自分の性格・思考

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今日は、ふーさん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
29歳になった息子がいます。
パート社員として働き、子供達のスポーツ少年団でコーチをしたりしています。
8年をかけて大学を卒業し、何社か、試験を受けたり面接したりしたの
ですが、不採用になっては落ち込んだり…というような経緯があります。

母としては、社員で働いて欲しいし、結婚もして欲しい。
今の仕事も一生懸命やっているのは認めますが、
このままでいいの?と心配してしまいます。

求人の紹介をされて、「どう?」と聞くと、「いい」と断られてしまいます。
29歳という年齢で声を掛けてもらえるのもギリギリのところだと思い、
今がチャンスではないかなと感じています。
本人の気持ちが大切だと思うし、彼の人生だとは思うのですが…

私の思いをどのように子供に伝えればいいのか、
ご助言いただければと思います。よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

ふーさんの息子さんに対する愛情がひしひしと伝わってくる相談です。

まず、なぜ母親は子どものことがこんなに気がかりなのかというと、
子どもに幸せになってほしいからですよね。
もう、それが母の唯一の願いですよね。

そして、子どもが幸せなのを目にすることで自分も幸せを感じたい。
それが自分の幸せであるという、利他心というのか、母性というのか、
いずれにせよ、子どもへの愛が根源にある相談だと思います。

じゃあ、幸せって何だろう。誰がどうやったら幸せに感じるんだろう
ということに関しては、おそらく、ふーさんにはふーさん独自の価値観
があるのではないでしょうか。

もしかしたら、会社の正社員になれば幸せになれると思っているかも
しれませんし、あるいは、結婚すれば幸せになれる。だから、早く正社員
になって早く結婚してほしいというロジックがあるのかもしれません。

が、正社員になって幸せな人もいれば、実際はそうでない人もいます。
結婚して幸せな人もいれば、そうでない人もいるのです。

もし、ふーさんがこの苦しみを解消したいと思うのであれば、
幸せって何だろうというところに焦点を当てて、息子さんが幸せに生きる
とはどういうことなのかを、俯瞰的に見てみる必要がありそうです。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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Q:川畑先生 こんにちは。
いつも楽しく拝見しています。

今私は53歳です。
今までは考えの合う人だけと付き合えばいい、
というスタンスで過ごしてきました。

自分なりに人に迷惑かけないよう生きてるんだから、
それでいいと思ってきました。

でも最近気づいたんです。

迷惑かけないようにしても
気づかないところで迷惑かけたりかけられたりで
人生成り立っていると気づきました。

反省です。
価値観の違う人が近くにいてもいちいち突っかかってしまう
自分の小さな世界から抜け出し、価値観の違いを乗り越えて
言葉を交わしていける自分づくりがしたいのです。

何かヒントがあれば教えてください。
よろしくお願いいたします。

【ビナグレッチ・50代・事務】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

人間は自分たちの経験をもとに
さまざまな価値や人生における方針を形成していきます。

いったん得意なフォーメーションが形成されると、
それが固定され、あとはただそれをなぞるように生きがちです。

それが常に豊かな日々に役立てばいいのですが、
ときとしてその固定された慣れ親しんだあり方や関わり方が
豊かさから己を遠ざける原因になることもしばしばです。

ピナグレッチさんのように
折に触れて己の態度や人生を反省する機会を持てるのは、
人生をしなやかに生きるうえで、
とても大事な姿勢ではないでしょうか。

そして反省とは後悔や自己批判ではないということも
知っておく必要があります。反省とは善処の種です。

ピナグレッチさんがこれまでそうであったように、
基本的に自分の価値観と合う人と付き合うということは
決して誤ったことではいないでしょうし、
楽に人生を送るうえで大事なポイントとなるでしょう。

ところが、度がすぎるとそこには
「偏狭」という落とし穴も潜んでいますね。

価値が固定化されると、
排他的になって違う価値のものは寄せ付けなくなったり、
否定したりということも起こり得ます。
すなわちジャッジが起こるのですね。
するとやはり苦しみが生じます。

人生にしなやかさを取り戻すには、
ジャッジを好奇心に変えていくことではないでしょうか。
冷やかしや野次馬的な好奇心ではなく、愛あるワクワクとした、
そして思いやりある好奇心です。

まだ自分の知らぬ新しい世界(観)があるかも!という姿勢で
相手やものごとに接してみると、
学びも大きくなるのではないでしょうか。

意識を「知っている」モードから、
「知らないかも」モードに切り替えてみると
新たな発見と豊かさが訪れるかもしれませんね♪

ーーー

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180917

今日は、めいさん(50代・高校教諭)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも「愛ある」川畑さんのお答えに感銘を受けています。
どうかよろしくお願いします。

私の悩みは、夫が古い家の門と石垣を、
移築してまで残したいと言っていることです。

私の家の周辺は古い家並みが残り、素晴らしい門構えの家も多いです。
我が家は幹線道路から奥まったところにあり、軽自動車がバックして入る
のが精一杯なので、この度やっと、門を取り去り、離れといくつかある
土蔵を取り壊して駐車場を作ろうとしています。

石積みもお城と同じとの
ことですが、職人さんも高齢化して費用も時間もかかり、大変のようです。

費用は門が180万円、石垣も同じくらいとのこと。
門自体は、他のお宅と比べても価値のあるものとは思えません。
取り壊しの費用は全体で1,000万円以上かかるので、何の用途もない門と
石垣を残したいといってきかない夫をどうすればよいでしょうか。
娘たちも移築・保存には反対です。負の遺産を残したくありません。
~~~~~~~~~~~

ご主人とめいさんの心理的な葛藤が伝わってきます。めいさんにとっては
価値がなく、負担になり、コストがかかるだけで、意味がないと思うもの、
それを1,000万円以上かけて移築するというのは、すごく心理的な負担に
もなりますし、経済的な負担にもなっていることと思います。

ここで、問題の本質は何かということを、心理学的な面から、心理社会的
な面から考えてみると、やはり幸せの価値というところなのですよね。

誰かにとって価値がないものが、みんなにとっても価値がないのであれば、
世の中は問題なく動くのですが、誰かにとってはごみでも、誰かにとっては
宝ということがあるんですよね。

私たちは、一つは、多様性というものを学ぶために、生きていたり生まれて
きたりしているんじゃないかなと、私は思うときがあるのですが、みんなが
自分と同じ価値観で同じように足並みそろえて生きたら、それは楽かもしれ
ないですけれど、面白くないですよね。

私たちが旅する理由の一つに、異文化に触れたり、自分とは異質なものに
触れてみて、それを体験し、とり入れていくということがあると思います。
人生というのは旅のようなものですし。

この夫婦関係、結婚というのもまた、異文化と触れ合う旅。夫婦だけでなく、
親子もそうかもしれませんね。子どもだって自分から生まれてきたのに、
魂は全然違うところから来たのだろうなと思うように、自分とは全然違う
振る舞いをする、心も行動も違う子どもというのが出てきて、びっくりする
わけですよね。

その中で、自分の考え方とか自分の価値だけに固執していると、苦しいこと
が出てきます。これはもちろん、めいさんだけではなく、ご主人の視点から
すれば、自分の価値にずっと固執するということが、周りにどういう影響を
与えるかというのを学ぶ、お互いにとっての機会であると思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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【友人の不倫について】

Q:川畑先生のメルマガ、ご著書、
メンタルの断捨離セミナーのDVDなどで
いつも学ばせていただいております。

先生の優しさに溢れる言葉に癒されます。
ありがとうございます。

最近よく耳にする「ありのまま」や
心理カウンセラーさんのブログで見かける「全肯定」という言葉を
どのように捉えたらよいのかよく分からず、
先生のご意見をお聞かせ願えたら幸いです。

最近ショックなことがありました。
長年親しく付き合っていた既婚の友人が、
昨年から20歳年下の独身男性と不倫をはじめました。

友人は離婚経験があり、
「旦那のことは愛していないが面倒臭いから二度と離婚はしない、
バレなければ影で何をしてもいい、人生は楽しまなきゃ損だ。」
と言っていました。

友人は自他共に認める頑固者で人の意見を聞かない人です。

唯一不倫を知っていた私は
黙って話を聞くだけでは不倫を助長させるだけだと思い、
離婚する気がないのであれば結婚生活を大事にした方がいいと
アドバイスしました。

友人は怒り、音信不通になりました。

ありのままの友人を受け入れるということは
不倫も容認することだったのかな?

全肯定とは犯罪や非道理なことも
見過ごして認めることなのかな?

全ては本人の課題だ、誰にでも失敗する権利があると、
周囲の人は何も言わない方がいいのな?

最近このようなことを考えて悶々としてしまいます。

健全思考ができるようにアドバイスいただけたら幸いです。

【マナティー・40代・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

マナティーさんのご友人を大切にされる思いと
彼女の問題を自分のことのように
真摯に受け止める誠実さが伝わるご相談内容です。

ありのままや全肯定に関して、
犯罪や非道理を認め見過ごすのかという疑問をお持ちとのこと。

私自身はマナティーさんが参照された他のカウンセラーさんが
どのような文脈で全肯定のメッセージを伝えているのかはわかりませんので、
そのことに関するコメントはできないのですが、

ポイントはマナティーさんが苦しみを克服するのに
全肯定は良きヒントとなっているけれども、混乱もありうまく機能していない
ということかと思います。

その理由として、全肯定の受け止め方に誤解があるかと思いますので、
その辺の私なりの助言ができればと思います。

おそらくマナティーさんは、全肯定とは
相手の価値観を尊重し、自分の価値観は取り下げる
と思われているのだと思います。

これは全肯定ではなく相手肯定&自己否定です。

全肯定は相手肯定&自己肯定です。
すなわち、相手を否定する自分をも受け入れることを言います。

状況状況に、どちらの価値観が正しいかのジャッジをすることではなく、
人生には好ましいことも好ましくないことも起きるけれども、
そのような状況にも何らかの学びが必ずあると、肯定する姿勢です。

世の中には、ルール通りに沿って生きる人もいれば、そうでない人もいます。

マナティーさんにとってはなぜそのようなことが起きるのか、
ルールとはいったい誰が決めるのか、なぜそれが必要なのか、
人間の本性とはどのようなものなか、

ルールに沿って生きることで、自分も相手も真の幸福が得られるのか
自分や相手の真の苦しみや喜びはいったいどこにあるのか、etc.を、
常識の視点からではなく、純粋な人間の視点から探究し
より深い理解を得るための良い機会が与えられているのかもしれません。

ご友人の視点からすれば、友人であるマナティーさんが反論することで
彼女とは違う社会的価値感を学ぶ機会が与えられているのかもしれません。
ただし、学んだからといって、それを採用するか否かは別です。

全肯定とは多様な価値観の許容のことであり、
調和も衝突も許容する姿勢でしょう。

マナティーさんが今後も彼女と良き関係を築いていきたいと願うのであれば、
一般常識からの批判ではなく、相手のそうならざるを得ない背景、苦しみを
理解し、包み込んだ上での助言だと、受け入れられやすいのかもしれません。

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Q:職場での人間関係が辛く、悩んでいます。

家計の為に去年転職しました。

数ヶ月前、苦手な人と2人きりの時、ミスを指摘され、
それから涙が出続けたり、気分が落ち込む事があり、
月一回程度のペースで現在カウンセリングに通っています。

その中で、私が苦手なのは、母と同じタイプの人間のようだ、
というところまでは気づけました。

私の母は、過干渉でいつもイライラしており、
私の話は聞かずに命令ばかり、
私が話す事は怒ったり、無視をする人でした。

今までの人間関係でも、威圧的で無視する人、
怒ったように喋る人(本当に怒ってる人もいる)
イライラしてる人が苦手で、
その人の前だと緊張して、オドオドしてしてしまいます。

オドオドしてしまうと、キツい口調で指摘したり、
陰で悪口言う人、私の苦手なタイプの人たちに
余計餌を与えてしまうようなものなので、
せめて何とか普通にしたいのですが、
怖くてしどろもどろになってしまったり、
自分でも何言ってるかわからなくなったり、
余計突っ込みどころ満載な感じになってしまいます。

その人は私以外の人とは楽しそうに話し、悪口言ってます。

なので、他の人にも、仕事できないと思われてるんじゃないか、
嫌われてるんじゃないか、と気になったり怖くなる事があります。

嫌われても大丈夫、怖くても大丈夫、と思いたいです。

オドオドしない、できれば苦手な人を怖がらない人になるには
どうしたら良いでしょうか?

過去には、人間関係が辛くて職場を辞めたりしましたが、
何処に行ってもやっぱり苦手なタイプの人はいるし、
今回2人も辞めたのに次の苦手な人が現れてしまったので、
これはもう自分が変わるしかない、と思いました。

強くなりたいです。

体の不調も出てしまうので、できれば早く変わりたいです。

あまりにダメ出しされすぎて、
自分はこの仕事に向いてないんじゃないか?とも考えたりもします。

【なつ・40代・専門職】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

幼少期の親との関係が職場での上司との関係に投影されて、
幼い頃に抱いていた感情が蘇るような状態を
心理学用語では転移と呼び、日常的に散見されるものです。

なつさんもご自身ですでにお気付きのように、
相手の言動にも多少なり課題はあるのでしょうが、
なつさんが職場が変わっても、
必ず同じタイプの人が現れ、同じ感情を抱くのであれば、
相手の言動を受け止める側である自分の問題に取り組む方が得策です。

母親との関係で、常に母親の顔色を見て育ったのであれば、
母親の評価が自分の評価であり
それは絶対的なものという不健全な心理的刷り込みが
されていることが考えられます。

幼子にとって母親は絶対的な存在ですから、
その評価も絶対的と考えてしまいます。

母親も、ときにはミスをするし不器用でいびつなところがある
悩める人間である、とは捉えないのです。
子どもであればそんな判断ができなくて当たり前です。

でも今となってはなつさんは分別ある大人ですから、
不健全なものには正面からNOと言ってよいのです。

お母さんの価値判断よりも、
それを自分のものとして採用してしまったことのほうが問題です。
ですので、その自己判断を疑い、それを正してあげる事です。

「私は母親の都合通りには生きなかったし評価を得なかったかも
しれないけれど、私なりに最善を尽くしながら前進するいい人間である。
母親の評価はかならずしも私の真の評価ではない。」
ことを知ることです。

実際、母の評価は母の都合や好みによるものであることがほとんどです。
ですのでそのような価値は、
なつさんご自身が採用しないと心に決める事です。

さらに、「私の価値は私にもっとも近い人間である私以外に
わかりようがない。」という事も知り、ご自身を大切にされると良いと思います。

自分を大切にできないとその仕事を他人に任せるようになります。
すると一喜一憂したり過剰に反応したりしてしまいます。

それを止める覚悟が必要です。

相手に評価して欲しいように、また、大切にして欲しいように、
自分自身を評価し大切にする努力をされますように。

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Q:いつも興味深く拝聴させていただいています。

以前のテーマ、DVに関し、現実的なアドバイスが参考になりました。

我が家も、そのとき取り上げられていた方とは程度の差はありますが、
DVがありました
自分がいけない、自分が変われば相手も変わると信じ
努力を重ねてきました。

カウンセラー、心療内科、ヒーラー、スピリチュアルな思想を
取り入れているところが多く、
あなたの引き寄せ、恐れやあなたの中の支配欲の投影、
過去の未消化の感情の表れ、被害者、加害者はいない、
前世のカルマと言われ、先祖の因縁、霊障だという人たち、
すごく増えてきました。

SNSや書籍だって、100%自分原因説、ホオポノポノ、
許しましょうとか普及していますよね。

そう捉えるようにしてから、学ぶこともあったけれど、
こういうのにどっぷりつかっていくととても危険だなと思っていました。

今日の先生のご意見を聴いて現実に引き戻されつつある中から、
まだ思考の混乱があります。

今、本当にこういうスピリチュアル思想が蔓延しています。

それで楽になれば良いけど、
高額な金額や恐怖を植え付けられるビジネスも沢山ある。
そういう危険もあることを沢山の人に知っていただきたいです。

見えない世界、何かに頼る、信じることはとても大切だと思うし、
宗教やスピリチュアルを否定するわけではありません。

こういった危険性がありますよと言うことを先生のご意見含めて、
いつかテーマとして取り上げていただくと嬉しいです。

文章が上手く表現出来ずごめんなさい。
宜しくお願いいたします。

【ミリー・40代・看護師】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

ミリーさんご自身が、DVを通して
ご自身の内面を深く探究してこられたこと、その中で得られた
学びと同時に苦労が伝わって来るご相談内容です。

まず、スピリチュアルなものの危険性に関しては、私自身が
ミリーさんが列挙してくださった内容の専門家ではないため、
それらの良し悪しの判断はできませんし、
そもそもその判断をすることが賢いこととも思えませんので
ここでは控えたいと思います。

おそらくは誰かにとっては機能するけれども、
別な誰かにとっては機能しない。
また、あるときは機能するけれども、また別なときは機能しないことも
あるというものではないかとは思いますが。

ミリーさんがスピリチュアルなものに関する川畑の意見を聞きたい
とのことですので、いくつか私なりのシェアをさせていただきます。

ただし、これを鵜呑みにするのではなく、あくまでも参考にして
ミリーさんご自身の正解を出すための踏み台にしてみてください。

スピリチュアルな信念は、目に見えないものに対する信念であり、
その人の宗教的信念、哲学的信念または人生観や死生観などに
現れてくることがあると思います。

それらがどのカテゴリーに属するかはさほど重要ではなく、問題は
それらが信じる者の人生に、健全に機能しているか否かであって、
その健全性は信じている内容そのものもよりも、
それらとの関係性に大きく依存すると思います。

「スピリチュアルなものにはいったいどのような教えがあるだろう?」
「それらから私は何を学びとることができるだろう?」

という客観的な姿勢と好奇心を持って関わりあえるなら
大いに役立つと思いますが、自分では解決できない問題の答えを、
なんでも解決してくれそうな「万能スピリチュアル」に求める依存状態では、
信じている内容が何であれ苦しみは繰り返されるでしょう。

まずは、スピリチュアルの内容そのもの以前に、
それらに関わるご自身の姿勢を俯瞰視してみることをおすすめします。

誰かにとっての薬が果たして、私にとっても薬なのか、それとも毒なのか。
逆もしかりですね。

栄養を摂るのに、お米が正解の人もいれば
ジャガイモやパンが正解の人もいます。
どれか一つが万能である必要はありません。

心や魂の栄養も同じでしょう。
米屋はお米がベストというでしょう。
八百屋はジャガイモが、パン屋は小麦がベストと勧めるでしょう。

それぞれの立場の正解があります。
ですので、鵜呑みにせずに、自身で試してみて、
合いそうなものを選び抜いていく姿勢を育むことが
大事ではないでしょうか。

ただし、飢餓状態のときはジャンクフードでもなんでも飲み込んでしまように、
心が飢餓状態のときは自分にとっての良し悪しの判断をしないまま、
目の前に提供されたものをそのまま飲み込むということが起きがちです。

ですので、信じる対象そのものよりも自身の状態からそれらとの関係性が
不健全になりがちということを意識して関わると賢明ではないでしょうか。

たとえば、カルマという概念の使い方も
「カルマなんだから努力は無駄で諦めるしか無い」
といった文脈にもつかえれば
「努力によって変化を起こすカルマなのだ」という受け止め方もできるでしょう。

「感謝や詫びでことが済むなら世話無い」
という考え方もできれば、

「感謝や詫びはシンプルに聞こえるが、エネルギーを要することで、
言うは易し、 するは難し。だから私のみならず相手も簡単にはできないのだ。」
と、理解を深めるきっかけにすることもできるでしょう。

「攻撃者はNOと言いにくい人を無意識に選びやすい」
と聞けば、

「NOと言わない私が引き寄せたのだから私がわるいのだ」
と、受け止め自責感を募らせる人もいれば、

「そうか、エネルギーを使うし、波風はたつかもしれないけれど、
 NOのときはNOと言えばよいのか」
と、変化を起こすきっかけと受け止める人もいるでしょう。

このように、いったいどのような姿勢でスピリチュアルに関わっているのか
を全肯定も全否定もなく客観的な視点をもって問い直す姿勢は
大事だと思います。

周囲に信頼できる友人や家族がいれば、
あなたのスピリチュアルに関わる姿勢が健全か否かを
尋ねてみるのも良いかもしれませんね。

スピリチュアルに全てをゆだねて自分は努力をしない
(スピリチュアルがぜんぶやってくれる)という魔法の杖を求める姿勢は
信じる対象が何であれ結果は好ましく無いと思いますし、
苦しみを助長させるでしょう。

私たちは皆、試行錯誤を繰り返しながら成長するプロセスにいます。

ですので、矛盾するようですが、そのことを信じて、
瞬時に全てを思い通りに解決してくれる
万能スピリチュアルを求める姿勢を手放すことでより
健全なスピリチュアリティーが育めると思います。

このことから、ミリーさんが挙げてくださったスピリチュアルな取り組みも
機能する人には対象が何であれ機能するでしょうし、
機能しない人にはいずれも機能しにくいのかもしれません。

自分のスピリチュアルと関わりあう姿勢を振り返りつつ、
内容も盲信することなく、そのときどき確認しながら、
どの部分は私に機能し、どの部分は私には合わなそうだから
様子を見てみよう、などというふうに柔軟に向き合ってみると
良いのでは無いでしょうか。

色々と頭の中で巡らして、混乱してきたら、最後は
ご自身の心の奥底の声(直感など)に従ってみるのが良いと思います。

スピリチュアルも、その他の薬や治療も、
依存するものでなく活用するためのものという姿勢で関わってみてください。

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Q:お酒をやめたいと思いつつ、なかなかやめることができません。

いわゆる『キッチンドリンカー』状態が10年以上続いています。
やめることができたときもあるのですが、結局飲んでしまいます。。

また、お酒を飲むのは、夫から逃げるためでもあります。
夫とは、10年ほど家庭内別居に近い状態にあります。

夫はまじめに働き、タバコもお酒もやりませんが、性的欲求が強く、
3人目を産んだ後、そんな夫についていけないと感じました。

それでも夫は自分に必要な事だからというので、
嫌々応じてきましたがやはり辛く、また私の辛さを理解してくれず、
本人はそう思っていないと思いますが
セックス中に傷つくことを言われたりされたりしたことが許せず、
今は挨拶や対話もしなくなりました。

このままではいけないと思い、少し夫に歩み寄ったところ
セックスに誘われました。

無理やりされる事はありませんでしたが、
自分が『嫌だ』と言えなかったことが
なんとも悔しいというか空しいというか・・。

また夫を避ける生活をしています。
正直、土日は夫が家にいるので、とても辛いです。

今の状況は、自分自身を追い詰めていて辛く、
なんとかしなくては・・とも思うのですが、
正直どこにも相談に行く気にもなれません。

以前(かなり昔ですが)、カウンセリングや病院に行きましたが、
『セックスは神聖な事だからしなさい』的な事を言われたり、
私の悩みは大したことないといった感じの対応をされ、
誰を信用していいかわからなくなりました。

小さい頃、両親はフルタイムで働いて、私の話を聞いてくれることはなく、
父に関しては『口答えするな!』と言われて育ったので、
夫に意見するのがとても怖いです。

以前、意見を言ったら、普段は怒鳴ったりしない人ですが、
怒鳴られたことがあります。

何を言ってるのかわからない文章になりましたが、
こんな私にアドバイスを頂ければと思います。

【lumi・40代・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

夫との夫婦生活が辛くなり、そのことを夫はじめ、周囲もそして専門家も
理解してくれない、孤立無援の状態なのですね。

まず、カウンセリングに関しては色々なカウンセラーがおり、
カウンセリングスタイルもさまざまです。
ですので、マッチングがうまくいくこともあれば、いかないこともあります。

ですので、いちど試してみて効果がなかったからといって、
すべてのカウンセリングや精神治療が無効だと捉えるのは誤っています。
何件か別なカウンセラーを尋ねてみることをお勧めします。

専門家や医療期間によっては、
アルコール依存の方たちのための患者会なども提供しています。

アルコール依存にはグループ療法が効果的なことはわかっていますので、
そのようなことも念頭にアンテナを立ててみてください。

また、コミュニケーションに関しては、
相手や周囲の空気を読みすぎて、状況に合わせやすい人には、
本人にとって状況が深刻であるにもかかわらず、
伝え方が妙に落ち着いていたり、ごまかしの笑顔があったりして、
相手に辛さが伝わらないこともあります。

本人も無意識では
『べつにたいしたことではなく、私が考えすぎなのだ。』
とか、

『私が問題なのだ』
と、問題を過小評価していることがあります。

カウンセラーや治療者だけでなく、ご主人との関係も然りで、
相手を傷つけたく無い気持ちや面倒をおこしたく無い気持ちがあいまって、
重要なことなのにオブラートに包んだものの言い方になってしまったり、
これまでのパターンから、どこかで諦めてしまっている可能性があります。

lumiさんの辛さが相手が考えているよりも深刻であることは
ひとつの課題かもしれません。

伝えるときは、lumiさんが相手に合わせたり配慮しすぎたりしてしまう傾向から、
真に伝えたいことがきちんと伝わらないことを恐れているということも
伝えると良いでしょう。

また、大切なことを伝えようとすると相手に怒鳴られたり、
ねじ伏せらてしまうのを恐れていることも伝えてみてはいかがでしょうか。

もし、面と向かうとなかなか言葉が出てこないのなら、
手紙を書くのも良いと思います。

手紙は相手が冷静なときに読むことができますし、
lumiさんにとって重要な課題であることも伝わりやすいでしょう。
ぜひ、恐れずに率直にご自身の気持ちを伝えてみてください。

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180528

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、スミさん(30代・契約社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
メルマガ勉強になります。
今の私の悩みですが、時々死にたくなることです。

精神科で強迫性障害と診断され、15年ほど通院しています。
投薬とカウンセリングのおかげで日常生活を送るには支障がない程度に
回復しています。しかし、時に大した理由もなく、発作的に死にたくなります。


もちろん、とても傷つくことを言われたなど、明白な理由が原因の事も
ありますが、大抵は、仕事がうまくいかないな、休日明け、明日仕事だなと
考えた時など、些細なことです。
法則はあまりないようです。

こうなってしまった時は、すべての作業を中断し、抗不安薬を飲み、
ひたすら時が過ぎるのを待ちます。涙を流し、手首にカッターを当てて
切ったら痛いよ、書類が汚れて面倒なことになるよと言い聞かせます。
1時間ぐらいで憑き物が落ちたように治ります。


主治医に相談すると、時間が過ぎるのを待つしかないですね、と言われました。
ただ本当につらいので、心の持ちようで何とかする方法はないでしょうか。

ちなみに、仕事は責任が重いですがやりがいがあり、家族仲も良く、
特別ストレスが多いわけではないと思います。
~~~~~~~~~~~

すごく辛い状況だということが伝わってくるご相談内容です。

投薬とカウンセリング、15年ほど通院しているということで、
また、日常生活を送るには支障がない程度に回復していきているということ
ですので、投薬とカウンセリングが役に立っているのだと思います。

15年かけて良くなってきている、これからも更に5年、10年とどんどん
良くなっていくんだということをイメージしながら、引き続き主治医の先生
やカウンセラーの方と相談しながら、あまり焦らずに、カウンセリングや
通院を続けられるとよいのではないでしょうか。

ご相談の最後に「特別ストレスが多いわけではないと思います」とあるのですが、
私がこの相談内容を読ませていただいた限りでは、スミさん、割とストレスが
溜まっているのではないかと思う部分が、ポロポロとあります。

「大抵は、仕事がうまくいかないな」とか、休日明け、要は仕事ですよね。
「明日仕事だなと考えた時など些細なこと」と言っているのですが、
もしかしたら、スミさんが「些細なこと」と過小評価してしまっているのかも
しれません。

「法則はあまりないようです」と書いてありますが、私から見ると明確に法則
が見て取れます。「仕事がうまくいかないな」「お休み終わっちゃうな、
明日仕事だな、なんて些細なこと」と、スミさんは「些細なこと」と思っている
けれど、「仕事のこと」という法則があると思うのです。それを「些細なこと」
と思ってしまうという法則があるのかもしれませんね。

なので、ここはデリケートに見ていく必要があります。「ストレスないって
思ってるけど、もしかしたらストレスあるのかもしれない」と、こんなふうに
振り返ってみるといいかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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shutterstock_382885657

Q:はじめまして。
わたしは58歳バツイチ独身で息子は自立して遠方で暮らしています。

2年ほど前に婚活サイトで知り合った
二歳半年下のバツイチ子供無しの男性と婚約しました。

お互いに両親が高齢であることから、
結婚は両親を看送ってからということで、
だけどいい加減ではない付き合いなのだという意味で、
相手からのたっての希望を受け、婚約指輪を貰い、
周囲や両親家族の公認の付き合いをしています。

が、付き合って3年目ということで、
だんだんと相手のアラや付き合いづらさを感じるようになりました。

とても仕事のできる人でとても負けん気の強い人です。

私との喧嘩でも決して譲りません。
一度二人で彼の携帯画面を見ている時に女性からの着信メールが来て
彼が顔色を変えて携帯を持って猛ダッシュでトイレにこもった事がありました。

でも、彼は謝りません。
その態度が不信で問いただし何日か尾を引いた事がありました。

彼もそれがいい加減嫌になりキレて
別れると言い出して本当に大変だったことがあります。

先日も、彼のマメではない性格で
連絡がよく取れず自宅待機のようなことが続き
今度は私の方がついにキレてしまい怒ったら、
彼は今度こそ別れると言い、平謝りに謝る3、4日を過ごしました。

彼はとてもガンとしていてその様子は全く切り捨てる聞く耳を持たない、
なのでとにかく謝るしかないのです。

そうじゃなかったらもう別れていると思います。
なんだかここに来て、頼もしく思えた彼の性格も柔らかさのない
オレオレ主義の人としか思えず、こう考える私は依存型の人間で
情けない人間なような気がして一回関係を見直さなければいけない
と思い始めています。

楽しければ続ければ良いし、
自分のことが嫌いになるようなら距離を置けばいいと思っています。

今大切に考えなければいけない事はなんでしょうか?

【ひな・50代・会社員】

―――――――――――――――――

A:

FROM:川畑のぶこ

婚約者の不誠実さとモラルハラスメントに悩んでいらっしゃり、
今大切に考えなければいけないことが何かのヒントが欲しいのですね。

関係を継続するのか、それともこれで終わりにするのか、
どちらであってもひなさんにとって
ポジティブな面もネガティブな面もあるのでしょうね。

ただし、どちらであっても、ひなさんが共通して取り組む必要があることは
パートナーにいったいどのように自分に接したり向き合ったりして欲しいか
ということを明確にすることと、

自分が相手にして欲しいように自分が自分に接し向き合っているかを
振り返るということです。

もし、相手に大切にして欲しいと思っているのであれば、
ひなさんは自分自身を価値ある大切な人間だと思っているかどうかを
振り返ってみるということです。

もし、ひなさんが「私なんてどうせとるに足らない人間だから。」
と思っているのであれば、
相手もひなさんに対して敬意を払いにくくなります。

美しい花だとひなさんが思っているものを相手に差し出すのか、
それとも、価値の無い雑草だとひなさんが思っているものを相手に差し出すのか。

それぞれを受け取ったときに、
相手はどのようにその花に接するのか、ということを
イメージしてみるとわかりやすいかもしれません。

「私は大切に扱われて当然の人間」と思っていますか?
それとも
「私はぞんざいに扱われて当然の人間」と思っていますか?

大切にされる価値のある人が逆ギレに対して謝り続けるでしょうか?
相手が加害者でいつづけることにひなさんが加担していませんか?

それらの行為は寂しさを埋める対価としては、あまりにも高くないでしょうか?

彼の態度には問題があるのは言うまでもありません。
彼には彼の課題があるでしょう。

ただし、今後ひなさん自身が抱えている自己肯定感やセルフイメージの
課題が解決しない限り、たとえ彼と別れたとしてもまた似たような人間関係
を構築する可能性が十分に考えられます。

誰かが私を認めてくれれば、そして愛してくれさえすれば、
私も私を愛せるようになれる…
なんて、誰かに人生の宿題を押し付けていないか、
もういちど振り返ってみてください。

必ずしも結婚が幸せをもたらしてくれるわけではありません。
幸せなひなさんだったらいったいどのように行動するのか…
そこが課題ではないでしょうか。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、みずはさん(40代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
先日、眼科で緑内障と診断されました。

今の医学では治療できない病気で、ただし症状の進行を
とてもゆっくりにはできると聞いています。


おそらく十年から二十年くらいは問題なく見えるそうですが、
試しに目を閉じて普段どおりの生活をしようとしてみたら、
何ひとつできないことに気付いて、
目が見えなくなることへの恐怖がずっとつきまとっています。



全盲でも普通に生活している人がいることは、
もちろん知識として知ってはいます。しかし、自分が同じ状態に
なったらまともな精神状態でいられるとは到底思えません。

想像しただけで気が狂いそうになります。

今からくよくよしてもしょうがないのも頭ではわかっていますが、
せめて心の準備だけでもしておいたほうがいいだろうとも思います。


少なくとも、現実から目をそむけて何も考えないようにするのは、
単なる逃避だとしか思えません。

全盲を受容する境地に達するにはどうすればいいのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

みずはさんのように緑内障の診断が下って、不安に思っていらっ
しゃる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
私の周囲にも、緑内障の診断が下って治療している人はいます。

緑内障の内容に関しては私の専門外ですから、
きちんと主治医と相談して、何ができるかというベストを尽くして
いただくしかないのですが、

精神状態、心理状態ということに関しては、
今まで使えていた自分の臓器が、ある日使えなくなったらどうしたら
いいのだろう、どうやってそれを受け入れていったらよいのだろうか
ということですね。

まず、みずはさんの緑内障については、徐々に進行していくわけですから、
ある日突然、目が全く見えなくなるわけではないということを知って
おいたほうがよいでしょう。

そして、徐々に不具合が出ていくことに関して、人間というのは比較的容易
に適応ができるのも事実です。もちろん、理想通りではないので、
それが辛いとか、心が痛むとかいうことはどうしても仕方のないことですが、

では実際に日常生活において適応できないのかというと、そうではなく、
徐々に徐々に、何十年もかけて見えなくなっていくのであれば、
適応するということは可能なわけです。

ですから、そこはちょっと一呼吸置いて、ある日突然ではない、
いきなり目の前が真っ暗になるわけではない、徐々に起こることであれば、
適応することができる。そこに意識を向けてください。

薬にしても日進月歩ですから、症状の進行をもっとゆっくりにするものが
今後出てこないとも限りませんし、治療法にしてもある日、
新たに開発されるということもあり得るわけです。

そういった希望も持ちながら、今この瞬間、見えていることは本当に
素晴らしいことだと讃え、私たちに形や色、様々な色彩の世界を提供して
くれる、このミラクルを、今この瞬間に十全に味わうということのほうに
エネルギーを使うことをお勧めします。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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