160928_FB_kawabata

はじめまして。
いつもメルマガを拝見し勉強させていだだいてます。
ありがとうございます。

私はキャリアカウンセラーとしてお仕事させていだだいてます。
担当するクライアントさんの今後の対応について悩んでいます。

こんな質問をしても大丈夫なのかわかりませんが、
川畑先生にご助言頂けるのであれば有難いと思い、メールしました。

個人情報もあるので、少ない情報になるかもしれません。すみません。

その方は、転職を繰り返しています。
カウンセラーに仕事を探してもらうのを当然と思っていて、
自分の思うようにカウンセラーが動かないと、クレームをつけてきます。

暇があればしょっちゅう電話をしてきます。
私にとって、今までにない大変なケースで正直お手上げといいたいです。

クライアントにのまれず、自分を保つ方法や、今後の対応について、
何かアドバイスがあれば教えて頂きたいです。

余談ですが、サイモントン療法には大変興味を持っています。
先日のオンライン講座は講読いたしました。
私もいつか川畑先生のようなカウンセラーになりたいと思っています。
ありがとうございました。

【カブトムシ・37歳・カウンセラー】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

カウンセリングのカテゴリーにかかわらず、
カウンセラーを職業とされている方であれば、誰でも
カブトムシさんのようなケースに一度は遭遇することがあると思います。

クライエントさんと丁寧に真摯に向き合うカウンセラーの誠実な姿勢が、
図らずも相手がカウンセラーに過度に依存しやすい状態をつくりだしてしまう
ケースはよく耳にします。

おそらく、カブトムシさんも親身になって相手に寄り添う思いやり溢れる
カウンセラーでいらっしゃることと思います。

まず、このようなケースを防止するのに振り返っていただきたいのは、
初回面接の際に、カブトムシさんからクライエントさんに
カウンセリングの構造を明確に説明しているかということです。

カウンセリングが通常の悩み相談と違うのは、
ひとつには面接が構造化されていること、すなわち、会う時間は限定されており、
それ以外では基本的に、会ったり連絡をとったりしたりしないというものです。

組織であれば、受付で
「その話をするためには予約が必要である」ことを明確に伝えてもらいます。

ご自身で開業されている場合は、
時間外は電話に出ない(留守電で対応する)、
出たなら「改めて予約を取って欲しい」旨を明確に伝える必要があります。

これはカウンセリングがカウンセリングとして機能するために重要なポイントですので、
もし説明をされていないのなら改めて説明をする、
あるいは既に説明をしているのであれば「初回に説明したとおり…」と
再度入念に説明をされることをおすすめします。

バウンダリーと呼ばれる、カウンセラーとクライエントとの境界線がいったん崩れて
しまうと、カウンセリングは機能しなくなってしまいます。

さらに、カウンセラーの役割、カウンセリングでできることと出来ないこと(可能性と限界)
を明確に伝えることも大切です。

カウンセリングを受ける際、多くの人は医者が薬で病気を消してくれるように、
自分の問題をカウンセラーが解消してくれると期待しているようです。

恐らくカブトムシさんのクライエントさんはそのようなケースではないでしょうか。

ところが、カウンセリングは魔法の杖ではありません。
カウンセラーというのはクライエントの代わりに問題を解決するのではなく、
クライエント自身が問題解決できるよう寄り添い援助することが
メインの仕事となります。

アドラーが課題の分離という概念を提唱していますが、
クライエントにはクライエントの課題があり、それに向かい合い乗り越えることで
精神的成長や心理社会的成長が得られます。
カウンセラーがクライエントの宿題をしてしまう(就職先を探し決定する)ことは
クライエントの成長に繋がらないこと、それはカウンセラーの倫理として許されない
ことをきちんと説明してみてはいかがでしょうか。

また、相手が依存してしまうケースにおいて、
カウンセラー側の無意識な「結果やお手柄への執着」の問題もあります。

クライエントの結果をカウンセラー自身が「私が」出さねばという力動で関わり合うと、
知らぬ間に相手は「この人が面倒みてくれる」と思ってしまい、
それが当然のように振る舞うことがあります。

やる気満々のカウンセラーであればあるほど、
結果が出ないことに罪悪感を覚えることを見越し、
その罪悪感を刺激することで自分の得たいものを手に入れようと関わる
クライエントもいることでしょう(これも無意識のプロセスです)。

そのようなダイナミズムを見越して関わり合うことは大切です。

もし、カウンセラー側がこのような状況にいると、悪循環に陥ってしまいますので、
お手柄の執着を捨てる勇気が必要となります。

それは他人から承認されることで自分を満たそうとすることをやめる勇気です。

そのためには、カブトムシさんご自身が、
「たとえ万人に承認されなくとも、私は私なりにその時点でのベストを尽くしている。
いい人間だ。」と自己承認できていることが大切です。

そして、「これ以上は自分の手にはおえない」と思われるクライエントに対しては、
毅然とした姿勢で前述のような説明をされたうえで、ほかのカウンセラーへ紹介
(リファー)するなどの対策を講じてみるのも良いのではないでしょうか。
「私には限界ですので、大変申し訳ありませんが」という流れです。

これはないかとは思いますが、万一大風呂敷を敷いてしまっていて
「大丈夫必ず私があなたの就職先を見つけます!」と口約束をしてしまっている
のであれば、それは撤回しないといけません。

大切なのは、カウンセラーが出したい結果を出すことではなく、
クライエントが踏むべき必要なプロセスを踏むことかと思います。

クライエントは紹介先でも同じパターンを繰り返すかもしれませんが、
それもその人にとって必要なプロセスと信じることが大切となってくると思います。

最後に、時として、カブトムシさんのクライエントさんのようなケースでは、
キャリアカウンセリングの域を超える問題(たとえばパーソナリティー障害などの
精神疾患)も考えられ、場合によっては精神科の受診が好ましいことなどもあります。

そうであればなおさら、カウンセラーサイドの抱え込みは
互いに不幸を招くだけとなります。

臨床では頭痛を心身症と判断してカウンセラーが熱心にカウンセリングを
継続したところ、実は脳腫瘍で早くに治療が必要であったケースなども存在します。

ぜひ、全体として「何が機能的か」ということに焦点をあてて行動されてみてください。

カウンセラーの仕事は辛いこともありますが、やりがいもあると思いますので、
失敗も学びに変えて、ぜひこれからもがんばってご活躍されてください!

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160926

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ゆるポンさんという55歳の女性(大学講師)からいただいた
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
再び仕事に就こうか否か、悩んでいます。

これまでずっと、資格を活かし働いてきました。
それが、5年前にステップファミリーと結婚し、その後自身の仕事を辞め、
永年暮らし育ってきた町を離れ、現在は親子4人(私、夫、高3、中2)、
東京都内で暮らしています。
母も私とともに転居し、近くで独り暮らしをしています。

私は、従前の仕事を辞めた後、夫の勧めで事業を新天地で始めましたが、
すぐにガンを患い廃業に至りました。それから3年余り治療に専念し、
ようやく今はうつ症状もなくなり、非常勤で週1回働くまでに回復しました。
しかし、収入面や仕事への未練もあって、かつての職業に就きたいとの
思いがあります。

ここで一番の心配が、身体面です。ことに、メンタル面が大丈夫か、
どこまでストレス過多な状況に対応できるのか、またうつ症状が出るのでは
ないかという不安が拭えず、何もできずにいます。

家庭も、継子との関係はうまくいかず、ずっと不和のまま生活しています。
夫のことは大切に思っていますが、子どもとの仲を取り持つ、という
重大な約束を反故にされたことは今でも恨みに思っています。

このような状態の中で、かつてのように仕事に没頭したいとの思いは
ただの願望なのか、体力も衰えてきているわけで、やはり長くは続かない
ものか。アドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

たいへんな状況を、よく乗り越えていらっしゃいましたね。

まず、血のつながっていないご家族と、特に継子さんたちとここまで
頑張ってきているご自身を、ぜひ褒めたたえてあげてください。

現在高3と中2ということですので、おそらく、ご結婚されて同居される
ようになったのは、お子さん達が中学生と小学校高学年あたり。
非常に多感で精神的に不安定なときに、新しい家族と暮らすようになると
いう大きなイベントがあり、ゆるポンさんはもちろん、ご家族全員が
非常に大きなストレス下にいらっしゃったのではないでしょうか。

さて、復職について。これはぜひ、されたらよいと思います。

ただし、気を付けていただきたい点があります。
ご相談の文面には、「ストレス過多な状況に対応できるのか」とありますね。
仕事に戻ること=ストレス過多になる、と想定していらっしゃるのであれば、
そのような働き方はやめた方がよいでしょう。

今は、週に一回、非常勤で働いていらっしゃるとのこと。以前はうつ症状も
おありだったとのことで、それも良くなって週1で復活されているのは
とてもよいことですね。

私たちは、調子が良くなってくると、欲望も大きくなります。もちろんそれは
いいことなのですが、ややもすると、調子に乗り過ぎてしまうことがあります。
すると、またドーンと落ちて、アップダウンの波ができてしまい、更に疲弊して
しまうという悪循環に陥ります。

がんという病気はメッセンジャーです。日常生活の中で何かバランスが崩れて
いることがあると、それを教えてくれることがあります。ゆるポンさんにとって、
そのバランスを崩す原因は何だったのか、ストレスは一体何だったのか。
家族とのことだったのか、引っ越ししたことだったのか、仕事を辞めたこと
だったのか、振り返ってみることをお勧めします。

そして、その中のどの部分について、自分が最も調和を取り戻したいかという
ことに目を向けてみてください。「やっぱり仕事は私にとって生きがい。
続けたい」と思うのであれば、仕事はご自身のアイデンティティを確立する
意味でも大事な要素ということですよね。ぜひ復職されたらいいと思います。

ただ、「何をするか」だけではなく、「どのように」についても、しっかりと
考えることがとても大切です。仕事は生きがいだけれども、それにどのように
関わっていくのか。ご自身の体調はもちろん、「ストレス」ともうまく
バランスをとりながら復職していくことをお勧めします。

具体的な考え方や、職場とのコミュニケーションのとり方について、
また、ご主人やステップファミリーとの関係性の築き方についても、
一緒に考えてみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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160921_FB_kawabata

いつもメルマガ拝読しております。

結婚してからずっと、主人の母と同居しております。

こんなことを書くとひどい人間と思われると思いますが、
いつか義母が亡くなって家族水入らずで生活できる日を思い、
我慢して暮らしてきました。

3年半前、息子が進学して県外へ行くことに決まり、
私の願いが実現しなくなったショックで
精神的にかなり落ちこみました。

現在、息子の県外への就職が決まり、寂しい気持ちもありますが
息子が選んだ道を応援したいと思っております。

息子が巣立って行く今、子育てを振り返ると、
義母や主人へのイライラを子どもにぶつけていたことが次から次へと
思い出され、自分は毒母だったのではという思いがわいてきました。

息子は人に気を使いすぎ、人付き合いがニガテ、
またアトピーもひどく喘息もあります。

私のせいでこうなったのではと悩んでおります。

また義母も91歳になり、認知症もあり、
今更どうしようもないとわかっているのですが
義母への怒りを抑えれず苦しいです。

アドバイスお願いします。

【 ミミ・50代・パート】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

人生とは、なかなか計画通りにいかないものですね。

ミミさんのショックから、息子さんへの深い愛が
ひしひしと伝わってくるお悩み内容です。

子どもが巣立ったあとに心にぽっかり穴が開いてしまう、
いまミミさんは、いわゆる「空の巣症候群」に陥ってしまって
いるのではないかと思います。

私たちは、何かひとつのことだけに
情熱やエネルギーを注ぎ込みすぎてしまうと、
その対象が自分の思い通りにならなかったときに、
大きく落胆したり、生きがいを無くしてしまったような感覚に
陥ってしまうことがあります。

それゆえに、結果への執着が出てしまい、
自分を満たしてくれるはずの唯一の対象を
徹底的にコントロールしようとしてしまいます。

その対象は、仕事のこともあれば、趣味のこともあるでしょうし、
また、人間関係のこともあるでしょう。

その対象が人になると、相手が窮屈に感じることは十分に考えられます。

息子さんの持病がすべて母親のせいとは言えないでしょうし、
それは極端な考えかたでしょうが、
母親の直観として、少なからず影響を感じるのであれば、
今後は息子さんへのそのようなコントロールを手放すことを
意識してみることをおすすめします。

物理的に離れたのであれば、それはしやすくなることと思います。

それをしやすくするために、
息子さん以外にミミさんが情熱を捧げられるものを見つけることです。

今すぐにそのようなものが見つけられなくても、
まずは、アンテナを張ることから始めてみてはいかがでしょうか。

世の中に、子ども以外にも自分に喜びをもたらすものがあるということに
気づけたのなら、執着は薄れてくるでしょうし、姑さんのことも、
必要以上に、悪者化する必要もなくなってくることと思います。

まずは、ご自身に喜びを得る許可を与えてあげてください。

そして、実際にそのことに取り組んでみてください。

私の人生も、捨てたもんじゃないなと、
思えるようになるのではないでしょうか。

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160919

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、陽子さん(仮名)という47歳の女性(会社員)からの
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
47歳です。バツイチで娘が二人おりますが、二人とも手が離れ、
今は別々に暮らしています。

実はかなり年下の方とお付き合いして2年ほど経つのですが、
一緒に住むようになって半年が経ちます。彼は今年25歳になる
のですが、その誕生日に入籍しようと言われていました。

しかし、彼は子供が欲しいので、年齢的に厳しい私との結婚を、
最近になって迷い始めている様子です。彼の気持ちもわかるので、
私自身も辛いです。私は彼との結婚を諦めるべきでしょうか?

川畑先生も返答に困ってしまうでしょうが、辛い気持ちを聞いて
頂きたく投稿致しました。宜しくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

22歳年下の彼がいらっしゃるということですね。
私の周りにも、女性が20歳ぐらい年上でうまくいっている結婚もあります
から、年齢の差というのが、厳しいハードルであることは事実ですが、
必ずしも二人を分かつ理由にはならないということを、目にしてもいます。
希望はぜひ持っていただきたいと思います。

ただ、ここで気になるのは、彼は子どもが欲しいと考えているということ。
もし「結婚」を前提にされているのであれば、一体、結婚に何を求めるのか
ということを、もう一度二人で話し合ってみる必要がありそうです。

女性にはバイオロジカルリミット(生理的な限界)がありますし、そこは
陽子さんもきちんと把握されているようなので大丈夫かとは思いますが、
彼のほうが、やはり結婚というもの、家庭というものに「子ども」の存在を
含めたいという結婚観がある場合は、ここはきちんと話し合いをして、
考え直さなければならないポイントではないかと思います。

また、今は子どものことだけに焦点が当たっているかもしれませんが、
年齢差があるゆえ、家庭生活における、10年先、20年先のお二人の関係性
についても、この機会によく考えてみることをお勧めします。

今は二人とも元気で、また愛情も情熱もあって、いろいろなことを乗り越え
られる気力があると思いますが、今後、年齢が重なっていくと、物理的・
肉体的な限界という点については、お二人の間にかなり差が出てきますね。

そのようなことを、現実の問題として具体的に把握するためには、
年表をつくってみるとよいでしょう。お二人の年表をつくるのです。

例えば、10年後は陽子さんが57歳、彼が35歳、さらにその10年後は……
というようにです。

歳の差について、おそらく周りからいろいろなことを言われるということは
予測できているでしょうし、それに打ち勝っていくという心構えもお二人には
おありなのだと思いますが、それとは別に、今後の人生の道のりを、具体的に
視覚化してみることで、別の観点から、お二人の結婚というテーマを考える
ことができるようになるでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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160914_FB_kawabata

Q:断捨離を知ってから6年、
同じくはまった母と協力的な父とともに
コツコツ進めてきました。

自室からごみ6袋を出したのを皮切りに、
家族の車2台、お墓(永代供養にしました。)、本棚3竿と中の本と
捨ててきましたが、どんどん欲が出てきます。

自室にお客を招くと、宿坊のようだねと言われますが、
私はこんな散らかった部屋でと思います。

母も今度は婚礼ダンスを処分したいそうです。

断捨離を始めてうつ症状も治まり、やりたい仕事に転職でき、
いいことだらけなのですが、少し落ち着きたいと考えています。

このような感情はいつごろおさまるのでしょうか。

【すみ・38歳・契約社員】

―――――――――――――――――
A:

FROM 川畑のぶこ

ご家族一丸となって、熱心に断捨離に取り組んでこられた姿が目に浮かびます。
うつの克服と社会復帰、すばらしいですね。
どうか、ここまでの努力は大いに讃えてあげてください。

さて、断捨離に疲れたとのこと。
おつかれさまです。

疲れたときに最も効果的なこと…
それは休むことです。

過ぎたるは及ばざるがごとし、
私たちは、必要のないことをしすぎたり
不要なことをしすぎたりすると疲れてしまいます。

何事にも適度なバランスというのが存在します。

溜めすぎ、捨てすぎ、
見た目には違うことをしている(Doing)ように見えても、
「もっともっと!」の関わり方やあり方(Being)が変わっていなければ
結局私たちは同じ課題につきあたるのだと思います。

断捨離は過剰を取り除くプロセス。

もしも、すみさんが頑張りすぎて疲れてしまっているのなら、
その頑張りを手放してみてはいかがでしょうか。

空間にゆとりが必要なように、私たちの人生にもゆとりが必要です。

完璧を捨てて、のんびりゆったりする。
たまにはそんな時間を味わってみるのもまたよし。

きっとリフレッシュできることと思います。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、三匹のこぶたさんという50歳の女性(主婦)から
いただいたご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
中学3年の双子の息子達についての相談です。

陸上をやりたいと言って、わざわざ家から遠い学区外の学校を
選んで通っています。その割に、練習時に兄弟喧嘩をしたり、
いい加減な練習をして、何度も顧問の先生に怒られています。

それに加えて、学校の提出物の期限を守らず、出していないこと、
やってない事をごまかします。元々、読書が大好きなので、
家でも学校でも暇さえあれば本を読んでいます。

本を読むこと自体は素晴らしいと思うのですが、読み始めると、
他が見えなくなり、授業中でも、歩きながらでも、他のやるべき
ことを何もせずに、夢中になってしまいます。本自体も図書館
から借りてくる分には良いのですが、勝手に 家から図書カードや
現金を持ち出して、どんどん隠れて買ってきます。活字であれば
何でも良かったりするので、新聞、雑誌、広告何でもOKです。

漫画やゲームも好きで、こちらも好き勝手購入してしまいます。
お金の大切さ、時間 についてなど、色々話合いをして、ケジメを
つけて楽しもうとなっても、いつの間にか、やる事は後回しで、
自分の欲求優先になっています。

自分で買うことをあきらめると、今度は学校や練習帰りに、
寄り道禁止なのに、古本屋で何時間も立ち読 みして
時間を忘れて過ごす事になってしまいます。

自分の欲求を満たす為に、家計のお金から何万円も持ち出して、
ゲーム機を購入して来たことが何度もあります。
1回やって、家族会議を開いて、犯罪になってしまうということも
説明して、絶対にやらないと反省したはずなのに、またやってしまう
ということの繰り返しです。どんな小さな額でも、やって欲しくない
のですが、高額商品ですと、尚更、将来が心配になってしまいます。

あれもダメ、これもダメと干渉し過ぎた面があるので、
親の私も反省しています。その上で、今後の話合いをしているので、
今度は大丈夫かと信じるのですが、なかなか直りません。

こんな状況で陸上の結果がでるはずもありませんが、本人達は、
高校、大学も続けて行きたいといいます。アスリートの道を考えて
いるのであれば、ますます自己コントロールや時間管理が大切だ
と言っているのですが、本当に理解できているのかわかりません。

こんな状況の中、陸上部顧問からのパワハラにも悩んでいます。
とても立派な教えをおっしゃる方なのですが、自分に都合の悪いこと
は全て人のせいにします。1年生の頃からずっと、大会や練習へ、
車出しやサポートをして協力してきましたが、息子達が馬鹿な行動を
するので、何度もひどい言葉で注意を受けてきました。

(中略)

本人達が悪い点は十分に反省しているのですが、いつの間にか、
他の子のことや、他の保護者の事まで言われてしまいます。
メールのやり取りも、先生のイメージ通りの返信ができないと
全否定され、練習の時に子どもや他のメンバーもいる中で、
お前の親はこんなひどい事をすると、悪口を言います。

(中略)

子ども達も相当やられていますが、親にもメール攻撃がきます。
これが相当なプレッシャーで、神経をすり減らします。

また、受験生でもあるのですが、進路について先生に相談すると、
私を当てにしないでくださいと言われ、当てにするつもりはないの
ですが、無断で行動すると怒られるし、練習や大会もあって、
他の受験生のように高校の説明会、見学会にも行けず、困っています。

本人達が目標に向かって全力を尽くしていれば、私も負けないと
思えるのですが、最初にお伝えした状況なので、私自身、気持ちが
落ち込む一方で困っています。

心のバランスを何とか取りたい一心でご相談させていただきました。
~~~~~~~~~~~

お母様の苦しみはもちろんですが、双子の息子さん達のそれが
とてもよく伝わってくるご相談内容です。

家のお金を使ってまでも隠れて本を買ってきてしまうということと、
陸上のためにわざわざ学区外の中学校に行ったのに、ちゃんとできて
いないということで、両方だめで、一体どうなっちゃってるの、と
いうのがお母様のご心境ではないかと推察します。

でも実はこれ、バラバラの問題ではなく、全部一緒のことに見えます。

せっかく学区外の陸上が優秀な学校に行ったのに、というお気持ちかと
思いますが、行ってからでないと分からない、やってみなければ分から
ないことは、世の中たくさんありますね。

希望して行った学校や希望して就職した職場が、思っていたのと違った
ということはあるわけです。結婚してみて相手が違ったということも、
ありますね。そして、これらはどうしようもないことですね。

この息子さん達のケースに関しては、とても大きな希望と情熱を持って
学区外の学校に行ったけれども、理想通りでなかったということが、
あらゆるストレスや問題行動の根源なのではないかと思います。

ですので、誰が悪いという犯人探しではなく、残念ながらそういう状況下
に子ども達は身を置くことになってしまった、と捉えることが大切です。

ご相談内容を拝見する限り、陸上部の顧問の先生との関係性も、
息子さん達にとって非常に大きなストレス要因になっている可能性が高そう
ですし、もしかしたら、望んで学区外の学校に行ったのに、自分たちは
不甲斐ない、と彼らなりに罪悪感を感じているかもしれませんね。

そして、そのような複雑な心理状態が、フラストレーションを溜め、
自分たちのニーズを満たせず、結果として、「読書」「金銭の持ち出し」
といった行動(=彼らにとっての充電、リラックス)につながっている
場合もあります。

ぜひここは、彼らの「ニーズ」に目を向けて、現在の彼らの心境を、
お母様として一度確認されておくとよいのではないかと思います。

今後の陸上部活動、そして高校進学など、進む先の考え方についても
いくつかチョイスがありそうです。

続きは、ビデオでお話しします……

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心理療法家でサイモントン療法認定トレーナーの川畑のぶこによる、皆さんからの質問へのアドバイスや、メンタルの整え方、実生活に役立つ心理学のお話。日本における「サイモントン療法」の第一人者であるほか、「断捨離アンバサダー」としての顏も持つ川畑のぶこ。この2つのメソッドをベースに、一般の方のストレスマネジメントやメンタルケアについて、わかりやすくお伝えしています。

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