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Q.川畑先生、こんにちは。
10年前より主人と別居している62歳の主婦です。

別居の原因は複雑なのですが、
一言で言えば共依存的に結婚したけれども、
私が自分の自立を意識するようになり、
いまでも依存的な主人に嫌気がさしたような感じです。

主人と居ることがとてもしんどくなってしまいました。

経済的な問題もあります。
私は3年前に関節リウマチになり投薬治療中です。

今まで色々なことがありましたが、
その都度自分と向き合いつづけ、ようやく少しずつ
ストレス対処もうまくできるようになってきました。

価値観もだいぶ変わり、自分を苦しめる価値観ではなく、
楽にする価値観を身につけつつあります。

主人とうまくいかなかった原因もわかってきて、
改めて自分の人生は自分が創っているんだと
思うようになりました。

リウマチになって気づきがたくさんありました。

そんな中、別居中の主人が認知症と診断されました。

最初は主人を一人にしたことに罪悪感があり、
可哀想な思いもあり、
私が何とか介護をしなければと思いましたが、
今更一緒に住むことは想像しただけでストレスです。

今まで、○○ねばならないに縛られて苦しい道を歩んできたので、
もうこれからは自分の気持ちを優先させたいと思っています。

子供達もいずれは施設に任せたらいいと言ってくれています。

それまでは離れてできることだけしようと思っていますが、
主人は不安なのか、私を頼り私に依存してきます。

認知症になったのも主人の人生、と割り切りたいのですが
なかなかできません。どっちにしてもしんどいです。

自分を大切にする、ってどういうことなのでしょう?
自分も主人も尊重するにはどうしたらいいのでしょう?

アドバイスよろしくお願いいたします。

【hana・60代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

hanaさんが共依存から脱却し、精神的に自立することで、
苦しみにあふれる人生から楽に生きられる人生に
切り替えてこられたことはとても喜ばしいことですね。

自分の人生は自分が創り出しているという気づきを
リウマチの経験を通して得られたのであれば、
まさに病気の恩恵ではないでしょうか。

今後のご主人との関係性に関して、
hanaさんの罪悪感が刺激されていることが伺えます。

夫の介護を引き受けるか施設にまかせるか、
どちらの選択をしてもしんどいのであれば、
建設的なしんどさを選択するのが良いでしょう。

おそらく、hanaさんは、夫の望む選択をすれば、
すなわち、hanaさんに介護してもらう選択をすれば、
夫の幸せに貢献できるとお思いのことと思います。

そのような状況で夫を施設に入所させることは
薄情なことであり、人としてしてはいけないと。

ところが、これは事実でしょうか?

もちろん、ある程度の努力によってhanaさんが
ご主人に健全な態度で接することができるのなら。

たとえば、介護以外の時間はしっかり自身のケアに充てたり、
デイケアを利用するなど、
さまざまなリソースを活用することでバランスがとれるならば、
hanaさんがご主人を介護するのもご縁と割り切るのも、
オプションかもしれませんね。

また、ご主人の認知症の進行を都度確認しながら、
段階的に対応していくのも良いかもしれません。

やはりご主人がひどく依存的で、
認知症の症状や周辺症状も進行するばかりだと、
hanaさんの負荷が重くなる一方で
生活の質が著しく低下してしまうでしょう。

こうなると共倒れとなる可能性もあり、
たとえ夫のニーズに応えていても、
そこに幸せがあるとは言えないのではないでしょうか。

そうであれば、お子さんたちも同意されているように、
ご主人の意には反するかもしれませんが、
とりまく心理社会的なバランスも顧みて、
施設入所を検討されるのは賢明でしょう。

介護施設に入所することで、
適切な治療やケアが受けられれば、症状がコントロールされ、
面会時に機嫌よく家族が会える可能性もあります。

hanaさんが置かれているような状況で、
双方に痛みを伴わない選択というのは無理難題と思います。

ここはぜひ、「建設的な痛み」を取る覚悟をしてください。

hanaさんが健康的であることは、結果的に
家族全体にとっても社会全体にとっても大切なことです。

hanaさんの心の奥底の声に耳を傾けてみてください。

 

ーーー
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20211122

FROM 川畑のぶこ

今日は、フミさん(60代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
はじめまして。いつも配信、参考になり、
拝読しております。

私は60歳。パート契約が終了し、
現在は無職の主婦です。

3人の子どもは既に成人独立し、
現在は66歳の主人と二人きりの生活で、
地元で自営業を営んでいます。

私は仕事に一区切りついたこと、
60歳になったことで、これからの人生、
出身地に戻って母の近くで暮らしたいと願っています。

5年前に主人の会社がうまくいかず、
夫婦で移住しようとして身辺を片付け、
あとは行動するのみになり、
私も新天地で新たな人生を、
と前向きになっていましたが、
事態は好転し、計画は頓挫。

その後、私はパートではありますが、
家計のため自分なりに頑張りました。

ふと気がつくと60歳。やっぱりこの地を
離れ、失った自分の時間を母や友人と共に、
という希望が再び気持ちに湧き、
主人と話し合いましたが平行線。

お互いのこれからが全く噛み合わず、
この話題が出るたび激昂するようになり、
精神的に病んでしまいました。

思えば、結婚して40年近く、全て
主人の決めた方向に生きてきた自分があり、
初めて自分の意見、望みが言えた出来事でもありました。

私は人生一度、自分の気持ちに素直になりたいと思っています。

離婚は考えてはいませんが、人生観が違うなら、
夫婦別々に離れて暮らすのもありかなと。

また、今までの結婚生活の中で
モラハラも感じていたため、
それも心を動かしたのだと思います。

60歳。何もスキルもなく、自立するには困難で
「無理」のニ文字しか浮かびませんが、苦しい日々です。

いっそ消えてしまいたい衝動にかられることもあります。

どうかアドバイスをお願いいたします。
   

【A】
全く価値観が違う夫と、
老後うまくやっていけるのだろうか。

これから超高齢化社会を迎える日本では、
このような問題はますます増えていくでしょう。

私たちはみな、頭では、それぞれの人生を
幸せにに生きる権利があるとわかっていても、
学習してしまった振る舞いや惰性で、
いつまでもそこにブレーキをかけることなく
進んで行ってしまうことがあります。

今回のフミさんとご主人のケースもそうですね。

これまでずっと自分の思うがままに手綱をとってきたご主人、
フミさんによって急ブレーキをかけられて、
きっとハッとしたのではないでしょうか。

これまではご主人の馬車に黙って乗ってきたフミさんが、
そこから降りて、自分らしく生きたいと意志表示をしたことは
ゼロイチの大きな行動ですし、本当に素晴らしいことです。

そして今後、結婚は解消しないまでも、別居婚、
今は卒婚という言葉もあるようですが、
そうなった後、果たしてフミさんが
自立してやっていけるのかどうか、
心配していらっしゃるのですね。

ここはぜひ、少し視野を広げて、
今後、超高齢化社会を迎える日本における
ご自身の立ち位置などをイメージして
いただきたいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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Portrait,Photo,Of,Happy,Senior,Caucasian,Woman,Relaxing,And,Breathing

FROM 川畑のぶこ

みなさんは、「習気」という概念をご存知でしょうか?

「じっけ」と読むのですが、仏教の概念で、
煩悩を起こすことによって心の中に印象づけられた
慣習的な気分や習性とされています。

これによって私たちの思想や行為などが生じることから、
種子(しゅうじ)とも呼ばれるそうです。(コトバンクより)

習気とは、分かっちゃいるけどやめられない、
心のクセのようなものですね。

これに似た心理学用語に「ドライバー」というものがあります。

心理学の中でも交流分析という分野があるのですが、
その大家で、私もアメリカでトレーニングを受けた
臨床心理学者ケーラーによって提唱された概念です。

ドライバーとは、私たちの心を無意識に「駆り立てるもの」
という意味があります。

幼少期に親から受けるメッセージによって、
このドライバーが確立され
私たちの行動に影響を与えていきます。

ドライバーは、ものごとを効果的に前進させるのに役立つ
ことがある一方で、過度に発動するとストレス化に陥らせ、
人生の質を損なってしまう、諸刃の剣です。

さて、どんなメッセージによりドライバーを身につけるのか、
今朝の我が家のシーン、私と息子とのやりとりから
紐解いてみたいと思います。

●息子「ママ、はい、昨日のテスト」

私「おっ!おしい!あと2点で100点じゃん!」

 →『完璧であれ』ドライバー発動中

●(制服に着替える息子をみながら)

私「はい、ダラダラしないで、テレビ消して着替えに集中する!」

息子:セカセカ着替え始める

 →『急げ』ドライバー発動中

●息子「はい、これキオスクでハイチュー買ったレシート」

私「お友達にも分けてあげたの?」

 →『喜ばせよ』ドライバー発動中

●息子「あぁ~、クッキー(犬)に引っかかれたー」

私「そんなことでいちいちグズらない」

 →『強くあれ』ドライバー発動中

●息子「あー、学校の宿題やだ。やりたくない。意味不明。」

私「他の子たちも頑張っているからね。」

 →『努力せよ』ドライバー発動中

この背景には、私自身、
朝の業を、とっとと(=急いで)全て(=完璧に)終えて
職場の同僚に迷惑をかけない(=喜ばせ)よう、
早起きもして(=努力)文句言わずに(=強く)進める
という、心理的に駆り立てられた背景があります。

代々脈々と受け継ぎ、
しっかりバトンタッチしているわけですね(^_^;)

くり返し、適度であれば問題ないものの、
常に駆り立てられていると心は疲弊してしまいます。

この自分を駆り立てているものの正体を
把握することができると、

たとえ、突っ走ってしまっても、
「やっちゃっている」自分をどこかでもうひとりの自分が
冷静に観察できるようになります。

また、その状態から降りるオプションがあると知ることで、
楽になれます。

自分を俯瞰できる、いわゆるメタ認知の状態です。

駆り立てられ、その状態に乗っかっては降り、
また駆り立てられて乗っかっては降りる。

これが上手にできるようになると、
人生にしなやかさが増してきます。

私もとりわけ執着が出やすい息子とのやりとりでは、
このメタ認知が試されてるばかりで、日々精進です。

ムクムクっと種子から芽が出てきたら…

そこへは水やりをせず、
呼吸に帰り=我に帰ることから始めることにしています。

ぜひみなさんもドライバー発動時には
ぜひ一呼吸おくことから始めてみてください。

 

ーーー
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20211115

FROM 川畑のぶこ

今日は、すみれさん(40代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】
結婚20年目になります。

私たち夫婦には、子どもはいませんが、
同じ敷地内に義母が住み、
2軒住居が並んでいるので、
出入りが全て見える状況の住まいに
疲れてしまっています。

主人は次男で、長男も歩いて2〜3分の
ところに彼女と住んでいます。

住まいが隣なので、仕方ないですが、
用事のほとんどを
私たちが引き受けてきたのですが、
義母からすれば、当たり前の感覚です。

断れば、「もう、ええわ!」と
感情をあらわに出し不機嫌に返されます。

隣りなので、簡単に扉を叩いて
名前を呼ばれますが、
たまたま気が付かず出て行かないと
「無視された」となります。

隣に住みながらも、ある程度の距離を
とって生活していくしかないのでしょうか?

引っ越しも考えましたが、
金銭的にも容易なことではありません。

そんな義母も、たまに訪ねてくる長男と
彼女には、笑顔で対応され、
その場限りのいい関係を築いておられます。

やはり、近くにいる者は我慢なんでしょうか? 
どういう心で接していくことがいいのでしょうか?
   

【A】
すみれさん、本当にいろいろなことに忍耐
して、ここまで頑張ってこられましたね。

キーワードが、まさにご相談の中に入って
いましたが、「適度な距離感」というのは
本当に必要ですね。

家族でも、たとえ血がつながっていたとして
も、適度な距離感によって私たちは絶妙な
社会的バランスを取っていくことができます。

家族だから、結婚したから、相手の親とも
いつも緊密に連携していなければいけない
ということは必ずしもありません。

その人その人、その状況によっても
関係性は変わってくると思いますが、
でも、いずれにせよ、今すみれさんが
それをストレスに感じているということは
間違いないわけですから、
どうやって対処していったらいいか
ということですね。

ストレスにどうやって対処したらいいか、
大きく分けて、2つの対処法があります。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q.こんにちは。
私の会社の同僚が、うつ病と診断され、
しばらくは出勤していましたが、
お医者様からの診断で休業しています。

初めは1ヶ月ということで、
そっとしておいてあげようと思っていましたが、
1ヶ月が過ぎ、上司からは、
休業がしばらく延びそうだという話がありました。

その同僚が出勤していた頃は、
体調の悪さなどを時々打ち明けられたりしていたので、
一度連絡したいと思っているのですが、
うつ病の人にはどんなふうに接したらいいのかわかりません。

そもそも連絡すべきかどうかも迷っています。

そうしているうちに、その同僚のことが心配になって、
私の方が不眠になったり何も手につかなくなってきました。

もし何かアドバイスいただければと思います。
よろしくお願いします。

【梨子・20代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

梨子さんの同僚を思う優しい気持ちが伝わってきます。

同僚がうつになったときの接し方に関しては、
その連絡が相手の負担になってはいけないという配慮から、
悩ましいですね。

連絡を取る頻度は、その人との
日頃からの関係性や親密さにもよると思います。

職場のみでのやりとりしかしないような、
ビジネスライクな付き合いの人から連絡が入れば、
プレッシャーや焦りを感じるかもしれませんが、
プライベートな時間も共有するような気のおけない同僚であれば、
思いやりを感じられるかもしれません。

出勤していた頃は、
体調のことも梨子さんにお話されていたとのこと。

もし、ご同僚にとって梨子さんが比較的親密で、
心を打ち明けやすい存在であるなら、
梨子さんからの声掛けは嬉しいものかもしれません。

ただし、内容によっては、こちらが良かれと思ってかけた言葉が、
相手にはネガティブに受け止められることもあるので配慮が必要です。

たとえば、「早く元気になってね!」という言葉は、
一見勇気づけのポジティブな言葉に聞こえますが、
元気になりたくてもなれない相手からすると、

「元気になれないから困っているんだよ」と、
周囲の理解を得られず、溝を深めてしまうことがあります。

うつの患者さんの多くは、何かをがんばりすぎてしまった結果、
心が折れた状態になり、
前に進むエネルギーを一時的に失っています。

このことから、「早く元気になって」というのは、
今の休んでいる状態(=元気でない私)では
周囲に受け入れられないので、期待に答えるべく、
目標達成に向けて頑張らなければいけない、と
プレッシャーや焦りを感じたり、
ときとして絶望を感じたりしてしまいます。

「こんど食事にいかない?」というお誘いもしかり、
仕事への復帰ではなくても、何かを「する」ことを促すことで、
同じようにプレッシャーを感じる人や

「食事すらYESと言えないだめな私…」と罪悪感の増長や
自信の喪失につながってしまうこともあります。

大切なのは、「ゆっくり休んでね」とか「無理しないで」と、
今の「しない」状態を全面的に肯定し、
相手がプレッシャーオフで楽になれる言葉かけをすることです。

「今はゆっくり休んで」、
「気が向いたらいつでも声かけてね。」、
「私にできることがあったら何でも言ってね。」
など、相手を受け容れ、やさしく寄り添う存在と
感じられる声掛けをしてみてください。

また、梨子さんは相手のことを思いやるがゆえに、
眠れなくなってしまっているとのこと。
いわゆる、共感疲労が起きてしまっているのですね。

相手の様子がわからず、いろいろと思いを巡らせ、
またご自身の非力さを感じて、
疲れてしまっているのだと思います。

共感はありがたいことですが、
そのことでサポーターが消耗してしまっては、
誰のためにもなりません。

そのようなときに、どのような姿勢で
相手と向き合うのがベストなのでしょうか。

私たちは、何かにしがみついて抵抗しているときに
(たとえば相手に早くよくなってもらいたいという結果への
執着があるときなどに)苦しみが生じます。

執着の解毒剤は信頼感を育むということです。

信頼感を育めると、状況を受け容れることができ、
相手を思いやり希望を持ちつつも、
結果への執着を手放すことができます。

たとえば、
同僚はこの苦難を徐々に乗り越えることで経験値を重ね、
人生を切り開いていくことができること、
たとえ梨子さんが望むペースやかたちで前進しなくても、
相手なりに大切なプロセスを経ていることを信頼してみたなら、
共感によるある程度の痛みはあっても、
絶望することはしないでしょう。

相手を、もがきながらも困難を乗り越えようとしている勇者
として受け容れる姿勢です。

そのためにも、今は
梨子さんの同僚が、さまざまな重荷をおろして、
休息を十分にとること、時間をかけることが効果的であること
を理解してください。

1ヶ月休んだのにと思うかもしれませんが、
私が臨床で向き合う患者さんで1ヶ月で復帰する人はまれです。
3ヶ月、6ヶ月、1年、なかには2年間フルで会社を休んで
復帰した人もいます。

その人なりの時間をしっかりかけて、回復していく必要があります。

心が折れたときは、足を骨折した人が、
骨が完全につくまえに歩きだしたり走りだしたりしたならどうか
と考えてみるとよいでしょう。

私たちの人生にはそれぞれに課された課題があり、
必要な時間も異なります。

同僚が自身の人生の課題に向き合い、
必要な時間をかけて前進することを信頼して、
あたたかく見守ってあげてください。

その優しいまなざしと、やわらかであたたかいエネルギーは
非言語的に伝わることでしょう。

 

ーーー
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20211108

FROM 川畑のぶこ

今日は、のんきな母さんさん(60代・女性・介護ヘルパー)
のご相談にお答えします。

【Q】
69歳、主婦です。
少し、介護ヘルパーの仕事をしています。

去年、主人が癌になり手術し、
今は定期検診のみになりました。  

42歳の独身の次女のことで
ご相談させていただきました。

親元から離れ、親所有のマンションで
一人暮らしして、16年。

派遣で働いていましたが、
2019年6月、派遣先で仕事が与えられず、
辛くなり退職して以来、引きこもり状態です。

電話で話すのは嫌ということなので、
たまにLINEメッセージを入れていますが、
返事は一行「生きてる」と。

小3の頃から自殺願望があり、心配です。
親の介護のために生きていると言います。  

一昨日、2ヶ月ぶり位に会いに行きましたが
台所には洗わない食器が
山のようになっていました。

置いてある物には綿ぼこりがあるので、
ほとんど活動していない様子です。

私が台所を磨き、
積み上げた物を聞きながら仕分けして、
資源ごみを持ち帰ることにしました。

本人は、一週間に一度、片付けていると
言います。水回りが苦手で、
すぐぐこうなってしまう、とも。  

特に、入浴するのがエネルギーがいるので
大変とのこと。私が行った時は入浴後で、
お風呂場と洗面所はきれいになっていました。  

経済的に支援はしていますが、
本人は節約しているせいでしょうか、
痩せているように思います。  

あまり動かないので、
いろいろ悪循環なのではと心配です。 

せっかくの命。
幸せを感じて生きてもらいたいのですが、
具体的に今考えていることなど聞くと、
死にたくなると言います。  

実際、コロナ禍で年齢から言っても
仕事を探すのは難しいのかもしれないし、
本人は在宅でしようと思ったことが
上手くいかず、挫折したとのこと。

今、親の私にできるはありますか? 

娘が前向きになるよう、何か良い
アドバイスをいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
   

【A】
心配ですね。
のんきな母さんとおっしゃっていますが、
決してのんきではありませんね。
思いやりと愛にあふれるお母様です。

42歳で仕事をしていないというのは、
親としてはとても心配なことだと思います。

これまでに受診はされているでしょうか。

もしまだされていないのであれば、
お母さんとしてまずできることは、
一緒に病院に行こうと言うこと。

その際「あなたを治すために行こう」
とは言わないでください。

「あなたがもっと楽になるために」
「もっとゆっくり休めるように受診しよう」
というスタンスで声をかけてくださいね。

精神科を受診して、薬を服用しながら
治療を続けることによって症状が改善され、
新しい一歩が踏み出せるようになることは
あります。

娘さんご本人も
プレッシャーを感じているはずです。

今は無理に動かなくてよい、
休むことが必要であること、
娘さんは娘さんのままでよいこと、
いてくれるだけでよいことを伝え、
どうぞ寛容に見守ってあげてください。

続きは、ビデオでお話しします……

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Beautiful,Young,Woman,On,Sunset,Background,With,Blue,Tissue.

Q.こんにちは。
断捨離を始めています52歳主婦です。

7年前に20年寄り添った主人と離婚。

真面目で学生からの長い付き合いからの結婚で
こんな風になるとは思っていなかったし
なんの資格も手に職もない私で、
主人にずっと頼って子育て中も専業主婦。

近くに姑さんが住んでいて、
その人の職場に一緒にパートで入れてもらい、
離婚した今も姑さんと行き帰りも一緒に勤務。

元主人は少し離れて一人暮らしなのか
誰かがいるか?はわからないですが
たまに実家に遊びに来ている様子。

私は主人名義のローン完済したマンションに
息子とそのまま居住。娘は最近嫁ぎました。

元主人も私にはマンションに
管理費だけの支払いで住んでたらいいよと。

そうは言ってくれているものの、
急に気持ちも変わるのでは?と少し怯えて、
一緒に生活していたときのトラウマもあります。

姑も同じように言ってくれています。

パートの収入では少し生活費が足らなくて、
貯金を崩しながらの為先々が不安です。

いつまでもなんとなく、姑や元主人から
離れられていない感覚で窮屈です。

パート先では、未だに周りには、
私をお嫁さんと言って、自分の親戚にも
離婚した事は内緒にしている様子です。

お金の援助を子供達にしてくれている姑。
そこもなかなか心から喜べない私です。

離婚したのに、ずっと離れれてない感覚は
私が勇気を出してパート先を変えたり
しないのが悪いのでしょうか?

お金を持ってる姑にどこか頼ってる私も
いるのも問題ですよね?

私は何に向き合っていけばいいのか、
お金の不安を抱えてばかりで。

自分の足で逞しく堂々と
これからは自分らしく生きていきたいのです。
ニコニコいい人をやめたい。

何をお伝えすれば良いのかまとまらずすみません。

よろしくお願いします。

【ぴーちゃん・50代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

何をお伝えすればよいかまとまらず…と
ぴーちゃんさんはおっしゃいますが、
しっかりと伝えたいことが非常に明確に
まとめられているようですよ。

●自分の足で逞しく堂々とこれからは
自分らしく生きていきたいのです

●ニコニコいい人をやめたい

どうぞ、鏡の中のご自身に向かって、

「私はいい人をやめて、
 自分の足でたくましく堂々と、
 そして自分らしく生きていく人間です」

と宣言をしてみてください。

これは自分の人生を大切に生きるという宣言です。

できるかできないかは結果論ですので、
「どうせできない」などと、今決めつけないでください。

人生、どのみち苦労があるなら、
自分の人生に正直に生きる苦労と、
自分を殺して合わせる苦労と
どちらを選択したいでしょうか。

経済的な課題に関しては、
離婚の際にきちんと財産分与はされたでしょうか。

夫に依存と書いておられますが、お互いさまで、
家事や育児は夫がぴーちゃんさんに
依存していたのではないでしょうか。

これは役割分担で、夫婦共同で家庭を運営してきており、
財産は物理的にお金を払っている方のものに
なるわけではありません。

いうなれば、ぴーちゃんさんは
ずっと無償労働をしてきたのであり、
ただ夫の収入にぶら下がっていたわけではありません。

対価を受ける権利はありますので、
ここは自信を持ってください。

お子さんも巣立つ年齢のようですので、
もし、財産分与がきちんとされているのであれば、
今の家を売却することで、
資産の半分を現金化できるでしょうし、
それをテコ入れにこれまでよりも縮小した
新しい生活を築くことも可能なのではないでしょうか。

(もし、離婚時に財産分与をしていない場合、
 離婚後2年以内に請求する必要がありますので、
 7年後の今からだと元夫の任意となりますが)

人生100年時代と言われるようになり、
日本人の平均年齢は47歳(1960年は29歳)です。

この時代に、ぴーちゃんさんの52歳を
「もう52歳」とみるのか、「まだ52歳」とみるのかは、
ぴーちゃんさん次第です。

少なくとも、世の中は高齢者の活躍を
必要としているのはまちがいなさそうですね。

資格を持っていないことを
仕事ができない理由にしているのであれば、
これから資格を取得することを検討されてはいかがでしょうか?

また、年齢、経験不問の社員募集もあり、
働きながら手に職をつけていくことだって可能でしょう。

それとも、やっぱり多少我慢して、
元姑に小遣いをもらうほうが楽でしょうか。

どうするべきかのまえに、
ぴーちゃんさんがどうしたいのかを、
ぜひもういちどじっくりと振り返ってみてください。

心の奥底の声に耳を傾けながら…

 
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20211031

FROM 川畑のぶこ

今日は、妹さん(50代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
私は実家から離れて暮らしておりますが、
両親の近くには兄夫婦が住んでいます。

兄は30年近く前からパニック症、
うつ病、乖離性障害があり、
職を転々としておりますが、
一昨年、脊椎管狭窄症の手術をして
解雇されて以来、働いておりません。

その間、傷病手当、失業手当で生活して
いましたが、収入が無くなり、今は
年金暮らしの両親に頼っている状態です。

義理の姉は、再婚で私の兄と結婚。
義姉自身もうつ病ながらパートで働いたり、
兄にいろいろとアドバイスしたりしていた
ようですが、自分で収入を得ようとしない
兄を諦め、離婚を求めています。

10年近い結婚生活で、子どもはいません。
義姉は、以前の夫との間の子ども
(成人しています)から生活的に
援助してほしいと言われたこともあり、
今一度、人生をやり直したいそうです。

姉の決意は固く変わりそうになく、
彼女の家族も同意しています。

離婚を口にしてから1年近く経ち、
もう待てないと、
荷物もほとんど実家に送ってしまいました。

私の両親は、兄の今後の生活の見通しがつく
まで待っていて欲しいと姉にお願いしており、
兄には、まず経済的自立を、と求めています。

私と兄夫婦はそんなに親密というわけでは
ないのですが、兄が離婚を承諾せず、
また今後の生活について考えないので
助言して欲しい、と義姉に頼まれました。

どうしたらいいのかわかりません、
アドバイスをお願いします。
   

【A】
難しい問題ですね。

家族ですから、お兄さんには幸せになって
ほしいし癒されて欲しいと願うと思います。
でも同時に、義理のお姉さんの立場も
よくわかっている妹さんだと思いますので、
板挟み状態になってしまっているのでしょう。

このように大切な誰かと誰かが問題に直面
しているとき、第三者としてできること
には限りがありますね。

もう万策尽きたというようなとき、
あとは見守ることしか残されていない場合
も多いですし、結果としてそれが
最良の解決策だということもあります。

人生に困難はつきものですが、
嵐の中を歩いたことによって力がついたり
気づきが得られたりすることもたくさん
あります。

今回のケースも、お兄さんとお義姉さん
それぞれに与えられた課題というものが
あるのだと思いますし、
何が正解というのはありません。

ですので、妹さんの立ち位置として
大切なのは、ご自身の意見やニーズを
あくまでも率直に二人に伝えるという姿勢です。

続きは、ビデオでお話しします……

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Time,For,Change,,Concept,Of,New,,Life,Changing,And,Improvement

FROM 川畑のぶこ
 
―生き残る者とは、強い者でもなければ、知性のある者でもない。
変化に適応できる者が生き残るのだー

ダーウィンの言葉として世に紹介されている有名な格言です。

生物は自然淘汰されながら進化していくという学説は
あまりにも有名ですが、この説得力ある言葉には
ハッとさせられる人も多いことと思います。
私もそんな一人でした。

ちなみに、先日子どもが受験を検討している学校の校長先生も、
説明会の壇上に大きく投影されたパワポ画面いっぱいに、
ダーウィンのこの格言を紹介していてました。
(そして私も「そうそう!」と頷きまくっていました)
 
がしかし、実はダーウィンはそんなことは言ってないのです。

しばしば偉人は、
「誰それがこう言った」なんて使われてしまうことがありますが、
調べてみると 、「いや、そんなこと言ってねーぞ」
なんてことが結構あるものです。

権威の言葉を借りることで自説が説得力を増すため
(なので私もよく引用しますが)、
とりわけ、メディアやビジネス畑などでは、
さまざまな情報が都合よく解釈、編集、
ときとして歪曲されたりしている印象があります。

研究畑に足を踏み入れるようになって、
なにかと情報の出処を調べるクセがつき、
今回も原著を引っ張ってこようと調べてみると、
引用元とされているThe Origin of Species(種の起源)に
そんな一文は見つけられないのです。

で、“False”(誤り)のキーワードをつけて検索すると、
ケンブリッジ大学のダーウィンの書簡プロジェクトなる
サイトにたどり着きました。

↓↓↓気になる人はどうぞ
https://www.darwinproject.ac.uk/people/about-darwin/six-things-darwin-never-said/evolution-misquotation

「ダーウィンが決して言っていない6つの格言」のテーマに、
当格言がしっかり含まれていました。

なぜ、このような格言がダーウィンのものとして流布されたか
の経緯が書かれていますが、
もともとは1963年、ルイジアナ州立大学の経営学者で
マネジメントとマーケティングの教授であるメギンソンが
ダーウィンの種の起源に独自の解釈を加えて著した内容のようです。

それが、あちらこちらで引用されるようになり、
USA Todayなどアメリカの大手新聞もダーウィンの言葉として
紹介していますし、カリフォルニアの科学博物館の石床にも
Charles Darwinの格言として刻印されて(しまって)いました。

ここまで世を巻き込むとは、
さすがはマーケティングのプロと言わざるを得ません。

私達はシンプルで覚えやすいフレーズは
心に刻印されやすく、影響を受けやすいのです。

サウンドバイトと呼ばれる、政治家などがよく使う
シンプルで繰り返されるフレーズ(たとえば、有名な“I Have a dream…”)
などは主張を印象づけるのに有効と言われています。

かくして、ダーウィンのものとされた、実際は経営学者による言葉は、
淘汰されずにある種進化してサバイブしたのですね。

もちろん、誰が言ったに関わらず、
普遍性を秘める要をついた内容であるからでしょう。

進化の過程で生き残る言葉や概念というのは、ポイントが明確で、
シンプルで、繰り返しやすいものなのかもしれません。

これは、概念が時代に適合したというより
むしろ、どの時代や過程にも適応しやすい概念ということでしょう。

これは断捨離の概念に通じるものがあります。

無常なこの世で、大切なものを見極め、守りつつも、
常に変化に柔軟に対応する=生き残れる心を育むことが大切ですね。

ちなみに、今年の断捨離祭りのテーマは「現状打破」です。

現状にしがみつかず、変化に柔軟に対応する心を共に育みましょう。

– 川畑のぶこ

 
 
ーーー
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20211025

FROM 川畑のぶこ

今日は、マスカットさん(60代・女性・アルバイト)
のご相談にお答えします。

【Q】
川畑先生、こんにちは。
23歳の娘との関係でご相談させてください。

娘は大学進学から家を出て
一人暮らしをしており、
卒業後もそのままその土地で就職しました。

学生時代は誰とも付き合った事も
なかったのですが、就職してすぐ
同い年の交際相手が出来たようです。

それが、あることから、交際し始めてすぐ、
部屋に週3回ほど泊まりに来るような
付き合い方をしていることがわかりました。

また、よく聞いてみると、
相手の職業、学歴などを考えると、
もし結婚したら絶対苦労するのではないか
と思えるのです。

すぐ娘に会いに行って、
そういう付き合い方はどんなものか、
もっと一線を引いて付き合うべきではないか、
経済的な社会の現実などの話をしました。

しかし、心配してくれるのはわかるし
ありがたいけど、休みが全く合わないから
そうでないと会えないし、
好きな間は別れられないと言います。

私も、人の気持ちをどうこうできるとは
思っていないと言いました。

相手には会っていません。
相手も娘もきちんと仕事もし、娘は
貯金もして、堅実に暮らしているようです。

私も心配しながらも静観して、
1年ほどになりますが、
交際は同じように続いているようです。

私がご相談したいのは、
娘の私に対する態度のことです。

聞かれたことには答えるけれど、
ほとんど自分からは話すことがなく、
いつも不機嫌な態度です。

もともと、すごく喋りかけてくる
というのではなかったですが、
こちらは普通にしているのに、
まるで最小限の関わりしか持ちたくない
ような態度をずっととられるのは
正直すごく寂しいです。

私が彼とのことを反対してるのが気に入ら
ないという単純なものでもない気がします。

私はしんどいですが、娘はそうではないのか、
今の状態、彼とのことも含め、
このまま放っておいていいのか、
相手とも会ってみるべきか、

娘は私にどうして欲しいと思っているのか
わからず、私はどうすればいいのか、
またどういう心持ちででいればいいのか
教えていただきたく、ご相談しました。
   

【A】
マスカットさんの母心あふれるご相談です。

今回のご相談では、課題が2つありますね。

1つは、お付き合いのお相手に関して、
このままいったら娘さんは惨めで不幸な
人生を送るのではないか、
彼女の幸せが脅かされるのではないか
という懸念がおありだということ。

もう1つは、娘さんとコミュニケーションが
うまくとれなくて、マスカットさんが
寂しい思いをしているということ。

まず、1つ目の男女の恋愛に関して。
人によって恋愛に求めるニーズは
全く違います。

マスカットさんの幸せの定義が必ずしも
娘さんのそれに適っているとは限りません
から、ここは娘さんの感性や価値観を
信頼し尊重してあげることが大切です。

もう1つの、娘さんとマスカットさんとの
関係については、娘さんのパーソナリティ
や人付き合いに関する尺度がどうなのか、
というのを今一度見てみてください。

マスカットさんはもしかしたら
常に誰にでもオープンマインドで、
近い距離でのコミュニケーションを
希望される方かもしれませんが、
娘さんはどうでしょう?

ここも、じつに人それぞれです。

続きは、ビデオでお話しします……

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