心のケア・精神の悩み

Time,For,Change,,Concept,Of,New,,Life,Changing,And,Improvement

FROM 川畑のぶこ
 
―生き残る者とは、強い者でもなければ、知性のある者でもない。
変化に適応できる者が生き残るのだー

ダーウィンの言葉として世に紹介されている有名な格言です。

生物は自然淘汰されながら進化していくという学説は
あまりにも有名ですが、この説得力ある言葉には
ハッとさせられる人も多いことと思います。
私もそんな一人でした。

ちなみに、先日子どもが受験を検討している学校の校長先生も、
説明会の壇上に大きく投影されたパワポ画面いっぱいに、
ダーウィンのこの格言を紹介していてました。
(そして私も「そうそう!」と頷きまくっていました)
 
がしかし、実はダーウィンはそんなことは言ってないのです。

しばしば偉人は、
「誰それがこう言った」なんて使われてしまうことがありますが、
調べてみると 、「いや、そんなこと言ってねーぞ」
なんてことが結構あるものです。

権威の言葉を借りることで自説が説得力を増すため
(なので私もよく引用しますが)、
とりわけ、メディアやビジネス畑などでは、
さまざまな情報が都合よく解釈、編集、
ときとして歪曲されたりしている印象があります。

研究畑に足を踏み入れるようになって、
なにかと情報の出処を調べるクセがつき、
今回も原著を引っ張ってこようと調べてみると、
引用元とされているThe Origin of Species(種の起源)に
そんな一文は見つけられないのです。

で、“False”(誤り)のキーワードをつけて検索すると、
ケンブリッジ大学のダーウィンの書簡プロジェクトなる
サイトにたどり着きました。

↓↓↓気になる人はどうぞ
https://www.darwinproject.ac.uk/people/about-darwin/six-things-darwin-never-said/evolution-misquotation

「ダーウィンが決して言っていない6つの格言」のテーマに、
当格言がしっかり含まれていました。

なぜ、このような格言がダーウィンのものとして流布されたか
の経緯が書かれていますが、
もともとは1963年、ルイジアナ州立大学の経営学者で
マネジメントとマーケティングの教授であるメギンソンが
ダーウィンの種の起源に独自の解釈を加えて著した内容のようです。

それが、あちらこちらで引用されるようになり、
USA Todayなどアメリカの大手新聞もダーウィンの言葉として
紹介していますし、カリフォルニアの科学博物館の石床にも
Charles Darwinの格言として刻印されて(しまって)いました。

ここまで世を巻き込むとは、
さすがはマーケティングのプロと言わざるを得ません。

私達はシンプルで覚えやすいフレーズは
心に刻印されやすく、影響を受けやすいのです。

サウンドバイトと呼ばれる、政治家などがよく使う
シンプルで繰り返されるフレーズ(たとえば、有名な“I Have a dream…”)
などは主張を印象づけるのに有効と言われています。

かくして、ダーウィンのものとされた、実際は経営学者による言葉は、
淘汰されずにある種進化してサバイブしたのですね。

もちろん、誰が言ったに関わらず、
普遍性を秘める要をついた内容であるからでしょう。

進化の過程で生き残る言葉や概念というのは、ポイントが明確で、
シンプルで、繰り返しやすいものなのかもしれません。

これは、概念が時代に適合したというより
むしろ、どの時代や過程にも適応しやすい概念ということでしょう。

これは断捨離の概念に通じるものがあります。

無常なこの世で、大切なものを見極め、守りつつも、
常に変化に柔軟に対応する=生き残れる心を育むことが大切ですね。

ちなみに、今年の断捨離祭りのテーマは「現状打破」です。

現状にしがみつかず、変化に柔軟に対応する心を共に育みましょう。

– 川畑のぶこ

 
 
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Q.いつも断捨離メルマガを読ませて頂き、
ホッとしたりしています。ありがとうございます。

私には二人子どもがいます。
中学二年生の長男のことで相談させて頂きます。
(次男は小学三年生です)

「僕は統合失調症かもしれない」と
先日話してきました。

小六の時にクラスの一部の女子や男子から嫌なことを言われ、
地元の中学には入りたくない、という理由で私立に入り、

思春期に入り、周りと自分を比べ、
低身長(145センチ、もう声変わりもしました)、運動が苦手で嫌い、
容姿も自信が無い、と「僕は何も持っていない」と、
中一の冬頃から学校へ行くのが嫌だと言いつつ、通っていました。

小六の頃から感情的になると暴れたり(物に当たる)はしていますが、
その都度話を聞いたりしてきました。

今は夏休みで気持ちが落ち着いている方ですが、
家にいても、小六時代の事を思い出して辛くなる、とのことで、
心療科へ行った方が良いのか迷っています。

好きなことは色々ある方だと思います。

クイズや歴史や音楽など、1人でも楽しめることですが、
仲間と共有したい気持ちもあり、
それが出来ないことも辛いようです。

長々とすみませんが、よろしくお願いいたします。

【たまちゃん・40代・女性・夫の仕事の経理事務】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

息子さんがご自身で統合失調症の可能性を感じて
相談してきたのですね。

息子さんご自身、とても悩んで
苦しい思いをされていることと思います。

たまちゃんさんも母親としてお辛いですね。

統合失調症は、妄想や幻覚など、
これまでなかったものが現れる陽性症状と呼ばれる症状と、
逆にこれまであったやる気や感情表現が失われたりする
などの陰性症状があります。

陰性症状はうつなど他の症状と似ているので、
それだけでは即、統合失調症とは判断し難いと思いますが、
息子さんがそのように認識されたのは、

おそらく、聞こえないはずのものが聞こえたり、
見えないはずのものが見えたりする、
また誰かからいつも見張られていたり、陥れられると感じる
などの陽性症状があったのではと推測します。

発症の原因はわかっていませんが、
脳の機能の障害で、息子さんのように、
強度のストレスを引き金に発症することが多く、
思春期や青年期に発症しやすいとされています。

また、ストレスに対して脆弱な人におきやすい
ともいわれています。

注意力や記憶力、また計画や決断などの認知機能にも
問題が生じることがあるので、
人間関係や日常生活に支障をきたすことなども出てきます。

もし、統合失調症であった場合、現在では薬の開発も進み、
早めに治療を開始することで回復も見込めるので、
精神科を受診することをおすすめします。

心療内科の受診を考えていらっしゃるとのことですが、
一般的には、
心療内科は心が原因で身体に出る症状を扱うのに対し、
精神科は心が原因で心に出る症状を専門に扱います。

統合失調症の場合、精神面の障害ですので、
精神科が専門領域になりますので、ぜひ受診してください。

薬物療法と同時に、カウンセリングや心理療法を受けて、
息子さんが自身のことを話し、じっくり聞いてもらい、
そして必要に応じて心の教育をしてもらえる環境を
つくることは大切です。

また、専門家のカウンセリング以外でも、ピアサポートといって、
当事者どうしで心を分かち合う会などもありますので、
そのような会を利用することはおすすめです。

精神科だとデイケアを併設しているところもあり、
不登校になった学生向けのさまざまなリハビリテーション
プログラムを提供しているところもありますので、
ぜひ地域の専門家に問い合わせてみてください。

デイケアのプログラムには、
ソーシャルスキルトレーニングと呼ばれる、
社会に適応するためのトレーニングや、
ネガティブなものの見方や考え方を、より健全なものに
変えていく認知行動療法などもありますので、

息子さんが同じような悩みや問題を抱える仲間たちと一緒に、
学ぶことができれば回復も早まるかもしれませんね。

心の病を抱えたときは、心の学びを深めるときでもあります。

あせらずに、どっしり構えて
この機会に学びを深める姿勢を育んでください。

大変な中にも、息子さんとたまちゃんさんがこの学びから、
豊かな未来へとつなげられることを祈っています。

  
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FROM 川畑のぶこ

今日は、のんさん(60代・女性・主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
大学4年、間もなく卒業予定の娘のことです。

コロナ前までは、順調に学生生活をしていると思っていました。
海外留学も決まって、卒論のみとなっていたところに、
コロナ禍で留学が中止となり、やむなく就活を始めました。

遅れての就活で、数社、最終面接までいきましたが、
なかなか内定まで至らず、
また、リモート授業ばかりでアパートに籠もる生活から、
人と交わるのが苦痛になったと言います。

また、運の悪いことに、
研究室の教授が大学の都合で異動になり、
4年生からまた新しい教授につくという事態になり、
娘は休学したいと言うようになりました。

大学とは精一杯交渉し、納得いかない旨伝えたが、
事態は変わらなかったと。

せめて留学して、大学と距離を置き、
心を落ち着かせようとしたところのコロナ禍。

心の糸がプツンと切れたそうで、
年末に教授との連絡を断ち、
期限内に卒論を提出しないことを選びました。
やっと決まっていた就職も断ると言います。

急に、引きこもりニート路線まっしぐらで、
親としてはびっくりです。

よく話を聞くと、人と交わることで
生きづらさを感じることは前からあったと。

小学生のときの支配的な友人の体験を未だに
引きずって恨んでいることなど、話してくれました。

実は、娘を妊娠・出産、そして子育てしていた時期に、
夫が長く何度も不倫をしていることがわかり、
私自身、自分のことに精一杯だったため、
子どもをよく見ていなかったかもと、
後悔ばかりが湧いてきます。

夫とのことは、新しい夫婦関係を再構築して乗り越え、
今では前より良い関係になりました。
娘のことは私のこととは関係ないと思いたいのですが、
母親である時間より、女として夫と向き合い戦うことに
エネルギーを多く使った気がして、
申し訳ない気持ちになります。

親として今後どうしたらいいか、アドバイスをお願いします。

 
【A】
母猫さん、娘さんに今起きている問題を、
自分のせいじゃないかと思っていらっしゃるのですね。

夫との問題を抱えていた時期に、
自分が100%、娘と向き合って来られなかったことで
こういう風になってしまったのではないかと、
ご自身を責めてしまって、
後悔や罪悪感に襲われてしまっているのでしょうね。

まず、子育ての後悔に関しては、母猫さんに限らず、
多くのお母さん方が経験されています。

例えば、子どもが3人いて下の子にばかり手がかかって
上の子を全然見られなかったんじゃないかとか、
夫が単身赴任の間、全部ワンオペでやらなければならず
十分に愛情を注げなかったのではないかとか、、、。

私たちの人生というのは
予測しないことがたくさん起きますね。
本当に計画通りにいきません。
そして、後悔もつきものです。

でも、一つ言えることは、私たちはみな、
その時点での私たちにできる最善を尽くしてきた、
ということです。

母猫さんと娘さんの今回のケースにおいても、例えば、
コロナさえなければ、教授が変わりさえしなければ、、、
という思いもあるかもしれませんが、
そのようにいろいろなことが起きる人生で、
そのとき、その条件の中での最善を
みんな尽くしているということです。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q.人生が全く上手くいかず、先も見えません。

親とも姉とも折り合いが悪く、家を出て25年以上、
連絡もとらず一人で生きてきました。

彼もいませんし、結婚したいと思った事もありません。

仕事は出来る方みたいで、
どの会社でも褒められていました。

でも、予算がないからとクビになり、
セクハラを相談すればこっちがクビになり。訴訟しても赤字。
そんな感じで何社も転々としてきました。

そんな中で去年、交通事故。ひき逃げされました。

加害者は捕まらず、治療費も全部自費。
後遺症が残り身体も醜くなり、辛いです。
障害者認定などは対象外でした。

そしてコロナで失業。
怪我のハンデもあって次の仕事は見つからず。
スポーツが趣味でしたが、
それも怪我で出来なくなりました。

何か別の趣味でも見つけられないかと、
手芸や本、映画などいろいろしてみましたが
すぐ飽きてしまいました。

痛みもあって集中できず、
何が楽しいのか・・・と冷めていくだけでした。

私の人生なんだったんだろう。
何が悪かったんだろう。

このまま何の役にも立てず、死を待つしかないのか。
医療費もかかり、貯金もそろそろつきます。
行政に何度も相談もしましたが追い返されました。

毎日泣いています。
でも、部屋だけはキレイにしないと落ち着かなくて
痛みを堪えながら掃除してます。

部屋の掃除しない人が仕事で活躍して、
家庭を持っているのに。

私は何もできず残せず、なんてみじめなんだろう。
そんな思いも消えません。

何かお言葉があったら、どうかよろしくお願いします。

【こまき・40代・女性・無職】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

家族関係、異性関係、仕事の問題、
事件と事故による後遺症と経済的問題…

さまざまな苦労を経て、
人生に失望されているのですね。

こまきさんの体験を想うと、
ご自身が私の人生いったい何なんだろうと思う気持ちが
分かりますし、そのような状況をなんとかここまで
よく乗り越えてこられていると思います。

ただ、ここでこまきさんに忘れてほしくないのは、
そのような経験を経ているこまきさんだからこそ、
ご自身が意図しないところで多くの人に
勇気や希望を与える存在にもなり得るということです。

こまきさんは、
「自分は人の役に立たない」とおっしゃっていますが、
経済的、または物質的な生産性を高めることだけが
人生や人の価値ではありません。

ここを履き違えてしまうと、
病気や怪我や事故に遭遇したとき
(そして人生でこれらは誰にでも起こりうるものです)
人生は苦難に満ちたものになってしまいます。

こまきさんにとって「人生がうまくいく」とは
何を意味するのでしょうか?

それは「人生が思い通りにいく」ことを意味していますか?

そうであれば、残念ながら
人生がうまくいくことは諦めたほうがよさそうです。

なぜなら、人生とはままならないことだらけで、
それをいかに受容し、しなやかに対処していくかが
問われるものだからです。

親も姉妹も、彼も夫も、仕事も職場の人間関係も、
赤の他人も、すべて思い通りにはならない、
ということを信頼してください。

なにせ、自分自身ですら思い通りにならないですからね。

問題を探して排除することが大事なときもありますが、
人生のすべての問題は排除できません。

完璧にチャレンジすることはできても、
常に完璧でいることは不可能です。

相手も、自分も、です。

みんな、不器用で、いびつで、弱い部分を持ち備えた、
それでも自分なりの限界の中で、最善を尽くして、
愛や平和を実現したい(あるいは取り戻したい)
という動機から生きる、愛すべき存在です。

完璧を求めると、どうしてもジャッジ(裁き)が
はじまってしまいます。

人生に良いことや好ましいこともたくさん起きているのに、
それは棚上げして、ネガティブな面ばかりに
目がいってしまいがちです。

こまきさんには、自分に起こっていることを受け入れ、
自分の存在を許し、ジャッジを愛ある好奇心へ変える実践を
ぜひしていただきたいです。

大変なこともたくさん起こるけれど、身の回りで起きている、
好ましいことや讃えるべきことは何だろう、
この苦労から学べることは何だろうと、
苦労に意味を見出す努力をしていただきたいと思いました。

苦労を受け入れ、乗り越え、前進している人が
この世の中に存在するだけで、
それは多くの人に多大なエネルギーを与えているのです。

お金は生産しないかもしれない、物も生産しないかもしれない。
でも、勇気や感動を与えることができます。

痛みを体験した人は、
人の痛みを理解することができるようになります。

真に相手に対して思いやりを持って生きることが
できるようになります。

この思いやりや優しさは
人生でもっとも価値有るものではないでしょうか。

こまきさんが自分自身に起きていることや
自分の存在を否定している限り、
相手や世間にも厳しくなるでしょう。

そこに調和や愛は存在しにくくなります。

まずご自身を受け入れる優しさから始めてください。

こまきさんは読書も飽きてしまったとのことですが、
ぜひ読んでただきたい本があります。

私の好きな心理学者で精神医学者の
ヴィクトール・フランクルの著書です。

フランクルはナチスのホロコーストにより
結婚後9ヶ月で強制収容所に収容され、3年間を過ごします。

その間、父と母と妻は収容所で死亡します。

収容所の中では、明日は殺されると
己のみに起こることを案じる者もいれば、
明日は収容所を出られるかもしれないと
希望を持つ者もいたといいます。

美しい夕日にうっとりしたり、小さな祈りを捧げたり、
パンの一切れを分け与える者もいたとのこと。

フランクルは、苦難の中にも
人生に意味を見出す力こそが
人生を切り開く原動力になるという立場から
「ロゴセラピー」という心理療法を確立します。

フランクルの著書には素晴らしいものが多くありますが、
「それでも人生にイエスという」という本は読みやすく、
こまきさんにもおすすめですので、ぜひご一読ください。

最後に、フランクルのいくつかの言葉を
こまきさんへのエールとして贈ります。

「あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つのもの。
それは、与えられた運命に対して、
自分の態度を選ぶ自由であり、
自分のあり方を決める自由である」

「たとえあなたが人生に絶望しようとも、
人生があなたに絶望することはない。
何かや誰かのためにできることがきっとある」

  
  
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FROM 川畑のぶこ

今日は、のんさん(60代・女性・主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
息子夫婦のことで相談します。

息子はパイロットになりたいと
アメリカの大学の航空学科を卒業して、
帰国後、日本の免許を取得し航空会社に就職、
夢を実現しました。

私たち夫婦は、学費や生活費の仕送り、
免許書き換えのための日本での航空学校代など、
家が2軒建つほどのお金を使い、たいへん苦労しました。

就職して間もなく、私たちの反対を押し切り、結婚しました。

反対の理由は、相手があまり気が利かないし、
教養もないように感じたからです。
夫も同じ感覚を持ったそうです。

もう私たちは何かあっても手伝わないよと言うと、
全部自分たちでできるとのことでした。

最近、2人目の子どもが生まれるに際し、
嫁が切迫早産で入院しました。

息子が上の子を連れてうちに来たので、
息子と孫を2週間ほど私が見ましたが、
疲れたせいか持病が出てダウンしてしまいました。

嫁の実家もうちと同距離くらいの所にあり、
向こうのお母さんは私より若く、仕事もしていません。

お産後も実家に帰らず息子の家に戻るようで、
息子も休みは取りますが、近く機長昇格試験があるので、
うちにいるときも子どもを寝かせてから勉強していました。

嫁やその実家の無頓着さに腹が立ちます。
息子は嫁の気が利かないことも承知で結婚したのだから
自業自得だと思いますが、私自身、腹が立って収まりません。

自分のこの気持ちをどのように鎮めればよいいでしょうか? 
よろしくお願いいたします。

【A】
たくさんの愛情とエネルギーを注いで、
そしてお金もたくさん注いで、
息子さんの夢が実現するという、親御さんとして
本当に素晴らしいサポートをされたのですね!

そして、その愛しい息子が結婚して
果たして幸せになれるのかという不安が、
きっと、のんさんの中に出てきてしまったのですね。

私たちは不安があると、その不安と関連のある出来事を
どうしても結びつけやすくなる、という問題があります。

ネガティブバイアスと言って、
いいこともたくさん起きているのに
悪い所ばかりに目が行って、そこばかりピックアップしてしまう。

人間関係でも同じで、最初にこの人は気に入らないと思うと、
そういう所ばかりが目についてしまうんですね。

今回の件では、そのようなことが起きていないでしょうか?

また、息子さんとお嫁さんとの関係性については
息子さんには息子さんの心理的ニーズがあり、

結婚相手に求める性格や教養レベルなどのスペックは
必ずしも、のんさんやご主人が息子さんのお相手に求めるそれと
同じとは限らないということも、
今回の問題を見ていくうえで、とても大切なポイントになります。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q.主人がうつ病になってしまいました。

不眠や食欲減退、会社への不安と絶望感。
そして、経済的負担が重くのしかかり
益々深みにハマるばかりです。

一度病院を受診した事があったのですが、曖昧に話したようで
処方された薬は睡眠薬だけでした。

今まで日常的に主人が楽しんでしていた事が
出来無くなって興味も無く、
毎日家の中をうろうろしているだけです。

うつ病は、治すのに時間がかかると聞きます。

元の元気な主人を取り戻す為には、どうすればいいのでしょうか?
宜しくお願いします。

【momo・50代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ご主人がうつ病になったとのことで、momoさんも
今後の彼とご自身の人生を思うと不安であることと思います。

症状とは裏腹に、ご主人は受診時に曖昧に伝えたことで、
眠剤のみが処方されたのですね。

うつ病の診断は、血液検査や画像検査などと異なり、
ご本人の状況説明に依存するところが大きいので、

正確な情報提供がされていない場合、
適切な治療が受けられていない可能性もあると思います。

きちんと診断がされ、薬物治療に取り組めれば、
症状の改善が期待できるのと、
ご主人がきちんと病識を持つことで、
ご自身を蔑ろにすることなく、適切なケアができるようになりますから、
もう一度正確な情報を伝えて適切な治療に取組むことが大切です。

必要であれば、別の病院やクリニックにかかるのも良いと思います。

同時に、薬物治療だけに依存せず、まずはしっかりと休息をとって、
働き方やものの見方、考え方など、
ご自身の崩れてしまった心理社会的なバランスを
取り戻すことも大事です。

このような習慣を正すのには、
ある程度じっくり時間をかける必要がありますし、
薬を飲んで一朝一夕で治るというものではないでしょう。

でも、これまでの人生を振り返りながら、
無理のない、より良い人生を歩み始めるために、
時間をかける価値があるということも心に留めておいてください。

私たちは問題に対処するときに、厳しさから対処しようとして、
ひたすら目標達成に向けて頑張ろうとしてしまいますが、
うつ病になったときに、この姿勢を強化すると、
いよいよ深みにはまってしまいます。

厳しさではなく、まずは「優しさ」を大切にしてください。

新たな試練が来たけれど、
これまでもさまざまな試練を乗り越えてきたように、
この試練もまた(大変ではあるけれど)
乗り越えられるものであることを信じて、ひと呼吸おいてみます。

治そう!と息巻かずに、休もう、とおおらかにケアしてみてください。

このとき、momoさんのようなサポーターの果たす役割は大きいです。

ご本人が正確に医師に伝えなかったのは、
セルフイメージが崩れることへの恐怖からでしょう。

これまで頑張ってきた自分が頑張れないことが
受け入れられないのではないでしょうか。

momoさんがサポーターとしてできることは、
ご主人の苦しみに寄り添い、
苦しみが取り除かれることを望みつつも、
病気も含めて、頑張れないご主人も受け入れる姿勢です。

人生、そんなこともあるよねと、
これをきっかけに2人で何が学べるかを探求する姿勢を育み、
分かち合う姿勢を育んでみてください。

仕事は大事だけれど、人生の全てでは無いこと。

病気はそんなことを教えてくれるメッセンジャーでもあります。

病気で強制的に休まざるを得なくなることで、
何か新しい価値観を身に付けて、
人生がより豊かになる可能性を大いに探究してみてください。

そして、momoさんご自身のケアも忘れずに。

良いサポートをしようと思うなら、
サポーター自身が充電されている必要があります。

momoさん自身がセルフケアのための
サポートネットワークを構築していることは、
結果的にご主人にも恩恵があるのです。

どうか、ご自身にもご主人にも、
優しさを実践する機会が与えられている
という姿勢を大切にしてください。

  
  
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20210426

FROM 川畑のぶこ

今日は、なつさん(40代・女性・パート、主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
悩みは、この春中3になった娘の不登校のことです。

昨年、2年生になったばかりのとき、
新しいクラスが嫌だと彼女が言ったのがきっかけで
話を聴いたところ、
そのクラスには誰も知っている生徒がおらず、
常に一人でいるということをポツポツ話してくれました。

もともと、小さい頃から人見知りが激しく、
私の後ろに隠れるくらい恥ずかしがり屋でした。
ただ、仲良しの友達とは普通に遊べる、
笑顔の可愛い娘でした。

この話を聞いて、
娘は果たして大丈夫なのか、不安になりました。

中学校では、毎日の授業予定を書いていく
連絡帳みたいなノートがあり、
そのページに担任の先生との交換日記のような
何でも書いて良いスペースがあります。

日頃は見ないようにしているのですが、
久しぶりに読んでみたら、
2年生になってからは担任の先生あてに
娘はこう書いていました。

「私は学校でいじめられています。
誰も知り合いがいないクラスなんて辛いです」と。

それに対して担任の先生からのコメントは
「ごめんなさいね。それは気づきませんでした。
何か対策を考えましょう」でした。

娘は、知り合いがいないクラスの中で
1日をどうすごしているのだろうと、気になりました。

後日、娘にそのことを 訊いてみたら、
一人で絵を描いているか、
周りの声が聞こえないようにシャットアウトして
自分の席に一人でいる、と答えました。

高校受験を控え、昨年末に塾に入れたのですが、
1か月ほど経った2月初め頃、
娘は「学校にも行かない!塾にも行 かない!」
と言って、朝から起きなくなりました。

何かあったのか? 何か悩んでいるのか?
訊きましたが、
「学校 が嫌だ!眠たい!時々泣けてくる」
としか言いません。

数日学校を休ませ様子を見ていましたが
何も変わらずでした。

【A】
なつさんの娘さんへのお気持ちが伝わってきますね。

我が子が苦しい状態でいるということは、
親にとっても胸が張り裂けるような思いだと思います。

まず、なつさんの親心としては、
一日も早く娘さんの苦しみが取れて
学校に行けるようになれたらいいなという思いが
強いのではないかなと思うんですね。

また、そのような働きかけ、勇気づけや元気づけを
されているのではないかと推察します。

娘さんに接する際に大切にしていただきたいのは
なつさんが娘さんの安全地帯になってあげるということ。

安心、安全、どんな私でも受け入れてくれる場
というのが、今の娘さんには必要です。

不登校になる子、いじめを受けて
学校に行けなくなる子たちというのは、
自分だって本当は行きたいんです、行きたいけど行けない。

それを、大人や社会の論理、
あるいは日本の教育システムのロジックにのっとって、
何が何でも行くべきだというような前提で
働きかけをしてしまうと、
心はどんどん荒んでいったり
壊れていってしまったりすることがあります。

今の娘さんはとても緊急状態にあって、
叫びがあるわけですよね。

泣けてくるし、行きたくない、
嫌だと言っているのだから、
「そうか。じゃあ行かなくていいよ」
と受け入れてあげることが何より大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ななほしさん(40代・女性・主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
私は、仲の良い仲間がほしいとずっと思っていました。

今は、声をかけると遊びに来てくれる家族が2家族います。
さらに、親友家族もいるのですが、
遠くに住んでいるのでなかなか会えません。

もっとたくさんの、気軽に趣味のことなどを
共有できる仲間がほしいとも思っています。

ですが、仲良くなっても、
ある一定の距離まで仲良くなると、
もうそれ以上は近寄らないでほしいと思ってしまいます。

どうしてなのかはわかりません。
うっとうしくなるというのも違うし…。

ただ、それ以上仲良くなれない、本音で話せないのです。

言っていることとやっていることが違うので、
自分で困惑してしまいます。

どうしたらいいのでしょうか。

【A】
ななほしさん、お友達をすごく大切にしたいし、
人間関係を丁寧に築き上げていきたいと
思っていらっしゃる、
とても誠実な方なのでしょうね。

仲良くなりたいけれど、ある一定の距離までくると、
もうそれ以上は深入りしてほしくないと
思っているのでしょうか。

これは心理学用語で
「バウンダリー(境界線)」と言います。
心理的な距離、見えない境界線ですよね。

そして、これは、
あっても別に悪いものでは全くないのです。

私たちが社会生活を営む上で、
適度な距離感というのがあります。

私たちにはみんな大切な心のお庭があって、
その心のお庭には、
ある程度、柵はあったほうがいいんです。

そして、そのお庭に、
誰を入れていいのか、入れてはいけないのか、
この人は庭先までなのか、
それとも庭の中に入っていいのか、
家の中に入ってもいいのかというのは、
みんなそれぞれ違うと思うんですね。

現在のななほしさんは、
仲良くなりたいと思っている人がいるのに
庭に入れられない、家に入れられない、
と悩んでいらっしゃるようですが、
これは、自分で自分の心の庭を守っているんだと
思ってあげればいいと思いますよ。

仲良くなる、イコール、自分のすべてを知ってもらうとか、
相手のすべてを知るということではありません。

そうしなければ仲良くないということでもないし、
触れられたくない部分や、これ以上は心地悪く感じる、
バウンダリーはみんなそれぞれ違いますから、

それをお互いに尊重できるのが、
ななほしさんにとっての
望ましい関係性なのではないでしょうか。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210412

FROM 川畑のぶこ

今日は、ゆきさん(50代・女性・ピアノ講師)のご相談にお答えします。

【Q】
息子が結婚して1年になり、最近子どもも生まれました。

かつて、私は主人の両親と同居し、
それがうまくいかず10年で別居しました。

当初も今も、姑はズケズケとものを言う人で、
正直、そのトラウマから今も逃れられません。
もう結婚生活も35年を過ぎ
25年も別居しているという今もです。

そして、そんな関係や思いは絶対に
息子の嫁にも継承させてはいけないと、
結婚当初から思っています。

お嫁さんとは距離を取り、問題ありません。

と、ここからが私の悩みです。

結婚の際、息子はお嫁さんの実家の近くに新居を持ちました。
働くお嫁さんが少しでも楽なようにということで、です。

そして昨日、子どもも生まれたし、
お嫁さんの家の目の前に良い物件があるから
引っ越しをするという報告でした。

「え?目の前?」
即座に、プライバシーもなくなるので辞めたほうがよい。
マスオさんになるよ。お母さんに頭が上がらなくなる、
などと反対してしまいました。

すると、息子からは
「おばあちゃん(姑)と同じことを言って、
結局お母さんは同じことをしている。
僕たちが幸せになる選択をしたのなら、
頑張ってと応援してくれるべきではないの?」
と、全くもってその通りの返答でした。

つまり私の本心は、今まで以上に息子を取られてしまう、
そう、寂しいということなんです。

また、実家の近くに住むなど、
かつて私ができなかったことをやすやすと手に入れようと思う
お嫁さんに嫉妬をしているのかもしれません。

また、お嫁さんと子どもとの生活がいちばん大事と言える
息子の発言がとても羨ましく、
自分の夫はここまで守ってくれたのかなど、
思い出しては悶々としています。

頭では理解し、応援しているのですが、
やはり気持ちに踏ん切りがつきません。

自分の気持ちの執着を手放すには、
時間の経過しかないでしょうか。

【A】
ゆきさんの正直な気持ちが表れていますね。
息子にとってのベストがベストに決まっていると
頭ではわかっているけど、振り返ってみると、
いったい自分の人生何なんだったんだと。

あなたもお嫁さんも、やすやすと自己実現してしまって、
それに引き換え私は……ということですよね。

かと言って、じゃあ、息子さんが
お嫁さんの実家から離れて住めば済むことか
というと、そうじゃないということも、
ゆきさんはもうおわかりだと思います。

物理的な距離をとって、お嫁さんが苦労すれば
自分の気持ちが収まってそれでめでたしめでたしかというと、
そうではありませんよね。

相手がどうであれ、子どもがどうであれ、お嫁さんがどうであれ、
そして、ゆきさんの姑さんとの関係がどうであれ、
ゆきさんが、 私は私でOKと思える生き方ができる
ということが大きな課題になってくるのだと思います。

難しい課題だとも思いますが、
でも、大いにチャレンジする価値のある課題です。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ

今日は、目が三角になるさん(50代・女性・地方公務員)
のご相談にお答えします。

【Q】
こんにちは。川畑先生の芯のある、柔らかく、
広く大きな心と考え方とお話の仕方に、
いつも学びをいただいています。

YouTubeを通して有り難い機会を与えていただいて
いることに、心から感謝いたします。

今回は、ときどき出てくる、
自分が体罰しそうになる衝動を
どうやってコントロールしたらよいのか、
ほとほと困り果てていることについての相談です。

そのような状況になる度に
仕事を辞めようかと思うようになりました。

怒りが湧いてきた瞬間に数を数えるとよいとは
聞きますが、その瞬間に余裕がないことも多く、
すぐに声を荒げてしまいます。

瞬間的に怒りで心が煮えたぎる、そんな状況で。
そして、その直後から自分を責めて、落ち込んで……。

どうやったらこの負のループから抜け出し、
自分を好きになり、他者との関係もスムーズに
築いていくことができるようになるでしょうか。

自分がそうやって育ったから、という素地はあります。
でも、もうそこからは卒業して、自分の人生を生きる。
そのためには自分で自分を認めること。

相手に拒否されたという無意識下での想いが、
瞬間的に目に見えぬ速さで怒りに変換されて
いるのか、とも頭では理解しています。
けれども、実際の場面には、機能的に繋がりません。

30歳の頃より数年間、アダルトチルドレンで
カウンセリングを受けたことがあります。

その後、自己啓発の学びもいくつか、
数年間ずつやってきましたが、
この問題については解決には至らず、
現在54歳になりました。

問題点と解決法、
ご教授のほど、よろしくお願いします。

【A】
怒りのコントロール、
アンガーマネジメントなどという言葉を
最近よく聞くようになったかと思います。

私自身もアンガーマネジメントの研修を
することがあります。

三角さんは、何か教育とか、教えるとか、
そういったお仕事をされているのでしょうか。

推測の域を出ないのでわかりませんが、
いずれにせよ、お仕事の中で
実際に手は出さないまでも、
そういった衝動が出てしまうということですよね。

怒りのコントロールについて
私なりにアドバイスさせていただけることが
あるとすると、
マインドフルネスはとても有効であろうということ。

マインドフルネスも昨今は
いろいろなところで聞くようになりましたし
学べる機会も増えていますので、
三角さんにもぜひ
取り組んでいただけたらと思います。

マインドフルネスをひとことで言うと、
「今、この瞬間にていねいに注意が向いている状態」
のこと。

そして「ジャッジしていない状態」
自分のことも相手のことも、
裁いていない状態のことを指します。

裁いていない状態で、ただただ、
あるがままを観察できている状態のことですね。

続きは、ビデオでお話しします……

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