あおいさん(50代・女性・医療事務)の
のご相談にお答えします。
【Q】川畑先生、こんにちは。
いつもYouTubeを拝見し、自分自身を
見つめ直すきっかけをいただいています。
私は58歳、医療事務として働いています。
今日は、自分の性格について
相談させてください。
私は昔から、人に嫌われることが苦手です。
相手が困っている様子を見ると
放っておけず、頼まれごとも断れません。
職場では
「あおいさんなら安心」と言われることが多く、
急なシフト変更や仕事のフォローも、
気づけばいつも引き受けています。
友人からの相談にも長時間付き合いますし、
町内会や親戚の集まりでも、
「お願い」と言われると、
断る理由を探すより先に
「分かりました」と返事をしてしまいます。
若い頃は、
それが自分の長所だと思っていました。
誰かの役に立てることが嬉しかったですし、
「ありがとう」と言われると
報われた気持ちにもなりました。
でも最近、「本当はやりたくなかったのに」
と思うことが増えてきました。
予定が詰まりすぎて疲れていても、
「無理です」と言えません。
家に帰るとどっと疲れが出て、
「私は何をやっているんだろう」と
虚しくなることもあります。
親しい友達に相談すると、
「もっと断ればいいのに」
と簡単に言われます。
私も頭ではその通りだと思います。
でも、断ったことで相手に嫌な思いを
させたり、「冷たい人」と思われたりする
ことが怖くて、どうしても勇気が出ません。
この年齢になっても
人の顔色ばかり気にしてしまう自分が、
どうしようもなく嫌になる時があります。
私は、どうしたらもっと自分らしく
生きられるのでしょうか。
【A】あおいさん、
ご相談ありがとうございます。
人に嫌われることが怖くて、
頼まれると断れない。
職場でも友人関係でも、
気づけばいつも人のために動いていて、
家に帰るとどっと疲れてしまう。
あおいさんが
「いい人」でいたいと思っているのは、
決して悪いことではありません。
人に快適に過ごしてほしい、
困っている人を放っておけないという、
誠実で優しいお気持ちが伝わってきます。
ただ、50代後半になって
以前より疲れやすくなってきたのであれば、
今までと同じように頑張り続けるのは、
もう体が「NO」と言っているのかも
しれません。
だからこそ、いきなり「断る」のではなく、
まずは一呼吸置くことから
始めてみてください。
「これ、お願いできない?」と言われたら、
すぐに「いいよ」と答えるのではなく、
「ちょっと待ってね。
スケジュールを確認してみるね」
と、一旦時間を置いてみる。
そして、自分の予定を確認してみると、
「本当はこの日はゆっくりしたい」と、
自分の気持ちや体の声が
聞こえてくるかもしれません。
実は、家でゆっくり過ごすことも、
自分を大切にするための
大切な「予定」なんですね。
そして、断ることと、
相手を嫌っていることは別のことです。
「ごめんね、
この日は予定があって無理だった。
また何かできることがあったら言ってね」
そんなふうに、
優しいトーンで断ることはできます。
すべてのお願いを引き受けなくても、
良好な関係を築くことはできるのです。
むしろ、無理なときには「無理」と言える
関係のほうが、お互いに素直で、
健全な関係なのではないでしょうか。
そしてもう一つ大切なのは、
周りの人に頼られる前に、
まずあおいさん自身が、これまで
頑張ってきた自分を認めてあげること。
「今までよくやってきたね」と、
一番身近な自分自身が
自分を褒めて称えてあげてください。
では、実際にどんなふうに一呼吸置き、
相手との関係を保ちながら
断っていけばいいのでしょうか。
「いい人」でいようと頑張ってきた
あおいさんが、
これから自分も大切にしながら
人と付き合っていくためのヒントを、
動画で詳しくお話ししています。
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