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Q.実家から出ていかない未婚の弟に皆迷惑しています。

弟の部屋は汚屋敷状態で、
荷物が階段や廊下にもあふれてきました。

結婚するまでは同居しようと思っていた両親ですが、
もう50歳を過ぎ、自分のことしか考えない
わがままな息子がうっとうしいのですが、
怒ると物を壊すので、暴力が怖くて、同居を続けています。

GWやお盆休など長期休暇や連休はいつもしんどそうで
体調を崩します。

弟が定年になりずっと一緒にいるようになったら
と思うと心配です。

どうしたらよいでしょうか?

【ぱんだ・50代・女性・実家家業手伝い】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ぱんださんのご両親への愛と、
自立しない弟さんへの心配が伝わるご相談内容です。

ご両親と弟さんの関係は、
ぱんださんがコントロールできるものではありませんが、

それぞれとぱんださん、すなわち、ご両親とぱんださん、
また弟さんとぱんださんとの関わりによって、
家族全体のダイナミズムが変わることはあり得ます。

ですので、誰かと誰かをなんとかしようと思わず、
私と誰かの関係に焦点を当てて
関わり方を考えてみてください。

理想的なのは、私(ぱんださん)とご両親と弟さんの3者で、
お互いに思っていることや困っていることを
率直に話し合う機会を設けることです。

3者であれ、2者であれ、話すときは批判モードではなく、
弟さんなりにそうならざるを得なかったであろう背景を
イメージしながら、相手を理解し、話合うモードを
大切にしてみてください。

批判されていると思うと、弟さんは過剰反応し、
暴力的な振る舞いをするかもしれませんが、
理解しようとしてくれていると感じれば、
態度は変わってくるかもしれません。

「あなたの行動をやめて」ではなく、
「あなたのことを知りたい」が前面に来ることです。

ドメスティックバイオレンスは
刑事事件にもなり得ることですから、
看過することのありませんように。

暴力を振るうから言うことを聞くというのは
ご家族の安全・安心に役立ちません。

理解を育む姿勢を保ったうえで、
汚部屋のことについて、
何が起こっていて何ができるのか、
自分たちが困っていることについて
率直に話し合ってみてください。

同時に、ご両親と弟さんには困難もありますが、
互いに一緒にいることで満たされているものもあるのかも
しれないという想像力を働かせてみてください。

たとえば、家族の誰かがそばにいるだけで、
たとえ話しはしなくても、
息づかいが感じられるだけで、なんとなく安心できる、とか。

問題や悩みを相談する、というかたちで
娘と繋がっていられる、とか。

この辺も腹を割って話してみると、
娘にはイメージしきれていなかった
親と息子の物語が見えてくるかもしれません。

マイナスもたくさんあるけれど、
それとおなじか上回るプラスがないかも振り返ってみてください。

それらをより建設的に満たすことはできないかを考えてみてください。

お盆休みや長期休暇はいつもしんどそうとのことですが、
弟さんと長期休暇はあまり関係ないかもしれませんから、

我が子や孫たちが里帰りをするので
張り切って疲れてしまっている可能性もあるかもしれませんね。

ぱんださんがお母さんのお世話をしに行くからゆっくりしてね
と関わるのはどうでしょうか。

そこでお母様が突っぱねて頑張ってしまうのなら、
弟さんともそのような関わり方をしているかもしれません。

頑張らなくていいよと、
それでもお母さんもお父さんも素敵で大好きだよという
メッセージが伝わることが大事ではないでしょうか。

もちろん、子どもや孫のためになりたいという生き甲斐を
奪う必要もありませんが。

お互いに、真のニーズがどこにあるかを見据えて、
率直なコミュニケーションをしてみてください。

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20210628

FROM 川畑のぶこ

今日は、むくちさん(50代・女性・主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
実家の空き家の遺品整理、
処分について悩んでおります。

一人暮らしだった母が
突然の交通事故で亡くなって、5年が経ちます。

今でもほとんど、母がその日まで
いつもと変わらぬ日常を過ごしていたままの状態です。

この5年間、月に1〜2度のペースで訪れてはおりますが、
家屋も老朽化してきておりますし、
いつまでもこのままにしておくわけにはいかない
と思うのですが、なかなか行動できません。

私自身、体が動くうち、頭が回るうち、と思うのですが。

妹がおりますが、
フルタイムで仕事をしており運転ができません。
折に触れて相談するのですが、積極的ではありません。

どこから手をつければよいのか…
全部自分でなんて考えてはおりません。
ある程度やったら業者に任せるしかないと思っています。

ただ、できるだけ自分でやりたい
という気持ちが何処かにあります。

母が急逝してからは心のバランスも崩し、
心療内科にもお世話になっております。

やっと母が亡くなったことを
受け入れられるようになったところですが、
頑張って実家に出向いても、まだ、
ひとつひとつに母を思い出してなかなか進みません。
 
 
【A】
交通事故で突然、お母さんがいなくなってしまった。
病気で、ある程度心の準備もしながら…という状況とは
また違ったショックがありますね。

ショック状態から立ち直るペースは人それぞれ違います。
 
むくちさんは「もう5年も経っちゃって…」
と思っていらっしゃるかもしれませんが、

それほど愛おしいお母さんとの関係ですから、
「しっかりと5年かけて向き合っている」と
受け止め直してみてくださいね。

また「自分でやらなきゃ」「頑張らなきゃ」
という焦りがあるのであれば、

どうか焦らずに、「やるべきことができていない」
とご自身を責めることなく、
「ちゃんと必要な時間をかけて取り組んでいこう」
と思うようになさるといいと思います。

周囲に助けを求めること、専門家の力を借りることも
このようなときにはとても大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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Telemarketing,Representative,Or,Sales,Agents,Sitting,At,Workplace,Wearing,Headset

Q.川畑先生のお話から
いつもエネルギーをいただいています。
ありがとうございます。

今日は仕事上の人間関係の事で
相談させていただきたいです。

私が提供するサービスの一挙手一投足、発言内容までチェックし、
必ず上司に報告してくる方の担当になってしまいました。
段々エスカレートしています。

サービス提供中に指摘される事もあり、
その場でその方が1番信頼している
他の会社のトップに電話する事も何回もあり、
その方の希望もあり上司と一緒に
対応に当たる事になりました。

上司がその方にぶっちゃけ
担当を交代するか?聞いたそうですが、
その方は全く悪気は無く、私を育てる為に
逐一報告するんだそうです。

上司に私の気持ちを聞かれ、
既にギブアップしたい事、
発言までチェックされ
何を喋ったら良いかわからなくなり、
今度は何を言われるか?とビクビクしてしまうこと、

1番嫌なのが必ず「今日の私について」
会社に電話してくる事が、
全否定されている気持ちになる事を訴えました。

上司としてはお客さんは色んな事は言うが、
他に変わる人がいないので
何とか私に頑張って欲しいそうです。

上司も毎回(プラスアルファ)の電話対応
に相当な時間を割かれており、
上司も大変だと思います。

川畑先生のメルマガや書籍などから、
ヒトはヒト、自分は自分、
ヒトが言った事を受け入れるかNOというかは
私が決めて良い
(まるで全否定されてるように 受けとる必要はない)事は
学ばせていただいていますが、

実行となるとなかなか難しく、
電話がかかってくると、
ああ、またかと、とても重たいです。

その方は根底に不安があり、病的な背景もあり、
特別待遇して欲しいのだとは思います。

詳細が書けないので
状況がわかりづらく申し訳ありませんが、

毎回毎回私の言うことなす事を
上司に報告してくる方への対応の仕方、
前向きな考え方について、
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

【スイカ・50代・女性・サービス業】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

顧客の嫌がらせとも思える行動に対して、
どのように対処したら良いのか分からず
困っていらっしゃり、それでも
可能な限り、上司の思いを尊重して、
スイカさん一人で担当・対処しようと
しているのですね。

とてもおつらい状況ですね。

ハラスメントの中でも、
「カスハラ」と呼ばれる、カスタマーハラスメントは、
昨今社会問題として
注目されるようになっています。

とりわけ昨年はコロナによる不安や恐怖が
浸透する社会で、マスク騒動など、
常軌を逸した客の店員へのハラスメントが
メディアなどで取り上げられたのは
記憶に新しいと思います。

厚労省も、悪質クレーマー対策のガイドラインを定め、
現在マニュアル化を進めています。

昨年7月-9月に実施された、
サービス業に従事する労働組合、
約2万7千件を対象にした実態調査では、
過去2年に迷惑行為による被害を受けている
と回答したものは半数以上の56.7%でした。

ただし、悪質クレーマーに対する
マニュアルが整備されている企業は
半数以下の43.4%でした。

日本には「お客様は神様です」という
サービス精神論がありますが、
いうまでもなく、悪質クレーマーは
神様ではなく魔物です。

このような流れからも、この問題は
従業員個人が対応するのではなく、
組織全体で向き合わなければなりません。

スイカさんの上司は
スイカさんに担当してほしいとのことですが、
企業として従業員を
カスタマーハラスメントから守るしくみが確立されているか、
確認されると良いと思います。

おそらく無いでしょう。

そうであれば、スイカさんの仕事は、
上司の期待に応えることでも、
カスハラ客を充たすことでもありません。

この件は、個人の知識や力量で
対応できる範囲を超えているので、
組織による対策のしくみとマニュアルを
つくるよう提案や依頼をすることです。

さもなければ、スイカさんはやがて疲弊し、
組織は大切な人材を失うことになるでしょう。

そして、同僚や後輩など、
スイカさん以外の人にも同じことが
繰り返される可能性もあります。

負の連鎖を皆で断ち切る覚悟が必要でしょう。

スイカさんのおっしゃる通り、
相手は自尊心を満たすのに
スイカさんを利用していることと思われます。

「私が指導してあげている」という立場をとることで、
自分が価値ある優れた人間であることを証明したいのでしょう。

裏を返せば、優越感を感じたいほどに
劣等感を感じているのではないでしょうか。

相手は誰でも構わないのですが、
きっとスイカさんは忍耐強く、
それをさせてあげる、受け入れやすさを
備えていらっしゃるのだと思います。

ネガティブなかたちで
相手のニーズを満たすのに都合が良いわけですね。

これは諸刃の剣です。

心理を理解して結果がでる相手には、
その努力をされると良いでしょうが、そうでない場合は
相手の心に寄り添いすぎると自分が潰れてしまいます。

どう考えても理不尽なことに関しては、
相手に合わせすぎず、丁寧ではあるものの、
毅然とした態度で接することも大事です。

相手のクレームは、スイカさん個人の問題でなく、
相手の問題であること、

何をやっても反応は変わらないこと、

相手のいう指導はスイカさんにも
組織にも役に立っておらず、
ハラスメント以外の何ものでもないということが
明確であれば、
相手のニーズを満たし続けることは
やめなければいけません。

相手はどんどんスイカさんの組織から
嫌われる人間になってしまいます。

それも阻止しなければいけません。

そのためにも、まず、個人戦はやめ、
上司とのペア戦もやめることです。

組織での団体戦に切り替えるよう
働きかけてみてください。

顧客には、組織の方針として、
一貫した対応で臨みます。

もちろん、その中には
担当を変えるということも含まれるかもしれません。

そのお客さんはスイカさんの指導担当者ではないので、
指導は適宜組織内で行うことも
はっきりとお伝えすると良いでしょう。

内容の詳細はわかりませんが、
あまりにも大それた要求をする場合は、
法律家(ときとして警察)とも相談し、
連携している旨を相手に伝えることが
抑止力につながる可能性もあります。

また、スイカさんが精神的につらいのであれば、
きちんと受診して診断の記録をとっておくことも大事です。

専門家から、労災と認められれば
組織も誠実に動かざるを得ないでしょうし、
スイカさんが支払った苦労の対価を
自分で埋める必要もなくなります。

悪質クレーマー対策が法令化されれば、
クレーマーも自分の言動が
刑罰の対象になり得ることを理解して
クレームをやめるなどの抑止力が働くかもしれませんが、

今できることとしては、
丁寧かつ毅然とした態度をとりながら、
組織で対応することが賢明でしょう。

それは組織全体が育つためにも必要なことです。

ぜひそこに貢献する意図を持って対応されますように。

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20210621

FROM 川畑のぶこ

今日は、keikoさん(40代・女性・主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
20歳の大学生の娘のことです。

一浪し、第一希望ではないものの、
両親からの勧めもあり、
最終的には自分で決めた大学に通っています。
大学までは自転車で15分です。

娘は性格的に、片付けはもちろん、
全てにおいてだらしなく、
部屋は魔窟のような状態です。

浪人中は寮生活だったのですが、
初めから一人暮らしを希望していて、
干渉されたくないと言い、
外出時にも行き先や帰る時間を一切言いません。

昨年7月に食事の片付けのことを注意して以来、
両親を無視、食事も一緒にとらなくなりました。

現在は自室に籠城状態で、
食事も買ってきたものを部屋で食べ、
誰もいない時だけリビングに出てきます。

また、居酒屋でアルバイトを始めて
深夜に帰ってくるので心配なのですが、
注意しても聞きません。

もちろん、大学のことも一切話しません。

たまに家で顔を合わせても、
非常に不快な表情をし、完全に無視します。

初めのうちは、一方的でも挨拶したり
話しかけたりしていましたが、娘とはいえ、
人から完全無視されることは大変不愉快なことで、
現在はこちらも知らん顔をしています。

一つ屋根の下でずっとこの状態が続き、
だんだんしんどくなってきました。

私は専業主婦でしたが、
このままでは精神的に参ってしまうと思い、
仕事を始めました。

しかし、情けない気持ちは変わらず、
どうすれば状況が改善するのかわかりません。

 
【A】
辛いですね。娘さんの中には、
もう成人という意識が働いているのだと思います。

私たちの中には自立したいという欲求がありますし、
親から巣立ちたいというニーズもあります。
特に20歳というのは節目でもあります。

中学生ぐらいに反抗期がくる子もいますが、
それがないままでくると、大学生ぐらいになってから
反抗期というか、自立心が芽生えて、
親がいるのを疎ましく思ったりするような子たち
というのもいるんですね。

これは一見すごくネガティブなように見えますが、
子どもが自立する過程では必要なこと。

子は成長過程でいったん心理的な親殺しをする、
なんて言われたりしますけれども、
親を徹底的に切り離して、精神的に自立をし、
巣立てる準備をしていきます。

ここはひとつ、お母さんであるkeikoさんのほうに
意識を切り替えていただくとよいでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210614

FROM 川畑のぶこ

今日は、えとちゃんさん(60代・女性・主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
夫は、結婚当初からお酒を飲み歩くのが好きで好きで、
私は、大事にしてもらえていないという不満が
徐々にたまっていきました。

離婚の二文字が頭をよぎったのが20年前。

子どもが育つまで我慢しよう、
浮気とか生活費を入れてくれないとかではないので、
定年後に幸せにしてもらえればそれでいいと、
自分に言い聞かせてやってきました。

でも、定年後も、感謝されることはありません。
労いの言葉もないし、褒めることも、
結婚記念日や誕生日を祝ってくれることもありません。
本当に、大事にしてくれない人です。

いつも怖い顔をして怒ってばかり。
窮屈な生活だなぁと、
悪いことばかり思い出してしまいます。

こんな不満を本人に伝えると、必ず
「出て行け。離婚だ、離婚だ」と返事が帰ってくる始末。
私はどうしたらいいのでしょう?

 
【A】
長年、耐えて耐えて、耐え忍んできた妻像が
浮かんできますね。

えとちゃんはもう不満だらけとのことですが、
ご主人はどうでしょう。
この結婚には満足していらっしゃるのでしょうか?

結婚に何を求めるかということ。

これを、互いにすり合わせをしないまま結婚してしまうこと
もあるし、途中ですり合わせようとしようと思いながら、
なんとなくもう惰性で、

いつもの夫婦関係のコミュニケーションパターンがあって
修正を加えないまま何十年もきてしまったという夫婦も
本当に多いと思います。

えとちゃんとご主人はどうでしょう?

もしかすると、えとちゃんが描く結婚生活と
ご主人が望む結婚生活は違うかもしれませんし、
「大事にする」ということについても、
えとちゃんの理想像とご主人の価値観や
実際の「大事にする仕方」は異なるかもしれませんね。

コミュニケーションの方法、交流の仕方には
みんな個性があります。

人によって違いがあるんだということを認識すること、
これまでとちょっと違ったものの見方をすることは
えとちゃんが今後、よりラクに生きてゆくための
ひとつの課題になってくることでしょう。

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Portrait,Of,A,Nice,Young,Mother,With,Pleasure,Spending,Time

Q.現在中1の娘、小4の息子、2ヶ月の娘の母です。
主人の事が大好きな義両親と完全同居をしております。

長女が小4の時から、不登校気味に。
弟もその影響で不登校気味に。

義母は優しく、心配性。
義父は、真面目で世間体を気にする昔堅気な人。

自由で声も大きなやんちゃな長男に、義父はいつもイライラし、
しつけと称して叩いたり、恐怖で押さえつけて何かをやらせます。

私はそれがたまらなく嫌で、何度もぶつかりました。

ただ、気分次第で、自分の気分が良い時や、
子供達が良い事(テストで良い点を取る等の
義父の価値観の良い事)をする時は、
ニコニコ子供達にも優しくします。

子供達が学校に行けなくなった事も
何度話し合っても子供達を理解出来ない様です。

タチが悪いのが、私や、主人のいない時に!
必ず叩いたり暴言を言います。

息子は怯えて、お漏らしをしたり、
私が居ないと家に帰れない状態にまでなりました。

私も主人も何度も説得したり、話し合いも重ねてきました。

ただ、叩いたりした後は、別人の様に子供達にも私にも
優しく機嫌をとってきます。
(2、3ヶ月)子供達は嬉しそうに、じいじに褒められた♪と言います。

でも、私はずっとDVやないの!と許せずに我慢の日々でした。

それを繰り返して不登校気味になって今まで約3年来ましたが、
4月から登校を頑張っていた息子に対して、
また小言を言いはじめ、手も出してきました。

あまりにも理不尽なので私が、反論しましたが、
とうとう私にも平手打ちや、掴みかかってきました。
正直限界です。

毎日、義父が気になりイライラします。
別居をしようと動きはじめましたが、
子供達は環境の変化に弱く、
学校が変わる事や、自分の家を離れる事が不安で、
引越したくないと言います。

が、私は離れた方が上手く行くと思います。
のびのび育てたいです。

私が笑顔でいれば子供達も元気になると思いますが、
何が正解か悩んでいます。

【まあ・40代・女性・アルバイト】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

まあさんに第一にお伝えしたいのは、
「暴力は決して我慢してはいけないもの」ということです。

お祖父さんが暴力を正当化し、やめる気が無いのであれば、
離れることは大切です。

日本では、長きに渡り、
「しつけ」という名のもとの体罰が黙認されてきました。

おそらく、お祖父さんも先代からそのように育てられたのでしょう。

ところが、体罰が子どもの心身の成長を促進することはなく、
むしろそれらを阻害し、その子の人格や人権を傷つけてしまいます。

体罰が子どもの心身の発達に悪影響を及ぼすことは、
科学的に明らかです。

子どもを体罰によりコントロールすると、
その瞬間は思い通りになるかもしれませんが、
残念ながらその行為は子どもの健全な自立のための
自発的な行為としてでなく、
諦めの行為として学習されてしまいます。

また、子どもは、親や祖父母との関係性をモデルとして、
暴力により問題を解決することや、
暴力を免れるために自己表現や自己主張を諦めることを
学んでしまう恐れがあります。

暴力は問題の種にすらなれ、解決には繋がらないのです。

近年、虐待により刑事事件がニュースになることが増えましたが、
加害者は「しつけだった」と主張するのに
驚く人も多いのではないでしょうか。

しつけというのは、
その子の発達や人格を健全に形成させたり、才能を発揮させたり、
自律的な社会生活を営めたりするようにするサポートです。

体罰はそれらをもたらさず、
たとえ、親や祖父母がしつけと思っていても、
子どもに身体的苦痛を与え、
子どもの心身のバランスが崩れている状態は
体罰に該当するものです。

日本は、児童虐待に関する法の整備に甘い部分がありましたが、
2020年4月に、児童福祉法等改正法により、
親権者等は、子どものしつけに際して、
体罰を加えてはならないことが法定化されました。

体罰は違法です。

孫がいうことを聞かないので平手打ちをするのは体罰であり、
通報されたら逮捕されることもあります。

体罰を与える保護者は
自身が刑法上の犯罪に加担している意識が薄いでしょう。

「身内だから」、「我が子だから」と、
まるで「自分のモノ」のように子どもを扱う(人権侵害)ことが
多いのです。

体罰と同様に、子どもに怒鳴ったり、暴力の場面を見せたり
(母親が父親や祖父母に殴られるなど)、
心を傷つける暴言(バカにしたり、笑いものにしたり、辱めたりする)
ことも、子どもの人権侵害で虐待に当たります。

まあさんも、これらの情報を整理したうえで、
もういちど義父さんと話し合うことで改善が見込めるのなら、
話し合いをしたら良いでしょう。

話し合いが不可能な場合、親にできることは
シンプルに子どもを暴力から遠ざけることです。

話し合いと同時に、
在住地域の児童相談所や福祉事務所などに
予め相談しておくと良いです。

児童相談所はまあさんのようなケースへの、助言をくれたり、
必要であれば介入もします。

また、虐待をする保護者
(まあさんのケースであればお義父さん)への指導もします。

子どもの安全を守る第三者の存在により、
お義父さんの意識も変わってくるかもしれません。

まあさんが不在のときに義父による虐待があるのであれば
なおさらのこと、いちど相談してみてください。

子どもにとって、引っ越しで、
慣れ親しんだ学校や友達と離れることが苦痛であれば、
上記のような連携の中で、学区内での引っ越しも
検討しても良いのではないでしょうか。

万一、学区が変わってしまったとしても、
引っ越しによる苦しみと、虐待の苦しみを比較したときに、
虐待の苦しみが大きいのは
火を見るより明らかではないでしょうか。

今まで多くの苦難を乗り越えてきている子どもたちです。

引っ越しの苦しみも乗り越えられると
信じてみてはいかがでしょうか。

体罰や虐待の問題は、加害者のみならず、
周囲の一人ひとりが意識を変えていく必要があります。

まあさん一人で抱え込まずに、
サポートの輪を拡充して前進されますように。

応援しています。

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20210607

FROM 川畑のぶこ

今日は、まりもさん(40代・女性・専業主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
私は自己受容を勉強したくて
本をいろいろ読んでいるのですが、
自己受容どころか
今までの自分の間違った言動ばかりが思い浮かんで、
後悔してばかりです。

自分はなんて無神経で流されやすく、
考えが浅いのかと落ち込んでいます。

娘は中3ですが、小学校高学年から不登校です。
娘の気持ちをやっと分かってきたかなと思う頃には、
娘は昼夜逆転生活で、
一緒に過ごす時間は1日に1時間もないくらいです。

私は料理が苦手で、レパートリーも少なく、
あまり味しくないです。

どうにかまともにできていたメニューも、
最近はうまくできなくなりました。
栄養面でも悪い影響を与えていると思います。

人付き合いも苦手。

娘は絵を描くための本を集めるのが好きで、
週1ペースで書店に行っていたのですが、
外出して帰ると機嫌が悪くなり、当たり散らされるので、
私は彼女と出かけるのが面倒になりました。

娘は今年2月以降、ほぼ家から出ていません。

もっと古い、何十年も前のことでも
ネガティブに考えてしまいます。

どうしたら自分を許すことができるのでしょうか?

 
【A】
今いちばん気がかりでいらっしゃるのは娘さんのこと
なのかもしれませんが、それ以外にも、
お料理が苦手だったり、何年も前のことを考えてしまったりと
苦しい思いをされているとのこと。

ネガティブなことを自ら批判して
さらにネガティブになってしまっている、
ダブルネガティブ状態ですね。

ネガティブな感情を持つこと自体は
決して悪いことではありません。

また、まりもさんのように自分を振り返る
「クリティカルシンキング」で、
自分自身を敢えて批判的にチェックしたり、
客観的な視点を育んだりという姿勢はとても有効です。

ですが、何事もバランスです。
批判やネガティブ思考の度が過ぎてしまうと、
これはご自身の人生の質を損なうことにつながってしまいます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q.何事もうまくいかないことは、全て自分のせいだと感じます。

「そんなことはない」と、
私の思い込みだ、妄想だと思っても止まりません。

自分のせいだと思うと、自暴自棄な気持ちになり、
イライラして、全て投げ出したくなったり、
めちゃくちゃにしてしまいたいという
破壊的?破滅的な感情に飲み込まれそうになります。

どうにかそこを思い止まっても、
その後の疲労感、虚無感がずっしりとのしかかり、
ひどい無価値感に苛まれ、

やはり自分のせいだ、私がダメだから、
私ができてないからこんなことになるんだ
と自分責めが止まりません。

これではダメだと思うのです。
ここから抜け出さなくてはと思うのですができません。

だめだと思うのではなく、
そんな自分もOKとしてあるがままを受け入れるなどと
読んだり聞いたりしますが、必ず
「でも、できてないでしょ」という問いかけが浮かんできます。

どうすればこの全て自分が至らないからだという
自分責めから脱出できるのでしょうか?

【断捨るー・40代・女性・子育てインストラクター・カウンセラー】

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A:FROM 川畑のぶこ

何事も自分のせいだと思ってしまう癖があるんですね。

自分の行動を省みることは、
人生を歩む上でときとして大切な要素であり、
私たちの成長にもつながります。

ただし、起きているネガティブなことばかり、
全て自分のせいだと思い込んでしまうと、
人生は辛いものになってきてしまいますね。

ネガティブなことばかりでなく、
起きている好ましいことも、
やっぱり自分のおかげ!と思えていれば、
バランスがとれて、さほど辛くもならないのでしょうが。

おそらく、断捨るーさんの場合、そうではないのでしょう。

断捨るーさんは、
子育てインストラクターをされていらっしゃるとのこと。

もし、ご自身のお子さんが、
起こっていることで悪いことの全ては自分のせいだ、
と悩んでいたら、
いったいどんな言葉を投げかけてあげたいでしょうか。

自分が我が子を愛するように、
断捨るーさんもまた、愛に値する対象であるとすれば、
一体どのような対応をするのでしょうか?

おそらく、断捨るーさんは幼少期に
悪いことはみんな自分のせいだ、と思い込んでしまうような
インパクトのある出来事や生活があって、
その思考パターンでこれまでやってきてしまったのかもしれませんね。

そうであれば、癒されていない、
心の中のリトル・断捨るーちゃんを癒してあげてください。

幼少期のご自身が、
そんなふうに悩んでいる姿を思い浮かべてみてください。

ニックネームがあれば
そのニックネームで呼んであげたらいいでしょう。

リトル・断捨るーちゃんに、
「そういうふうに考えちゃうよね。
でも、それはあなたのせいじゃないよ。」
と伝えてあげてください。

また、物事がうまくいかなくても、そういうこともあるよと、
それでもちゃんと人生は切り開かれるから大丈夫だよと、
小さな傷ついた断捨るーちゃんに語りかけてあげてください。

失敗したり、ズッコケたりしながら、ときとして、這いつくばりながら、
前進したっていいんだよ、と秘密を教えてあげてください。

そして、私はいつもあなたの味方だよ。

たとえ、周りの全ての人が敵に見えても、
私だけはあなたの味方だよと、ひっそりと教えてあげてください。

そして彼女を温かいエネルギーで抱擁してあげてください。

同じ感情がふたたび襲ってきたら、
「あ、心の中のリトル・断捨るーちゃんがまた出てきたな…」と
気づいてあげて、そして優しく微笑んで、
リトル・断捨るーちゃんを包み込んでください。

決して悩んでいることを批判する必要はありません。

あー、やっちゃってるね、と
不器用な愛すべき存在として包み込んであげてください。

やがてリトル・断捨るーちゃんと大人の断捨るーさんが
統合されていくことでしょう。

もちろん焦らず、時間をかけて向き合ってあげてください。

  
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