Tired,Frustrated,Wife,Feeling,Sad,After,Couple,Fight,With,Stubborn

Q:川畑先生、こんにちは。
   
川畑先生のメルマガを
いつも興味深く読ませていただいております。
  
夫のことでどうしたらいいかわからず、
相談させていただきました。
  
一緒にいて気に入らないことがあると、
その原因が他にあっても(誰もどうしようもない、
流れの中で起こった出来事など)
私に怒鳴ってくることが増えてきたような気がします。
  
なぜ怒るのか?を聞いても、まともには答えてくれません。
 
おそらく、まともな答えが
見つからないからだとは思いますが。
  
「怒鳴られるのは嫌だ。
 私の尊厳が傷つけられたと感じる。」と伝えると、
   
「そう感じるのは間違っている」と言うばかりで、
子どものように拗ねてしまい、話し合いができません。
  
これはモラハラやDVなのでは?と思うこともあり、
相手のペースに合わせないよう、
毅然とした態度を取るようにしています。
 
一方で、年齢的なことを考えると
彼は今、更年期なのかもしれないとも思え、
 
厳しくしたり、突き放したりするのは
かわいそうな気がして、
捨てられたと思われない程度の
適度な距離は保つようにしています。
 
川畑先生が教えてくださる
ビリーフワークをすればいいのにと思いますが、
 
きっと私が言っても
押し付けられているような気がするでしょうし、
抵抗するでしょうから、
 
今のところ、そっと見守るしか方法が見つかりません。
 
どうすれば、
彼の感情の起伏を穏やかにできるでしょうか?
 
自分がハラスメントをしていると認められるように
なるにはどうしたらいいでしょうか?
  
【オハナ・40代・女性・会社員】
  
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
ご主人のモラハラに耐え忍ぶオハナさんなのですね。
 
家庭が寛ぎや充電の場でなく、
ご主人のピリピリした空気によって
心身の消耗も激しくなってしまうことでしょうし、
お辛いですね。
 
オハナさんのご主人はオハナさんと同年代でしょうか?
 
もしそうであり、ご主人のイライラが
とくに最近増えてきたように感じるのであれば、
もしかしたらそれは
男性更年期障害のせいかもしれません。
 
更年期障害というと女性特有なもののように思う
かもしれませんが、男性も40代以降は
テストステロンという男性ホルモンが低下することで、
人によっては更年期障害になる人もいます。
 
その症状には精神面では神経質になったり、
イライラしたり不安や抑うつになったりすることが
含まれます。
 
また、不眠や集中力の低下などもあります。
 
もしそうであれば、更年期障害の情報を伝えて
「あなたの身体が楽になるのでは」
と受診を促すのは良い手段ではないかと思います。
 
男性更年期障害は、放っておくと
心筋梗塞や脳卒中、また認知症などのリスクが
高くなることが報告されています。
 
そのような情報も添えてみるとよいかもしれません。
 
妻からメンタルを変えろというと
抵抗する男性は多いかもしれませんが、
それらの身体症状や疾患を予防したりすることで
身体が楽になるかもと提案すると、
案外すんなりと聞き入れる場合があります。
 
メンズクリニックや泌尿器科など受診した結果、
男性更年期障害とわかれば
ホルモン充填治療や漢方による治療などで
症状が改善する可能性がありますし、
更年期ではなくメンタルな問題と判断されれば、
そこから心療内科や精神科の受診につながる
可能性もあります。
 
専門家の第三者から指摘されることは、
妻からの指摘より効果があるでしょうから、
このような流れで彼が課題に取り組むきっかけを
つくるのは一つの方法ではないでしょうか。
 
同時に、ご主人の態度にオハナさんが
「尊厳が傷つく」ときちんと毅然とした態度で
伝えていることは素晴らしいことです。
 
ハラスメントの認識に関しては、
オンラインでダウンロードできる
パンフレットなどもあるので、
それとなく渡してみるのもよいかもしれません。
 
ただ、性格や人格を否定されていると思うと
抵抗が強まりますので、伝える際も、
ホルモンの異常によりこれらが起こっている
可能性もあるかもという前提で伝えるのは
効果的と思います。
 
暴力に屈さない姿勢は崩さないでください。
 
そしてさいごに、消耗してしまったエネルギーを、
家庭以外のどこかで
きちんと充電してあげてくださいね。
  
ーーー
 
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20220725

FROM 川畑のぶこ

今日は、ユキさん(60代・女性・無職)
のご相談にお答えします。

【Q】
60歳です。両親が亡くなり、
身内が自分しかいない独身の姉に
これまで反論・反抗をしたことがありません。

納得がいかなくても、
言われたことに全て從ってきました。

今回、どうしても納得がいかないことがあり、
初めて従いたくなくなりました。

家族は、反論することに無駄だと言います。
反論したところで、何か変わるどころか、
状況は悪くなると推測されるからです。

でも一度、反論してみたいという欲求が
出てきてしまいました。

反論することと、その結果、起き得るで
あろう状況を天秤にかけると、
従った方が問題はないことは明白です。

でも、今回初めてモヤモヤしています。
やってみたい、初めて反論されて、
思い通りにならない姉の姿を見てみたい、
どのような反応をするのかも見てみたい、
でもやってしまうと、
姉の反応次第で後悔するのかなと。

どうしたらいいでしょうか?
よろしくお願い致します。
 
 
【A】
おそらく、ユキさんは、いつも周りの空気を
読んで行動する方なのでしょう。

いわゆる「いい子で」ずっときて、相手の感情
の責任は自分が取らなきゃというような状態で、
気分を害したくない、害さないように
極力努めてきたのだと思います。

反論というのは、あくまでも反対側の意見を言う
ということで、これ自体は暴力ではありません。
そして、その権利というのは、誰にでも、
ユキさんにも普通にあるわけですね。

なのに、これを言わないできたというのは、
かなり強くて、過激なお姉さんなのかなと
想像しました。

今回ご相談にある、お姉さんへの反論について、
するべきかしないべきかということに関しては、
ユキさんが想定されているお姉さんの反応の
レベルによって、変わってくるかなと思います。

ですが、いずれにせよ、お姉さんの
感情コントロールという課題を、
ユキさんが背負う必要はありません。
ここは、きちんと「課題の分離」を
されることをお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:川畑先生、こんにちは。
   
実は音について困っています。
一般の人より気になる方だと思います。
HSP系も入っているかと思われます。
  
マンションに住んでいるのですが、
私の寝室(ベッド)で寝ていると
枕の下から大きい音ではないのですが
モーターのような機械音?のようなものが聞こえます。
   
下の階なのか上なのか?ですが
枕の下ということは階下かと思われます。
   
自分では頭に響くような感じで眠れず、
タイマーで音楽を流すのですが、
夜中や明け方に目が覚めてしまい、
頭が重い感じがします。
     
やはり、一度気になると余計気にになってしまいますが、
管理組合に相談しようと思いますが
はっきりとわからないものは
対応してもらえないのではないかと思ってしまったり。 
    
どうして音に反応してしまうのでしょうか?
     
昨年コロナになりそれ自体よりも後遺症が酷く、
倦怠感が続き、大変でした。
    
知り合いの先生(ドクターではありません。セラピー関係です)が
私を遠隔調整してみたら脳に電磁波がたまっていると
以前、言われたことがあり、
もしかしてそのようなことも原因なのかな?と感じたり。
   
なんだか、精神的にしんどくなってしまい、
思考も思い込みとかひとつしかないと
集中してしまう傾向があるような気がします。
    
私の悩みの場合、ほかの人だったら気にならないのかな?
私がおかしいのかな?と。
何がなんだかわからなくなってしまっている私です。
     
年齢的にも更年期障害と関係しているのでしょうか?
   
とりとめのない文章ですみません。
色々行動したいと思っても
精神的に疲れているようで停滞気味です。
すっきりしたいです。
   
よろしくお願いします。
   
【ひまちゃん・50代・女性・契約社員】
   
―――――――――――――――――
    
A:FROM 川畑のぶこ
    
音が気になって睡眠の質が低下してしまっているのですね。
しっかり眠れないことで疲れが取れずにお辛いことと思います。
   
ひまさんがこのような音が気になるようになったのは
いつからでしょうか?
   
マンションに住み始めたときからであり、
それ以外の音が気にならないなら、
物理的にベッドや枕の位置を変えたり、
ベッド周辺(または寝室)に遮音シートを貼るなどして
物理的な対策をすることは優先されると思います。
   
もし、これが最近起きているようであれば、
ひまさんの体調と関係してくるかもしれません。
   
その場合、ご指摘の更年期障害の可能性も否めません。
   
更年期障害の症状には、
睡眠障害や不安やイライラなどがあり、
ホルモン療法など、適切な治療をすることで
これらの症状が改善される可能性があります。
   
いちど女性外来など受診されることをお勧めします。
   
また、このマンションに住む前から
音や光や色や匂いなどが気になっている場合は
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の可能性もあります。
   
この場合、物理的な対策をしつつ、注意を向ける対象を
騒音からご自身の呼吸やシーツの心地よさ、
部屋の温度の心地よさなど、好ましいものやありがたいもの
に向けてみると良いのではないかと思います。 
  
ひまさんの繊細さや敏感さは良いことにも使えるわけです。
   
これまでは好ましくないことに意識を向けることに
使われていた繊細さを、自分にとって好ましいことに
意識を向けること使ってみてください。
   
ご自身にしっくりくるセラピーがあるのでしたら、
それらに加えて、このようなマインドフルネスによる
取り組みをすることで、
ひまさんに穏やかさがもたらされるのではないかと思います。
   
ぜひためしてみてください。
  
ーーー
 
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20220718

FROM 川畑のぶこ

今日は、すずめさん(60代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】
いつも自分と向き合うバイブルとして
読ませていただいています。

夫との関係について
アドバイスをお願いします。

夫は、アルコール依存症までは診断されて
いませんが、先日、外出中に倒れ、
救急搬送で手術するまでになりました。

お酒飲みに多い慢性硬膜下血腫という
病気だそうで、確かに2ヶ月前に
頭を血だらけにして帰ってきて、
どこで怪我したか覚えていませんでした。

休職中のため健康保険証がなく、
次の仕事を控えていたこともあり、
傷も小さく血もすぐ止まったので
次の勤務先の保険証発行を待って、
診てもらうつもりでした。

1週間後には退院できるようですが、
回復してまたお酒を飲むと同じことが
起こると担当医から言われました。

夫は元々、私の言うことは聞いてくれません。
今まで、娘の言うことは聞いていましたが、
今回は娘にも怒鳴り出しました。

長年の飲酒の影響で
判断力・理解力が低下しているようで、
体調が戻ったとしても、日常会話などには
支障が出るのではないかと感じています。

普段から他人からどう思われても平気な人で、
寝間着のまま近所のスーパーに行くなど
するため、近所や周囲に対して
恥ずかしい思いをしてきました。

家族としての愛情はあるつもりですが、
今は、責任を持つことに疲れてしまいました。

コントロールしたいなどとは思っていませんが、
近所迷惑や、子ども達への影響を考えると、
私は逃げ出すわけにもいかず、また、本人が
アルコール相談には死んでも行かないと言うのを
仮に私だけが通ったとしても、今度は私の心が
疲弊するだけでなく壊れてしまう気がしています。

以前、夜中に騒がれたとき、
針金ハンガーで夫の首を絞めてしまったことが
トラウマになっています。
 
 
【A】
とてもお辛いですね。
心も体も、そして社会的なバランスも崩して
しまっているご主人を支えていらっしゃる
すずめさんには、相当なストレスが
かかっているのではないでしょうか。

正式な診断は下っていないようですが、
この状況は、アルコール依存症で
ほぼ間違いないと推察します。

ご家族の言うことに耳を貸さないということ
であれば、専門家、医者と連携し、ご本人を
治療へと導くことが必要になってくると思われます。

また、家族として治療に協力していく上で、
患者本人の病理、さらには、そうならざるを
得なかった背景を、深いレベルで理解することは、
すずめさんの苦しみを今よりは軽くしてくれる
ことにつながる可能性があります。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM:川畑のぶこ
        
『病気は無意識による否定的な問題解決者である』

私が師、カール・サイモントン博士の教えです。

先週末から、夫、息子に続いて、
私自身がコロナを発症しました。

夫も私もワクチンを3回打っておりましたし
外出の際はマスクもしており、
できる限りの対策はしていたので意外でしたが、
とりわけこのご時世、
感染症ばかりはコントロールのしようがなく、
無意識もへったくれも無い、
罹(かか)るときは罹る、
罹らないときは罹らないと思っていました。
 
がしかし、私のこの数ヶ月のダイナミズムを見る限り、
すべてを手放す10日間(とはいえこのように
執筆はしているのですが…^^;)というのは、
かーなり、意味がある流れだと感じざるを得ません。
 
実はこのコロナ罹患自主隔離期間中、
私はもともと3年ぶりのロサンゼルス出張が入っていました。
これは心から切望していた出張でした。
 
というのも、この1年間、我が家は
(私にとって不本意な)夫の長期出張が続き、
その間ほぼワンオペで仕事、育児、家事、
親族のケアなど、万年回転レシーバーのごとく
必死に行っていました。

平行して、息子のほうは、ミュージカルのオーディションや
ダンスや歌のコンクールに勝ち抜くなど
予想外の快進撃を遂げるなど、
表向き喜ばしく誇らしいイベントに見えるものの、
親としては物理的に時間と手間がかなりとられ、
喜びのエネルギーと同時に
消耗度も高いイベントが絶え間なく続きました。
 
また、4月からは突如として夫の地方単身赴任の話が湧き、
私や息子や義母も一緒に地方移住を考えるような、
家族全体の計画が根底からひっくりかえるような
出来事が続いていたのです。

結果的にこの地方移住は中止となり、
現状何もなかったように
我が家は平常を装っているのですが、
家庭内調整のために断ったり
滞っていたりした仕事も多く、
そのしわ寄せがこの1ヶ月間続いていました。

いつになく、精神的労働&消耗度が激しかったため
どこかで「心身をリセットしたい」
という気持ちが沸々と湧いてきました。
 
そこで、ちょうど今月カリフォルニアに行く必要のある
案件が浮上したため、これに乗じて、
1週間ほどリフレッシュの時間としようと思っていたのでした。
 
現地では、当該案件の時間を1日割く以外は、基本フリー。
  
気の赴くままに、第二の故郷であるカリフォルニアを
満喫できる旅をひとりで、または気のおけない友人らと
しようと思っていました。
  
セコイア国立公園にドライブしようか、
旧友とビーチカフェへ行こうか、シアターで観劇しようか、
カリフォルニアブルーのもと手足を伸ばした自分を想像しながら…
  
往復の機内も、ダラダラと片っ端から機内映画を
(とりわけまだ劇場で観られていないトップガンを!)
観てやるぞと心ときめいていたのです。
    
ところが、私がまさに成田へ向かう途中に家族発熱の連絡が入り、
空港につくやそのままUターン、
成田往復の旅であえなく終わったのでした。
   
帰路の成田エキスプレスでは、
数時間前に元気そのものでお別れをした息子が
40度近い熱と呼吸困難で救急搬送される事態になっており、
気持ちは焦るばかり。
  
主人も発熱しているので、
近所の親友が冷静に救急対応をしてくれて、
救急車にも同乗、私が病院に到着するまで
息子に寄り添ってくれました。
  
幸い、息子は熱による過換気で、
すぐに落ち着き、受診して帰路につきました。
  
そして、その翌日から、
いよいよ私も発症することになりました。
  
カリフォルニアでの、のんびりウィークが
コロナの隔離ウィークになるとは夢にも思わず、
人生のままならなさを恨む気持ちも出てくるのですが、
  
よくよく振り返るとこの3日間は、
国立公園やビーチカフェには行けないものの、
私の基本ニーズ、すなわち、仕事、家事、育児から
完全に解放され、ひたすらダラダラ過ごすことができています。
   
いつもなら、家族もなんとなく
「ママがやってくれる」or「妻がやってくれる」
と期待があるであろう諸々も、さすがに、
『同病相哀れむ』精神でそれぞれ辛さを理解し、いたわり、
家族3人手放しでダラダラを許容しています。
    
期待されていないし、期待に応えなくてよい!
これはなんと自由なことでしょうか!
  
あらかじめ自分がいない期間
家族が3日間は食べていけるよう
カレーやらスープやらパスタやらを準備していたので、
それを紙皿によそって消化します。
   
犬の散歩は近所の親友がジョギングがてら連れて行ってくれ、
日頃ウォーキングはあってもジョギングはないワンコも大喜び。
   
3人共倒れとなったこともあり、
ご近所さん、親戚、友人、同僚、みんなが
「何かあったらすぐ行くから何でも言って!」と
ものすごいネットワークがスタンバってくれています。
   
そして、なにより…
日頃は基本的にキッチンに立つことのない夫ですが、
私より先に快方に向かったこともあり
今朝は私が10時くらいに(目覚ましなしで♪)目覚めると、
なんとコーヒーを淹れる香りが、
続いて目玉焼きとベーコンの香りがします。
  
これは私が長年夢見ていたシーンで、
それはそれは、満たされる瞬間でした。
  
これは私が元気にカリフォルニアへ行って
元気に帰ってきていたなら、起こり得ない出来事でしょう。
  
アメリカの国立公園はいけませんでしたが、
ベッドの中からSNSに見舞い投稿として
「美しい景色」をコメント欄へ投稿するよう依頼したところ、
世界のあちこちからたくさんの友が
美しい景色の写真とメッセージを投稿してくれて、
  
私はベッドの中にいながらにして予想以上の旅行が出来ましたし、
なによりみなさんの思いやりを感じることができました。
  
かくして、私の無意識は、コロナの恩恵によって、
私のニーズ「諸々のタスクからしばし解放され、
自己充電し、愛する者からケアされたい。」
を満たしてくれたのでした。
   
これはある意味、カリフォルニア旅行より
何倍も価値ある旅であり、時間だと思えます。
   
まだ数日間、自主隔離期間がありますが、
しばらくこの無意識の恩恵を甘受したいと思います。
  

ーーー
 
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20220711

FROM 川畑のぶこ

今日は、クローバーさん(40代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】
川畑さん、こんにちは。
いつも考え方を参考にさせていただいています。

今回は、中3受験生の息子について
相談させてください。

息子には大好きなスポーツがあり、
学校以外のクラブチームに所属しています。

帰宅時間は、夜10時。
クタクタになり帰ってくるため
勉強や学校の提出物等が追いつかず、
毎日「課題を進めて!勉強して!」の
声かけをしながら、分からない箇所は、
私自身も勉強を教えるなど、
必死に関わってきました。

しかし、自分から勉強を行うことは全くせず
やらされ感ばかりのため、
通知表も悪くなる一方。

悲しくなる結果に、私の声かけもキツくなり、
息子との時間帯にも笑顔を見せられない日
が多くなりました。

ちょうど主人の単身赴任や息子の反抗期、
コロナの在宅勤務等、いろいろと
予期せぬことが重なったこともあり、
2年以上、不安や焦りで、
不安神経症という病気になってしまいました。

「放っておきなさい。自分で判断させなさい」
と主人にも常に言われています。

「頭は悪くていい!勉強だってできなくて
構わない!」と言われますが、
好きなことを存分にやっているのだから、
必要な時は逃げずに、やるべきことを
やってほしいというのが私の思い。

少し遠くで俯瞰できる主人は気楽でよいなと
正直思ってしまいます。

しかし、やはり息子の人生です。
マイペースすぎる息子ですが、全面的に見守り、
彼に任せた方がよいのでしょうか。

受験が終わるまで、
時間のない状態はこのまま続きます。
関わってあげていた方がよいのでしょうか。
ご教示くださいますと幸いです。
 
 
【A】
クローバーさんの母心あふれるご相談ですね。
私も息子がいますから、
お気持ち、よくわかります。

高校受験を控えていらっしゃるとのことですが、
息子さんと受験について、膝を突き合わせて
お話しされたことはありますか?

どうでしょう、夏以降、秋ぐらいから
本腰を入れ始める子が多いのでしょうか、
最近の受験生事情はよくわからないのですが、

受験について、将来について、もし息子さんと
しっかり話せていないのであれば、
いったんその機会を持つことをオススメします。

イライラモードの時ではなく、冷静な時に、
「今後のこと、どういうふうに考えてる?」
と訊いてみてください。

その時、お母さんの考えているロードマップ
ありきで話すのではなく、あくまでも
いちばん最初は彼に話させてくださいね。

もしかしたら、クラブ活動を夏まで頑張って、
それが終わったらパッと切り替えようと思ってる
というような考えでいるかもしれないですよね。

そうすると、クローバーさんは、
そのコミュニケーションがなかったばかりに
ずっとずっと不安でいたかもしれないですよね。

そして、そんな息子さんの意志がわかれば、
それを信頼して
応援してあげられるかもしれないですよね。

青春時代、頑張ってのめり込むもの、
情熱を捧げるものがあるということは
本当に素晴らしいことですから、
それ自体は評価してあげたらいいと思うのです。

ただ、そのバランスですよね。
バランスに関しては、話し合いをしてみて、
すり合わせをするということが大事になるのでは
ないかなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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A,Woman,Is,Holding,A,Paper,White,Heart,Writing,The

Q:川畑先生こんにちは。
いつも拝読させて頂いてます。

私は今まで自分が傷つかない人生を選んできました。
 
傷つく事を恐れ、平和に過ごす為に衝突を避け、
逃げて生きてきました。
 
ですが、自分を守りすぎて
周りの状況についていけなくなってきました。
 
人に会う時もビクビクしたり、
年齢もだんだんととっていき、
生きづらくなってきていると思いました。
 
堂々とできず、傷つく事を恐れ、
人に嫌われないように、、と考えるうちに
人と付き合う事が億劫になってきました。
   
私は昔から自分の事に焦点をあて、
自分の事ばかり気にしてます。
   
なので生きる事自体が面倒くさくて
時々死を考えたりしてしまいます。
   
自分が楽になる事ばかりに意識を向け、
自分以外の事は面倒くさい。
   
あの時ちゃんと自分と向き合っておけば
自分に自信を持てていたのではないか、、、
後悔ばかりが出てきます。
   
私は本当にダメな人間の塊です。
人に迷惑はかけるし、感情的になりやすいです。
しかし、人に依存的で孤独がすごく怖いです。
 
こんな自分とどう向き合っていけばいいでしょうか。
  
【えくぼ・40代・女性・パート】
 
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
  
人と繋がり、和の中にいたい、
でも人と関わると相手から嫌われてしまい、
自分の心が傷ついてしまうので、
そのことを恐れてうまく関われないえくぼさんなのですね。
  
えくぼさんの繊細で敏感な様子が伝わってきます。
  
えくぼさんは、人間関係以外にも
過敏に反応することがあるでしょうか?
  
たとえば美しい自然や美しいものを目にすると
人一倍深く感動するとか、音や光に敏感であるなど。
   
もしそうであれば、えくぼさんは
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)かもしれません。
  
HSPとは、アメリカのエレイン・アーロン博士が提唱した概念で、
感受性がつよく神経過敏な状態の人のことをいいます。
  
アーロン博士によると、HSPの人は、
DOESと呼ばれる次の4つの特徴があります:
   
D(Depth of Processing)
深く処理をする  
   
他の人は気にかけないようなことでも、
深く掘り下げて考える
   
   
O(Overstimulation)
  
過剰に刺激を受けやすい
刺激に対する反応が強く表れやすく、疲れやすい
  
  
E(Emotional response and empathy)
   
相手の感情に敏感
相手との心理的な境界線が薄く、共感力が強い  
   
  
S(Sensitivity to Subtleties)
   
些細な刺激を察知する
光や匂いなどの些細な刺激に敏感
   
    
HSPは神経学的には、扁桃体が過剰反応することで
不安や恐れが生じやすいことがわかっています。
    
病気ではなくその人の気質なので
治療をして治すというものではありません。
   
よって、「変わらなければいけない」と
プレッシャーを与えることで
自己否定が強化されてしまうので逆効果です。
   
まずは、そのような特性にダメ出しをせず、
素直に認め受け入れて対処していくことが大切です。
  
対人関係では「常に人に合わせないと嫌われて傷つく」
と思っているので、無理して人に合わせてしまう、
そのことで疲れてしまっていると思います。
   
まずは、「人と適度な距離をとってよい」と
積極的にある程度の距離をとることを
許してあげてください。
 
対人にかかわらず、不快に感じる刺激からは
一定の距離を置いて良いのです。
  
そのことで自分の時間や空間が確保されて
心のゆとりが出てきます。
  
逆説的ですが、このようなゆとりが出ることで、
ある程度それらに曝(さら)されても大丈夫、
いつでも安全地帯に戻れば良いという状態になります。
   
「人に合わせないと嫌われる」という思いに関しては、
相手の感情の責任を自分が担っているという
思い込みからくるものです。
   
感情というのは
ものごとの受け止め方の影響を大きく受けますが、
相手がものごとをどのように受け止めるかは
えくぼさんにコントロールできることではありません。
   
また、相手もえくぼさんに
感情の責任をとってもらおうとなどとは思っておらず、
自分自身で処理できる自立した存在であることを
信頼しましょう。
   
これは同時に、
えくぼさんの感情の責任は相手のふるまいではなく、
えくぼさんの受け止め方によって変わるということです。
   
えくぼさんが意図的に相手を傷つけたり害そうとしない限り、
相手の感情の責任をえくぼさんが取る必要はないですし、
そもそも誰かの感情のすべての責任を他人が取ることは
不可能であることを覚えておいてください。
   
えくぼさんが無理に相手に合わせなくても、
相手が離れていったり、
えくぼさんを嫌いになったりするとは限りません。
   
たとえそういう人がいたとしても、
全員がそうではないということ、
無理のない、自然なえくぼさんに好意を持つ人も
いるということを忘れないでください。
    
無理な依頼には「NO」と断ってよいのです。
    
相手はえくぼさんの答えがNOでもYESでも
それなりに対処できることを信頼してください。
    
えくぼさんがNOと素直にいうことで、
喜んでYESの人が現れるのです。
   
相手の都合どおりになることが友情ではありません。
   
真の友情はYESでもNOでもOKな状態です。
   
   
何より、えくぼさんご自身が
えくぼさんの親友になってあげてください。
   
えくぼさんは親友がおなじように悩んでいたら
どんな言葉をかけてあげたいですか?
   
鏡の中の自分に、同じ言葉をかけてあげてください。
   

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★自分の本性に還る「サイモントン療法」週末プログラム
7月16-17日 講師:川畑のぶこ 

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※こちらはサイモントン療法協会様の主催です

ーーー
 
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
 ご質問はこちらから

20220704

FROM 川畑のぶこ

今日は、のんのんさん(50代・女性・事務アルバイト)
のご相談にお答えします。

【Q】
外国人の主人、私、私の母の3人暮らしです。

夫、自営業、私はパート、母は要介護で
ベッドと車椅子の生活で、アルツハイマー病です。

7年前に結婚し、海外から主人が私の所にきて
最初はアルバイトから始め、
私の知人から店舗を借り、自営を始めて4年半。
なんどか軌道にのり、
昨年ローンで家を購入しました。

夫は前々から、母のストーマや尿の臭いで
イライラし、更にアルツハイマーの母から
「あなたは誰?帰りなさい」などと言われて
キレて彼女をたたくなどあり、たまにですが、
夫の言動には私も困っていました。

もっとも、そのようなことがあるのは
お酒を飲んでいる時が多く、
後日、主人はしばらく反省するのですが。

更に最近、ずいぶん前に来日した
自国の成功者の影響を受けてか、
全て自分の預金口座に入れたい、
私には食費だけ渡す、貯金がしたいと言うよう
になり、時には私の財布を取り上げたり、
家に帰ってこなかったり、です。

自分のお店に宿泊しているのは
わかっているのですが、この状況も
どうしたらいいものかと思っています。

家のローンや名義、携帯電話の契約など、
生活の全ては、主人にまだ永住権がないため
私の名義。
預金だけ、自分のものにしたい主人。

例えば、持ち逃げするようなひどい人間とは
思いませんし、いい家庭の出の人ではあるの
ですが、なにかあれば「誰が稼いでいるのか!」
と、度々のパワハラがあることも事実です。

私が主人の国に何度も行き、結婚の手続きをし、
来日してから支えて、経理や日本でうまくいく
アイデアなど全て私の考えで始めたことでしたし、
主人のお店の経理や手続きや仕入れなど、
ずっと私がやっています。

今は仕事にも慣れ、困ったときだけ私に頼る主人
に、この先どうしたらいいかと思っています。

将来は日本でお金を作り
祖国に帰りたいかもしれませんが、
老後から私がついていくのは厳しいです。

母の介護と家のこともあり、私は
フルタイムの仕事からパートになったため、
あと29年もある家のローンの支払いは
今の私には支払う目処が立たず、
心配で混沌としています。

先日拝見したどなたかのお悩みにも
ありましたが、生活力がない自分、
生活力さえあれば、という思いです。

【A】
とても苦しい状況ですね。
のんのんさんが一生懸命ご主人のことを
支えてきたのに、おっしゃる通り、
これはパワハラですし、
精神的DV、経済的DVに該当します。

おそらくご主人はこれがDVだということに
気づいていらっしゃらないと思いますので、
まずは、それをきちんと認識してもらうこと
が大切です。

また、ご主人はあたかも自分一人で財を築いて
きたような口ぶりですが、のんのんさんが
当初から大きく尽力・貢献した結果として
今日があるわけです。
 
「2人でやってきたことだし、今後もそれは
変わらない」という正しい認識を
ご主人には持ってもらいたいですね。

また、その観点から、銀行口座の管理なども
あくまでも2人で、共同でしていくことが
望ましいと思いますので、そこについても
一度しっかりと話し合いをされることを
おすすめします。

お母様とのことで、ご主人が精神的に
ダメージを負っていそうな場合は
夫婦間でのケアが必要かもしれませんので、
そこも丁寧に訊いてさしあげるとよいでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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