自分の性格・思考

160627

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ゆみさんという女性(27歳・会社員)から
「ネガティブ思考の自分に疲れてしまいます」というご相談です。

~~~~~~~~~~~
川畑さん、初めまして!
いつもメルマガを楽しく読ませていただいております。

些細な悩みかもしれないのですが…聴いていただきたいことがあります。

今の職場で働くようになり半年ほどが経ちました。
ちょっとずつ色々任せてもらえるようになり、
日々やりがいを感じながら楽しく働いております。
人間関係も悪くなく、とてもやりやすいです。

ただ、新しいことを他の人が教わっていたり、
自分の担当である仕事を他の人も覚え始めると、すぐに
「私は必要とされなくなるんじゃないだろうか」とか考え始めてしまいます。

自分が教わっていないことを、他の人が先に教わっていても、焦りというか…
自分は必要じゃないかもしれないと大袈裟に思ってしまいます。

みんな優しいし、日々任せてくれることもあるのに、
いちいちそう思ってしまう自分に疲れてしまいます。

プライベートがあまり充実しておらず、仕事に依存している部分があるかも
しれなくて余計そう思ってしまうのかもしれないですが…。

もうちょっと気楽に考えたいのにな~と思うのについネガティブになってしまいます。

何かいい方法があれば教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

とても誠実で、周囲に気を配りながら、一生懸命お仕事をされている
ゆみさんの姿が想像できました。

今の職場で働くようになって半年ほどとのこと、
新しい職場に適応して慣れ始めてきたときで、
いろいろなことに気が付きやすくなる時期でもあるかと思います。

まずは、様々な不安が出てくるのは当然だと思ってみましょう。

「半年も経ったのに」というよりは「ようやく半年経った」「まだ半年だ」
と捉え、ちょっと一呼吸置いてみるのです。

「自分は必要とされなくなくなるんじゃないだろうか」と焦ってしまう
とのことですが、職場に関して言えば、「この業務は、この人一人ができて
いればいい」という状態では、組織体として非常に脆弱です。
誰が抜けても、常に誰かがバックアップできる状態であることが、
健全な組織運営です。

会社は、ゆみさんが不必要だから他の人に教えているわけではなく、
みんなが同じことを知っていて共有することが大切だからやっていると、
意識を切り替えて捉えてみることも重要になってきますね。

教わっていないことを、他の人が先に教わっているときに焦ってしまう
ということであれば、どういう背景でそうなっているのか、
できれば「確認」をするといいです。

会社として、教育する順番があるのかもしれませんし、もしかしたら、
先輩や上司が単にうっかり忘れてしまっているだけかもしれません。

気を揉み続けるよりも、事実を確認することで、ゆみさんが安心できるだけでなく、
「すごく誠実な人なんだな。真剣に仕事をきちんと学ぼうとしている人なんだな」
というようなプラスの評価が得られることもあります。

ものの受け止め方や捉え方が歪んでしまう、ネガティブ思考になってしまう
傾向の人には、共通の、ある癖があります。

それと関連して、ゆみさんがゆみさんを客観的に見るのに、とても効果的な
「リストアップ」の方法もお伝えしますので、ぜひやってみてくださいね。

続きはビデオで……
https://youtu.be/us78P6zc6Lo

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160615_FB_kawabata

Q:
いつも拝読、拝聴しながら、自分のことのように感じたり、
納得することが多々あり、大いに参考にさせて頂いています。

さて、私の悩みは、自分で自分を認められない、
人から認めてもらうことを期待して行動していることです。

楽しい人たちと会っても、その帰り道や家に戻って一人になると、
言いたかったことが一杯でてきます。その場にいる人たちに合わせよう
とする気持ちが無意識に働いているのだと思います。
本当の自分を出すことが怖いのだとも思います。

過去に鬱になったことがあり、カウンセリングで良くなったのですが、
子供の頃から何か問題が生じた時、
とっさに自分が間違っているのだと反応する習慣がついています。

自分には価値がないように感じていたり、
自己否定や自己嫌悪が抜けていないのだと思います。

自分のことを考え、見つめる時間は長く持ってきたので、
もう自分のことにこだわり過ぎず、人と関わることを心から楽しめるように
なりたいですし、自分の信じる道をどんどん進んで行きたいのですが、
心がグラグラ揺らぐとそれどころではなくなります。

どのようにしたらよいか、アドバイスをお願いいたします。

【あお・40代・自営業】

―――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

いつもメルマガを参考にしてくださりありがとうございます。

自分自身に価値がないような気がして自己否定や自己嫌悪に陥ってしまう…
私たちは自分で自分を認めることができないと、
他人から認めてもらうことで自分の価値を見出そうとしてしまいがちですね。

もちろん、社会的動物である私たちですから、
周囲の人の評価はある程度参考にしながら自分探しをすることは大切ではありますが、
全ての価値判断を他人の評価に委ねてしまうと、
苦しみに溢れる人生になってしまうかと思います。

なぜなら、人はその人の都合や好みで相手を評価するからです。
必ずしも真のあおさんを評価しているわけではないのです。

おそらく、あおさんはお母様の顔色を伺う幼少期であったのではないでしょうか。
親も私たちと同じ人間、ゆとりがなかったり、ストレス下にさらされていると、
どうしてもエゴがニョキニョキと芽を出して、
周囲をコントロールすることで己を満たそうとしてしまいます。
子どもは格好のターゲットになるのですね。

「私の思い通りになることで私を満たしなさい」
「さもなくば、私は自分の価値を信じられないのよ!」
と、そんな苦しいメッセージが根底にあることと思います。

親が喜ばなかったのは、あおさんがダメだったからではありません。
親自身が自分自身を疑っていることが問題だったのです。

大人となった今、あおさんはそのことを理解できるはずですから、
もういい子になることで相手を喜ばせたり、
自分の価値を測ることはしなくても大丈夫だと言い聞かせてあげてください。

あおさんの心の中にいる、幼い頃のあおさんに、
「あなたは悪くないよ」
「あなたのままでいいんだよ」と、
「親にしてきたように他人に接する必要はないんだよ」と、
優しく、小さなあおさんを包み込んであげてください。

そして「これからは子ども心を取り戻して思いっきり楽しんでいいんだよ!」と、
あおさんの中に眠っている遊び心を呼び覚まして、
その感覚に従って日々を歩んでみてください。

周囲に、あおさんが「この人のようになれたら人生楽しいだろうなぁ」と思う人がいれば、
その人をモデルにしてみて、自由に楽しく日々を過ごす自分をイメージしながら
そのように振舞ってみることも良いと思います。

応援しています!

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160525_FB_kawabata

Q:私は決断するのがすごく苦手で、
決めないといけないのに違うことをしたり後回しにしてしまいます。
そしてとても時間がかかります。

家族には相談したこともあるので事情は知っていますが、
まだ悩んでいるの?? いつまで悩んでいるの??
と思われているように感じてしまいます。

徐々に誰にも今の心境を言わなくなってきて、
一人で決めたいと思うようになりました。
相談するんじゃなかったのかなとも思います。

家族にもこう思うとたまに寂しいときもあります。
でも一人で決断し行動するのはとても勇気がいって
どんどん時間が過ぎていっています。。

決断できないということは何か解決方法があるのでしょうか?
ある人からはカウンセリングに行ってみるのは?と言われましたが
それくらいの状態なのでしょうか?
もしそれが必要なようであったら行ってみようと思います。

自分でもどうしてこんなに不安で時間ばかりが経つのだろう。
と思っているので。。
よろしくお願いいたします。

【ゆき・30代・主婦】

――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

ゆきさんのように、なかなか決断ができずに、
優先順位の高いことであるにもかかわらず、後回しにしたり、
やたらと時間がかかってしまうということは時折あるものです。

重要な課題であればあるほど、慎重になるのは当然のことですから、
安易に決断はせず、じっくり時間をかけたくなるのでしょう。

プレッシャーがかかって「あとでじっくり考えて決めよう」という心理が働き
行動が鈍るのは、ある程度理にかなっていることかと思います。

極めてわかりやすい例を提示するなら、
結婚相手を選ぶときや、就職先を選ぶときなどは、安易には決定せず、
じっくり時間をかけるでしょう。

ただし、一事が万事、なかなか決定できず時間がかかったり
後回しにしたりということが続いているのなら、
これはやはりQOL(人生や生活の質)を低下させてしまうこともありますから、
問題ともなりますね。

対人関係も、ゆきさんは大事なことだからこそ相談したいと思っているでしょうが、
毎回せっかく親身になって相談に乗っているのに、そのことが反映されないと、
相手も自分がゆきさんの役に立っているとは思えず、
無力感や虚無感を感じてしまい、ゆきさんの相談に乗ることに
無意識な抵抗を感じるようになるのかもしれません。
これは残念なスパイラルですね。

時々、相手に「とても参考になった。ありがとう」という言葉かけを
大切にしてみると良いのではないでしょうか。

相手のアドバイスの内容を採用するかどうかはわからないけれど、
少なくとも、自分自身を振り返るのにとても役立ったということが伝われば、
相手も相談に乗る労を厭わないのではないでしょうか。

なかなか決断をできない背景には、
「失敗してはいけない」という恐れがあるかもしれません。
もちろん、失敗しないに越したことはありませんが、
失敗を恐れるあまり、前進できなくなってしまうのなら、
ある程度リスクを背負う覚悟を決めることが大切であり、
ゆきさんの課題になってくるのではないかと思います。

人生に失敗はつきもの。
たとえ、失敗したとしても、そこからまた立ち直れば良いし、
学べることもあると受けとめ直してみてはいかがでしょうか。

失敗は成功のもと。
失敗するたびに賢くなる私なのだと、
肩の力を抜いて未来に向かってみてください。

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Q:
楽しく過ごすことに後ろめたさを感じるような時、
どんなふうに考えたらよいか、教えてください。

人から、悩み相談を受けることが多いです。

助けになるなら、と私なりに答えられることをと話していくと、
泣いてしまう友達も多くいます。

昨夜も、何度か話したいとメッセージが来ていたオランダ人の友と
Skypeで話すと、乳ガンの治療中だということ。

どう言葉をかけてよいか戸惑いながら、
努力家の彼女が病院での放射線治療以外にも、
ハーブなど自分でできることを実行していることを知りました。

彼女とは、不妊治療をしていた時期も同じ、また夫が不倫をしたのも同じ。

彼女は、離婚を決意し、今は新しいパートナーと暮らしている。
私は、夫と少しずつ、歩み寄ることを選びました。
今でも、夫に対して、許せないという思いや、信用できないという気持ちが
時々出ますが、助け合って暮らしているように感じています。

私たちはたぶん、二人とも努力家で似ています。
不妊治療で子供ができなかったとき、
仕事でいろいろなことを努力して手に入れてきたけれど、
世の中にはがんばりようがないこと、望んでも手に入らないこともあると知ったというか、
逆に私自身がこの世に生まれてきたことが奇跡なんだなぁと、
話したことを覚えています。

「なにかやりたいことを見つけなければ!」という彼女に、
「あなたは今までにいっぱい努力してきたし、もう今、もってるもので十分だから、
そんなにがんばらなくていいよ」と言うと、泣き出してしまいました。

昨夜の会話の中で、彼女は私がハッピーかどうか?とても知りたがりました。
どんな時に幸せと感じるか?と。

私の答えは、「朝、散歩をするか、ヨガをする時に最近は瞑想を同時にできるような
心地になり、しあわせだなぁと思う。また、バルコニーでお茶を飲みながら
本を読んだりしているときもしあわせだなぁと思う」

そんなふうに伝えた時、彼女が不満そうに見えました。
どちらかというと、私にも何か不幸がないか?知りたかったように感じ、
人の不幸で安心する、自分だけが困難な道にいるわけではない、
そういうことってあるなぁ、しんどいんだろうなぁと思いました。

話が飛ぶように思われるかもしれませんが、
楽しく、しあわせに過ごすことにうしろめたさを感じるようなことがよくあります。

楽しく過ごすことに後ろめたさを感じるような時、
どんなふうに自分と折り合いをつけ、
つらい状況にいる方にはどんなふうに声をかけたらよいのか、
ご指南いただけますか?

長い文章を読んでくださって、ありがとうございました。

よろしくお願いいたします。

【サンデー・52歳・美術家】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

共に苦しみを分かち合ってきた友との友情にひびをいれずに、
良好な関係を保ちたいサンデーさんの気持ちが伝わって来るご相談ですね。

そんなサンデーさんの温かさやオープンさが、周囲の人々の心もオープンにして
悩みを相談したい気持ちにさせるのではないでしょうか。

辛い不妊治療を通して、人生には努力だけでは得られないものがあり、
ご自身がこの世に生まれてきたことが奇跡なんだなぁという気づきを得た
サンデーさんには、人生をしなやかに生きるセンスが伺えました。

ご友人は、もしかしたら同志であるサンデーさんに
置いてけぼりにされるような気がして、不安なのかもしれませんね。

もちろんサンデーさんご自身にはそんなつもりは無いかと思いますが、
そのことが気になって、自分ばかり幸せを感じてはいけないという罪悪感から、
相手に合わせようとしてしまう癖があるのではないでしょうか。

もしそのことで、ご友人が幸せになれるのならその努力は報われるでしょうが、
残念ながら刹那的な安堵感は与えても、
深い喜びや充足感につながるものではありません。

私たちの生きる目的は、幸福や喜びを体験することですから、
まず、大事な人生の仕事に取り組むのだと決意をしてみてください。

もちろん、幸福とは自分だけが幸せを感じられれば得られる、というものではなく、
周囲の大切な人々にも(本来大切な人だけではないのですが)
平和や喜びがあって初めて成立するものでしょう。

なので、相手から見ればサンデーさんの幸せは、
相手の幸せにも大切な要素となるわけです。

ご友人を幸せにするために、サンデーさんが不幸である必要はありません。

ただし、大切な相手が劣等感に苛まれて苦しんでいる時に
コミュニケーションをするのには、
その部分を刺激しないように、少しだけ工夫する智慧も必要かもしれません。

例えば、幸せに関して質問された際に、
「苦しい時に分かち合えるあなたのような友がいることは幸せで有難いことだ」
といった内容が返事に含まれていたのなら、
ご友人はサンデーさんの幸せに自分の存在を感じることができ、
自己承認もできるかもしれません。

また、苦しみの中にも喜びがあるという、
サンデーさんが不妊治療から命の尊さ=自分の尊さに気づいたような、
非二元的なものの見方ができるようになるかもしれません。

ぜひ、今後もサンデーさんの思いやりと優しさを相手に表現しながら、
ご自身も幸せにしてあげてください。

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160427_FB_kawabata

Q:私は、「頑張るのが嫌い」です。

今時の言葉で言うと「ゲスいなあ」とも思うのですが、
そう思うようになったきっかけが二つあります。

学生時代の受験のとき、私は行きたい学校があり、その学校に行けるのを夢見て、
元々勉強嫌いで苦しかったけれど勉学に勤しみ、成績が上がりました。

しかし、それを母親が「そこまでできるなら、もっと上の学校を目指せる」
と、当初志望していた学校は受験できずに、
別の上の学校を受験する羽目になりました。

必死に抵抗したのですが、受け入れてもらえず、
母の望んだ学校は超進学校で、入学したものの、
最終的には校風や授業についていけずに落ちこぼれてしまいました。

受験勉強で頑張ったことが親を勘違いさせてしまった様ですが、
母はそんな私を「期待外れやったわ」と言い放ちました。

勝手に期待されても困るのですが…でも、期待させたのは自分なんですね。

ちなみに、当初入りたかった学校は、
そこの学校にしかないクラブ活動や学校行事があり、
勉強よりも学校生活を楽しみたくて志望してましたが、

母は「学校は勉強するところ!遊びに行くところじゃない」との事でしたし、
「あの学校に入っていい事がなかった」と言うと
「人のせいにするな」と言われるだけです

二つ目は営業職に就職した時で、
入社当初はなかなか数字が取れず、給料を貰っているのに申し訳がないのと、
やはり上の人から叱責されるので、とにかく数字が取れる努力に勤しんだのですが、
数字が取れる様になれば、今度は
「やればできるじゃないか?だからもっと頑張れるはずだ」とより高いレベルを求められ、
それは私にはキツいので正直に、
「最低限のことはやりますが、それ以上は無理です」と言うと、
「会社はあなたの為にお金を掛けてるのに、あなたは自分勝手で社会人として最低だ!」
とこれまた叱責されました。

結局耐えきれずに1年で退職しましたが、退職するときに「こんな事も頑張れないなんて、
人として情けない」と会社の上司にも親にも言われてしまいました。

頑張らなければ、頑張らないで辛いですが、頑張ったら頑張ったで苦しいです。

「頑張らなきゃ」と思うと、この二つの出来事が頭をかすめてきます。

そのうち頑張ったことが、自分をより苦しめ、周りに迷惑を掛けるのではないかと
思えて仕方がありません。

川畑様、こんな私にアドバイスをお願いします。

【まこと・40代・会社員】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

人生には努力を必要とするときも忍耐を必要とするときもありますね。

何か大切な目標に向かって頑張ること自体は健全なことであり、
私たちの心に躍動感をもたらしてくれることと思います。

まことさんのお話を伺っている限り、
頑張ることに疲れたというよりは、「人の期待に応えるために頑張る」のに疲れた
ということであるかと思います。

すなわち、頑張ることをやめるというよりは、頑張り方を修正することをお勧めします。

自分が関心の無いことや情熱を捧げられないこと、あるいは意味を見出せないこと
ばかりにエネルギーを費やし続けていると、やがて人間は病んでいきます。

それは「そんなに頑張りなさんな」「無理しなさんな」というサインです。

ところが、自分に喜びをもたらすものや充足感をもたらすものに向かって
頑張っている時というのは、疲れ知らずではないでしょうか。

まことさんも、志望校に入ることを夢見て頑張っていたときの時間の質や心の状態は、
モチベーションの無い進学校や仕事を頑張っているときと比べてみると
まったく異なりませんか?

おそらく、これまで「頑張れ」と言われ続け、それに対して「NO」が言えなかったことが
苦しみをもたらし、「頑張らねば」とご自身を追い込んでしまったために、
「頑張る」ことに対するアレルギー反応が出るようになってしまったのかもしれませんね。

頑張るか頑張らないかを白黒はっきりさせる必要はなく、
どのように頑張るか、すなわち、エネルギーを注ぐ対象、その質、量、頻度を
もう一度精査してみることをお勧めします。

要は、適切に頑張るということですね。

まことさんが自然に喜びを感じたり情熱を注げられる、また、充足感が得られることに
意識を向けると、心のエネルギーが充電されてくるはずです。

すると、多少苦手なことでも難なくクリアできるようになることも考えられます。

ぜひ、周囲の期待に応えるチャレンジよりも、
まことさんの心に応えるチャレンジをされてみてください。

ーーーーーー

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160418

こんにちは。川畑のぶこです。

熊本の震災で心が痛む日々です。
仕事仲間や友人たちが震源地地区に住んでいるため、自分にできることはないかと
思いを巡らすも、交通や流通ルートが遮断されているので物理的に手を貸すことが
難しく、もどかしさとの戦いです。

東日本大震災のときも同じでしたが、
このようなときに自分の非力さをまざまざと感じさせられます。

ただ、離れている私にもできることがあります。それは祈りと愛を送ること。
辛い時に、希望となるのはつながり=絆。
一人ではない、みんな見えないところで繋がっている、思いやっているということは
救いになります。
慈悲や愛をコミュニケーションしたり、祈りに込めることは離れていてもできます。

実際に祈りはその対象となった者、また祈っている者に好ましい生体反応や
安らぎをもたらすという研究結果もあります。

被災地の方に愛と祈りを送ります。

さて、今日は、ももくろさんという女性(50代・主婦)から
「寂しさと心配でいっぱいです。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~

三人の息子は自立し、夫婦二人の生活をしています。

相談は主人の妹(私の1歳下)のことです。
彼女はアメリカ人と熟年離婚をし、5月にニューヨークから帰って来ます。
彼女は、英語が堪能なのはもちろん、積極的で社交的で、私とは真逆な人です。

財産分与で億の金額を持っているそうで、老後は悠々自適だと言っていました。

そんな彼女が、私の息子夫婦の住むマンション(私の家からは電車で10分位)
に住むことになってしまったのです。
そして、私の2才の孫に英語を教える事を楽しみにしているようです。

私は、家業の手伝いや子育てで忙しかった、というより自分の性格からきたのか、
あまり友人もいません。そして、少ない友人が二人続けて亡くなったりと、
寂しさいっぱいの時に、息子の嫁や可愛い孫まで取られそうで、心配でなりません。

主人は私の気持ちよりも、離婚をした妹が不憫なのでしょう、
当然の事かもしれませんが。

こんな心の狭い事を思っている自分が嫌ですが、どうしても頭から離れません。

とても寂しいです。

~~~~~~~~~~~

ももくろさんの寂しさが全面に滲み出ていて、また同時に、劣等感が非常に
刺激されて悩んでいらっしゃるのかもしれないなと感じるご相談内容です。

また、母親として子育てを献身的に行ってきて、それも一段落したとき、
心にぽっかり穴が開いたように寂しくなる状況のことを、「空の巣症候群」などと
言ったりしますが、おそらく、現在のももくろさんにその症状が表れていることも、
寂しさを助長させている要因の一つかと推察します。

まず、<寂しさ>をどうやって克服するかということに関して。
義理の妹さんのことが本当に問題なのかどうかというと、
それがトリガーになってはいるようですが、本質的な問題の素ではないように見えます。

ももくろさんは、今、劣等感を抱いていませんか。
「自分は駄目なのよね、惨めなのよ」と思わせるような部分を刺激する一つの材料に、
妹さんがなってはいるかもしれませんが、
では、妹さんが息子さんのマンションに引っ越して来なくなった、遠くに住むことに
なったとしたら、果たして、ももくろさんの人生はバラ色になるでしょうか?

物事を見るとき、人と向かい合うとき、世の中と関わり合うとき、
もし、ももくろさんが他人や周囲と自分を比較して、そこに劣等感を持ち、嫉みの感情
を持ってしまうことがあるようですと、それは人生の質を低めてしまいますから、
「関わり方」というものを正していく必要があるでしょう。

文面から、妹さんはとても明るくて、社交的で、華やかで、あたかも、あらゆるものを
手にした万能な人のような印象を受けますが、そこも、いったん冷静に、落ち着いて、
じっくり見てみることをお勧めします。

キーワードは<透明な目>。

そして、<自分ならではの豊かな個性>に気づくことも、
ももくろさんの精神状態をずいぶんと楽にしてくれるものと思います。

どのように取り組んだらよいでしょう?

続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/fd4bu85djEQ

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サムネ_川畑_20200905

こんにちは。川畑のぶこです。

4月になりましたね。
新たな環境や生活サイクルがスタートした方もいらっしゃることでしょう。

我が家も息子が進級なので、先日は、お友達家族を招いて進級祝いパーティをしました。
15~6人集まったでしょうか、とても賑やかでした。
ちょうどイースター(復活祭)と重なっていましたので、大きなイースター・ケーキを買ってきて、
みんなで食べました。コストコで調達したそのアメリカンサイズのケーキはあまりに大きく(笑)、
その人数でも食べきれず、近所にもおすそ分けをしました。

そんなこんなで、今日は、そのパーティにみんなが持ってきてくれたお花があったり、
子どもが幼稚園で作ってきたイースター・エッグがあったり、春らしい感じでお送りします。

今日は、ひまわり様(69歳・主婦)という方から
「今の自分を受け入れられません。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~

5年前から、うつ状態が続いています。メンタルクリニックにも通っていますが、
気持ちが上がってきません。日常生活は、なんとかできています。

4年前に主人が心筋梗塞と脳梗塞になり、入退院を繰り返し、
今は、週2回卓球に行かれるほどまで回復しました。

私は料理講師をしていたのですが、今は料理が楽しくなく、何とか作っている状態。
楽しいこと・夢中になれることがみつかりません。
年齢は69歳。自分の身体にも自信がなく、どこか悪いのでは?といつも気になっています。

娘は、今の私でいいんだと言ってくれますし、主人も私を責めるようなことはしない人ですが、
私自身、以前は元気で明るい毎日を送っていたので、
今の自分を受け入れることができないのです。

最近、金銭的なことも心配になり、気持ちが休まりません。
ちょっとでいいから、気持ちが楽になりたいと思っています。

自分を受け入れる考え方をご指導いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

~~~~~~~~~~~

5年前からうつ状態が続いているとのこと。
うつ状態ということなので、うつ病ほどひどくはなっていないのかなと思いますが、
大きなライフイベント(日常生活の中の出来事)がたくさん重なっていらっしゃいますね。

特にご主人の入退院。これは、身体的にも精神的にも、ものすごくストレスが大きい
イベントだったのではないかなと思います。

まず、こんなときに身心ともににガタッと落ちるのは当然のことだと受け入れてください。
これは、ひまわりさんの身心が「どこかおかしいから」ということではありません。
人間歳をとれば体力がなくなるのは当然ですし、このようなライフイベントが重なれば
ガタッとくるのは当然のことであると、受け入れてみてください。

ひまわりさんは、ご自身が元気で明るかった、すなわち若かった過去と今の自分を比較し、
苦しくなってしまっているのかもしれません。

到達すべき目標を、「昔の、明るくて体力もあったときの私」にしないことです。
目標設定を変えることです。

生きている以上、人生というのは無常で、ずっと変化があります。
変化にいかにしなやかに対応できるか、ということを目標にするとよいでしょう。

また、ひまわりさんと同じぐらいの年齢の方たちの中に、
様々な変化を乗り越えて、日常生活の出来事や人間関係をしなやかに受け入れて
適応している方はいらっしゃいませんか?

もしいらっしゃれば、ぜひモデルとして注目してみてください。

その際、どのような視点を持ったらよいのでしょうか。

続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/JQ_Sf2tMUfU

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こんにちは。川畑のぶこです。

3.11の黙祷は、近所の小児病棟からとなりました。

いったんはコートを脱いだと思ったら、先週は寒の戻りで、
私自身、体に負担を感じていたのですが、
幼稚園バスから降りてきた息子の咳込みが激しく、近所の病院で受診したところ
「通院か入院か悩ましいが、念のため1週間ほど入院」と告げられました。

えっ?念のためなのだから……1〜2日ではないの?と食い下がりたくなりましたが、
命や健康は何物にも代えがたく、とりわけ呼吸は生命線ですから、
素直に受け入れるしかありません。

昨年10月に引き続き、病院に付き添いで泊まりながら、
病院と自宅を行ったり来たりの日々となっております。

幸い、息子の咳は、酸素マスクと薬のおかげで、嘘のように止まりました。
機嫌もいつもと何ら変わらず、マスク越しにマシンガンのように話してきます。
延々続くしりとりは、「するめ」→「めかぶ」までディープに展開しています。

仕事の穴を埋めてくれた、サイモントン療法認定トレーナーで鍼灸師の佐々木弘氏が、
東洋医学的にみると、この時期は自分自身の中から全てのものを発散させようとする
時期なので、様々な身体反応がおこりやすいと教えてくれました。
何より「寝る」のがいちばんだそうです。

病棟は20時消灯、6時起床なのですが、おかげで息子だけでなく私自身、
刻々と身体が楽になってきているのを感じます。

読者の皆さんも、季節の変わり目に体調不良を感じていらっしゃる方もいらっしゃる
のではないでしょうか。ぜひ「とことん寝る」時間をつくられてみてくださいね。

さて、今日は、Kiwi様(40代・主婦)という女性から
「がん治療後の定期検査が毎回恐怖です。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~
川畑先生
サイモントン療法の本を読み、できることを実践しています。

私は4年ほど前に初期のがんが見つかりました。
今は治療を終えて、元気に暮らしております。

初期であったため、症状は全くありませんでしたが、
当時はただただ心が不安と恐怖でいっぱいになりました。
「治療して治ったのだ、初期で見つかり私は何と幸運なのだろう」と感謝し、
しばらくは落ち着きを取りもどしました。

3か月~半年に1回は検査を続けるのが理想的だといわれ、
その通りに通院していますが、検査のたびに不安になるのが
今の一番の悩みであり、心に重くのしかかっています。

検査を続けるということは、もちろん再発の可能性がゼロではないからであり、
最初に病名を告げられた時の衝撃が毎回よみがえってしまい、
検査結果までの1~2週間が苦痛です。
このような心の苦痛は身体に悪影響だと分かってはいても、
自分の心をコントロールできません。

現代は予防医学が発達し、初期で病が見つかるのは大変ありがたい一方、
健康診断などでかえって多くの病気や症状を指摘され、不安をあおることになったり、
精神的に落ち込むという負の側面があるという記事を読んだことがあります。
確かに私も病気を告げられてからは、一般的な健康診断でさえ、結果待ちも
つらく感じられ、1つでも要再検査があるとまた恐怖の連鎖が始まってしまいます。

このような恐怖心をなくすのは難しいかもしれませんが、少なくしたり、
うまく付き合っていく気持ちの持ち方をアドバイスいただけたらありがたいです。
よろしくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

再検査は、皆さん緊張なさいますね。
前日や数日前など、検査の寸前から不安になったりするのは
誰でも起こり得ることで、さほど心配しなくてもよいでしょう。

また、もしKiwiさんが、それが3ヵ月に一度であれ、半年に一度であれ、
その検査前だけ落ち込むのであれば、もうそれは乗り越えるしかない、
検査が終わればまた前進できる、今までもそうやって乗り越えてきた、
と割り切るのも一つですね。

ただ、それが検査の寸前ではなく、常にそのことばかり気になる、
検査が終わってもすぐに、そのまた3ヵ月後のことを気にしてしてしまう
ということであれば、KiwiさんのQOL(人生の質)を落としてしまいますから、
何らかの対応が必要です。

まず、頻度に関しては、「理想的」と言われている頻度とは別に、
Kiwiさんご自身が健康的に、生き生きと日々を過ごすために適切な頻度を、
もう一度考え、ご自身の心で決めていかれるとよいのではないでしょうか。

再発や転移の不安や恐怖は、その病気のステージや進行度に関わらず、
患者さん皆さんにあります。手術が終わり、抗がん剤治療や放射線治療も終わって、
一応完治したという人でも、やはり再発の不安で、
私のところへ定期的にカウンセリングに来られる方もいらっしゃいます。
やはりこの悩みは、根深いものがあると感じます。

次に、病気をどのように受け止めるかということです。
病気を攻撃者としてではなく、メッセンジャーとして受け止めてみる。
これは、初発であっても再発であっても、同じです。

病気をメッセンジャーとして、バロメーターとして使っている女性の例を、
ビデオでお伝えしますね。また、健全な「死生観」の育み方や、「今この瞬間」
をよりよく生きるために有効な「マインドフルネス」という、
仏教瞑想をベースにしたメソッドについてもあらためて触れてみたいと思います。

これは、まだ起きていない未来に連れ去られたり、起こってしまった過去に
引っ張られている意識を、今この瞬間に戻すにはとてもいいです。
ぜひ取り組んでみてくださいね。

続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/BFvG6VM0EYM

ーーー
ビデオ内でご案内した、がん患者さんのためのフォーラム詳細はこちらです。

●2016年4月9日(日)開催
「STAGE 4 をぶっとばせ!『がんでも幸せ』」乳がんサバイバーシップフォーラム」
ーーー

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kawabata

こんにちは。川畑のぶこです。

前回は、夫と息子がインフルエンザになった話をしましたが、
先日、病み上がりの息子を膝に乗せながら仕事をしていたら、
なんと、ぶどうジュースをパソコンの上にこぼしてくれまして(涙)、
データが全部飛んでしまいました。
Macは一瞬のうちに真っ暗になり、使えなくなってしまいました。

翌日から講演会なのに、どうしよう!と思いましたが、
できる範囲でまた資料を作り直したり、もうパワーポイントはやめて
口頭説明でカバーしたりして、なんとか難なきを得ました。

その際、久々に石器時代(笑)のDELLのノートPCを引っ張り出してきて
使ったのですが、すごく面白い経験がありました。

きっと皆さんも似たご経験があると思いますが、
以前、WindowsからMacに替えたときは、操作がしづらく、
「なんて使いづらいんだろう」と、気持ち悪い感じでした。

が、人間はすぐに学習する動物。慣れてきて、Macを使い慣れてしまうと、
つい1年半前まで使っていたWindowsがものすごく使いづらくなっていて、
「なんでこんな操作なの?」などと言って、今度はWindowsに文句を垂れる始末(笑)。

人間というのは本当にご都合主義だなと思いましたし、慣れるというのは素晴らしい
ことであると同時に、恐ろしいことでもあるなぁと思いました。
慣れると他のことが受け入れられなくなるのが顕著にわかる、面白い体験でした。

壊れたMacは、「即日最短30分」の謳い文句に踊らされて修理屋さんに持って行きましたが、
「3日かかります」と言われ、結局まだ戻ってきていません。
もう手放すものは手放して、今あるもので今できることを、やっていきたいと思います。

さて、今日は、orange様(女性・58歳・無職)という方から
「母子家庭。借金癖をやめたい。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~
私は現在58歳、24歳の精神障害者の息子と二人暮らしの生活保護受給者です。
息子が1歳の時に調停離婚成立、その後から生活保護を受給しています。

私の悩みは借金があることなのですが、
ネットなどで調べると、どうやら依存症らしいのです。

私が最初に借金を始めたのは、一人暮らしでの生活費不足からでした。
23歳で新興宗教に入信、働かずに宗教活動をしたり、お布施、勉強参加、本部参拝、
献金など、お金ばかりで頭の休まる時はありませんでした。
そんな中、30歳間近にサラ金数社の借金を債務整理し、3年かかって返済しました。

その後、34歳で結婚。息子が授かり幸せかと思った矢先、産後のひだちが悪い私に
気遣いのない夫。育児は手伝わず、自営である仕事はさぼる。手形だらけの経営。
私は毎日夫に当り散らし、初めての育児に疲れ、風呂にも入れず、とうとう幼い息子
を連れて家出。その後、離婚調停へと発展したわけです。

離婚後も、宗教は辞めず続けていました。身内がほとんど入信していたせいもあり、
辞めたいと関係者に話しても辞めさせてもらえない状況で、根気負けしていました。

母子家庭になってからも、出費は増えるばかり。息子が保育園に行き始めてからは、
私は働き始め、そこでクレジットカードを作り、また借金が始まりました。

息子が中学入学前に、自己破産をしました。宗教に疲れ、家計のやりくりに疲れ、
心身ともにギブアップ。翌年、精神疾患になり、仕事ができなくなり、家計が苦しくなり、
手元にあったクレジットカードを使うようになりました。

なんとか生活保護費だけで家計を回したくても、宗教や食費等にお金がかかったり、
電機製品や携帯電話がこわれたりと、なにかしら出費があとを絶ちませんでした。
息子の介護と色々なストレスがたまり、頭の左半分、脱毛してしまいました。

その後、住んでいたアパートの老朽化により立ち退きがあり引っ越し。そこから2年も
しないうちに、今度は家賃補助費の改定により、引っ越しを余儀なくされ、また出費。

おととし4月に無料法律相談をし、当時使っていたクレジットカードの債務整理をしました。
払い続けて現在1年半、新たなクレジットカードの支払いができてしまい、
月々返済が苦しくなり債務整理を考えています。

昨年は生活保護費も減額になり、冬季加算も大幅減額。消費税はどんどん上がるのに、
生活費や手当ては下がるばかりです。私が、しっかりしていないから招いてしまう借金。
なんとか、この借金癖をやめたいです。
~~~~~~~~~~~

精神障害をお持ちの息子さんのお世話をしながら、女手一つで一生懸命育てていらして、
本当に大変ですね。献身的にやってこられた様子が伺えます。

orangeさんのお悩みには、いろいろな面からアプローチしたいとは思うのですが、
時間も限られていますので、今日は「借金」ということと、なぜ借金につながってしまうのか、
お金が何に一番出ているのかというところで、おそらく「宗教」は一つのポイントになるかと
思いますので、今日はその2点にポイントを絞ってアドバイスさせていただきます。

まず、債務整理はしてください。
が、これまでも何度も債務整理をしているにも関わらず、借金が繰り返されているので、
やはり自分自身のパターンを変えていかなければいけないと思います。

何かに頼ってしまう、依存してしまう癖が、orangeさんの中にありそうです。
もちろん、人生辛いとき、何かに頼りたくなるのは当然ですし、それをしてはいけない
ということではありません。ただ、頼る先が健全かどうか、きちんと見極める目は
持っていたほうがよいでしょう。

もちろん、宗教がそれを助けてくれることがあります。友人が助けてくれることもあります。
同じような悩みを持つ者同士が集まるサポートグループが助け合いの場になったり、
勇気や元気をくれる場になったりもします。

ところが、orangeさんの場合は、この宗教自体が苦しみの源にもなってしまっているよう
に見受けられます。今一番苦しいのはお金のことであり、そのお金が出ていく先について、
「食費」の前に「宗教」と書いてありましたから、やはり宗教とお金の関係性をもう一度
考えていく必要があると思います。

また、orangeさんに参考にしていただきたい情報があります。
私も非常に尊敬している臨床心理学者の石川勇一先生(相模女子大学教授)のご著書、
『スピリット・センタード・セラピー ー瞑想意識による援助と悟り』です。
http://goo.gl/EgjES1

本書には、宗教やスピリチュアリティとの関わり方に関して、非常に役に立つ情報が
あります。特に「防衛的霊性」と「攻撃的霊性」という2つのキーワードが、参考に
なるのではないかと思いますので、抜粋してビデオの中でご紹介します。

宗教そのものと言うよりは、宗教に関わっている人たちのあり方を、これと照らし
合わせてみると、今後、orangeさんが進むべき方向が少し見えてくるかもしれません。

もともとは、苦しみから逃れたい、幸せになりたいと思って関わるようになった宗教や
信仰が、結果的に、自分自身を苦しめる源になってしまっているのであれば、それは
本末転倒ですね。勇気を出して一歩前進する必要があると思います。

そして、orangeさんが今の借金地獄から抜け出すためには、今、ここの関係性を
きちんと問い直す必要がありそうです。
続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/_JokSwLLXy8

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私は、基本的に、周りの人たちが平和で幸せでいてくれることを望んでいます。

その理由は(理由というのもおかしいんですが…)、
人が平和で幸せでいてくれれば、私に災難(?!)が降りかかって来ず、
私も平穏な時を過ごせる気がするからです。

心乱され、振り回されるのは、とても辛いので、
私が平穏に過ごせるためにも、みんなが幸せでいてくれたらいい・・・と思います。
(この気持ちが、相手のためでなく、自分のためである…という
身勝手な感情であることは気づいており、悩みの一つでもあります。
しかし、それ以上に自分というのが、嫌になる感情は・・・)

相手の幸せを一緒に喜んだり、話を聞いたりすることが楽しいと感じるのは、
私にはあまり関係のない人とか、好きだとか嫌いだとかという感情を持つことのない
相手とか、遠くの他人とかに対しての感情なんです。

家族や親戚や親しい仲間や関わりの深い仕事関係の人だったり…という、
私の大事であり大好きな人の幸せな瞬間に対しては、
とても複雑な思いをすることが多くて、悩み苦しんでいます。

日頃は大好きな人・大切な仲間が幸せで平和に過ごしていることを、
無意識に願っていることは事実です。

けれど、その人が『どこかに出かけた』『何かを買った』『成功した』『上手くいった』
といった話を聞いたり知ったりすると、心がざわめいてしまいます。

その感情は、とても醜いものだあることは確かであり、
その感情を大切な人に対して感じてしまう自分が、心から嫌になります。

そして、もう一つ、私自身が、心豊かな人生のため日々頑張って過ごし、
旅行などを楽しんだ後にも・・・自分の心が不安定になり、幸せに浸れなくなります。

知らない誰かや浅い付き合いの人とは、喜びや楽しみを、共感し合えるのに、
どうして自分自身や身内などの楽しみを、喜べないんだろうと、
気持ちが沈んでしまいます。

自分の中にある、多面的な感情に心底疲れます。
大切な人が、楽しんでいたり幸せなら、いう事ないのに…
どうしてそのままを受け入れられないんだろう。

【ラベンダー様・50歳・福祉関係】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

ラベンダーさんのように
相手の幸せを真に喜べない自分に嫌悪感を抱く人は多くいます。

ラベンダーさんが気にされている、
相手の幸せは結局自分の幸せにつながるからそれを望んでしまうというのは、
事実そうですし、なんら問題の無い姿勢ではないでしょうか。

これは非二元的なもので、自分だけより多くを得て、周りの人を蔑にしていれば、
一時的な優越感、安堵感、達成感はあったとしても、
そこに真の持続的な幸福感は存在しないでしょうし、
手に入れたものを失う恐れも生じるでしょう。

ラベンダーさんは福祉関係のお仕事に就かれていらっしゃるとのことで、
日々直接的に人々を助けていらっしゃることと思います。

医療や福祉の世界に携わる人たちに多い姿勢は、
自己犠牲を払ってでも常に相手の利益だけを考えるというものです。

これが、全体を俯瞰して、そのことが本当に自分にも相手にも全体にとっても良いことで、
ありがたいことであるという深い気づきのもとに行われていれば問題ありませんが、
ひたすら抑圧的に自分のニーズ(幸せ)は棚上げし、相手のニーズ(幸せ)を望むべき、
という姿勢が人生全般にわたって染みついてしまったのであれば、
これは苦しみをもたらすことでしょう。

自分の幸せのために他人の幸せを願ってよい
と許可を与えてみてはどうでしょうか?

他人の幸せのために自分の幸せを願ってよい
と許可を与えてみてはどうでしょうか?

それらは不可分なのだと。

自分を大切にすることは、相手を大切にすることにもつながり、
相手を大切にすることは、自分を大切にすることにもつながる。

どちらか一方通行ではない。両方とも大事。

この現実を素直に受け入れてみてはいかがでしょうか。

常に自分のことは殺して人の幸せのみを願うのは、
一見美しいかもしれませんが、無理があります。

無理は続きません。
誰かが何かを達成したとき、素直に喜べないのは、
自分にはそれらが手に入らない、相手だけ得して自分は損している
と思っているからでしょう。

その人とはかたちやタイミングは異なれど、
自分には自分なりに達成できることもあれば、手に入れられるものある。
私は私なりに幸せを体験できるし、そのための努力ができる。

そう思えたなら、羨望が嫉妬に変わり、己を蝕むようなことは避けられ、
逆に良き張り合いとなるのではないでしょうか。

たとえば、友人のアーティストが優れた作品で人々に笑顔をもたらしたのであれば、
「いいな~!羨ましいぞ~!私も福祉分野で人々に笑顔をもたらすぞ~(^O^)/」
と素直に、さわやかに、軽やかに、返してみてはいかがでしょうか。

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