Mother and daughter

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
Q:92歳の買い物依存症のご婦人

いつも楽しみにしております。
回答の中に普遍的な生きる姿勢を教えられ、気づかされています。

92才のご婦人のマンションに、家政婦に月に1〜2回出向いています。
ケアマネージャーさんから買い物依存性と聞き、とにかく物で溢れています。

20年位前に最愛のご主人を突如亡くし、子供もなく寂しいと言っていました。
2DKの一部屋は物で埋まり、入れません。

ご主人の背広など、高くて新しいとタンスに入れたままです。
布団が一枚ひいたままで、回りは衣類などでいっぱいです。

ご本人は執着とわかっているけど、物に囲まれて死にたいと言います。
戦争を体験したからもったいないと捨てられないといいます。

奥さんに出会い3〜4年になります。
本人次第で私は何も言う資格はないのですが、
物からご婦人が解放されるお手伝いをしたいのですが、
なにかよい言葉がけなどがないでしょうか?

自分を棚にあげての質問ですが、よろしくお願い致します。

【56歳 家政婦 ソン様】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

ソンさんのご婦人への思いやりが伝わってきます。
相手の苦しみを取り除いてあげたい。より楽に生きてもらいたい。
慈悲の精神ですね。

ソンさんのケースを読みながら、
私と母のケースに重なることが多いと感じましたので、シェアさせていただき、
そこから何かを学び取っていただけたら嬉しいと思います。

私の母は昭和9年生まれの80代です。
私が断捨離を実践し始めた頃、母も私と同様の溜め込み性でした。
溜め込みが遺伝するなら、それは確実に母の遺伝だと確信していたものです。

母の場合、収納の技術が高く、モノはそれなりに整頓されているのですが、
なにせ量がスペースのキャパを圧倒的に上回っているので、
全然部屋は片づいておらず、いわゆるゴミが堆積しているわけではありませんが、
人様の目に触れない「開かずの間」などは一見ゴミ屋敷の体をなしていました。

ある日、溜め込み性共同体である娘の私が断捨離に目覚め、
自宅のガラクタをどんどん捨て始めたのには、母も大きな衝撃を受けたようです。

自分自身の人生の課題とも重なるため、興味津々、
けれども明治・大正の祖父母から受け継ぐモッタイナイ精神は
断じて手放すまいと、私と断捨離に対して警戒もしていました。

断捨離の話を聞きたがるものの、
私がひとしきり話して「手伝おうか?」などとオファーしようもんなら、
「いいえ、大丈夫!」ときっぱりさらりとかわしました。
私は母の防衛をひしひしと感じたので、
そこは不可侵条約で踏み込まないよう気をつけました。

モノはものであってモノではない。
これは断捨離を通じて私自身深く気づきを得たことです。
母にとってモノを手放すということは、とりもなおさず彼女の人生や思い出、
また価値観そのものを捨てるということでした。

なので、「お母さんの部屋のモノ捨てようか?」という私の提案は、
「あなたの価値観や人生の思い出はとっておく必要なんてないよ」と
聞こえてしまうのです。

もちろん娘の私は母を否定したり攻撃したいから断捨離を勧めているわけでは
ありません。全てはケアの精神からの提案です。
ケアとは敬意と愛情を持って接するということです。

私はそのつもりでいても、母がそう受け止めなければ意味はありませんから、
母がケアされている、すなわち娘は私に敬意と愛情を持って接してくれていると
感じられるにはどうしたらよいかという視点からアプローチをしました。

モノが減るにはどうしたら良いかではなく、
母は私にとって大切な人だから苦しみから解放され、楽になってもらいたい
ということが伝わる関係性やコミュニケーションというのはどのようなものであるか?
ということを大事にしました。

母は私に断捨離の話を尋ね、私がそれに応えてシェアするたびに
「でもね、私の場合はこういう障壁があって、
それが解消されてもああいう障壁があって…」と、
不可能を訴えるお馴染の言い訳を延々繰り返していました。

私は説得したい気持ちがふとよぎるものの、
じっくりと母の立場になってさまざまなことを理解するよう努めました。
結果、母の価値観は母にしかわからないという姿勢を大切に、共感に徹しました。

「そりゃそうだよね、大変だよね。」
「お母さんたちの時代はトラウマなまでに
モノが足りなくて苦しんだんだから当然の反応だよ」
「無理する必要は無いよ」
「心を切り裂いてまで捨てる必要なんてないよ」
「別に部屋にモノが溢れていたって生きていけるしね」
「思い出の価値はお母さんにしかわからないのだから大切にしたら良いよ」
と、徹底的に母よりの姿勢、彼女の今の状態を全肯定しました。

もちろん、母は母の価値観で、私は私の価値観で生きる、
それで人生回る。という姿勢を貫きました。

母は、娘がそれまでと違い「相手の生き方や価値観を変えようとする」執着
をも手放したのを感じたのでしょう。

清々しくもおおらかになっていく娘に乗り遅れてはなるまいと
母が断捨離を始めました。

これまで父や妹が何度も説得を試みても、
さらには、いちどは彼らが全て外に出したガラクタも、
全て翌日には家の中に戻っているという状態であった母でしたから、
母が死ぬまでは家の片づけは無理だと家族みんなが諦めていました。

山が動くとはまさにこのことでした。
今、実家はすっきり呼吸空間です。

「開かずの間」は無く、いつでも誰でも通せる状態です。

母の「捨てたくない」という気持ちを真っ向から否定するのではなく、
徹底的にどこからその気持ちがくるのかを深く理解しようと耳を傾けたのなら、
そして母が「自分の気持ちを受け取ってもらえた」と感じたのなら、
そのとき初めて人の心が動くのではないかと感じました。

『寂しさをモノで埋める必要はない』

そう気づかせてくれるのは、厳しさではなく、
思いやりややさしさではないでしょうか。

深いところでみんなつながっているということを感じることができたのなら、
そしてそれがたとえ死んだ人との関係であっても、
見えない心の中でちゃんとつながって
今でも生きていると感じることが出来るのであれば、
たくさんのモノへの執着は無くなっていくのだと思います。

堆積したモノはあくまでも表面的な自己表現。

その内にあるメッセージに耳を傾け、深い理解を示すことが出来たのなら、
相手の寂しさは少しずつ埋まっていくのかもしれません。

もちろん、全てをソンさんが担う必要はなく、
ソンさんはソンさんに出来るパートや役割があると思いますので、
その部分での最善をつくされてみてください。

これからも、ソンさんのご婦人に対する思いやりや愛情を
表現されてみてください。

PS
あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

2015年も、いよいよあと4日となりました。
皆さん、今年はどんな年だったでしょうか。

私自身は、じつにいろいろなプロジェクトに取り組みました。

ティク・ナット・ハン禅師率いるプラムヴィレッジの来日ツアーに絡めた
イベントを聖路加国際病院で開催したり、ダライ・ラマ法王の主治医であり
チベット仏教僧侶でもあるバリー・カーズィン先生を招聘して、
がん患者さんと家族のための心のケア「ハートシェアリングフォーラム」を
開催したりしました。

仕事以外では、沖永良部島民謡のCDを作ったこと。
私の親戚や家族同然の友人たちがつくったバンド、「遊弦会せりよさ」
http://yugenkai.amamin.jp/ というバンドのCDをプロデュースし、
11月から発売になりました。

「せりよさ」というのは、沖永良部島の古い呼び方です。
CDジャケットの写真に使われている浜は、沖永良部で私が一番好きな
「うっぱ浜」という、島の人もあまり知らない、秘密の入り江です。

これは死ぬ前にやりたかったプロジェクトだったので、
今年これを完成できて本当によかったなと思っています。

もし、沖永良部島の民謡ってどういうものなのか、興味のある方が
いらっしゃれば、ぜひお買い求めください。
タワーレコードやHMV、アマゾンなど、ネットでも全国流通しています。
川畑のぶこプロデュースですよ(笑)。

私は、年末年始は本当はこの沖永良部島に帰りたいのですが、
今、両親が治療で東京に出て来ているのもあり、それはできません。
なので、今年はこちらで家族みんなで集まって、このCDを聴きながら、
沖永良部の空と海を感じて、和やかな年末年始を過ごしたいなと思っています。

皆さんも、どんな年末年始になるか、楽しみですね。

さて、今年最後になりますが、今日も皆さまからのご相談に、
僭越ながら私なりのアドバイスをさせていただきたいと思います。

今回は、59歳の自営業の女性からご相談をいただきました。

「愚痴っぽい、心身不調の夫への接し方」についてです。

~~~~~~~~~~~~
10年あまり前から鬱(うつ)状態の主人への気配りについて、
どうしていいのか分からなくなります。

お酒を飲むといわゆる「愚痴」っぽくなり、
「死にたい 楽になりたい 別れたい」と言いながら、私をなじっては、
家を出て警察の保護室に入ったりで、嫌な思いや怖い思いをしたものです。

今は少しは落ち着いて、バイトに行ったりして、私はずいぶん楽になりました。

本人の気持ちはどこまでかは分かりませんが、孫たちと遊んだり、農業をしたり、
落ち着いているのでは、と思っておりますが、根本的に楽になりたいみたいです。
気持ちが、か、身体が、かは分かりませんが……

最近は糖尿、高血圧、動脈硬化などがあり、薬も処方され、
身体を動かすことがおっくうみたいです
(足に動脈硬化があり歩かないといけないにも関わらず、痛くて歩いていません)。
朝から寝るまで、「身体がだるい、痛い」の連発で、聞いている方が、気が滅入ってきます。

何とかしてあげたい気持ちとイラつく自分で言葉をかけることができません。

私ができることは何だろう?と自問自答しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

ご主人が精神的にも身体にも辛い状態の中でサポートするというのは、
ご相談者さんご自身も、第二の患者のように辛い状態ではないでしょうか。

そして、そのような中で本当によくやってきているなと思います。
どのように気配りしたらいいか、できることは何かあるだろうかと、
相手に思いやりをかけているのも、本当に素晴らしい姿勢だと思います。

相手を変えることはものすごく難しいですね。
自分自身を変えることも、なかなか難しいですけれど、
それが相手になるとなおさらのことです。

ですから、ここではまず「割り切り」の考え方をとり入れましょう。

常に近くにいるご主人のことが、どうしても気になるのは当然ですが、
彼には彼の「プロセス」がある、彼には彼の「課題」があると、
まずは基本的に割り切ることが必要です。

そして、その上で初めて、自分がどう関わることができるか
を見ていきましょう。

ご相談者さん自身が「〜せねば」と、脅迫的に自分に課題を課すのではなく、
ここはひとつ、「好奇心を持って観察する」という姿勢を持ってみてください。

具体的にどのように「観察」し、その後どう対応していけばよいのかは、
ビデオでお伝えしますね。

また、夫婦間でも適度な距離感というのは大事です。
ご相談者さんが自分自身を満たす時間をぜひつくってくださいね。

サポーターが質の伴ったサポートをしようと思うとき、サポーター自身の
エネルギー状態が安定している、高まっているということはとても重要です。
ご自身の「ニーズ」を満たすことも、サポートの一環です。
心の充実、身体の健康には、ぜひ気を配ってくださいね。

私の師匠であるサイモントン先生が、彼のお父様の最期のケアにあたって
いらっしゃったときの、自身の「ニーズ」の満たし方について、
ご参考になる点が多いと思いますので、シェアさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします。
https://youtu.be/03Z4r09wk_M

そして、皆さま、どうぞよいお年をお迎えください♪

PS
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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

三日後にクリスマスイブを控えた本日は、
我が家のクリスマスツリー前からお送りします。

毎年、アメリカのオレゴン州から送られてくるツリーを購入しているのですが、
今年はサイズを間違えてしまい、いつもより1フット背の高いものを買ってしまいました。
おそらく2.4メートルぐらいあるのではないでしょうか(笑)

オーナメントは、我が家は全く統一感なくバラバラなものを飾っていますが、
これは私のコレクションでもあります。
私はダンシャリアンでありながら、このオーナメントだけは「ためて」いるのです。

でも、「コレクション」と「溜め込み」は違うんですよ。
「溜め込み」はそこに注意がありませんが、「コレクション」はちゃんと注意を持って、
計画と予算を持って、意図的に購入する。そこに差があるのです!

増え過ぎてしまったら、子ども達や仲のいい友達が来たときに
「好きなの、どれでも1個持って行っていいよ」と言って、持って帰ってもらいますので、
飽和することなく「代謝」しています。

さて、今日も皆さんからのお悩み相談にお答えしたいと思います。
今日は、「高齢で病の親の側にいてやりたい私。機嫌を損ねる夫」という、
mikaさん(47歳、自営業手伝い)からのご相談です。

~~~~~~~~~~~~~~~~
実父(75歳)が脳梗塞で入院中。
半身麻痺が残り、退院もしくはリハビリ病棟に転院する予定です。
父は家に帰る事を希望していますが、母と兄との3人暮らしで、
母(74歳)は、今の父が帰ってきても生活させてあげられない、と私に言います。

もともと、父のワンマンな生活。家計も食事も全て父が管理しており、
入院してからは、母は分からないと言って私に頼ってきますので、
毎週末や娘の学校のない時は、ほとんど実家に泊りに行っています。
しかし、いつまでも今の生活ができる訳はなく、
私は高齢な親の側にいたいのですが、兄もいますので、
主人(48歳)は、そんな出しゃばる事はできないと言います。

(中略)

主人は長男で、ご両親も健在。妹さん家族が近くにいて、
妹さんも姪も、ご両親の事をよくみてくれています。
主人は、私の親をみなきゃいけないかな、と話してくれていた時もありましたが、
実際に私の父が入院し、今後の相談をすると、
「自分の親に何かあった時は、ほっとけない。ちゃんと話してから…」
と機嫌が悪くなり、それ以上その話はしにくい状況です。

私の父や母の事も心配してくれてはいます。
毎週末、実家に帰る事も、当たり前だから気を遣わなくてよいと言ってくれ、
迎えに来てくれたりもします。

が、その前から、私の更年期の体調不良からセックスレスをお願した事や、
子供のこと等で、もめることも多く、更に「病気だから病院に行け!」と、
自分が一番正しいと、正論を並べ上げて強制してきます。

(中略)

私はただ、親の側で、残り少ない時間を、できるだけみんなで一緒に楽しく過ごしたい。
主人にどう話すのが、ベストなのでしょうか?
~~~~~~~~~~~~~~

親の介護問題は、私たちにとって本当に身近なことですね。
今は昔のように兄弟が多くありませんから、負担が一家に集中してしまう、
両方の親をみるということも起こってきます。

そして、自分の親の側で、残り少ない時間をできるだけ一緒に過ごしたい。
これは当然のことですよね。愛ある家庭であれば、一緒にいたい、
苦しみを取り除いてあげたい、というのは当然だと思います。

現在の状況において、mikaさんにはぜひ「バランス」「ニーズ」という視点を
持っていただきたいと思います。
mikaさんが「こうしたい」というニーズ、ご主人のニーズ、
そして、社会的な全体の「バランス」です。

その視点を持った上で、一度、 mikaさんのご両親とお兄さん、ご主人と一緒に
話をしてみるのがよいと思います。
そして、これはmikaさんのご主人のご家族のほうも巻き込むことになることですから、
ご主人のご両親、妹さんにも、きちんと話をしていくことが必要になってきますね。

ご主人の機嫌に関しては、いくつか要因があるかとは思いますが、
mikaさんの更年期症状が関係している部分があるとすれば、そこは、
今度は夫婦間の「ニーズ」をお二人で理解・共有することが大事です。

mikaさんご自身が機嫌よく自分のニーズを満たしていることは、もちろん大事ですが、
「me first(ミーファースト)」というのは、
決して自分さえよければいいということではありません。

相手を満たすには、まず自分自身を満たせていないことにはゆとりがなくなってしまう
ので、まず自分の心理的・身体的エネルギーの調和を図りましょう。
そして、相手の心理的・身体的・物理的ニーズも、思いやりを持って見ましょう、
ということです。

まず自分。そして相手のこと。
ご両親のことも、ぜひそのような観点から、話し合いをしてみてください。

もし、話し合いがmikaさんの思い通りの方向に行かなかった場合、
それはそれで、考え方のシフト、実際の「あり方」のシフトで、
しなやかに対応していくことができますよ。

詳しくは、ビデオでお話しします。
https://youtu.be/WM9x-_wLcv8

PS
相手に合わせることばかりに気をとられて、
自分の「ニーズ」を後回しにしていませんか?

……「me first(ミーファースト)」をうまく活用して
心身ともに健康的な日々を送る方法は、こちらで学べます。
 ↓
http://123direct.jp/tracking/cr/Pl2OCD8S/200715/14547363

PPS
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Cjildren playing with wooden toys

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――――――――――
Q:5LDKで2人の子育て。片づけられない私…

私は今、5歳の男の子と0歳の女の子の育児真っ只中です。

結婚してから、自分は片付けが苦手であったことに気がつきました。

実家に暮らしてる時は、自分の小さな部屋を綺麗にすること、
こまめに掃除する事は出来ていました。

しかし、結婚して、いきなり5LDKの一軒家に住むことになり、
仕事をしながら家事をする事の大変さを実感し、
それでも何とかやっているつもりでいました。

そして、子どもができ、職場が遠かったことと、
自分は仕事と育児は両立できないと思ったので、仕事を辞めました。

上の子が産まれ、初めは頑張っていたものの、
だんだん家事が疎かになっていき、
部屋が散らかりっぱなしの状態になりました。

人を呼ぶ時は綺麗にし、すぐに散らかり、
突然の訪問には対応できずにいました。

上の子が幼稚園に通うようになり、
時間が出来たから、家を片付けようと思っても、
体が動かない、どう片付けていいか、分からなくなっていました。

幼稚園での人間関係に悩み始めたら、尚更できなくなっていき、
荒れ放題の部屋になっていきました。

たまに片付けると、
息子が「お家が広くなった!」と喜ぶほどでした。

そんな中、2人目を妊娠し、妊娠中にどうにかしなければと思っていましたが、
現状は変わらないまま、出産して、2人になったら、やること2倍になり、
ますます片付けが大変になってしまいました。

これから、おもちゃも洋服もどんどん増えていくのに、
片付けができないままでは大変だと思って、
やました先生の断捨離のDVDを買いました。

しかし、やろうと思っても、時間を作ることすらできず、
目先のやらなくてはいけないことで手一杯の日々が続いています。

どうしたら、やる気を起こせるのか、時間を作れるのか、考えてばかりです。

子どものものも、捨てられずに困ってしまうし、
いろいろ考えてばかりで、体が全く動かない状態です。

このままでは、子供たちも片付けられない人間に育ってしまいそうで怖いです。

【かとせめ様・38歳・主婦】

―――――――――――――――――――――――――――――
A:

FROM 川畑のぶこ

2人の子どもを育てながら5LDKの家を奇麗に管理するというのは大変ですね。
子育てをしていると、あっという間にその日が終わってしまい、
気がつくと一週間が経っていたりしますよね。

1人育てるだけでも大変なのに、
2人の子どもを育てているかとせめさん、表彰状もんです!
本当によく頑張っていらっしゃると思います。

このような育児世代の断捨離に関しては、
5LDK全てを一気にというのはあまりにもハードルが高く、
気持ちが萎えてしまいます。

ですから、出来る限りターゲットを細かく絞り、
徐々に徐々に、時間をかけて行うことをおすすめします。

1日10分できたらハナマルとしてみてください。
0歳児だと10分だってつくるのは大変かもしれませんよね。

なので、毎日ではなく、週3日、10分など、最低ラインを低く設定して
それをクリアしたならハナマル!としてみてください。

「今日はこの部屋」ではなく、
その部屋が6畳なら「今日はこの1畳分だけ」など
細かくターゲットを絞ってみてください。

既に、やましたひでこさんの断捨離のDVDを購入されたとのことですので、
ぜひもういちど、「ながら見」「ながら聴き」で構わないので
BGMのようにDVDをかけてみてください。

いちど見たから、聴いたからではなく、
何度も何度も繰り返し見聞きすることをおすすめします。

私自身、やましたひでこさんの断捨離セミナーで学ぼうと決めたときは、
最低3回は受講しようと決めました。

当時は書籍もDVDもありませんでしたから、自ら主催して学びました。

一度聴いただけでピンと来る人もいるかもしれませんが、
私の場合、溜め込み性&嫌なことは先送り体質、
おまけに「散らかっていたって人間生きていけるさ♪」
の楽観的どころか能天気でしたから、己のパーソナリティーからいって、
ピンとくるまでには何度も繰り返し学習が必要だと思ったのです。

「いちど聞いたのに出来ないダメな私…」ではなく、
「何度も繰り返すうちに徐々に出来るようになる私」をイメージしてください。

きっと、かとせめさんも繰り返し学んで行くうちに、
ピンとくるやましたさんのキーワードに
モチベーションを得ることがあると思います。

また、モチベーションキーワードは聞く度に変わり、
また片づけの段階によってもどんどん変わってくるので、
ぜひそんな変化も楽しみながら取り組まれてください。

片づけを行う際に、真剣になるのは結構ですが、どうか深刻にならずに、
軽やかさをもって片づけと向かい合ってみてくださいね。

自分のどの部分が「笑えるか」、ツッコミを入れながら行うといいですよ。

私が断捨離を行ったときも、気がつくと眉間に縦じわが寄ってくるので、
ユーモアを忘れないよう心がけました。

出張のたびにいじましくホテルから持ち帰って、
溜まりに溜まったアメニティーに向かいあったなら
『アンタ、どんだけヒゲ生えてるんだ!?』と突っ込んでみたり、
消費期限の切れた大振りの利尻昆布、日高昆布、羅臼昆布が出てきたなら、
『昆布扇子、ホッホッホ』とマダムのように扇いでみたりと。

ぜひ、「一気に!全てを!完璧に!」の三拍子を手放してみてください。

子どもが増えると確かに管理するものは増えますが、
年を経るごとに増え続けるかというとそんなことはありません。

おそらくかとせめさんは片づけを「収納」と考えていらっしゃるかも
しれませんが、断捨離は代謝です。

お兄ちゃんが着られなくなった服で、
妹には合わないものはどんどん手放します。

「使えたのに」と時には後悔することもあるかもしれませんが、
そんな時は、「他の手放したい人々からまた流れてくる」と信頼してください。

みなさん衣類やおもちゃが多くて困っています。
もらってくれる人がいたら大喜びの人はそこいら中にいますから。

未来に後悔しないために、
今後悔する(部屋が散らかっていることに)ことをやめることです。

私たちが最も大切にする時は「今・この瞬間」で、未来はその積み重ねです。

また、5歳くらいだと、
「使う」「使わない」の判断は出来るようになりますから、
子どもが「使わない」と言ったものは手放して行くようにしてみてください。

子どもが片づけられないのではなく、
親の執着が子どもの片づけの邪魔をしていることに気づくはずです。

子どものモノでおびただしく増えるのは、衣類、おもちゃ、本などかと
思いますが、これらは全て代謝させるよう心がけます。

私の息子は4歳ですが、2歳から断捨離を実践しています。

あちらこちらから、おもちゃが流入してきますが、
自分で選んでいないものなどはとくに飽きるのも早いです。

3-6ヶ月に1度自分で判断をさせると、
半分以上のものが不要なモノの部類に入ります。

全て「ありがとう」とキスをして、
使い切れなかったモノたちには「ごめんなさい」と謝って
ゴミ箱に捨てお別れをします。
すると、やたらとおもちゃを欲しがらなくなります。

お子さまランチのおまけのおもちゃも
気に入ったモノがないと、自ら断ります。

私自身は、片づけはものごととの関係性を問い直し理解するための
最良の育児だと思っています。
ときには子どもから「ママ片づけよう」と促すこともあるから驚きです。

片づけが嫌いで苦手な自分の子どもだからと、我が子に己を投影せずに、
未知なる可能性を備えた子どもたちに
愛ある好奇心を持って接してみてください。

そして、下の娘さんが2歳くらいになると、
お兄ちゃんと一緒に遊ぶようになり、
お母さんの家庭での時間のゆとりもぐんと増えるでしょう。
もしかしたら、兄妹で片づけをするようになるかもしれませんよ。

育児と家事の両立、しばらくは大変かもしれませんが、
どうかひと呼吸おいて取り組まれてください。

PS
あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

12月も中旬、我が家のデコレーションもクリスマスっぽくなりました。
子どもと作ったお菓子の家と、私が一昨年、主人にクリスマスギフトに
買ってもらったくるみ割り人形を背景に、今日のメルマガをお届けします。

年末に向け、雑誌では断捨離や大掃除の特集が増えますね。
私も、取材をたくさん受けましたので、その一部をご紹介したいと思います。

まず、『PHPスペシャル』。「心が楽になる、ホッとする」というテーマです。
今回は「減らす、手放す、ためこまない」という中に
「嫌な気持ちの捨て方」という内容で、少し記事を書かせていただきました。

もう一つは、『OZ plus(オズプラス)』。これも今、全国の書店とコンビニで
お買い求めいただけると思います。「整理!これで完璧 ~スタイルのある整理術」
という特集で、私は「心の整理」を担当しています。

そして、これは10月なので、場合によっては入手が難しいかもしれませんが、
『ゆほびか』の「掃除・片づけ・捨てる」特集。使わないのに捨てられないとき、
どんなふうに自分に問い直しをしていったらいいのか、という内容です。

これも、11月号で少々前の情報ではありますが、『日経WOMAN(ウーマン)』の
別冊付録で、『1週間でラクになる!心とカラダの疲れすっきり!BOOK』という
のが付いているのですが、これがいいです! 永久保存版だと思います。

この中の「お疲れ度チェック」というところに、私のコメントが少し入っています。
他にも、使える情報がたくさんありますので、既にバックナンバーになっていますが、
ご興味のある方は、ネットや書店で取り寄せてみてください。

いつも、ついついスルーしてしまうのですが、
今後は、このような取材を受けたときは都度、皆さんにご紹介していきますね!

さて、今日のご相談は、「夫を亡くして5年、職場でミスばかりの悶々とする日々」
というお悩みで、51歳、事務職のMIKAさんという方からいただきました。

~~~~~~~~~~~~~~~~
主人が亡くなって5年です。
頑張りすぎて鬱になり、仕事を辞めてだんだん良くなってきた矢先のことでした。

主人が亡くなって急に年老いた自分があります。
まず記憶ができなくなりました。
人事事務関係の今の職場にやっとの思いで就職して1年以上になるのに、
ミスや間違いが減らずにまわりに迷惑をかけてしまいます。
まわりは私より若い人ばかり、自覚を持ってくださいと注意を受けます。
一生懸命になればなるほどギクシャクしてしまい、余計にとっちらかってしまいます。

もう少し若かったら…と思うし、私のようなものより若い人を雇ったほうが…
辞めたほうがまわりにとっては良いのでは?と思うのですが、
辞めても仕事がありません。

一つ一つ努力して仕事も覚えてきたし、以前よりは前進していると信じて
気持ちを切り替えつつですが、結果は結果。
どうしたらよいのかわからず毎日悶々としています。
~~~~~~~~~~~~~~

ご主人が亡くなって5年が経つとのこと。
MIKAさんにとっては、おそらく、人との関わり、特に親密さが、
心の欲求を満たすのにとても大事な要素なのではないでしょうか。

もちろん、誰でも人間関係は大切だと思いますが、パーソナリティによっては、
特にそのような親密な人間関係を重要視する人がいます。

そして、そのような人が最愛の人を亡くしてしまったとき、
それに代わる、心を埋めてくれる対象や関係性が構築されない限り、
ずっとストレス下に置かれることになり、
その次にはケアレスミスをするようになります。

自分のことよりも人のこと、周囲のことばかりが気になってしまって、
パニック状態になってしまうのです。

そんな中で、少々難しいかもしれませんが、
まずはご自身のケアに注力していただきたいな、と思います。
今のMIKAさんに目を向けていただきたいのは、ご自身の「心理的ニーズ」です。

ご主人が亡くなって、心のニーズを満たす対象がなくなった。
そのことを自覚して、それをどうやって埋め、自分自身を満たしていくか。
そこに、積極的に取り組んでいくことが有効です。

深呼吸して、周りを見渡してみましょう。
MIKAさんの心理的ニーズを満たしてくれる対象が、きっとあるはずです。

具体的には、どのようなものでしょう?
手がかりや見つけ方も、お話しししますね。

続きは、ビデオをご覧ください。
https://youtu.be/q9p8HEtKZt4

<ビデオ内でご紹介した雑誌>

『OZ plus(オズプラス)』2016年01月号(スターツ出版・2015/11/28発売)
『PHPスペシャル』2016年01月号(PHP研究所・2015/12/9発売)
『ゆほびか』2015年12月号(マキノ出版・2015/10/16発売)
『日経WOMAN(ウーマン)』2015年11月号(日経BP社・2015/10/7発売)
別冊付録『1週間でラクになる!心とカラダの疲れすっきり!BOOK』

PS
周囲に気を使えば使うほど、自分は空回り。
緊張し、失敗が増え、さらに失敗が失敗を呼び…悪循環。
そんな経験はありませんか?

……何かとストレスの多い日常生活、
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Young running couple jogging

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
Q:パートナーが欲しいのに、一対一の付き合いが苦手です。

初めまして、いつも楽しみにしています。

特段、切羽詰まっているとか、ないのですが、
良かったらアドバイスいただけると、前に進めるかな?
と、ほんの少し期待してご相談させていただきます。

どうしてか‘自分を選ばない人‘ばかりを好きになってしまいます。
一対一での深い向き合いが怖いようです。

…怖い、というよりは‘責任取りきれない‘
と及び腰になっているというか。

ちょっと特異な家庭で育ったこともあり、
なかなか自分の本音を他人にさらすのは勇気がいります。

そして、大概のことは‘自分のワガママではないか‘
と臆病になり、付き合うということ以外では
自信がないということはありませんが、
お付き合いに関してだけは、
やっぱりどうにも踏み込めずにいます。

自身はバツイチでもあり、もう結婚とか望んでもいませんが、
やはりパートナーの存在は欲しいかな、と思い始めています。

年老いた両親を安心させたい、というのも少しあります。

でも、パーソナルスペースには、大概の他人を受け付けなく、
寂しさもありながら、やっぱり無理かと諦める気持ちもあります。

こんな少ない情報では、アドバイスも難しいかも知れませんが、
考え方の視点などあるようならご助言いただけると嬉しいです。

【43歳・会社員・さと様】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

いつもメルマガを楽しみにしてくださり、ありがとうございます。
読者の声が届くことはとても励みになります。

さとさんは一対一のお付き合いに、及び腰になってしまい、
自分を選ばない人ばかりを好きになってしまうとのこと。

敢えて自分を選ばない人を選ぶということは、
無意識のうちにパートナーシップを難航させることによって、
あたかも「ほーら、どうせうまくいかないんだから、やめときな」
と、己に知らしめているかのようですね。
「夢など抱きなさんなよ」と。

本気になって後で傷つくのが怖い、
だから最初から本気にならなくてよい相手を選ぶことで
自己防衛を図っているようですね。

「どうせ最初から分かっていたしね」と後々合理化できて、
自分が傷つかなくてよいですからね。

確かに、傷つかないことは楽かもしれません。
ただし、リスクのない人生は躍動もありませんね。

さとさんは特異な家庭で育ったとのことですが、
確かに家庭にパートナーシップの成功モデルがないと、
自分自身の健全なパートナーシップも
イメージしにくくなることはあるでしょう。

それでも、そのことを理由に
「どうせ私なんて」と卑屈になることもできれば、
「それを反面教師にしよう」と過去を踏み台にすることも出来ます。

まず、さとさんにとってどのようなパートナーシップが理想なのか
を具体的に思い描いてみてください。

そのときに、「どうせ実現しないのだから、思い描くだけ損。
みじめになりたくないからやめておこう」
という無意識の抵抗が出てくるでしょう。

あまり深刻にならず、ゲーム感覚で行ってみてください。
それらの足を引っ張る抵抗の声が出て来たら、
それを打ち消すゲームをしてみてください。

イマジネーションは誰も巻き込みませんし、
ゲームですから、失敗しても何度もやり直せます。

どうぞ、さとさんの中に眠っている「遊び心」と「好奇心」
を発動して、自由にワクワクするイメージをしてみてください。

過去を学びに、そこから解放されて、
愛と思いやりに溢れたパートナーシップを築いているご自身を
具体的に思い描いてみてください。

さとさんは生まれながらにイメージの達人です。
少女時代は何のとらわれもなく、
さまざまなイメージをして楽しんでいたでしょう。
そんな少女に戻ったつもりでイメージを楽しんでみてください。

毎日心を込めてこの取り組みを行ったのなら、
3-6週間くらいで変化を感じることができると思います。

今度は行動するときに、そのイメージを大切に
「ごっこ」をしてください。
「愛や思いやりの中に生きる幸せな女ごっこ」です。

これも「ごっこ」でありゲームなので、深刻にならず、
軽やかに好奇心をもって取組んでみてください。

相手がいようがいまいが、
そのような女性として経ち振る舞ってみるのです。
そう、女優になった気分で軽やかに。
あ、人にわざわざ言う必要はありませんよ。

他人に馬鹿正直にはなる必要はなく、
自分に正直でいてください。
ごっこですから、失敗したって誰も傷つきません。

もちろん、人生に失敗はつきものですが、
失敗イコール敗北でもありません。
そこから学び前進すれば、
単なる失敗は単なるステップです。

「深刻」⇒「軽やか」をキーワードに取組んでみてください。

自分の砦、パーソナルスペースの概念にも
変化が現れてくるのではないでしょうか。
変化が訪れたならぜひまたお声を聞かせてください。

PS
あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

151207

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

12月に入り、クリスマスが近づいてきましたので、
今日はそれっぽい背景でお届けします。

これは、ヘクセンハウスという、ジンジャーブレッドで作った
ドイツのお菓子の家です。

去年、初めて作ったのですが、先日、イケアでキットが売っていて、
息子が「お菓子のお家、もう一回作りたい」と言うので買ってきて、
一緒に作りました。
子ども心に帰って、無心になれ、とても楽しかったです。

見た目はちょっとハードル高そうですが、簡単にできます。
今は、予めクッキーのパーツと飾り付けのお菓子などが一式セット
になって売っていますので、そのようなものを購入されて、
遊んでみるのはいかがでしょう? 子ども心が湧いてきますよ♪

ビデオでお伝えできないのが残念ですが、ジンジャーブレッドの甘い、
いい香りがするのも幸せな気分になります。

ドイツでは、これがクリスマスの香りのようなものだそうですね。
また、ドイツでは、子ども達がつまみ食いすると、お母さんが
「あら、ネズミがかじったのかしら?」などと言ったりするそうです。

うちのハウスはまだきれいな状態ですが、耐えられなくなったら、
見えないあたり、煙突の後ろのあたりから、ちょっとかじってみようかな、
なんて思っています(笑)

さて、今日も皆さんからお悩み相談をいただきましたので、
私なりのアドバイスをさせていただきたいと思います。

今回は、構造設計のお仕事をなさっている50代の女性の方からの
「自分を癒すことができません。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~~

「50代の女性です。
シングルマザ-で33年、子供と二人で生活してきました。

自分を癒すことができません。

一人で生計を立て、子育てに頑張りました。
自分の枠を超え、それ以上に努力し、
今、心にぽっかり穴が開き、何をしても楽しくありません。

ここ5年ほど体調が悪く、しんどい毎日です。

子育てと仕事に生きた、あの時に得た生きがいや充実感。
それに代わるものは、もうこの世にはないのです。

ぽっかり空いた穴に目を向けず、
苦労した自分を認め、空いた心の穴を埋めたいのです。

自分を癒す方法を教えてください。

前向きに、したいことをして、楽しく暮らしてゆきたいのですが…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

いわゆる「空の巣症候群」と言ったりしますが、
子どもが巣立って行ってしまった後に、
ぽっかり穴が開いてしまうという状態ですね。

おそらく、パーソナリティ的に、
人や他人に尽くすことをいとわない、むしろそういうところに
生きがいを感じる方なのかなと思いました。

子どもはもう巣立って行ってしまって、いないかもしれない。
そして、仕事も辞めてしまったのであれば、仕事そのものはないかも
しれませんが、今まで子育てや仕事で得た喜びの「要素」というものは、
他のことでも得ることができるのではないでしょうか。

ぜひ、「要素」というキーワードを意識して、これからの可能性に
心を開き、アンテナを立てていただきたいなと思います。

ご相談文の中にあった、「自分の枠を超え、それ以上に努力し」という
部分は、ちょっと気になります。何かを、もうヘタヘタになるまでにして、
やっと自己承認が得られるというタイプかもしれませんので、
そこは「やり過ぎ」をちょっと控えてみることも必要かもしれません。

具体的にどうしたらよいのか、また、ご自分への接し方についても、
ビデオの中でアドバイスさせていただきます。

なお、5年間ほど体調が悪いということですから、
一応、受診してみるのもよいかもしれませんね。

体調が戻ってくると、心が軽やかになってくるということもあります。
体が楽になって前進できることもありますから、
ぜひ一度、体調チェックをされに行ってみてください。

続きは、ビデオをご覧ください。
https://youtu.be/cLarZF5me5g

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Woman in supermarket

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
Q:モノの多さが障壁で彼とは結婚できないのでは?

付き合って約10ヶ月の彼氏がいるのですが、結婚を意識しています。
わたしも32歳なので、年内にとは思っていました。

彼は倹約家で、私は逆に何でも買ってしまいます。
私の家によく来るのですが、モノが多いことをよく指摘されます。

お出かけの荷物も多いです。
ストックを買い置きする傾向にあります。
近所に大型スーパーがあり、すぐに買えるものなのにね。。。

雑誌は買いませんが、文庫本をたくさん所持しています。
着なくなった服は処分していますが、モノは一向に無くなりません。

おそらく、これが障壁になり結婚には至らないのではと、
最近、本気で悩んでます。

解決法をアドバイスいただきたく存じます。

【ビビアン様・32歳・医師】

―――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

結婚はしたいけれど、障壁になっている多くのモノも手放したくない…
モノと彼とが天秤にかかっている状態なのですね。

倹約家の彼と買い物好きの私。

きちんとした彼とおおらかな私が、絶妙なバランスで、
末永く笑顔で生活するイメージはできますか?

そうであれば、
互いに学び合うことのできる良きカップルとなるのではないでしょうか。

つきあい始めというのは恋の情熱の魔力もはたらいて、
あばたもえくぼのように相手との違いもさほど気にならないことも、
何年も一緒にいるうちに苦しみに変わってくることがあります。

結婚に互いの歩み寄りはMUSTですが、
さまざまな価値観の差でも、経済観念の差はとくに衝突が生じやすく、
後々大きな問題にも発展しやすいので、「年内」と焦らずに、
入念に摺り合わせておくことが賢明ではないかと思います。

ところで、モノやお金の話をしてはいますが、
彼との比較ではなく、ビビアンさん自身が困るくらい
基本的にモノが多いのであれば、
問題の本質はモノの量でもお金でもないかもしれません。

寂しさやコンプレックスをモノで埋めようとしてはいないか?

それに代わって彼が私の心の寂しさを埋めて慰めてくれることを
期待してはいないか?…

モノを手放せないという理由で無意識の結婚への抵抗はないか?

もういちど静かに振り返ってみることをおすすめします。

モノの管理に関しては、

近所のスーパーは自分の冷蔵庫や倉庫。
デパートは私のクローゼット。
図書館やネットは自分の書斎。
知人の脳は自分のリモート脳の一部。

といった具合に、意識を拡大してみてはいかがでしょうか。

全てを自分が所有しているスペースに詰め込む必要は
無くなってくるかもしれませね。

モノも彼も全て、常に自分の側にいたことに越したことは無いけれど、
モノが常に側に無くても彼が常に側にいなくても
それなりに人生は機能するし、それなりに幸せに生きていける私だと
信じることができるでしょうか。

もしそうであれば、どのような決断をしても、またどのような結果になっても、
そこに執着はないので、さほど苦しみは無いでしょう。

PS
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