自分の性格・思考

Loving,Mother,And,Daughter,Gently,Hug,Each,Other,,They,Smile

Q.出産後、子どもや若い女性が
被害に遭う犯罪のニュースを見ると
強い不安を覚えるようになりました。
 
うっかりそのようなニュースを見てしまうと、
不安で不安で、そのことについて
何時間も検索してしまい辛くなります。

我が子がそのような被害に
巻き込まれて傷つくのを絶対に避けたい
という動機だと思います。

でも、我が子はまだ幼児で
一人で出かけることはまずありません。
 
いずれは犯罪に巻き込まれることを
避けられるよう教育していくことは
必要だと思いますが、

自分は神経質になり過ぎているのではないか、
もっと穏やかでおおらかな気持ちで
子育てを楽しみたいという思いもあります。

このバランスをどのように
取ったら良いでしょうか?
 
私自身も子供の頃、
母親に物凄く心配されて育ちました。
その影響もあるのかなと思います。

母が私が出かける時や一人で留守番を
するときにあまりに心配するので、
かえって不安で怖い気持ちになっていたので、
そのような関わり方を子供にするのも
避けたいと思っています。

【とも・40代・女性・主婦】

―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
不安という感情は否定的で
好ましくないと感じてしまいますが、
時には危険を回避するのに
役立つ感情でもあります。
 
高い場所や深い水や燃えさかる火に
近づいたときに私たちが不安を感じるのは
命や健康を守るのに役立ちます。
 
ただし、危険な場所にいないときに、
ずっと危険な場所のことを考えていては
精神的なエネルギーは消耗してしまいますし、
日々の質は低下してしまいますね。
 
ともさんが不安を感じるのは、
我が子を事件や事故から回避し守りたい
という危機管理の動機からとのこと。
 
もちろん、過去の事故や事件のケースを
ある程度把握しておくことは健全な態度です。
   
ただし、過ぎたるは猶及ばざるが如しで、
常にそのことばかりに囚われてしまったら、
火のないところで火災報知器が
なり続ける様な状態になってしまい、
心は常に緊張状態で消耗してしまいます。
 
メディアはアテンションエコノミーと言って、
人々の注意を奪うことによって
情報に触れさせ(ときとして溺れさせ)、
その注意をつなぐことで経済が成り立っています。
 
無論、有用で誠実な情報は多くあります。
 
ただし、注意を奪うことが優先されている
ものが多いのもの事実です。
 
とくに、恐れや怒りの感情というのは、
人々を惹きつけ、焚き付けます。
 
そのような経済システムや利害の中に
置かれていることを理解しながら、
情報は活用しつつも、飲み込まれない
という立場をしっかり築くことが大切です。
 
漫然としていると、
飲み込まれてしまいますからね。
 
ともさんが、何時間も否定的な情報を
検索しつづけた結果、好ましい結果、
すなわち、より良い危機管理や安心に
繋がっているのであれば、それは
ともさんにとって役立つ情報でしょうから
大いに活用するべきでしょう。
 
ところが、検索を深堀するほどに
不安が助長され、自分や我が子の人生が
信頼できなくなってきているのなら、
それは情報に飲み込まれている証拠でしょう。
 
アテンションエコノミーに
翻弄されない様に気をつけましょう。
 
「飲み込まれない!」と立場どりをするのです。
 
サーチしながら自分の気分や状態を
きちんとモニターしてみてください。
 
この情報に触れ続けることで、
危機管理の強化や安心できる日々の構築など、
私が本当に得たい結果をもたらすのか、
気分は良くなっているのか、問い直してみます。
 
ノーであれば、「飲み込まれている!」
と気づいてください。
 
そして、情報と適度な距離をとるとか
役立つ情報や気分が良くなることに
意識を向けるなど、
ご自身で立場を取り直してください。
 
流され続けず、舵を取るという
自身へのコミットメントが必要です。
 
子どもは刻一刻と成長していきます。
 
「あー、あのとき否定な情報とばかり
向き合わず、もっと可愛い我が子と
もっと向き合っていればよかった」
 
と後悔しないように、
今、この瞬間、私の腕の中にいる我が子に
愛のエネルギーを送り、同時に
愛のエネルギーを受けてください。
 
愛や思いやりのエネルギーに注意を向けて
その中に身を浸すことは、
私たちを不安から遠ざけ、
信頼感や安心感をもたらしてくれます。
 
人生から否定的な出来事のすべてを
なくすことはできませんが、
肯定的な出来事に意識を向けることで
世界は変わって見えてくるでしょう。
   
 
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今日は皆さまからのご相談にお答えするQ&Aはお休みにし、
川畑のぶこからのメッセージをお届けします。
 
* * * 
 
FROM 川畑のぶこ 
 
「私たちは出来事によってではなく、
出来事の受け止め方によって悩まされているのだ」
これは哲学者エピクテトスの言葉です。
 
シェークスピアの代表作ハムレットの中で、ハムレットは
“There is nothing either good or bad
but thinking makes it so.” と言います。
 
すなわち、物事には本来、良いとか悪いとかはなく、
思考がそうさせているのだということです。
 
私たちの抱く思考や信念は、使い方によって、
私たちの人生を効果的に切り開く優れた道具にもなれば、
自分たちを陥れる凶器にもなる、諸刃の剣です。
 
ところが、私たちは日頃、
己の思考を精査することなく漫然と過ごしています。

思考は呼吸の如く常に私たちと共にあるので、
あまりにも無自覚であり、その存在に
注意が向けられることはなかなかありません。
 
それは私たちが子どもの頃から、
周囲の大切な人間関係や出来事の影響を受けながら、
知らず知らずのうちに刷り込まれ、パターン化されていきます。
 
先の、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の
森喜朗会長の女性蔑視の発言は、
如何にも無意識から発せられているものですが、
これは決して彼個人が独自に作り上げた価値観ではなく、
歴史・文化を反映した社会から刷り込まれたものでもあるのは
想像に難くないでしょう。
 
なので「不快な思いをした人には申し訳ない」と
特定の誰かへの詫びがされてしまうという失態が繰り返されます。
 
彼の中ではいまだに、自分の思考・信念・行動が
完全に非合理であったことへの反省はなく、
「え?!あれで嫌な思いをした人がいたの!?
ならば、すみませんでした。」という意外な感じなのでしょう。
 
今回の森氏の場合、その(蔑む)価値の矛先は
自分以外の誰かに向けられたものでしたが、
厄介なのは、私たちは往々にして、自分自身に対して
軽んじるような態度をとっていることも多いのです。
 
かくいう私自身かつて、
女性は男性に比べて価値がないという価値観を持っていました。
 
これは、親の態度から、長男の兄ばかり大事にされていて、
その理由は男だからだという解釈をしたことによる
幼少期からの刷り込みによるものです。
 
もちろん、私の両親も十二分に先代の刷り込みを受けており、
何の疑いもなく伝統に乗っ取って
「ちゃんと」子育てをしていたのです。
 
その「ちゃんと」が
男女にはきっちり差をつける、ということだったのですから。
 
驚くことなかれ、森さんでなくとも、
うちの親もちゃんとやっていました。
 
そして、私もちゃんと受け継いでいました。
 
子どもの私は、これを「自分は(女なので)親に愛される価値がない」
と無意識のうちに解釈していたのです。
 
すると、自分だけでなく、相手に対しても、
『あんたも所詮女なんだからさ、余計なことしなさんな』
なんて余計な助言をしたくなっていたものです。
 
これらのすべては悪意無く、無意識のうちの行われるやりとりです。
 
私の場合、転機が訪れたのは、
通訳を通したサイモントン博士との出会いから。
 
自分の思考・信念・態度と向き合い、
丁寧に問い直すということから始まりました。
 
そのことで、30歳近くになって初めて、
女性であることの受容と豊かさを体験できるようになりました。
 
すると、周囲の差別的な発言や態度に、
無闇に反応し続けるのではなく、
健全に立ち上がる基盤も持てるようになりました。
 
思考や感情に使われることなく、
それらを使うことができるようになったのです。
 
これは自分を好きになれる大きな要素です。
 
私たちの思考は個人の特性以外にも、
文化・社会の影響を受けています。
 
それが効果的にはたらき、人生を豊かにさせているのであれば、
その思考や信念は持ち続ければ良いですが、
自分や相手の人生を損なってしまうものであれば
変容させることが大切です。
 
仏陀は執着ほど人間を苦しませるものはなく、
さらには、人間が最も執着するのは思考だと言います。
 
執着するものというと、物質やお金を連想しがちですが、
それらはおろか、命や健康ですらなく、
「考え方」であるというのです。
 
それほどに、考え方への執着を手放すことは難しいということであり、
思考変容は私たちの日々の、ひいては人生の課題ということでしょう。
 
ぜひみなさんも、いったい自分はどんな思考や信念をもっていて、
それを効果的に使えているのか、それとも使われているのかを、
振り返ってみてください。
    
  
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Q.3人の息子と娘の4人子どもがいる50代の主婦(パート)で、
今は主人と2人暮らしです。
 
いわゆる「空の巣(からのす)症候群」だと思っていますが、
 
空の巣症候群の対処法、
・仕事をする
・趣味を持つ
・ペットを飼う
・主人や友人と出かける
を全てしています。
 
最近長男に子供が産まれ、初めての孫が出来ましたが、
ずっと嫁の実家にいるので、ほとんど会えず、
より寂しくなっています。
 
息子だけの友人から「娘がいるからまだまし」と言われますが、
娘は遠方で仕事をしており、
実家の近くでと思ってくれるタイプではないので、
余計に寂しく思っています。
 
独身の息子もたまに実家にものを取りに帰ってきても、
親の顔を見るわけでもなく…
息子なんて3人もいても、今になっては寂しいだけです。 
 
この寂しさはどうすれば無くなりますか?
 
子供が自立し、立派に成長してる事を喜ぶべきだとも、
贅沢な悩みであることも充分にわかっています。
 
【つじもと・50代・女性・パート】
  
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
子育ては大変ですが、ひとたび子供が巣立つと、
心にぽっかりと穴が開いたようで寂しくなりますね。
  
つじもとさんのように、
4人もお子さんを育てられた方ならなおさら
子どもへ投入したエネルギーは大きかったでしょうし、
ロスは大きいことと思います。
  
つじもとさんなりに、
仕事に趣味にペットにご主人や友人との外出に、
色々と取り組んでいらっしゃるけれど、
寂しさが埋まらないとのこと。
  
心にぽっかり空いた穴が満たされるか否かは、
何をするか=Doing(すること)によってではなく、
どのようにあるか=Being(あること)によって変わってくると思います。
  
すなわち、ただ仕事をするとか、ペットや友達といるのではなく、
どのような姿勢で、心を込めて相手と関わりあい、
関係性に価値を見出そうとするか、
ということが重要になってくると思います。
  
子どもとの関わりが特別であるのはまちがいありません。
  
でも、私たちの虚しさは、それ以外の関係性に
意味を見出そうとしなくなったときに襲ってきます。
  
子どもとの関係以外に深い喜びなどない、という姿勢で
ある限り、いつまでも相手と深く心を通い合わせる
豊かな関係性は育めないでしょう。
  
そしてこのような姿勢は無意識のうちに育まれています。
  
ですので、あらゆるものと意図を持って関わりましょう。
  
これまで予想したことのない、
豊かな関係性が育まれる可能性を意図して
相手や物事と関わり合ってみてください。
 
相手が期待通りに動くことによってではなく、
自分の姿勢によって相手との関係性に
違いをつくれると知ってください。
  
そして、相手だけでなく、何より自分自身と
豊かに思いやりを持って関われるかどうかは、
大きなちがいをつくります。
  
子どもに注いできた愛や思いやりを、
今ぜひご自身にもかけるよう努めてください。
  
外的なものによって心のエネルギーを満たすのではなく、
自らを満たせる、いうなれば自家発電できる
自立した自分になるということです。
  
親のニーズをよく汲める子どもは、
格好のエネルギー供給源で、いい子であればあるほど、
親の好みとおりに親を満たすこともできるでしょう。
  
ただし、いつまでも
「あなただけが頼りだから、これからもあなたが私を
満たしつづけてください。私は自分を満たすことができませんから。」
という依存的な姿勢でいると、
巣立つ子どもにはときに重く感じられ、
やがて無意識に距離を取るようになってしまいます。
  
母親が自ら光を放ち輝いていれば、子どもも周りの人々も
そんなつじもとさんの輝きに引き寄せられることでしょう。
  
その力がご自身に宿っていることをぜひ信じて前進してください。
   
 
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【相手を気にして自分を抑えてしまう…】
    
Q.主人を気にしている自分を変えるにはどうしたら良いでしょうか?
 
いろいろ考えたり断捨離を少しやってみたりするうちに、
いつも私は主人を怒らせないように気にしていると改めて思いました。
 
母も父に対して同じようにしていました。
男性を立てる。
怒らせたら何をするかわからないから、
怒らせないようにいつも配慮した行動をとっていました。
 
相手を尊重するのは大切ですが、
気にして自分を抑えるのを変えたいです。

【ひよこ・40代・会社員】

 
―――――――――――――――――
 
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
私たちには社会的な調和をもたらしたいというニーズがあります。
 
相手への心配りや気遣いはそんなニーズを満たしてくれますし、
それにより、心地よい環境に身をおくことが可能になります。
 
ただし、心配りと気遣いは似ているようでいて非なるものです。
 
心配りが相手への思いやりからの行動であるのに対して、
気遣いは不安や恐れから自分を守るために行われていることが多いです。
 
ひよこさんの場合、波風を立てることへの恐怖から、
ご主人に気を遣われていることと思います。
 
気遣いは度を超えると気疲れになり、
それが慢性的となるとストレスが蓄積されてしまいますね。
 
ひよこさんもおっしゃるように、相手を尊重しつつも、
自己表現をする姿勢を育むことは大切です。
 
相手を大切にするのと同じように
自分自身も大切にするとコミットすることです。
 
そして、どんなに気を遣ったり配ったりしたところで、
相手は怒るときには怒るし、不機嫌なときは不機嫌である
ということも受け入れること。
 
徹底的に自分の感情を押し殺せば、
相手の感情もコントロールできるはずと思いがちですが、
ひよこさんが悪意を持って接するのでない限り、
相手の感情は基本的に相手にしかコントロールできません。
 
怒らせると何をするかわからないというのは、脅しであり暴力です。
 
これに屈してはいけません。
 
相手を傷つけたり貶めたりする意図でなく、
基本的に相手への敬意や思いやりを大切にしつつ、
自己表現をした結果、ご主人が怒ったのなら、
それはご主人側の問題であって、
ひよこさんにはどうすることもできません。
 
ひよこさんにはご主人の感情の責任をとることはできないのです。
 
なぜなら、感情の大半は事実をどのように受け止めるかという、
その人の信念や思考に依存するからです。
 
ものの受け止め方や考え方はそれぞれの課題です。
 
今のご時世、男女平等と対等なパートナーシップを育むことが大事
と考える人もいれば、全時代的な感覚で女は常に男を立てるもの
という考え方の人もいることでしょう。
 
互いに敬意があれば、このような価値観を話し合うこともできると思います。
 
まずは、「どうするべきか」ではなく「どうしたいか」を振り返り、
ひよこさんのしたいこと=ニーズを明確にしてみてください。
 
それは、相手を傷つけたり迷惑をかけたりすることですか?
 
おそらくそうではないでしょう。
 
そうであれば、
自分のニーズを満たすための行動をおこしてみてください。
 
自分で自分のニーズを満たせるようになり、
エネルギーがチャージされてくると、
相手の機嫌次第で自分を満たしたり枯渇したりすることが
なくなってきます。
 
断捨離で、ぜひ古い過去の自分の価値観も手放してみてください。

 
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【どうすれば不安を乗り越えられる?】
   
Q.いつもありがとうございます。

3年前に離婚し、バツイチ、子どもなしの
50代の会社員、女性です。

ふとしたときに人の幸せが羨ましくて、
イライラしたり、悲しくなったり、
どうしようもなくなるときがあります。

貯金もほとんどなく、
このまま一人で生きていけるのか、
寂しいままの人生で終わるのか、
ちまたで言われている、暴走老人になりそうで
自分が怖くなります。

更年期症状もあり、気力、体力も
日によって上がったり下がったりです。

仕事もプライベートも恵まれていると思います。
感謝しているのですが、心の中の暗闇は消えません。
将来でなく今を大切にと思うのですが、不安に負けそうです。

どうすれば不安を乗り越えられるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

【たま・50代・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

孤独感は私たちを蝕みます。

マザーテレサは、最もひどい貧困とは孤独であり
愛されていないと感じていること、
愛への飢えは食糧の飢えを取り除くことより
難しいという言葉を残しています。

たまさんの苦しみも、
他の人は絆や愛の中にいるのに、
ご自身にはそのような絆や愛はないという思いから
生じる孤独感から来るものではないでしょうか。

苦しみを生じさせるほどの相手への羨望は、
相手のもっているものが自分には得られず、
それゆえに幸せを体験できないという思いによるもの。

さて、たまさんのそんな思いは
明らかに事実なのでしょうか。

たまさんは羨ましいと思っている人の
すべてを知っていますか。

自分がもっておらず相手が持っている部分だけを
見ているということはないでしょうか。

その人の背後にある努力や苦しみや悲しみについて
考えたことはありますか。

誰かからみると、たまさんもまた
羨ましい存在であることを知っているでしょうか?

たまさんが羨ましいと思っている部分がないと、
本当に幸せに生きることはできないのでしょうか?

幸せを体験しながら生きている人というのは、
周囲が羨む条件が整っている人のことをいうのではなく、
今置かれている状況の中に喜びを見出すのが上手な人だということを、
日々の臨床やさまざまな出会いを通じて確信しています。

私はステージ4のがん患者さんたちの幸せを
たくさん見てきています。

独身女性であっても、シングルマザーであっても、
仕事を辞めざるを得なくなった50代であってもです。

彼女らに共通するものがいくつかあります。

四方暗闇に感じられても、
うっすらとひかる一筋の光明に意識を向けること。

できないことではなく、できることに意識を向けていること。

日常のささやかなことに喜びを見出し、感謝していること。

世の中に似た境遇にいる人がいれば共感し、
思いやりややさしさの心で繋がることができること
=決して一人ではないということを知っていること。

などです。

これらは決して特殊な能力や魔術ではありませんし、
たまさんにも実践できるものだと思います。

未来は誰にもわかりませんが、今を変えることはできます。

そして、未来はそんな今の延長線上に存在します。

今身の回りに起きていることで好ましいことや
感謝していることに意識を向けることができれば、
たまさんの未来も穏やかなものになるのではないでしょうか。

誰かさんの人生はさておき、
たまさんにはたまさんの人生を切り開くだけの力は
生まれながらにして備わっているはず。

ぜひそんな信念を大切に、痛みも苦しみもひっくるめて、
ご自身の人生に愛ある眼差しを向けてあげてください。

そして、たまさんを愛してくれる誰か一人の異性ではなく、
ぜひ、さまざまな人とのつながりの中に身をおいてください。

人間には本質的に助け合いの精神が宿っており、
それはさまざまなかたちで現れるのだということに気づくと、
寂しさや不安は薄れてくることでしょう。

あまりがんばらずに、周囲に助けを求めてみてください。

それでもたまさんの魅力は変わりません。

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12/20(日) 川畑のぶこ オンライン無料講演会
 「困難に意味を見出す力を育む」
 

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4回シリーズ、11/20から始まっています! 「ホリスティック心理学講座」(講師: 川畑のぶこ)
 
  
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Q.「成長したい自分」と「ありのままの自分」を
どう理解したら良いかわかりません。

自分や周りがより幸せになるよう、
昔から心のあり方を模索してきました。

家族をもち、子育てをしていく中で、
自分の至らないところを改善していきたいなあ、
もっと大らかに、安定したお母さんでいたいなあと思い、
のぶこ先生の動画で勉強させて頂いております。

「ありのままの自分をそのまま受け入れる」
という言葉を聞くと、じゃあ私のダメなところも
このままでいいのかなと思い、それじゃあ
良くなろうと努力しなくてもいいのか。と思います。

だけど、やっぱり私が、
例えば夫にすぐ言い返して喧嘩になるところとかは、
子供達にとっていいはずもなく、変われたらと思います。

変わろうと思うと、
「それってありのままの自分を認めてないのかな?」と思い、
なんだか方向性として間違えているのかな?と不安になります。

この2つの考えはどう理解したら良いのでしょうか。

【田中 まほ・40代・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

まほさんの真摯に人生に向き合う姿勢が伝わってきます。

「成長したい自分」と「ありのままの自分」に葛藤があるのですね。

では、つぎのように少し視点を変えてみるのはいかがでしょうか…

「成長したい、というありのままの自分」を受け入れる。

人間は生まれながらにして「より良くなりたい」「成長したい」
という動機をもっています。これは私たちのありのまま(本性)でしょう。

もちろん、結果が思いどおりにいくこともあればいかないこともある、
ままならないというありのままを受け入れるのも
私たちの試練かもしれません。

ありのままとは、
決して変化を起こさない(起こしてはいけない)ということではなく、
私たちをとりまく事象を受容し、都度、何が健全かを選択しながら
生きるという、人生の営みそのものに対する概念として受け止めてみると
混乱がなくなるのではないでしょうか。

私たちのまわりには、
人生の導きとなるさまざまなすばらしい教えがあります。

ただ、それらの教えも、
万人にとっての絶対的な正解を求めようとすると
落とし穴に陥ってしまうかもしれません。

さまざまな教えがある中で、
今の私の状況をより豊かにするのに、役立つものは何だろう?と、
しなやかな視点で関わることをおすすめします。

その人によって、また同じ人であっても、
その時々で人生の課題は異なります。

相手のことばかりを考えて自分を蔑ろにしている人には、
自分を愛する努力が課題かもしれませんが、

自分のことばかり考えて人を蔑ろにする人は、
自己愛が強すぎるので、相手を思いやる心を育むことが
課題となるでしょう。

寒い人は火に近づくことが課題かもしれませんが、
火傷しそうな人は冷ますことが課題です。

プロジェクトに取り組む際、初志貫徹が正解のこともあれば、
執着を手放し軌道修正をすることが正解のこともあります。

「ありのままの自分」という教えは、まほさんにとって、
どのような状況においてどのように活用することで
人生に豊かさをもたらしてくれるでしょうか。

ぜひそのような視点でさまざまな教えと関わってみてください。

わたしたちは手間暇のかからない便利なものが大好きで、
性急に万能なひとつの答えを求めがちですが、
残念ながら何にでも即効く万能薬というものはありません。

それでも、その場その場で切り札となりうる
相応しい教えというのは常に存在します。

教えの内容そのものもですが、
その教えとの関係性を整えることをぜひ意識してみてください。

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今週末からスタート「ホリスティック心理学講座」(講師: 川畑のぶこ)
 
  
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20201109

FROM 川畑のぶこ

今日は、ごえもんさん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

【Q】
私は子どものころから、よく自分と誰かを比較して気を揉んでいた
ように思います。対象は同性の同期や後輩です。

べつに自分がその環境下で一番にならないと気が済まないというわけでは
ないのですが、自分の理解を超えた態度や一見恵まれたように見える状況に
納得できず、言動が気になります。

今の職場に、昨年度より採用された方で、ご主人が会社経営者でご自身も
その会社の役員という身分の方がいます。応募者が少なかったこともあり、
資格があるだけで経験もないのに採用されたことも引っかかり、
それで仕事ができれば問題ないのですが、社会性に乏しく、連携が取れず、
浮いている状態。

素直にアドバイスを聴くことができず物事を大きくしてしまうなどで、
周りは当たり障りのない対応をしていますが、当人は気付いてないのか
マイウェイです。当初は慣れていないと思い、会釈等気遣っていましたが、
数回無視され、ここからが始まりだったと思います。

同じフロアですが、気付かなかったと善意に解釈して、今は普通に会話を
していますが、私のファッションなど意識して横目で見てきます。
夫婦共に発信することが好きで、裕福な生活状況や高級ブランドを身につけ
ての家族ショットなどが見られ、就職は経済的な理由でないのは明白で、
相手からすると私などは比較の対象にはならない存在です。
ただ、仕事の能力は別です。

いったい私は何に囚われているのか? 初期の態度で見下された感が強く
残っているからでしょうか。敗北感でしょうか。人それぞれで、比較は意味が
ないとも頭では理解していますし、つまらないこだわりだとも感じています。

自分に自信がないとは思っていませんが、確固たる軸がない気がしています。
このような時期なので、自宅で考える時間が多く、また、今後も同様なことが
起きるとも思われます。どうかアドバイスをお願いします。

【A】
ごえもんさんの、とっても素直で正直な心理状態が見てとれます。

でも、ごえもんさん、こうやって自分に素直になっている時点で、
もうかなり大きなステップを踏まれていると思いますよ。

内容を拝見する限り 「嫉妬」がキーワードになりそうですね。
嫉妬の心理がどこから来るのかということだと思います。

仕事をしっかりこなしているご自分と、そうでないお相手の女性を比較
してしまって、許せない気持ちになっているとのことですが、
今回のケースでは、ごえもんさんは、どうしたいでしょうか?
まず、そこに目を向けてみてください。

相手を正したいのか、そうではなく、そういうことが気にならない自分、
いちいち比較しない自分になりたいのか。どちらでしょう?

ここを区別して考えてみてください。
もしかしたら両方大事かもしれませんね。
その場合でも、しっかり分けて理解し、取り組んでいくことが必要です。
また、ごえもんさんご自身の「幸せの価値観」を明確にすることも大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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20201005

FROM 川畑のぶこ

今日は、tomoさん(40代・会社員)のご相談にお答えします。

【Q】結婚したいと思いながら、10年ほど彼氏もできずに過ごしています。
結婚がすべてでもゴールでもないとよく聞きますが、やはり結婚はしたいです。

後輩が結婚していくのを見てうらやましくなったり、結婚の話になると
気まずい思いをしたり、このまま一人なのかなと悲しくなったり…
なんかずっとモヤモヤしている感じがします。

自分に自信がなく、過去にうまくいかなかったときのことも思い出したりして、
積極的にもなれません。引きこもりの家族がいることも、積極的になれない
一つの原因だとも思っています。

自分なりにいろいろ考えて変えようとしてきましたが、なかなかうまく
いきません。何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。

【A】
結婚したいという動機はとてもすばらしいものです。
tomoさん、それはぜひ大切にしてくださいね。

そして、ご自身でもおっしゃっているとおり、
結婚がすべてではないということも、大事にできるといいですね。

結婚はゴールでなくスタート。ゴールと考えていると、
せっかくゴールしたのになんで?とがっかりするようなことも往々にして
起こり得ますから、あくまでも新しいスタートだと捉えるのが賢明です。

人生は、いろいろな経験をして深めたり、広げたりしていく醍醐味がある、
いわば長い旅のようなもの。

その中で、結婚というものは大きな役割を果たしますし、私たちが新たな
価値観を学んだり、ぶつかりながらも妥協したり、寄り添ったりして、
思いやりって何だろう、優しさって何だろうということを学んでいく、
多様性を身につけていく一つの過程でもあると思いますから、
結婚したいという希望は、いつも持っていていただきたいと思います。

そして、tomoさんがなかなかその一歩を踏み出せないということについては、
結婚や恋愛というものへのご自身の向き合い方を、ちょっと振り返ってみると
よいかもしれませんね。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ポチさん(50代・派遣社員)のご相談にお答えします。

【Q】娘の恋愛を心から喜べません。

はじめまして。
いつも視聴させていただき、勉強させていただいております。

私には、社会人の息子と大学生の娘がおります。息子はすでに独立し、
単身赴任中の主人もおりませんので、娘と二人暮らしです。

娘にはお付き合いしている彼氏がいて、家に迎えにきた時に一度、
会ったことがあります。
また、娘もいろいろな会話やデートのことをよく話してくれます。

ただ私は、夜中に帰ってくることや、写真でベタベタしている様子を
目にすると、なんだかイヤらしくてすごく気分が悪く、
幸せと思っている娘ととても一緒には喜べません。

門限も守っていますが、近い将来、泊まりの旅行にも行きたがるでしょう。
本当に心から一緒に喜べない自分の、恋愛や男女関係に対するトラウマと、
いろいろを含めて許してあげたい葛藤に毎日悩んでおります。

今の私は、どう気持ちの折り合いをつけたらいいのか、
ご指導いただければと思います。よろしくお願い致します。

 
【A】
お年頃の娘さんの恋愛を素直に喜べないポチさんがいらっしゃるのですね。
娘の幸せを喜べないというのはとても苦しいことですね。

本当は一緒に祝福してあげたいのに、いやらしく捉えてしまうとのこと、
もしかしたら気分が悪くなったり、生理的に反応したりしてしまうのかも
しれませんね。

そして、その背景には、ポチさんご自身もおっしゃっている通り、
過去の恋愛や男女関係における辛い体験がポチさんの中にあって、
それがトラウマになり、娘さんの恋愛にも投影してしまうということが
起きているのではないかと推察いたします。

許してあげたいという思いがあると書かれていますが、
どうやら、娘さん自身を許してあげたいということではなさそうですね。

実際に娘さんがしている行為がいやらしいことだとか悪いことだということ
ではないですし、世の中の男女がすべて卑猥なことをしているのかといえば、
そんなことはないわけです。

多くの場合、彼らは男女として自然で健全な関わり合いを持っているわけ
ですから、彼らが問題なわけではないですし、ましてや娘さんが問題なわけ
ではないですね。

許してあげたい対象は娘さんではなくて、ポチさん自身に他ならないのでは
ないでしょうか。

続きは、ビデオでお話しします……

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200914

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、サトミさん(40代・会社員)のご相談にお答えします。

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婚活を経て、2歳年下の彼と結婚を前提に同居をはじめ、
3か月になります。

些細なことで怒りが爆発してしまい、ひと呼吸置いたり、
グッと堪えたりすることができず、感情的になり、
ときに汚い言葉で彼を傷つけることがあり、
その都度、自己嫌悪に陥ることの繰り返しです。

彼が連絡なく約束の時間に大幅に遅れた、塩辛い料理を何度も作られて
しまった、コロナ禍で互いの両親との顔合わせの打合せの行き違い、
家事分担や約束、彼の癖のことなど……

冷静になれば、なぜあの時そこまで怒ったんだろう?と思うことが多い
のですが、基本的には「許せない性格」なのだと思います。

彼は大らかで優しい人なので、許してくれていましたが、いよいよ
「これ以上は我慢できないかも知れない」と言われてしまいました。

頻繁に怒りを爆発させている訳ではないのですが、
彼に言わせると「瞬間湯沸かし器」状態だと言います。

マイナス思考に傾きがちな私に対し、彼は真逆の性格です。
ひとり暮らしも長かった私と、実家暮らしに慣れている彼との生活や
価値観の違いも、当然あると思います。大切な人なのに苦しいです。

もし自分が彼の立場でも、そんな人とは付き合うのをためらうと思います。
自分がそうなっていることが苦痛です。

友人に相談したところ、腹が立ったら「まぁいっか」と考えてみる、
怒り日記を書いてみる、などアドバイスをもらいましたが、
どうにも感情が先行してしまい、コントロールができません。
本などに書いてある「6秒待つ」ことすらできません。

どうすれば、自分の感情と付き合っていけるのでしょうか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サトミさん、彼のこと大好きなんですね。
思いが伝わってくるご相談です。

結婚というのは本当に、違う価値観のすり合わせで
私たちがそれをどこまで許容できるかという一つの試練でもありますね。

よく結婚はゴールインなんて言いますけど、もう私はまったく逆で、
ゴールじゃなくてスタートなんだということを、夫婦カウンセリングや、
こういったサトミさんのように悩んでいる方たちには、
臨床の場でお伝えすることが多いです。

まず、今、サトミさんが悩んでいる内容そのものを、彼に伝えてください。

自分でも、あなたが傷ついているし辛い思いをしているのはわかっていて、
それがいけないことだというのもわかっている、
あなたが我慢できないと思うのも当然だと思っている、
そのことを認識してるんだということを、彼に伝えてください。

そして、苦しいのだと。
なぜ苦しいかというと、あなたのことを愛しているから、
あなたのことが大好きだからということ、
それを本当に素直に、率直に伝えたらいいと思います。

じゃあ、好きだから彼の思い通りにできるか、彼も私を愛しているから
私の思い通りにしてくれるのか、どっちが正しいのか、間違っているのか、
白黒はっきりさせて勝負するというのもちょっと違いますね。

ジャッジを捨てて、互いの動機がどこから来ているのかというのを
理解し合う姿勢が、人間関係では大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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