夫婦関係

0609(大) 2

FROM 川畑のぶこ

モモさん(70代・女性・会社役員・宮城県)
のご相談にお答えします。

【Q】70代の夫と結婚して48年になります。

母親同士が知り合いという縁で
結婚したのですが、モラハラ夫でした。
身体的な暴力はないのですが、
些細なことで激怒するので
怖くてたまりませんでした。

自分の言うことは
全て正しいと思っているようで、
自分の価値観を押し付けてきます。

当時はモラハラという言葉もなかったので、
この人はどんな育てられ方をしたのかと
不可解でした。

夫は42歳で起業しましたが、
最近は売上も減り、
年齢的にももう会社を畳んだ方が良い
と私は思うのですが、本人は、
あと1年はやりたいと言っています。

私は会社の経理などの仕事をしています。

何度も何度も離婚を考えたのですが、
離婚して再婚してもまた同じ様な人と
結婚すると聞いていたので、
我慢してきました。

夫の性格は全く変わっていないのですが、
私は言いたいことは言うようにしよう
と思うようになりました。

でも、最近の私は、夫から一度
注意されてもすぐ忘れてしまい、
同じことをしています。

また、私が体の不調を言っても
夫の心には残らないようで、
「そんなことは聞いてない」
と言ってきます。

ひたすら夫に我慢する人生だったので
自分の人生を生きたいのですが、
夫の顔色ばかり見て暮らしてきたので、
自分の人生を生きるという意味が
分からないでいます。

自分のために生きる実感を持つには
何から始めれば良いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

【A】48年間もご主人に連れ添って
いらっしゃったモモさん、
これまでよく頑張ってこられましたね。
拍手を送ります!

「自分のために生きる実感を持つには
何から始めれば良いのか?」
とご質問くださいましたが、

モモさん、すでに大きな一歩を
踏み出していらっしゃると思います。

「言いたいことは言うようにしよう
と思うようになった」とのことで、
これはとても大事なことです。

モラハラ夫に何かを言うというのは、
とても大変なことだし
怖かったと思うんです。

でも、それを実行し始めているのは
モモさんにとって
とても大きな変化ですし
素晴らしいことですので、
ぜひ続けていただきたいところです。

加えて、モモさんがこれからの人生を
ご自分のためによりよく生きるために、
今日からやってみていただきたいこと
があります。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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Q:初めまして。

最近感じる自分の中の感情について、
適切な対処法をご教示いただきたく
相談させていただきます。

私51歳、夫55歳、娘23歳、息子21歳で、
結婚26年目です。

昨年、夫の20年近い不倫が発覚し、
別居を始めて1年になります。

今回の件で夫への信頼は無くなり、
夫に対して許容出来ていた事全てが
許容出来なくなりました。

相談内容というのは、
そういった夫への感情を
娘にも向けてしまう事です。

娘は夫と思考が似ており、
笑いのツボも同じで、
とても馬が合うようです。

そういった事から、
私が嫌だと思う夫の思考や行動を
娘が行う事で、娘を受け入れたくないと
思ってしまいます。

例えば、娘には永くお付き合いしている
彼がいるのですが、
常に彼より勝る人を探しています。

彼はとても娘を大事にしてくれているのに、
トキメキが無いと言い、
良い人が見つかれば乗り換えると言います。

私はこのような不誠実な娘に
夫の裏切りと同じ感情を抱き、
腹立たしさを感じます。

お金の使い方についても、
損得勘定が根付いており、
お金に貪欲な所が夫と重なり
不快感を感じてしまいます。

また2人はとても仲が良く、
2人で温泉や海外旅行に行ったり、
夫は娘の送迎も頻繁にしています。

不倫発覚の際、私は1人で抱える事ができず、
娘に打ち明け今後について相談しましたが、
娘は
「パパが悪い。でも私はパパと似ているから
 理解できるし気持ちもわかる。」
と言いました。

私達夫婦がどのような関係になろうと、
親子関係は良好であってほしいと
願っていますが、私の娘に対する感情は、
裏切った夫と重ねて
敵認定しているように感じます。

また、私の味方になってくれないという
寂しさも感じているように思います。

このような感情と、
今後どのように向き合い、
対応していけば良いでしょうか。

アドバイスよろしくお願いいたします。

【ちひろ・50代・女性・会社員・兵庫県】
     
      
―――――――――――――――――   
   
   
A:FROM 川畑のぶこ
         
信頼していた夫が
20年近くの不倫をしていたと知ったときの
ちひろさんの衝撃と深い心の痛みは
決して言葉で表せるものではないと思います。


そんなお気持ちを丁寧に説明してくださり
ありがとうございます。

夫との信頼が崩壊して別居を決意され、
心のクールダウンを図っているところに、
こんどはそこから派生する
娘さんとの関係の揺らぎを
感じていらっしゃるのですね。

長年連れ添った大切なパートナーの
裏切りを思えば、ちひろさんが周囲に対して
疑心暗鬼になってしまうことは
自然な感情だと思います。

このような裏切りが残した心の深い傷は、
その再発を防ぐために
過剰に反応してしまうこともあります。

これはちひろさんの中に宿る
自然な防衛反応でもあります。

心理学ではこのような現象を
「転移」と呼びます。

転移とは、
もともとフロイトが提唱した概念で、
「過去に重要な人物に対して抱いていた
 感情や期待を、今目の前にいる別の人に
 無意識のうちに向けてしまう現象」
のことです。

たとえば、子どもの頃に
厳しい母親に認めてもらえなかった人が、
大人になって上司や恋人に対して
「もっと認めてくれない」
「評価してくれない」
と感じやすくなるとか、
過去に裏切られた経験があると、
別の人のちょっとした行動でも
「また裏切られるのでは」
と不安になってしまうといったものです。

こうした感情は、
今の相手に対して起こっているようでいて、
実際は「過去の誰か」に感じていたものの
再現です。

転移は感情の過去の心の傷や愛着の記憶に
根ざしたもので、それらを心の奥底に保存し、
それが似たような状況や、
似た雰囲気を持つ人に出会ったときに
無意識に呼び起こすもので、
意識的に行われるものではありません。

ちひろさんが夫から受けた長年の裏切り
(=深い傷・怒り・失望)が、
似た価値観や言動を持つ娘さんに
向かってしまうというのは、
典型的な転移のひとつで、
本来は夫に向けるべき怒りや悲しみが、
似た反応を見せている娘さんに
すり替わって表れています。さ

らに、味方になってほしかったのに
中立的だった娘さんへの
怒りや寂しさや孤独感が、
「私を裏切った」夫の姿と重なって
見えてしまっているのかもしれません。

転移への対処法として、まず、
これは娘に対する感情なのか、
それとも夫への感情がすり替わっているのか?
と、いったん立ち止まって考えてみることです。

決して感情を否定するのではなく、
その感情に気づいて、受け止めてあげます。

感情に名前をつけて言語化することを
ラベリングといいますが、たとえば、
「私は怒っている」とラベリングすることで、
脳の感情を司る部分である
扁桃体が落ち着くという研究もあります。

ちひろさんも娘さんに対して
怒りや寂しさや孤独をかんじたときは、
まずそれをラベリングしてみてください。

また、それがどこから来ているのかも
言語化してみます。

「ああ、私は夫に裏切られたことで
 また同じことが起きると思っているのだな」
と。

このようにちひろさんご自身の感情を
言語化して客観視するだけでも、
感情に飲み込まれるのを防げます。

言語化ということでは、
出てきた思いをメモしたり
日記をつけたりするのも有効です。

感情が大きく揺れるときは、
思考も過去や未来へ暴走しがちですが、
そんなときは心を今・ここに戻す
マインドフルネスの実践がとても有効です。

まず呼吸に丁寧に注意を向けて、
吸う息とともに、
今吸っていることに気づき、
吐く息とともに、
今吐いていることに気づきます。

これを数回行うだけでも
ぐんと心が落ち着きます。

そして、今身のまわりに起こっていることに
丁寧に注意を向けていきます。

座っているなら椅子の硬さ・柔らかさ、
体重が支えられている感覚、
部屋の温度の感じ、
お茶を飲んでいるなら
そのカップの感触や温度、
目に入るカップのデザインやお茶の色、
香りやカップを上げ下げするときの音、
唇に触れる感触、すする音、
お茶の味、喉越しなど。


このように五感を研ぎ澄まし
注意を今に戻すことで感情の高ぶりを
落ち着かせることができます。

感情が高ぶっている時は、
このように「反応」せずに「対応」をします。

このことで、夫への怒りと娘への感情が
区別されます。

そして、本当は私は
娘とどうありたいのだろう?
というご自身の素直な気持ちにも
意識を向けて、
その気持ちを大切にしてください。

おそらく、ちひろさんは
娘さんと良好な関係を持ちたいからこそ
裏切られた感じがするのではないでしょうか。

「味方になってほしかった」
「もっと私の気持ちを理解してほしい」
という期待が裏切られると怒りが生まれます。

ですが、人間関係はさまざまな価値観のもと、
ときに分かり合えないことを前提にした
付き合い方が必要になることもあります。

娘さんと夫も、
似ている部分はあると思いますが、
人格も人生もまったく別の存在です。

夫の行為にはちひろさんへの
裏切りがあるでしょうが、
娘さんは母親を裏切ろうとしているわけでは
ありません。

さらに、娘さんの恋愛への姿勢が
必ずしも不誠実とはかぎりません。

もしかしたら、不誠実にならないように、
まだ大きな決定(=婚約や結婚)はせず、
自由恋愛であるがゆえに、
そのあいだに様子をきちんと見て、
悔いのないように相手を選ぼうと
思っているのかもしれません。

そうであれば、それはむしろ誠実な姿勢とも
いえるのではないでしょうか?

自分の気持ちを抑圧して
「長く付き合っているから」
という惰性で、質より量のみを重視して
結婚したなら、後からその抑圧が爆発して、
あのとき心の声に忠実に
生きていればよかったと後悔し、
関係が破綻する可能性もあるわけです。

自分の自然なニーズを確認し、
忠実になり、同時に法を守りながら、
娘さんなりの責任感で
慎重に行動しているのかもしれません。

娘さんは父親の行動に対して非を認めつつも
その動機を理解できると
理解を示したにすぎません。

私たちが相手を思いやるときは
行動を許せなくても、
動機の理解が必要ですし、
それがなければ人間関係に
調和は生まれません。

自分の価値と同じなら味方、
そうでなければ敵という二分法で
判断するのではなく、大切な母と父の関係の中に
徒(いたずら)に巻き込まれてもがく子、
と理解することもできます。

家庭内のいびつなバランスの中で
娘さんなりに必死にサバイブしようと
しているのかもしれませんね。

このように、娘さんも父や母と一緒で、
まだ未熟だけど、失敗も含めて
自分の人生を選びながら
さまざまな経験をして生きているのでしょう。

そのことを信頼できるようになるためにも、
まずちひろさんご自身が、
ままならぬ人生に起きていることから
学び取り、それをバネに前進できる自分なのだ
という自信を身に着けていくことは
大きな課題となってくると思います 。


周囲からの承認によってではなく、
まず私にもっとも近い私自身が私を理解し、
認め、味方でいようという姿勢を
育んでみてください。

他人の承認を自分の安定の軸に
しすぎないことは、自分を守ることにも
つながります。

今、娘さんとの関係に悩む背景には、
ちひろさんの心がまだ大きく傷ついていて
癒えていないという事実があります。

ちひろさんが本当に
娘さんと良い関係を築きたいと願うからこそ、
今の感情を整理しようとしている姿は、
深い愛情の証でもあります。


そのことを認め、まずはご自身のケアを
大切にされてください。

裏切りによって損なわれた
「自尊心」「信頼」「安心感」は、
時間と丁寧な自己対話によって
回復できるでしょうし、そのことは
娘さんとの平穏な関係性にも
つながることでしょう。
       
        
ーーー
   
 
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0512(大)

FROM 川畑のぶこ

ののちゃんさん(30代・派遣社員・奈良県)
のご相談にお答えします。

【Q】51歳、結婚22年目の専業主婦で、
高校2年生、中学3年生、中学1年生の
3人の男子の母です。

一見にぎやかな家庭に見えるかも
しれませんが、私の心の中は
ずっと孤独で、毎日がつらいです。

ここ2〜3年、
夫との関係が急激に悪化し、
最近では会話らしい会話が
なくなりました。

何を言っても怒られたり、
文句を言われたりするので、
話すこと自体が怖くなってしまいました。

半年ほど前からは、
「もう何を言っても無駄」
と私自身が諦めてしまい、
今では夫の顔を見て話すことさえ
できなくなっています。

ご飯を作っても、
美味いでも不味いでもなく、
反応なし、無言で食べます。

子どものことを相談しても、
「どっちでもいいんじゃないの」
「お前が決めれば?」などと
言われることがほとんどです。

子どもたちとのつながりも、
私が見る限りでは希薄です。

もっとも、3人ともそれぞれ大きくなり、
思春期の子もいますし、
そもそも男同士、そんなに仲良くは
しないのかもしれませんが、、、。

でも、それを差し引いたとしても、
父親の愛情のようなものが
私には感じられません。

私にも、子どもたちにも、
興味がないようにしか
感じられないのです。

私の一方的な感じ方なのかも
しれませんが、

それを確かめようにも
どんな切り出し方をすればいいのか、
考えるだけで
夫の反応が怖くなってしまい、
何も言い出せずにいます。

収入も仕事もない私は、
この家の中にいる意味が
だんだん分からなくなってきました。

夫は毎日、勤勉に仕事に行き、
まっすぐ帰ってきますし、
休みの日もだいたい家にいるか、
出かけるとしても地域の本屋や
カフェに行く程度。

別に、浮気をしたりしているわけ
ではないと思います
(本当のことはわかりませんが)。

細かいことを言い出せば
お互いいろいろあるとは思いますが、
私は基本的に夫のことは
尊敬しています。

ただ、「昔のようにこの人と仲良く
やっていく未来はもうないのだろう」
と、ここ2〜3年の流れから
そのことだけは確信してしまうというか、
察知してしまったような気がしています。

側から見れば、にぎやかで平和な家庭に
見えるのだろうと思うのもあり、
誰にもこんな話はできず、
ずっと一人でモヤモヤした気持ちを
抱えながら日々を過ごしています。

何かがキッカケで
この現実が変わることもあるのか、、、
そんな希望も捨てきれず、この先、
どうしたらいいのか分からずにいます。

母親思いでいてくれる3人の息子たちとの
関係は良好で、それだけが救いです。

【A】おかきさん、3人の息子さんの
子育て、頑張ってこられましたね!
まだ成人というわけではないにせよ、
下のお子さんも中学生ということで、
3人とも自立の過程にいらっしゃる。

ご主人に対しても、お子さんに対しても
これまでとても愛情深く接してこられた
おかきさんだからこそ、

そのような家族関係の変化の中で、
ふと寂しさのようなものを感じたり、
ご自身の存在意義に疑問を抱いたりする
瞬間が増えてきたのかもしれませんね。

でも、それはとても自然なことでも
あります。そして、おかきさんが
これまでご家族に注いできた愛情を
それ以外の対象にも注いでいく
きっかけにもなるかもしれません。

ご主人との関係性については、
おかきさんはご主人を尊敬なさっている
ということですから、その気持ちを
率直に伝えるとよいと思います。

具体的にどんなふうにするとよいか、
私なりのアドバイスを
させていただきますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:40代の主婦で、
小中学生の子どもがいます。

夫が診断はないけれどASDで、
私がカサンドラ症候群になってしまい、
必死に立て直して別居して3年になります。

「離婚も別居もしない」
と言われたのですが、
 
子どもたちもおかしくなってきたし、
私自身が夫といると「死にたい」と
思ってしまうので無理矢理離れて、
やっと自分を取り戻せました。

今は3人ですごく仲良く暮らしています。

夫と子どもたちは
年に数回旅行に行ったりして、
 
私は引継ぎで5分くらいなら
平常心でいられて、
生活費はちゃんとくれるし、
まぁまぁいい関係です。

世間的には悪いことなのですが、
私には付き合っている人がいます。

既婚子無し同世代の人です。
そちらの家庭もいろいろあるようです。

付き合うといってもメールばっかりで
会うのは年に2・3回、体の関係も有り。
 
会う時はお互いに大事にし合う
いい関係です。

配偶者からは得られない、
人としての幸せがあります。

「不倫は離婚してからやれ」
が一般論ですが、
離婚って、そうそうできないです。
 
「結婚という制度に無理がある」
と思います。

不妊治療時代からセックスレス、
カサンドラ症候群、
でも離婚しないと夫に言われたら、
一般論じゃ私は幸せになれません。
 
制度の中で幸せな人はいいな、と思います。

でもそうじゃない人もいるわけで、
中の人に迷惑かけなければ
放っといてほしい。

あちらの奥様に知られたら
自分の貯金から慰謝料を払う覚悟くらい、
ある。

不倫否定派の知識人の方の文章に
「子どもが知ったらかわいそう」
とあるのを先日読みました。

私は、全くそう思わないんです。
わざわざ知らせることはありませんが。

これは、
子どもが知ったらかわいそう、
でしょうか?

【mm・40代・女性・主婦】
     
      
―――――――――――――――――   
   
   
A:FROM 川畑のぶこ
         
とても複雑でデリケートな問題であり、
mmさんの思いと現実の葛藤が伝わってきます。

人の感情は法律によって動くものではありませんし、
辛いときや寂しいときに
どこかに癒しや安らぎを求めるのは
自然なことでしょう。

私たちには一人ひとりに
幸せや心の平穏を追求する権利があります。

長い間、カサンドラ症候群や
心の負担を抱えながらも、
子どもたちの幸せも考えて
mmさんなりに努力されてきました。

自分と子どもの幸せを守ろうとされる姿勢は
とても尊いことです。

一方で、子どもが知ったら可哀想か
ということに関して、mmさんは
「まったくそうは思わない」
とは言いつつも、いろいろを調べられたり
このようにご相談されているということは、
 
少なからず人の道に
外れてしまっていることへの
罪悪感があるからかと思います。

社会的な制度の枠を超えて、
自分が幸せになるための選択を考えることは、
ときとして間違いでないこともありますが、
 
周囲や子どもたちに与える影響も
考慮したときに、長期的な視点からも
本当に幸せにつながるのか?
は慎重に見極める必要がありそうです。

子どもに知られたら可哀想かどうかは、
ケースバイケースでしょうし、
 
子どもたちの年齢や性格、精神的な成熟度、
子どもたちから見た夫婦関係と
それによってもたらされる
家庭の空気感によっても異なるでしょう。

子どもにとってはお母さんの不幸な姿を
目にし続けることのほうが
可哀想なこともありますし、
 
「死にたい」と思うのに
「子どものために」
と自己犠牲を払い続けることは
良い社会的モデルにもなりません。

それよりも、子どもたちなりに
父親の理不尽さを理解している場合、
母親が果敢に困難を乗り越える姿勢が
良いモデルとなることもあります。

ただし、子どもがすでに
大学生や社会人ならまだしも、
今はmmさんが
「知らせる必要はない」と感じているのは、
  
やはりどこかで
小学生や中学生のお子さんたちが、
自分の母親が不倫をしているという事実は
受け入れがたく、

混乱や不安で傷つく可能性を
感じているからでしょう。

現状、そのバランスの見極めは
デリケートと言わざるを得ませんし、
 
子どもたちに必要以上の情報を与えず、
同時に、子どもたちが何かを感じ取った場合、
それにどう対応するかも考える必要があります。

mmさんは制度によって苦しんでいると
訴える一方で、夫からの婚費と養育費の
定期的な支払いという、
まさに結婚制度の恩恵も享受しているので、
 
「そうそう離婚できるものではない」
というご自身のダブルスタンダードにも
気づかれていることと思います。

制度や法は私たちを縛ることもあれば
守ることもあるのですね。

さまざまな価値観の人が暮らす中で、
無法国家なら得られない安全安心な生活を、
 
ひとりひとりの基本的な人権が
損なわれぬように、大多数の人が
安心して幸せに暮らせるように
つくられた智慧です。

mmさんが相手の妻に知られた場合の
慰謝料に関して言及しているのも、
 
自分が幸せを求める行為が、
不貞相手の妻の幸福を得る権利を侵害する、
ご自身にその権利はないことを
理解されているからと思います。

そう、みんなmmさんとおなじように
幸せになりたいのです。

そしてそれは尊い姿勢です。

mmさんには、法治国家に暮らす以上、
周囲の権利を侵害することなく
その制度を理解し活用して
 
ご自身やお子さんの幸せを追求するには
どうしたらよいかを
賢く考えていただきたいと思います。

不貞行為が相手の妻に知られた場合、
一度の慰謝料を払って終わりと
mmさんはお考えかもしれませんが、
 
相手が法律家を立て
和解契約を結ぶなどの場合、
それ以降に不貞行為があった際の
ペナルティーが課される可能性があります。

すると不貞行為の度に数十万から数百万円の
ペナルティーが課されることがあるので
その覚悟が必要です。

また、不貞の常套句
「妻との関係は破綻しているんだ」
を鵜呑みにすると、
   
現実はそうでなく、
不貞相手の妻には夫への愛情があったり、

彼自信もまだ妻への愛情があって
不貞行為のときには
妻との不満部分のみが切り取られて
伝えているなどといった場合に、
 
相手の妻の苦しみや恨みによる感情応報は、
お金以上の負担になる可能性もあります。

さらに、そこに子どもたちが
巻き込まれるとなると、
大きな混乱につながり
幸せや平穏な暮らしから程遠くなる可能性が
あることも覚悟しましょう。

さらには、不貞行為が相手の妻だけでなく、
夫に知られた場合、mmさんは有責配偶者
(婚姻関係を破綻させた責任を担うもの)
となり、mmさんからの離婚請求は
原則として裁判では
認められなくなってしまいます。

逆に夫が離婚を求めた場合は
mmさんが経済的理由で
離婚したくないと望んだとしても、
 
離婚が認められる立派な事由になり、
夫から賠償請求されることもありますから
その覚悟も必要です。

では、諦めて泣き寝入りなのか?
というとそうでもありません。

mmさんが夫との
健全なコミュニケーションが難しい場合、
 
中立的な第三者を介した話し合いとして、
離婚調停を起こし、養育費を確保して
離婚することも可能です。

調停を起こすことで夫に真剣度も伝わり、
話が進むこともあるでしょう。

配偶者がASDだというだけでは
離婚事由として乏しいですが、

●すでに別居を3年以上していること

●不妊治療をしていたころから
 セックスレスであること

●夫の態度によって「死にたい」くらい
 精神的苦痛を感じていること
※きちんと精神科や心療内科を
 受診してください。
 後に記録が必要となる可能性もあります。

●子どもたちも父親の態度で
 おかしくなってきていたこと

などを事由として、
調停が進むこともありますし、
 
万一調停が不調で機能しなかった場合は、
裁判官の判断で、離婚請求が
認められる可能性もあります。
 
(ただし、繰り返し、mmさんが
有責配偶者となった場合は
難しくなるので注意が必要です。)

このように、mmさんが
感情に流されることなく、
地に足をつけてご自身と我が子の幸せと
平穏な暮らしを願うなら、制度は
mmさんに有利にはたらくこともあります。

 
最後に、寂しさや幸せは、
本当は制度の問題ではなく、
mmさんの生きる姿勢で変わることを
知っていただきたいです。

制度がある国でもない国でも、
置かれた場所で人生を切り開き
幸せを体験できる人もいれば、
不満に目を向けて不幸に暮らす人もいます。

 
大切なのは、依存心を脱却して
自立心を育む姿勢でしょう。

 
人生にはたくさんの幸せの種が
散りばめられています。
 
異性のパートナーとの関係以外にも
目を向けて、
 
日々夢中になれることに取り組んだり、
さまざまなつながりの中に
身を置いたりして
ご自身のニーズを満たすことができたなら、
 
経済的にも、心理社会的にも
高いリスクを背負わずに
人生を切り開いて行くことが
できるかもしれません。

 
ぜひ、長期的な視点で、mmさんご自身と
お子さんの幸せを追求してみてください。

応援しています!

       
        
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0428(大)

FROM 川畑のぶこ

コアラさん(40代・女性・会社員・愛知県)
のご相談にお答えします。

【Q】私(42歳)は、現在結婚して2年目
になる夫(45歳)と暮らしています。
お互い初婚で、子どもはいません。

結婚して一緒に生活するようになって
穏やかに日々は過ぎているのですが、
ふとした時に
「私、ちゃんと愛されてるのかな…?」
と不安になることがあります。

夫とは週末に一緒に出かけたり、
家でも他愛のない話をしたりと、
一見仲は良さそうに見えると思います。

でも、結婚前も今も、一度も
「愛してる」とか「可愛い」とか、
そういう言葉をかけられたことがないんです。

私の容姿に関して何か肯定的なことを
言われた記憶もなくて…。

その一方で、街を歩いているときに、
通りすがりの女性をじっと見たり、
「あの人、きれいだな」といったことを
ぽろっと言ったりすることがあります。

そんな時、正直とても悲しくなってしまって、
つい怒ってしまうんです。

「どうして私には言ってくれないの?」
と詰め寄ってしまったこともあります。

そのたびに、「人には主観があるから」
とか「俺はそういうタイプじゃない」と
言われてしまい、

「言えないんじゃなくて、思ってないってこと?」
と余計に不安になってしまいます。

私が「たまにはそういう言葉が欲しい」
と素直に伝えても、
「そういうふうに責められると、
余計に言いたくなくなる」と言われてしまい、
悪循環になるばかりです。

私も、「言ってくれないのは
私に魅力がないから?」と自信がなくなり、
つい感情的になってしまうのがいけない
とは思っています。

でも、気持ちをぶつけても、夫の気持ちは
どこか遠くにあるような気がして…。

私のことを女として見てくれているのか、
それともただ「一緒にいて気がラクだから」
くらいの感覚なのか、よくわからなくなります。

こんな歳になって、「愛してる」とか
「可愛い」とか言ってほしいと思う自分は、
子どもっぽくて幼稚なのかな…?
とも思ってしまいます。

でも、やっぱり、心のどこかで、
そういう言葉を夫の口から聞きたい
自分がいます。

たとえそれが日常の中でほんの一言
だったとしても、私はそれだけで救われるし、
明日からも頑張れる気がするのに…。

それとも、こんなことは
贅沢な悩みなのでしょうか。

【A】愛情表現に関するお悩みですね。
 
コアラさん、子どもっぽいとか
年甲斐もなくとか、
そんなことは決してありません。

私たちはみんな
愛を求める存在ですし、
 
特に自分が大切な人、
愛している人からは愛されている
という確証を得たい、
そういう生き物ですね。

これはもう年齢関係なくですから
心配する必要はないです。

愛してるって言ってほしいし、
可愛いとか綺麗って言ってもらったら
嬉しいし、女性はますます
可愛くなったり綺麗になったり
するはずです。

ですから、もしこれが
夫婦カウンセリングだったら

私は、夫にはぜひそういう言葉を
妻にかけてあげてくださいと
お伝えすると思います。

夫婦というのは異文化交流ですから、
お互いに妥協したり歩み寄ったり
しなくてはいけないことがあります。

相手の価値観についても
そうですね。

その人が最も欲しているものやことは
何だろうかと相手のニーズを確認して

与えることができるものなら
与える努力をするということは

夫婦関係はもちろん人間関係全般に
おいて大切なことですので
ご主人にもお伝えしたいところでは
ありますが、、、

でも、愛情表現に関しては
ご主人は苦手かもしれませんね。

その人が育った家庭環境や親の世代
にもよると思いますし。

そんなご主人とのコミュニケーション
のとり方、そしてコアラさんの
ニーズの伝え方など
アドバイスさせていただきますね。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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Q:1を100に捉えてしまう夫への伝え方に
悩んでいます。

例えば、
料理好きの夫が作ってくれた料理を、
夫は必ず感想を聞くので、

まずは
「美味しい」と本当に思っているので、
それを伝えてから

「でもこの香りや、
 この食材だけ苦手なんだよね」
と伝えると、

夫は
「じゃあ、まずいんだね」
という返事が返ってきてしまいます。

こちらとしては
「大体、ほぼ美味しいけれど、
 ここだけちょっと」

という90%くらいの、
ほぼ肯定しているつもりなのですが、
夫には伝わりません。

結局夫に
「その0、100の考え方じゃないんだって」
とこちらが不満に思ってしまい、

それに対し夫が
「本当そうやって否定から入るのを
 やめてほしい」
とその場の空気が悪くなってしまいます。

夫はそういう思考だ、心配性な性格だ、
100%で認められたいんだろうな、
ともう25年程一緒に過ごしているので、
頭では分かっているつもりですが、

夫に合わせた言い方は、
結局褒めるだけなのか、
自分が我慢するだけなのかが、疑問です。

また夫は料理をお酒を飲みながら作る人で、
料理時~食事の間に話した話題を
忘れることが多々あるので、

私が呆れている、諦めている、
料理時の夫の記憶や人柄を
信頼していないこともあります。

この先もこのようなやり取りを
繰り返したくないので、どうしたら、
0、100思考の夫に、数十%の内容や、
白黒ではない、グレーな部分を
伝えられるでしょうか? 

相手の軸のことを考えられていない
私の思考を変えるしかないのか、
ただただ受け止めるのが良い、など、
何かアドバイスをいただけたらと思います。

よろしくお願いいたします。

【みかん・40代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

コミュニケーションでも、
相手に気がかりなことやネガティブな部分を
伝えるのは気を遣うものですね。

相手が身内といえども、
もともと他人である夫婦は、
異文化コミュニケーションを前提としないと、
驚きや行き違いによってストレスが
溜まってしまうことが少なくありません。

みかんさんは、
コミュニケーションの内容について、
どうすれば相手に真意が伝わるか、

今回のケースでは、料理の味についての
伝え方を問題視されていますが、

もしかしたら夫は料理の味よりも、
それらのやり取りを通じて、自分自身が
妻に心底受け入れられているかどうかを
測っているのかもしれません。

いうまでもなく、
みかんさんへの愛あるが故に
認めてもらいたいし、
全てを受け入れてほしいと
思っていることでしょう。

料理も真剣に集中していて、
みかんさんの言葉が
音としては聞こえていても、
話の内容まで聴けていないのかもしれません。

みかんさんからすると、
受け入れているからこそ本音で話ができるのだし、
そんなの当然のことと思うかもしれません。

でも、みかんさんも指摘されているように、
夫は心配性とのこと。

もしかしたら、
完璧でなければ愛されないという体験を…

たとえば、
子どもの頃にテストで90点を取っても
100点でないことを親に指摘され、

完璧でない自分はダメで
受け入れられないといった経験を
重ねているかもしれません。

未消化で、抑圧された
劣等感やら怒りやらの感情が
心の奥底に潜んでいて、

それがのちに身内となった妻との関係に
投影されて、料理の評価など、
ふとしたことがきっかけとなって、
不安や不満として現れているのかもしれません。

そうであれば、
問題はもはや料理の味ではなく、
日頃から夫がみかんさんにとって
かけがえのない存在であることが
伝わっているのかどうか、

たとえ完璧でなくても、それらも含めて
愛しているのだということが感じられる
態度やコミュニケーションが
なされているかどうか、
ということになるでしょう。

そのためにも、
日頃から夫が確認しなくても、
感謝や嬉しかったことに意識を向けて、
それを素直に伝える習慣を
つけると良いと思います。

ネガティブな部分を指摘したいときは、
感謝や喜びとは別なタイミングで
区別して行うと良いでしょう。

ポジティブな部分だけで
完結する会話を増やすことで、
彼が安心できる時間を増やしてみてください。

改善を求める部分に関しては、
例えば料理のケースなら、
これが苦手とか好きじゃないなど、
ネガティブな部分のみを伝える代わりに、

美味しかった、
今度は〇〇バージョンも試してみたいとか、
あなたの料理の腕で〇〇の食材なら
世界一になっちゃうかもといったように、

代替案としてより自分の好みなものを
伝えるのも良いかもしれません。

感謝や愛情のコミュニケーションが
ベースにあるうえで、
上記のようなテクニックを
ぜひ試してみてください。

応援しています!
 
   

ーーー

 
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FROM 川畑のぶこ

のりまきさん(40代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】夫55歳、私は48歳、
バツイチ、子なし同士、
2年間の交際を経て昨年、再婚しました。

交際期間中はお互いに気楽な関係で、
私の自由奔放な性格も
「君らしくていいね」と
受け入れてくれていた夫。

でも、結婚してから
急に態度が変わりました。

今では、どこに行くにも
「誰と会うの?」とか
「何時に帰るんだ?」と
細かく訊かれるようになり、
正直かなりストレスです。

もちろん、夫なりに心配してくれて
いるんだとは思います。

でも、交際期間中はお互い、
適度な距離感を保ちながら
付き合っていたのに、

結婚した途端に束縛が強くなった
ことに戸惑っています。

「こんなはずじゃなかった。
もっと自由でいたい」と思っても、
夫を傷つけたくないから
本音を伝えるのをためらってしまい、
ますますモヤモヤしてしまいます。

結婚する前に、このあたりのことを
もっとちゃんと話し合っておくべきだった、
と後悔先に立たずです。

バツイチ同士だからこそ、
もう少し大人の余裕がある結婚生活を
想像していたのに、全く違っていました。

夫のことは大好きなのに、
今では毎日が窮屈に感じられること
さえあります。

私たちのような再婚夫婦が、
互いを束縛し合うことなく、
でも仲睦まじく、無理なく、
自然体で過ごすには、
どんな心構えや関わり合いが必要でしょうか。

【A】結婚してみたら
恋愛していたときとは違ったというのは、
本当に多いケースだと思うんですね。

初婚、再婚に関わらず、
あり得ることだと思います。

恋愛中は、会う場面や時間が
限られていますので、お互いに
ベストな状態、ゆとりがある状態
をある程度保てますよね。

そして、いいところを見せる、
あるいはちょっと無理をすることも
できると思うんです。

ただ、結婚するとずっと一緒にいるわけ
ですから、ここ一番という頑張っている
自分だけではなく、素の自分というのも
どうしても出てきますよね。

今回、のりまきさんの素の部分と、
彼のナーバスな部分が出てきた
ということだと思います。

のりまきさんは、結婚する前に
ここはちゃんと話をしておかなきゃ
いけないところだった、

価値観を確認しておくべきだったと
思っていらっしゃうようですが、
これは結婚してからでも
全く遅くないです。

結婚というのは異文化交流。

価値観のすり合わせで、
ぶつかり合いがあって当たり前と
思った方がいいですね。

結婚はゴールではなく
あくまでもスタートです。

「結婚」プロジェクトのカリキュラム、
大きなステップ1がきた、と思って
 
ぜひ、ご主人のことも、
のりまきさんご自身のことも
大切にしながら、

率直なコミュニケーションをとる
レッスンをしていただきたいなと
思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ

ココアさん(40代・女性・看護師)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。
川畑さんのYouTubeを見て
いつも学ばせていだいています。

私は、21歳で子どもの頃からの夢だった
看護師になりました。

しかし職場では辛いことが多く、
純粋に患者さんの支えになりたい
という気持ちは消耗していきました。

職場での上司からの叱責や陰口、
理想と現実のギャップ、
責任の重さのプレッシャーから
自分に自信をなくしていき、
恋愛に依存するようになってしまいました。

23歳で夫と結婚して2人の子供を授かり
幸せを感じていましたが、

夫は浮気癖が酷く、
度重なる嘘や浮気を繰り返し、
傷つくのでやめてほしいと言っても
改心してくれず、

数年前からは
俺のことを責めるなら自殺する
と言うようになりました。

心療内科をすすめましたが、
勝手に通院をやめてしまいました。

夫は仕事はきちんとしているし
穏やかな時は優しいですが、
相変わらずコソコソと
女性と連絡を取ったり会ったり
しているようです。

私は夫を失うことが怖いのと
離婚して自分1人になる勇気がなく、
とにかく自信がありません。

仕事も長続きせず、クリニックや
介護施設などのパートを
長くても3年で離職を繰り返して、

今は医療関係のコールセンターで
オペレーターをしています。

子どもは2人とも高校生になりましたが、
不登校を経て通信制高校に通っています。

進路は2人とも決まりません。

母親の私がネガティブな性格のせいなの
かなと自分を責めてしまう毎日です。

看護師資格は取りましたが
落ち込みやすく
自分の意見を言えない性格で、
組織に属すると流されてしまうため
臨床の現場では
とてもストレスを感じます。

私は一人一人の患者さんや家族に
丁寧に寄り添いたいです。

川畑さんの動画で
レジリエンスという言葉を知り、

自分自身が経験した辛い経験や
家族の心の理解を深めるためにも
心理学を学ぶことに興味があります。

何かアドバイスをいただけましたら
嬉しいです。

【A】ココアさん、とても誠実で真面目で
勤勉な方なのだなということが
伝わってきます。

医療現場で働く方には多いですね。

誰かの役に立ちたくて、
患者さんやそのご家族、
苦しんでいる人たちやその周辺にいる
人たちの苦しみや痛みを取り除きたい、

また、そういった人たちに
安らぎや喜びをもたらしたいという

そんな純粋な動機から医療従事者になる、
看護師になる人、

ナイチンゲールの精神で
このフィールドに入られる方は
多いと思います。

同時に、そのような気持ちが大きい人は、
相手を喜ばせようとばかりしてしまって、
つい自分のことを横に置いてしまう。

それで自分がなくなってしまって
ストレス下に陥り、パニックになり、
ケアレスミスをしてしまって、

それを叱責されて、自信を失くして…
という悪循環に陥る方も多いです。

ココアさんも、まさにこのような
状況なのではないでしょうか。

職場での人間関係、
ご家庭でのご主人との関係、
そこで起きるトラブル……

それらは全て、ココアさんの
信念や価値観によって
見え方も、受け止め方も違ってきます。

事態に「巻き込まれる」のではなく、
一歩引いて「客観視」できるか
どうかというのは大きいです。

そういった意味で、
ココアさんがおっしゃるように
心理学を学ぶというのは
とても有効だと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ

今日は、以前
「何かと競ってくる主人に疲れます」
https://youtu.be/pLlXZLThCeo
というご相談をくださった

こころさん(40代・看護師)の方から
とても嬉しいお礼メールが届きました
ので、ご紹介しながら、

また少し補足をさせていただきたいな
と思っています。

詳しい内容は、上記リンク先の動画
をご覧いただきのですが、

おおよその内容としては、
こころさんが興味のあることに
ご主人が何でもマウントを取ってくる
ような感じがして疲れてしまう、
というものでした。

それに対して私は、それは必ずしも
マウントを取っているわけではなくて、

ご主人なりに、こころさんに
強い関心を持っていて、
その部分の知識を増やすことによって
こころさんが喜ぶんじゃないかと思って、

こころさんを充足させたいから、
こころさんと繋がり合いたいから、
ご主人はそれをしている可能性が
ありますよ、というお話をしました。

そうしましたら、こころさん、
さっそく私のアドバイスを実践して
くださったようなんですね。

そして、ご主人との関係性にも
変化が現れたようなんです。

素晴らしいですね!
私も、とても嬉しいです!

こころさんからいただいた
ご報告メールをご紹介させて
いただきつつ、

改めて「異文化交流」である
夫婦関係について
解説させていただきますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ

ミミさん(40代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。
いつも参考にさせていただいています。

夫の言動で、なかなか理解できないことがあり、
ご相談させてください。

夫とは4年前、バツイチ・子なし同士で再婚しました。
夫は会社員で自宅からのリモートワークが中心、
月に数回オフィス出勤があります。

結婚当時、私は派遣で働いていましたが、
今は辞めていて主婦業です。

なので、日頃から家の中に
2人で一緒にいることが多いです。

結婚当初から、夫は
「自分だけのスペースが欲しい」と
言っていたのですが、

今は2DKの賃貸で広さに余裕がなく
各々の部屋はありません。

そのうち、もっと部屋数がある物件に
引越したいねと話はするものの、
具体的には進んでいません。

そんな折、夫から
「家で自由に過ごしたいから、
実家に数日泊まってこない?
それか旅行にでも行ってきたら?」
と言われました。

実家は車で1時間ほどの距離ですが、
家族の用事でたまに顔を出す程度で
結婚してから泊まったことは
ほとんどありません。

「なぜあなたの都合で
私が泊まりに行かなければならないのか」
と尋ねると、

夫は「たまには一人でダラダラ
好きなようにしたいだけ」とのことでした。

私が「ダラダラしたいなら
別に普段からすればいいし、
一人の時間が欲しいなら
あなたが好きな所へ出かけてきても
いいんだよ?」と提案しても、
それには同意せず。

さらに先日、今度は
「お金を出すから
どこかホテルにでも泊まってきてよ。
美味しいもんでも食べてさ」
とまで言われ、驚きました。

一見、妻思いの夫の提案のようだけど、
なんだか私が邪魔な存在で
追い出されるかのように感じ、
戸惑いましたし、
正直、ちょっと傷つきました。

私がいない間に、まさか他の人と…
と考えたくないことまで考えてしまい、
心臓がバクバクしました。

夫いわく「追い出すつもりなんてないし、
そんなに深い意味はない。
お互いの関係を良好に保つためには
そういうことも必要だと思って、
軽い気持ちで言っただけ」とのこと。

でも、私はなかなか理解できず、
今もモヤモヤしています。

再婚前に1年半ほど付き合いましたが、
その時にはわからなかったことで、
夫婦の距離の保ち方や価値観が
私とは大きく違う夫との今後が
不安になってしまいました。

じっくり話をしてみた方がいいのかな
と思いつつ、感情的になってしまいそう
な自分もいて、今ひとつ切り出せません。

ぜひアドバイスをお願いいたします。

【A】ミミさんは、おそらく
人との触れ合いとか親密さというのを
すごく大事にされる方なんだろうなと
ご相談文を読んで思いました。

一方でご主人は、
もちろんミミさんのことは愛していて
一緒にいたいという気持ちがある一方で、

一人の時間がとても大事な方
なのだろうなと思いました。

なので、このパーソナリティの差を
きちんと理解しておきましょう
というのが私からのアドバイスです。

ミミさんのように、常に触れ合いたい、
好きな人とは一緒にいたい、
そばにいたい、空気を感じていたい
という基本的なニーズがある人が

一人でいたい、距離を置きたいという時
というのは、相手に対して、
あまり心よく思わないとか、
疲れたとか、ストレスがあるとか、

けっこうな嫌悪感を感じるような時
かもしれないですね。

「ちょっと一人の時間が欲しい」
という程度で「離れてほしい」
「外泊してきてほしい」
とご主人に言われたら、

私のことが嫌になったのかな
と思ってしまうかもしれませんね。

でも、ご主人の場合は
おそらくそうではなくて、
基本的なニーズとして
一人の時間が大事な人だと思うんですね。

自分の空間、時間というのがまずあって、
それがエネルギー源になって
初めて、人と一緒にいたり、
合わせるということができる
パーソナリティではないかなと思うんです。

続きは、ビデオでお話しします……

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