夫婦関係

Divorce,,Breakup,,Separation,Concept.,Depressed,Man,And,Woman,Divided,By

Q:夫と喧嘩になると
何日かその気持ちを引きずってしまい、
気持ちの切り替えに時間がかかります。

怒りの感情の扱い方と
気持ちの切り替え方を教えて頂きたいです。

【ひろ・40代・女性・保育士】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

怒りはいかにも激しい感情で、
私達を消耗させるものですよね。

私たちは相手が怒りをぶつけてきたなら、
その攻撃性に、ショックを受けて落ち込んだり、
逆に攻撃し返すかで対応してしまいがちです。

攻撃しかえすと一瞬はスカッとするかもしれません。
でも、その結果平和が訪れるかというと、
逆効果なのは私たちみんなが経験済みですね。

相手も、ならばさらに苦しめてやろうと、
苦しみの連鎖が生まれてしまいます。

怒りはものごとや相手が期待どおりや
思い通りにならなかったときに生じる感情ですが、

その多くは「かくあるべき」とか「かくあらねば」などと
いった信念によって生じています。
自分たちなりの「正しさ」ですね。

その正しさは自分が努力して(負荷をかけて)
つくりあげてきたものであればあるほど、執着してしまいます。
あの私の努力が無駄だったなどとは言わせない!と。

自分の価値を落としたくないので、
相手が間違っていることにしたいのです。
そのほうが楽ですしね。

相手が自分の理想通りであったに越したことはないのですが、
なかなかそうもいかないものです。

また、どちらが正しいかなんて、
実は全体の流れの中で見るとわからないことも多いものです。

相手や場面によっても正しさや健全さはつねに変化します。

たとえば、私は昨日、海外の僧侶と仕事をしていました。

比較的規模の大きい研修のオーガナイザーをしていたのですが、
会場の自動扉が故障しており時間になっても開きませんでした。

主催者ですから参加者が会場に入れなかったら大変と、
責任を感じますし、苛立ちを覚えます。
スタッフの中には守衛にきつく当たる者もいました。

それを観察していた若い僧侶が、懇親会の際、
あなたたちは、なぜ扉が開かないことにあそこまで一斉に、
そして必死に動いたのか?と疑問を投げかけられました。

私としては、時間ぴったりに会場の扉が開かなければ
イライラして当然ではないかと思いましたし、
日本では時間通りに事が進むのが当たり前と伝えました。

ところが、「こういうことは時として起こりうることなので、
それでは日本人はストレスばかりで
健康を害してしまうのでは?」と心配してきたのです。

確かに、「常に時間通りであるべきで、失敗は許されない」
と信じているからイライラする(怒る)わけで、
メンタル面で健康を蝕んでいるのはまちがいないです。

こういうことは起こりうることで、
さらに、こういうことが多くある国では、
そんなことにいちいちイライラせず、
皆、「待てば良い」と切り替えるわけです。

どちらが正しいかは何に重きを置くかによって変わってきます。

もちろん、私は国がちがうので、
相手の発想におもしろいなぁと感心こそするものの、
その価値観を否定する気にもならなければ苛立ちも覚えません。

これは国と国の異文化の話ですが、
夫婦も、もともとは違う文化を持つ家庭で育ち、
一緒になっています。

そのような意味で、
夫婦も異文化交流をしているわけです。

ならば、異なる価値観を持っていて当然だし、
どちらの価値観が常に正しいかではなく、
いま、この場面において、

より効果的な受け止め方は何か?という視点で、
好奇心をもって向き合えたのなら、
怒りの炎が激しくなることはないかもしれません。

そして、私が主催していた研修とは、
まさにティク・ナット・ハン禅師の教えを学ぶものであり、
禅師の教えには、怒りの炎をいかに消すかという
テーマが含まれます。

禅師は、
怒りは困っていることがあるから湧くのであり、
相手を攻撃者としてでなく、
困っている人と受け止めると良いと教えます。
自分も、相手も、困っているのです。

困っている人がいれば、私たちは
慈悲の気持ちをもって接するのではないでしょうか。

お互いに困っていることを確認しあって、
相互理解を深めようとする姿勢は
平和への第一歩となることと思います。

自分にも自分なりさまざまな限界があり、
その中での最善を尽くしていくように、
相手にも相手なりの限界がある中で最善を尽くしている、
ということを深く理解できると、

その理解を火を消す水のような
役割を果たすのではないでしょうか。

ぜひ、自分にも相手にも厳しさではなく
理解と思いやりの気持ちをもって接する努力を
してみてください。

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、きらりさん(30代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】結婚して8年過ぎました。
私に子どもを欲しい気持ちがなく、子どもはいません。

姪はとても可愛いと思います。

夫はとても優しく賢い人で尊敬していますが
セックスレスです。

私は行為はしたいと思いますが夫がその気にならず、
一言で言うなら草食系と言うのでしょうか、
欲の薄い人みたいで、
本人は全く無くても大丈夫な人です。

愛情表現はたくさんしてくれますので
私もそんなに悩むことなく過ぎてきましたが、
一昨年、バイト関係の年配の方と
意気投合してしまい、関係ができてしまいました。

反省もありますが、そのことが忘れられず苦しんでいます。

夫にも打ち明け修羅場はありましたが、
離婚という言葉は一回もなく、
前向きに生きて行こうという感じで収まりました。

私も離婚は考えていませんが、
その男性とのことがどうしても頭から離れず
寝た子を起こされた感じで、

このままだと一生レスだし、
その男性とはもう会いませんが行為が忘れられずに、
辛いです。

私の気持ちの整理はどうしたらいいでしょうか? 
どう考えたらよいのでしょうか?

誰にも相談できずに辛いです。

 
【A】日本では今、セックスレスがとても増えています。

日本家族計画協会という機関が2020年に実施した
実態調査結果によれば、
婚姻関係にある夫婦の51.9%がセックスレスだそうです。

ちなみに「セックスレス」の定義ですが、

「特殊な事情が認められないにもかかわらず、
カップルの合意した性行為あるいはセクシュアル・コンタクトが
1ヵ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合」に

セックスレスというカテゴリーに入るとされています。

夫婦のニーズというのは実に多様です。
食欲や睡眠欲も違うように、
性欲というのも人それぞれですよね。

両者のニーズが合致すれば円満ですが、
そうでない場合は、今回のきらりさんのように
深刻な悩みに発展するケースもありますね。

きらりさんには、

・結婚生活、性生活に関するご自身のニーズを
 今一度確認し、旦那様に伝えること。

・物理的にできる対処(治療など)がある場合は
 それも同時に検討すること

をお勧めします。

とてもセンシティブな問題だけに
なかなか言い出しにくい部分もあるかと思います。

伝える際のコツなども
私なりにアドバイスさせていただきますね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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あなたから川畑のぶこへの
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サムネ_20230403

FROM 川畑のぶこ

今日は、ひまわりさん(40代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】小さな子どもが3人います。
下は2歳です。

悩みは、夫が子どもに
暴力暴言をふるうことです。

自分の機嫌が悪いと
感情のままに怒鳴り散らし、

子どもを叩いたり
人格否定をするような発言を
繰り返します。

でも機嫌がいい時は
怒らなかったりと、
基準が一貫していないので、

子どもも混乱するし、
何より最近は父親に非常に怯える
ようになってしまっています。

私もイライラしたり怒鳴って
しまうことはありますが、

いろんな本を読んだり
実践したりして、
穏やかでいられるよう必死で
努力を重ねているところです。

平日は完全にワンオペ状態で、
普段必死で良い子育てをしよう
と頑張っているのに、

土日しか家にいない夫がそれを
全てぶち壊しにしてくることに、
ほとほとうんざりしています。

何度言っても
変わってくれないので、

「他人を変えようとする努力は
無駄」と思い、

「自分の行動を変えよう、
夫が暴力暴言をふるった場合は
私が子どもにそれを上回る
フォローをしよう」と決め、

叩かれた時「あなたは悪くないよ、
感情のままに叩くお父さんが
悪いんだよ」と言い抱きしめる
ようにしているのですが、

そうすると疎外感を感じるのか
余計に夫が機嫌を損ね、
イライラし出すという
悪いスパイラルにはまっています。

ちなみに夫は、
給料は良いのですが職場で
うまくいかないことが多いようで、
ストレスを抱えている様子です。

それは気の毒に思うものの、
それを子どもにぶつけるのは
別問題だと感じます。

夫に少しでも努力が見えれば
希望も持てるのですが、
勧めた本も読まないし
私が責めると黙り込み、

「次やったら出て行って」など
言うとヘソを曲げて
「家を燃やして俺も死ぬ」など
言い出す始末で、話になりません。

子育てスキルや感情を抑える
スキルなど、夫婦で
あまりにも乖離してきており、
話が合わなくなってきています。

尊敬もできません。

子どもを守るためには
離婚も考えた方がいいのかと
真剣に悩んでいますが、

私が少し前に仕事を辞めたところ
で(上の子の医療ケアがしばらく
の間必要な状態です)、

経済的に自立しておらず、
家のローンもあり
なかなか踏み出せません。

これ以外にはそこまで悪い点もなく、
ここさえ直ればなんとか
やっていけると思うのですが…。

(正直、恋愛感情もとうに
なくなっており、子どものため
だけにという感じですが…)

どうぞよろしくお願いいたします。​​

【A】3人のお子さんを育てながら
本当によく頑張っていらっしゃい
ますね。
 
まず、暴力に対しては
決して屈してはいけないという姿勢
を貫いていただきたいと思います。
 
身体的であれ精神的であれ、
暴力は子どもの成長に大きな影響を
及ぼすことがわかっています。
 
命や健康に直接関係することでも
ありますので、

ご主人がしていることは暴力であり、
犯罪であることについての
認識のすり合わせを
ご夫婦でなさることは大切です。

その上で、ご主人にはご主人の
暴力の裏に隠れた心理的なニーズが
あるのでしょうから、

妻としてそこに共感し
根気よく向き合っていくことも、
事態が改善される一つの手立てに
なるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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Q:離婚をしたいのに
踏み切れない自分が嫌になります。
どうしたら前に進めるでしょうか。

私は今派遣社員として働いていて、
子どもは息子と娘二人とも社会人です。

夫の浮気発覚より別居をして9年経ちます。

子どもの大学学費等もあり
社会人になるまでは離婚をせずにきました。

子ども達も社会人になり3年経つので
もう離婚届を出そうと考えているのに
踏み出す勇気がありません。

それには今住んでいる
持ち家マンションのローンが残っていて、
夫が返済してくれているからです。

私がローンを引き継ぎ自分の物にできれば
肩身の狭い思いをしないで済むと思います。

でも今から社員になるのは難しいので
現状維持のままが続いています。

今のマンションは気に入っているし、
子ども達の実家として
残してあげたいという気持ちがあります。

なかなか決断できずにいる自分が嫌になります。

誰を信用すれば良いのかわからなくなり、
自分に自信が持てなくなっています。

どのようにすれば決断できるのでしょうか。

【くまっち・50代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

夫の裏切りから9年の時を経て、
2人のお子さんが巣立つまで
立派に育て上げられたのですね。

まずはこの困難を乗り越えてきている
くまっちさんご自身を称えてあげてください。

よく頑張ってきていますね。

離婚したいのに踏み切れない理由に
経済的な不安と、お子さんに実家を残してあげたい
という気持ちがあるのですね。

くまっちさんがまだ心の整理がつかず、
離婚したくないのであれば、
経済バランス維持のためにも
現状維持でよいかもしれませんが、

離婚したいのに
踏み切れないのは苦しみが長引きますね。

もし、くまっちさんが
夫がローンさえ払ってくれるならとっとと離婚したい場合、
離婚の条件にローン残高を慰謝料として協議するのも
ひとつかもしれません。

夫が現在も不貞行為を続けていて、
その証拠があるならば、
その証拠から3年間は慰謝料を請求できますし、
くまっちさんに有利な離婚ができるはずです。

もちろん、そのような期間が過ぎていても、
夫が不貞と自分の身勝手さを認め、
謝罪する気持ちがあり、
また妻がひとりで子どもを育ててくれた
感謝の気持ちがあるなら、
慰謝料としてローンを払う人もいますので、
くまっちさんと夫との協議次第ではないでしょうか。

この辺は法律家にいちど相談をしてみることを
おすすめします。

また、子どもたちのために
実家を残したいということに関しては、

万一夫がローンの支払いを拒み、
慰謝料も払わず、経済的援助は
一切しないということであれば、
潔く諦める心も大切ですね。

その場合、物理的に慣れ親しんだ実家が
あったことに越したことはありませんが、
人間というのはどのような環境にも
それなりに適応することを信頼し、

器よりもその中身の家族関係に
意識を向けてみてください。

そのあたたかな関係性こそが、
真に帰ってくるべき我が家ととらえてみてください。

立派な家があっても関係性が寒々しければ、
空っぽの家に等しく、
無理なローンを負担してまで維持する意味があるのか
再考の必要があるかもしれません。

逆に持家がなくても、
素敵な思い出や関係性がなくなるわけではありません。

親が年をとって施設に入所する必要が出たため
家を離れても、暖かな家族関係を維持している人たちは
世の中にたくさんいます。

くまっちさんやお子さんたちが
心の中にあたたかい家をつくることができれば、

いつどこへ引っ越しても
子どもたちが家族集うべき我が家は
すぐそこにできるはずです。

ローンの負担を気にせず清々しい気持ちを持てたなら、
より豊かな関係性にエネルギーを注ぐことも
できるかもしれませんね。

誰を信用すればよいのかわからないのなら、
これまでもそうであるように、
たとえ思うようにならなくても、
それなりに前進してきているくまっちさんご自身を、
また、お子さんと自分たちの人生を信頼してください。

応援しています!

ーーー

★自分自身に優しく生きる〜マインドルフネスデー
 (川畑のぶこファシリテーター)

in 九州(3月26日)
https://mindfulness2023-miyazaki-3.peatix.com

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Q:元夫への執着心に悩んでいます。

夫とは昨年8月に離婚しました。

原因は7年前、
夫がクリニックを開業する時に就職した、
当時45才バツイチ子持ち女性と
不倫関係になったからです。

夫は自由にしてくれと
家を出て行き別居し7年が経ち、
子どもが成人し協議離婚に応じました。

離婚して夫は他人と分かっていても、
心の中ではいつも夫と女性が結婚するのか
気になり不安でいっぱいです。

看護師として働いていて、趣味もあります。
早く夫への執着を断ち切り忘れたいです。

アドバイスをお願いいたします。

【ニャン子・50代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

夫の不貞による裏切りは、
ニャン子さんの心を深く傷つけたことと思います。

7年間とてもおつらい日々を過ごされた結果、
協議離婚に応じられたのですね。

夫の行動は正当化できるものではありませんし、
ニャン子さんも納得のいかないまま
時が過ぎる中、なんとか心の折り合いを
つけようと努力されてきたことと思います。

また、その間、女手一つで
お子さんを成人するまで育てられたのですね。

とても立派なことと思います。

お子さんはしっかりニャン子さんの
背中を見て育っていると思いますし、
後に深く感謝するときが来ることと思います。

試練も多かった分、
報いもあるのが子育てでしょうね。

大変な中にも、ニャン子さんが看護師として
精力的にエネルギーを注ぐ
職場があることや趣味もあることは
素晴らしいことですね。

とくに、仲間との絆はどうか大切にされてください。

私たちが誰かに執着するときは、
その対象以外に信頼して
心を開ける場がないか少ないことが考えられます。

すなわち、依存心の問題があるかもしれません。

「あの人がいなくなってしまったら、
 私はいったい誰を頼ればよいのか?」と。

人とのつながりや和の中にいる人というのは、
困難があっても回復力が早いのですが、

それは、「助けは常にある」
「そしてどこにでも必ずある」
という深い信頼感が育まれています。

もちろん、自分の望む相手が
私を理想的に支える人であったに
越したことはないのですが、

人生はままならないもので、
そう約束したのに破られることは多々あります。

そもそも、約束は破られる可能性があるからこそ
存在するものですから。

ニャン子さんも、頼れる相手は
ピンポイントで自分が望んでいた対象(=夫)
ではなかったけれど、

基本的にさまざまなかたちで助けはある
ということを体験することができたら、
一人の対象への執着心は
薄れていくことと思います。

また、「もう二度と幸せになれない」とか
「私を愛してくれる人はいない」などという
思いも執着心の湧く理由となるかと思います。

そうであれば、またこれまでとは違ったかたちで、
ここから新しい幸せな体験を重ねていくことはできるし、

新たな対象と愛を育むこともできるということも
覚えておいてください。

ニャン子さんは愛に値する存在ですから。

人生はどこからでもスタートできます。

大変なことが起きているときというのは、
自分の器がさらに大きくなる時でもあります。

まさに、大きな変化のときです。

ニャン子さんの魂の器はもしかしたら
ニャン子さんが思うより大きいので、
人生が相当のチャレンジを
与えているのかもしれません。

そうであれば、なにより、
そんな大きな器の自分を信頼してあげてください。

ただし、一人で頑張らろうとせずに、
ときには素直に周囲に助けを求めてみてください。

頑張りが効いてしまう人には、
それも大きなチャレンジですね。

とりわけ人生で困難に直面しているときは、
甘えてみることも大事です。

弱みを見せてはいけないと思うかもしれませんが、
人は弱いところを見せられる人には
親しみを抱くものです。

自分の弱さを見せられる人に対しては、
人々は警戒心を捨てやすくなりますし、
助けの手を差し伸べたくもなります。

ニャン子さんも誰かの力になりたくて、
今のお仕事をされているかと思います。

同じ心を周囲の人の中にも見出して、
相手にお手柄を与えてあげてください。

すると、人っていいなと思えるようになります。

決して一人ではないと。

無いものに意識を向けるのではなく、
今、ニャン子さんの周りにある絆や
つながりにより意識を向けて、
どうか感謝の念をもって関わってみてください。

やがて執着が薄れてきて、
いつか懐かしいと思える日がかならず来ますから。

ーーー

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 (川畑のぶこファシリテーター)

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Q:家庭内別居の夫と今後どうしたらいいのでしょうか。

生活レベルは下げたくないので
今のところ離婚は考えていませんが、
このまま好きでもない夫と
死ぬまで夫婦でいるのも不自然です。
  
夫も社会的な立場もある為、
離婚は考えていないようです。
   
お互い夫婦関係以外の人生は
周囲の人たちと充分楽しくやれていると思います。

ただ、私は時々、仮面夫婦でいることが
周囲に嘘をついているような気持ちになってしまうのです。

ちなみに夫はプライドが高く彼から歩みよる事はないです。

私は浮気を繰り返す夫に呆れ果て、
別のパートナーがおり、再婚を提案されましたが、
経済面と生活圏を変えたくないので一旦は断りました。

離婚できたなら、もっと以前に離婚してるはずですし、
それを我慢して過ごしてきた現在、
再婚のために離婚した方がいいのでしょうか。

でも、経済面と生活圏は変えたくないのです。

【ゆうりんご・50代・女性・派遣社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

結婚とは自由恋愛とは異なり、社会的な誓約ですね。

結婚式に大勢を招いて証人のもと
誓いを立てなければいけない理由は
単に祝福の意図のみならず、

無常の法則に従い、人間の心も移り気なので、
そこに理性や知性の手綱をつけて情動をコントロールしながら
苦楽を共に添い遂げることを願う意味があるのでしょう。

現代の社会制度上、魅力的な異性が現れる度に
次から次へとパートナーを変えていたら、
家庭は不安定になり、生活基盤は揺らぎ、
未来を担う子どもにも影響が出ます。

結婚制度は社会的動物の智慧なのでしょうね。

このような理由からも、
ゆうりんごさんが結婚に求めるものが何か、
あらためて優先順位を整理することは大事だと思います。

恋愛のような男女の情愛に重きを置くなら、
再び夫に対して恋人のように接する努力が
ゆうりんごさんにできるのか、

もしそれが最も高い優先順位であるにもかかわらず、
それはできない、またはしたくないのであれば、
離婚の意味はあるかもしれません。

ただし、男女の刺激的で情熱的な愛
(ギリシャ哲学でいうところの、いわゆるエロスの愛)に
重きを置くなら、数年ごとに
パートナーを変えていかないといけないかもしれません。

神経学的にもこのような男女が恋愛の情熱を感じる
化学物質は2〜3年しかもたないことが分かっています。

結婚では、このエロス的な愛を乗り越え、
人間愛=アガペの愛へ移行できるかどうかが
私達に試されることでしょう。

それには相手への、歪(いびつ)さや弱さも含めた関心と関与、
思いやりの有無が大切になります。

また、愛のかたちには、フィリアの愛という、
友達に感じるような友愛もありますが、
男女の仲というより、
友のように関わりあう夫婦も中にはいますね。

もちろん、そのような愛情が薄れたとしても、
ゆうりんごさんもおっしゃるように、
婚姻関係が経済面や生活などに
多くのメリットがあると考える場合、

情愛とのバランスを見てどちらを取るのか考えることも
大切となってくるのではないでしょうか。

結婚をロマンスのみでとらえず、
社会的な保証と捉える人もいます。

ロマンスが消えた、あるいは無いからといって、
周囲に嘘をついているかというとそうとも限りません。

また、相手がどう感じるかは相手の課題であって、
ゆうりんごさん夫婦が責任をとることではありません。

繰り返し、夫婦関係にはいろいろな正解がありますし、
ゆうりんごさんにはゆうりんごさんなりの、
唯一無二の正解があることと思います。

ですので、わざわざ周囲に
「私達の男女の関係は冷めていますが、
 それ以外の社会的なバランスが取れているので
 夫婦関係が続いています!」
と馬鹿正直に宣言する必要もありませんし、

周囲もそのようなことには関心がないかもしれません
(及ぼす影響もさほど多くないので)。

あまり、理想主義に走らずに、ひと息おいて、

夫婦ってなんだろう?    そして、
私(達)における夫婦とはなんだろう?

と静かに振り返ってみることをお勧めします。

ゆうりんごさんなりの優先順位が明確になったのなら、
すべてが完璧・理想通りに手に入らなくても、
私達の人生は多少の歪さも含めて、
絶妙なバランスのもと成り立っていると知り、
執着の手放しにつながるのではないでしょうか。

執着を手放すというのは、
かならずしも相手を切るということとは限りません。

相手との関係性へのこだわりを手放す
ということでもあるのです。
 
      
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Q:結婚して31年になります。夫60代。私50代。
子供は2人で長女は既に自立。
長男はB型就労支援に通っています。

夫はずっと雇われて、夜の人気商売で働いてきたので、
夫の浮気には散々苦しめられてきましたが、
長男が知的障がいのため、
離婚は考えずにここまで来ました。

現在は夫婦で飲食店を経営しておりますので
目が届くという部分で夫の浮気は治まりましたが、
私は更年期を終え婦人科系に不具合があり、
心身共に性欲が全く消滅しました。

そしてここへ来て、一緒に暮らす夫が
気持ち悪くなってきました。

話し方、食べ方、考え方、仕草、臭い、顔、声、
不潔な感じ、会話が噛み合わない、同じ事を何度も言う、
ゆっくりハッキリ話しかけても必ず聞き返してくる、
私のアドバイスも聞かない等々…。

家事や、息子の面倒は率先してやってくれるのですが、
生理的にどうしても嫌でしょうがないのです。

一緒に居るとイライラしてくるし、
外食や旅行とかに行っても心から楽しめないのです。

同じ家に住んでても、寝床は完全に部屋を別にしています。

このまま、一生辛抱してゆかなくてはならないものでしょうか?

私に対して夫も辛抱してるところはあるかと思うけれど…。
生産性のある話合いも面倒なのでしたくありません。
 
【まみりあん・50代・女性・飲食店経営】
  
―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

生理的に嫌になってしまった人と時間を共にすることは苦痛ですが、
それが夫となると、ましてや仕事も一緒にしているとなると
苦しみは倍増してしまいますね。
 
人間関係はそれが親子であれ、夫婦であれ、友人であれ、
その人のライフステージによって変わりゆくものです。

ではステージが変わったから関係を切らなければいけないかというと、
必ずしもそうとは限りません。

子どもが巣立って家を出ていっても、
子どもは子どものままであるように、
夫が夫のままでも、これまでと異なる関わり方をしていくことで
関係のバランスを保つことは可能だと思います。

まみりあんさんは「一生辛抱して暮らさなければいけないのか」
と思い悩んでしまっていますが、それは、もしかしたら、
夫との距離があまりにも近すぎるからかもしれません。

家族でも夫婦でも適度な距離を保つことで、
煮詰まった空気にさわやかな風が通り抜けるようになったり、
少し離れてみたからこそ
相手の良さが見えてきたりすることがあります。

今、まみりあんさんにチャレンジしてほしいことは、
夫(の一挙手一投足)に注目することを一旦やめて、
自分が楽しめたりくつろげたり感謝できたりする時間や場は何か
を意識して、それらに時間を費やすことです。

これらは、家と外でも分けられますが、
家の中でもさらに細分化して、
一人になれる時間や空間を設けて、
それを十全に堪能してみると良いと思います。

そのことで心のエネルギーが充電してきて、
イライラが減ることはあります。

同じ事象でも、疲れているときと充電しているときとでは
受け止め方がまったく変わってくるものです。

外出や旅行も、定期的に、夫以外の友人など
気のおけない仲間らと出かけることをおすすめします。

ちなみに、まみりあんさんは、運動はされていますか?
散歩やジョギングなど、有酸素運動は
抑うつ気分を解消してくれるので、おすすめです。

また、そのようなアクティビティーを、
新しい出会いがあるような場で
取り組むのもいいかもしれませんね。

新しい体験で、
いままで使っていなかった脳の回路が活性化されて、
イライラや抑うつなどの回路を断絶してくれると思います。

このように、「嫌なものをどうしよう」ということばかりに
注目するのではなく、「自分にとって良いことはなんだろう」
を考えるようにしてみてください。

喜びで人生が埋まり始まると、
イライラが入る余地がなくなってきます。

すると、今まで気になっていたものが
嘘のように気にならなくなることがあるのです。

 
      
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20221003

FROM 川畑のぶこ

今日は、ふるふるさん(60代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
はじめまして!
夫と実母との対応に悩んでいる60代の主婦です。

夫は、家庭の事情で中学校を卒業後に他県から出てきて、
伯母の家で育ち、高校を卒業後就職して、私と結婚しました。

私は、37年間共働きで2人の子供を育て、
55歳で早期退職して今に至っています。

私の仕事はフルタイムで、
夫も仕事が忙しく協力は得られず、
実家の母の多大な援助を受けて育てました。

夫は短気で、
子育て中もぶつかる事も多かったのですが、
夫の退職後に短時間勤務になったことから
共に過ごす時間が増え、
私のする事に文句をつける事が多くなりました。

その発言が、暴力的で、見下した物言いで辛くなります。

また、90代の実家の母は
昨年から骨折して入退院を繰り返し、
先月よりまた一人暮らしを始めました。

弟がいますが、他県におり、
私が一人で介護をしている状態です。

この母も昔から私に指示することが多く、
やることを非難され続けています。
「私のやる事を聞いていればいいんや」と自信家です。

夫と子供の関係も上手くいっておらず、
特に嫁いだ娘に対しては
「お前(私のことです)と一緒で、
やる事がのろまで考えなしだ」と非難します。

調子の良い時は気が利き親切ですが、
ちょっとした事で豹変します。
言い訳をすると怒りが増幅して、
ますますキレていきます。

黙っているのが一番かと思うのですが、
私の気持ちが収まらずつい言い返して炎上します。

しばらく無言の日が続きますが、
一週間程すると気がきき親切な状態に戻ります。
でも、また思い通りにならない事があると怒り、
口を挟むとキレていきます。

ここ数年、この繰り返しで
母の介護も重なり気分が晴れません。
どうして良いものか悩んでいます。

どうぞよろしくお願いいたします。
 

【A】
辛い状態に我慢して、耐えていらっしゃる
ふるふるさんのご様子が伝わってきます。

コロナの影響やライフスタイルの変化で
自宅で一緒に過ごす時間が増えたことによって、
関係性が変わっていく夫婦や家族はとても多いです。

ふるふるさんも、同じような状況に直面して
いらっしゃるのかもしれませんね。

特に、ご主人の暴言に対して
心を悩まされていらっしゃるとのこと。

ご主人も心のどこかで、
自分はここがいけないんだよなというのを
わかっているのではないかなと思いますね。

反省して、1週間後には親切な状態に戻る
ということなので、
頑なに自分の主張を通すというよりは、
どこかで自分が折れなくてはいけない
という勘もお持ちなのだと思います。

コミュニケーションの仕方を工夫することで、
関係性を修復することは十分に可能なのではないか
と思います。

お母様に関しては、お歳もありますし
ここから性格変えてくださいというのは
かなり無理がありますから、
ふるふるさんも介護で大変とは思いますが、
なんとかやり過ごすといういうことを
考えていくことは大事になってきますね。

その点において、サポートの手を増やす、
という視点は大切です。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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Q:仕事で疲れ切って不機嫌な夫が家にいるだけで、
私の気持ちもどんよりと暗くなります。

結婚して13年になりますが、
結婚当初からその傾向はありました。

しかし、最近は夫も40代になり管理職になったこと、
コロナ禍による会社の業績悪化などで、
不機嫌がますますひどくなっています。

出世しなくてもいい、気楽に仕事してほしい、
転職してもいい、と事あるごとに伝えてきましたが、
心持ちや働き方を変える気は全くなさそうです。

所謂、昭和のモーレツサラリーマンのような
自分をすり減らす働き方をずっとしており、
このままだと彼はいつか大病をするのかもしれないな、
と思うこともあります。

家族のために仕事をやめられない、など
自分が犠牲者であるかのような発言もあります。

まだ30代のうちなら転職のチャンスもあっただろうに、
愚痴を言うばかりで
なにも行動しなかったのはあなたでしょう、
と私は心の中で思っています。

私は、もう、この不機嫌な人と生活を共にするのが
いやだと感じています。
しかし、子供も小さく、私は非正規雇用で、
離婚すれば経済面で苦労することは確実で、
それもいやです。

なにか良い着地点はないでしょうか?

【まるりん・40代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ときとして不機嫌になることは
人間なら誰でもあることですが、
それが家庭で慢性的となると、
家族も本人も消耗してしまい辛いですね。

昭和のモーレツサラリーマン…

「24時間働けますか?
 ジャパニーズビジネスマン♪」

なんて滋養強壮ドリンクの
CMキャッチコピーを思い出します。

相手の不機嫌に対して
どうしたらよいかということに関しては、
できることは限られています。

なぜなら、感情の責任というのは、
ものごとの受け止め方の影響を大きく受け、
ものごとの受け止め方というのは、
本人次第だからです。

ご主人は基本的に仕事人のようですから、
仕事がうまくいかなければストレスになるのでしょうが、
職場でのストレスをまるりんさんが解消することは
おそらく難しいでしょう。

できることは、その苦悩をまるりんさんが理解して
やわらかな姿勢で寄り添うか、
その状態に対する、より健全な受け止め方のオプション
の提示をしてあげることなどになるかと思います。

まるりんさんからすると、
厳しい競争の中に身を置かずに、
ストレスの無い環境で仕事をしてほしいと思うかも
しれませんが、本人は厳しさの中で勝ち抜いてこそ
価値ある人間(仕事の能力=唯一の価値)という
無意識の、それでいて確固たる信念がある場合が多いです。

そのような場合、
とりわけ夫が妻からの助言を求めていない場合、
「妻は自分のことや仕事のことがまったくわかっていない!」
とさらなる不機嫌を誘発することもありますから
デリケートですね。

これも受け止め方によるのですが、
本人に変わりたい気持ちがない限り
相手の感情をコントロールするのは難しいです。

まるりんさんにできることは、
家庭での空気をリラックスできるものにすることと、
彼の辛さも、仕事への高い意識からであろうことを
理解して、その意識に敬意をはらいつつ、
ねぎらいが伝わるコミュニケーションを心がけること
などになってくるかと思います。

もちろん、それでも不機嫌が収まるとは限りませんが、
まるりんさんが「できることはした」と思えることは
とても大事だと思います。

そのうえで、あとは「彼の課題」と割り切って、
自分自身の時間を大切にしてください。

巻き込まれないように、そっと別な部屋にいくとか、
外出するなど、適度な距離感をとることが大切です。

彼の機嫌取りに執着しないことを心がけてください。

彼が変わることで自分を満たしてくれる存在になる
ことへの期待は捨て、自己充電に勤しみます。

自己充電ができていると、
多少エネルギーが奪われることがあっても
バランスが保てます。

それでも、つねにマイナスのエネルギーと
なってしまうのであれば、
別居や離婚もオプションとなるでしょうが、
それもまたエネルギーを消耗しますし、
経済的な不安もあるわけですね。

あれもこれもすべてを手にすることは
できないのが人生。

それでも、なんとかやり過ごしながら
生きていけるのも事実です。

結婚しているが故のプラスとマイナスがあれば、
結婚していないがゆえの
プラスもあればマイナスもあります。

常にプラスである必要はないという
執着心の手放しも大切です。

常に機嫌よくやすらぎを与えてくれる
白馬の王子様はいないという前提を受け入れて、
ぜひ、まるりんさんにとって真に大切なものは何か
を探求する機会としてみてください。

     
     
ーーー
 
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20220815

FROM 川畑のぶこ

今日は、マルコさん(50代・女性・児童指導員)
のご相談にお答えします。

【Q】
4月に離婚して
実家に戻ってきてしまいました。

昨年は、お互いに仕事もうまくいかず、
元旦那はコロナでリストラにあい
家に3ヶ月いましたが、
何もせずにゲームばかり。

昔は皿洗いや掃除も手伝ってくれたのですが、
「何でやらなくちゃいけないんだ!」と言われて
「私も食事作りたくない」と言ったら、
「作ってなんて頼んでいない」
と言われてしまいました。

何か言うと威圧的に言われ、
キレられてしまうので、
反論することもできなくなっていました。

そんな感じで半年間、洗濯もせず食事も作らず
にいたら「出て行け!」と言われてしまい、
私もずっと出ていきたいと思っていたため、
ちゃんと話し合いもせず出てきてしまいました。

実家の両親も戻ってきていいとの事だったので
勢いで出てしまい、少し時間が経った今、
寂しく、これで良かったのか、
一人で悶々としています。

最近は、昔の写真を見て、
この頃は楽しかったなぁとか、
ちゃんとご飯食べているかな?とか、
元旦那のことを考えてしまいます。

もともと結婚願望はあり
自分の家庭を作りたいと思っていたのですが、
なかなか良い出会いがなく
元旦那と結婚したのは42歳のときで、
結婚生活は10年でした。

子どもが好きで子どもが欲しかったのですが
子宝にも恵まれず、自分の家庭も築けず、
今は落ち込んでばかり。

パートで働いていたので収入もあまりなく、
この先、老後も一人かもと思うと
寂しさと不安でいっぱいです。

こんな私は、どうしたらよいのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

 
【A】
適度な距離感があるからこそ
バランスが取れていた夫婦や家族が、
コロナ禍でのリモートワークで
四六時中同じ時空間にいることになり、
生じるストレスは大きいですね。

そして、さらにはそのコロナが理由で
元ご主人はリストラに遭ってしまった、
お互いに仕事もうまくいっていなかった
とのことで、マルコさんも
先々の生活が不安だったと思いますし、
当時はお二人ともストレスレベルが
かなり高い状態だったことが窺えます。

そのような状況の中で、
マルコさんが家を出る、互いの関係を
いったんクールオフするという選択は
勢いでしてしまったことではあるかも
しれませんが、同時にそのときにできる
最善のことだったことでもあると思いますので、
そこは否定せずに認めてください。

そのうえで「近況報告」というスタンスで、
今のマルコさんの素直なお気持ちを
元ご主人に連絡してみる、
というのはよいのではないでしょうか。

並行して、ご自身の新たな未来にも
明るい希望を持って
前進していただきたいなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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