心理療法家でサイモントン療法認定トレーナーの川畑のぶこによる、皆さんからの質問へのアドバイスや、メンタルの整え方、実生活に役立つ心理学のお話。日本における「サイモントン療法」の第一人者であるほか、「断捨離アンバサダー」としての顏も持つ川畑のぶこ。この2つのメソッドをベースに、一般の方のストレスマネジメントやメンタルケアについて、わかりやすくお伝えしています。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、そらさん(30代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
夫が怖いです。夫はすぐに機嫌を悪くするので、
毎日地雷を踏んでしまわないかビクビクしています。
洗いものを先にやったら怒られるかな、
お風呂に先に入ったら怒られるかな。など。

子供たちにいうことを聞かせるには暴力が一番だという考えを持っている
人で、それは違うよ。という話をしても全く聞く耳を持ちません。

「お前が子供たちに言うことを聞かせられないので、俺が仕方なく殴って
いる。お前は俺に子供たちを殴らせたいんだろ?だから片付けも宿題も
やらせないんだろ?食事中に何度も注意をしなきゃならないんだろ?」と。

子供にも「クズ。目障り。」との言葉をかけるのでやめさせたいのですが、
どうしたら良いのかわかりません。
夫はたぶん変わりません。子供たちの心が心配です。
~~~~~~~~~~~

これはもう家庭内の暴力が行われているということが明らかですので、
夫を変えるというのはすごく難しいと思います。

もちろん、変えられないと決めつけることはできません。
が、DVで一番問題なのは、妻や子どもなど、被害者のほうが、自分たちが
変われば、夫は、お父さんは変わるんじゃないかと、全部問題を自分たち側
に還元してしまうことです。

夫が、お父さんがよくなるために、自分たちが変化を起こすという努力を
した結果、それが不毛に終わってしまうということが、DVの家庭内環境で
起こりがちな構図なのです。

そらさんのケースも、「私」がどのように変化したら夫が変わるか、と考える
よりは、暴力にどのように立ち向かったらよいかということを、冷静に考えて
いかなければいけません。

実際にもう殴っているわけですから、これは犯罪ですね。犯罪は許しては
いけないことですし、暴力はいかなる理由があっても許されることでは
ありません。

ですから、暴力にどうやったら耐えられるかとか、どうやったら相手を変えら
れるかではなく、どうやって自分たちを守るかを考えていく必要があるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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Q:同居の、実の母の暴言に、たえきれず
同居を解消することにしました。

できれば、80歳の母に運転免許を返納し、
父の残した年金ではいれる有料老人ホームに
はいっていただきたいです。

住まいは、実家を立て直したばかり、
主人と心穏やかにくらしたい。

機嫌がわるければ私の顔をまじまじのぞき込み
「ゴミみたいな顔してる」と、先日いわれ
ああ、もうでていってもらおうそうきめました

いままで、でていくのは私たちになるから、
でていきたくなくて我慢していました

驚くことを言う人です。

どうしたら、すんなり施設にいったくれるでしょうか
言い方がしりたいです

【モモカ・40代・専業主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

長年お母様の暴言に耐えて暮らしてこられたのですね。

「家族なのだから」「親子なのだから」という、
モモカさんのご家族への思いやりや献身さが
ここまでの忍耐をもたらしたのではないでしょうか。

また、もしかしたら、暴言を吐く以外は、
お母様にも良いところがたくさんあって、
そのことを思うと母親を悪者扱いするのは良くない
というジレンマもおありだったのではないでしょうか。

暴言は身体の暴力と同じくらい心にダメージをもたらしますから
モモカさんの受けてきたダメージも限界に達したということなのでしょう。

逡巡があった末の心の叫びであれば、
その声に従って生きることが健全でしょうし、
無理をするとお母様との関係性はさらに悪化することと思います。

お母様の入所に関しまして、
ご本人がそれを快く思わない場合、
波風を立てずに話を進めるのは難しいことだと思います。

ですので、「波風は立っても仕方がない」と
ある程度の居直りが必要でしょう。

モモカさんご自身の課題かもしれませんね。

これまで波風を立てないように、
お母様の言い分に対してさして反論もせず耳を傾けすぎたのであれば、
「健全な反論をする」ということが課題なのかもしれません。

もちろん、必ずしも声を荒げる必要はなく、
淡々と冷静に、それがお互いにとって必要なことだと
切に感じていることを訴えるのが良いと思います。

自分はとても困っており、このままでは人生が機能しないと感じていることも
率直に伝えて良いのではないでしょうか。

80歳のお母様が考え方を変えることは難しいかもしれませんが、
行動の動機を知ることはできます。

母親の感情や人生の責任を
「私が」取らねばいけないと考えていらっしゃるのなら、
本人以外に感情や人生の責任をとることはできないということも知り、
コントロールを手放してみることです。

モモカさんにできることは、
思っていること、感じていることを
率直に伝えることではないでしょうか。

必ずしも「すんなり」施設に入らなくても良い。

波風たてながら入ったって良いと
ご自身に許可を与えてみてはいかがでしょうか。

それでもモモカさんが良い人間であることに変わりありませんし、
お母様も本質的には良い人間、だけれども、
醜い部分が出ることの多い不器用な人であることにも
変わりないと思います。

どちらも責めたり責められたりする必要は無く、
残念ではあるけれども、お互いにとって機能する選択をするのだ
ということを主張されてみてください。

そのことでお母さんがどんなにモモカさんを罵ったとしても、
残念ながら、それが今のお母さんにできる最善であること、
でもその内容は真実で無いことをモモカさんご自身が賢く見極めて
いれば冷静さを失うことはないでしょうし、毅然とした態度と同時に
思いやりを持つことも可能だと思います。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、まみさん(40代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
姉、私、弟の三人。小さい時から親に負担をかけまいと、ワガママも
言えず優等生気質だった私。姉はずっとしゃべっているような人で、
高校生一人をもつ専業主婦。小遣いほしさにパート中。
弟は家族に挨拶もしない人で、母から溺愛されて育ちました。

私と弟を虐待した父の介護が問題になったとき、父に唯一可愛がられた姉
がやりたくないと母に言いました。母も入院しないとならなかったため、
仕方なく私が休職をして地獄の日々を送りました。

その後、老健に入りましたが、姉は病院で父の素行の悪さを注意されるの
が嫌でいくのをしぶり、父が亡くなるまで私は何度も死にたくなるような
苦しい日々でした。

父の後は母が何度も入院騒ぎ。姉も弟も倒れたとメールをしても3日以上も
見ない、無視をしているようで、いつも私が対応してきました。
一昨年、母が骨折で動けなくなり1ヶ月付ききり。
そんなとき姉が私にケチをつけ、今までの事もあり爆発してしまいました。
母が私の味方をしてくれると思いきや、違いました。

昔から嫌と言えない私の良心に語りかけ、困り事は全て私に押し付けてきた
母。姉と弟は言ってもできないから仕方ない、私には教員をやるような人
だから出来て当たり前と、いつも差別されて苦悩しながら育ちました。

姉や弟が少しでも私に感謝してくれていたら不満はもちませんでした。
しかし、何かにケチをつけバカにしてきます。
母も二人を正さず調子をあわせていました。
皆が嫌がった父も介護したのに。私だけが仕事もお金も犠牲にし、
ストレスと過労から慢性腎炎になり退職しました。

最近母に、感謝されたいと思うほうがおかしい。やるというほうが悪いと
言われました。貴女がやってしまうから二人がやらないんだ、とまで。
二人には定期預金もしていました。

姉や弟、母ともこの先会いたくありません。親子関係を解消したいと思う
のですが、そういう行動にでてはいけないでしょうか。
~~~~~~~~~~~

まみさんの苦悩がひしひしと伝わってきます。同時に、まみさんの献身的な
部分、誠実な部分、良心も伝わってきました。その良心につけこまれて
しまったのですね。

この家族構成を見ていると、なんだかまみさんがお母さんみたいですね。
もしかしたら、家族のヒエラルキーというのは逆転していて、年齢的には
お父さんやお母さんの方が年上でも、精神的には、まみさんがの方が
ずいぶん先を行っていて、親のような役割をしているのではないでしょうか。

親子関係を解消したいということですが、感謝されないことに理不尽さを
感じていらっしゃるのですよね。こんなに努力をしているのに感謝もされず
に、なぜ文句を言われなきゃいけないんだ、と。

でも、もし、お母さんもお姉さんも弟も、まみさんを精神的に「お母さん」
と思っているとしたら、これは無意識でのことなので、本人たちも気付いて
いないはずです。お母さんという存在はふつう、子どもたちから感謝される
とは思わない、当たり前というのが、社会的な通年としてありますよね。

教師やる人なんだから、と書いてありましたが、おそらく教師をやるぐらい
しっかりしている人だから、あなたが家族の中ではいちばんしっかりしている
人だから、親のような立場だから、というような構図が出来上がってしまって
いて、そういう人がわざわざ感謝されるなんておかしいと、きっとこのような
ロジックに陥ってしまっているのではないかなと思います。

もちろん、まみさんがその通りに受け止める必要はまったくありません。
私だって甘えたかったんだ、私だってやりたいことはやりたい、やりたくない
ことはやりたくない、もっと自由奔放な子どもの世代を過ごしたかったし、
今だってその気持ちがあるんだ。これはとても健全な主張です。

今からでも遅くないです。「みんなのお母さんはもうやめた」と言ってもいい
のです。私だって、お姉ちゃんや弟みたいに甘えたかったんだ。私だって
お母さんみたいに自由にしたかったんだ、と。

本当に嫌だということを「嫌だ」と言う、大きな課題に向き合う、
まみさんにとっても、一つの大事な節目なのかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:今年、6年付き合った同い年の彼と結婚をしました。

もともと二人暮らしをしていたのですが、
マンションの契約が切れるため、
結婚式を行うまで臨時として
夫の実家にお世話になることになりました。

彼の親も快く受け入れて下さったのはよかったのですが、
古い考え方をお持ちでとても悩んでいます。

夫は月収30万の会社員で、
私は月収40万の在宅ワーカーです。

夫は会社員のため、毎日朝7時に出て21時に帰宅、
私は夫を送り出してからは帰ってくるまで仕事をしています。

夜は、夫の親とは別々に夕飯を食べているのですが、
夫の帰りが遅いため、帰ってくるころに眠ってしまってい、
ご飯が準備できていないことが度々ありました。

夫はそれを咎めることなく、料理が終わってなければ
なにか手伝うことある?と声をかけてくれて、
食器もお風呂も洗ってくれます。

お互い仕事をしているなら
家事は半分担うことは当たり前だと理解をしてくれます。

しかし夫の母はそれが快く思っておらず、
夫に「奥さんは旦那の帰りに合わせてご飯作るべきだ。
旦那のために家事をやらないのはおかしい。」と言ってきたそうです。

夫はそれに怒り
「家で仕事してるんだから、
 会社じゃない分、疲れて寝ちゃうことだって当然ある。
 お互い仕事をしてるんだから
 家事を半分やるのは当たり前だ。」
と言ってくれたそうなのですが、

「そうやって甘やかすから
 奥さんのあり方が勉強できないんだ。」
と言ってきたそうです。

私はとてもショックで言葉もありませんでした。

忙しいながらも家事を手伝い、
こちらにいる間はこちらのルールに従おうと歩みよっていたのですが、
夫の母は理解してくれようとせず、
私達夫婦の考え方にも意見をおしつけてきます。

在宅の仕事も暇だと思われているようで、とても悲しいです。

夫の親との付き合い方がわかりません。
どうしたらわかりあえるのでしょうか?

【ゆめ・30代・在宅ワーカー】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

ゆめさんの世代と親の世代ではジェンダーに関する価値観を含めて、
幸せに価値観にかなりのギャップがあることと思います。

このジェネレーションギャップは
大洋をまたぐ、「異文化交流」くらいに割り切らないと疲れてしまうでしょう。

「へぇ、そういう考え方をする国(時代)が存在するんだ」という、
好奇心が必要だと思います。

同じ地球でも、ある国ではつい先日まで
女性が車を運転することすら許されていませんでした。
そのような国にはいったいどんな歴史があるのだろうと。

裁くのではなく、好奇心を持つことは理解の始まりでしょう。

これは決して相手に合わせるということではありません。

なぜ、そのような価値観が形成されたのか、
あるいは形成されざるをえなかったのかの背景を
振り返ってみることです。

するとお義母さんも単なる加害者ではなく、
その時代や社会の犠牲者であることが分かってくるでしょう。

男尊女卑がまかり通る時代の日本は、
女性の仕事といえば家事や育児を切り盛りすることであり、
夫の帰りを忍耐強く待つことでした。

これが多くの人にとって「幸せ」の定義だったのです。

ですから、お義母さんはその定義にはまらない我が息子夫婦
を見て「不幸なのでは?!」と
反射的にとらえてしまったのでしょう。

論理的な判断からではなく、これまでの深い刷り込みによる
条件反射的な対応です。

この深い刷り込みを解除するのは一朝一夕では難しいでしょうし、
果たしてその努力が正しいのかもクエスチョンです。

ゆめさんにすぐにできるのは、そうならざるをえない背景を、
愛ある好奇心と思いやりをもって理解しつつも、
そこに巻き込まれない賢さではないでしょうか。

同時に、お義母さんの恐れは、
「条件が整わないので不幸にちがいない」
という思い込みにありますから、それを解除できるとすれば、
「条件が合わなくても二人は幸せだ」
という事実を提示し続けることでしょう。

もしかしたらお義母さんも新たな価値観を学ぶかもしれません。

ただし、高齢になるにつれ、考え方を変えるのは面倒で難しく
なってきますから、お義母さんの納得がいくいかないにかかわらず、
ゆめさんとご主人がそのことを十分わかっていることが大事で、
それだけで十分なのだということを知ることではないでしょうか。

ぜひ、結婚式までの期間、
異国にホームステイをし、多様性を学ぶ良き機会が与えられた
と受け止めてみてください。

そして、お二人の価値を大切に過ごすことができる、
新たな門出を十全に祝ってください。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ちよりんさん(30代・準公務員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、いつもメルマガを楽しみにしています。
先生が教えてくださる新しい心の捉え方にハッとして、
心に風が吹き抜けるような爽やかさを感じることが何度かありました。

でも、今自分が抱えている悩みは、仕事を始めた2年ほど前から
ずっと解決されずに重くのしかかったままです。

職場にいる40代くらいの子育て中の女性たちの態度が意味不明です。
自分の悪いところやわかっていないことは「しょうがないじゃない」、
人が自分の思い通りに動いてくれないと責める、これが当たり前だと
思っているような態度に大変迷惑しています。

文句を言うことが、物事がわかっている証であるかのように、声高に
自分の意見を主張することが多々あります。作業効率を良くする
新しいアプリが出てきても、どうせわからない、と勉強もせずに
堂々として、そのくせ自分のやり方を人がしないと非難します。

自分のやり方を私に押し付けて、私がその通り動かないと私の上司に
文句を言い、上司も同じ世代で同じ年ごろの子供をもつ連帯感からか、
彼女の言い分をそのまま受け入れ、いつも私が悪いことになっています。

忙しいこともわかりますし、他にもご事情があるのかもしれません。
でも、だからといってなぜ私がターゲットになるのでしょうか? 
むしろ、ターゲットを必要とするのが恐ろしいと感じます。

子どもを育てること、結婚すること、一生懸命生きること、そのために
誰かに敵意や負の感情を向けなければやっていけない、そんな世界に
私は住んでいるのでしょうか。だとすれば目の前が真っ暗で夢も希望も
なく呆然としてしまいます。

自分に感じよくしてくれる人、ニュートラルにしてくれる人はたしかに
職場にいて、以前川畑先生のメルマガでそういう人たちに意識を向けている
といいとあったのは覚えているのですが、なかなかそれが実践できません。
また悪者にされるのかと心配で恐ろしいです。
~~~~~~~~~~~

30代のちよりんさんが、40代の子育て世代の先輩方、職場での人間関係で、
四面楚歌ではないですが、孤立したような状態になっているということが
伺えました。

まず、ちよりんさん、いつもメルマガをよく見て、読んでくださって、
ありがとうございます。

確かに以前、職場の中にいい人間関係もあるので、まずはそちらの方に意識
を向けてみる、というお話をしました。

今、身の回りで起こっていることで、ネガティブなこともあればポジティブな
こともあるけれど、どうしても私たちはネガティブな方に意識が行ってしまい
がちなので、ちょっと意識を切り替えて、良いことにエネルギーを注ぐ。

いいことの種に水やりをする、という表現を過去にしてきたと思いますが、
そのような姿勢を育めることが、一番はじめに大切なことになってくると思います。

ただし、そうは言っても、やはりネガティブな方がワッと覆いかぶさって
しまって、ポジティブなことになかなか目が行かないというとき、
蓋をするのではなくて、そこをちょっと見つめてみるというのはいいことです。

一方、ちよりんさんが書かれていた、「子どもを育てること、結婚すること、
一生懸命生きること、そのために誰かに敵意や負の感情を向けなければ
やっていけないのか」という、怒りが感じられる思いについて。

これはもしかしたら、ちよりんさんのバイアスがかかってしまっている部分
もあるのかなと思います。

もしかしたら、先輩たちのそのような姿は、もうオフィスの文化なのかも
しれませんよね。職場の風土というものがありますから、風土によってそう
なっているかもしれないし、例えば年功序列など、そこのリーダーシップを
とるような人たちの価値観というものが浸透しているのかもしれません。

必ずしも、結婚していることや子育てしていることが人に文句を言える立場に
いるということではなく、それは別のことだと考えてみる。そして、子育て
とか子どもを持つこと、結婚することに対して、ちよりんさんにはどのような
課題があるかというのも見てみると、過剰反応をしなくなってくるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:いつもメルマガを読んで学ばせて頂いております、
20歳の娘を持つ母親です。

娘が同い年の従姉妹と7月から一緒に暮らすと言い出しました。
従姉妹は7月に離婚が決まっており、今実家に戻っている状態です。

その実家は私の姉夫婦が8年程前に離婚していて、
姉の元夫と息子の2人暮らしをしています。
そこに離婚して1歳の息子がいる従姉妹と娘が一緒に住むと言っています。

男所帯の為、家は散らかって掃除も行き届いてい無いそうですが
娘は一緒に住んで綺麗にすると言っています。

しかし今娘の部屋も散らかっており、まずは自分の部屋を綺麗にする事と、
従姉妹が仕事を見つけ落ち着くまで待つ事と、
娘自身もその間お金を貯めるようにと言いました。

娘は女優を目指しバイトをしながら、たまに小さな舞台にチョイ役で出る
と言ったような生活を18歳の時から送っていますが、
20歳になった時点で家にお金を入れてもらっています。

また、従姉妹の父親(元義理の兄)は自営業で余裕が無い状態だそうですが
「色んな経験をさせてもいいんじゃ無いか」と言っています。

でも従姉妹の姉(元義理の兄の長女)が先月結婚したのですが
お祝いも渡さず、それなのに離婚する娘(従姉妹)や孫には
服を大量に買ってあげたりして良い顔をしているそうです。

以前、姉夫婦の離婚後に反抗期の娘(従姉妹)にイライラして
暴力を振るった事もあったなどと姉から情報を聞いています。

従姉妹の家は駅から20分程、人気のない丘を登った所にあり
夜道を歩かせるのも心配です。

色々と心配で反対していますが、娘も従姉妹も聞く耳を持ちません。

まずはお互いに身の回りを整えて、
それから一緒に住んだらどうかと言っても聞き入れません。

どのように話をしたら良いのでしょうか?

長文乱文で失礼致します。
よろしくお願い致します。

【えるえる 40代 会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

まだまだ自立しているとは思えない娘さんや従姉妹さんの共同生活
に対する心配、えるえるさんの親心が伝わるご相談ですね。

えるえるさんが娘さんに伝えたいこと(心配事)は、
すでに娘さんには伝わっているようですね。

そのうえで、娘さんも従姉妹さんも意志が固く
共同生活を送ると決めていらっしゃるのであれば、
これは尊重するのが得策のケースかと思われます。

娘さんは20歳とのことで、すでに成人ですし、自己決定能力もあります。
無論、失敗する可能性もあるでしょうが、
それも含めて相手の自己決定権を尊重するということです。

私たちはみな失敗する権利を持っていますし、
そこから学ぶ力も持ち備えています。

えるえるさんとしては、娘さんが
もっと自立してからと思われているようですが、

もしかしたら、今の環境が自立しにくい環境で、それを変えることで
(自分が行動しなければ事態が動かないなど)
娘さんが自立していくことも考えられます。

条件が整ってから環境を整備するという考え方もありますが、
環境が整うことで条件が整うこともあります。

自立心のあるなしに関わらず、子どもを大学に通わせるのに、
一人暮らしやルームシェアを余儀なくされる人もいます。

その結果子どもの自立が促され、
社会に出たときに適応しやすくなるメリットもあるわけです。

親にできることは、伝えたいことはしっかり伝えつつも、
子どもが強い意志をもって自己決定したことは、温かく見守ることで、
何かあったときは戻ってくる場所がここにあるよ
という安心感を与えることではないでしょうか。

娘さんが苦労をしながら人生のままならなさを学び、
賢く生きる智慧をつける機会と
受け止めてみてはいかがでしょうか。

ーーー
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