心理療法家でサイモントン療法認定トレーナーの川畑のぶこによる、皆さんからの質問へのアドバイスや、メンタルの整え方、実生活に役立つ心理学のお話。日本における「サイモントン療法」の第一人者であるほか、「断捨離アンバサダー」としての顏も持つ川畑のぶこ。この2つのメソッドをベースに、一般の方のストレスマネジメントやメンタルケアについて、わかりやすくお伝えしています。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、アッコさん(60代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
自信がまったくないことに悩んでいます。

パートで働いていますが、4時間だけなので収入は少ないです。
収入が少ないことで、家族の役に立っていないような気がして、
自分よりも家族を優先してしまいます。

けれど、そうすると自分のやりたい事がわからなくなって、
生きているのがつまらなくなります。

子供たちは成人してしていますが、お金が足りないと言われると、
私の積み立てから出して手伝ったりしますので、預金が少なくなって、
ますます不安になります。

60才になった今、自信をつけるにはどうしたらよいのでしょうか? 
アドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

アッコさんが、家族の役に立てていないのではないかと悩まれている中で、
お仕事のことが一番最初に出てきていますね。

フルタイムで仕事をしていないとか、家族や世の中に対して経済効果を
上げていないということが自分の価値の低さであり、よって自信がないと
いう解釈になってしまっていませんか。

人間には良いところもそうでないところもありますね。うまくできること
もあれば失敗することもある。すべて完璧に、完全無欠にということは
あり得ないわけです。

アッコさんが自分自身を見るときに、ダメなところばかりを見る傾向が
ないでしょうか?

自分の良いところも、欠点も挙げられる、これはニュートラルで良いこと
です。でも、アッコさんはどうでしょう?

例えば、お子さんはもう成人なさっているのですよね。複数の子どもが
成人しているということは、それまでちゃんと育てたということですよね。

そんな自分をちゃんと評価してあげているでしょうか。子どもを自立させ
て、成人になるまで育み、見守るということはとても大事な仕事だという
ことを評価してあげているでしょうか。

世の中の人に対してはどうでしょう。

例えば、どこかの組織からお給料をもらって経済的な収入を得ているわけ
ではないけれども、専業主婦として、家のことを切り盛りして子育てを
しているような人たちを見て、価値がないと思いますか。

そうではありませんよね。ですから、アッコさんも、自分のやっている
ことにも価値があるということを、きちんと認めてください。

価値がないと思う部分だけを見ようとしてしまっている、そこに自信の
なさが湧いてくる原因があるかもしれません。

ノートを一冊準備して、自分のいいところを書き出してみることを
オススメします。苦手なこともあるし、欠点もある、でもいいところを
書き出すのです。もし書き出せなかったら、人に聞いてみてもいいです。

そして、そのときに「そんなことない」と抵抗する心理が出てきたら、
それが自信のなさの原因なのだということを覚えておいてください。

周りも「それが素敵だよ」「いいよ」と言っているのに、認めない自分
がいる、それじゃダメなんだと言う自分がいる。だってこれができて
いないじゃないかと全てを打ち消してしまう自分がいる。

全か無かというような思考に走っていないか、ものごとの見方が歪んで
いないかというのも見てみるとよいでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_200190830

Q:川畑先生のメルマガを読ませて頂いて
難しい問題を抱えているかたは多いのだと驚いています。

娘の登校拒否について教えて下さい。

娘のこれまでをざっくりお話しますと、
小さな頃から優等生タイプで、あまり努力しなくても成績がよく、
賞状もたくさんもらってきました。

習い事は、今思えば多かったかもしれませんが、
どれも得意で楽しそうでした。

ですが、中学生になり、
反抗期と、起立性調節障害が出て来て、
朝起きられなくなり、塾も行きたくないと
布団をかぶり泣き出して辞めることになり、
部活も行けなくなりました。

今まで簡単に人よりできていたことが、
体調不良で人並みに出来なくなって
心が折れてしまったのかもしれません。

原因は、私が過保護にし過ぎたか、
指示を出しすぎたのでしょうか?

夏休みの宿題もほとんど手付かず。

真面目なので、やらずには行きたくないといい、
登校拒否になることは目に見えています。

学校には、理解ある先生、友人もいて、問題ないと思っています。

今まで、失敗なく育ってきたので、
どうしたらよいのかわからず悩んでいる様子ですが、
反抗期なので、アドバイスは本当に難しく
なんとかしてあげたいのですが、できずに困っています。

どうしたらこの娘は、自信を取り戻せるでしょうか?

登校拒否したら、無理に行かせない方がよいのでしょうか?

【ひまわり・40代・会社員】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

ひまわりさんの親心溢れる苦悩が
ひしひしと伝わってくるご相談です。

今まで、なんら問題なく、優等生でやってきた娘さんが
中学生になって不登校になってしまったのなら、
「なぜ我が子が?!」と混乱も大きいことと思います。

結論から申し上げると、
ここは鷹揚に構えて、温かく見守るが吉です。

今の娘さんは、親のアドバイスや解決法ではなく、
そのままの私=優等生でなくてよい私、を
ただただ受け入れて欲しいのかもしれません。

もちろん、学校との連携は保ちつつ、
教育支援センターや教育相談室などの資源も活用して、
タイミングを見計らって、本人に無理のない支援を
していくことを意識してみてください。

ひまわりさんは(そして娘さんご本人も)
今まで優等生だったのに何故?と思うかもしれませんが、

失敗したことが無いからこそ、失敗や不調への耐性も少なく、
打ちのめされたような状態に陥ってしまっていることも考えられます。

くれぐれも「登校=正解」「不登校=不正解」という価値が
強化されないように気をつけてください。

本人に心の準備ができていないのに、
周囲が登校することばかりにこだわると、

娘さんの無意識には、「正解しか許されない」という
強迫的な刷り込みがされてしまうおそれもあります。

ここはぜひ、「不登校=個性的なプロセス」ということを知り、
娘さんの唯一無二の人生の大切なプロセスに
温かく寄り添ってあげてください。

学力が低下することなども心配かもしれませんが、
娘さんは本気になれば遅れを取り戻す知性は備えているでしょう。

今は勉学以外の大切な価値観を育む時期と受け止めてみてください。

このような苦しみの時期に、
母親や友人がいつもあるがままの自分を
無条件に受け入れて、見守ってくれた、という経験は、
彼女の人生の宝になることと思います。

真剣に取り組むことは大いに結構ですが、
度が過ぎて深刻になり過ぎないことです。

このような苦難を乗り越えるプロセスは辛いこともありますが、
同時に思わぬ豊かさももたらしてくれます。

ある程度の気楽さも持ち備えることを心がけてみてください。

「そんなこともあるのが人生。ここから何が学べるかな?」と、
一呼吸おいて優しい微笑みとともに娘さんと一緒に前進されますように。

応援しています!
    

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、どーもさん(40代・看護師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
自分の家族、旦那の家族、ともにいい関係を築けず、悩んでいます。

 
兄はとてもずるく、横暴な人間です。
自分勝手なことばかりで、気に入らないことがあるとすぐに恫喝します。

年子のせいなのか、私への敵対心が強く、幼い頃から罵られて、
劣等感を植え付けられるようなことばかりされてきました。

そんな辛さを両親には理解してもらいたくて、さんざん話をしたのですが、
兄の悪いところを認めようとしません。むしろ、私の方が兄を理解しようと
していないと責められます。

自分が悪いのかな…私が変わらなきゃなのかな…、そんな風に思いながら
長年過ごしてきましたが、私の家族を思いやる気持ちを踏みにじられる
ようなことばかり続き、それぞれと大ゲンカをして現在は疎遠です。

私自身は、このまま疎遠でもいいと、どうにか思えるようになってきたの
ですが、問題は私の幼い子どもたちです。

私が子どもの祖父母や親戚との繋がりを絶ってしまっていることに、
罪悪感を感じます。でも、今までのように私が我慢をすることで
成り立っていたような関係には、もう戻れません。

また、旦那の親類ともうまくいっていません。配慮のない言動に傷つけら
れたことが何回もあり、嫌になってしまいました。 周囲とうまくやれない
私が悪いのかもしれませんが…。 何か良きアドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

どーもさんがとても長い間、耐えて耐えて、辛い思いをされてきたことが
伝わってくるご相談内容です。

お兄さんとの関係、ご両親との関係、そしてご主人との関係について、
それぞれの具体的なケース、どのようなやりとりがされているのかという
ことがここには記されていないので、いったい何が起こっているのか、
私のほうでは詳しく想像がつかないのですが、

でも、いずれにせよ、どーもさんが誠実に対応しようとしていても、
周りが取り合ってくれないという状況があるのだと思います。

まず、お兄さんとの関係について、確かに兄弟関係というのは、
ライバル心、競争心などがエスカレートして、敵対心に変わってしまう
ことがよくあります。

特に、親の注意を得たい、愛情や承認を得たいというようなところから、
私たちは無意識のうちに、このような不毛な争いをしてしまうことがある
のですね。

どーもさんが相談してもご両親はお兄さんの肩を持つということは、
やはり割とお兄さんのほうがご両親のお気に入りになるのが上手な
タイプなのかもしれませんね。

それに対して、どーもさんは本当に率直というか、素直で自分自身を
ごまかしたり飾ったりすることなく、割とストレートに対応するところが
あるのではないでしょうか。

これはもう私の勝手な想像の範囲でしかありませんが、なんとなく
そのような像が浮かんできましたし、どーもさんとしては、正直に、素直に、
誠実に話をしているつもりでも、それが周囲から配慮のない言動をされて
しまうことにつながっているのではないかと想像しました。

もし、そのような対人交流のパターンが、ご家族やご親族との間だけでは
なく職場などでも起きていて、周囲といい関係が築けないというのであれば、
そこには、どーもさんのものの見方や捉え方、反応の仕方の、一種の
パターンがあるかもしれません。

どーもさん自身が自分なりに一生懸命、真面目に誠実に対応していることは
間違いないと思いますが、そこにひとつの傾向があると、いろいろな状況下
で同じように受け止めたり反応したりしてしまうため、周囲と好ましい
関係性を築きづらくなる場合があります。

ご自身の傾向を客観的に見ていくことは、どーもさんの今回のお悩みを
解決してくれるステップになるでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:発達障害の人との関わり方について相談させていただきます。

職場で一緒に働いている人に発達障害の方がいます。
その人は自分で病院に行って、
発達障害の診断をもらってきたといいます。

ひたすら「わかって欲しい」というような事を言うのですが、
わかったうえで、どうして欲しいのか。
という答えが返ってきません。

私「○○わかりますか?」
相手「わかりません」
私「○○ですよ」
相手「やっぱり」or「知ってました」等、

所々でカチンっとくる物言いをしたり、
言葉のキャッチボールができなかったり、
仕事も何度教えても同じ間違いをしたり、
そもそも覚えてるのか覚えてないのかもわからないし、

「覚えてますか?」と聞いても
言い訳のような返事しか返ってこないしで、

「「はい」か「いいえ」で答えて下さい。」
と何度も言ってもわかってもらえず。

少人数でやってる仕事で、お客さんにも迷惑がかかるし、
わかってあげたいですが、実際尻拭いをさせられ、
一緒に仕事をしている周りが疲弊していきます。

ひどい人間ですみません。
何かアドバイスを下さい。

【そらいろ・30代・会社員】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

そらいろさんたちの努力も虚しく、
発達障害の同僚とのやりとりに苦慮されているのですね。

それでも諦めず、どうすれば良いかと相談される
そらいろさんの配慮は素晴らしいと思います。

発達障害の方の雇用に関しては、2016年度から、
事業主は過重な負担とならない範囲で障害者に対して
「合理的配慮の提供」が義務付けられています。

合理的配慮とは、障害のある方々の人権が
障害のない方々と同じように保障されるとともに、
教育や就業、その他社会生活において平等に参加できるよう、
それぞれの障害特性や困りごとに合わせておこなわれる
配慮のことをいいます。

2016年に施行された
「障害者差別解消法(正式名称:障害を理由とする
差別の解消の推進に関する法律)」によって、

この合理的配慮を可能な限り提供することが、
行政・学校・企業などの事業者に求められるようになりました。

ただし、そらいろさんがお困りのように、
現場レベルでの発達障害に関する啓発はまだまだ遅れています。

社員向け研修があるわけでもないでしょうから、
彼ら彼女らの言動が病理によるものととらえきれずに、
本人の性格の問題や親の育て方の問題などと
とらえられてしまいがちです。

発達障害は親の育て方が問題なわけでも、本人の性格の
問題でもなく、神経学的な病理によるものです。

私たちは先天的に身体的な障害を持っている方たちには、
それが可視化されていることもあり、配慮をしやすいですが、

発達障害の中でも、
おそらく今回のご相談内容に該当するであろう、
アスペルガー症候群のような
知能は人並みかそれ以上に高いのに、
コミュニケーションや対人交流などがいびつな方たちの
障害に関しては、目に見えないこともあり、
配慮が行き届かない傾向があります。

そらいろさんのケースでは、
ご本人が診断の開示もしてくださっているので、
今回のご相談のように
どうすれば良いかと、次のステップに繋がっていますが、

そのことが理解されずに、
ひたすら批判や非難を受けて、職場に適応できなくなり、
中にはうつや引きこもりなどを併発するケースも珍しくありません。

発達障害の方への配慮に関して、
以下は、厚労省、都道府県労働局、ハローワークによって
紹介されている、事業主の方向けの職場における事例紹介
がありますので、ぜひご参考ください。

これは発達障害の社員を雇用している
事業主による報告をもとに作成されたものです。

【業務の指示に関して】

・予定などが急に変更されると混乱して
 仕事に専念しにくくなるとのことなので、
 スケジュールはなるべく早く伝えるようにしている。

・口頭で伝えただけでは忘れてしまうことが多いので、
 指示事項などを紙に書いて渡したり、
 ホワイトボードに記載したりしている。

・複数の者から指示をすると混乱するため、指示系統を統一し、
本人に二重に指示が伝わらないようにしている。

・同時に複数の作業を指示すると混乱するため、
 一つの作業が終了してから次の作業の指示を出している。
 また、工程数の多い作業は、
 一つ一つの工程に分けて指示をしている。

・「だいたい」「おおよそ」などの曖昧な指示では、
正確な作業遂行に至らない場合があるので、
 数値化するなど、指示を具体的に出すようにしている。

【作業環境など】

・周囲の視覚的な刺激に反応しやすいということだったので、
 集中して作業ができるよう、
 席にパーテーションで仕切りを設けている。

・データ入力を得意としているため、
 手書きの書類をパソコン入力で処理できるようにした。

【コミュニケーション】

・困っていることがないか、上司から声かけをして
 話をきくようにしている。

・あいさつ、会話が適切にできるよう、
 周りの職員から声をかけている。

・本人の話について、周りの職員が
 「○○ということですか?」と復唱して
 お互いに確認するようにしている。

・人との関わり方やコミュニケーションの取り方、
 会社のルールやマナーについての研修を行った
(他の職員も一緒に受講)。

【休憩時間】

・声かけをしないとずっと仕事をし続けるため、
 休憩時間には声をかけて休憩を促している。

・昼食時の雑談が精神的負担となるという
 本人からの申し出があったため、
 空いている会議室などで
 一人で昼食をとることを認めている。

【通院等のための休暇】

・シフトを調整し、受診日は優先して
 休みが取れるようにしている。

【同僚などへの配慮】

・本人が希望すれば、他の従業員が本人の障害を理解できるよう
 職員研修を実施し、本人から直接、自身の障害特性や
 希望する配慮について説明をしてもらっている。

・担当管理職が、
 発達障害のある職員が所属する部署内の職員と
 個別に話す場面を意識して作り、周りの職員が
 ストレス・不満を感じていないか気配りしている。

以上、厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク
「発達障害のある方への職場における配慮事例のご紹介」
よりご紹介いたしました。

これらを参考にしつつも、
発達障害のある方の特性一人一人異なるため、
必ずしもそらいろさんの職場や、
全ての方に有効な配慮であるとは限らないことも念頭に入れて、

職場の状況を考慮し、ご本人との話し合いを十分に重ねて、
どのような雇用管理を実施するのが適切なのか、
十分に検討されることをお勧めします。
    
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190819

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、Mさん(40代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は42歳、もうすぐ43歳のママ、高齢出産です。子どもが成人になる
20年後は生きていると思いますが、40年後はイメージわかず寂しく
思ったりします。自分が年を重ねていくことへ不安もあります。

今は育休中だからまだ時間がありますが、それでも忙しすぎ、
仕事が始まったらさらに忙しい。生活全部が忙しすぎてイライラして
しまう、それが悩みです。

主人は仕事で毎年、1年のうち半年ほど出張で不在です。
いる時は上の子の保育園送りはしてもらえます。マンションの上階に
義父母がおりますが、私自身、性格的にほとんど頼りませんし、
病気の理由があり、頼れません。

仕事をしていれば、育児に関わる時間が少ないゆえの、子供に対する
罪悪感が、また、育児に関わる時間があってもイライラしてしまい、
ゆとりある関わりが取れないジレンマ、いつも自信が持てず、
生きがいやりがいが持てない、という悩みがあります。

下の子の妊娠中、上の子は2歳でした。そのときはイライラし過ぎて、
叩いたり、よじ登ってくれば振り払ったり、怒鳴ったりしてしまい、
かわいそうな2歳の時間を過ごさせてしまいました。

よく「ママ笑ってる?」と聞かれました。幼児期の子どもへの接し方
が大切とよく言われていますが、できなかったという思いで
また落ち込みます。

最近でこそ、イライラが治り乱暴な言葉を発したり、手を挙げたりする
ことはなくなりましたが、依然として目が回るような忙しさ。
どう工夫して乗り切っていけばよいのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

上の子がいて、下の子が小さくてという子育て中の方、Mさんのお悩みを
「うんうん」とうなずいて聞いていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

まず、Mさんは性格的にほとんど頼らないと自己分析されていますが、
育児を、ゆとりを持ってやろうと思ったら、頼るということはすごく大事な
ポイントになってきます。助けられ上手になるのも必要ということです。

これまでは何でもかんでも自分でやってきた、コントロールしてきたという
ところを手放さざるを得ないことは、育児のままならなさ、ひいては人生の
ままならなさを教えてくれます。

育児はなかなかコントロールが効きませんね。夜中にお乳をあげなくては
いけなかったり、なんでこのタイミングでトイレなんだ、ということも
あります。それが一人、二人と増えれば、大変なことになります。

特に0歳、1歳、2歳というのはすごく手がかかりますし、忙しいのは
当然のこと。性格的に頼りませんというところを、ここはひとつ突破
して、頼る訓練のときかも、と置き換えてみる、捉え直してみるとよい
のではないでしょうか。

義理のお父さんお母さんについては、ご病気もあるとのことなので
限界はあるかと思いますが、彼らに可能なペースと時間で、お世話を
してもらうことはできるはず。むしろ、喜んで引き受けてくださるかも
しれませんよ。

ですので、ここはMさんが、自分がこんなに大変なのだから相手に
預けたら相手も忙しくなって大変だろうと決めつけてしまわず、
まずは相談しながら、サポートシステムを広げてみてください。

また、お父さんお母さんだけではなく、一般のサービスもどんどん活用
するとよいでしょう。今は育休中で仕事していないのだから自分が全部
見なきゃなどということは考えないでくださいね。

出産育児は大変です。育児は24時間、万年当直みたいなものですから、
すごくエネルギーを消耗しているはず。たまにはゆっくりカフェに行きたい
とか、マッサージに行きたいとか、あると思います。

そういうときにサービスを利用して子どもを預けることには、
親にとって子にとって、計り知れないメリットもあります。

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_367740983

Q:こんにちは。
いつも川畑先生のメルマガで色々な気づきを頂いています。

先日のメルマガで、
言葉の暴力をされるというご相談がありましたが、
私は自分が言ってしまう方なのです。

先生の書かれていた、
自分の思い通りになる物のような扱いを
夫や子供にしてしまう時があります。

こんなことも出来ないなんてバカじゃないのとか、
全然役にたたないとか、
ぶつぶつ思ったり言ったりしてしまいます。

夫はかなり冷静に自分の事を大切に思ってくれていない、
感じられないと私に言います。

そういう言葉を言ってしまう時はカーッとなっているので、
後から落ち着くと悪かったとか
嫌な気持ちになっただろうなぁと思うのですが、
少したつとまた元に戻ってしまいます。

子供には怒ってごめんねとか、
嫌だったよねとか謝って話せたりするのですが、

夫にはどうしてもごめんねとか優しい言葉がかけられなくて、
謝ることもなく何となく過ぎてしまいます。

色々直したいと思って勉強しているのですが、
なかなか変われません。

どうしたら言葉の暴力をしなくなれるのでしょうか?
何かできることがあれば教えて頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。

【ゆっきー・40代・主婦】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

ゆつきーさんの素直な、そして勇気ある開示、
これは変化の大きな一歩だと思います。

「こんなことも出来ないなんてバカじゃないの」とか、
「全然役にたたない」とかといった言葉は
お察しのとおり、暴力になります。

ドメスティックバイオレンスというと
どうしても身体的な暴力を伴う
激しいイメージがありますが、
実は本人の認識は無いか薄いものの、

これらの人を人として扱わない言動はやはり
ドメスティックバイオレンスになります。

ゆっきーさんには耳が痛いと思いますが、
そのような立場であるということを改めて
きちんと認識して、そこに変化を起こすことを
強くコミットメントされますように。

そのときに、単に自分を攻め立てるのではなく
なぜ、このような状態になってしまうのか、
(あるいは、なってしまったのか)
未来への変化を前提として、
自己理解を深めるための探究心を大切に、
ご自身と向き合ってみることをおすすめします。

ゆっきーさんが人を馬鹿にするのは、
どこかに自分自身が相手から馬鹿にされたくない
心理からきている可能性があります。

ゆっきーさん自身に劣等感があり、
常に相手より優っていなければいけない、というプレッシャーがあると、

自分が価値ある人間であることを証明するのに、
身近な相手を下に見ることで
その自尊心を保とうとしているかもしれません。

生育歴を振り返ってみて、
もしかしたらゆっきーさんのご両親が、
ゆっきーさんに頑張って幸せになってもらいたいという純粋な思いから、

他人とゆっきーさんとを、あるいは兄弟姉妹と
比較して頑張らせようとしたことで、
ゆっきーさんの中に無意識な競争心が
根付いてしまったことも考えられます。

そのような意味ではゆっきーさんも被害者なのですね。

そのような、劣等感からの反動で形成された(相手を見下すことによる)
優越感は、決してゆっきーさんを満たしてくれたり、
癒してくれたりはしません。

ご主人が思い通りにになったらそれで満足するのではなく、
それは無かったことになって、
さらにその上の要求が湧いてきませんでしたか?

問題は相手が本当に思い通りにコントロールできるかどうかではなく、
自分が優っているために、相手が劣っていることを
常に証明し続けようとしていることかもしれません。

この辺をもういちど冷静に振り返ってみることをお勧めします。

そして、ご主人に対して素直になったり謝ったりすることは、
決して相手に負けて屈することではないということも知っておいてください。

相手に対して素直に正直になること、悪いことに対して詫びることは、
ゆっきーさんが不毛なゲームから降りること、すなわち、
常に劣っている私、優っていなければいけない私をやめることを意味します。

これは、ゆっきーさんが幸せへの大きな一歩を踏み出した証拠です。

ぜひ、この成功の道をあゆみ出されますように。

    
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川畑のぶこがお答えします。

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心理療法家でサイモントン療法認定トレーナーの川畑のぶこによる、皆さんからの質問へのアドバイスや、メンタルの整え方、実生活に役立つ心理学のお話。日本における「サイモントン療法」の第一人者であるほか、「断捨離アンバサダー」としての顏も持つ川畑のぶこ。この2つのメソッドをベースに、一般の方のストレスマネジメントやメンタルケアについて、わかりやすくお伝えしています。

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