心のケア・精神の悩み

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ななさん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】お子さんたちのこと、そしてご自身のことにも
すごく真面目に向き合っていらっしゃる
ななさんの様子が伝わってきますね。

高校生の頃から生きづらさを感じて
その後うつ病になったこともあったとのこと、
ななさん自身、少し自己批判が強すぎるのかな
と思いました。

もちろん、私たちは社会的な動物ですから、
人生を歩む上で、自分自身を振り返って、
時として自己批判的な姿勢になることはあります。

自分に至らなかったことがなかったかなとか、
改善することがないかなと、
反省するのはいいことです。

でもこれが「自己批判」ではなく
「自己否定」になってしまうと、
辛い人生になってしまいますね。

ななさん自身、お子さんとの関わりに関して、
子どもそのものというよりも
自分自身の受け止め方に問題があって、
不安になってしまうということにお気づきなので、

まずはご自身のことをケアしてあげる
というのはとても大事になります。

自分自身のケア、セルフケアがきちんと
できるようになると、相手のケアは
自然とできるようになってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:はじめまして。
いつも皆さんのご相談の先生のお答えに、
自分の心が前向きに明るくなり
助けられています。ありがとうございます。

今日は友人についてアドバイスを頂きたく
お手紙させていただきました。

夫と中1娘、小3息子の4人で暮らしている友人ですが、
2年ほど前から夫にモラハラのような態度を取られていて、
最近は娘も結託してしまい、
ひどく傷付く程の発言をされていると言います。

月日を追うごとにひどくなっているようで、
最近は通院して薬を飲むようになったそうです。

最近は彼女は泣きながら話すようになりました。
パート先でもきつい言い方をされて辛いそうです。

経済的には困っている様子がないので、
無理に仕事をしなくてもよいのでは?と言うと、

以前数ヶ月専業主婦だった時に、
夫に「家で何もせず何やってるんだ」のような事を
きつく言われ責められたそうで、
家にいられないとのことです。

彼女はとても真面目で一生懸命で信頼できる人です。

ただ、全てにおいて気を遣い過ぎているような人で
丁寧すぎて、逆にそこが職場などで
先輩達からきつく言われやすいのだと思います。

旦那さんと娘からもひどい態度を取られ、
心が安心できる時がないと思うと本当に気の毒です。
どうにか特に家族との関係が健やかになってほしいです。

今日再び彼女の状況を聞いて、
私は川畑先生が心に浮かびました。
彼女はどういうマインドでどう行動したら良いのでしょうか?

どうかアドバイスをよろしくお願い致します。

【銀河鉄道の夜・40代・女性・主婦】

   
―――――――――――――――――

  
A:FROM 川畑のぶこ
   
友人思いの銀河鉄道の夜さんの思いが伝わってきます。

相手が家族を含む別な誰かとの間に問題を抱えているとき、
銀河鉄道の夜さんはその中に入って介入できるわけでは
ありませんから出来ることというのは限られてきます。

ただし、それは大きい役割です。

ひとつに、ご友人の話に親身に耳を傾け、
共感し寄り添うことです。

これだけでもご友人にとって
大きな癒しとなっていることと思います。

また、銀河鉄道の夜さんが
ご友人の家族にインパクトを与えられなくても、
銀河鉄道の夜さんと彼女との間に
違いを作ることはできます。

それが巡り巡ってご友人とご家族との関係に違いを作る
可能性は十分にあり得ます。
勇気づけや力づけはそれにあたり得るでしょう。

彼女はどういうマインドで行動すれば良いかと、
銀河鉄道の夜さんが彼女の代わりに悩むのではなく、
彼女との関係性において
銀河鉄道の夜さんが何ができるかと考えてみてください。

ご友人が家族とは無理でも、言いたいことを言って良い関係を
銀河鉄道の夜さんとの間で構築することはできます。

その率直な関係がリハーサルとなって、
本番とも言えるご友人とご家族との間に
何倍かのインパクトを与え、違いを起こすことは可能です。

ご友人は平均的な人であれば耐えられないであろう
理不尽な対応に長い間耐えてきているわけですから、
かなりの強さをもち備えているといえます。

忍耐する強さを、毅然と主張する強さにシフトさせることが
できれば、好ましい変化に繋がるでしょう。

ご友人が無理や我慢をしなくても受け入れられる関係を
銀河鉄道の夜さんとの間で構築することで、
「自分は自分であって良い」
と思える場ができることはとても貴重です。
この関係も家族との関係のモデルになるからです。

彼女が家庭でどのように居場所を作れるかの前に、
あなたとの関係にどのように居場所を作れるか
ということに取り組んでみてください。

同時に彼女の課題を抱え込みすぎず、
彼女には彼女なりの人生の試練と学びがあることも
信頼してください。

本人はまだ気づいていなくとも、
人生に抱える問題はその人の潜在的な器の大きさでも
あると信頼してみることです。

問題が大きいほどに、人生のチャレンジに果敢に挑む
勇ましい魂なのだと受け止めて、リスペクトの念とともに
一呼吸おいてみることをお勧めします。

ぜひケア(敬意+愛情)の精神で
ご友人と向き合ってみてください。
   
        
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ミケさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】大学1年生の娘が、入学後
2ヵ月で学校へ行かなくなりました。

高校1年生の時、入学で環境が変わったことと
コロナ禍が重なり、うつになり、不登校に。

そして全日制から通信の高校へ転校しました。

進学はしたいと言うので、
先生のサポートもあり、私もできる限りの協力をして、
何とか合格、卒業、そして大学へ進学することができました。
これからまたやり直せると、その時は思っていました。

最初の2ヵ月は、勉強は大変だけど、友達もでき、
忙しいなりに充実した学生生活を送っているように
見えたのですが、6月に入り、急に行かなくなりました。

思い起こせば、“推し”のライブに行ったあたりから
様子が変わりました。

朝も起きず、頭が痛い、お腹が痛い、吐きそうなどと言い、
最初はPDSや気圧病だろうから、
落ち着いたらまた通うだろうと思っていたのですが、
何日たっても行く気配がありません。

強く言うとすぐに辞めると言うので、
無言のプレッシャーを与えていましたが、
平気な顔をしていました。

少し機嫌がいい時にどうしたの?と訊くと、
ライブが終わって目標がなくなったら、
気力もなくなったと言うのです。
自分の人生、何だと思っているのか…。

そんな感じで1週間経ち、1ヵ月経ち、
結局、6月以降もうずっと行っていません。
訊いても、行くからと言うわりには、全く行く気配もなく…。

無理に辞めさせるわけにもいきませんが、
学費のこともあるので、
これから先どうしたらいいのか悩んでいます。

せっかく入った大学なので、
卒業だけはして欲しいとも思いますが、
どうすれば行ってくれるのかわかりません。

【A】ミケさんの親心溢れるご相談ですね。

娘さん、高校生の時も入学したての頃に、
環境が変わったのと同時に
コロナ禍が重なってということで、

いわゆる適応障害でしょうか、
環境にうまく適用できず、不登校になったり、
社会人でも出社できなくなったりということがあります。

5月病なんてよく言いますが、
これは必ず5月というわけではなく、

新しい環境に入って1〜2ヵ月、
または数ヵ月して体調が悪くなって、
鬱々として、なかなか起きられなくなってしまう
というようなことは、あることなんですよね。

また、娘さんのパーソナリティとして、割と繊細で、
そういった環境の変化が苦手かもしれませんね。

ただ、高校時代は通信制に変更したら
ちゃんと卒業できたし大学にも合格したとのこと、
すなわち学力はあるわけですよね。

そういった背景と娘さんの個性がうまく折り合う方法を
ぜひ今の大学生活でも模索していただきたいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:夫がパチンコをしていることが発覚しました。

夫は昔からゲームセンターが好きで、
コインでやるパチンコのようなゲームも
よくやっていたのですが、
私が「パチンコをする人とは結婚しない」
と言っていたこともあり、

(私の父がパチンコや麻雀などギャンブル好きで、
子どもの頃お金で大変苦労しました)

これまでパチンコには手を出さずに
いてくれていると思っていました。

が、家計の財布からしばしば不明金が出るようになり、
聞いてみると、少し前から
パチンコに行くようになっていたとのこと。

お金も毎月のお小遣いでは足りなくなり、
時々家計の財布から使ってしまったとのことでした。

結婚する条件に入れていたくらいですから
裏切られた気持ちですが、
起こってしまったことは仕方ないので、
受け入れようと思っています。

お小遣いの範囲で節度を持って楽しむ分には、
自由にしてくれて構わないと思います。

ただ、少し調べてみると、
パチンコはギャンブル依存症に移行してしまう
可能性が高いとのこと。

私はギャンブルはしないので、
とても怖いなと思ってしまいます。

ギャンブル依存症になってしまったらその時は離婚、
と伝えていますが、自制心を保って
お小遣いの範囲でパチンコを楽しむことは
できるものなのでしょうか?

本音を言えば、依存症になる前に
キッパリやめてほしいと思っていますが…。

【あかり・40代・女性・自営業】

   
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
   
ご主人が結婚時の約束をやぶって
パチンコにハマり始めてしまったとのこと。

背景からも、
あかりさんのショックは大きいことと思います。

パチンコを小遣いの範囲で娯楽として
バランスをとりながら行う人も世には多くいます。

ただし、日本はパチンコが
ギャンブルの性質を有するにもかかわらず、
賭博場としてではなく娯楽施設として
駅前や住宅街の近所などにもパチンコがあり、

手軽に出入りできる環境であることからも
その人のパーソナリティーや
置かれている状況によっては

「ちょっとした時間つぶし」から
ギャンブル依存症に移行しやすいのも事実です。

ギャンブル依存症の特徴としては
以下のものが挙げられます。

●ギャンブルで負けた時、
 負けた分を取り戻すために、
 またギャンブルをしたことがある。

●自分に賭け事やギャンブルの問題が
 あると思ったことがあるか、
 その問題を人から指摘されたことがある。

●お金の使い方について、
 同居していた人と口論となった原因が、
 主に自分のギャンブルだったことがある。

●誰かからお金を借りたのに、
 ギャンブルのために返せなくなったことがある。

●ギャンブルのためか、ギャンブルによる
 借金を返すために、下記のいずれかから
 お金を借りたことがある。

①家計 
②サラ金・闇金 
③銀行・ローン会社 

以上のうち、2つ以上が当てはまる場合、
ギャンブル依存を疑います。

ギャンブル依存は、若い人や男性、また、
ストレスへの対処がうまくできない人、
ギャンブルが身近にある人などが
陥りやすいことが指摘されています。

あかりさんのご主人はすでに小遣いの範囲でなく、
家計に手を出していることや、

それを隠していたことで
夫婦関係にヒビが入り始めていることからも、
すでに依存の兆候があるようにみえます。

あかりさんが、
そのことを重く受け止めていることを伝え、
改善のための治療に取り組むことを
勧めてみることが良いと思います。

ギャンブルは脳の報酬系という
高揚感を感じる部位が活発になり、

それを再体験したい衝動に駆られて
泥沼にはまると、意志の力ではなかなか
克服できなくなってしまいます。

パチンコ店は興奮を煽るような大きな音で
音楽や効果音が流れているので、
高揚感が高まりやすい環境でもあります。

最初は「やめようと思えばいつでもやめられる」
と軽く思っているのですが、
やめたいと思ってもやめられなくなってしまいます。

その場合、きちんと
ギャンブル依存の治療に取り組むか、
ギャンブラーアノニマスという
自助グループが効果をあげているので、
それらに参加することをおすすめします。

http://www.gajapan.jp/jicab-ga.html

また、ギャンブル依存の家族や友人のための
ギャマノンという自助グループもあります。

https://www.gam-anon.jp

このような自助グループでは当事者たちから
有用な情報を得られることがあります。

まずはご主人ときちんと向き合って、
あかりさんの思いを伝え、
治療や自助グループの参加を促してみてください。

あかりさんが一緒に参加するのも良いかもしれません。

もし、ご主人がストレスを抱えていて、
その結果ギャンブルに依存しているのであれば、
パチンコ以外でストレスを発散できるものを
模索するのも大切です。

頑張って家族内で完結させようとせず、
ぜひ、専門家のちからも借りて、
どんどんサポートの輪を広げてください。

応援しています。

     
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ニコちゃん(40代・女性・小学校補助)
のご相談にお答えします。

【Q】49歳の夫と娘(高3)
息子(高1)と暮らしています。

一年半近く前に
パーキンソン病の仮診断を受けました。

わたしは健康が取り柄の、
とにかく元気なお母さん。
自分自身もそれを楽しんで
生きてきました。

それが突然、身体が動きにくくなり、
日常生活もままならなくなる難病診断に、
毎日死にたい気持ちが抑えられません。

家族は必死にサポートしてくれ、
感謝の言葉しかないので、本当には
死ぬわけには行かないと思っています。

家族は心配しつつも、
必ず出口は見つかる、と
前向きに接してくれています。

今は、表向きはギリギリ普通の人
として暮らしていますが、

体力的に、来年からは
仕事も辞めなければならないのか?
人との関わりもなくなるのか?
子どももまだ学生なのに、
と不安しかありません。 

子育てが生き甲斐でやってきました。
わたしを大好きでいてくれるからこそ、
内心はどんなに心配しているだろうかと
申し訳なく思います。

わたしは治る、希望は捨てたくない
という思いが強い反面、
だからこそ、苦しいんだと思います。

子どもたちの前では、無理にでも
元気な私を演じるべきでしょうか?

【A】難病診断を受けるというのは、
ある日突然、崖から突き落とされた
ような気持ち、目の前が突然真っ暗
になるような気持ちだったのでは
ないかなと思います。

未だにニコちゃんは、そのような、
本当に死んでしまいたいと
思うような気持ち、

実際にはそういう行動はしないにせよ、
そんな気持ちになってしまう、

一体何のために生きているんだろう、
人に迷惑ばっかりかけてしまって、
という思いなのではないでしょうか。

あるいは、パーキンソン病で
体が思うように動かなくなって、
行動もままならなくなって、

そんな中で、
自由にしたいこともできなくなって、
周りのサポートがなきゃいけない
ようになって、

迷惑をかけてしまうとか、
そうであれば、
そんな存在になりたくないから、
自分には価値がないから

もう生きていたくない、
というような思いが出てしまう
のではないかなと思うんですね。

これはパーキンソン病の人に限らず、
難病の診断が下った人や、
他の病気の人でも同じように
思うのではないでしょうか。

また、病気でなくても、
怪我や事故などで五体が自由では
なくなってしまったような時に、

自分は価値がない存在で、
周りに迷惑をかけてしまうのでは
ないかというような思いに
苛まれてしまうということは
多いのではないかなと思います。

ここでぜひ、 ニコちゃんに
学んでいただきたい姿勢があります。

病気や、人生におけるままならない
出来事、事件でも事故でも、
そうだと思うのですが、

こういったものにはもちろん、
痛み・苦しみは伴うのですけれども、
同時に、何か学びも得られる機会かも
しれないという視点です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Portrait,Of,Senior,Woman,Leaning,Against,Door,At,Home,And

Q:私は今年60歳になりました。

結婚して30年、夫は10年間の単身赴任から
3年前に戻りましたが、夫の荷物を私の実家に預けて
片付けもしなかった辺りから急に夫が嫌いになりました。

私はお見合いで、両親は毒親だったので自分に自信がなく
結婚して家を出たいばかりに
この人ならやっていけそうと思い結婚しました。

今から考えればお互い妥協して結婚したのかもしれません。
それでも私なりに一生懸命子育ても家事もやったつもりです。

息子が問題起こしたり不登校になった時も
夫は助けてくれず自分には関係ないと言いました。
それでも私は働いていないのだから
私が解決しなければと思いました。

少し落ち着いた頃パートに出ましたが
どこに行ってもうまく行かず人間関係に疲れました。
友達ともうまく行かず今は母しか話し相手がいません。

やりたい事も見つからず、
無職なのでこれからを考えると離婚もできない。
働く勇気も無い。

私はこれからどうしたらよいのでしょうか。
   

【かおる・60代・女性・専業主婦】

   
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
   
夫が嫌いで離婚したいけど
経済的に自立しておらず勇気がないのですね。

子どもというのは大切な宝ですから、
パートナーの子に対する扱いが雑と感じてしまうと
愛情がないのかと不信感が募るのも理解できます。

ただ、夫は
必ずしも息子さんを蔑ろにしていたのではなく、
一生懸命働いて稼いで家庭を支えるという形で
子どもへの愛を表現していたかもしれません。

かおるさんとしては、経済的サポートのみならず、
心情に寄り添って欲しいという理想があったことと思います。

もしかしたら、夫自身も
父親からそのように育てられた記憶がないので、
モデルとなる人物がおらず、情緒的なサポートというものを
学習してこなかったかもしれません。

親世代は、夫は外で働き、
子育てや家の中のことは妻が行うものという分業が
当たり前という世代でもありますから、

彼なりの限界があり、
その中で出来ることを行なっていたと理解を深めると、
嫌悪感は薄れてくるのではなきでしょうか。

人間誰しも得て不得手はあるものです。

夫が器用であったに越したことはありませんが、
不器用な人もいます。
かと言ってその人が悪い夫とも限りません。

かおるさんは自分に自信がないとのことですので、
もしかしたら、無意識の中で自分自身では
自分の人生をマネージする能力がないので、

周囲が完璧になって自分を満たしてくれないと困る、
といった状況が起きているのかもしれませんね。

残念ながら夫も親も友人も同僚も…
完璧な人はいません。ご自身と一緒です。

でも皆いいところはあるのです。
それはご自身も一緒です。
どうか、いいとこ探しをしてみてください。

毒親に育てられ、ダメなところばかりを指摘され、
自信がなくなってしまったなら、
親を反面教師としてください。

かおるさんにもっとも近いかおるさん自身が
ご自身のいいところに光を当てて
輝かせてあげてください。

みんな、親、夫含め、それぞれに
そうならざるを得ない背景があったことを理解し、
思いやりを持って関わることができたなら、

そして、理不尽なことにはNOと
素直に表現することを学べたなら、

人間関係は調和的なものになるのでは
ないでしょうか。

息子さんの不登校を経験しながらも、
育てられたのは素晴らしいことです。

成し遂げてきたこともいっぱいあるご自身に自信を持って、
ぜひ何か新しいことにチャレンジしてみてください。

仕事に関しては、人間関係が得意でないなら、
さほど人と関わらなくても済む仕事を選ぶのも
ひとつです。

経済的な自立ができれば、
さらに自信につながるのではないでしょうか。

人間はどこからでも成長出来る存在です。

どうかかおるさんのまだ知らないかおるさんに
出会える可能性に期待して、
愛ある好奇心を持ってご自身に向き合い、
新しいことにチャレンジしてみてください。

応援しています!

     
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、パラキートさん(50代・女性・中学校講師)
のご相談にお答えします。

【Q】生まれてこのかた、
一度も病気をしたことのない母が、がんになりました。

健康には自信があり、がん保険も解約していた母。

がんの治療はお金がかかるし、副作用も嫌だし、
もう治らないがんなのだったら
治療しても仕方ないからと、
家族で話し合い、治療をやめました。

これで穏やかに過ごせれば良いのですが、
「がんになってまで、私は夫の世話をしなければ
ならないのか」と父にあたり、
父の方が、うつになりつつあります。

私は両親の好きそうなものを作ったり買ったりして、
週に一回持っていくことくらいしかできません。

どうしたら穏やかな最期を迎えることができるでしょうか。
別居をかなえてあげた方が良いでしょうか。​​

【A】お母さん・お父さん思いのパラキートさんのお悩みです。

まず、お母さんが、
がんで治療ももうしないと決めたということで、
おそらくステージが進んでいた状態だったのかなと推察します。

治療に関しては、やってみないとわからないこともありますし、
進行していたとしても良くなる人も中にはいらっしゃるので、
最後まで諦めて欲しくないという部分はあるのですが、

ただ、いい意味で、もうある程度の年齢で、
人生を全うしたということで、
あまり新種的な治療はせず、
QOL、人生の質、生活の質を穏やかに保って
余生を過ごしたいと決めて、
家族も同意されたというのであれば、
それはそれで素晴らしい決断だと思います。

なので、諦めではなくて
執着を手放しているという状態であれば、
それはとても健全な姿勢であろうということを
お伝えしておきたいと思います。

そして、お母さんがお父さんに
当たっているということについて。

これ、私はすごく大切なプロセスだと思います。

病気になったとき、特にがんのような
命を左右するような病気になったとき、
人はゆとりがなくなります。

そして、本当に基本的なニーズを満たす
というところに立ち返るようになるんですよね。

それまでは自分のことは棚上げして
人のことをしたり、周りに気配りをしたりという
ゆとりがあった人でも、
自分の肉体的精神的な限界がくると、
ゆとりがなくなります。

そうすると何が起きるかというと、
本当の大切なニーズ、真のニーズ、本音が出るんです。

これは悪いことではありません。

お母さんの態度に隠された本音を、
周囲が慈悲心を持って汲み取ってあげることが大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、かおるさん(性別・年代不明)
のご相談にお答えします。

【Q】初めまして。
川畑先生のYouTubeチャンネルを知り合いに教えてもらい、
藁にもすがる思いでコメントさせていただきます。

2年以上の付き合いになるパートナーと
1ヵ月ほど前から同居しています。

パートナーは、過呼吸持ちの、自律神経失調症です。

調子が悪くなり出すと、
病気のことや昔の嫌な記憶などを唐突に喋り出し、
どう向き合えばいいか分かりません。

最近では、発作が出る直前に、怖くて逃げてしまいます。

パートナーには「1人にしないで欲しい」と言われました。
私は私で、「この発作は私のせいではないか」と
自分を責めてしまいます。

一方で、心身ともに健康な私は、
心も身体も弱いパートナーにイライラしてしまいます。

どう向き合い、どう理解してあげればいいか、
分かりません。

発作が出そうなパートナーに優しくできない私が
おかしいのでしょうか?

結婚を考えていますが、先が不安です。

【A】かおるさん、優しくできなくて、
自分はおかしいのかと、自分を責めてしまう
気持ちがおありなのですね。

これは、まさに思いやりがある証拠です。

優しくできないのではなくて、そういう相手に対して
きちんと誠実に対応しなければいけない、
自分が結果に責任を取らなければいけないという、
責任感や誠実さ、相手を思いやる気持ちがあるからこそ、

できない自分にもイライラしてしまうし、
そういう状況を作る相手に対してもイライラしてしまう
ということが起きていると考えられます。

ですから、かおるさんは、
あまり自分を責めないで欲しいのです。

相手の病気や障害というのは相手が抱えている課題で、
全てかおるさんが抱えるものではありません。

また、パニック発作について。
過呼吸の時には、まず、これは一過性のものであって、
いずれまた去っていくものだ、ということを知って、
一呼吸置いてみましょう。

この症状を何とか消さなきゃと思うと、
プレッシャーになってしまうので、そうではなくて、
うまく付き合っていこうと思うことが大切です。

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今日は、まるまるさん(40代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】私49歳、夫44歳、結婚13年目。
子どもはおらず、2人暮らしです。

病気持ちの夫は自分に似た子どもは欲しくないと、
子どもを欲しがらずずっとセックスレスでした。

私は子どもが欲しいと何度も訴えましたが、
聞き入れてもらえませんでした。

子どもが欲しくないというなら
結婚前に言ってほしかった、という
騙されたような気さえします。

私が40半ばを過ぎた頃、
子どものいない人生を受け入れ、
今後を楽しく生きて行こう!と
前向きに生きてきました。

しかし、昨年、義弟夫婦に子どもが誕生すると、
自分に子どもがいないことが気になります。

また、子どもがいないのは夫のせいだ!と
怒りがくすぶり始め、感情をコントロールできません。

やり場のない怒りや、子どものいない寂しさが
とても辛いです。里子は考えていません。

自分ではどうしようもできなかった出来事を、
受け入れられるようになりたいです。

過ぎ去ったことを気にせず、
生きて行きていけるようになりたいです。

どうしたらよいでしょうか?
アドバイスをよろしくお願いします。

【A】40代後半、子どもがいない人生、
今後どうなるんだろうという不安や
モヤモヤを抱えがちな時期ですね。

また、50歳ぐらいになってくると、更年期というか、
ホルモンバランスも変わってきますので、

怒りや不安、抑うつ感など、
今まではコントロールできていたものが
グラグラと揺らいで、表出してくることも
あるかもしれません。

心身ともに不安定になりがちな時期かもしれません
ので、まずは自分自身に厳しくならず、
優しくなることを心がけていただきたいと思います。

そして、どうにもならない状況を
どうやって受け入れたらいいのかということに関して、

これは「どうにもならないこと」はどうにかしようとしない、
それがポイントになってきます。

人生には楽しいこともあれば
苦しいこともある、痛みもありますね。

人生から苦しみや痛みを取り除くことは
残念ながらできません。

そこに「抵抗」しようとしたときに
苦しみや痛みがさらに大きくなるということを、
知っておくことは大切です。

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今日は、三日月さん(40代・女性・パート)
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【Q】自分の人生を生きているという実感が持てません。

子どもが4人おります。
小6、小2、年長、2歳です。

好きで作ったんだろうと言われたら何も言い返せませんが、
4人の子育てに息苦しさを感じています。

最近わかったのですが、自分がHSP気質だということもあり、
子どもたちのキャーキャー騒ぐ声や
4人が怒涛のように話かけてきたりすることに
とてもストレスを感じていて、嫌悪感すらあります。

ちゃんと話を聞いてあげたい気持ちもありますが、
どうしてもイライラしてしまいます。

それぞれの子と1対1とか、2人くらいまでなら大丈夫なのですが、
全員がまとまると、とんでもない疲労感で、毎日苦しいです。
時には、全て捨てて逃げ出したくなることもあります。

主人は仕事人間で、家では寡黙なタイプ。

私が相談しても、
なかなか良いアドバイスなどはしてもらえず、
家族のことは全て私が選択決定をしなければなりません。

4人プラス自分のことを全て決めなくてはならないため、
それもまたシンドイです。

このままではシンドイので少しずつ断捨離もしていますが、
まだ手放せないのが自分自身の服や靴、
子どもたちと行きたいと思って買ったものの、
まだ一度しか使っていないキャンプ用品です。

自分のものが捨てられないのは、
私自身が母としてではなく1人の人間として生きたい、
それを主張したいという気持ちの表れなのかなとか
考えるのですが、

キャンプ用品もおそらくその類いで、
子どもとの時間がとれていないこと、
罪悪感などからくるものなのかなと思っています。

私は幼少期のときに父から虐待に近いものを受け、
母親からは守ってもらえなかった恨みのようなものを持って
大人になってしまった経緯があります。

のちに母親からは謝ってもらいましたが、
過去の経験から、自分の子どもには
絶対にそんなことを味わってほしくない、
愛情を注ぎ、不自由ない暮らしをさせてあげたいと、
家を購入したりしてきました。

子どもに不自由をさせたくないという気持ちと、
子どものことばかり優先し自分を蔑ろにしている気持ちと、
本当にいろいろなグチャグチャした気持ちで
押しつぶされそうです。

子どもが自立するまではしっかり育てなくてはならない
と思っているのですが、あと15年以上、
自分の人生を子どもに捧げなければいけないのでしょうか?

子育てしながら、自分自身が、自分の人生を生きている
という実感はどう感じればいいのでしょうか?

【A】お仕事をしながら4人のお子さんを
育てていらっしゃるとのこと、
三日月さん、もうそれだけで
とっても大きなお仕事をされています。

なので、まずはご自身がご自身を
「私、本当によくやってる!」と大承認してあげてください。

1人が2人、2人が3人、3人が4人になり
手がかかるようになればなるほど、

きっと、いろいろなことを中途半端にしてしまってる気がする、
そんな経験が増えると思うんです。

1人にだったら十全にエネルギーをかけられたようなことが、
2人、3人、4人と増えてくると、
なんだか一人一人にちゃんと手をかけられていない私という、
自分自身の不全感みたいなものが起きてしまうことが
あると思うのです。

でも、4人を見ながら、仕事もして、家のことも全部任されて……
全てを完璧にするというのは不可能です。

なので、まずは三日月さんの描く
「完璧な育児・家事」というのを手放し、
断捨離していただきたいなと思います。

また、子どもだちは子どもだちなりのダイナミズムで、
学び合い、成長していく部分もあるはずです。

そこを信頼することも、三日月さんの課題かもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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