
   
 
A:FROM 川畑のぶこ
      
娘さんのメンタル面の心配、
あーちゃんご自身の昔の態度に対する後悔や、
お孫さんに会えない寂しさや悲しみなど、
複雑な感情が入り交じる中で、
  
あーちゃんなりにそれぞれのことに
丁寧に向き合おうとしている姿勢が伺えます。
   
 
これは、優しさや深い愛情なしには
起きえないものだと思います。
  
 
人生というのはままならないものです。
   
 
ただし、すべての出来事のタイミングには
学びの機会が潜んでいることも
忘れないでいただきたいです。
  
 
まず、娘さんが
当分実家にいかないと言っているのなら、
いまはその気持を尊重して、
しばらくは静かに見守ってあげてください。
    
 
双極性障害は
躁状態とうつ状態を繰り返すという
症状がありますが、
   
躁状態のときには興奮しやすくなり、
普段より口調が鋭くなって、
相手の意見に対して強く反論したり
無意識に批判的な発言をしたり
することがあります。
  
 
また、尊大な態度や高圧的な態度を取って
相手を激しく罵倒し
傷つけてしまうこともあります。
   
 
さらに、娘さんが出産後で
実家に里帰りをしていたのであれば、
   
出産後はホルモンバランスが
著しく乱れますから、
より精神的に不安定になりやすい状況ですし、
  
本人もおかしいと感じていても
コントロールが効かない状態かもしれません。
   
 
私自身、
息子の出産時にお世話になった産院は、
日本でも屈指の名医が揃う産院でしたが、
   
そこの副看護師長ですらご自身の出産の際、
とくにそれまで健康状態に問題もなく、
   
プロなので産後の子育てには
自信があったのに、育児ノイローゼになり
周囲に助けてもらわざるを得なかったと
おっしゃっていました。
   
 
ホルモンは侮れません。
   
 
このように、
病理が彼女を駆り立てている状態では、
相手があーちゃん以外の誰であっても、
何をしても、どんなに謝っても、
  
娘さんの心が落ち着くことは
ないかもしれませんし、
   
あーちゃんがその時点でのできる限りを
尽くしたのであれば、あとは、
静かに嵐が去るのを待つのみです。
   
 
失敗を反省しつつも、
過度に落ち込みすぎないことです。
   
 
また、双極性障害の病因には
遺伝や性格や環境要因が考えられますが、
   
長年自分の感情を抑圧して
ストレスが発散できないことも
一因と言われています。
   
 
娘さんは小さい頃は反抗せず、
その要因に親の夫婦喧嘩や
母親の高圧的な態度があるとのことなので、
    
娘さんなりに、母親の機嫌をとるのに
かなり我慢を強いられてきたことが
考えられます。

 
そうであれば、お母さんを好きだからこそ、
どこかで恨みの気持ちを抱くのも
自然かもしれません。
  
 
ただ、その恨みは裏を返せば、
もっと私を大切にしてほしかった、
愛してほしかった、
という現れであり訴えでもあるのです。
   
 
ここであーちゃんが
娘さんのいうことを受け入れず、
   
「謝っているのだから許して
 孫に会わせてほしい。でないと寂しい。」
というような態度を取ると、
    
娘さんの目には、
母親が私の気持ちは無視して
自分の欲求を満たすことばかり考えている
身勝手な人、と映ってしまい
辟易してしまいます。
   
 
大切なのは、孫の前に
何より娘さんのことを思いやる姿勢です。
   
 
ここは娘さんの気持ちを尊重して
当分は静かに見守ってあげてください。
  
 
彼女も二度と実家には行かないとは
言っておらず、
「当分は」行かないと言っているのですから、
  
ほとぼりが冷めたら変わる可能性は
十分にあるわけです。
   
 
娘さんは一時的に距離を取ることで、
自分の心を守っているのですから、
そこにズカズカと踏み入れないことです。
   
 
また、いまは躁状態かもしれませんが、
抑うつ状態になったときに
母親(祖母)の助けを必要とすることが
出てくるかもしれません。
   
 
それまでにできることとしては、
心からの詫びを伝え、娘さんが調子よく
幸せでいてくれることが大事で、
    
そのためのできる限りのサポートはするので、
助けが必要になったらいつでも言ってくれと、
あくまでも娘さんのニーズを優先する姿勢を
育みオープンでいることです。
   
 
近くでサポートができないのなら、
小包とともに心のこもった手紙を
送るのもよいでしょう。
   
 
小包は、ついお孫さんのものばかり
送りがちですが、
娘さんを労(ねぎら)うものも入れて
送ってみてください。
  
 
彼女の好きな食べ物や、
育児疲れを労うグッズを入れ
「育児大変だと思うけど、たまには休んでね」
と一言添えるのもよいかもしれません。
   
  
「孫に会いたい!」のまえに
「あなたが何より大事!」という
娘さんをケアする姿勢で接するように
心がけてください。
  
 
娘さんのケアは自ずと
孫のケアにつながるのですから。
   
  
無私の精神でお孫さんと娘さんにとって
真に必要で大切なことを
提供してあげてください。
   
 
娘さんが、
母親は自分のニーズの充足よりも、
私と子どものニーズの充足と幸せに
関心があるのだと
心の底から感じられるようになれば、
関係性は自然と改善していくことでしょう。
    
  
同時に、あーちゃんご自身は、
お孫さん以外でも自己充足できる場を
拡充するよう努めてみてください。
    
 
応援しています!
  
        
ーーー
 
 
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0407(大)

FROM 川畑のぶこ

うめちゃん(50代・女性・専業主婦・東京都)
のご相談にお答えします。

【Q】5歳のトイプードルを飼っています。
毎日近くの公園や川沿いへ
散歩に行くのですが、そこでの
犬仲間の人間関係に最近疲れています。

もともとは、同じ時間帯に
すれ違うことが多い飼い主さんたちと
自然と会話をするようになり、

その流れで、数人のグループのようなもの
ができ、なんとなく毎日、同じ場所で
集まって立ち話をするようになりました。

犬を飼っている人ならわかると思いますが、
飼い主同士、世間話はしたり、
犬の名前を教え合ったりはしますが、

飼い主自身の名前やプライベートな情報は
よほど仲良くならない限りは訊かない、
伝えないのが暗黙の了解です。

なので、そのグループも、
互いに深入りはせず適度な距離感で
関わり合っていて、
人付き合いがあまり得意でない私も
無理なく付き合うことができていました。

が、半年ほど前に知り合って、
このグループにも積極的に関わって
くれるようになった一人のママさんが、
徐々に支配的かつ威圧的な言動を
するようになりました。

犬を飼っている年数が
私たちより長くて経験が豊富なのもあり、
いろいろ教えてくれたり、
我が家のワンコのことも細かく気にかけて
くれたりするのはありがたいのですが、

いわゆる「上から目線」な物言いが多く、
すっかりリーダー的な感じです。

最初は、あらら、ちょっと困ったなぁ
と思っていたのですが、そのうち、
それぞれの名前や住んでいる場所などを
訊いてきたり、LINEの交換を求めてきたり
とエスカレート。

LINEもちょっと抵抗がありましたが、
まぁ、ニックネームで使っているし
本名が知れるわけでもないからまぁいいか、
とアカウントを伝えたのが失敗でした。

いつのまにかLINEのグループができ、
毎日の散歩タイムには「今から出ます」
「◯◯公園でね〜!」など、
メッセージが届くようになりました。

未読のままだったり、既読スルーしたり
すると、機嫌を損ねたり、
実際に散歩で会ったときに
嫌味っぽいことを言われたりするので、
面倒だなぁと思いながらも、

当たり障りのない返信をしたり
スタンプを返したりしてやってきました。

家の用事や自身の体調などで、
いつもの時間に行けなかったりすると、
すかさず「うめちゃん、
今日はどうしたの?大丈夫?」と
LINEがきます。

正直「ほっといて!」という気持ち
なのですが、スルーしてしまうと、
また後で何を言われるかわからないので、
仕方なく返信しますが、
最近さすがに疲れてきました。

元からいる他のママさん2人にも
言ってみたところ、
同じように感じているようでした。

あっさりグループを抜けてしまえば
いいのかもしれませんが、
この地域に住んでいる以上、
散歩で会うことは避けられないので、
ギクシャクしてしまうのも嫌だし、と
モヤモヤしつつも、何も変えることが
できず、惰性で日々を過ごしています。

このような人間関係に、
どう対処したらいいか?と
相談するつもりだったのですが、、、

そんな自分は、もしかしたら、
ひとりになってしまうのが怖いのでは?と
これを書いていて、気づきました。

専業主婦で一日中家にいることが
多くて社会的なつながりも乏しく、
犬仲間でのつながりに、
自分の居場所を見つけようとしている
のかもしれないとも思います。

その彼女の圧力はとても嫌ですが、
グループを抜けるという勇気は、
私にはないのです。

現状を変える勇気もなく、
今日もまた同じように同じ場所に
犬を連れて出かけ、当たり障りのない
会話をして帰ってくるのかと思うと、
自分がなんだか情けなくなります。

犬を介さずとも、自分という存在で
自信を持って立っていられるように
なりたいです。

【A】「うんうん…」と頷きながら
見てくださっている方も
いらっしゃるかもしれませんね。

私もトイプードルを飼っています。

確かに、犬の飼い主同士というのは
犬中心で会話をしますので、
飼い主自身のパーソナルな情報は
あまり共有しないですね。

うめちゃんも、その適度な距離感が
心地よかったのに、
それが侵されつつあってストレスだ
と感じていらっしゃるのですね。

他人との境界線のことを
心理学用語で「バウンダリー」と
言いますが、

このバウンダリーを超えない範囲で
自分のパーソナルスペースを守りながら、
付き合えるといいですよね。

そして、うめちゃん自身も
今回この問題に直面したことで
自分自身の課題を見つけたのは
すばらしいことですね!

他人との関係性を育みながらも
自分自身のニーズを満たしていく
ことはとても大切です。

取り組んでいただくとよいことを
いくつかお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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shutterstock_160134842

Q:はじめまして。
近くに住む70代の義母との関係について
アドバイス頂きたくメールしました。

昨年義父が亡くなり義母は一人暮らしです。

まだ義理の父が入院していた頃、
それまでも一部生活費を負担していましたが、
生活費を援助してほしいと言われました。

その場には私たち夫婦と義弟がいましたが、
その時の義母とのやり取りに
怒りと悲しみを感じました。

また私たちの同意を得ないまま
義弟が勝手に援助の金額を決めました。

その後すぐに義父が亡くなり、
葬式の場で夫は義母に
「弟はお金を援助してくれたのに
 あんたは何もしてくれない」
と言われたそうです。

義弟から援助について報告はなかったです。

葬式代は夫が負担し、その後は可能な範囲で
義母に生活費を渡しています。

この一連の出来事で感じた
怒りや悲しみの感情が
しこりのように残っています。

また義実家はモノで溢れており、
義母は掃除が好きではないので
私の感覚からすると汚部屋状態です。

義実家に行く度に
家の状態を見て悲しくなります。

見かねて台所の掃除をしたことも
ありましたが、
義母は汚れていても気にしないようです。

家の片づけもいずれ
やらなければならない日が来るので、
今のうちから少しずつ片づけようと
夫に伝えていますが何も進みません。

義母とは価値観に大幅な相違があり、
どちらが良い悪いではないと
頭では分かっていますが
彼女の言動に苛立ちを感じます。

もっと気にかけなければと思いますが
思いやりのある対応ができません。

夫も用事があるときしか
母親と連絡をとりません。

夫との関係は良好で、大切な夫の母親を
嫌いでいる状態が苦しいです。

よく相手は自分の鏡だと言いますが、
私は義母との関係から何を学び、
どう自分が変わるべきでしょうか?

アドバイス頂けたら幸いです。

【ももきち・40代・女性・サービス業・富山県】
  
   
―――――――――――――――――   
 

A:FROM 川畑のぶこ
  
価値観が合わず
怒りや悲しみを感じるにもかかわらず、
義母にきちんと向き合おうとする
ももきちさんの真摯な姿勢が伝わってきます。

同時にそのような真面目さが
ご自身をすり減らしてしまっていることも…

このような流れの中で、
ももきちさんが夫と愛ある良好な関係を
保てていることは大きな救いで
素晴らしいことです。

夫婦はもともと他人で、
結婚は異文化交流の場ですから、
ましてやその親兄弟となると
もっと距離感が出てくるのは当然です。

相手と自分の価値が異なるときに、
どちらが良い悪いではないことは
ももきちさんも理解しているとのことですが、
苦しみはももきちさんが
その距離を縮めなければと
努力していることにあるように見えます。

ここはひとつ、ももきちさんが
直接お手柄を立てることにこだわらず、
夫に言いたいことを伝えた上で、
夫の家族のことは
夫に任せてみてはいかがでしょうか?

私たちは、家族であっても、
それが夫婦であっても
適度な距離感というのは大切です。

どちらかに合わせて仲良し家族を演じるべく
ベッタリする必要などないのです。

むしろ、私たちは
自分のパーソナルスペース(縄張り)を
侵されたと思うと、不快に感じたり
怒りを感じたりします。

相手が困っておらず、頼まれていないのに
片づけや掃除をしてはいけないのも
このためです。

良かれとしてあげているつもりが
相手のパーソナルスペースを侵して
関係が悪化するだけという
残念な結果になります。

また、無理をすれば
相手に貸しをつくった感覚に陥りますが、
相手はそもそも自ら頼んでいないので
ありがたく思わないかもしれませんし、
借りを返そうという発想に
至らないかもしれません。

すると、そのことに
恨みの念を抱いてしまいます。

お金の援助も無理せず、
もしそのようなゆとりがないのなら、
それを率直に伝えれば良いだけです。

求められたら与えねばならないと
無理をしようとするから怒りが湧きます。

親はあるのにくれないと思っているだけで、
そもそも与えるお金が無いとわかれば
そこまで要求しないかもしれません。

お金の援助ができないのなら、
はっきりできない、
あるいは少額ならできるなら
そのことを伝えてみてください。

心理学用語にバウンダリーと呼ばれる
大切な概念があります。

バウンダリーとは、
心理的、感情的、物理的な境界や限界を
指しますが、人間関係においては、
個人の価値観、感情、
プライバシーを守るための線引きのことです。

好きでもない相手、むしろ嫌いな相手に
好かれようと無理な努力をして
近づこうとするから、
疲れて相手が嫌になりますし
相手もそれを感じとることでしょう。

バウンダリーを設けて無理をしなくなれば、
相手のことを悪く思わなくて済むように
なりますから、
自分自身も相手も守れますし、
ストレスを軽減できます。

大切にしたいから近づくのではなく、
大切にしたいからこそ
適度な距離を置くのだと
考えてみてください。

健全なバウンダリーは
自他を尊重することに繋がり、
むしろ良好な関係に必要なことと
考えてみてください。

私たち人間は好き嫌いがある生き物です。
みんなを好きになるのは
不自然で不可能です。

たとえ夫のことが好きだからと言って、
夫の大切なものまで好きになる必要は
ありませんし、
夫ですら距離をとっているものであれば
なおさらその必要はありません。

分かり合えないことがあってよい。
全てを好きになる必要などない。
すべての人に好意的に思われなくてよい。
家族であっても距離をとってよい。
価値観の合わない姑は嫌いのままでよい。

といった具合に、
執着を手放す潔さを育んでみてください。

みんなに好かれなくてよい。
みんなを好きになれない私で良い。

ももきちさんは
それでも素敵な人なのですから。

    
   
   
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