仕事・職場

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Q:会社の人間関係に悩んでいます。

勤務している会社は旧体質な風土があり、
はっきり言うと男性上位社会です。

男性管理職からの印象がよいほど
女性は評価が高くなるという面があります。

またコンプラ違反があったとしても
馴れ合いで何もなかったことになります。
女性管理職は男性管理職に
右に倣えの状態です。

そのような会社の風土に馴染めず、
嫌悪感すら感じることもあり、
特に高圧的な男性管理職には反発心を強く感じます。

実は幼少期に父から言葉と力の暴力が頻繁にあり
憎んでいた時期がありました。

母からも、あんたさえ生まれてなければ、
という言葉を投げられたりで
両親の不仲の板挟みのような時期が
20代半ばまで続きました。

親との関係は改善してはいるのですが、
会社で高圧的な男性管理職に対して
冷ややかな態度をしてしまいます。

ある人からは幼少期の影響だと言われましたが、
円満な人間関係を築くことが出来るのでしょうか。

【ゆみ・50代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

父親による、身体的・精神的暴力に耐え、
不仲なご両親のあいだで窮屈な思いをして
育ったゆみさんなのですね。

とてもお辛かったことと思います。

そして、その苦しみをともなう関係性が、
今の男性上司に投影されて、過剰に反応してしまい、
円満な人間関係を形成する妨げになっていると
感じていらっしゃるのですね。

まず、職場でのジェンダーの差別や
コンプライアンス違反に対しては、
それらを許容する必要はありませんし、
そのような状態に麻痺して
波風立てないようにする必要もありません。

子どものときのトラウマがあり、
それを繰り返し感じないようにしたい
というお気持ちは分かります。

でも、暴力や差別に慣れてはいけません。

暴力や差別には声を上げなければいけないのです。

円満に関しては、ゆみさんの場合、それらの間違いを、
いかに円満に伝えることができるかが
チャレンジになってくるのではないでしょうか。

企業風土が男性優位である場合、
真っ向から間違いを正すと、向かい風が強くなり、
不要にエネルギーを消耗してしまうかもしれません。

その代りに、横並びの姿勢で、
このようなことがあり、どうして良いかわからず、
困っていると相談し、助けを求める姿勢を育んでみます。

当事者に対して伝える必要もなく、
人事担当者に伝えます。

もちろん、人事担当者も男性優位主義が
染み付いてしまっている人かもしれませんが

少なくとも、仕事としてそれらに取り組まなければ
いけないことは理解していますし、
声が上がれば対応せざるを得ません。

「ちゃんとしてください!」ではなく
「いったいどうしたら良いでしょうか?」と問うてみて、
相手に答えを出させます。

この場合、企業の役員であれば
常識的な答えを出さざるを得ません。

そのことで、ゆみさん個別の話しとしてではなく、
全体に対して注意喚起の連絡が入ることになるかと思います。

その後も現場で似たような事象が起きるなら、
「それはハラスメントですよ!」とか
「違反ですよ!」とかと言う代りに、

「私は今の言動で心が痛みました」とか
「これは違反にならないか
 心配になりましたが大丈夫でしょうか」
などと確認をするような姿勢で
マイルドに気づきを促すようにしてみます。

主語を「あなた」ではなく「私」にして話してみます。

そのことで、
相手も過剰に防衛的、または攻撃的にならずに、
冷静に対応ができるようになるかもしれません。

このように、気がかりなことを伝えるときは、
相手に怒りをぶつけるのではなく、
困っているので助けてほしいという依頼をする姿勢で
伝えることを心がけてみてください。

そのような行動を取ることで、
ゆみさんは不要に戦わずに済みますし、
間違いや違反に対して毅然とした態度を取ることで、
自分を大切にする姿勢が育めるでしょう。

親や上司や周囲がどうであれ、
私は私をないがしろにせず、
きちんと丁寧に対応するのだという、
自己効力感が育めることはもっとも大事なことです。

どうかゆみさん、ご自身を大切にされてください。
  
ーーー

  
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Q:初めまして。
52歳、地方の市役所に勤めて34年になります。

職業柄出来て当たり前、
間違いは許されない、というお仕事で、

最近は中間管理職にもなり、
仕事の管理や部下との関わりもさらに多くを求められるけど、
報われない毎日を過ごしています。

おそらく人との関わり方が上手ではないのかなと思います。

やらなきゃと気合いが入りパワハラと言われてしまい、
やる気がダウンしてます。

辞めるにも手に職があるわけでもなく、
と言い訳しながら毎日お仕事に励んでいます。

辛い毎日から脱出するための考え方などありましたら、
アドバイスいただきたくお願いします。

【玖美・50代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

上からも下からも求められることが多くなる
中間管理職ならではの、
玖美さんの苦悩が伺えます。

ミスが許されない現場となればなおさら、
その重責に押しつぶされる思いなのでしょう。

そのような現場で
34年も勤めていらっしゃる玖美さんですから、
優秀であることは間違いないでしょうし、

その分、周囲の期待も大きくなるのではないでしょうか。

玖美さんが50代ということであれば、
「気合い」や「忍耐」や「根性」に馴染みが深く、
それらに美徳を見出す昭和世代かと思います。

現代であれば過度と言わざるを得ない叱責も、
当時であれば先輩や目上の人々の厳しさによる
愛のかたちと受け止めていたこともあると思います。

そのような関わりを無意識のうちに体得し、モデリングして
部下と関わっていることも多いのではないでしょうか。

このように健全な関わり方を学ぶ機会が与えられなかった
という意味では、玖美さんも社会の犠牲者であると思います。

ハラスメントは相手の受け止め方や感じ方にもよるので、
当時であれば良かれと思っての言動で許されていたことが、
現代では明らかにルール違反となり指摘されることもあるでしょう。

いったいそれは業務上の適切な指導や指摘だったのか、
それとも人格や尊厳を傷つける要素が含まれているのか、

自身をモニタリングしながら相手を尊重して
丁寧に関わることは大切となってきます。

ハラスメントは従業員の士気を低め、
パフォーマンスを低下させてしまいます。

管理職になったことを機会に、時代に適応するべく、
健全な関わり合いを再度学習する機会が与えられている
と受け止め、

心のオープンさと謙虚さを、また好奇心をもって
職場のコミュニケーションや関わり方を学んでみてください。

ハラスメントに関しては、2022年に
パワーハラスメント防止措置が全企業に義務付けられました。

これに伴い、政府からも
動画を含む、学習ツールが提供されています。

以下に厚生労働省の資料のリンクを
いくつか貼っておきますので
お時間の許すときにぜひ学んでみてください。

【動画で学ぶハラスメント】
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/movie/

【パワーハラスメント資料】
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000611025.pdf

また、職場ではストレスが溜まることも多いと思いますので、
玖美さんがリラックスしたり楽しんだりする時間を
積極的に、そして日常的にとるように心がけてください。

私たちは辛いことがあっても、
その分安らぎや楽しさがあればバランスが保てます。

仕事人間の真面目な人は、
すべての問題を解決してからでないと
休んだり、くつろいだり、楽しんだりしてはいけないと考えがちですが、

ときに問題を解決するためにも
心身のチャージが優先されることもあることを知ってください。

リラックスしたり楽しんだりする自分自身の時間は、
私たちをクリエイティブにしてくれますし、
未来に対して前向きな気持にさせてくれます。

それは友との時間かもしれませんし、
自然と触れ合う時間かもしれません。
また、自分が関心のある分野の探索かもしれません。

ぜひ、玖美さんが心のときめきを持てることに
勤しむ時間をつくってください。

私たちは自分自身に優しくなれると、
自然と相手にも優しくなれるものです。

この優しさは、ときに
厳しさよりも相手を動かすパワーとなり得ます。
優しさとは弱さではなく強さなのです。

ぜひ優しさを大切に
これからもお仕事をがんばってください。

ーーー

★自分自身に優しく生きる〜マインドルフネスデー
 (川畑のぶこファシリテーター)

in 関西(2月26日)
https://mindfulness2023-02.peatix.com
in 九州(3月26日)
https://mindfulness2023-miyazaki-3.peatix.com

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Q:30年間、絵画造形教室を主宰しています。

この数年、丸投げ(ご家庭との連携ができない)
の保護者が増え困っています。

特に手のかかる1年生の女児がおり
その子がいうには
「家では危ないから汚いからと制限されている」
とホッチキスも家では使えないというので

「もう安全に使えますので
 ご自宅で自由に使って大丈夫です」
とお伝えしたところ

「共働きで忙しく家では出来ないから通わせているのに
 家でもと強制されるのはおかしい」や、
「紐の結び方や基本的な躾までできるまで教えて欲しい」
など主旨とは違うことを要求してくる保護者の対応に
悩んでいます。

「忙しいからみてやれないから任せて何が悪い?
 お母さんが全て躾けないといけないのか?」

挙句、先生方スタッフの言葉使いまで
(子供がそう言っていたと)指摘。

お辞めいただきたのですが
その言葉かけ次第でお子様に被害がいきそうで。

どのような声かけが安全に子どもを守れるのか
悩んでいます。

【カラー・50代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

無理難題を押し付けてくる保護者さんがいる中で、
可能な限り対応しようとするからこそ生じる
カラーさんの苦しみと誠実さが伺えます。

共働き時代は、昔と比べて
習い事との関わりも
多様になってきていることと思います。

厚生労働省の統計によると、
1980年代では男性雇用者と妻が無業の世帯
は1114万世帯であるのに対して
共働世帯は614万世帯でした。

2000年ではそれが約半々になり、
2019年では完全に逆転して
男性雇用者と妻が無業の世帯は582万世帯、
共働きが1245万世帯となりました。

このような社会情勢を受けて、
家庭で保護者が子どもに手をかける時間というのは
圧倒的に少なくなっているのは
間違いないことと思います。

子どもの習い事のサービス内容も
そのような時代の流れとともに
変遷をたどっていることと思います。

市中にはお受験教室のように、
絵画にプラスして紐結びやしつけなども対応する
ような教室も出てきているのであれば、

そのような期待をもって
お子さんをカラーさんの教室に通わせる保護者も
いるのかもしれませんね。

かくいう私自身も、息子を
学童代わりにさまざまな習い事に通わせていた口で、
自宅では予習復習などまったくせず
(見てあげる暇もなく)、

毎回その場ですべて完結でお願いしますという
スタイルであったため、
先生方にリクエストや文句こそ言わないものの、
カラーさんのお悩み内容は耳が痛く申し訳ない思いです。

保護者との関わりに関しては、
教室の趣旨と保護者の求めることが明確に異なるので
あれば、そのことを丁寧に伝えることは大切です。

どちらが正しいかという議論に持ち込まず、
単純に提供できるものとできないものを
明確化するだけです。

その際、趣旨が異なることに加えて、

「そのような内容を現行の内容にプラスで
 提供して期待に添えたらよいのだが、
 申し訳ないが現状ゆとり(あるいは能力)不足で
 期待に添えない」

と、率直にかつ謙虚に伝えると良いと思います。

また、しつけや紐結びなど教えてくれる教室情報が
あるなら、あらかじめ準備しておき、
そのようなところの情報提供や紹介をしてあげると
良いのです。

なければ、探したが見つけられず、
どうかご自身でお探しくださいと
お伝えすると良いと思います。

そのことで、親のニーズや子どものことを
誠実に寄り添おうとしてくれていることが
伝わると思いますし、

教室運営の自己正当化をしているわけではなく、
単純に提供しているものが違うのだということ、
ワケわかっていますよ、ということを
明確に示せます。

もし、カラーさんにある程度のゆとりができたなら、
近年の社会的なニーズの変化に
ご自身の教室が対応可能かどうかの検討を
してみるのも良いかもしれません。

躾とまではいかなくても、
紐結びくらいはいけるかな?など。

変わるということは、新たな価値観を身に着け
しなやかに善処することであり、
決して過去の自分の価値観を否定することでは
ありません。

過去の保護者の価値観のフレームを
現代の保護者に当てはめ続けると、おそらく
怒りや徒労感に苛まれてしまうことと思います。

保護者の要請の中にはモンスターペアレントや
クレーマーのようなものもあるかもしれませんが、

もし似たような人が増えてきている場合は、
もしかしたら、新たなマーケット開拓のチャンス
があるのかもしれないと切り替えて、
自分が提供できるものを見直すのもひとつです。

そのことによって、自分ができる範囲で、
現代人がかかえる問題を解決できたり、
喜びを与えたりすることができたなら
素敵かもしれませんね。

どうか無理はされずに、同時に好奇心をもって、
状況の分析をしてみてください。

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、しろみさん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】いつもYouTube配信をありがとうございます。
川畑さんのお話はさわやかで、分かりやすいです。

私はフルタイムのパート、41歳、実家暮らしです。
友達もいない、パートナーもいません。
生きていく自信がないことが悩みです。

私はパートでしか働いたことがありません。

人と関わるのが苦手で、長時間労働する体力がないので、
正社員は務まらないと思い、パートで働くことを選びました。

これからの時代は雇われる働き方がなくなり、
自営業をするか、自給自足の生活に変わっていくと思います。

両親も高齢だし、会社にも両親にも頼れなくなるから、
自立するしかありません。

でも、こんな弱い私が自立できるとは思えないし、
これからの時代を生きていく自信がありません。

不安で不安でいっぱいです。
どんな困難でも生きていけるような強さが欲しいです。

私が、たくましく生きていけるようなアドバイスがありましたら
教えて欲しいです。よろしくお願いいたします。

 
【A】40代に入って、ご両親も高齢になり、
経済的にもずっと頼りにすることができなくなって、

しろみさん自身が自分の足で立って
歩んでいかなければ…という焦燥感がおありなのですね。

体力的に長時間労働が続かないとのことですが、
正社員でなくパート勤務であったにせよ、
これまで仕事を続けて、
経済的にもちゃんと稼いで生活してきたわけですよね。

それは自信を持って良い部分ですから、
まずは、ご自身をきちんと評価してあげてください。

そして、体力の有無には個人差があります。
長時間労働しても全く支障のない人もいれば、
すぐに疲れてしまう人もいます。

ご自身の体力や適性を踏まえて、
身体的な負担がかからずに比較的長く働ける仕事を
今から見つけたり、
これから数年かけて何か資格を取っていくということも
できるかもしれません。

「もう41歳」と捉えるのか「まだ41歳」と捉えるのかは
しろみさん次第。

ここから何か新しい視点を持って、ご自身の働き方や
人間関係の築き方、ひいては人生全体を考える、、、
そんなタイミングにきているのかもしれませんね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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Q:川畑先生、毎週楽しみに拝読しております。

私は、周りから八つ当たりされやすいと思っています。

と言っても職場に限ったことですが、
特に、上の立場の人に
イライラをぶつけられることが多く、周りの同僚にも
八つ当たりされやすいね、と言われます。

「甘えてるんだわ」と慰めてくれる人もいますが、
私はかなり傷ついていて、
言葉が胸にグサッと刺さった感じで、
家に帰ってからも落ち込んだりしています。

家では夫と2人暮らしで、
夫は穏やかな人なのでそれが救いです。

八つ当たりされるのにも
理由があるのだろうか?と悩んだり、
何とか早く立ち直れるようになりたいと思います。

相手の言葉に対して、
できるだけ傷つかずに済む方法はないのでしょうか?

人と接するのが怖いです。

【パンジー・50代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

きっと誰にでも優しく接するパンジーさんなのでしょうね。

相手に配慮しているにも関わらず、
理不尽な対応を受けるのは心が深く傷つくことと思います。

同僚が言うように、
おそらく上司がパンジーさんに甘えているのでしょうね。

八つ当たりされやすい人というのは、
相手がそうしやすい(しても何もしてこない)
何でも大目に見て受け入れてもらえると
思われている可能性が高いです。

反発したり仕返ししそうな人には面倒なので
あえてそのような態度は取らないはずです。

そうであれば、八つ当たりを受け入れず
抵抗する姿勢を見せることは
パンジーさんの課題になるのではないでしょうか。

とはいえ、パンジーさんが上司にされたように
理不尽な仕返しをするということではありません。

そうではなく、パンジーさんが上司の態度に対して
毅然とした態度で臨むということです。

ハラスメントには立ち上がる姿勢が必要です。

具体的には、まずシンプルに、丁寧に、
パンジーさんの気持ちを言葉で表すと良いと思います。

「私はそのようなことをされる(言われる)と
心が傷つくのですが、なぜそのようなことをする(言う)のか
 理由を教えていただけませんか?」

という具合にです。

万一相手の言動に正当な理由があれば、
パンジーさんはそれを聞き、
場合によっては自身を振り返って
正すことは正せば良いだけですが、

ほとんどの場合正当な理由などありませんから、
相手は戸惑うはずです。

伝えるときは、あくまでも自分のフィーリングを伝え、
相手を理解したいという姿勢で伝えます。

相手を貶めたり罵る必要はありません。

他にも、

「〇〇さんの私への態度は
 他の人とは違うように感じるのですが、
 なにか理由がありますか?」

などでもよいでしょう。

いずれにせよ、パンジーさんが上司の態度は
そのままでは受け入れられませんよ、
という意思表示が必要ということです。

このような変化を起こすことで、
上司の八つ当たりがなくなる可能性もありますし、

たとえ上司の態度が変わらなくても
パンジーさんがハラスメントに屈することなく、
自分を大切にするという立場を取ることは

パンジーさんの自己肯定感を高めますし、
パンジーさんの日々を豊かにするでしょう。

「私はハラスメントに値する人間ではありません」
「私は大切にされるべき人間です」

という毅然とした態度で、
まずパンジーさんが、ご自身に向き合い、
そして相手に向き合ってください。

応援しています!

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ぐぅちゃんさん(50代・女性・パート主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】もうすぐ56歳になるパート主婦です。

夫、21歳長女、18歳長男とねこの5人暮らしです。
家事が苦痛です。
本当にうんざりしています。
特に夕方4時半からの洗濯物たたみ、掃除、
夕飯の支度、片付け、洗濯、洗濯干しと、
パートのあとも7時間労働です。
しかも家族の帰宅時間がバラバラで、
その都度あたためたりする手間で、
やりたいことがなにもできません。
夫と長女は少し家事を手伝ってくれますが
それはあくまで手伝い。
メインは私がやることというスタンスです。
永遠に続くこの家事地獄に
絶望感を感じています。
起きればまた朝食、
弁当作りにバタバタするのかと思うと、
それだけの自分に自己肯定感が下がります。
断捨離をしたくても、
またできなかったとイライラが募ります。
やりたいことや夢があるのに、
家事に忙殺されている現状。
夫や子どもたちはやりたいことをやっています。
その都合のフォローをする役割が
妻、母親だと思っていましたが、
もうそれはやめたいのです。
自由になりたいのです。
1人になりたいのです。
自分のためだけに生きたいのです。
【A】ぐぅちゃんの切実なお悩みです。
自分の時間がないということですよね。
私たちはみんな自由が大切ですし、
それを求めるのは当然です。
ただ、もうすべてを手放して
一人になりたいと思ってしまっているのは、
全か無か思考になってしまっている状態。
ぐぅちゃんが、それほどまでに
追い詰められているというか、
もしかしたら、自分自身を
追い詰めてしまっているかもしれません。
私からのアドバイスは2つあります。
1つは、家事との関わり合い方について、
今一度、考え直してみること。
もう1つは、ぐぅちゃんのニーズを適度に、
健全に、ご家族に伝えること。
正式に場を設けてコミュニケーションして、
理解と協力を仰ぐことはとても大切です。

 

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、れこさん(40代・女性・エステサロンオーナー)
のご相談にお答えします。

 
【Q】美容サロンを一人で始めた頃、
友達がアルバイトで入ってきました。

その子とは休みの日も一緒に過ごしたり、
何をするにも一緒に過ごしてきました。

その子といると新しい事にもチャレンジできたり、
お店も明るくなったりで、
そのうち甘えが出てきて、任せっきりになってきました。

そんな彼女が突然
「辞めたくはないんだけど、家庭の事情もあって」
と、退職しました。

お金が必要になったという彼女に、
私の小さなサロンではお給料を何万円も
上げてあげることができるかどうか、
できるともできないともはっきり答えが出ないうちに、
彼女としては、い続けることは無理だと判断し、
退職することにしたようです。

突然のことでもあり、また、
私は自分がその子に執着してしまっていることに気付き、
心にポッカリ穴が空いてしまい、不安でたまらなくなり、
不安やパニックの薬をまた服用することになりました。

しかたのないこと! 強くなれ! 頑張れる! 大丈夫! 1人は楽! 
などと言い聞かせているのですが、
2人だからチャレンジできて、行動できていたので
一人になった今、不安でたまりません。

私は特定の人がそばにいないとダメな性格のようで、
弱くて芯がなく、自分が嫌になります。

どうしたらよいのでしょうか。助けてください。

 
【A】れこさんとご友人との友情、絆が
強いがゆえの苦しみであり、不安ですね。

人生にはいろいろな出会いやご縁があり、
そして、物事は変化変容していきます。
無常ですね。

その中で、 一定のつながりをずっと保っていくものもあれば、
時に切れたり、またつながったりしながら続いていくものもあります。

ご縁というのは、なかなか自分の意志で
コントロールできないところがありますね。
天の采配のような部分もあると思います。

 
今回のれこさんの場合、ご友人とは
「友達」としての関係と「仕事仲間」としての関係の両方が
おありだと思いますが、

「仕事」は、収入源という意味で、
従業員であるご友人の「生活」に密接に関わっていますから、
その時々、状況やパワーバランスを見ながら
付き合い方を調整していく必要があります。

経営者としての姿勢が問われる部分でもありますね。

また、今回の別れには、もしかすると、
れこさんが次のステージに進むための学びが
含まれているのかもしれません。

ぜひ、そんな視点も大事にしてみてください。

続きは、ビデオでお話しします……

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20221031

FROM 川畑のぶこ

今日は、もんきちさん(50代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】
はじめまして。
メルマガをいつも拝見しています。

このような場で悩みごとを打ち明けるのは初めてなのですが、
苦しくなってしまいましたので、ご相談することにしました。

50代、独身、母と2人暮らしです。
私が、母を支えて働いています。

友人の紹介で、今年の2月から
ゴルフ場のキャディの仕事で
正社員として採用していただき働いていましたが、
休みがうまく取れず、頑張りすぎたせいか、
痩せて体調を少し崩してしまいました。

お世話になっている方が心配して
その方の会社に転職を薦めてくださり、
土木工事の会社でしたが、
ほとんど事務作業か現場の確認作業なので
身体的には楽だから大丈夫とのお話でしたので転職し、
6月からお世話になることにしました。

入社してみると、担当する仕事がないので
ほとんど土木作業のお手伝いになってしまい、
外国から研修で来ている若い男の子に混ざって働いています。

体力的に厳しいので紹介してくれた方に相談したのですが、
もう少しすると新しい現場で楽だから、
資格を取ればお給料も上がるから、
根性で頑張れ、と励ましてくださいます。

現場作業は体力的にかなり辛いのですが、
必死で頑張ってしまうため体力はあると思われています。

でも実際は、じんましんや熱中症になったり、
休みの日はほとんど寝ています。

体力がもたないのですぐにでも辞めたいのですが、
紹介してくれた方に迷惑をかけてしまうのが心配で、
なかなか言い出せません。

辞めて楽になりたい気持ちがある一方で、
その方に言われたとおり、仕事が楽になるのを待ちながら
このまま頑張り続けた方が良いのかと思う自分もいて、
決断ができずにいます。

川畑さんの視点でのアドバイスをいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

 
【A】
もんきちさんの、義理や誠実さを大切にする
お気持ちがよく伝わってきます。

ものすごく責任感がある方なんでしょうね。
そして頑張り屋さん。
頑張りすぎ屋さんかもしれないですね。

だから、そのお知り合いの方は、
もんきちさんのことをすごく信頼して、
安心して紹介してくれたのだと思います。

当初言われていたことと実際の現場の仕事内容が
違うことについては、縁故採用だと、
良くも悪くも細かいことまで取り決めがされず
なぁなぁになってしまうことはありがちかもしれませんね。

ただ、前回の仕事も体力的にきつくて
体調を管理したいために今回の仕事に転職されたとの
ことですから、そこはご自身の体と心を第一に考え
動いていただきたいなと思います。

言われた通りに何でもやることが誠実さではありません。

もんきちさんにはぜひ「自分の意見を伝える」「交渉する」
という課題に取り組んでいただきたいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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20221010

FROM 川畑のぶこ

今日は、kyokoさん(50代・女性・教員)
のご相談にお答えします。

【Q】
小学校の50代音楽教師です。

先日、校長から、あなたは
来年度の人事構想に入っていないから
年度末に異動するようにと言われました。

指導力の改善が見られない。
高学年児童が反発している。
何人かの先生方があなたに対して、
話が長くて困ると悩んでいる。
など、悪いことばかり列挙してきます。

好き嫌いの激しい方で、嫌いな教師は、
挨拶しても無視することも度々です。

校内は、毎年4クラスほど学級崩壊、
その他器物破損、いじめ、怪我事故多数。
教員集団の姿と生徒の姿がリンクして見えます。

素晴らしいと思う教員は、
すぐ異動してしまうか、途中退職か、
病休が続出しています。この校長が
赴任してから急におかしくなっています。

また、学級崩壊した担任の場合は、
お気に入りだと庇い、異動もさせません。
どんなに指導がめちゃくちゃでもです。

崩壊したクラスに補助で入り
一生懸命やっていますが、
それは認めないようです。

今までも、さんざん貢献しているのに
気に入られず、使い倒されて使い捨てられ、
解雇、異動させられた教員を見てきました。

先日カウンセリングを受けたところ、
校長は、人格障害か発達障害の可能性も
あるかもしれないと言われました。
それで多少あきらめがついたものの、
やはりあまりにも理不尽な扱いです。

私の苦情を言っている教員も、本当に
いるか怪しいですが、中心人物達に
嫌われているのは分かっているので、
なるべく職員室では必要以上に話さない、
関わらないようにしています。

仲良しの方々とは話しますが、
おそらくそれが嫌なのかもしれません。

つまり、私の存在自体が嫌な人々に
発言権があり、改善しようがどうしようが、
とにかく排除したいため、
あら探しをされていると思います。

高学年の生徒の反発も、
担任たちが助長したり、
誘発したりしている面も少し見られます。

異動するにしても
爽やかな気分で出発したいですが、
理不尽過ぎてその前に病休になりそうです。

考えをきちんと整理し、
自分に自信を取り戻したいです。

 
【A】
今、教育現場は本当に大変ですよね。

先生の数やマンパワーが
生徒さんの対応に追いついていない所が
多いという話はたくさん聞きます。

校長にパワハラの傾向があるとのこと。

kyokoさん以外にも、同じような対応・待遇
を受けている先生たちがいらっしゃるのでしょうか。

そうだとすれば、
これはもう著しい人権侵害になります。
あってはいけないことですね。

だから、まずkyokoさんは、
これに耐える必要はないということを
覚えておいてください。

パワハラや暴力を我慢できるように
強くなる必要は全くありません。

考えを整理したいということですが、
整理するとすれば、
まずこれが本当にパワハラであるのあれば、
ここには立ち上がるのか、

それとも、立ち上がるエネルギーもないほど
疲弊しているのであれば、
一旦休むということも大事です。

kyokoさんが立ち上がることができるので
あれば、いちばんいいのは、
第三者が介入していくことです。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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20220912

FROM 川畑のぶこ

今日は、キナリさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】
いつも川畑先生の動画を拝聴し、
どんな悩みにも誠実で丁寧に返される言葉に
感銘を受けています。

今回はご近所さんのことで
相談させていただきます。

私は嫁いでから20年近くになり、
一軒家に住んでいます。

そのお隣の家の庭の柿の木が
うちの庭にまで枝がまたいでおり、
秋には柿の実が庭につぶれて
落ちてくることがあります。

うちの方はコンクリートなのですが、
つぶれた柿で黒ずんでしまいます。

以前、その柿の枝の下に
うちの物置がありました。

その屋根に柿の実が落ち、腐り、
物置の中まで汁が入ってきて、
中でゴキブリが大量発生し、
中にあったアルバムなどが無残な状態に
なり処分したことがありました。
そのことがきっかけで物置を移動しました。

そして先日、今度はサイクルポートを
元、物置があった場所へ設置しました。
やはり柿の実がポートの屋根に落ちていました。

今までお隣さんは気にして
枝を切ってくれてはいたのですが、
はしごに上り、ノコギリで手作業でやっていて、
なかなか十分には取り切れないのが現状です。

今回、初めて主人がお隣さんに催促して
やってはくれましたが、 それでも
実のついた枝がこちら側にきています。

うちで高枝切狭を買って切ることも
考えたのですが、いざ買おうとすると、
「どうしてうちが買わなければならないのか」
と思ってしまい、躊躇しています。

お隣さんとは他は良い関係なので、なるべく
関係を悪くしたくないのが正直なところです。

関係を崩さずに、こちらの思いも
スッキリできる方法はないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

 
【A】
キナリさんもご主人さんも、
周囲に対してとても気配りがおありで、
相手の立場に配慮しながら
ご近所さんづきあいをされてきたのですね。

ただ、物置の中にゴキブリが大量発生してしまった
というのは、とても大きな災難ですよね。

これはご近所さんにお伝えしたのでしょうか。

もし伝えていないのであれば、
おそらくお隣さんは、
日頃から柿の実が落ちてしまうことで
迷惑をかけているだろうということは、
ある程度はわかっていると思うのですが、

このような最悪な事態が起きてしまって、
キナリさん達が「いかに困っているか」という
程度や緊急性については、
理解されていない可能性が高いと思われます。

今後の関係性を悪化させずに伝える方法は
ちゃんとありますので、安心してくださいね。

続きは、ビデオでお話しします……

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