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Q:アラ還暦の主婦です。
私は二人姉妹の跡取り娘という立場で次男と結婚しました。
  
この結婚についても、これまで幾度となく悩んできました。

先のことを何一つ約束することなく、ここまできましたが、
気づけば夫の兄である長男は一人っ子と結婚して
姓こそ名乗っていますが、婿養子同然、
妻の実家の墓に入る約束までしたそうです。
  
随分前に、夫から何気ない会話で聞かされました。
 
どうやら、その時に夫の家の墓を任されたようで、
私に相談もなく承諾したようです。
  
私の実家にも仏壇があり、四代続く墓もあります。
  
妹も長男と結婚しており、両親は既に他界して、
実家は空き家となっています。
  
長男の妻の実家も、 両親は他界している中、
この度、夫の両親が立て続けに亡くなりました。
長男の兄は名ばかりの喪主で、
仏壇、墓は結局、夫が管理していくことに。
  
私から見れば私、私の実家だけが
貧乏くじを引かされたような気持ちでいっぱいです。
  
こんなふうに考える私はおかしいですか?
 
私の子どもは娘一人っ子です。
私は両親に申し訳なく、私だけでも
実家の墓に入れてもらいたいと思っています。
 
大事なことなのに、きちんと話してくれずに、
事後承諾のように持ってきた夫に対しても
怒りのようなものが湧き出て、
別居、離婚さえも考えてしまいます。
  
【なみだ・50代・主婦】
  
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
誰が先祖のお墓を守るのか。
 
この問題は、なみださんだけでなく、
少子化が進む社会で、皆にとっての問題でもあると思います。
 
子孫の数が減る限り、
すべてのお墓を保存していくことは不可能だからです。
 
今回、なみださんには2つの課題があるとお見受けしました。
 
ひとつは、夫が「相談なく」自身の実家の仏壇や墓を
管理することになったということで、
自分や先祖に対するリスペクトが欠けていると
思われたことではないでしょうか。
  
そうであれば、率直に
「大切なことなので、きちんと相談して決めて欲しかった」と、
そして、夫の選択に不服があれば、
今からでも伝えてみてはいかがでしょうか?
  
もしかしたら、なみださんの思いを確認したうえで、
改めてお義兄さんと話し合いの場をもつ可能性も
出てくるのではないでしょうか。
  
おそらく、なみださんは跡継として
ご自身の実家のお墓に入るつもりで、
当然、そのことは合意されていたものと
思っていらっしゃったと思います。
 
逆に、結婚されるとき、
「自分は跡継なのであなたと私は私の実家の墓に入る」
という相談と合意はされていましたか?
 
もし、相談していなかったのであれば、
これはお互い様かもしれません。
 
今回のことを機に、改めて話し合ってみることをおすすめします。
 
話し合いがされるということは、
互いに敬意をもって向き合うということです。
 
結果がどうであれ、このプロセスそのものが
夫婦の信頼関係を維持するのに大切です。
 
 
そして2つ目の課題。それはお墓の意義です。
  
なみださんにとって、お墓とはなんでしょう。
  
おそらく、先祖との精神的なつながりをもつ場ではないでしょうか。
 
では、「先祖とつながる」とは、
なみださんにとって、どのようなことでしょう。
 
先祖とのつながりが、非物質的な心の営みであれば、
かならずしもお墓というゲートウェイを使う必要はないかもしれません。
 
人間は見えるものに強い影響を受けますから、
物質としての墓を使用した儀式を有効活用してきたのでしょう。
 
儀式化することでつながりをより深める意図があるのだと思います。
 
ただし、それらの物質を介さないと、
先祖との見えないつながりは保たれないのでしょうか?
 
お墓や仏壇を持たない人は、
先祖との関わりは断たれてしまっているのでしょうか?
 
 
近年、樹木葬や集合墓など、先祖代々の土地や墓に
こだわらない人が増えてきているのは、
管理の問題もさながら、
場所や墓石といった物質的な側面よりも、
見えない精神的なつながりにより重きを置く人が
増えてきている傾向もあるのではないでしょうか。
 
先祖を祀るのは、私たちが幸せに生きることを、
どこかからあたたかく見守ってくれているという思いが
あるからではないでしょうか。
  
もちろん、先祖も子孫の幸せを願っていることでしょう。
 
もしなみださんが、先祖の立場にたって、
子孫が自分(たち)と繋がる窓口をどっちにするかで揉め、
不幸になっているのをみたらどうでしょうか。
 
登山口多しといえど、行き着く山頂はひとつ、
そんな考え方も役立つかもしれません。
 
本質はどこにあるのだろうと、立ち返ってみると、
問題は思うよりシンプルに解決できるのかもしれません。
  
          
ーーー

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200928

FROM 川畑のぶこ

今日は、にんじんさん(40代・幼稚園教諭)のご相談にお答えします。

【Q】夫とはお互いが学生時代に、できちゃった婚でした。
私は母にならなくては!と、20歳で、全てを家族に捧げることにしました。

一方、夫は深夜2~3時まで趣味に没頭、結局、結婚して20年その生活が
続きました。私は3人の子育てに追われ、とても孤独な、非常に疲れる日々
でした。何も私には自由がない!と感じ、どこかホッとできる場所に
帰りたいと思っていました。

子供が大きくなるにつれていろんな問題が噴出。
「何で?こんなに一生懸命しているのに!」頭はパニックでした。

夫も次第に体力が衰え、さすがに大きな問題が起こってくると、
家庭を顧みないわけにはいきません。ようやく家庭に戻ってきたかと
思うようなホッとした時期が、一時おとずれました。

これからよくなる!と思っていた矢先、写真の整理をしていたら
涙が止まらなくなりました。過去の夫への気持ちが湧き上がり、
そして今までの歩みが非常に残念なものに見えてきました。

それを解決したくて断捨離に打ち込み、一年が経った時、
事件が起きました。その後、夫といろいろあって、家族を守りたい、
夫を家庭に振り向かせたいと思っていた気持ちとは裏腹に、
私一人が実家に戻りました。

それ以来、夫から必要以上の言葉はありません。目も合わせません。
一度壊れてしまうと、これほどまでに冷たくなれるものかと思っています。

法的なことも何も決まらないまま、仕事だけは何とか就くことができま
したが、さて、これからどうしていったら良いのか? 

自分自身の足で立ち上がらなくては。まずは心の回復、そしてどの方向へ
行けばいいのか、自分で決めないといけませんよね。

しかし、思考回路は昔のまま。アップデートが必要。少しずつ新しい
思考回路を作りたいと思っています。どのようにして自分の歩みを確かに
持てる回路を組み立てていけばいいでしょうか?

【A】
二十歳からお母さんになって、子育てをずっと頑張ってきたのですね。

にんじんさんのように、自分のことを捨てて、家族のため、子どものために
全てを捧げてきたお母さんたち、この話を聴きながら共感している人たちも
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

今後について、思考回路が変えなければと思っていらっしゃるようですが、
実は、にんじんさん、もう思考回路は変わっているんですよ。

思考回路が変わらない、それを変えなきゃと思っていること自体、
もう思考回路が変わっているんです。
まずは、それを認めて、ご自身を讃えてあげてくださいね。

生きる目的や人生に感じる喜びは、人それぞれ、実にさまざまです。
惹かれ合って恋愛結婚した夫婦であっても、ずいぶんと時間が経ってから
互いの価値観のズレに気づくことも少なくありません。

でも、だからと言って、それまでの人生や結婚生活が無意味だったのかと
いうと、決してそんなことはありません。これまで起きたことにはすべて
意味があり、踏んできたプロセスは必要なものだったのです。
 
そして、その経験は今後、にんじんさんが何に価値を見出し、
ご自身の人生をいかに豊かに過ごしていくかに通じているのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:職場での人間関係についての悩みです。
   
私と直接その方(Aさんとします)と関わって、
仕事をしなくてはいけないのですが、
Aさんが自己中心的で感情的。
   
自分の思い通りにならないとヒステリックになり、
些細な事でも私に対する言い方が、きつく当たってきます。
自分のことはさて置き、人の事ばかり、
細かいところが気になるようです。
   
いつも一方的で聞く耳を持たず、
私が言い返すこともできない状況です。
周囲の人達もAさんの性格を理解しているようですが、
直接的に関わる訳ではないので他人事。
  
なお、その人に対して気を使って接している感じです。

仕事でも頼みにくいことを、Aさんに頼みずらいからと、
私にお願いしますと、依頼されることも多く
負担になることもあります。
  
元々は、私とAさんと、もう1人の方(Bさんとします)と
3人で仕事を担当していました。
 
Aさんの態度で気に触ることがあっても、
Bさんと何とか乗り切っていましたが、
Bさんもさすがに耐えられないと、
それを理由に退職してしまいました。
現在、Aさんと2人になった為、
私に対する風当たりが強くなっています。
  
上司にも状況を説明しましたら、
上司が直接Aさんに言ってもいいが、
私が上司にAさんのことを、報告したとわかってしまうため、
尚、状況が悪くなる恐れがあるので、
言わない方がいいのでは、と言う結論になりました。
  
上司のいるところで、現場に直面したなら、
上司もその場で注意できるが、
Aさんも、その辺は要領が良く
上司の前では、そのような態度は見せません。
     
Aさんに対して、なるべく気にしないように、割り切らなければ
と思っても、嫌な感情を引きずって、いらだち
腹が立つことも度々あります。
 
自分自身の気持ちをしっかり持ち、
相手に巻き込まれないようにと思うのですが、
どうしたら良いでしょうか?
    
【はな・50代・会社員】
  

―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
  
職場の同僚のはなさんに対する態度が悪く、
巻き込まれたくないのに近い場所にいるので困っているのですね。
  
Aさんの言動の詳細がわからないのですが、
モラルハラスメントのレベルである場合、
上司も一緒に対応していかなければならないことだと思います。
 
はなさんとの関係が悪くなるとのことですが、
すでに関係は悪いのではないでしょうか?
維持しておきたい関係でしょうか?
  
もっと悪くなるよりはいまの悪いままの方が
ハラスメントであっても良いので我慢すべき
というロジックは成り立たないでしょう。
  
人間関係を悪化させないためではなく、
ハラスメントをやめさせるために動くということです。
    
そのことでハラスメントがさらに悪化するなら
会社はそのような社員を置いておいてはいけませんし、
それを放っておくような会社は、
はなさんのいるべき会社でもないでしょう。
  
Aさんは誰に対しても同じ態度をとりますか?
  
それとも、はなさんや、嫌なことがあれば
自ら身を引くであろうBさんのような人に対して
とくに強い態度に出るでしょうか。
  
もしそうであれば、はなさんが最初にできることは、
Aさんに屈しない態度、すなわち、
毅然とした態度で接する努力をすることです。
 
そのためには、はなさん自身が、
Aさんから発せられるネガティブな対応を受けるに
値しないことをしっかりと認識していることです。
  
たとえ、一部言っていることが正しかったとしても、
そのような言い方をされる筋合いはないということを
しっかりと認識していることです。
  
そして、すでに状況は悪いですが、
さらに悪くなることを解消する意図で、
Aさんに時間をとって話し合いをしてみることをおすすめします。
  
その際、職場をよりよくするため、
また、円滑に仕事を進めるために
はなさんにとって、「とても大切なこと」であること
を明確に伝えてからAさんと向き合ってください。
  
気がかりなことを話すのは気が引けますが、
遠回しに話をせず、あくまでもはなさんから見て、
どのように受け止めているかを率直に穏やかに伝えてください。
  
Aさんの言動の例を具体的にいくつかあげたうえで、
  
・自己中心的に見えてしまう
・感情的に感じる
・はなさんからみて、思い通りにならないと、
 ヒステリックになる傾向がある
・些細な事でも私に対する言い方が、きつく当たっているように感じる
・自分のことはさて置き、人の事ばかり、細かいところが気になるように見える
・一方的で聞く耳を持たず、相手が言い返すこともできない
・周りも気を使ってしまっている
・そのため、はなさんに仕事が集中している
   
ということを率直に、そして丁寧に伝えてみてください。
  
このことで、はなさんにとって、
職場が暗い場になってしまっていることを伝えてみてください。
  
繰り返し、職場をよりよく、Aさんとより良い関係でいたいために、
このことを伝えていること、あくまでも、はなさんが
そう感じているのだということを強調してください。
  
相手が遮って論破してくる可能性があるので、
いつでもAさんが読み返せるように、
紙にポイントを書いて渡して話すのも良いです。
  
また、相手の態度やコミュニケーション法に関しては
具体的にどのように伝えてもらえたら、受け入れられるのかも伝え、
そのようにしてもらえないかリクエストしてみてください。
  
二人だけで機能しないと思われる場合は、
上司も一緒に3者で話し合えば良いです。
 
そのことで、三角コミュニケーションは避けられ、
全員が当事者として向き合うことになりますし、
上司も目を瞑ったままというわけにはいかなくなります。
 
このようなコミュニケーションにはエネルギーを要しますが、
その対価は大きいはずです。
  
Aさんも、これまで力づくでものごとを思い通りに進めてきたけれども、
そのようなやり方はもう通用しないことを学ぶでしょう。
  
それだけでも大きな違いではないでしょうか。
  
また、はなさんはこれまで理不尽な言動に屈してきた自分を
脱却する儀式となるでしょうし、自己効力感も増すことでしょう。
  
この感覚は人生を切り開く上でとても大切な感覚です。
 
相手がどう変わるかではなく、
自分が相手に対する向き合い方をどのように変えることができるか
の方がより大きなインパクトがあり、自己効力感を高められます。
 
勇気をもって一歩前進してください。
  
          
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今日は、ポチさん(50代・派遣社員)のご相談にお答えします。

【Q】娘の恋愛を心から喜べません。

はじめまして。
いつも視聴させていただき、勉強させていただいております。

私には、社会人の息子と大学生の娘がおります。息子はすでに独立し、
単身赴任中の主人もおりませんので、娘と二人暮らしです。

娘にはお付き合いしている彼氏がいて、家に迎えにきた時に一度、
会ったことがあります。
また、娘もいろいろな会話やデートのことをよく話してくれます。

ただ私は、夜中に帰ってくることや、写真でベタベタしている様子を
目にすると、なんだかイヤらしくてすごく気分が悪く、
幸せと思っている娘ととても一緒には喜べません。

門限も守っていますが、近い将来、泊まりの旅行にも行きたがるでしょう。
本当に心から一緒に喜べない自分の、恋愛や男女関係に対するトラウマと、
いろいろを含めて許してあげたい葛藤に毎日悩んでおります。

今の私は、どう気持ちの折り合いをつけたらいいのか、
ご指導いただければと思います。よろしくお願い致します。

 
【A】
お年頃の娘さんの恋愛を素直に喜べないポチさんがいらっしゃるのですね。
娘の幸せを喜べないというのはとても苦しいことですね。

本当は一緒に祝福してあげたいのに、いやらしく捉えてしまうとのこと、
もしかしたら気分が悪くなったり、生理的に反応したりしてしまうのかも
しれませんね。

そして、その背景には、ポチさんご自身もおっしゃっている通り、
過去の恋愛や男女関係における辛い体験がポチさんの中にあって、
それがトラウマになり、娘さんの恋愛にも投影してしまうということが
起きているのではないかと推察いたします。

許してあげたいという思いがあると書かれていますが、
どうやら、娘さん自身を許してあげたいということではなさそうですね。

実際に娘さんがしている行為がいやらしいことだとか悪いことだということ
ではないですし、世の中の男女がすべて卑猥なことをしているのかといえば、
そんなことはないわけです。

多くの場合、彼らは男女として自然で健全な関わり合いを持っているわけ
ですから、彼らが問題なわけではないですし、ましてや娘さんが問題なわけ
ではないですね。

許してあげたい対象は娘さんではなくて、ポチさん自身に他ならないのでは
ないでしょうか。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:結婚生活33年になります。
   
同居していた義理の父母は亡くなり、
今は夫と大学生の息子と3人の暮らしになりました。
   
夫は、人に任せるより自分でやった方が早い。
と、私や息子が自分でやるつもり(やっている)事を
「やるから良いよ」と、頼んでいないのにやってくれます。
  
好意ならば、有難く感謝しますが、文句を言うのです。
   
「見たら気になる性格なんだから、
見えない所でやれ。俺の居ない時にやれ」なんです。
  
自営業なので、いつも居ます。
  
こんな自分本位の夫の対処法ってあるのでしょうか。
  
  
【そら・50代・自営業】
  
  
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
  
コミュニケーションやサポートというのは難しいですね。
  
相手のために良かれと思ってしていることが、
相手がさして求めていないことであったり、
むしろ、してほしくないことであったりすると、
それは、もはやサポートとはいえず、
ストレスの源になってしまいますね。
  
夫婦のコミュニケーションも、
長年かけて作り上げられたスタイルはなかなか壊しにくいものです。
  
では、変化は不可能かと言われれば、必ずしも不可能ではありません。
  
そらさんからみて、ご主人が
そらさんや息子さんが自分でしようと思っていて、
頼んでいないことをする動機はどこにあると思いますか?
  
とりまく環境をすべて自分の好みのとおりにコントロールしたいからなのか、
それとも、どこかで家族の役にたちたい思いが現れているのか、
どちらのウェイトが大きいでしょうか。
  
もし、自分のやり方ですべてをコントロールしたいという動機である場合、
ご主人のそんなニーズ同様、そらさんや息子さんにも、
自分の好みやスタイルが、またタイミングがあるということを
素直にシェアすることは大切です。
  
そらさんは、そんなこと言ったってどうせ聞いてくれないし、
夫は変わらないと思うかもしれませんが、
ポイントは相手が思い通りに変わることではありません。
   
大切な家族に、自分の思いを伝えておくこと
そのこと自体に大きな意味があります。
   
そのようなコミュニケーションをとることは、
相手に屈しているだけの自分からの脱却宣言でもあります。
 
もちろん、相手が思い通りに変わったことにこしたことはありませんが、
目的はそれよりも、まず、自分自身を大切にしていることを
自分自身に証明する行動です。
 
「私も大切な存在だ。」
「私は自分の考えを伝えて良い」という自身への許可が大事なのです。
  
このように毅然とした態度をとっているうちに
徐々に相手の態度が変わってくることもあります。
  
逆に、自分を大切にしていない人は、
相手からも軽く扱われやすくなります。
  
夫が言うことを聞こうが聞くまいが、
そらさん自身が『私は大切に扱われるのに値する人間です』
という立場を育んでください。
  
もし、ご主人の行動が、どこかで誰かの役に立っている自分、
頼られる自分であることを確認したい無意識の表れから
生じているのであれば、 日頃からさまざまな場面で
ご主人を承認する態度をとることは有効だと思います。
  
ポッカリ開いた穴を健全に埋めることができれば、
相手に頼まれていないことをわざわざ
これ見よがしにすることによって注意を得ることで
その穴を埋める行動は減ってくるかもしれません。
   
これまでそんなやりとりはしていないのに
相手を承認するのは照れくさいかもしれませんが
照れくさいだけですから、
ぜひ乗り越える努力をされてみてください。
  
                 
          
ーーー

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200914

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、サトミさん(40代・会社員)のご相談にお答えします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
婚活を経て、2歳年下の彼と結婚を前提に同居をはじめ、
3か月になります。

些細なことで怒りが爆発してしまい、ひと呼吸置いたり、
グッと堪えたりすることができず、感情的になり、
ときに汚い言葉で彼を傷つけることがあり、
その都度、自己嫌悪に陥ることの繰り返しです。

彼が連絡なく約束の時間に大幅に遅れた、塩辛い料理を何度も作られて
しまった、コロナ禍で互いの両親との顔合わせの打合せの行き違い、
家事分担や約束、彼の癖のことなど……

冷静になれば、なぜあの時そこまで怒ったんだろう?と思うことが多い
のですが、基本的には「許せない性格」なのだと思います。

彼は大らかで優しい人なので、許してくれていましたが、いよいよ
「これ以上は我慢できないかも知れない」と言われてしまいました。

頻繁に怒りを爆発させている訳ではないのですが、
彼に言わせると「瞬間湯沸かし器」状態だと言います。

マイナス思考に傾きがちな私に対し、彼は真逆の性格です。
ひとり暮らしも長かった私と、実家暮らしに慣れている彼との生活や
価値観の違いも、当然あると思います。大切な人なのに苦しいです。

もし自分が彼の立場でも、そんな人とは付き合うのをためらうと思います。
自分がそうなっていることが苦痛です。

友人に相談したところ、腹が立ったら「まぁいっか」と考えてみる、
怒り日記を書いてみる、などアドバイスをもらいましたが、
どうにも感情が先行してしまい、コントロールができません。
本などに書いてある「6秒待つ」ことすらできません。

どうすれば、自分の感情と付き合っていけるのでしょうか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サトミさん、彼のこと大好きなんですね。
思いが伝わってくるご相談です。

結婚というのは本当に、違う価値観のすり合わせで
私たちがそれをどこまで許容できるかという一つの試練でもありますね。

よく結婚はゴールインなんて言いますけど、もう私はまったく逆で、
ゴールじゃなくてスタートなんだということを、夫婦カウンセリングや、
こういったサトミさんのように悩んでいる方たちには、
臨床の場でお伝えすることが多いです。

まず、今、サトミさんが悩んでいる内容そのものを、彼に伝えてください。

自分でも、あなたが傷ついているし辛い思いをしているのはわかっていて、
それがいけないことだというのもわかっている、
あなたが我慢できないと思うのも当然だと思っている、
そのことを認識してるんだということを、彼に伝えてください。

そして、苦しいのだと。
なぜ苦しいかというと、あなたのことを愛しているから、
あなたのことが大好きだからということ、
それを本当に素直に、率直に伝えたらいいと思います。

じゃあ、好きだから彼の思い通りにできるか、彼も私を愛しているから
私の思い通りにしてくれるのか、どっちが正しいのか、間違っているのか、
白黒はっきりさせて勝負するというのもちょっと違いますね。

ジャッジを捨てて、互いの動機がどこから来ているのかというのを
理解し合う姿勢が、人間関係では大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ
  
過去にない大型台風が沖縄から九州を襲いました。
被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。

私の実家は南西諸島の沖永良部島で、台風銀座です。
  
今回も奄美は直撃の予測だったのと、
実家は築90数年の木造家屋のため、
流石に今回の台風には持ち堪えられないかもしれないと、
86歳の両親の避難を促しました。
 
がしかし、その説得に12時間もかかってしまい、
幾たびも試練を乗り越えてきている経験豊かな高齢者を
説得することの難しさを実感しました。
 

曲がりなりにも心理畑の人間として、
いびつなコミュニケーションだったなぁと、反省しきりですが、
その経緯と考察をみなさんとシェアしたいと思います。
 
 
台風が接近する土曜の午前9時、実家に電話したときは、
親に避難する意思は微塵もなく、避難を促すと、
なんと斬新なアイデア!みたいな反応をされました。
  
今回の台風が過去にない規模であることを、データもって説明しながら、
愛情を込めて穏やかに避難をうながしたのですが、
母と父は難なく了解して、ありがとうと電話を切りました。
 
私はこれですべて一件落着と思っていました。
 
 
ところが、午後になってもまだ家にいます。
  
再度同じやりとりをして、再度母が了解し、
ありがとうと電話を切りました。
 
 
ところが、夕刻になってもまだ家にいます。
 
18時に、島留学中で同居しているティーンエイジャーの甥に、
いったいいつ避難するのか尋ねると、
 
「うーん、わかんなーい。おじいちゃんもおばあちゃんも、
そういう感じではないかなぁ…」 と、甥も一緒に呑気です。
    
実家に緊急性は微塵も感じられませんでした。
  
 
そうか、父と母お得意の、すっとぼけ戦法なんだなと
ようやく感づきました。
   
うるさい娘の言うことをかわすときに、同意した風を装いつつ、
陰では言われたとおりにはしない、彼らのしなやかな戦法です。
  
今回ばかりは命がかかっていますから、
再度、父に電話口にきてもらい、
島を直撃した場合、いかに事態が深刻かを、
丁寧に数字や過去の類似ケースの被害状況を提示しながら
説明しました。
 
が、そんなデータより、過去の経験が優るようで、
 
「歴史に刻まれる沖永良部台風も乗り越えてきているから」  
「家は90年持っているから」  
「風が強くなったら避難するから」  
「風呂釜に入っとくから大丈夫」
   
と、話がまったく噛み合いません。
  
それでも最後は「わかったそうするよ」と面倒臭そうに電話を切ります。
 
 
もはやその言葉を信じない私は、20時に電話をすると、
予想通りまだ家にいました。
  
町内のスピーカーからは避難勧告が繰り返し流れています。
  
いいかげん、私もブチ切れまして、
「さっさと避難しなさーい!!」と、
近所に轟くボリュームの命令モードに突入です。
  
心理ケアもコミュニケーション法もへったくれもありません。
 
すると、ようやく父の本音が出ました。
  
「家が飛ぶことなんかないさ」 
「たくさんの金をかけてバッチリ修繕してきたんだ」  
「家が飛ぶときはエラブ(沖永良部島)全部が飛ぶとき、すべてパアになるときだ。」  
「すべてがパアになればそれで終わりだ。(生きている)意味ないんだ。」 
と。
  
ついに、出~た~なぁ~と、私が切り返しをかけようとするや否や、
横から9歳の息子が間髪いれずに、
  
「おじいちゃん! でもおじいちゃんの命は大事だよ!
命があれば、いくらでもやりなおしができるよ!だから避難して!」
と割り込みました。
  
最終的に場を治めたのは、この息子の一言だったのです。

一瞬、間を置いて、「あー、ありがとうよ!わかったよ避難するよ。」と。
  
仕方なさと、ありがたさと、ふてくされとが
3分の1ずつのブレンドみたいな返答がありました。
 
それでもすっとぼけ戦法続行の可能性があるので、
念のため、2軒隣のコンクリート家屋の親戚の家に事情を説明し、
フォローをお願いすると、ちょうど母から
「21時半くらいに避難に行く」と連絡が入ったそうです。
  
1時間半後!?いまでしょ?!とツッコミたくなりましたが、
とりあえず、暴風圏に入る前ではあるのでOKとし、
親戚宅にチェックインしたことを確認して安心して就寝しました。
  
ふぅ…徒歩30秒の避難所の遠かったこと…
  
結果的に、島の直撃は免れ、
前回の台風よりも弱い風だったとのことで、ことなきを得ましたが、
いやいや、疲れました。
 
 
翌日親戚の家に電話をすると、
午前9時前には、両親と甥はとっとと帰宅していました。
 
我が家の台風バロメーターは、
裏庭に植えてあるバナナの木が倒れるか否かなのですが、
今回の台風では一本も倒れず、バナナを損なうこともなかったとのこと。
 
父いわく、「まったく、恥ずかしい思いをしたよ」と。
  
いったい誰によ!という言葉を飲み込んで、
「から騒ぎで済んで本当によかったね」と返しました。
   
あとで聞いたところでは、前日も、母と甥には避難を促し、
自分は家に残ると主張していたとか。
  
そう、私の父に対する態度は、災害弱者の高齢者であるのに対し、
父のセルフイメージはといえば、
バリバリ現役の難攻不落城の城主だったのです。
  
避難は恥。  
恥をさらしてまで生きる意味はない。  
城が崩れるときは己の人生が崩れるとき、
  
という覚悟をもった侍でした。
  
人生、カッコいいかカッコ悪いかがキモ。
  
そういえば、昔から父は酔っぱらうとよく
「とおちゃん、かっこいいぜぇ〜」とごきげんに自画自賛していましたし、
人に何かを依頼しようとすると「そんなのカッコ悪いやー」
と頑なに拒むことが多々ありました。
 
 
私はこの辺の男としての信念や人生観、
スピリチュアリティーとしての侍魂を汲むことなく、
愛情さえ伝われば、とか、データをもって事実をきちんと伝えればなど、
理詰で攻めたのが今回の戦をいたずらに長引かせた原因と見ています。
  
「祖父と父が守ってきた家は言うまでもなく天下一!
ただ、今回の台風はどこの難攻不落城も危険なレベルで、
城主たちは避難を強いられるレベルらしいよー」
  
「勇気ある退陣も、潔く優れた戦略で、超カッコいい♪」
  
くらい伝えられればよかったかなと。
  
ただし、やはり孫パワーには優らなかったかもしれませんが。
  
娘に指図されて動くのはカッコ悪いけれど、
孫にねだられて避難したならご愛敬で
周囲にもなんとなく体裁が整う。
   
そんな心理を読み取り、孫をとっとと使う智恵が私には欠けていました。
 
 
さあ、今回の大型台風を乗り越え、さらに経験値を上げてしまった父。
今後も災害時にどう向き合うか、智恵比べはまだまだ続きそうです…
 
 
このようなやりとりは、父と娘に限らず、夫婦や男女間でも
多く見られるミスコミュニケーションですね。
 
相手のニーズがどこにあるのかを読み間違えると、
いたずらに不毛のやりとりが続いてしまい、
愛情ゆえのやりとりが、憎しみを産んでしまいますから
注意しないといけません。
  
そんな反省をもちながら、男女の問題にまつわるお話など、
みなさんと一緒にオンラインでシェアしたいと思います。
   
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200907

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ミッチさん(70代・無職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
年子の姉がいます。
彼女から送られてくるLINEが悩みです。

姉は、とあるキリスト教系の宗教組織の熱心な信者です。

彼女からLINEが来て、あら嬉しいと開いてみれば、
最後に必ず「今週のみことば」の写真が貼り付けられており、
「聖書を読むきっかけになれば」と書いてあります。

自分の行っている教会に一緒に行こうと再三言うので、
はっきり断ったのですが、懲りずに送ってきます。

その写真を見ると、不愉快になり、イライラがとまりません。

彼女を傷つけることなく断りたいのですが、
いったいどのように伝えればいいのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

宗教というのは、その人のスピリチュアルな信念で
人生の中核となるような信念です。

そのような大切な部分で、自分とは相入れない価値観を持つ
お姉さんからの誘いを断るのは、なんだか薄情なような気がするし、
彼女の価値観自体を批判しているような、
人格否定をしているような気持ちになってしまう、
あるいは、相手にそのように受け止められたら辛いなという思いが、
おそらくミッチさんの中にはあるのでしょうね。

とてもお姉さん思いのミッチさんですね。

お姉さんはおそらく、愛する妹に、自分と同じように
そこから安らぎや幸せを得てほしいという純粋な思いがあって
熱心に勧めてくるのだと思いますが、それはあくまでもお姉さんの価値観、
それを一方的に押し付けられてしまうのは、とても苦しいことですね。

ミッチさんが今すべきことは、自分がそのような不快感を持っていることを
まず認めて受け入れること。そして、お姉さんに伝えることです。

大切なのは、今回のケースで問題になっているのは
お姉さんのスピリチュアルな信念が正しいか否かということではなく、
お姉さんがミッチさんに対してとっているアプローチの仕方だということ。

また、ミッチさんがお姉さんに抱いている嫌悪感は、人間としての嫌悪感
ではなく、あくまでそのアプローチに対してであるということ。

そのあたりを、しっかり整理して、お姉さんに伝えてみましょう。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_638355385

Q.私は子どもが欲しいと思っているのに、
主人は別に欲しいと思わないという考えで、
私は子どもをあきらめようと思う気持ちと
あきらめきれない気持ちとで葛藤しています。

普段の忙しさに忘れてる時もありますが、
友達に赤ちゃんができたとか、
近所の人同士で子どもを遊ばせているのを見ると、
その輪に入れないことが悲しくなります。

私は今年42歳でそろそろ限界だと思っています。

結婚した時(36歳)は私が学生をしていて、
卒業したら子育てを、と考えていたのに、
そんな時には主人の気持ちが変わっていました。

どうしたら自分に納得がいく諦め方ができるのでしょうか。

子どものいる友達を見ると、未来があっていいなって羨ましくなります。
そうやって妬む自分も嫌です。

どうしたら心穏やかにお子さんのいる方を見れるでしょうか。

【コアラ・40代・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

結婚も出産もご縁のもの、
それぞれのタイミングというのがありますね。

おそらくコアラさんの学業も一緒でしょう。

子どもに関して、ご主人は結婚当初は
子どもを欲しがっていたのでしょうか?

今も「別に(とりたてて)欲しいとは思わない」のか、
それとも「こどもは全く欲しくない」と思っているのか、
確認はされたでしょうか。

以前ほど欲しいとは思わなくなったけれども、
子どもがいたらいたで構わないと思っている可能性が
あるのなら、子どもができたらできたで、
可愛がることは十分考えられます。

そうであれば、コアラさんの希望を貫いて良いのではないでしょうか?

ただ、もともと子どもは欲しくないと思っている場合は、
結婚観や人生計画の差があると思いますので、問題はより複雑ですね。

結婚に対して、子どもがいる家庭をつくるビジョンを描いていたのか、
それとも、夫婦だけの穏やかなパートナーシップを描いていたのか、
曖昧だったのか、

それが変化する可能性も含めて、それぞれのニーズを、
もういちど確認してみることをおすすめします。

ただ、子どもにこだわりすぎることで、
夫が自分の存在や関係性が蔑ろにされていると感じ始めると、
夫婦仲が悪化することがあります。

その辺に気をつけて、ご主人と共に人生を築き上げていきたい
というコアラさんの気持ちが伝わるコミュニケーションや
関わりを大切にされますように。

もし、子どもとのご縁が無い人生であれば、切り替えが大切です。

子どもができなければ、コアラさんのこの人生の課題は、
子どもがいないことで謳歌できることなのでしょう。

自分が欲しいけれど持てないもの(子ども)に注意を向けて過ごすのをやめ、
すでに持ち備えているもので豊かさをもたらしてくれているものや、
持つことができるけれども、まだその努力をしていないものに
意識を向けていくことが大切ではないでしょうか。

コアラさんはご結婚されたあとも、
子どもよりも学業を大切にしたいと思われた時期がおありです。

もしかしたらコアラさんの無意識や潜在意識は、そのような分野で
自分らしさを発揮することも望んでいるのではないでしょうか。

周囲との関わりでも、子ども(を持つこと)ばかりに意識を向けず、
子どもがいなくても、またはいないからこそ
豊かに過ごしている人もたくさんいますから、
そのような人々に意識を向けることも大切です。

女性性や母性が発揮できないという思いがあるのなら、
「自分の」子どもにこだわらなくても、
コアラさんの母性や女性性を社会的に活かし、
「私たち皆の」子どもたちを育むことはできます。

無論、それらの性質は子育て以外にも活かすことができます。

ご主人が子どもを欲しくないと考えているなら、
彼が抱いている課題に向き合うことを優しく包み込むことも、
そのひとつなのかもしれません。

子どもがいないことで、女性性や母性が否定されることはないのです。

さまざまな視点をもつことは、私たちの頑なな姿勢を柔軟にし、
人生に豊かさをもたらしてくれます。

子どもがいなくても、幸せを体験しながら豊かに生きることは可能です。

ぜひ、そのような新しい視点を大切にされますように。
  
                 
          
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