自分の性格・思考

Divorce,,Breakup,,Separation,Concept.,Depressed,Man,And,Woman,Divided,By

Q:夫と喧嘩になると
何日かその気持ちを引きずってしまい、
気持ちの切り替えに時間がかかります。

怒りの感情の扱い方と
気持ちの切り替え方を教えて頂きたいです。

【ひろ・40代・女性・保育士】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

怒りはいかにも激しい感情で、
私達を消耗させるものですよね。

私たちは相手が怒りをぶつけてきたなら、
その攻撃性に、ショックを受けて落ち込んだり、
逆に攻撃し返すかで対応してしまいがちです。

攻撃しかえすと一瞬はスカッとするかもしれません。
でも、その結果平和が訪れるかというと、
逆効果なのは私たちみんなが経験済みですね。

相手も、ならばさらに苦しめてやろうと、
苦しみの連鎖が生まれてしまいます。

怒りはものごとや相手が期待どおりや
思い通りにならなかったときに生じる感情ですが、

その多くは「かくあるべき」とか「かくあらねば」などと
いった信念によって生じています。
自分たちなりの「正しさ」ですね。

その正しさは自分が努力して(負荷をかけて)
つくりあげてきたものであればあるほど、執着してしまいます。
あの私の努力が無駄だったなどとは言わせない!と。

自分の価値を落としたくないので、
相手が間違っていることにしたいのです。
そのほうが楽ですしね。

相手が自分の理想通りであったに越したことはないのですが、
なかなかそうもいかないものです。

また、どちらが正しいかなんて、
実は全体の流れの中で見るとわからないことも多いものです。

相手や場面によっても正しさや健全さはつねに変化します。

たとえば、私は昨日、海外の僧侶と仕事をしていました。

比較的規模の大きい研修のオーガナイザーをしていたのですが、
会場の自動扉が故障しており時間になっても開きませんでした。

主催者ですから参加者が会場に入れなかったら大変と、
責任を感じますし、苛立ちを覚えます。
スタッフの中には守衛にきつく当たる者もいました。

それを観察していた若い僧侶が、懇親会の際、
あなたたちは、なぜ扉が開かないことにあそこまで一斉に、
そして必死に動いたのか?と疑問を投げかけられました。

私としては、時間ぴったりに会場の扉が開かなければ
イライラして当然ではないかと思いましたし、
日本では時間通りに事が進むのが当たり前と伝えました。

ところが、「こういうことは時として起こりうることなので、
それでは日本人はストレスばかりで
健康を害してしまうのでは?」と心配してきたのです。

確かに、「常に時間通りであるべきで、失敗は許されない」
と信じているからイライラする(怒る)わけで、
メンタル面で健康を蝕んでいるのはまちがいないです。

こういうことは起こりうることで、
さらに、こういうことが多くある国では、
そんなことにいちいちイライラせず、
皆、「待てば良い」と切り替えるわけです。

どちらが正しいかは何に重きを置くかによって変わってきます。

もちろん、私は国がちがうので、
相手の発想におもしろいなぁと感心こそするものの、
その価値観を否定する気にもならなければ苛立ちも覚えません。

これは国と国の異文化の話ですが、
夫婦も、もともとは違う文化を持つ家庭で育ち、
一緒になっています。

そのような意味で、
夫婦も異文化交流をしているわけです。

ならば、異なる価値観を持っていて当然だし、
どちらの価値観が常に正しいかではなく、
いま、この場面において、

より効果的な受け止め方は何か?という視点で、
好奇心をもって向き合えたのなら、
怒りの炎が激しくなることはないかもしれません。

そして、私が主催していた研修とは、
まさにティク・ナット・ハン禅師の教えを学ぶものであり、
禅師の教えには、怒りの炎をいかに消すかという
テーマが含まれます。

禅師は、
怒りは困っていることがあるから湧くのであり、
相手を攻撃者としてでなく、
困っている人と受け止めると良いと教えます。
自分も、相手も、困っているのです。

困っている人がいれば、私たちは
慈悲の気持ちをもって接するのではないでしょうか。

お互いに困っていることを確認しあって、
相互理解を深めようとする姿勢は
平和への第一歩となることと思います。

自分にも自分なりさまざまな限界があり、
その中での最善を尽くしていくように、
相手にも相手なりの限界がある中で最善を尽くしている、
ということを深く理解できると、

その理解を火を消す水のような
役割を果たすのではないでしょうか。

ぜひ、自分にも相手にも厳しさではなく
理解と思いやりの気持ちをもって接する努力を
してみてください。

ーーー

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サムネ_20230417

FROM 川畑のぶこ

今日は、オランジーナさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】思った通りになるのが辛いです。

「不安の99%は実際には起こらない」
というような言葉を聞いたことがありますが、
私の場合、予想したことがほぼほぼ当たります。

現在高校3年の長男のことです。

小学校2年ごろから、同級生に
チビだのグズだのからかわれることが多くなり、
不登校になりました。

地元中学には進学したくないとの希望で中学受験をし、
少し遠くの中学に入学しましたが、五月雨登校。

本人の希望で高校受験をし直しました。

高3になり「自分は鬱だ」と言い出し
また不登校になり、塾も行かなくなり、
勉強も全くしなくなりました。

実はわたし自身、
「ああ、この子はいずれ学校行かなくなるだろうな」と、
彼が小学生の頃から思っていました。

この子がまともに生きられる予感がしませんでした。

こんなふうに言うと「引き寄せの法則が…」
などと言われるかもしれませんが、

それも勉強して、素敵な未来が引き寄せられるよう、
自分なりに前向きな声掛けをしてきたつもりです。

私は今、暗い結末ばかりを予感しています。

もはや、自分自身が生きていたいとも
思えなくなることもあります。

どんな考え方や姿勢で息子や自分自身の心と
向き合ったらよいのでしょうか?

 
【A】オランジーナさんの母心あふれるご相談です。

自分の子どもが苦しむ姿を見ることほど
親にとって辛いことはありませんね。

まず、引き寄せの法則や
悪い予感が当たってしまうということに関しては、

当たることもあれば当たらないこともある、
というのが真実だと思いますので、
あまり鵜呑みにしないことが肝要ではないでしょうか。

また、「不安」というものは悪いことばかりではありません。
なぜなら、不安は危機管理のメカニズムでもあるからです。

例えば、白線がない道路を歩くとき、
私たちは直感的に

「これ以上内側にいくと車に跳ねられてしまう危険性が
ある」と、不安を感じるようになっています。

ここで「そんなこと99%起こらないから不安はない」
と言ってみたとしても、
実際には跳ねられてしまうこともあるわけですよね。

このように、私たちは
不安というメカニズムを使うことによって、
何かあった時のリスクヘッジをしています。

よって「不安」という感情自体は
悪いものではないのです。

もっとも、不安の内容と深さによっても
健全か不健全かは変わってきますので、
個々に見ていく必要があります。

息子さんとの向き合い方については、
彼のパーソナリティや心理的ニーズを
いま一度しっかり理解した上で
取り組むことが大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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Q:こんにちは。
いつもYouTubeなどで拝見させていただいてます。

私は常に色んな事で悩んでいます。

悩むのが癖といいますか、性格みたいな感じで
常に何か考えています。

「悩んでも仕方ない。なるようにしかならない。」
と考えられず、
何かと揉めたり、問題がでたりしています。

その度に自分を責めたり、
人のせいにしたりの繰り返しです。

何か悩みを抱えていても隠して明るく笑顔で過ごす。
ってことができず、
顔に直ぐに出てきてしまいます。

今も自分のこと、仕事のこと、家のこと、人間関係のこと…

周りでもきっと沢山悩みを抱えて生きていらっしゃる
と思うのですが、そんな感じには見えないくらい、
楽しく笑顔で過ごしているように見えます。

休みの日も体を動かす事が面倒で
ゴロゴロばかりして過ごしています。

昔から面倒くさがりなんです。
自分の脳みそを燃やしたいくらい、
ネガティブで面倒くさがりです。

どうしたら日々を楽しく
笑顔で過ごせるようになるでしょうか?

私は自分でもなんですが、HSP気質だと思います。

ご意見いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

【エクボ・40代・女性・アルバイト掛け持ち】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

色々なことに過敏に反応して悩んでしまうのですね。

問題に目が行きがちなエクボさん、
もしかしたら心の底に「問題はあってはいけない」
と思ってはいないでしょうか?

問題がある限り、あるいはそれらが解決しない限り、
自分の人生は(あるいは世の中は)
十全に機能しない、という思いが
心のどこかにあるのではないでしょうか。

もちろん、
人生に問題がなかったに越したことはありませんが、
そのようなユートピアは私達の想像の中にしか存在しません。

ユートピアにこだわりすぎると、
それにふさわしくない、さまざまなものを
排除しなければいけなくなります。

でも、排除すればするほどに反対側のものは増えて
逆に気になってしまうという
パラドックスに陥ってしまいます。

それは、無菌室の中で生きようとすればするほどに、
ほんの少しの菌も気になってしまうように。

きっとこの人生で私達が試されているのは、
問題がたくさんあるなかで、
どのようにしなやかに人生を切り開いていくか、
ということだと思うのです。

泥があるから花が咲くわけですが、
美しい花だけを求めて泥を排除したなら、
美しい花も枯れてしまうことを理解するように、

人生の陰と陽は相互に依存しながら存在することを
深く理解することができたなら、

身の回りの問題も
さほど気にならなくなるかもしれません。

エクボさんの身の回りに起こっている
事象の意味を考えてみることも大切です。

病気になったからこそ
健康のありがたさを知るでしょう。

孤独や寂しさを感じるからこそ
友のありがたさを知るでしょう。

冬があるから春の温かさに感謝するでしょう。

すべては切り離すことができず、
反対側のものによって生かされているということを
知ってください。

問題に直面したら、
その問題の反対に存在するものは、
問題があるからこそ輝くということを
ぜひ思い出してみてください。

そして、エクボさんご自身にも、今まさに
問題の反対側のことが起きているにもかかわらず、

それらは棚上げされ、感謝されることなく、
次の問題ばかりに意識がいってしまっていないか
振り返ってみてください。

私達は問題を探そうと思えば、永遠に探し続けられます。

それよりも、今起きていることで
好ましいことやありがたいことに
意識を向ける努力をしてみてください。

きっと少しずつエクボさんにも
微笑みがもたらされることと思います。
      

ーーー

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Q:思春期の頃から、友達の前でも
なかなか自分の素の姿を出せなくなっていて、
大人になるにつれそれが
どんどん増しているように感じています。

だから友達と会っていても、
疲れてしまうことも少なくありません。

自分自身は人と話すときには、
自分のことを話すよりも、そこにいる人が
まんべんなく話をできるように努めているのですが、

結局人の話を聞いているばかりで、
本当は話を聞いてもらいたいのに、
聞き役になることも多いです。

どこか自分の中で、聞かれもしないのに話してはいけない
と思ってしまう部分があるんだと思います。

また聞かれないのは
自分への関心があまりないからなのかなと思ってしまい、
そう思うと余計に話し出せなくなってしまいます。

もう少し楽に、人と接することができるために、
アドバイスいただけますでしょうか。

【ハナ・40代・女性・会社員】

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A:FROM 川畑のぶこ

ハナさんに限らず、思春期というのは
他人の目や評価をことさら気にし始める時期であり、
それ故に社会性を確立する大切な時期でもあります。

大人への以降の時期ですが、
「大人の対応」といえば、「我を殺す」ことが
できるといえるのではないでしょうか。

社会的な生き物である私達が、
いつでもどこでも好き勝手に振る舞っていたら
社会は無秩序になり混沌としてきます。

相手に配慮したり、協調したりすることは
大切な社会的スキルです。

ところが、この配慮や協調も、
いつでもどこでも、そればかりしていると
バランスを欠いて生きづらい人生になってしまいます。

とくにプライベートでは、
息を抜ける場=ある程度ハナさんが
我を出しても受け入れられる場が必要です。

ハナさんにそのような場がない場合、
おそらく「素を出したら受け入れてもらえない」
という無意識で非合理的な思い込みが
あるのではないでしょうか。

幼少期にいい子でいることで、
親や周囲から評価を受けたという
インパクトある成功体験があったり、

逆に、そうしなかったことで
痛い目にあったなどといった
インパクトある失敗体験があると、

私たちは周囲に過渡に合わせることで
うまくやり過ごすことを
身に着けるようになる傾向があります。

また、親がさまざまな理由からゆとりがなく、
子どもに多くの時間を割けなかったり、
十分に関与できなかった場合に

「自分は関心を持ってもらえない人間なのだ」
という心理的な刷り込みがされてしまい、

「どうせ私の話など誰も興味を持ってくれない」
と決めつけてしまうことがあります。

この刷り込みの解除をするのに、
ハナさんの心の中にいまだに住み続けている、
子どものハナさんに向き合ってみるのは
大切かもしれません。

「そっか、あのときそんなふうに思っちゃったんだね」
「そりゃそうだよね」

って、
いつもハナさんが他の人の話に耳を傾けてあげるように
心の中の小さな自分に丁寧に耳を傾けてあげてください。

そして、

「周りがどうであれ、私はあなたのことにとても関心があるし、
 あなたの話を聞きたいよ」

と伝えてあげてください。

また、小さなころのハナさんに
インパクトを与えた親や大切な人も、
実はハナさんに関心がなかったのではなくて、

「もしかしたら、愛情や関心を表現するゆとりが
 なかっただけなのかもしれないね」

って、
小さなハナさんと一緒に振り返ってみてあげてください。

ハナさんの心の中のリトルハナさんが受け入れられ、
ハナさん自身と良き友になれたのなら、
自然と周囲の人とハナさんとの関わりに
変容が訪れるかもしれません。

どうか、愛ある姿勢でご自身と接してあげてください。
      

ーーー

★今週末です!
自分自身と丁寧に向き合う
マインドフルネスin九州

川畑のぶこ・ファシリテーター
梅田陽子・ボディーワーク
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Q:初めまして。
悩みは、義理の父のことです。

結婚して14年になります。

義理の父は、とてもお元気で活動的ですが、
自分の思い通りにいかないと、周りに当たり散らします。

暴言を吐く行為や、不機嫌になります。

私は会う時は、できるだけ不機嫌にならないようにと、
色々なことを共感する!という姿勢で会いますが、
長い時間一緒にいると、とても疲労感があります。

年末年始の海外旅行も、毎回成田空港に到着すると、
「もうこれで最後! 2度と旅行には行かない!」
と心に決めます。

でも、旅行に一緒に行くことは、自分が決めたこと。

「行きません。」と言えれば
このような気持ちにはならないのに、

毎年、声をかけられると、
「一緒にいきましょう。」と言ってしまいます。

帰宅後は、思い出しては、
義父に対する嫌悪感がでてきます。

朝のお弁当作りもいつもイライラしながら
作っていることに気づき、落ち込みます。

そんな自分が嫌になります。

結局、義父の問題ではなく、
私の心の中の問題なのではないか?と感じています。

実際、義父は私に対して
嫁としてアレやれ、コレやれ、は言わないです。
もしかしたら世間的にみても、言われてないと思います。

このように、ある対象者を思い出すと出てくる感情には、
どのように向き合ったら良いのでしょうか?

アドバイス頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

【アイ・40代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

アイさんのお義父様に対する複雑な気持ちが伝わってきます。

アイさんにとって、大切な家族なので
波風立てずにうまくやっていきたいからと、
ご自身の気持ちを抑えてきた結果、
心の中は荒波になってしまったのですね。

己の不機嫌を周囲にぶちまけ、暴言を吐く人に対して、
嫌悪感や疲労感を覚えるのは自然のことと思います。

このような精神的暴力に耐え続けることは不健全ですし、
アイさんの心身を蝕むことになってしまいますので、
耐える必要はないということを覚えておいてください。

私たちは、ときに思いやりや慈しみを
甘やかしと混同してしまいます。

相手の暴力を肯定したりうやむやにすることは
優しさのようでいて、実は怠慢です。

違うことを「違う」と伝える努力を怠った結果、
相手の暴言は許され続け、
改善や更生の機会を失ってしまうのです。

また、相手の不機嫌や暴言を受け入れ続けることは
アイさんがご自身を大切にすることも怠っています。

このように自他を大切にすることから離れてしまうのです。

我慢して言葉を飲み込み、心を抑圧していると、
やがて圧力を増した心は耐えられなくなり、
どこかで爆発してしまうでしょう。

顔も見たくなくなるのも当然ですが、そうなる前に、
飲み込んだ言葉を健全な形で出してみてください。

もちろん、相手を罵る必要も蔑む必要もありません。

「いまのような言葉(または振舞い)に
私は傷ついてしまいました。」と率直に伝えて良いのです。

「あなたはダメだ」と伝える必要はなく、
「私がどうなのか」という
“I” を主語にしたメッセージで伝えてみてください。

また、お義父さんが大切な家族なので
良い時間を過ごしたいと思っているけれど、
現状アイさんにとって苦痛になってしまうことも
伝えると良いと思います。

もし、ご主人が協力的なら、ご主人からみて
アイさんの心の負担になってしまっているようなので
改善を求めるのも良いと思います。

このとき、「アイさんが言っていた」と伝えると
三角コミュニケーションで
関係性を拗らせてしまう可能性がありますから、

あくまでもご主人からそう見えること、
やはりご主人も”I”を主語に伝えることが大事です。

このようなやり取りに憤慨するようであれば、
それを理由にある程度の距離を取ることになるかも
しれませんが、そうであればそれは
願ったり叶ったりではないでしょうか。

その場合、健全な関係性を維持するために、
今、お互いに必要な距離感と受け止めてください。

アイさんが優しくも毅然とした態度で臨むことで、
暴言を吐きにくくなるはずです。

NOにはNOと言う。
暴力は許さない。

このような態度を育むことで、
アイさんの奪われたエネルギーを取り戻せることと思います。

勇気のいることですが、
大切な変化を起こすときには、ときに勇気を振り絞る決断が
必要だということを覚えておいてください。

応援しています!
      
     
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Q:すぐに人と比べて、人を見下してしまいます。

別に自分がすごい人間だって誇れるわけではないです。
人の欠点を見つけることで安心しているのかもしれません。

「他人と比べるな。」って子どもに言いつつ
比べている自分が嫌になります。

家族に対しては、私だけ部屋がない。
私だけ家事をしている。
と、いつもモヤモヤしています。

旦那にも人とすぐ比べるから損をするって
指摘されました。

他人でなく自分の過去と
比べられるようになりたいです。

子どもにも欠点ばかり指摘してしまう自分も
変わりたいです。

【ポテチ・50代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ポテチさんのように
人と自分を比べてばかりで不安になったり
落ち込んだりする人はたくさんいると思います。

比較するときに、
相手にできているところで
自分は出来ていないことに着目して、
「自分も頑張ろう!」と前向きな気持ちになり、

チャレンジ精神が出てくるのであれば、
その比較は健全にポテチさんの
人生に機能していると思います。

心理学者のアドラーは、
これを人生の補償機能と言っています。

彼の開業した地域には遊園地があったのですが、
そこで働く大道芸人は子どもの頃から
身体的な器質へのコンプレックスがあり、

それゆえに身体能力を磨き上げて、
すなわちそのコンプレックスを昇華して
人生を切り開いている人が
多かったことに着目しました。

ただ、このようにチャレンジと達成に
結びつく劣等感なら良いのですが、

「それに引きかえ私は…」と卑屈になり
自分を貶めるかたちで比較してしまっている
のであれば、その比較は
ポテチさんの人生を損なってしまいますね。

その場合、今回ポテチさんがお悩みの
「相手を見下す」というかたちで、

私たちの無意識は
劣等感を一気に優越感に反転させることで
心理的な補償をしようと
苦肉の策に打って出るのです。

優越感も劣等感と同様にトリッキーです。

ある分野において私は相手よりも優っているという
ニュートラルな事実に基づいた
比較からの優越感なら問題ありませんし、

適切な評価やさらなる向上心に
つながるかもしれません。

その場合、相手には別の分野で
自分より優っている部分があることも
ニュートラルに理解し評価できています。

そこには不要な緊張や不安がありません。

ところが、卑屈さを消したいがための優越感は、
一見充足感をもたらしてくれそうですが、
いっときの満足感しかもたらしません。

その気分は長持ちしないので、
また不安にかられて
見下す相手を探し続けなければいけません。

常に心が乾いているので、
潤す対象=見下す相手を
見つけなければいけない状態です。

豊かさに前向きにはたらく健全な優越感は
内発的な力により育まれるものです。

マイナスを消し去ろうとする後ろ向きな優越感は
外発的な力によって刺激されます。

その背景には「私は基本的に劣っているので…」
という不安や緊張がいつもつきまとうのです。

大切なのは、私には相手と比較して
優っている部分もあれば劣っている部分もある
ということを知ること。

また、優劣があるからといって、
それが私の人生の価値を決定づけるものではない
ことを知ることです。

「私の人生の価値は
 私の内的な力により変わるもので、私次第である。」

「私には何とも比較できない唯一無二の個性と
 価値があり、それを大切に
 自身の人生を充足させることができる。」

といった信念を大切に、
また、ポテチさんの良い面にもたくさん注意を注いで
あげて、それを伸ばしてください。

劣等感も優越感も
人生のバネにもなれば、足かせにもなります。

諸々、優劣あるけれど、私もOK。あなたもOK。

この精神はポテチさんがよりリラックスして
人生に向き合う力につながることと思います。

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、一歩さん(60代・女性・学校講師)
のご相談にお答えします。

【Q】私は初老とも言える67才ですが、
早とちりの上、心配性という自分の性格のため、
失敗が多く落ち込んでいます。

先日は、自分のバッグに入れておいたお財布が見当たらなくなり、
職場で紛失した可能性もあると思い上司に相談しました。

結局、そのお財布はそもそもバッグには入っておらず、
家にありました。

出かけたあとに、ガスの火を消したか?
と心配になったことも何度かあります。

実際に消し忘れたことは一度もなかったのですが、
常に心配になってしまいます。

もっと落ち着いた気持ちで、毎日を過ごしたいです。

 
【A】一歩さん、ちょっと早とちりで、心配性とのこと。
このあたりはパーソナリティによっても違いますね。

なので、それが認知機能の障害ではない場合、
「あ、そうか、そういう性格だから気をつけよう」
と思うことは大切です。

では、具体的にどのようにすれば
落ち着いた状態で日々を過ごせるかということに関して。

ご相談にあった、お財布の件もですが、
私たちは日々本当に忙しくて、やることがいっぱいあって、
マルチタスクになってしまうことが多々あると思います。

そうすると、今、目の前の作業に集中しなければいけないのに、
心はあちこちに飛んでしまっているということがあるわけですよね。

この状態をなくして、「今この瞬間」に
落ち着いて意識を集中できるようになるのには、
「マインドフルネス」がとても大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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230109

FROM 川畑のぶこ

今日は、ぐぅちゃんさん(50代・女性・パート主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】もうすぐ56歳になるパート主婦です。

夫、21歳長女、18歳長男とねこの5人暮らしです。
家事が苦痛です。
本当にうんざりしています。
特に夕方4時半からの洗濯物たたみ、掃除、
夕飯の支度、片付け、洗濯、洗濯干しと、
パートのあとも7時間労働です。
しかも家族の帰宅時間がバラバラで、
その都度あたためたりする手間で、
やりたいことがなにもできません。
夫と長女は少し家事を手伝ってくれますが
それはあくまで手伝い。
メインは私がやることというスタンスです。
永遠に続くこの家事地獄に
絶望感を感じています。
起きればまた朝食、
弁当作りにバタバタするのかと思うと、
それだけの自分に自己肯定感が下がります。
断捨離をしたくても、
またできなかったとイライラが募ります。
やりたいことや夢があるのに、
家事に忙殺されている現状。
夫や子どもたちはやりたいことをやっています。
その都合のフォローをする役割が
妻、母親だと思っていましたが、
もうそれはやめたいのです。
自由になりたいのです。
1人になりたいのです。
自分のためだけに生きたいのです。
【A】ぐぅちゃんの切実なお悩みです。
自分の時間がないということですよね。
私たちはみんな自由が大切ですし、
それを求めるのは当然です。
ただ、もうすべてを手放して
一人になりたいと思ってしまっているのは、
全か無か思考になってしまっている状態。
ぐぅちゃんが、それほどまでに
追い詰められているというか、
もしかしたら、自分自身を
追い詰めてしまっているかもしれません。
私からのアドバイスは2つあります。
1つは、家事との関わり合い方について、
今一度、考え直してみること。
もう1つは、ぐぅちゃんのニーズを適度に、
健全に、ご家族に伝えること。
正式に場を設けてコミュニケーションして、
理解と協力を仰ぐことはとても大切です。

 

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、みっちゃんさん(50代・女性・事務パート​​)
のご相談にお答えします。

 
【Q】私は小さい時から、母親から
「悪いことをするとバチが当たるよ!」とか、
「あんなことをするから、こんな悪いことが起きる!」と、
迷信みたいなものに縛られて生活してきました。

子どもの喘息についても
「ご先祖様が成仏されていないから…」と
宗教の人に言われ、勧誘されて入りました。

普段、何もない時は大丈夫なのですが、
少し何かあると、その物事そのものよりも
恐怖でいっぱいになってしまい、
周りが見えなくなります。

何か、ずーっと、恐れを感じながら
生活しているように思います。

この思い込みのような癖から、脱出したいです。

 
【A】ひと昔前は、親が子どもに
「そんなことすると罰当たるよ」とか、
「お天道様、見てるよ」「閻魔様に舌抜かれるよ」と
教えてしつけをしたりしたことがありますが、

みっちゃんの場合は、
お母様の言葉によって、その強度が増すというか、
真実味が増すというか、しつけのレベルを超えて、
もう呪縛のようになってしまったのかもしれませんね。

子どものしつけにおいて、確かに
「罰が当たる」というような概念は、
因果応報的に大事だと思うのです。

自分がやったことには責任取ろうとか、
人が傷つくようなこと、苦しむようなことをしちゃいけないよ、

そういうことをすると自分にも返ってきちゃうよ、
というのを因果応報的に教えるのは
すごくいいことだと思うのです。

ただ、あまりにも、見えない世界が
私たちを全てコントロールしていて、
自分たちでは何もできないんだというような状態に
なってしまうと、これはちょっと違いますよね。

科学的エビデンスのないいわゆる「スピリチュアル・ビリーフ」、
目に見えないものの観念や信念については、

みっちゃんが、それを採用して人生を歩むことが、
果たしてご自身にとって健全なのか否かという視点で
見ていくとよいでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:引っ越し先に馴染めず拒否感や焦りばかりあり、
もうすぐ2年経とうとしているのに
まだ前の地域に戻りたい気持ちがぬぐえません。

上の子の入学に合わせ夫や義実家の意向を汲み
隣町に戸建てを購入し引っ越しました。

しかし、私は適応障害のようになり、
娘は蕁麻疹が出るようになりました。

私の職場も娘の友達も前の地域で、
地方都市の中心であったため
便利さも楽しさも育児支援サービスも整っていました。

そのため慣れた地域から
引っ越したくはありませんでしたが、
夫の職場からは30分ほど離れている上に
夫は家族経営、長男、次期社長など家長制度も強い家で
色々私のわがままを通しきれず引っ越しました。

義父からも度々男を産んでくれ、
隣町に家を建てたらどうだ、夫を頼む、
成功した自慢などを聞いていて、
自分らしく楽しく前の地域にいることが
何か夫を支えていないように感じるようになりました。

少しHSPの気があるかもしれません。

夫にも自分の気持ちを伝えてはいましたが
あまり理解してもらえず、
私の夜勤のある仕事も手放したくなかったため、
夫も協力しやすいよう決意したつもりでしたが
心のバランスがとれなくなりました。

いつもイライラし落ち込むくらいなら
前の地域に戻ろうとなっても義父が反対、
夫は何も言わず私だけ悪者状態です。

どう気持ちを整え楽しく過ごしていけるか分かりません。

ぜひアドバイスお願い致します。

【こまき・40代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

引っ越しなどの環境の変化があるときは、
私たちはストレスを受けやすいものです。

しばらくすると慣れてくる人がほとんどですが、
なかなか新しい環境に適応できず、
適応障害になる人もいます。

すると、抑うつ感や絶望感が出たり、常に緊張したり
不安やあせりを感じたりといった状態が続き
辛くなってしまいますし
ときに、食欲不振や不眠などの
身体的症状が出ることもあります。

そのような場合は、無理をせずに
早めに受診をして治療に取り組むことが大切です。

こまきさんはご自身でHSP
(ハイリー・センシティブ・パーソン
=とても敏感で感受性が高い人)
かもしれないとおっしゃるように、
その感受性の強さゆえ、細かいところも気になり、
ストレスを抱え込んで適応障害になってしまった
可能性はあるでしょう。

適応障害の対処法は、
ストレスの原因を取り除くことがベストですが、
こまきさんのように、そのためには
引っ越ししなければいけないというと、大掛かりで、
なかなか簡単にはいかないでしょう。

環境の調整ができない場合は、
こまきさんの優れた感受性を違う方向へ向ける
努力をすることをおすすめします。

現在は、ネガティブなことに
焦点が行きがちかと思いますが、
身の回りに起きている喜ばしいこと、
美しいもの、また感謝できることなども
少なからずあるはずです。

たとえば、娘さんに蕁麻疹があるかもしれませんが、
学校の友達と仲良く楽しくやっていることなどは
どうでしょうか?

育児支援サービスも娘さんの成長とともに、
小学2年生になったなら、不要になっていませんか?

それは娘さんがしっかり成長している喜ばしい証です。

土地柄不便な分、自然が豊かであったり、
人々が親切などはどうでしょう?

それらに意識や注意を向けて、
それをありありと感じる努力をしてみてください。

こまきさんにとって、良いものに目を向ける努力です。

また、過去との比較でジャッジしてしまいがちなクセを、
これまで気づかなかった(価値とは思ってもみなかった)
新しい発見があるかもしれないという
愛ある好奇心に変えてみてください。

また、こまきさんは、繊細で
人の気持ちがわかってしまうがゆえに、
自分の領域を相手に簡単に明け渡してしまっていること
も多いのではないかと思います。

自分の心の中の大切な庭を、
その価値をわからない人に
簡単に明け渡す必要はありません。

庭に植えられている草花を雑草と思って
ズカズカと踏み入る人もいます。

大切な心の庭に囲いをたてて、大切な木をお世話し、
やがて大地に根をしっかり張って、大きく育ったなら、
もう囲いを外しても、周囲がズカズカ踏み入れても
微動だにしないでしょう。

相手に合わせすぎず、
自分を大切にしてよいと心底許し、
そのように行動したなら、
相手の振る舞いにいちいち反応しなくて
よくなるかもしれません。
     
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