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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ヒカルさん(50代・製造業)のご相談にお答えします。

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初めまして。ブログ等々、いつも拝見させて頂いております。

結婚して25年になりますが、夫婦共に、片付けが苦手です。
どちらも長男長女で、共に実家から、結婚するまで、
独り暮らしもしたことの無い二人でした。
いつも、片付けは、両親がしていてくれていたからかも知れません。

その証拠にお互いの実家は整理整頓がされています。
特に家内は、『物』に対する執着、倹約家で、
『もう、こんなの使わないだろう』と言う物迄、取っておきます。
捨てることが出来ません。

一度聞いたことがあるのですが、断捨離してみよう、と言いましたら、
『断捨離の先生方は、他人の物だから、思い入れが無いから、
スパスパ捨てることが出来るのだ』と言われました。

『ゴミ屋敷』迄は、行きませんが、物で溢れているので寝る場所も一苦労です。
そこは、賃貸のアパートなのですが、片付けられない為、
引っ越しすることも出来ません。いつしか、別居になってしまいました。

子供は、そんな環境の中で育ち、家内に似て、捨てることが出来なくなって
きています。「捨てる」と「もったいない」の境界線がわからないようです。
どうしたらよいでしょうか?宜しくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

ヒカルさんの切実なお悩みです。いつしか別居になってしまいましたとのこと、
おそらくヒカルさんが、奥様とお子さんがいらっしゃるお家を出られて、
違う所に引っ越されたのかなと推測いたしますが、どうでしょう、
ヒカルさんご自身は、別居後、ご自身のスペースが整理整頓がされて
心地良く住むことはできているでしょうか。

もし、それができているのであれば、奥さんが、まだ人間関係、夫婦関係を
続けていきたいという思いがあったとき、ヒカルさんの居宅の方に行って、
「なるほど、本当にすっきりしているな」と、ヒカルさんの背中を見て
影響を受けるということはありますね。

そうなると、別居はある意味、前進するための必要なプロセスだったのかな
と捉えることもできますね。ぜひそうなるといいなと思います。

そして、「断捨離の先生方は、他人の物だから、思い入れがないから
スパスパ捨てることができるのだ」ということに関しては、まず、断捨離
というのは、人の物には手をつけないというルールがあることをお伝え
しておきます。

私自身も実家の母親の断捨離を手伝いましたが、それはそれは、
一筋縄ではいきませんでした。私の母は、昭和の一桁台の生まれで、
物がなくて困っていた世代です。物を大事に使おうという刷り込みが、
私たち以上にされている世代なわけですよね。

ですから、そこに対してどうアプローチするかというと、
厳しさや怒りから、批判からアプローチするのではなく、
相手を深く理解して、思いやりを持って接するというところから
始めることが大事になってきます。

「もったいない」ということの解釈についても、世代や環境によって
さまざまですね。何に対して「もったいない」のか。今一度考え直して
みることも必要です。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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【Q】ものに責められている気になるんです

こんにちは
断捨離について。
捨てるものに対して、どう考えればいいのかわかりません。

私は50代で、小さな時から祖母・母から、
「物を粗末にするといけない」とずっと教え込まれてきました。
使えなくなるまで、使ってこそ物が成仏する、なんて考え方でした。
「もったいないお化け」・・・まさにこんな感じです。

一度、30代の時に物を大々的に処分しました。
もう使わないブランド物のバック。
買ったけど、続かなかったゴルフセット。
あれやこれやとフリーマーケットで売りました。

ここからが、問題なのですが、処分したもの達が追いかけて
くるような夢でうなされてしまったのです。

昔から物に意思があり、私を責めるような気がして仕方ないのです。

それでどうしても及び腰になり思いっきり断捨離できません。
自分の問題とわかっていながら、いい考え方ができないかと
悩むことが多いです。

何かいい方法はないのでしょうか。

【50代 女性 Keiko様】

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【A】FROM 川畑のぶこ

まさに、「もったいないお化け」世代ですね。
私たちの母親や祖父母は物質に乏しい時代を過ごしているので、
モノを最後まで大切に使い切る、また、リユースやリサイクルの
精神も身につけていたことでしょう。

私自身も母の断捨離を手伝った際に出てきた鉛筆ホルダーに
入った残り1センチほどの鉛筆を手にして、
美しい精神だなと心に染み入りました。

ただし、私の母の場合はそれ以外に使いかけや新品の鉛筆が
何十本も出てきましたが…

皮肉にも、母が生きているほんの数十年のあいだに
モノが足りなくて困る時代から溢れて困る時代に移行して
しまいました。

過去の価値観と行動では、うまく適応ができなかったのです。
先達の知恵、「もったいない精神」はいつの時代も大切な概念です。
モノを慈しみ、そのモノの命をまっとうすることで、
無駄使いをする精神を戒めるこの概念は、仏教に由来するものです。

さて、それではKeikoさんが捨てて夢に出てくるモノたちは、
Keikoさんが捨てずにとっておけばもったいなくなかったでしょうか?
大事に使い切って、それらの命は輝き全うされたのでしょうか?

もしKeikoさんの言うようにモノに意識があったとして、
よく考えてみてください。

主から大事に使われているわけではなく、罪悪感を免れるために
漫然ととっておかれているだけで、ときにはお蔵入り…、
いったいどんな気持ちになるでしょうか?

Keikoさんが、特に自分のことを好きな訳ではないし、
むしろ相性は合わないと思われているけれど、
一度縁があったからという理由だけで義理で年に数回声をかけてくる
ような知人がいたなら、どんな気持ちになるでしょうか?

心を偽ってでも関係をキープしてもらいたいでしょうか?
それともそのような人たちとは早々に縁を切って、
自分と気の合う人々との時間を大切にしたいでしょうか?

気に入っていない、あるいは必要のないモノたちのいのちが全うする
ことを優先したことでKeikoさんのいのちは全うできていますか?

終わっている関係性のモノたちがひしめいている空間で、
ろくに使っていないことに罪悪感を抱きながら暮らし続けたなら、
Keikoさんの人生がもったいなくありませんか?

リサイクルすれば必要とされる人々のもとへいけたかもしれないモノ
たちが必要とされないままKeikoさんのもとにあることのほうが
もったいなくありませんか?

モノは使ってこそ価値が出ます。
モノは人間が使うものであって、人間がモノに使われては本末転倒です。

生きた関係性は私たちのいのちを輝かせます。
死んだ関係性は私たちのいのちをくすませます。

親たちの世代は、モノがなくて困っていました。
私たちの世代は、モノが溢れて困っているのです。

親や先祖は子孫が豊かに幸せに、そして賢く生きるために智慧を
携えたかったはずです。

ない時は溜めるのが智慧。
では、溢れた時の智慧は何でしょう。

ぜひKeikoさんのいのちを輝かせる選択は何かを
もう一度問い直してみてください。

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