仕事・職場

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FROM 川畑のぶこ

今日は、やしの木さん(40代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】49歳の主婦です。
25歳で寿退社、結婚。
以来、ずっと専業主婦をしてきて、
今年で24年になります。

子育ても一段落したので
今年はパートに出ようかと考え始めました。

が、24年もの間、無職だっただけに、
社会復帰できるかがとにかく不安です。

そもそも、採用してもらえるのかも、、、考え出すと、
どうしてもネガティブ思考になってしまいます。

夫に相談すると、
「無理してまで働くことない。ゆっくり考えて、
時期が来たら動けばいいんじゃないか」
と言います。

でも、私の中ではなんとなく「50の大台に乗る前に」という
根拠のないリミッターがかかっているというか、

そうでもしないと、もともとマイペースでのんびり屋の
自分は動かないのではないか、という
自分ならではの勘のようなものも働いて、

自信のなさとは裏腹に、
今年がタイミングのようにも思っています。

何を頼りに、
どんな心持ちで進めていったら良いでしょう?
 
川畑さんのアドバイスを、ぜひいただきたいです。
よろしくお願いいたします。

【A】24年ぶりの再就職、すごいですね!
一念発起というところでしょうか。
 
確かに24年間、社会というか職場と関わっていない、
仕事をしていないと、気遅れしてしまうというのは
当然のことだと思います。
 
でも、ちょっと待ってくださいね。
本当に「社会と関わっていなかったのか」と言うと、
決してそうじゃないですよね。
  
「社会」を広義で捉えてみましょう。
 
専業主婦で家庭の中を切り盛りしたり
家族とのやり取りをしたり、
そのためのコミュニケーションを外でしたり、、、
 
お子さんの学校でPTAに参画なさったりも、
したのではないでしょうか。
 
社会と断絶されていたわけではありませんよね。

やしの木さんが一家の経済基盤を
作ってきたかどうかということに関しては
「NO」だったのかもしれませんが、
社会生活そのものは営んできているんですよね。
 
そこで培った経験は全て仕事で活用できます。 
やしの木さんだからこそできることもあるはずです。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:個人事業を始めて10年+α、
今、何をしたいかが見えなくなっています。

いろんな方の意見を聞きすぎて
迷っているような気もしています。

アドバイスいただけたら嬉しいです。

【粋香・50代・女性・自営】

  
       
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
   
個人事業を10年以上されているのは
素晴らしいことですね。

今粋香さんが何をしたいかが
見えなくなっているとのことですが、

これは、粋香さんがさらなる成長や発展を遂げるための
次の段階に差しかかっていることを
意味するのではないでしょうか。

過去10年は決して無駄だったのではなく、
すべて次の段階のために
必要なステップだったことでしょう。

私たちは、ひとつのステップをクリアすると
そこで満足するのではなく、
さらに次のステップへと進みたくなるものです。

とはいえ、変化に抵抗があるのもまた人間の性ですから、
そのような時に悩むのは当然のことでしょう。

慣れ親しんだ(時として生ぬるい?)池から飛び出すのは
不安が伴うものです。

これまで保ってきた生活の均衡が崩れるリスクが伴いますし、
決断を誤って大きな損失を被るのではないかと考えるから
躊躇してしまいますね。

この躊躇は決して悪いものではありませんし
状況を精査して安全な未来を予測するのに
賢明なプロセスでもあります。

ですから、このような時には様々な人の意見を聞いて
参考にするのは悪くないのです。

粋香さんが人の意見を聞きすぎて
判断ができなくなってきてしまっているのなら、
正解はたくさんあるんだなーと捉えてみることです。

そして、自分にとっての正解が
必ずしも万人と一致する必要はないことも
知っておいてください。

そして、たとえその選択が
失敗や損失を招いたとしても、
必ずしもそれで取り返しがつかなくなったり
すべての終わりというわけではないでしょうし、
そこからまた軌道修正して再出発もできます。

失敗もあくまでもマイルストーンであり、
私達は常に成長のプロセスの途中なのです。

成功の数より失敗の数が人を賢く大きく成長させる
ということも知って、過度に失敗を恐れないことです。

人の意見を聞いた上で、さんざん逡巡して、
何が正解か分からなくなった時は、
どの答えがもっとも心に躍動をもたらすかで
判断することもよいでしょう。

必ずしも理屈ではなく、いわゆる直感とか第六感など、
アタマよりも心の奥底の声に従うことで
人生が切り開けることは多いです。

少し寝かせてみて、ふと答えが湧いてくるというような
感覚が得られることもあるかもしれませんし
生活の中にいろいろなシンボルを見出すかもしれません。
また、夢の中で答えを見出すこともあるかもしれません。

いずれにせよ、アタマで考えすぎず、
すこし一呼吸おいて、リラックスして
感覚を研ぎ澄ませた状態を保っているなかで
答えへの近道が現れることもあることがあります。

粋香さんの中には、
そのようなすばらしい叡智が宿っていることを信頼して、
失敗も糧としながら新たな展開に
愛ある好奇心をもって向きあってみてください。

応援しています!
   
        
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superhero

Q:都内の公立小学校教員です。
児童の悩みです。

基本的に、児童は教員を好き嫌いで判断し、
それが授業態度にも出ています。

また、嫌いであっても怖いと感じる教員には
卑屈なほど表面上は従順です。
教員を好き嫌いで差別し、態度を豹変させます。

好き嫌いの基準も幼く、
先生が嫌いだから言うこと聞かない等
平気で言いますし、
何でも人のせいにします。
(自己肯定感も低いように感じます)

都内の様々な地区に勤務しましたが、
こうした子ども達のタイプは初めてで、
疲れ、どう捉え、接したらよいか悩みます。

ちなみに、中学受験は多いです。


【imanori・50代・教員・女性】

   
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
   
これまで勤務してきた学校とは異なり、
稚拙で好き嫌いの基準で教師を判断し、

不真面目な生徒が多い学校に
imanoriさんは今現在勤務しており、
苦労されているのですね。

おそらくimanoriさんは優しく真面目で、
生徒たちの好き勝手を制圧する
懲罰的な態度の教師には
なりきれないのだと思います。

もちろん、生徒の全員が
そのような姿勢ではないと思いますが、
想像するに、一部のそして強力な影響力をもつ
感情任せな子たちにクラスが牽引されている
状態ではないでしょうか。

そしてその子たちは面白くて
頻繁にクラスを沸かせるのではないでしょうか。

子どもは楽しいことや面白いことには
流されやすいものです。

「子どもらしい」とか
「子どもっぽい」という言葉を換言してみると、
素直であるとか稚拙であるとか
大人げないとか単純とかいったものになるでしょう。

脳科学的にも、理性を司る前頭葉が発達するのは
10代に入ってからと言われています。

前頭葉が優位になるまでは、
より原始的な情動や感情を司る脳が
仕事をしている状態ですね。

よって、imanoriさんが向き合っている生徒たちの
態度は、子どもとしてある意味自然なことといえます。

「差別だから」という説教に
真剣に耳を傾けるなら良いですが、
その子たちからすると
「つまんない」と返されて終わりということでしょう。

そのような生徒への対応は、
やはり教師側が子どもの特性を把握して、
一歩上手になって対応していくしかありません。

好き嫌いがはっきりしている子どもたちに
動機づけを与えるには、
「遊び心ある触れ合い」に限ります。

ここに、私が心理学のトレーニングを受けた
数ある師のひとりである、
アメリカの臨床心理学者で
パーソナリティー研究の第一人者である
ケーラー博士のエピソードを
シェアするのでぜひ参考にしてください。

ケーラーは、ある州の学校から
問題児が多く学級崩壊がおきているので
なんとかして欲しいという依頼を受けたのですが、

その学校の教師たちの問題行動への対処は、
「罰を与える」ということでした。
生徒たちの休み時間を取り上げたのです。

ところが、それでは問題行動がなくならないどころか、
さらに悪化していきました。

この状況を見たケーラーは、
好き嫌いの激しい子どもたちが問題を起こしている
のなら、休み時間をむしろ多く与え、
遊ぶことを推奨して思いっきり遊ばせること

そして、授業にもゲームなど遊び心を刺激するものを
取り入れることを提案します。

教師たちはそんなことをすると
子どもたちはさらにつけあがり、
学級崩壊が進むと危惧しました。

それでも万策尽きてケーラーを呼んだわけですから、
仕方なくアドバイスに従ってみたところ、
嘘のように子どもたちの
問題行動がなくなっていったのです。

ケーラーの個人的なエピソードとしても
印象深かったものがあります。

彼の末っ子の息子さんが好き嫌いの激しい子で、
小学生のときに朝グズグズしてなかなか着替えず、
学校に遅刻しそうなときのことです。

ガミガミ言っても聞かないので、

「今からどっちが先に着替えて
 シーツのマントを被って(送迎の)車まで
 シーツマンになって高速で移動できるか
 競争するぞ!よーい、ドン!」

と言うと、息子さんは
目を輝かせて急いで着替えて
シーツを被って車に乗り込んだそうです。

私たちの問題行動は
ニーズが満たされていないことによって起きています。
そして、ニーズの満たし方は人それぞれです。

遊ぶ前に課題を終わらせてしまいたい子もいれば、
遊んでからでないと、あるいは
遊びの要素が課題に含まれていないと、
課題に集中するエネルギーが充電できない子もいます。

ぜひ好き嫌いの激しい子たちには、
遊び心を大切に接してみてください。

もちろん、それはimanoriさんにとって
エネルギーを要することかもしれませんから、

まずは自分自身のエネルギーをチャージするべく、
ニーズを満たすことを日常的に行い、
セルフケアを大切にしてください。

応援しています!

     
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Q:これまで50代以上の2人だった部署に
30代の後輩が入ってきました。
仕事熱心で、すぐに仕事を覚え、積極的に働いています。
  
私から見ると仕事において先輩と後輩はよく似たタイプで、
細かいところまで追求・確認して記録していきます。

対して私は直感的で、全体で見て、
時間が経つことによって変わることもあるからと
細かいところは重視しないタイプです。
 
これまでは先輩と私のコンビで良いバランスだったのが、
後輩が入ってからそれが崩れ、
自分のアプローチが否定されている気がしています。
 
仕事を覚えてから後輩は、無意識なのか私の仕事まで
「経験を積みたい」と引き受けるようになり、
中堅の私としては後ろから突き上げられるような
焦燥感のようなものを感じるようになりました。

そんな自分が小さい人間のようで、卑屈になります。
どのように考えればこんな気持ちにならずに済むでしょうか。
   
【蒼井・50代・女性・会社員】

   
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
   
職場に新たな若手の即戦力が加わり、
それを脅威に感じてしまっているのですね。
   
これまでは2人でバランスよく補完しながら
仕事ができていたとのことですので、
蒼井さんもご自身の長所を
よく理解されてきたことと思います。
   
私たちはみな個性があり、
その個性は状況や相手によって
ポジティブにもネガティブにもなるものです。
  
率先力のある人は時に強引になるかもしれませんし、
控えめで人の話をよく聞く人は時に
自己主張に欠けるかもしれません。
  
大切なのは、自分の特性を把握して、
ポジティブな面もネガティブな面も
両方を理解しておくことです。
  
すべての状況下において
常にポジティブであることは不可能でしょうし、
その必要もないでしょう。 
 
蒼井さんの仰るように、物事にはバランスがあるからです。
  
蒼井さんは今回、
1対1であればバランスが取れていたものが、
2対1となり多勢に無勢の状態に感じてしまったとのこと。
  
ただ、これも逆手にとって考えてみると、
細かい部分にこだわる人が増えたからこそ、
蒼井さんのように全体像を直感的に把握できる存在は
なおさら必要であると考えることもできるわけです。
  
決して「私など価値がない」と自己卑下することなく、
「今こそ私の価値が発揮されるとき」と、
ご自身の特性が仕事に活かされることを
堂々と示していけば良いわけです。
    
希少なものだからこそ価値を発揮することがあるのです。

後輩が蒼井さんのお仕事も学びたいという
高い向学心があることは良いことです。
  
仕事の作業的な内容だけでなく、
蒼井さんの姿勢や全体の中におけるバランスの大切さ
も教えてあげてはいかがでしょうか?

BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)の
調査によると、
   
多様性の高いリーダーが存在する組織は
同一性の人材の組織よりも
イノベーションが起こりやすく、
業績が良いことが分かっています。
 
これまでバランス良く
仕事ができていたという事実があるのなら
なおさら、組織の求める結果に蒼井さんの存在が
貢献することを理解してください。

互いの特性と、その長所・短所の両方を認めつつ、
良いところは吸収しあいながら
発展していくことを目指してみてはいかがでしょうか?
  
応援しています!

     
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ももさん(50代・女性・団体職員)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。
私は50代の主婦です。

昨年から一緒に働いていた、
職場の60代同僚男性のことでトラブルになっています。

仮にAさんとします。

Aさんは、
日頃からセクハラまがいの言動が見受けられましたが、
仕事熱心で優しかったので、私は頼りにしていました。
同じ係の女性職員にも好かれていました。

私はなんとなくAさんに好意を持たれているのを
感じていましたが、2人で外勤したときに
突然、抱きつかれてしまったのです。

Aさんは軽くハグしたつもりだったのかもしれませんが、
私は、Aさんに対して恋愛感情はなかったので
気持ち悪くなり、上司に相談しました。

その後、上司との面談でAさんは行為を認め、
私が嫌がっていることには気づかなかったと言い、
反省していたと聞いています。

そして、1週間の停職処分になり別の係に異動しました。
処分は公表していないので、
表向きは体調不良で休み、異動したことになっています。

それなのに、今になって
「セクハラ行為はなかった、証拠もないのに
私がAさんを陥れた」と言い出して、
職場に異議申し立てをしてきました。

さらに異議申し立てが却下されると
職場と私を相手に、民事訴訟を起こしてきたのです。

私はセクハラ被害を受けた上に、
不法行為で損害賠償請求までされて、
Aさんのことが許せません。

また、言いがかりをつけて
逆恨みされていることが怖いです。

Aさんだけでなく、職場の上司に対しても、
対応が悪かったのではないかという怒りを
感じてしまいます。

考えてもしかたないと分かっていても、
許せないという思いが沸き起こってきて
気持ちが収まりません。
このようなとき、どう考えればよいのでしょうか?

Aさんは現在、仕事を休んで
傷病手当を受給しているそうです。

【A】とてもヘビーな問題ですね。

セクハラというのは、
受けた側はそれだけでもショックで辛いのに、

さらにそれを逆手にとって
自分が陥れられたんだなどと言われると、
セカンドレイプのような気持ちに
なってしまうのではないかと思います。

Aさんだけではなく、職場の上司も
対応が悪かったのではないかという、
恨み、怒りが、ももさんの中に
出てきてしまっているとのこと。

恨みや怒りの念というのは
ものすごく消耗しますよね。

私たちの生活の質をグンと下げてしまいますし、
他にもっと建設的なことに
自分のエネルギーを使いたいのに、
こんなことに奪われてしまってと、

もう本当にやるせない思いが
おありなのではないでしょうか。

そんな中、こうやってももさんが立ち上がって、
声を上げてきちんと報告したというのは、
素晴らしい行動だったと思いますし、

ご自分を大切にされているももさんを
心から応援します。

そして、そのAさんの態度に関して、
どうしたらいいか、どう受け止めたらいいか
ということについて、

私が、師匠のサイモントン博士から
教わったエピソードを交えてお伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:老人施設で働いています。

95歳の女性の入居者Tさんは、いつも人を観察しています。

私がいるのが分かるとそばにきて、
自分の友だちが立派なことを自慢したり、
孫自慢したり、夜眠れないなど、長々と話をしたがります。

話を聴くようにしていたのですが、とりとめのない話で、
本人が本当に話したい伝えたいことが
素直に表されなかったり、
いろいろと人のせいにしたりするため、
話すのが苦痛に重たく感じるようになりました。

最近は、周りの職員の協力もあり、
あまりTさんに関わらないように距離を置いていますが、
私を探し見つけては同じ話をしてきます。

Tさんの依存を感じてますが、
今後どのように対応したら良いでしょうか?

【さっちゃん・50代・女性・看護師】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

きっとさっちゃんさんは
人が話しかけやすい優しい雰囲気を
お持ちの方であることと思います。

高齢者で家族から離れて施設に入所していると、
寂しさや孤独感に苛まれる人も多く、

そのようなときに、自分の話に耳を傾けてくれる
医療者やスタッフが施設にいることは、
入所者の方たちに安らぎをもたらすことと思います。

ただし、さっちゃんさんの仰るように、
その話しかけ方も度が過ぎると
スタッフの負担になってしまいますね。

同じことを何度も繰り返したり、自慢話をするなど、
とりとめのない話に対して苛立ちを覚えてしまうのは、
忙しい現場にいればなおさらだと思います。

では、どのように対処したらよいのでしょうか。

まず、相手のニーズは何かを整理してみます。

実は、その人は、具体的なメッセージを伝えて
対応して欲しいというよりは、
単純に関わりを持ちたいと思っている可能性が高い
ことを知っておいてください。

よって、たとえ話がとりとめなくても、
やり取りを通して関われている、
すなわちその人の存在が認められている
ということが大事になります。

さっちゃんさんとしては、
メッセージの内容をきちんと理解して
自分が具体的に何が出来るかを分析したくなるので、
とりとめもない話だと「で、私はどうすれば良いの?」
と混乱するかもしれませんが、

内容が何であれ、そして
その内容に脈絡があろうがあるまいが、
その人にとっては、向き合う相手が
熱心に耳を傾けてくれる姿勢そのものが

「受け止めてもらえた」
「私は存在して良いのだ」
という安心感をもたらし、
その感覚を切に必要としているのかも
しれないという視点を大切に関わってみてください。

自慢話も、自分の存在価値に疑いがあるので、
無意識にそれを高めようとしている可能性もあるのです。

ただし、ご本人もその真のニーズには無自覚な訳ですから、
何かと物理的に関われる理由をつけて
関係性を維持しようとしています。

さっちゃんさんができることは、
まず、相手には、自分には理解しきれていない、
孤独や寂しさを感じざるを得ない
何某かの背景があるのかもしれないという想像力と、

この人も私と一緒で自分の存在価値を確認したい、
そして不器用にそれを達成しようと必死な、
愛すべき存在なのだという、愛ある関心を寄せて
熱心に傾聴し、共感する姿勢を育んでみてください。

そのときに
「早く終わらないかな」と半分腰が引けていると、
私たちの中には罪悪感やわだかまりが生じた時に
自己嫌悪を感じるかもしれません。

その罪悪感を拭うのに
「ちゃんと付き合ってあげなければ」と強いるので
苦しくなるのです。

私の理解できない背景と、
相手は不器用でいびつではあるけれど、
その人なりに最善を尽くして生きていること。

そんな相手の存在を無条件に、完全に受け入れていれば、
そのような罪悪感や後ろめたさもないので、
話を切り上げるのも抵抗が無くなります。

「〇〇さん、そうなのですね。
 〇〇なのですね。それは〇〇でしたね。」

と、言語的にも積極的に相手を認めた上で、

「もっと〇〇さんのお話を聞きたいのですが
 他の方のお世話があるので、
 残念ですが、また聞かせてくださいね!」

などと、相手に関心があることを十全に表現した上で、
さわやかに次のモードにシフトをしてみてください。

きちんと切り上げることは、決して薄情なことではなく、
相手に悪感情を持たない自分の状態に
責任を取ることでもあるのです。

相手のケアとセルフケアは両輪の関係なのです。

互いの良好な関係を築きたいと思ったならば、
何を捨てて何を取るか、優先順位を明確に決めて
相手と関わり合うことが大切です。

相手の真のニーズをおさえることができたなら、
残りの部分は多少削られても、結果的に、
さっちゃんさんにも入所者の高齢者にも、
健全な関係性をもたらすことでしょう。
      
      
         
ーーー

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※いずれもNPO法人サイモントン療法協会様の主催です

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ららさん(30代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。
時々、ひどく仕事を辞めたくなります。

以前は仕事と子育て、家事がどうにもしんどく、
またもともと人間関係が得意ではなく、
人が怖い、とすら感じていたので、
特に辞めたくなっていました。

今はいろいろな本を読んだり実践したりして、
最終的に今は、川畑さんが書かれた
『幸せになるための心の技術』という本を読んで、

納得する部分というか、
なるほどと思う部分があったのでとり入れて、
少し自分を許せる所が増えたかなぁという感じです。

そうすると、仕事や夫との関係も
少し楽になる部分があって、

このままなら何とか頑張れるのかな…なんて思った
矢先に、子どもの発熱が重なり、
先週もかなり休みをもらったのに、
今週もまた同じような感じになりそうです。

子どもの病気は仕方のないこと、とは分かっていても、
今日は学校の行事で休みをもらったばかり。

明日また休みの連絡をしなければならないのか…
と思うと気が重いし、
子どもの病気のたびに各所に連絡して、ということが
本当に負担に感じることがあります。

また、ここ最近、気候のせいもあるかもしれませんが、
2人の子どもが体調などを崩しがちで、
でも他の子は元気にしているように見えて、
私が何か悪いのか?とも考えてしまいます。

きちんと面倒を見ることができていないのか、
寂しい思いをしているのがこんなことになるのかしら?
……などなど。

人生思い通りにはならないとはいえ、
私なりに頑張っているつもりのところに
イレギュラーな事が入ってくると、
本当に仕事を辞めて楽になってしまいたくなります。

とはいえ、辞めたとて、
今度はお金の問題が出てくるのかな…など考えると、
身動きが取れない感じにもなってしまい、悲しくなります。

子どもの病気は仕方のないこと。
今までも職場ではそれなりに
温かく出迎えて下さったと思います。

でも、続くと怖いし、子どもの病気ももっと気持ちを
楽にして看てあげたいとも思います。

いろいろ考えると、
どうしてこんなに思い通りにいかないのだろう。

私の選択肢がやはり間違えていたのか?
もっと違う自分ならもう少し楽に生きれているのか?
など悲しくなってきたりもします。

下の子も保育園に積極的に行くタイプではないので、
それだけでも手を焼いているのに、
そこに病気が入るとストレス値がひどいことになってしまいます。

一体どう考えていけば良いのでしょうか。

祖父母も高齢だったり、
特に病気の時はうつしてはいけないので、
なかなか頼れません。

仕事は、好きなものではありませんが
多少慣れてはきたので、
続けられるなら続けた方が良いのかな、とは思います。

でも時々、本当に辞めて楽になりたくなります。

今は週5ですが、本当は週3くらいで働ける所が
ありがたいので、いっそ辞めて、
そういう所を探した方が良いのかとも思いますが、
現実は甘くないか…とも思ってしまいます。

夫も手伝ってくれる面もありながら、
子どもが病気だとか保育園に行かないから
ということに振り回されることなく働きに出かけられるので、
そこも考えるとストレスです。

いったいこれから、どうすればよいのでしょう。
自分の気持ちに素直になる方がよいのでしょうか?

【A】子育て真っ盛りなんですね。

そして、お仕事も週5とのこと、
パートとはいえ、ほぼフルタイムというような形で
働いていらっしゃるのしょうか。

本当によく頑張っていらっしゃるなと頭が下がる思いです。

ご相談を読ませていただくと、
ららさん、ご自身でだいたい答えが
出ているのではないかなと思いますね。

ちょっと休みたいんですよね。

だけど、ららさんの中に
やるんだったら徹底的にやらなきゃ、
やらないんだったら、もういっそのこと
投げ出してしまいたいという、

0か10かというような、
白黒はっきりつけないと気が済まないというところが、
ららさんのどこかにあるんじゃないかな
というのが少し心配でした。

子どもというのは、病気になることは
もう織り込み済みなんですよね。

これも想定内のこと、日常の中に
ちゃんと組み込んでおかないと、
私たちはその都度狼狽してしまいます。

子どもほどままならないものはないですよね。

私たちは生まれた以上、みんな老いたり、
病んだり、死んだりします。
「生老病死」という人生の4大苦と
仏教で提唱されているものですが、

私たちは、病気とか老いるということも
無意識にですが、自分とは関係のないこと
と切り離してしまうことが多いんです。

運の悪い人だけがなるんだとか、あるいは、
徹底的にコントロールさえすれば病気にもならないし、
老いも死も避けられるんだと。

無意識のうちに徹底的なコントロールをしようと
してしまっている私たちがいます。

この「ままならなさ」というのを受け入れるという、
ここが、ららさんにとっても私たちみんなにとっても、
レッスンなのではないかなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

*川畑のぶこ DVDブック
心理療法家が教える 幸せになるための心の技術

 

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、まのさん(40代・女性・事務社員)
のご相談にお答えします。

【Q】川畑さん、いつもメルマガや動画を拝見し、
勉強になります。

私は今、会社勤めに限界を感じ、個人事業を始めようと思い、
オンラインの起業塾で指導を受けたりしております。
起業に関するSNSや動画などでも勉強させていただいてます。
   
そこで必ず言われるのは、
「まずは行動しましょう」「やってみましょう」なんですが、
私は、「まずやってみる」が怖いです。

もちろん、どんなに素晴らしいレクチャーを受けていても、
「自分がやらないことには何も起こらない」ということは
重々承知しております。

私は、過去にネットワークビジネスの経験がありました。

システム上、たくさんの人をまずは勧誘することで
成り立つビジネスなので、
とにかく、勧誘活動に一生懸命勤しんだのですが、
結果は、私の友人知人は誰一人入ってはくれませんでした。

人数にして20〜30人、期間にして1年以上なのですが、
上の人からは「こんなにたくさんの人に声をかけても一人も
入らないなんてありえない」と怒られました。

もっと説明が上手くなりたくて、
話の上手な人のビデオを丸暗記したり、
いつでも質問に答えられるようにノートにまとめて
持ち歩いたりしていましたが、

ネットワークビジネスそのもののイメージが悪かったり、
友達同士で勧誘するのに否定的な人もいて、
話すら聞いてもらえません。

それも、「努力が足りないからよ!
努力は結果が出てこそ、
結果の出ない努力は努力じゃない」

と、王貞治さんの名言を引き合いに言われました。
(引用「努力は必ず報われる。もし報われない努力が
 あるのならば、それはまだ努力と呼べない」)

私があれだけ嫌な思いしんどい思いをしたことは、
無駄であり、何も頑張っていないということですね。

私より後に始めた人が、何人もの人を
ビジネスの場に引き連れてくるのを見て、
情けなくなりました。

いろいろあって、そのビジネスからは手を引きましたが、
私もタチが悪いのか、やっぱり会社勤めから
抜け出したい思いはまだ残っており、
起業塾を受けることになりました。

しかし、起業を始めても、
動けば動くほど怒られる、否定される、
嫌な思いをするのはやっぱり怖いです。

それよりも、やったことが無駄になるのも嫌です。

こう文章にすると、
甘いことを言っているようで嫌なのですが、
「動くのが怖い」という気持ちとどう向き合えばいいのか?
アドバイスをお願い致します。

【A】40代で、これからまた次の人生をスタートするのには
いい時期かもしれませんよね。

会社勤めに窮屈さを感じて、
何か自分自身で仕事を始めたいという動機を
お持ちになる方も多いかと思います。
  
まのさんも、そういった動機から
まずネットワークビジネスを始めてみた、
でもなかなかうまく機能しなかったとのこと。

物事にはなんでも向き不向きがあります。

まずは、まのさんにとってネットワークビジネスは
向いているのか、そうでないのか、見ていくとよいでしょう。

また、「動くのが怖い」ということに関してですが、

起業するということの意味、雇われの身ではなく、
自分一人で事業を切り盛りしていくという場合に
必要になってくる行動や思考についても、

今一度、考えてみることをお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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Q:会社の人間関係に悩んでいます。

勤務している会社は旧体質な風土があり、
はっきり言うと男性上位社会です。

男性管理職からの印象がよいほど
女性は評価が高くなるという面があります。

またコンプラ違反があったとしても
馴れ合いで何もなかったことになります。
女性管理職は男性管理職に
右に倣えの状態です。

そのような会社の風土に馴染めず、
嫌悪感すら感じることもあり、
特に高圧的な男性管理職には反発心を強く感じます。

実は幼少期に父から言葉と力の暴力が頻繁にあり
憎んでいた時期がありました。

母からも、あんたさえ生まれてなければ、
という言葉を投げられたりで
両親の不仲の板挟みのような時期が
20代半ばまで続きました。

親との関係は改善してはいるのですが、
会社で高圧的な男性管理職に対して
冷ややかな態度をしてしまいます。

ある人からは幼少期の影響だと言われましたが、
円満な人間関係を築くことが出来るのでしょうか。

【ゆみ・50代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

父親による、身体的・精神的暴力に耐え、
不仲なご両親のあいだで窮屈な思いをして
育ったゆみさんなのですね。

とてもお辛かったことと思います。

そして、その苦しみをともなう関係性が、
今の男性上司に投影されて、過剰に反応してしまい、
円満な人間関係を形成する妨げになっていると
感じていらっしゃるのですね。

まず、職場でのジェンダーの差別や
コンプライアンス違反に対しては、
それらを許容する必要はありませんし、
そのような状態に麻痺して
波風立てないようにする必要もありません。

子どものときのトラウマがあり、
それを繰り返し感じないようにしたい
というお気持ちは分かります。

でも、暴力や差別に慣れてはいけません。

暴力や差別には声を上げなければいけないのです。

円満に関しては、ゆみさんの場合、それらの間違いを、
いかに円満に伝えることができるかが
チャレンジになってくるのではないでしょうか。

企業風土が男性優位である場合、
真っ向から間違いを正すと、向かい風が強くなり、
不要にエネルギーを消耗してしまうかもしれません。

その代りに、横並びの姿勢で、
このようなことがあり、どうして良いかわからず、
困っていると相談し、助けを求める姿勢を育んでみます。

当事者に対して伝える必要もなく、
人事担当者に伝えます。

もちろん、人事担当者も男性優位主義が
染み付いてしまっている人かもしれませんが

少なくとも、仕事としてそれらに取り組まなければ
いけないことは理解していますし、
声が上がれば対応せざるを得ません。

「ちゃんとしてください!」ではなく
「いったいどうしたら良いでしょうか?」と問うてみて、
相手に答えを出させます。

この場合、企業の役員であれば
常識的な答えを出さざるを得ません。

そのことで、ゆみさん個別の話しとしてではなく、
全体に対して注意喚起の連絡が入ることになるかと思います。

その後も現場で似たような事象が起きるなら、
「それはハラスメントですよ!」とか
「違反ですよ!」とかと言う代りに、

「私は今の言動で心が痛みました」とか
「これは違反にならないか
 心配になりましたが大丈夫でしょうか」
などと確認をするような姿勢で
マイルドに気づきを促すようにしてみます。

主語を「あなた」ではなく「私」にして話してみます。

そのことで、
相手も過剰に防衛的、または攻撃的にならずに、
冷静に対応ができるようになるかもしれません。

このように、気がかりなことを伝えるときは、
相手に怒りをぶつけるのではなく、
困っているので助けてほしいという依頼をする姿勢で
伝えることを心がけてみてください。

そのような行動を取ることで、
ゆみさんは不要に戦わずに済みますし、
間違いや違反に対して毅然とした態度を取ることで、
自分を大切にする姿勢が育めるでしょう。

親や上司や周囲がどうであれ、
私は私をないがしろにせず、
きちんと丁寧に対応するのだという、
自己効力感が育めることはもっとも大事なことです。

どうかゆみさん、ご自身を大切にされてください。
  
ーーー

  
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Q:初めまして。
52歳、地方の市役所に勤めて34年になります。

職業柄出来て当たり前、
間違いは許されない、というお仕事で、

最近は中間管理職にもなり、
仕事の管理や部下との関わりもさらに多くを求められるけど、
報われない毎日を過ごしています。

おそらく人との関わり方が上手ではないのかなと思います。

やらなきゃと気合いが入りパワハラと言われてしまい、
やる気がダウンしてます。

辞めるにも手に職があるわけでもなく、
と言い訳しながら毎日お仕事に励んでいます。

辛い毎日から脱出するための考え方などありましたら、
アドバイスいただきたくお願いします。

【玖美・50代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

上からも下からも求められることが多くなる
中間管理職ならではの、
玖美さんの苦悩が伺えます。

ミスが許されない現場となればなおさら、
その重責に押しつぶされる思いなのでしょう。

そのような現場で
34年も勤めていらっしゃる玖美さんですから、
優秀であることは間違いないでしょうし、

その分、周囲の期待も大きくなるのではないでしょうか。

玖美さんが50代ということであれば、
「気合い」や「忍耐」や「根性」に馴染みが深く、
それらに美徳を見出す昭和世代かと思います。

現代であれば過度と言わざるを得ない叱責も、
当時であれば先輩や目上の人々の厳しさによる
愛のかたちと受け止めていたこともあると思います。

そのような関わりを無意識のうちに体得し、モデリングして
部下と関わっていることも多いのではないでしょうか。

このように健全な関わり方を学ぶ機会が与えられなかった
という意味では、玖美さんも社会の犠牲者であると思います。

ハラスメントは相手の受け止め方や感じ方にもよるので、
当時であれば良かれと思っての言動で許されていたことが、
現代では明らかにルール違反となり指摘されることもあるでしょう。

いったいそれは業務上の適切な指導や指摘だったのか、
それとも人格や尊厳を傷つける要素が含まれているのか、

自身をモニタリングしながら相手を尊重して
丁寧に関わることは大切となってきます。

ハラスメントは従業員の士気を低め、
パフォーマンスを低下させてしまいます。

管理職になったことを機会に、時代に適応するべく、
健全な関わり合いを再度学習する機会が与えられている
と受け止め、

心のオープンさと謙虚さを、また好奇心をもって
職場のコミュニケーションや関わり方を学んでみてください。

ハラスメントに関しては、2022年に
パワーハラスメント防止措置が全企業に義務付けられました。

これに伴い、政府からも
動画を含む、学習ツールが提供されています。

以下に厚生労働省の資料のリンクを
いくつか貼っておきますので
お時間の許すときにぜひ学んでみてください。

【動画で学ぶハラスメント】
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/movie/

【パワーハラスメント資料】
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000611025.pdf

また、職場ではストレスが溜まることも多いと思いますので、
玖美さんがリラックスしたり楽しんだりする時間を
積極的に、そして日常的にとるように心がけてください。

私たちは辛いことがあっても、
その分安らぎや楽しさがあればバランスが保てます。

仕事人間の真面目な人は、
すべての問題を解決してからでないと
休んだり、くつろいだり、楽しんだりしてはいけないと考えがちですが、

ときに問題を解決するためにも
心身のチャージが優先されることもあることを知ってください。

リラックスしたり楽しんだりする自分自身の時間は、
私たちをクリエイティブにしてくれますし、
未来に対して前向きな気持にさせてくれます。

それは友との時間かもしれませんし、
自然と触れ合う時間かもしれません。
また、自分が関心のある分野の探索かもしれません。

ぜひ、玖美さんが心のときめきを持てることに
勤しむ時間をつくってください。

私たちは自分自身に優しくなれると、
自然と相手にも優しくなれるものです。

この優しさは、ときに
厳しさよりも相手を動かすパワーとなり得ます。
優しさとは弱さではなく強さなのです。

ぜひ優しさを大切に
これからもお仕事をがんばってください。

ーーー

★自分自身に優しく生きる〜マインドルフネスデー
 (川畑のぶこファシリテーター)

in 関西(2月26日)
https://mindfulness2023-02.peatix.com
in 九州(3月26日)
https://mindfulness2023-miyazaki-3.peatix.com

※こちらは NPOハートシェアリングネットワーク様の主催です。

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