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Q:こんにちは。いつもありがとうございます。
 
私は、40代主婦。夫と2人の子供の4人家族です。
姑と夫に対しての悩みです。
  
長期連休のたびに夫の実家に帰省し、
その度に姑から気分の悪くなる言葉を言われ、
帰省の時期が近づくと無性にイライラしてきます。
  
「〇〇さんは、ワガママだよね~」とか
「子供を私物化したらダメだよ」と至近距離で突然言ってきたり、
 
家族写真など私も写っている写メを見るたびに
「どこのオバさんかと思った。
どうしたの?そんなに老けて…」など嫌みも度々。
 
夫に言っても、「ほっとけ」の一言。
 
たまに夫の携帯に電話があり、舅と姑は順番に
夫と子供2人と楽しそうに会話して、
私の声を聞くことなく電話を切ります。
のけもの扱いです。
 
すがる思いで夫に相談しても、
親のことを悪く言われるのが気分悪いのでしょうか?

私とは言い争いしますが、自分の親との間では
「〇〇さんは、ほっときなさい」で済まされている状態です。
 
気持ちが消化できない私は、思い出しては、
一人でイライラしてる日々がしんどいです。
 
ごきげんな日々を送りたいのですか、
私はどうやって前向きに考えたらいいのでしょうか?
 
【むーみん・40代・パート】
 
———————————–
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
 
結婚するとき、
私たちは結婚相手のことはよく知ろうとしますが、 
相手の家族の性格や日々の振る舞いまで見極めた上で
結婚を決断することは稀ではないでしょうか。
 
嫁姑問題はよくある話ですが、
夫が味方をしてくれないというのは辛いことですね。
 
むーみんさんも、よくここまで耐えてこられていると思います。
 
人生にはそれぞれに課題があると思います。 
姑には姑の、夫には夫の、そしてむーみんさんには
むーみんさんの課題があるのでしょう。
 
姑は相手の気持ちを思いやり言葉を慎むことが課題かもしれませんし、 
本当の意味での子離れが課題かもしれませんね。
 
子どもを私物化しないよう、むーみんさんに伝えているようですが、 
それはもしかしたら自分の息子や孫を私物化したい
無意識の心理を認めたくないので、自己防衛的に
相手(むーみんさん)の問題として投影しているのかもしれません。
 
夫は、大切な妻と大切な母親の不仲という、
彼にとっても大きな苦しみや痛みを伴う問題に直面しきれず、 
それは大したことではないと合理化したり、否認したりする心理が
はたらいてしまっているかもしれません。
  
問題を問題と認め、向き合い解決に努めることは
彼の課題なのかもしれません。
  
むーみんさんは、良い妻の評価を得るために、
感情を抑圧してことを荒立てないようにすることをやめ、
  
嫌なことは嫌と、私は傷つくんだ、ということを
本人に伝えることは課題かもしれません。
  
おばさんとか老けたなどと言われたなら、
間髪入れずに、「お義母さんキッツい!」とか、
「うわ!傷つくぅ〜」などとポップに伝えたっていいのです。
   
真剣に対応するときに、必ずしも深刻になる必要はありません。
    
「誰それがこう言っていた」という
トライアングルコミュニケーションは、
人間関係を悪化させるための常套手段です。
   
ご主人を通すことなく、
自分で気持ちを伝える努力もしてみてください。
   
そのときは、相手を批判するのではなく、
自分がどう感じるかを伝えることから始めてみてください。
  
もちろん、姑さんが日頃から誰に対しても毒舌であるのなら、
ご主人の言うとおり、それをあまり個人的なことと受け止めず、
彼女のパーソナリティーの問題と冷静に受け止めることも大切です。
  
ズバズバものを言う人は
相手からはっきりものを言われてもさして傷つかないでしょうから、
なおさらむーみんさんの思いを伝えたら良いのではないでしょうか。
 
逆に、むーみんさんにだけ明らかに意地悪なら、
 「私にはキツくあたるように感じるのですが、
私が何かお義母さんの気に触ることでもしましたか?」
 
と穏やかに確認して、相手に
問題行動を意識化させるのも良いかもしれません。
 
すっとぼけるかもしれませんが、
むーみんさんの毅然とした態度で相手が変わる可能性はあります。
 
それでも変わらないのなら、ご主人が対応したとしても一緒です。
 
それどころか、先述のように関係は悪化して
顔を合わせにくくなるかもしれません。
  
また、本当にお義母さんと楽しく会話をしたいと願っているのなら、
むーみんさんから楽しい話をもちかけたら良いのです。
  
「お義母さんとお話ししたくて」
「このような楽しい思いをして、お義母さんにもつたえたくて」と
思いを伝えてはいかがでしょうか。
  
相手は自分に心底関心と好意をもってくれていることが伝わると、
自然とその人とのコミュニケーションも調和的なものになるはずです。
 
形式的なことではなく、そのような血の通ったつながりを
むーみんさんが求めているなら、まずは自分から
そのように働きかけてみてはいかがでしょうか。
  
このように、むーみんさんが自ら行動することは、
自分を大切にする尊い行為です。
  
たとえ周りがどうであれ、
「私は自分を大切にする。私は大切にされる価値のある存在だ」
という感覚をもたらしてくれます。
 
周囲にさほど依存せずとも、
私は人生に違いをつくれるという自己効力感は、
私たちが生きる上でもつべきとても大切な感覚です。

   
    
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こんにちは! 川畑のぶこです。
今日は、いつもとだいぶ違う景色とメンバーでお届けします。

7月12日から昨日(14日)まで、
「沖永良部島心のケアフォーラム ~空と海の瞑想の旅
3-dayワークショップ~ 2019」というイベントがありまして、
私の故郷・沖永良部島に来ています。

今週と来週のビデオメルマガは、そのイベントでご一緒させていただいた、
スペシャルな方々とわたくし川畑との対談をお届けします。

さて、今回は、精神科医の保坂隆さんにお付き合いいただきます。
保坂先生は、サイコオンコロジー(がん患者さんと家族の心のケア)
の専門医でいらっしゃいます。

がん患者さんやご家族が、がんに関する不安や葛藤を乗り越えて、
生き生きと自分らしい生活を取り戻し、新たな人生を送れるように
一緒に考えていく診療を、ご自身のクリニックで提供されています。

そんな保坂先生に、「心のケア」についてお話を伺いますよ。
どうぞ、じっくりご覧くださいね!

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:こんにちは。いつもあたたかいメッセージをありがとうございます。
 
私は50代で離婚し、子どももいません。
 
ありがたいことに正社員として働かせて頂いています。
 
職場の雰囲気はいいのですが、最近イライラが止まらず、
そんな自分が嫌で落ち込むことが増えてきました。
  
後輩に子どもができる度に落ち込み、
あたたかい家庭を作ってて羨ましいなと、
でも健康で仕事もあるのだから感謝しないと、
 
と自分に言い聞かせて納得させてきましたが、最近、疲れてきました。
  
楽しそうな同僚の輪の中に入ることもできず、
忙しいオーラを放ってる自分の姿も嫌になります。
 
肩身の狭い想いです。
アドバイスをどうぞよろしくお願いします。
  
【ゆかり・50代・会社員】
  
———————————–
  
A:FROM 川畑のぶこ
  
  
離婚後、一人暮らしで、
フルタイムの正社員でお仕事をされているのですね。
 
ゆかりさんのおっしゃる通り、
経済的な基盤が与えられているというのは、本当にありがたいことですね。
 これからも大いに感謝しながらお仕事に勤しまれますように。
 
ただ、そのような経済的充足とは裏腹に、
後輩に子どもが出来るたびに落ち込み、
羨ましくなる、そんな自分に嫌気がさすなど、
心理社会的な面で、充たされないものがあるのですね。
 
ゆかりさんの率直なフィーリングが伝わってきます。
 
さて、日々臨床で色々な患者さんやクライエントさんに接していると、
人間とは、実に様々な状況によって、
時として正反対の状況によって悩まされるものだなぁと
つくづく感じています。
 
ある人は、パートナーさえいればと嘆き、
またある人は、子どもさえいればと不妊を呪う。 
ところが、ある人は、あとひとり子どもがいさえすればと嘆き、
かと思えば、子どもさえいなければと真剣に嘆く人もいるのです。
 
問題は、状況や対象が変わらないことではなく、
常に「この状況は不十分である」という
あり方が変わらないことにあるのですね。
 
今のままでは不十分、
すべての条件を整えなければ、幸せになれない、という、
Never Enough症候群とでもいいましょうか、
私たちのあり方が自分を苦しめてしまっています。
 
ですので、ゆかりさんも、
問題は実際に子どもがいないことや、
後輩が幸せ(に見える)ということではないかもしれない、と
もう一度ご自身に問い直してみてください。
 
私は「常に」「何かが足りない」ということに焦点を当てることをやめ、
今、与えられているものや可能なものに焦点を当てることで、 
何か大きな変化が起きるかもしれないと
ご自身の人生を信頼してみてください。
 
たとえば、自分の血を受け継ぐ子どもは持てなくても、
「母性を持って愛情豊かにはぐくむ」ことは、
今もこれからも出来ることではないでしょうか。
 
自分の子どもがいなくても(ときとしていないからこそ)
豊かな愛情や繋がりの中にいて、
感謝や幸せを感じながら生きるている人もたくさんいる
という事実に目を向けてください。
 
動物たちとの関わりの中に、人間以上の愛や繋がりを持って
豊かに生きている人も(たくさん)います。
 
紋切型でない、そんなさまざまな価値観を味わうために、
この人生が与えられたのかも、と好奇心を持つことが
できれば、きっと人生は追い風になるはず。

   
    
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、Nさん(40代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
昨年、父が他界しました。 私は次女で市外に嫁いでおり、夫と息子1人と
暮らしています。父とは跡取り問題でケンカをし、8年帰省していません
でした。母は脳卒中で介護が必要、7年前から県外の施設にいます。
父の長年にわたるDVもあり、家を出ました。

4歳上の姉は、離婚後実家の近くに住んでいますが、勘当されていました。
そもそも姉は、20歳の頃家出、借金を繰り返し、最終的には親が返済を
してきました。私も、勝手に借金の保証人にされ、取り立ての電話を受け、
被害を被っています。その時、私は姉との連絡を一切斬りました。

十数年ぶりに再会した姉は、長女なので母を見ると言いますが、葬儀の
段取り、法事の段取りなど、ほとんど私がした状況です。しかも、つい最近
まで年金暮らしの母に無心をしていたそうです。母は「だって、人様のもの
に手を付けたらいけないから」と言います。

直接話をしようとすると避けるくせに、後からLINEで、誤解だから等、
感動させるような文章を送ってきます。が、行動が伴わない姉に不信感が
募っています。

かと言って、遠方に嫁いでいる私が実家に帰ることも現実的には難しいの
です。母も孫と一緒にいたいようで、姉と暮らすことには同意をしています。

姉はパートをしている様子はなく、24歳無職の姪と同居。どうやって暮ら
していくのか、財産目当てなのかと疑ってしまいます。相続に関して、
姉は、母が一括相続することを勧めてきます。

姉がちゃんと実家と母の面倒をみてくれるのであれば、それでいいと思って
いました。が、母の為にと、司法書士への連絡やお墓の事など、お金と労力
をかけている自分がバカらしくなります。

実家は無くなるとさえ思います。ならば、私も財産分与を受ければ、
万が一の時に対処できるのにと思ったり、こんな自分を腹黒いと思ったり、
自分を正当化するようで、自己嫌悪です。

どうすればいいかアドバイスをお願いします。
~~~~~~~~~~~

お姉さんに委ねてみるのがいいと思ったり、でも信用できなかったり、
疑いの気持ちがあったり、そして、疑っている自分がまた嫌だったり、
そんな葛藤が読み取れるご相談です。

まず、これはもうコミュニケーションに尽きるかなと思います。

お姉さんが、直接話をすると避けようとするとのことですが、
一回フォーマルに、LINEなどで、今後のことについて話をしたいので
時間をくれませんかと、きちんと、ちょっとフォーマルな時間を設定した
方が良いと思います。

その時には、責めるようなトーンではなくて、お姉さんにとっても、
私にとっても、お母さんにとっても大切なことで、調和的に話をしたい
からというようなトーンで、時間が欲しいのだと、1〜2時間ぐらい
取ってくれないか、と話をする。

大事な話だからということもちゃんと言っておいてください。
何となく、世間話で終わらない、近況報告じゃないんだよというトーンで、
今後のことについて、わたしたち家族のことについて、ということで
話を切り出したらいいと思います。

そして、Nさんもある程度、何を話すかというアジェンダを、あと自分の
伝えたいことをメモしておくといいと思います。それもお姉さんを責める
トーンではなくて、自分がどうしたいかということを伝えるとよいです。

お母さんへの愛情は、なにも事務的なことや経済的な援助をすることでしか
示せないわけではありません。態度や言葉、ふれあいの中で示すことも十分
できますから、前者はお姉さんに任せ、Nさんは後者を担うという選択肢も
あるわけです。

これまで、Nさんが身を削ってやってきたのに自分は何も得られていないと
いう感覚はよくないですし、不健全です。そのために、お母さんやお姉さん
に対して、恨みがましく思ったり疑問を持ったりしないためにも、ちゃんと
思っていることを伝えることが大切です。

主張することイコール、わがままや腹黒いことではありません。きちんと
公平に、相続に関して話し合いをしているのであって、決してわがままな
こと 、身勝手なことを主張しているわけではないと、意識を切り替えて
くださいね。そして、自分がどうしたいのかを、率直に伝えてください。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:いつもあたたかく深いメッセージに癒されています。

娘が小6の終わりから不登校となり、
中二から私立の中学に転校し、現在五月雨登校中です。

娘が小5のときに私が娘、息子を連れて離婚しました。

私はフルタイムで帰宅が遅く、
娘は年の離れた弟の面倒を良くみてくれるよくできた娘でしたが、

不登校がはじまってから、一日家にこもってスマホ漬けとなり、
時折、理不尽なワガママを言って暴れたり無視したり
暴言を吐いたりするようになり、
ママなんかいらない、死ね、と何度か言われました。

元夫も、理不尽なワガママを言って暴れたり、
ひきこもったりして、仕事も家事も育児も私にやらせて、
文句ばかりつけました。

気分障害で入院、通院していますが
医師によると、病気というより性格の問題が大きいとのことです。

娘も通院してみましたが、
病名がつくほどではないとのことでした。

娘の言動は愛情ほしさの裏返しなのだろう、と思い、
時短勤務に切り替えて、

普段からできるだけ娘の話を聞いたり、
いいところをみつけてほめ、
厳しい家計から私立のお金を出すなど、
私なりに頑張っているつもりです。

娘は元夫程にはひどくありませんが、
ふとしたことで理不尽なワガママっぷりを目にすると、
元夫への嫌悪感と重なり、腹が立ち、
娘を育て上げる覚悟がゆらぎます。

どうしたら、元夫への嫌悪感を手放せるでしょうか?

私は娘に対してどのような心構えでいたらよいでしょうか?

【Nattsu・40代・会社員】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

長い間、病気の元夫の理不尽さやワガママに耐え、
フルタイムで仕事をされながら、
一人で家事も育児も切り盛りされてきたのですね。

簡単なことではありません。

本当はNattsuさんだって、夫や娘さんのように
崩れてしまいたいところを、
ギリギリ踏ん張ってきてこられたのではないでしょうか。

まずは、よくここまで頑張ってきている
そんなご自身をNattsuさんがきちんと称えてあげてください。

娘さんの不登校はとても気がかりですね。

小6から中学にかけては、ただでさえ、
ホルモンバランスも乱れ、
感情も不安定になりやすい時期です。

精神科医からはとくに問題ないとのこと、
「死ね」などという言葉は、親として打ちのめされたような
気持ちになることと思いますが、
まさに絵に描いたような反抗期かもしれません。

壁に穴が空いたら赤飯を炊けなどと言いますが、
これまで「いい子」で抑圧されてきた娘さんであれば、
その反動も大きいのかもしれません。

母親がいちばんイヤがるであろう、
父親のイヤな面を模倣し見せつけることで、
爆弾をしかけているのかもしれませんね。

誰もが通る、心理的な親殺しのプロセスと、
嵐が去るのを静かに待つのが賢明かもしれません。

ここで「親の責任」とあたふたしないことです。

Nattsuさんは「育て上げる自信がない」とのことですが、
この時期は「自ら育つ」ことを信頼して、愛情はかけつつも、

親から見た理想の娘を「つくりあげる」ことは手放し、
娘さんの個性的なプロセスを見守る時期と
切り替えてみてください。

Nattsuさんが娘さんに対して、

「そんな悪態ついていても、あなたはあなたとして
ちゃんと育つから大丈夫」と、

ゆとりを持って接するコトができれば、
その娘さんへ対する信頼感は
非言語的なメッセージとして伝わるでしょう。

娘さんも「私は私でよい」と自己受容や自己愛が
育みやすくなることでしょう。

今の娘さんは、自分を受け入れてほしい反面、
こんな自分はいやだという両価的な苦しみがあることと思います。

そんな苦しみもぜんぶひっくるめて、
それでも大丈夫よ、と優しく包み込むゆとりをもてたら
関係性は自ずと穏やかなものに変わってくることと思います。

それをいちいち言う必要はありません。
態度で示せていれば十分です。

罵声を浴びさせられているときに
優しく包み込むのは難しいでしょうが、
娘さんが眠りについたその背中に向かって
包み込むのでもかまいません。

自分がどんな状況にあっても、
母は(母だけは)私の味方でいてくれて、
不器用ながら、見守ってくれている、
ということが伝われば十分です。

もちろん、私たちは聖人でも観音菩薩でもありませんから、
ウリャー!と叫びたくなるときもありますが、

そのようなときは、そんな自分を批判せず、
それでも私は私を見捨てずに愛すと、
包み込んであげてください。

私自身を包み込むことと、
私の継続である娘を包み込むことは同義と受け止めて。

あのころが懐かしいと、微笑む日がくることをどうか信じて。
   
    
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、アコさん(50代・自営業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
結婚24年になる妻51歳です。一人息子はまもなく社会人になります。
夫とは、結婚後1年で自然と別居になりました。

子供は一人で育てながら、私は自分の趣味を仕事にして、友人も多く、
お陰で多忙な日々を過ごしています。

夫とは、あまり会うこともなく離婚を考えてはいますが、
まだ私が経済的に自立できないため、思い切りがつきません。

私の望みは、一緒に生きていくパートナーのような男性と出会うことです。

2年前に、前から好きだった男性とお付き合いが始まりました。友情が
度を超えた感覚でした。彼には内縁の妻がいて、不倫の形になりました。

24年ぶりに、恋愛、人との触れ合いがまたできたことに有頂天になり、
楽しすぎて目がくらみました。程なく、彼に別の女性がいることがわかり、
傷心の末別れたのですが、何だかんだで、また2年ほど付き合いが続いて
しまいました。彼を手放せなくて悩みましたが、半年前に思い切って別れ
ました。そうしたら最近、彼が内縁の妻を捨てて、一人になったと友人から聞きました。

別れた時は覚悟して、自分のために別れたのに、毎日辛くてたまりません。
別の女性のことを調べたり、その人と一緒になるのかな、など考えては涙です。

こんな自分が嫌で、早く立ち直りたいのですが、ひとを恨んだり、
憎んだりはしたくない。どうしたら忘れられるでしょうか。
~~~~~~~~~~~

結婚して24年になるけれども、結婚後1年でもうずっとご主人とは別居
していてあまり会うこともないということなので、結婚生活自体が
もうすでに破綻していると考えても、おかしくないと思いますね。

もし離婚となった時に、別居が20年続いていれば、もうこれは簡単に
成立すると考えられます。

もし、アコさんが離婚をしない理由が、経済的なことだけである場合、
まずは法律家に相談してみることをお勧めします。長年の別居の場合、
経済的な配分がどうなるのかなど、現実的なことを知ることは、
次へ進むためにとても大切です。

アコさんがご主人とずっと別居で、家事も育児もお一人でされてきたこと
は本当に大変だったと思います。よく頑張ってこられましたね。

その、別れたのに忘れられない彼というのは、おそらく、そんなアコさん
に優しく、ちゃんと注意を払って接してくれたのでしょうね。

結婚24年の23年間は夫がいない状態で、きっと寂しかったことでしょう。
その寂しかったところに、きっとアコさんのことを、最初は友人として、
そして最終的には女性として、きちんと受け入れてくれる、認めてくれる
人が出てきた時に、その人に好意を持って恋愛が始まるというのは、
ごく自然の流れです。

ただし、アコさんは本当に彼だけが好きなのでしょうか。
そこは、ちょっと考えてみた方がいいかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:子供を望むべきか望むべきでないか悩んでいます。
 
お互い再婚、子供は私の連れ子(中学生)が二人います。
結婚半年ほどです。
  
結婚してから、私たち夫婦、子供たち、お互いの両親ともに
私が妊娠するのを心待ちにしており、
子供が出来たらこうしようああしようと妄想を膨らませ、
楽しい日々を送っていました。
 
 
しかしそんな矢先、主人が頻繁に出会い系サイトを
利用していたことが発覚しました。
 
主人は遊びでやり取りをしていただけで、
実際に会ったことは1度もないと、
頑なに浮気を否定するのですが、
待ち合わせ場所での会話等もあり、
主人の主張は到底信じられません。
 
ただ、決定的な現場を押さえたわけではなく
証拠としては不十分ですし、
 
なにより周りから祝福され再婚し、子供たちも
ようやく新しい生活に慣れてきたばかりなのに、
わずか半年で離婚というわけにもいかず、
今回は様子を見るということになりました。
 
私は落ち込んだり疑心暗鬼になったりしながらも、
以前のように主人と接するように心がけてはいますが、
 
相変わらず子供がほしいという主人とは裏腹に、
子供ができてからまたこんなことが起きたら・・
と不安で不安で子供を作ることに積極的になれません。
 
しかし年齢的にも何年か様子をみて大丈夫だったら、
というほど余裕もありませんし、
私も本当に楽しみにしていたので
諦めて良いのかという気持ちもあります。
 
主人の1度目の離婚原因は主人の浮気、
離婚後は常に何股もかけるような所謂遊び人でした。
 
主人がこの先浮気をする可能性は非常に高いと思います。
それは今いる子供たちを傷つけることにもなります。
それを分かった上で子供を望むべきなのか望むべきではないのか。
 
こんな人と結婚した私が大馬鹿ではありますが、
実際助けられている部分(金銭的にではなく)
もたくさんあり、愛情があるのも確かです。
 
こんな私に、何かアドバイスをいただけると幸いです。
 

【ゆかり・30代・会社員】
 
 
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A:FROM 川畑のぶこ
 
 
永遠の愛を誓って間も無く、夫の浮気が発覚したのですね。

ゆかりさんからすれば、裏切られた気持ちで
いっぱいのことと思いますし、
今後のことが不安なのは当然のことと思います。
 
いちばんの悩みは二人のあいだに
子どもを持つかどうかとのこと。
 
問題は、ゆかりさんご自身は
単にもう一人子どもが欲しいのか、
 
それとも愛する者との子どもを産んで
一緒に仲良く育てたいのか、
じっくり考えてみることだと思います。
 
この際、親や自分の子どもなど
周囲の期待は横に置いておいてください。
それらは子どもを持つ正当な理由にはなりません。
 
ゆかりさんご自身がどうしたいのか、
を考えてみることが大事かと思います。
 
おそらく、ゆかりさんであれば、
子どもができたらできたで、
愛情をもって育てることはできるでしょう。
 
前夫とはうまくいかなくても、
2人の子どもたちは愛情をもって育てているでしょうし、
子どもからも多くを得てきているゆかりさんだと思います。
 
その結婚がどうであれ、お子さんがいること自体は
肯定して生きてこられているのではないでしょうか。
 
ただし、ゆかりさんが望むのは、おなじように、
夫がどうであれ、もう一人子どもを産んで育てることでしょうか。 
それとも愛情ある夫婦間で子育てをしたいのでしょうか。
 
もし後者であれば、浮気が原因で離婚をし、
その後何股をかけて女性と付き合い、
二度目の結婚後も出会い系サイトで
女性とやりとりをしているという状況を鑑みると、
そのハードルはかなり高いと言わざるを得ないでしょう。
 
ご主人と前妻とのあいだにお子さんはいますか?
 
いる場合、そのお子さんたちと
ご主人との現在の関係はどうでしょうか?
 
将来ゆかりさんが離婚を決意したときに、起こりうる
親子関係を重ね合わせてイメージできるでしょうか。
  
ご主人に前妻とのお子さんがいない場合、
ゆかりさんとの愛情溢れる関係性よりも、
「自分の子どもを持つ」ことのほうが
優先されているということはないでしょうか?
 
女性との刺激的な関係は維持しつつ、
子どもはしっかり育ててもらえそうな
ゆかりさんと、などと考えてはいないでしょうか。
 
このようなことも振り返ってみると良いかもしれません。
 
 
ゆかりさんが結婚に求めるものは何か、
そしてご主人が結婚に求めるものは何か。
 
もしそのことをすり合わせることなく、
単に子どもが欲しいというニーズのみが
合致して結婚したのであれば、
 
もういちどきちんとそのすり合わせをしたほうが良いでしょうし、
それは早ければ早いに越したことはないでしょう。
  
ゆかりさんは安定した家族愛溢れる家庭を望んでいる一方、
ご主人は刺激的な人生を望んでいる可能性もあります。
 
ご主人が女性を魅了する力があるがゆえに、
ゆかりさんもご主人に惹かれたこともまた事実かもしれません。
 
ただし、今後もご主人がその魅力を
他の女性に対して振りまくことがあったとしても、
そのご主人を受け入れることができるのか。
 
その辺をぜひじっくり整理してみることをおすすめします。
   
    
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