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FROM 川畑のぶこ

今日は、のんちゃんさん(50代・女性・パート事務員)
のご相談にお答えします。

【Q】30年前のことが、乗り越えられません。

長女が生まれて半年ほど経ったある日の深夜、
泥酔した夫はポケットから手紙を落としました。
会社の同僚の女性からでした。

携帯電話がない頃でしたので、
出勤時に駅前の公衆電話から
「今から電車に乗る」コールをしていたことや、

毎週日曜日、2人で場外馬券場に行っていること、
会社の帰りに
競馬関係のセミナーに一緒に行っていること、

仕事で嫌なことがあると追いかけてくれたことなど、
前々からおかしいなと思っていたことが、
克明に書かれていました。

几帳面な夫が証拠を落とすなんて、
まるで神様が教えてくれたような偶然でした。

手紙はそっとポケットに返しましたが、
今でも内容は忘れません。

最後の一線は越えていないにしても、
完全な恋愛モードで、
私にはかけない優しさにショックは大きくて、
今でもトラウマになっています。

彼女とは恋愛モードは終えたようですが、
彼女は定年まで勤め上げ、
その間、私はずっと心を揺さぶられ、
ことあるごとに疑心暗鬼になっていました。

夫は反省して、良き夫良き父親として
頑張っているので、忘れなければと思いますが、
彼女と始めた競馬がすっかり趣味になっている
ことも、私を落ち着かせません。

そして、最近夫がハマり出した若手女性ボーカル
がその彼女と同じ高い声質であることが、
さらにトラウマを揺さぶり、
やっぱり忘れられないのだと思ってしまいます。

それなら、離婚してお互い自由になる方が
私も安定するのではないかと思いますが、
私が乗り越えれば大したことはない問題
なのかもしれないとも思います。

社会人の子ども達は、夫と私は仲良く見えるけど、
全く相性が悪いと言います。

離婚した方がいい?ときくと、
私が1人で生活するには金銭的に大変だから、
お母さんのベクトルを他に向けて
父から意識を変えて、生活すれば良いと言います。

どう考え、結論を導き出せばよいのかわからず、
袋小路に入っている状態です。

【A】30年間、とてもお辛かったことでしょう。

こういった浮気というのは、本当に
心をえぐるようなショックを受けると思います。

特に、長女さんが生まれて半年ほど経った時
ということなので、
子どものことにものすごく手がかかって
いちばん忙しい時ですよね。

そんな時に、自分はこんなに一生懸命子どものため、
家庭のために尽くしているのにという
絶望感というかショックというか、そして、
恨みや怒りも出てきたのではないでしょうか。

そして、これをずっと引きずっている理由の一つに、
おそらく、のんちゃんは自分とこの人を比較した時に、

自分が劣っているので
愛に値しないんだ、愛されないんだ、
女性としての魅力がないんだと思って、
劣等感を持ってしまっていると思うのです。

ただ、人間というのは人生、
いろいろと横道逸れることというのはあると思います。

ご主人も、職場でストレスがあったりした時、
同僚だと同じようなダイナミズムの中にいるので、
分かり合えたり慰め合えたりする。

妻は家で忙しそうだし、というような状況になった時に、
魔が差すということがあったのかもしれないですよね。

でも、結果として、のんちゃんは
きちんと妻としての立場は確保していて、
現実の問題として、ご主人は別れずに
ずっと来ているわけですよね。

これは、のんちゃんを選んでいるということ
なんですよね。なので、
ここは自信を持ってよい部分だと思うんです。

そして、のんちゃんにはぜひ
この出来事から何が学べるのかな、というところに
目を向けていただきたいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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