180917

今日は、めいさん(50代・高校教諭)のご相談にお答えします。

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いつも「愛ある」川畑さんのお答えに感銘を受けています。
どうかよろしくお願いします。

私の悩みは、夫が古い家の門と石垣を、
移築してまで残したいと言っていることです。

私の家の周辺は古い家並みが残り、素晴らしい門構えの家も多いです。
我が家は幹線道路から奥まったところにあり、軽自動車がバックして入る
のが精一杯なので、この度やっと、門を取り去り、離れといくつかある
土蔵を取り壊して駐車場を作ろうとしています。

石積みもお城と同じとの
ことですが、職人さんも高齢化して費用も時間もかかり、大変のようです。

費用は門が180万円、石垣も同じくらいとのこと。
門自体は、他のお宅と比べても価値のあるものとは思えません。
取り壊しの費用は全体で1,000万円以上かかるので、何の用途もない門と
石垣を残したいといってきかない夫をどうすればよいでしょうか。
娘たちも移築・保存には反対です。負の遺産を残したくありません。
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ご主人とめいさんの心理的な葛藤が伝わってきます。めいさんにとっては
価値がなく、負担になり、コストがかかるだけで、意味がないと思うもの、
それを1,000万円以上かけて移築するというのは、すごく心理的な負担に
もなりますし、経済的な負担にもなっていることと思います。

ここで、問題の本質は何かということを、心理学的な面から、心理社会的
な面から考えてみると、やはり幸せの価値というところなのですよね。

誰かにとって価値がないものが、みんなにとっても価値がないのであれば、
世の中は問題なく動くのですが、誰かにとってはごみでも、誰かにとっては
宝ということがあるんですよね。

私たちは、一つは、多様性というものを学ぶために、生きていたり生まれて
きたりしているんじゃないかなと、私は思うときがあるのですが、みんなが
自分と同じ価値観で同じように足並みそろえて生きたら、それは楽かもしれ
ないですけれど、面白くないですよね。

私たちが旅する理由の一つに、異文化に触れたり、自分とは異質なものに
触れてみて、それを体験し、とり入れていくということがあると思います。
人生というのは旅のようなものですし。

この夫婦関係、結婚というのもまた、異文化と触れ合う旅。夫婦だけでなく、
親子もそうかもしれませんね。子どもだって自分から生まれてきたのに、
魂は全然違うところから来たのだろうなと思うように、自分とは全然違う
振る舞いをする、心も行動も違う子どもというのが出てきて、びっくりする
わけですよね。

その中で、自分の考え方とか自分の価値だけに固執していると、苦しいこと
が出てきます。これはもちろん、めいさんだけではなく、ご主人の視点から
すれば、自分の価値にずっと固執するということが、周りにどういう影響を
与えるかというのを学ぶ、お互いにとっての機会であると思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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