親子関係

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Q:98歳の父と91歳の母がいます。

父は寝たきりとなっていますが、
認知の衰えはあるものの、
元気で過ごしています。

91歳では大変だと思いますが、母は、
介護サービスと私達に助けられながら
父の介護を担っています。

今は父と母は穏やかな関係となっていますが、
父が動ける間は、母はずっと父の行動に対して
文句を言っていました。

父は少し発達障害的なところがあり、
ボランティア活動に尽力してきましたが、

常識から少し逸脱するような事も多く
母の気持ちも分からないでは無いのですが、
私は不快でした。

父はそんな母に対して
反論はせずやり過ごしていましたが、

心の中は母に対しては冷たく、
諦めと決めつけが大半で、
対話をしようという意志も
みられませんでした。

2人共、長女の私を介して
コミュニケーションをとるような事があり、

私はハッキリモノを言うタイプなので、
2人の問題だから、
2人で話し合ってと言った事もありますが、

受け身でそんな気持ちも無いような
2人でした。

家庭は母のルールで仕切られ、
母が良かれと思った事は強いられる様な
生育環境でした。

母なりに、子供の身体を
健康に育てようという気持ちの
現れだったのでしょうが、

少食の私が完食する迄、
食べることを強いられた事は苦痛でした。

母は自分の段取り通りに回らないと
感情的になり、

頑固な私がそれでも謝ったり
反抗的な態度を取り続けると
突き飛ばされたり、
お灸をすえられたりしました。

兄弟喧嘩をしても妹は従順な子供だったので、
私が謝る事を強いられて、
私は妹に対しても優しい気持ちが
無くなっていきました。

50〜60年も前の事、
今更何を言ってるんだと
もう一人の自分が言ってきますが

介護が本格的になった昨年から、
親や妹に対して、冷たい感情の私が再燃して
葛藤を抱えています。

母が私達姉妹に対して、意図的か、
単に聴力も認知能力も低下した故なのか
分からないのですが、

使い分けたコミュニケーションの取り方にも
腹が立ち信頼出来ないのです。

母の手作りの洋服や料理より、
私は温かい安心出来る居場所が
欲しかったのだと思います。

祖父母や叔父達には可愛がられましたが、
核家族であまり楽しい思い出の無い私は、

両親や妹に対して
心底温かい思いが湧いてきません。

今まで自己啓発ワークや瞑想も
身につけましたが、それでも何か
モヤが晴れた感じがしません。

そして私のその思いが祖母から母へ、
母から私へ、その次に私の子供達にと
連鎖を垣間見る時は、怖いです。

もう別れる日も近い両親に
本当に有難う!と思いたい私もいます。

家族って温かいモノ!
と私の潜在意識を書き換えるには、
私はどうしたらいいのかと悩み、
ご相談させて頂きました。

よろしくお願い致します。

【しゃぼん玉・60代・女性・鍼灸マッサージ師】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

しゃぼん玉さんの、ご家族に
真摯に向き合う姿勢が伝わってきます。

高齢の両親の介護が
本格的になった昨年から、
不満が出てくるようになったとのこと。

私たちは自分自身にゆとりがなくなると、
いつもならやりすごせた
周囲のネガティブな部分も
気になって仕方がなくなることがあります。

まず、しゃぼん玉さんご自身が、
ご両親のことに時間を
割きすぎてしまっていることで
バランスを崩しているのなら、

その時間を減らし、
自分自身を充足できる時間にあてることは
大切な取り組みとなると思います。

今更何を言っているのだと思うかも
しれませんが、

今だからこそ出てくる感情かもしれませんし、
それは素直に受け止めてあげてよいと思います。

そして問題は、
私たちが家族なのだからかくあるべき
という家族像についてです。

家族なのだから、常に親密に、
と思うかもしれませんが、

家族だからこそ適度な距離感が
必要なこともあり、

そのことで調和的な関係が保てるのも
事実です。

また、「家族って温かいもの!」
というのにこだわりすぎても、
落胆が増えることになります。

家族が温かいものであるに
越したことはありませんが、

事実は家族だからこそ
感情をむき出しにできたり、

家族だからこそぶつかり合ったりする
部分もあります。

それぞれの家族に課題があり、
いい部分も悪い部分も、
ぜんぶをひっくるめて起こりうることと認め、
受け入れることは大切なのかもしれません。

幸せなドラマの中の絵に描いたような
理想の家族像を追い求めると、

理想からずれる部分に
ついつい目がいってしまい、
苦しみが続くことでしょう。

しゃぼん玉さんもお気づきのように、
お母様の態度、
たとえば「長女には厳しく!」などは、

もしかしたらお祖母様や
その前の曽祖母様から脈々と
受け継がれた負の連鎖かもしれません。

みな決して子を貶めようと
していたわけではなく、

我が子が立派に育つことを願ってとった
歪んだ愛の表現です。

それぞれが、その時代の価値観や
親の価値観の影響を受けながら、
その時点での最善をつくそうとしていたのは
間違いありません。

しゃぼん玉さんが
この負の世代間連鎖に気づいたなら、

しゃぼん玉さんの代で
その連鎖をストップすることも
大切な課題なのかもしれません。

どこかで親の期待に答えたい自分がいるので
苦しみが生まれますし、
親を憎んでしまいますが、

そもそも親の価値観が
本当に正しいとは限りませんから、

そして親は年齢的なこともあって、
それに気づきようもありませんから、

「親の期待すべてに答える必要はない」と、
ご自身に許可を与えるのも、
内面的な緊張を緩めるのに
大切だと思います。

私たちが苦しむのは、
親の言動そのものというよりも、

それに答えられなければ価値がない子どもに
なってしまうのではないかという
自分で作り上げた恐れによります。

「わけわからんこと言っているなぁ。
まぁ、時代的に仕方ないし、
かわいそうっちゃかわいそうだな。」

と、親がそうならざるを得なかった背景に
深い理解を示しつつも、切り離す部分は
潔く切り離すことができていれば、
不要に親を恨む必要もなくなると思います。

期待に答えなくて良い、
としゃぼん玉さんがご自身に
言い聞かせてあげてください。

適度な距離を保ちながら、
自分自身の時間を充足することができてくると、

そのような俯瞰的な視点による理解も
促進することと思います。

まずはご自身を大切にしてあげてください。

ーーー

 

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Q:川畑のぶこさん、
いつも色々な気付きを授けて頂いて、
ありがとうございます。

娘と娘の彼との事を
相談させて頂きたいのです。

お付き合いは高校卒業後、
大学4年間続いていて、
一昨年から週1でホテルに
泊まる様になりました。

20歳を過ぎてから自分の責任で
やっていきたいと言われ、
ケンカはしましたが尊重する事にしました。

ですが、昨年10月に主人が亡くなり、
娘も私も寂しかったのもあり、年末、
我が家に遊びに来ていた彼を泊めました。

その時に娘と彼は
娘の部屋で性行為をしました。

私は主人が亡くなったばかりの家で
その様な事をする2人に失望しました。

2~3ヶ月間出入り禁止にし、
そこから2ヶ月後、2人が
金銭的にホテルに泊まるのは厳しい事や
彼のお父さんが仕事で苛立っているので、
お邪魔できないので、週末金、土と
我が家に泊まる事を許可しました。

新盆供養で彼もお墓参りに参列してくれ、
また泊まりました。

そこで、我が家で彼は
自分を慰める行為をした様で、
そのゴミがゴミ箱にありました。

彼のお粗末な行為を
娘も知らなかった様ですが、
私は直接彼を怒れない事もあり、
あんたの彼はバカなの!
と怒りの言葉をぶつけました。

普段なら見なかった事にしていましたが、
主人があの世から家に帰ってきている、
と感慨深い気持ちと
再就職で疲れていた事が重なり
怒ってしまいました。

男性の本能がわかるから、
普段性行為をしていたとしても
許していましたが、

道徳心のない2人に一喝しました事が、
当たり前だ!と思ったり、
言わない方がよかったかもしれない。
けど許せない!
と気持ちが不安定で
仕事に行くのがやっとの日々です。

のぶこさんからアドバイスを頂けたらと思い
メール致しました。

宜しくお願い致します。

【サクラ・50代・女性・スーツ販売員】
―――――――――――――――――
A:FROM 川畑のぶこ

昨年10月にご主人がご逝去されたとのこと、
心よりお悔やみ申し上げます。

ご主人の旅立ちから
まだ1年も経っていないこのような時期は、
心が揺れ動くことが多いことと思います。

寂しさや悲しさ以外にも、
苛立ちや怒りを感じやすく、相手へ
攻撃的になりやすい時期でもあります。

今はご自身がそのような
心理的に脆弱な状態にあるのだということを
受け入れてください。

同時に、悲しさや寂しさをこらえて
無理に前向きに乗り越えようとするのは
健康的ではありません。

あまり自分を鼓舞せず、
辛くて当然、悲しくて、さみしくて当然と、
どうか優しい気持ちで
ご自身を受け入れてあげてください。

サクラさんがこのような時期に
頑張りすぎたり、
前向きになろうと焦り過ぎてしまうと、
心が疲弊してしまい、周囲の言動にも
過敏に反応し苛立ちを覚えるように
なってしまう可能性があります。

「私は一人で辛くても、
こんなに耐えてがんばっているというのに、
それに引き換えあなたたちは
自分たちの欲求を満たすことばかりして」、
と相手に不寛容に
なってしまうかもしれません。

相手への厳しさは自分への厳しさから
始まっていることが多いです。

まず、このつらい時期に、
ご自身に優しくなることに努めてください。

娘さんと彼氏は大学4年お付き合いというと
22歳以上でしょうか。

健康的な男女なら、
定期的に性行為があるものでしょうし、
緊張やストレスをリリースするのにも
大切な人との親密な時間は重要です。

父親の亡くなったときに不謹慎と
思うかもしれませんが、
そのような辛いときだからこそ
ぬくもりや慰めを
必要としたのではないでしょうか。

これは自然なニーズです。

男性の自慰行為に関しても同様です。
それを公共の場で行っていたのではなく、
プライバシーが保たれる前提の場
(彼女の部屋のゴミ箱の中身を
彼女の母親が詳細にチェックすることなど
ない前提)でのことであれば、決して
道徳心に反するとはいえないでしょう。

そもそも、
成人した娘の部屋のゴミを
母親がチェックしながら片づけることは
プライバシーを脅かす行為であり
過剰なコントロールといえるでしょう。

なぜ、22歳を過ぎた娘カップルの性行為に
ここまで敏感になるのか、
彼女たちの行為をコントロールするより、
サクラさんご自身の
それにまつわる心理状態を振り返ることが
より重要にみえます。

なぜ私だけ
寂しい思いをしないといけないのか、
なぜ私の家なのに私は取り残されて
子どもたちだけ親密に楽しくやっているのか

などといった孤独感や、
それにともなう怒りがあるのであれば、

素直に寂しさを表現し、
人とつながる時間を持つことが
大事かもしれません。

娘さんに率直なコミュニケーションを
することも大切です。

娘さんたちの行為が本当に
(すくなくとも今の時期は)
家でしてほしくないことなら、
それも率直にコミュニケーションしてみては
いかがでしょうか?

サクラさんご自身が自分のニーズを知って
それをコミュニケーションしたり
満たしたりする努力から始めてみてください。

応援しています。

 

ーーー

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、まぁこさん(40代・女性・専業主婦​​)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。
夫の夏休みを利用して、他県にある
夫の実家へ帰省してきたのですが、
帰ってきてからもずっと
モヤモヤしていることがあるので、
ご相談させていただきます。

76歳の義父は
ずっと元気だったのが春ごろに病気をし、
今も義母の付き添いで通院しています。

今回半年ぶりに会って、
正月に会った時と比べると
少し痩せたように見えました。

病気をして身体的以外にも
心理的にも変化があったのでしょうか、
気性が荒くなったようにも見え、
3日間滞在しただけでしたが、
その間、終始、義母に対しての
攻撃的な態度が目につきました。

もともと亭主関白っぽいところが
ありましたが、それに拍車がかかり、
義母の言動にいちいち難癖をつけたり、
要求が激しくなったりしていることが
明らかでした。

手を挙げての暴力はないものの、
明らかに言葉の暴力だと
私は思いました。

ひどい言葉を浴びせられても、
人のいい義母は「はいはい」と
あしらいながら、言い返すこともなく、
義父の言いなりになっています。

滞在中に何度もそのような
光景を目にしたので、見かねて夫に、
さすがにお義母さんがかわいそう、
助け舟を出したら?と
言ってみたのですが、
「言っても親父はどうせ変わらないよ」
と言うだけです。

私の両親は夫婦対等な関係で、
父は他界していますが
生前はずっと母にとても優しく
紳士的な人だったので、
義父母の間で起きていることが
私には信じられません。

仮にお義母さんが
お義父さんの一枚も二枚もうわてで、
ケラケラ笑い飛ばして終わるような
関係ならば、私もここまで
気にならないのかもしれませんが、

ふとした瞬間に、
お義母さんがとても寂しく悲しそうな
表情をしているのを何度か見てしまった
だけに、そのまま知らないふりを
しているのが辛いです。

義父も病気のせいで、
身体的・精神的にままならなかったり
もどかしく思っていることも
あるのかもしれませんし、
他人の家には他人の家のルールや
習わしがあるのでしょうが、
明らかな男尊女卑、モラハラを
見て見ぬ振りは、私にはできず、

かと言って、嫁の分際で私が
直接口出しをするのもどうかと思い、
夫に言ってみるものの、解決にはならずで、
どうしたものかと悶々としています。

私の立場でできることは、何でしょうか? 
アドバイスをお願いします。

【A】まぁこさん、いいお嫁さんですね。
お姑さんへの思い、通じているでしょうか。

おっしゃる通り、
家庭にはそれぞれの文化がありますし、
世代による文化もありますね。

不平等で、モラハラで、
私たち世代には到底受け入れ難いような
ことが、親世代には当然のように行われ
ていた、というようなことも多いです。

夫が妻に命令的に話しかけるといった
ようなことも、当時としては標準的で、
みんなそうだから、特に苦しみとは
感じなかったりしますね。

でも、お義母さんが時折、
悲しそうな表情をするというのであれば、
なんらかの感情がそこにはあるのかも
しれませんね。

ご主人の反応からしても、
いわば慣れっこになってしまって
いるのでしょうから、

ここは、まぁこさんがお義母さんに
直接声かけをしてみるとよいのでは
ないでしょうか。

ご主人を経由して、というのも
もちろんよいですが、

まぁこさんがお義母さんに共感して
いるということを直接伝えることは
お義母さんにはとても助けになる
ことだと思います。

また、これは医学的な観点から
ですが、認知機能が衰え始めると、
病理として怒りっぽくなったりする
ことがあります。

お義父さんの気性が荒くなったこと
について、まぁこさんの推測も含め
主治医にシェアして、
見解を訊いてみるのも有効でしょう。

続きは、ビデオでお話しします……
   

   
ーーー

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今日は、dropさん(50代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも参考にさせていただいています。

娘のことです。

先日、出産をし、おかげさまで
子どもは無事に産まれたのですが、

産んだ時に胎盤が順調に剥がれず、
強引に剥がされたのか、
出血がひどく、1ヶ月近く経った今も
悪露が止まりません。

そのせいもあり、体調が優れない上に
夜泣きや赤ちゃんのお世話で
眠れない状態が続き、感情の起伏が激しく、
泣いたりしています。

今は、お婿さんが育休をとって
2人で育児をしていて、
私は時々フォローしている状態ですが、

どのように声かけしたり
フォローしていけばよいかが分かりません。

若い2人が頑張って子育てしているので
出しゃばらないようにはしていますが、
娘のことが心配です。

【A】dropさん、優しいお母さんですね。
そして、おばあちゃんになられたのですね。
おめでとうございます!

娘さんの産後の体調が心配ということで、
母親として何かできることがあるのか、

それとも、
あまりしゃしゃり出ない方がいいのか、
この辺は本当に難しいですよね。

お婿さんが休みを取って一生懸命やろうと
してくれているというところで、

口出ししない方がいいのかなという
気持ちもあると思いますが、

私たちは、本当に疲れていたり
手が足りなくて困っている時、

「何か手伝うことありますか?」
って声をかけてもらうと
すごく嬉しいんですね。

自分達でやりたい!という時は、
そのまま自立心を持って
夫婦2人で頑張る、力を合わせる
よい機会だということもありますが、

閾値というのでしょうか、
キャパオーバー、限界点がどこなのか
というのは、離れているとわからない
と思いますので、

Dropさんに今できることは、
「私に何かできることはない?
 あったら言ってくださいね」
という提案を頻繁にしていくという
ことです。

「遠慮しないでほしい」ということを
ぜひ何度も伝えてみてください。

お婿さんにしても、表向きは
気を遣って「大丈夫です」と
言うかもしれませんが、

本心では、助けてほしいと思っている
ことも多いはずです。

サポートの提案の仕方にも
ちょっとしたコツがありますので
お伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……
   

   
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今日は、ひまわりさん(10代・女性・大学生​​)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。
現在大学1年生の者です。

私は親との関係が
上手くいっていません。
私が嘘をついてしまうことが
原因だと思います。

過去に彼氏がいたのですが、
習いごとに集中できない、
私の人格が変わってしまう、
ダメな男に引っかかるなどの理由で
怒られてしまい、

その後も、同じように怒られるのが
目に見えていたので、
好きな人や彼氏ができても
隠すようになってしまいました。

なので、大学生になって
彼氏ができていても、
友達と出かけたり、泊まったりして
いると伝え、過ごしていました。

しかし、ある日スマホやレシートが
見られてしまい、私が話していたこと
と違うことがバレてしまいました。

もちろん、私が嘘をついてしまった
ことをいちばん反省しなくてはなりません。

しかし、嘘をつかなければ
親に何と言われるか分からず、
怖かった気持ちがすごくありました。

親は親で、何度も裏切られたと
大変怒っており、私の気持ちなどは
全く聞いてくれそうもありません。

自分の意志を持ちたいと思いつつも、
まだ親の扶養内で生活をしており、
親の言うことを聞かなくてはならない
のもわかっています。

どうしたら良いでしょうか。
上手く伝えられずすみません。
どうかよろしくお願いします。

【A】ひまわりさんの、
切なくて切実なお悩みですね。

今きっと夏休みですよね。

ひまわりさんの夏休みが豊かになるように
アドバイスさせていただきますね。
間に合うとよいのですが、、、。

まず、ひまわりさんは
すごく真面目ですね。

いわゆる「良い子」と言いますか、
親に対して、特にお母様に対して
「良い子」を頑張ってやっているんだな
というのが伝わってきます。

自分が嘘をついてしまったから
自分がいけないんだ、
反省しなきゃいけないんだ、

親の扶養内だから親の言うことを
聞かなきゃいけないんだ、、、と

おっしゃっていますが、
これ、違います。

ひまわりさんはひまわりさんの人生を
生きるという権利があるんですね。

自分の思っていること全てを
親に話さなきゃいけないという
ルールはないです。

ティーンエイジャーになったら、
秘密とか内緒にしたいことが出てくる
なんて当たり前です。

子どもが親離れする、巣立つというのは
自分の中に秘密ができる
ということでもあるんですよ。

お母様の過干渉に対して、
ひまわりさんがすべきこと、
それは「ノー」を言うことです。

ひまわりさんにはひまわりさんの
人生があり、課題があるように、

子を持つ親としてのお母様には
お母様の課題もまた、あるんです。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、クローバーさん
(50代・女性・パート/美容室アシスタント)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも川畑先生のお話に
とても励まされています。

高校3年生の娘のことで悩んでいます。
最近、学校を休みがちです。

小学6年生の1学期も、
ほとんど学校の保健室で
過ごした経験があります。

夜も遅くまで出歩くようになり、
そのせいもあってか
朝も起きられません。

学校へ行く時は
ほとんど車で送って行っています。

先日は、娘が目のプチ整形をしたい
と言ったことに私が反対したので、
勝手に父親と2人で
病院へ行ってきたようです。

校則違反なのに
髪を自分で明るく染めたり、
ピアスも父親と病院であけたり、
最近は耳の上や唇にも
ピアスをしています。

学生のうちは駄目と言っても、
私の言うことはあまり聞いてくれません。

男の子と夜遅くまで会っていたり、
心配ばかりしています。

私も部屋が片付けられないということや
料理や家事が苦手であるなど、
自分に自信がなく、

そのことを娘にも責められるので
強く言えないのです。

夫にも『してしまった後に
言っても仕方ないだろ!』と言われ、
ケンカになりそうで、
途中で話せなくなります。

歳遅く産まれた可愛い娘なのに
いつもケンカになり、
表面的な家族のようで
どうしてよいかわかりません。

ADHDの私自身が
何とか変わらねばいけない、
と思いながら、

物が捨てられないせいなのか?
とも思い、悩んでいます。

【A】高校3年生の娘さん。
お年頃で、親の言うこと聞かない
時期ですから、ご心配も絶えない
のではないかとお察しいたします。

まず、クローバーさんご自身が
ADHDで、物が捨てられなかったり、
家事が得意じゃなかったり、

そのせいで娘さんやご家庭に
影響が出ているのでは?と懸念して
いらっしゃるようですが、

ぜひ、このご自身を責めるということ
はやめていただきたいと思います。

 
 
自分から生まれてきた娘なのに
どうしてこんなに性格が違うんだと
やきもきしたり、

ご主人と教育方針がずれていること
にイライラしたりするかもしれません。

 
が、この世の何事もそうですが、
何が正解かというのはないんですね。

娘さんもご主人も、
そしてもちろんクローバーさんも、
それぞれ好みや個性、傾向があります。
 
まさに多様性ですね。

 
娘さんには娘さんの好みや個性、
主義や主張があるということを、
 
ぜひ今一度、理解する、受け入れる
ということをしてみていただきたいな
と思います。
 
 
多様性、個性ということについての、
私のかつての体験も交えて
お伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、なかつなさん(40代・女性・介護士)
のご相談にお答えします。

【Q】6歳になる娘についての相談です。

年長になり、昼寝がなくなったのも
関係しているのか、夕食の頃には
とてもイライラしています。

イライラするのは仕方ないのですが、
耳に響くような声で怒ったり、
大丈夫なのかな?と思うような
癇癪を起こします。

私の父は、お酒を飲むと暴言を吐き、
時には手が出ることもあり、
とても苦手でした。

家が旅館だったので、母も余裕がなく、
感情的に怒ることが多かったです。

それもあってか、私も感情的に怒ったり、
キーっとなることが今もあります。

子どもの頃は、私の妹のほうが、
それが酷かったように思います。

そんなこともあったのが気になり、
娘に「病院行こうか?」と尋ねると
「大丈夫!」と怒り、耳をふさぎます。

自分と似ているところもあり
どうにかしてあげたいなぁと思うのですが、
それについて話すと嫌がるので、
どう対処していいか分かりません。

私は母親に聞いてもらえなかったので、
なんとかしてあげたいと思っています。
ご教示よろしくお願いします。

【A】娘さん思いのお母さんのご相談です。

年長さんぐらいの年頃は
もうすぐ小学校に入る時期でもあり、
特に女の子は大人びてくる子もいますね。

幼稚園や保育園の中では、
年中さんや年少さんから見ると
お兄さんお姉さんの立場で、

しっかりしなきゃということが
園でも家庭でも期待されるような
時期でもあります。

子どもにしてみると、
ちょっとプレッシャーがかかって、

いつまでも子ども子どもしていられない
というような認識が芽生えてくる頃かも
しれません。

なかつなさんがおっしゃるように、
お昼寝がなくなったというのは一つ、
イライラや癇癪につながる可能性として
あるかもしれませんね。

夕食が近づいている時間帯で
お腹が空いているということも
あるかもしれません。

生理的欲求が満たされないとき、
私たちはイライラしやすくなります。

一方で、心理的な欲求についても
娘さんなりの思いがあるのかも
しれませんので、

生理的・心理的の両面から見ていく
ことをお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

※ビデオの中で紹介した本はこちらです。
こころ しずまる まほうの まねっこ』(芦谷道子/Gakken)
https://hon.gakken.jp/book/1020590300

 

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Q:川畑先生、こんにちは。

漫画「ダンシャリアンになろう」のシリーズが大好きで、
それ以来、先生のファンです。

初めてメッセージをお送りさせていただきます。

私は、親が毒親かもしれないと思い、悩んでいます。

子どもの頃から大きな違和感をずっと感じながら育ち、
誰にも相談できないまま大人になりました。

高校生の頃は、
母が包丁で私を刺しにくる夢を何度も見ていました。

今、久しぶりに親との同居をすることになり、
毎日精神が圧迫されております。

親の態度(とくに母)は、
 
1.口の利き方から「箸の上げ下ろしまで」
 生活態度の全てに口を出してきます。

2.暴言を吐く、怒鳴るなど、支配的な態度を取ります。
 行きたいところを諦めたり、
 持ち物を捨てたりせざるをえませんでした。

3.(詳しくは書けませんが)
 我が家で信じている信仰について強制します。

5.殴る等の暴力についてはありません。
 私は先天的な障害があり、
 親に迷惑をかけて申し訳ないという自覚があります。
 より強い態度を取るのは母ですが、
 父も(事情があり)静観するのみで、
 家庭のどこにも逃げ場がないと感じます。

毒親や機能不全家族という言葉を近年知り、
私の体験も何かがおかしいと思い始めました。

私の人間性について、
至らないところがあるなど、
親にも言い分があるかもしれませんが、
助言の範囲を超えていると感じています。

久しぶりに同居を始めた実家は、
どの部屋もモノが限界まで詰め込まれ、
大変息の詰まる状態です。

それらも勝手に触ることが許されず、
両親のメンタルの状態が良くないように感じます。

本来ならば同居してくれている親に感謝すべきところ、
感謝の気持ちを持つこともできず、辛いです。

私にできることは親元を離れて就職し、
自立して実家と関わらない生活をすることと考え、
それを切望していますが、まだ就職が決まっていません。

第三者に間に入ってもらうことも難しいです。

現状を変えられない今の段階で、
この環境を嘆かず、(できるだけ)親や人を恨まず、
どうしたら気持ちを前向きに持って生活できるでしょうか。

どのような言葉を自分にかけ、励ましたらよいか、
ご教示ください。

また親にはどのような気持ち・態度で接したら良いでしょうか。

長文で失礼いたしました。
よろしくお願いいたします。
    
【ローズ・40代・女性・専業主婦】

 
―――――――――――――――――
     
     
A:FROM 川畑のぶこ
        
『断捨離アンになろう! 』を
ご愛読くださりありがとうございます。

 
いわゆる毒親との同居を余儀なくされ、
居場所がなくてお辛いのですね。

また、親が毒親であるにもかかわらず、
小春日和さんご自身がもつ障害のせいで
迷惑をかけて申し訳ない、
本来感謝すべきなのにその気持ちが持てず、
自己嫌悪していらっしゃるのですね。

まず、小春日和さんがご自身に向き合う姿勢として、
障害は先天的なものであり、どうしようもないこと、
 
ご自身が悪意や怠慢で家族や周囲に迷惑を
かけているわけではないということを
しっかりと、そしてくりかえし
ご自身に言い聞かせてください。

先天的な障害をもって生まれてきたということは、
むしろ小春日和さんが人生のチャレンジャーである
という証ではないでしょうか。

チャレンジに果敢に向き合うご自身を称えて
慈しむ心を育んでください。

親が「あなたのせいで」というような
責める態度を取ると、

これまでの小春日和さんは
「申し訳ない」という気持ちを持たれたことでしょうが、
もうそれはやめるという決意をしてください。

そのようなことを親から言われたのなら、
「私のせいではありません」
という毅然とした態度を持つことです。

これが自分自身に優しくなる第一歩です。

親の暴力的な態度に屈せず、
立ち上がる態度を育みます。

このとき、実際に言葉や態度で
親に見える応戦をしなくとも、
小春日和さんが内面でそのことを理解し、
自分に言い聞かせていることが大切です。

また、親にはそのことを受け入れるちからが
現時点では無いことも理解します。

親に対しては、毒親のパターンは
世代間連鎖をする可能性があります。

親の親、すなわち
小春日和さんの祖父母さんからお母さんへ
向けられた態度が世代間連鎖して、

今お母さんが小春日和さんに向けている態度と
一緒である可能性が高いのです。

お母さん自身も完璧ないい子を求められたため、
自分の子どもに同じように求めてしまい、

子どもがOKなことで自分の価値を
確かめようとしている可能性があります。

そうであれば、
親もまたその親の犠牲者であった可能性が
あることを理解すると、慈悲心をもって
向き合うことができるのではないでしょうか。

子どもや自分自身に対して
思いやりや優しさをもって多様性を受け入れるという
社会的なモデルが周囲にいなければ、
その実践は難しいものとなりますし、

慣れ親しんだ態度(自他へ厳しく不寛容な)で
向き合ってしまいがちです。

お母様もそのような学びの機会がなかったことを
理解してください。

くりかえし、これらの態度は
小春日和さんがまず内面的に育むものであって、

実際には家族や家庭内であっても、
今は適度な距離感を保って接することが適切です。

家族だからつねに密接にかかわらなければいけない
という考えも手放して、

家族であっても、ときに家族だからこそ
適度な距離感が大切であると切り替えてみてください。

家がモノに溢れていて断捨離をしたくても、
主が聞く耳をもたない場合は、

就職が決まるまでの仮住まいと割り切り、
家の中に一部屋でも、
一部屋が叶わないのであれば、一角でも、

小春日和さんがご自身に帰れるスペースを見つけて、
そこはご自身にとって神聖な場所として
意識を切り替えてみてください。

私たちのパーソナルスペースは伸縮可能です。

パーソナルスペースとは、
ここからここまでは他人が侵すことのできない
私のスペースであるという、
心理的なテリトリーのようなものです。

たとえば都会のラッシュアワーの満員電車内で
私たちがいちいち争わないのは、

乗客ひとりひとりがパーソナルスペースを
極限まで縮小して、その中で自分の世界を
展開しているからです。

家庭内でも、家全体が自分に属するもの
という意識だと気が遠くなりますが、

小春日和さんだけのパーソナルスペースを
つくり出して、そこでくつろぐ時間を
見つけてみてください。

また、息苦しいのであれば、
逆に地域や街全体を自分の家というふうに
意識を広げ、限界を取り払ってみてください。

 
誰も小春日和さんの心の中のテリトリーまでは
踏み入れることができません。

まず自分を大切にすることから
スタートしてみてください。

応援しています!

                  
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、セレスタイトさん(50代・女性・看護師)
のご相談にお答えします。

【Q】川畑先生はじめまして。
いつも的確さとあたたかさを
感じながら拝聴しております。
 
28歳の次男について
ご相談させてください。

次男は10年前から借金を始め、
大学生の時に
消費者金融に手を出しました。
 

一度完済しましたが、
また繰り返し借金を重ね、

社会人になって6年目の今も
未だ完済できていません。

会社では良い顔をしているようです。

社会人になる時家を出ましたが、
コロナ禍で体調を崩し、
戻ってきて3年半経ちます。

次に出るまで完済して、
準備をして出ていくと約束をしています。

親子関係ですが、話し合いはしても、
私と父親に対してバレることを恐れて、
とっさに嘘をつくことが常習化し、
次男の言う事は信用していない現実です。

母として何とか良い方向に
導いていけないものかと、
ずっと試行錯誤していました。

私の価値観を前面に出すのではなく
スピリチュアルの勉強をしたり、

彼が気づくしかないと、
私のマインドを変えるように
してきました。

現在も借金返済、会社の付き合いや、
交際している女性と遊ぶお金で
1ヶ月回らず、補填するために
私の貴金属を質預けしたり、
父親のお金を取ったりが
未だにあります。

私なりのできることは
してきたつもりですが、

目に見えて改善を感じることが
できずに何度も何度も、
ココロが折れます。

最後のサポートとして
父親が費用を出し、次男は近々
一人暮らしを予定しています。

私はどのようにして心を回復し、
生きていったら良いのか
ご助言をお願いしたいです

よろしくお願い致します

【A】切実なお悩みですね。

愛する子どものことは
なんとか助けてあげたいと
思うのが親心ですよね。

借金についてですが、

まだ1回だけという場合は
助けてあげるのも
いいと思うんです。

息子さんがそれに感謝して、
反省して心を入れ替えて、
これから頑張っていこうと
立ち直っていくのであれば、

それはいいサポートだと
思うんですね。

ところが、借金癖がある場合、
これはもう依存症のレベルだと
思うのです。

何度同じ痛い思いをしても
借金を繰り返してしまう、

そして、嘘をつくとか盗む
というのが始まると、
もうほぼ病的なレベルです。

おそらく本人の中でも
なんとかしなきゃという
焦りや危機感はあると
思いますが、
 
家庭内で起きていること
なので、まだどこかに
甘えがあるのだと思います。
 

ここは一つ、心を鬼にして
今、ご両親がとるべき立場を
とっていかれることを
お勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、小春さん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】80歳の母が
20年前からカルト宗教にハマり、
30年前に他界した父の遺産を
つぎ込んでしまいました。

母は父とたいへん仲が悪く、
私が高校1年生の時に家を飛び出し
父が他界してから戻ってきたのですが、

私と妹、弟の3人の子供ども達に
なんの相談もなく、

勝手に毛皮のコートや着物や布団など
訪問販売を次々購入、
最後に宗教にハマりました。

  
母は頻繁に仲間と携帯で連絡を取り合い
まるで監視されているようですし、 
 
日付や方角に縛られて行動し、
多額のお布施でいつもお金がなく
築45年の家の手入れも全くしていません。

 
子どもや孫、私の夫の両親や
親族に宗教の教えを強制したり、
あなた達の分まで拝んでやってる、
と感謝を強く求めてきます。
 
そのため、
たまに会えばすぐに口論になり、
その宗教について悪く言うと
バチが当たると騒ぎます。
 
私達には脅しにしか思えず、
全くコミュニケーションが取れない母
に親族一同、たいへん困っています。
   
 
母自身が、宗教を信仰したいと思う
自分の気持ちより、
家族と人生を共にすることを選んで
もらうにはどうしたらよいでしょうか。
   
今、LINEでの連絡と、ごくたまに
様子を見に数分立ち寄るだけの状況で、
高齢の一人暮らしの母のことが
ずっと気掛かりで仕方ありません。

 
最近、年齢的に焦りを感じているようで、
宗教を理解してもらうために
じっくりと話がしたいといった
手紙が届くようになり、

またすぐに口論になるだろうと思うと
どうしても気が進みません。

 
残り少ない母との時間の過ごし方を
アドバイス頂けたらと思います。
よろしくお願いします。

 
【A】切実なお悩みですね。
 
大好きな、大切なお母さんが
カルトにはまってしまって、
財産をつぎ込んでしまって
お金がないという状況ですよね。

このようにはまってしまって
視野が狭くなってしまっている時、
そこから抜け出させるようにするのは
すごく難しいですよね。

そんな中で、小春さんが誠実に
お母さんのことを思って、
 
なんとか家族と一緒にいたいと
思ってくれないか、
家族との人生を選ぶように
してくれないかなと、
 
お母さんを見捨てるのではなく、
拒否するのではなく、
 
それでもお母さんをちゃんと含みたい
という思いやりの気持ちと
誠実さをお持ちなのが
本当に素晴らしいなと思います。

こういった宗教を信仰すること自体は
全然悪いことではありません。

ただ、周りも巻き込みながら
経済的なダメージも大きくなって、

最終的には
生活も機能しなくなってしまう、
これはものすごく不健全な状態です。

不健全で攻撃的なスピリチュアリティ
なんて呼んだりします。

ここから脱却してもらうには
どうしたらいいかということですが、

まず、相手の動機を理解する
ということがとても大事です。

その宗教は良くないから、
変なものだからやめなさいと、
否定的な部分や矛盾している部分を
あげつらっていくと、

お母さんはきっと人格否定された
ように思ってしまいますね。

お母さんがそうならざるを得なかった
背景というものが、必ずあるはず。
 
まずはそこに耳を傾けるという姿勢が
とても大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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