170904

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、まのあさん(42歳・派遣社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
長年の人間関係の悩みを聞いて頂きたくメール致します。

私には、幼少期より「いじめられっ子体質」のようなものがあるようです。

幼稚園前には、家に遊びに来た姉の友達の女の子に「たたく」「つねる」
などの意地悪をされ、しかも姉はかばうことなく知らん顔で、時には
そのいじめに加担していました。なので、姉のことは長年大嫌いでした。

小学校の時も、家庭環境のあまり良くない同級生の子の標的にされ、
「物を盗んだ」「悪口を言った」などの悪評をでっちあげられ、
やってもいないことで謝らされました。

母に相談しても、「あんたがそうやってメソメソしてるからイジメられる」
と怒られ、二重に傷つきました。この時の母の態度も、いまだに許せません。

大人になってからも、会社の事務のおばさんに、私の方が給料が高いこと
を理由に大声で悪口を言われるなど、精神的に苦痛を受けました。
このときは、さすがに「会社が決めたことだから知りません」と言わせ
ていただきましたが、火に油でした。 退職後、労働基準監督署に報告は
しましたが、、、。

今、42歳で独身ですが、モラハラやDVが怖くて結婚もできません
(結婚するまで分からなかったという話も多いので)。とはいえ、
このままでは、自分を守るには「誰とも関わらない」方法しかなくなっ
てしまいます。もう他人の悪意に傷つくのは嫌です。難しい話なのは
重々承知していますが、あらゆる「ハラスメント」に対抗できる生き方
を教えていただきたいと思います。
~~~~~~~~~~~

小さなときからいじめられて、それにじっと耐えて来たまのあさんの姿
が浮かびます。本当にお辛かったと思います。

お姉さんなどご兄弟の態度はもちろん、一番辛いのは、お母さんの応対
ですよね。相談したときに「かわいそうだったね」とか、お姉さんに対
して「しっかりかばってあげなきゃだめよ」とか、お友達に「そういう
ことしちゃいけないよ」というお叱りもなく、まのあさんが悪いからだ
と言われたということで、これはかなり傷ついてしまうことは当然です。

まず、まのあさんは、ご自身について「私はいじめに値しない」という
ことをきちんと知っておくことが大切です。

何も悪いことはしていない。他人を害することもしていないし、傷つける
こともしていない。なので、自分はこういったいじめ・暴力には値しない
人間なのだということを、まのあさん自身がしっかり芯に持っていること
が大事です。

特に影響を受けやすい言葉は、お母さんの言葉ですね。子どものときに
母親に「原因はあなたにあるんだ」ということを言われてしまうと、
たとえ「そうじゃない」と心の中で反抗していたとしても、どこかで
「やっぱり自分がいけないから、いじめられてしまってもしょうがない
んだ」という諦めのようなものも、刷り込まれてしまう可能性があります。

ですから、そうじゃないんだということをきちんと知っておくことは
とても大切です。そして、自分が誰よりもよき友になって、自分を守って
あげるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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170220

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、s子さん(57歳・女性・フリー業)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつもメルマガありがとうございます。悩みは彼とのことです。
7年前に出会ってから、彼は私のサロンに住んで、
最近は朝から晩まで酒を飲んでいます。

出会った頃は失業保険金をもらっていましたが、受給期間が終わっても
仕事もせず、家にいます。現在は、生活保護を受けています。
家のことやサロンの手伝いも、何もしてくれません。掃除もしないので、
スタッフもやめたこともあります。

金銭も、最初から私がデート代から食事代すべて出していました。
今もそうです。それが当たり前になり、食費も、旅行代金も、すべて私です。
さすがに身の回りの物は、彼自身でやりくりしていますが、自分のものばかりで、
それ以外には一切お金は出しません。たまに100円ショップのプレゼントを
くれる程度です。

私が家の手伝いや掃除をお願いしても、なかなかすぐにしてくれないので
イライラします。特に食事の後片づけが大変で、彼が作ってくれた後なら、
まだ私がしても仕方ないかと思いますが、私が仕事を終えて、作って、
片づけも私となると、さすがに頭にきます。

それで文句を言うと、彼は「またヒステリーが始まった」と立ち去ります。
都合が悪くなれば、いつも姿を消します。話し合いもできないし、
そんな彼を受け入れられる母親のような器の人には、なかなかなれません。
相手の存在をそのまま受け入れられる人は、いるのでしょうか?

最近は愛情も冷めてきていますが、いないと淋しい気持ちもあります。
アドバイスをお願いします。
~~~~~~~~~~~

s子さんの根底にある淋しさから彼との関係が成り立っていて、そこから
いろいろな問題が起こっているのかなと感じました。

もちろん、人間は淋しがりやな動物です。人とつながっていたいですし、
誰かに必要とされたいですし、自分の価値を感じたいと思うのです。

おそらく、s子さんにとってこの彼は、s子さんを必要としてくれる、そして
s子さんが必要とされて「自分は役に立っているんだ」「愛に値するんだ」と
自己承認ができる相手になっているのではないでしょうか。

男性、女性、どちらが稼いで、どちらが経済的なケアを受けて、と決める必要
はまったくないですし、夫婦のあり方もそれぞれです。稼げる人が稼いで、
そうでない方が家事をするのであれば、それは問題がなく、バランスがとれて
いる状態です。

が、どうやら家事も仕事も、経済的なこともすべてs子さんに負担がかかって
いるようですから、これはもうどう考えてもアンバランスですよね。
非常に不健全な状態です。

そして、母親のような器の人になかなかなれないと悩んでいらっしゃいますが、
そのような母親になる必要はありません。

共依存の関係というのがあります。何もしなくても自分のことを受け入れてくれる
人と、全部私がやってあげる、そのことによって私なしでは生きていけないような
状態にして、私に価値があると感じようとしてしまう関係性のことですね。

s子さんと彼は、この共依存関係にある可能性が高いですから、この関係から脱却
していく勇気が必要です。どこまでが愛で、どこから先が依存なのか。
ご自身の心の底の直観に従ってみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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160810_FB_kawabata

Q:川畑先生、いつもメルマガ参考にさせていただいております。

私は以前こちらのメルマガで、
ギャンブル依存の主婦として相談にのっていただいた者です。
(※当時の記事 http://www.kawabatanobuko.com/blog/940

あれからまだギャンブルをしていますが、
今回、ギャンブルがやめられない心の溝となっているであろう夫との離婚
になりそうで、新たな悩みが発生したのでまた相談させていただきます。

夫は、喧嘩をすると私を殴る人です。
顔でも体でも、アザになるほど殴ります。
最初はとてもショックで、受け入れることはできないと悩みましたが、
全てを天秤にかけ、日常的に暴力があるわけではないので、
結婚生活の継続をしていました。

その中で、私は夫への見えない復讐心と言いますか、
殴られたことへの怒りの解消先として、
ギャンブルへとはまっていったのです。

私は夫に内緒で、こんな悪行をして、旦那の稼いだお金をこんなに無駄に
してやったぞ!という気持ちの為ギャンブルをしていました。

そんなこんなで、3人目の子供まで産まれ、
周りから見れば幸せな家庭と見えるような生活ができていました。

その後、夫は脱サラをして飲食店の自営業を始めました。
ほとんど私に相談はありませんでした。
決定していることを私に話し、有無を言わさない状態でことが進み、
今に至ります。

私は、3人目の子の産休があけたら元の職場にパートですが戻るつもりで
いましたが、夫の立ち上げた事業を手伝うしかなく、
仕事を退職し手伝っておりました。
全てが、私の望みではないのですが、仕方がない、やるしかない、
と心に決めてついてきました。

しかし先週、突然、夫から離婚を切り出されたのです。

もう、気持ちは固まっており、私の意見は受け入れられない感じでした。
元々、暴力があった時点で私から離婚したいと何度も話をしていましたが、
暴力男の典型で、俺が悪い、もうしないと、離婚には応じなかった夫です。

ここに来て夫から、喧嘩をしたわけでもなく離婚宣告。
こんなに嫌いだった夫なのに、離婚が決まるとなぜか彼の良いところ、
楽しかった思い出ばかりが思い出され涙が止まらないのです。

そして、多分不倫をしていて、早急に別れたいという感じですので、
これまで添い遂げてきた私を、自分の身勝手で切り捨てるというやり方に
本当にショックを受けており、パニックになっております。

夫はと言うと、私とはほぼ話もせずに、どこに行くかも言わず、
家に帰らないのを平気で繰り返しています。

この状況と子供達の生活は普段通りに進めなくてはいけないのとで、
本当に辛いです。夫から私のダメだったところをまくしたてられたときは、
本当に死にたい気持ちになりました。

今後に生活のためにも、自分を癒してからではないと
とてもシングルマザーで子供3人を育てていく気概はありません。

ありませんが、するしかない状況です。
心の整理がつくようにアドバイスをお願いします。

そして、ギャンブルですが、離婚を言い渡されてから途方に暮れて
朝から一日中パチスロをしました。お金もヤケでふんだんに持っていき、
結構当たりがでました。しかし、一切心は浮き立たなかったのです。

ショック状態で勝っても、全く嬉しいという気持ちにならず、
打ちながら色々考えてばかりで泣いておりました。

【タカハシ・34歳・主婦】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

以前にご相談いただき、再度のご相談であるとのこと。
いつもメルマガをご参考にしていただきありがとうございます。

さて、まずギャンブルに関しては、
前回(昨年)のメルマガで回答させていただいた対策の
サポートグループにはご参加されているでしょうか?

あるいは、ギャンブル依存症の治療をしている医療機関などには
かかっていらっしゃるでしょうか?

また、推薦させていただいた書籍はお読みになりましたか?

一般的に、ギャンブル依存症は、字数の限られたメルマガの回答一本で
治ることが期待できるものではありません。

まず、前回の回答に沿って、行動を起こしていただくことが大事ですので、
メルマガを参考にされつつ、実際にご自身で行動を起こしてみてください。

さて、ご主人から長きにわたり暴力を受けていたとのこと。
さぞお辛かったでしょうね。

一度の暴力ですら立ち直れないくらいの心の傷になりうるものを、
喧嘩をするたびに耐えてきたとのことで、苦しみは察するに余りあります。

タカハシさんご自身もギャンブル依存症はそのことに原因があると
わかっていらっしゃるようですので、
暴力から離れることは何より優先されることとなります。

お話を伺う限り、ご主人がタカハシさんの助力により更生することは
考えにくいようですので、ここは暴力から離れるのに
ご主人と物理的な距離をとることは好ましいのではないでしょうか。

理由は何であれ、暴力は許されないということを覚えておいてください。

日常的ではないから、時々だから我慢すれば良いといった類のもの
ではありません。

寂しさや夫の良いところなどを振り返ったり、
自分の悪かった点を振り返ったりすることがあるでしょうが、
DVの加害者はそういう被害者の性格を見越して暴力を振るいます。

原因は自分ではなく妻にあるという
双方の思い込みがある関係性によって成り立ちます。

そして暴力を振った後はいわゆる「ハネムーン期」と呼ばれる、
反省して優しい言葉をかけるなど、一気に反転した行動をとることも多々あります。

これによって被害者は「相手はやはりいい人だし私を愛してくれるから我慢しよう」と、
ハネムーン期こそ真の彼と思い込むようになり、
暴力の連鎖が断ちきれなくなってしまいます。

このようなパターンが繰り返されるうちに、
被害者の自己肯定感はどんどん低下して、
自分は相手のいう通りダメな人間で、
(暴力を振るう)相手くらいしか自分を愛してくれないとか、認めてくれないとか、
世話をしてくれないとかといった妄想を抱き始めます。

このような心理的な依存関係が形成されていくのです。

タカハシさんは、もちろん人間なので失敗もするでしょうし、
完璧ではないでしょうけれど、それでも暴力には値しません。

暴力は許してはいけないのです。

今回夫の日常的な暴力や不倫があり
夫から離婚を突きつけてきたにもかかわらず、
それを引き止めたいという心理が働いているということで、
タカハシさんの自己肯定感がかなり低いことがうかがわれます。

離婚が目の前に迫った時に、
悲しかったり寂しかったりするのは当然の反応です。

でもその一時の反応的な感情を過信して
未来の決断をすることは賢くありません。

このような時に、人間は不安になるものですし、
何にでもすがりたくなるものです。

まず一呼吸おいて、次のことを考えてみてください。

もし、自分の大親友が同じ状況にいたら
何と声をかけてあげるでしょうか?

自分がこの世の何をも愛する以上に愛する相手だったら、
いったいどのような言葉をかけてあげるでしょうか?

お子さんが同じ状況に立たされていたら、
いったいどのような言葉をかけてあげるでしょうか?

そのように決断や行動をされてみてください。

おそらく、今回の出来事は、暴力を受けずに離婚できる、
渡りに船のチャンス!とも取れるのではないでしょうか?

生活ができるか不安なら、経済的なリスクを背負わなくて済むように、
暴力や不倫の証拠を持って、法律家にきちんと相談してみてください。

慰謝料が請求できるでしょうし、子どもの養育費も請求できるでしょう。

この際、暴力に巻き込まれないように、自分で交渉しようとせず、
第三者(弁護士)を立てることが大事です。

DVから解放された女性の多くは、
暴力から離れてみて初めて目が覚めたように、
「何でもっと早く別れていなかったのだろう」と後悔します。

ほとんどの人が、自己肯定感の低さゆえ、
暴力夫無しでは生きていけないという幻想の中に生きているのです。

タカハシさんのように、ご主人の仕事を手伝っている場合などは、
なおさら世界が狭くなり、井の中の蛙状態に陥ってしまうことが
考えられます。

家庭の外にも目を向けて、友人や趣味、そしてもちろんDVや
ギャンブル依存症のサポートグループなど、サポートの輪をどんどん広げて、
いろいろな人や場とつながり、ご自身を満たす時間を増やしてみてください。

人生に困難は付きものではありますが、
暴力に耐えて蔑まれながら生きることほど辛いことはありません。

今が底付き、すなわち、それ以下は無いと考えてみることをお勧めします。

この困難を乗り越えることで、
未来はより良くなると信頼して前進してみてください。

また、

「私は幸せに値する人間です。」

と、鏡の中の自分を見て、大きな声で唱えてみてください。
何度も何度も繰り返し唱えてみてください。

応援しています。

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160229

こんにちは。川畑のぶこです。

インフルエンザシーズンに突入し、
ついに我が家にもその波がやってきました。

例年のごとく、息子とダーリンはダウン。
そして例年のごとく、私だけ元気。
講演以外の仕事を返上して看病ウィークとなりました。

3人で1週間自宅に籠もり、3度の食事に3度の洗い物、
そして何より不機嫌で高熱の子どもを一日中抱っこ、
子どもが寝付いてからようやくPCに向かう……

修行をするのにインドの山奥に籠る必要はありませんね(笑)

ただ、生活のリズムやお肌は乱れつつも、そんな中でも自分自身が
大きく体調を崩すことなくやってこられていることには本当に感謝です。

メルマガ視聴者のみなさんも、季節の変わり目で体調を崩しがちかと
思いますので、どうぞお気をつけてください。

さて、今日は、しん様(女性・50代・地方公務員)という方からの
「延々と続く自慢話への対峙法」についてのご相談です。

~~~~~~~~~~~~
どのように気持ちを整理して前向きになれるか教えてください。

長年趣味の教室に通っています。
その先生と一人の生徒さんとのことでご相談させてください。

●先生について
通い始めた当初(20年前頃から)は夫や娘たちの自慢話。今は孫たちの自慢話。
毎回、何分も話は続きます。

●生徒さんについて
仕事場でいかに自分が有能かの自慢話。
そして、いかに自分にお金があるかの自慢話。

私は自慢話の耐性が低いのでしょうか?
私は私で良いという自己肯定感をしっかり持てればよいのですが。

話に花が咲いてしまうと延々と続きます。
ならばそのお教室をやめれば良いのですが、
その先生の技術は尊敬しているので、辞める決断ができません。

私の心持ちをどのようにしたら居心地良く通えるようになれるでしょうか?
教えてください。
~~~~~~~~~~~~

まず、しんさんが書かれているとおり、
「私は私で良いという自己肯定感をしっかり持てればよいのですが」
という点は、やはりポイントになってくるでしょう。

しんさん自身が、もし、自分は自分でOKと思えているのであれば、
相手がどんなに自慢しても、あまり気にならないと思います。

もちろん、それがずっと続くと煩わしいと感じることはあるでしょうが、
もしそれが、お稽古の内容そのものに支障をきたさないレベルでの会話
での自慢話であれば、やはりそこに耐性があるということは、
今後のしんさんの社会的な調和の中でも重要なポイントになってくるでしょう。

自慢話について。
人間というのはどうしても「比較」しながら生きていく動物なんですよね。
あの人と比べて私はどうかな、この人と比べてどうかなと比較をしながら、
いったい自分は誰なのかを探求していく存在です。

基本的に私たちは、自分は価値がある存在で、すばらしい存在だと
思い「たい」存在なんです。これは自然で健全なことです。

じつは、自慢話はそのための行為なんです。

過剰なくらいに相手が自慢話をしてくる場合、誰かよりも優れていると
言うことによって、「私、OKだよね? 価値があるよね?
だって、ほら、こんな◯◯(夫、娘、孫 ……等々)がいるんだもん」
というように確認したい営みであり、相手も必死なんだということを
理解していると、ちょっと気持ちにゆとりが出るのではないでしょうか?

そして、それは決して、しんさん個人に対して
「だから、あなたは能力がないのよ」と言っているわけではないことも
覚えておきましょう。

そこを混同してしまうと、しんさんご自身が苦しくなってしまいますから、
そこはしっかり区別してください。
そう、キーワードの「自己肯定感」ですね。

日本人は、謙虚であること、自分を見下して語ることが美徳とされることが
ありますが、それが、謙虚さを通り超して、自己卑下のようになってしまう
と、人の自慢話にいちいち過剰反応するようになってしまいますので、
注意が必要です。

しんさんにはしんさんの、すばらしい部分がたくさんあるはずです。
ご自分がご自分の大親友になったつもりで、
「あなたのこんなところが素晴らしいよ、こんなところが素敵だよ」と
思えるところを、ぜひリストアップしてみてください。

そして、人間には「比較する」という癖があり、また、それはじつに曖昧な
ところから来ている、ということも理解できると、少し楽になれるでしょう。
詳しくはビデオでお話しします。
https://youtu.be/O2yQpHHOTwU

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