子育て・教育

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Q:21歳になる長男は、穏やかな性格でしたが、
中2の時に学校で友人関係のトラブルがあり、
クラスや部活でつらい時期がありました。
   
心が疲れて学校を休む日も増えていた頃、
父親が休むことを認めず、負けてはいけないと
とにかく学校へ行かせようとし、
  
勉強に手のつかない子供に手をあげ、
正座させたり、つきっきりで勉強させたり、
私が止めても止まらず
とてもつらい目にあわせてしまいました。
 
今、親から暴力を受けあんな目にあわされたのは、
自分は価値のない人間だったから、
勉強しないことが罪だったからと
当時からずっと思っていたと言います。
 
体調が悪いのも、
街で人と目を合わせないよううつむいてしまうのも、
人と離れたがるのも仕方なく、
不眠など悪循環から抜け出せないと、苦しんでいます。
 
私は、長男には罪などなく親が悪かった、
そういうことをした親に罪があったのだと謝りましたが、
本人が苦しいままなのは、
伝えきれていなかったのだと思います。
 
今彼は、自分には価値がないのか、
カウンセラーの先生の言葉が欲しいと言っています。
 
高校卒業後は大学へ入りましたが、
高校から大学への時期は、
父親が体調を崩し転職があったり、
家族にとってとてもつらい時期で、
 
私は仕事で家計も少しでも支えなければならず、
反抗期でもあった長男とはうまく向き合えず
避けられてばかりでした。
 
大学入学後は頑張っていたと思います。
 
しかし、不眠症による体調不良で
大学生活はだんだんうまくいかなくなりました。
 
現在は、違う分野のことを勉強したいと
大学を退学して浪人の状態です。
 
一生懸命これからの人生を考えています。
 
親が失わせてしまった自己肯定感を築いて生きていくために
アドバイスをいただけますでしょうか。
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
【ajisai・50代・個人事業主】
 
 
———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

我が子が自分の存在価値を見出せず、
苦しんでいるのを見るのは
親としてとても辛いことですね。
 
まず、ajisaiさんからは、
「あなたが信じるかどうかはわからないけれど、
私にとってあなたはかけがえのない存在で、
なくてはならない存在。愛しい存在です。」
というメッセージを息子さんに伝え続けてください。
 
息子さんがカウンセラーからの言葉が欲しいとのことで、
私からもメッセージをお伝えしたいと思いますが、
 
私の言葉だけでなく、ぜひ、実際に
カウンセリングにも行くよう促してあげてください。
 
身内の言葉には耳を傾けなくても、
客観的な専門家の言葉は受け入れやすい
ということもありますし、
健全な新たな視点を育む役にたつこと思います。
 
 

まず、人間は誰しも立ち止まったり
つまずいたりすることがあります。
 
ところが、それは失敗の証ではなく、
新たな学びや価値観を獲得するための貴重なプロセスです。
 
私たちは出来事によってではなく、
出来事の受け止め方によって悩まされます。
 
学校を休みがちになったということを、
敗北ととらえれば苦しみになります。
 
ところが、疲れた時は立ち止まって、
休むことも大事なプロセスと捉えることができれば、
さほど苦しまなくて済むはずです。
 
そのような意味で、残念ながら、
お父さんも偏った視点でしか
我が子の困難に対応ができなかったということを
理解してください。
 
お父さんはあなたに価値がないから
そのような言動をしたのではなく、
愛しているからこそ悩む息子を見て自らも苦しみ、
苦しみから脱却して欲しいから力づけたかったのです。
 
ところが、残念なことに、その健全な方法を知らず、
歪んだ形で愛情を表現してしまいました。
 
すなわち、
「父は、僕の嫌いなやりかたで、僕への愛を表現した」
のです。
 
おそらく、お父さんも彼自身の父親から
同じように根性をもって
物事を乗り越えるよう教育されてきたので、
それしか方法を知らなかったのかもしれません。
 
そのようなお父さんの不器用さや苦しみも
理解してあげてください。
 
そして、「僕は暴力に値しない。」「僕は愛に値する。」
ということをきちんと覚えておいてください。
 
自分に最も近い、自分自身が
自分の価値を信じてあげることです。
  
もし、自分の親友や愛する者が
(ペットがいるならペットでもいいです)
同じように「自分には価値がないんだ」と
落ち込んでいたら、
どのように声をかけてあげたいでしょうか?
 
ぜひ、そのように自分自身に声をかけ、
自分を大切にしてください。
 
自分こそが自分の親友になってあげてください。
 
ajisaiさんももどかしいかもしれませんが、
息子さんには息子さんのタイミングやペースで
大事なことを学びながら前進していく
ということを信頼してあげてください。
 
息子さんの状況に左右されず、
親がどっしりと構えていることができれば、
息子さんも
「自分は自分のままで大丈夫なんだな」
という信念も自然と育みやすくなることでしょう。
   

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、はむたろうさん(40代・医師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
自分が嫌で嫌でたまりません。

物事の解決を先送りにする自分、人の気持ちに共感できない自分。
頭がはっきりせず、ぼーっとしている自分。

長男の中学受験を手伝わなければいけないのに、体は動かず。
もとはと言えば、長男の成績不振でした。

「基礎学力と精神年齢が、中学受験をするには足りない」
そう感じたものの、夫と義母の、何が何でも、展望が広がる中学校へ
入れなければならないという使命感に引きずれらるように、
ここまで何とか形をつけてきました。  

でも、嫌々やって、勉強が面白くなくなってしまった息子を見ると、
後悔ばかりが私を襲います。もっと計算力をつけておいてやれば、
もっと共感する体験をたくさんしてやっていれば、もっと会話をして
いれば……などなど。

解決の糸口も見えず、時間ばかりが過ぎていきます。

息子にとって良い母親になるには、そして、自分が自分を好きになるには、
どうしたらよいのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

はむたろうさんの、母親としての姿、自分自身に向き合う姿、
また、ご主人や義母さんの期待に応えようとする誠実さ、
そして何よりも、はむたろうさんの真面目さが伝わってくるご相談です。

おそらく 、はむたろうさんも医師になる過程で様々な努力をして、
勉強して、切り抜けてきたのではないでしょうか。

おそらくご主人も同様に受験など頑張って切り抜けてきた体験があって、
それを我が息子に投影して、自分のときのようにいかない、思い通りに
いかない、あるいは、自分がうまくいかなかったときのように、息子も
うまくいっていない、などといった焦燥感があるのかもしれません。

みんな勘違いしてしまうのですが、大事なのは、なぜ学力をつけたいと
思っているのか、ということなのですよね。

私たちが学力をつけることで何が得られるかというと、おそらく親心と
しては、いい就職先が見つかって、安定した暮らしがもたらされて、
子どもが幸せに生きていけるという、こんな方程式のもとに、良い成績を
とってほしいという思いがあると思うのです。

でも、学力と幸せに生きることというのは、必ずしも比例しません。

もちろん、学力があれば様々な可能性が広がることはあると思いますが、
極論、中卒であっても、高卒であっても、知恵を使って人生をうまく切り
開いている人もいます。

また、友人や家族、非常に温かい人間関係のネットワークの中に身を置い
て、いろいろな人の助けを借りたり、自分も相手を助けたりしながら、
知恵を絞って幸せに生きている人というのも、世の中にはたくさんいるで
しょう。事業を成し遂げて成功している人もたくさんいますね。

おそらく、はむたろうさんは学業を頑張ってきて、人生を切り開いてきた
経験があるかもしれませんし、ご主人や、ご主人を育てた義母さんも
そうかもしれないですよね。

ここは自分たちの過去にとらわれないことです。

もちろん、参考にしたり活用したりすることはとてもよいと思いますが、
子育てにおける私たちの試練のひとつは、全く違う価値観、違う魂を持っ
た子を、どうやってインスパイアしていくか、どうやってその子潜在的な
能力を育んでいくかということだと思います。

親の望み通りではないかもしれないし、親らしく、ではないかもしれない
けれど、その子がその子らしく自立して、彼なりの道、彼女なりの道を、
人生の歩み方を、どうやって獲得していくか、そのための知恵をどうやっ
て習得していくか、そういった機会をいろいろな形で提供していくのが
親の役割ではないかと思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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Q:18歳の次女のことで悩んでいます。
 
4つ上に今春から社会人になった姉、
2つ上に大学生の兄、夫と私の5人家族です。
 
小さい時からオシャレに興味があり
高校入学時から進学はメイクの専門学校と決めていました。

今春、希望通りの専門学校に入学し楽しそうに学んでたのですが、
突然辞めると言い出しました。
 
続けて卒業だけでもしたらと説得しましたが、
目標が無くなった、無駄やと聞きません。
 
メイクは好きだけど、仕事にするのは相当な努力が必要だと
講師の話から感じ、無理だと決めたようです。
 
今は一人暮らしをしたい、その為にキャバクラで働くと準備しています。

兄弟喧嘩がキッカケで出て行きたいと思ったらしいのですが、 
将来どうなりたいのか、どんな仕事をしたいのか、
学び直す道もあるしと提案するのですが、
わからん、適当に生きていくと呑気に言います。
 
一人暮らしはしてみてもいいのかもしれませんが、
夜の仕事を目的なくするのは、危険すぎます。

言っても聞かないし、どうしたらいいのでしょうか?

【みどり・50代・公益財団法人】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

18歳の娘さんの将来が決まらずにやきもきしている
みどりさんの親心が伝わってきます。
 
娘さんの「適当に生きる」というなげやりな言葉に
不安を感じていらっしゃることと思いますが、
 
実際は、家族から理解が得られないので、
その場しのぎで「適当に」かわしただけではないでしょうか。
 
彼女は自分の人生やアイデンティティについて、
とても真剣に向き合い悩んでいるように思います。
 
小さな時からの夢が叶わないのは、
必ずしも不運なこととは限りません。
 
子どものときになりたかったものになる人のほうがむしろ少数でしょう。
 
なぜなら、子どものときに与えられている情報というのは、
極めて限られていますし、
情熱はあっても、社会に適合するための判断力が
成熟しているわけではありません。
 
憧れから実際にそのような世界に足を踏み入れてみて、
初めてわかることもあります。
 
そのときに、新たな方向へ舵取りをすることを、
逃げと呼ぶのか、善処と呼ぶのかは
人それぞれではないでしょうか。
 
遠くから眺めていた憧れの宝島を目指して出航したけれど、
目指した島には欲しい宝はなかった。
 
島の現実は、遠くからみたそれとは違っていた。
 
でも、過去にそこに行くと昔から決めていたのだからという理由で、
今から未来にそこに留まる必要はありません。
 
たどり着いてからこそ現実を確認できたのなら、
それは無駄足ではなく、大事なプロセスです。
 
そしてその島を目指したからこそ、
水平線の向こうに以前は見えなかった次の島が見えてくる。 
そこに向かって舵をとることは悪いことではありません。
 
もちろん、その次の島も望むものではないかもしれません。 
そうであれば、また次の島へ舵取りをしたっていいわけです。
 
娘さんが目標を持って前進したからこそたどり着いた境地を、
もう少し認めてあげても良いのかもしれません。
 
心理学者のエリクソンは、
青年期を心理社会的モラトリアムと呼びました。
 
モラトリアムには猶予という意味があります。
 
すなわち、自分はいったい何者なのかという、
アイデンティティー(自我同一性)を確立するまえの猶予期間です。
 
社会人になるまえに、試行錯誤する期間、
自分探しをする時期というのはだれにでもあるものです。
 
真剣だからこそ悩みが深まり、なかなか前進できない、
無気力になったり無関心になったりすることもあります。
 
その形態も人それぞれでしょう。
 
いまみどりさんの娘さんはこのモラトリアム期におり、
アイデンティティーを確立していく過程にいると
受け止めてみてはいかがでしょうか。
 
もちろん、親として心配なことはきちんと伝えたら良いです。
 
でも、相手の立場の理解なしに言いたいことだけを言っても、
娘さんの心には響かないでしょう。
 
まず、結果を急がず、娘さんの抱えている課題や状況を
理解することから始めてみてください。
    

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Q:はじめまして。
川畑のぶこ先生、いつも楽しくメルマガを読ませて頂いています。

多くの方々の多種多様なご相談に
的確なアドバイスをされていらっしゃるのを拝見して
恥ずかしながら、私も相談させて頂きたいと思い、
こうしてお便りさせて頂きました。

私は30歳の時に未婚で二人の息子を出産し、育て上げました。
生活のために夜の仕事もしました。
無理が祟ったのか大病を患ってしまいました。

次男が大学受験の最中の事でした。
その当時、私は自分の入院生活の事で頭が一杯で、
次男の進学の相談にも乗ってあげられず、
当然高校の3者面談にもいけず、願書すら提出できなく、
進学未定就職未定のまま高校を卒業しました。

私が大病を患った事で、
医学部に入って医者になると言い出したのですが、
経済的余裕はなかったので、彼は
国立の医学部を受験するために浪人生活を送っていたのですが、

国立医学部はとても大変で、一年間は予備校に通わせたのですが、
一浪くらいで簡単に入れるような生易しいものではなく、

そのうちに進学は諦めたものの、
就職するにしても、なかなかうまくゆかず、
変なプライドもあるため、どこでもいいという訳ではないらしく、
国家公務員試験を受けたのですが、かなりの倍率です。

しかし、彼は頑張って筆記試験は見事に合格したのですが、
面接で何度か落ちていて自信をすっかりなくしています。

次男を信じて本人の希望を適えるまで待ってあげたい気持ちと、
もう25歳を過ぎて、現状ニート状態になっているので、
今の現状をどうにか打破すべきなのか悩んでいます。

もう20歳を過ぎたら、自立すべきというご意見もあるかと思われますが、
長い人生の中で、まだ25歳という年齢は悩み立ち止まってもいい時期
ではないかと思う私は甘いのでしょうか?

また、その甘さが彼をダメにしているのか、もうさっぱり分かりません。

【あき・50代・会社員】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

あきさんの息子さんは高い志を持って生きていらっしゃるのですね。

女手一つでそのように二人の息子さんを育ててこられたのは
素晴らしいことだと思います。

大病を患う時期と、息子さんの受験が重なり
サポートがままならなかったとのこと。

ただ、このプロセスがあったからこそ、
息子さんは人の痛みや苦しみを学び、
それを取り除くという大切な志をもたれたのでしょう。

そうであれば、この経験は
あきさんにとっても、息子さんにとっても
無駄なものではなかったはずです。

もう25歳なのか、まだ25歳なのか、
受け止め方はそれぞれかと思います。

ただ、あきさんの息子さんは
無目的にダラダラ過ごしている訳ではなく、
志が捨てきれずにがんばっている状態ですから、
その意志力は称えあげてください。

マスコミの影響もあり、「ニート」という言葉が、
通学や就職をしていない若者=怠け者というような
ネガティブな受け止め方で広がっているように思います。

そのような枠組みにご自身の息子を当てはめて憂いているのか、
それとも夢を叶える過程の浪人状態と、もうしばらく応援するのか、
周囲に惑わされることなくご自身の内に問うてみてください。

もちろん人生には諦めが肝心のときもあります。

本人が納得いくまでやりたい、そしてあきさんも
息子さんが納得いくまでやらせてあげたいと思うのであれば、
これは甘えではなくサポートでしょう。

あきさんが、彼にとって今が引き際だと、
母親の直感として思うのであれば、もちろんそのことを伝え、
人生の舵を別な方向へ向けるよう促すのも良いでしょう。

本気であれば、仕事をしながら学び続けることも可能です。

人生の進め方に関しては、万人にとっての唯一の正解などありません。

周囲の価値観に合わせるのではなく、
唯一無二の、あきさんと息子さんのケースを
築き上げていけば良いのではないでしょうか。

私が日々臨床で患者さんから学んだことのひとつに、

もし、今日が人生の卒業式であると仮定したとき、
多くの人が後悔するのは、
周囲のことばかり気にして、自分を大切にしてこなかったということです。

たとえ結果が失敗に終わっても、それも大事なプロセス、
チャレンジした後悔よりも、
チャレンジしなかったことを後悔することのほうが
多いのではないでしょうか。

ニート=ダメ息子と言う概念から脱して、
チャレンジの過程にいる息子さんとして向き合ってください。

そして、最後はご自身の直感に従ってみてください。
    

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Q:川畑先生のメルマガを読ませて頂いて
難しい問題を抱えているかたは多いのだと驚いています。

娘の登校拒否について教えて下さい。

娘のこれまでをざっくりお話しますと、
小さな頃から優等生タイプで、あまり努力しなくても成績がよく、
賞状もたくさんもらってきました。

習い事は、今思えば多かったかもしれませんが、
どれも得意で楽しそうでした。

ですが、中学生になり、
反抗期と、起立性調節障害が出て来て、
朝起きられなくなり、塾も行きたくないと
布団をかぶり泣き出して辞めることになり、
部活も行けなくなりました。

今まで簡単に人よりできていたことが、
体調不良で人並みに出来なくなって
心が折れてしまったのかもしれません。

原因は、私が過保護にし過ぎたか、
指示を出しすぎたのでしょうか?

夏休みの宿題もほとんど手付かず。

真面目なので、やらずには行きたくないといい、
登校拒否になることは目に見えています。

学校には、理解ある先生、友人もいて、問題ないと思っています。

今まで、失敗なく育ってきたので、
どうしたらよいのかわからず悩んでいる様子ですが、
反抗期なので、アドバイスは本当に難しく
なんとかしてあげたいのですが、できずに困っています。

どうしたらこの娘は、自信を取り戻せるでしょうか?

登校拒否したら、無理に行かせない方がよいのでしょうか?

【ひまわり・40代・会社員】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

ひまわりさんの親心溢れる苦悩が
ひしひしと伝わってくるご相談です。

今まで、なんら問題なく、優等生でやってきた娘さんが
中学生になって不登校になってしまったのなら、
「なぜ我が子が?!」と混乱も大きいことと思います。

結論から申し上げると、
ここは鷹揚に構えて、温かく見守るが吉です。

今の娘さんは、親のアドバイスや解決法ではなく、
そのままの私=優等生でなくてよい私、を
ただただ受け入れて欲しいのかもしれません。

もちろん、学校との連携は保ちつつ、
教育支援センターや教育相談室などの資源も活用して、
タイミングを見計らって、本人に無理のない支援を
していくことを意識してみてください。

ひまわりさんは(そして娘さんご本人も)
今まで優等生だったのに何故?と思うかもしれませんが、

失敗したことが無いからこそ、失敗や不調への耐性も少なく、
打ちのめされたような状態に陥ってしまっていることも考えられます。

くれぐれも「登校=正解」「不登校=不正解」という価値が
強化されないように気をつけてください。

本人に心の準備ができていないのに、
周囲が登校することばかりにこだわると、

娘さんの無意識には、「正解しか許されない」という
強迫的な刷り込みがされてしまうおそれもあります。

ここはぜひ、「不登校=個性的なプロセス」ということを知り、
娘さんの唯一無二の人生の大切なプロセスに
温かく寄り添ってあげてください。

学力が低下することなども心配かもしれませんが、
娘さんは本気になれば遅れを取り戻す知性は備えているでしょう。

今は勉学以外の大切な価値観を育む時期と受け止めてみてください。

このような苦しみの時期に、
母親や友人がいつもあるがままの自分を
無条件に受け入れて、見守ってくれた、という経験は、
彼女の人生の宝になることと思います。

真剣に取り組むことは大いに結構ですが、
度が過ぎて深刻になり過ぎないことです。

このような苦難を乗り越えるプロセスは辛いこともありますが、
同時に思わぬ豊かさももたらしてくれます。

ある程度の気楽さも持ち備えることを心がけてみてください。

「そんなこともあるのが人生。ここから何が学べるかな?」と、
一呼吸おいて優しい微笑みとともに娘さんと一緒に前進されますように。

応援しています!
    

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190819

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、Mさん(40代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は42歳、もうすぐ43歳のママ、高齢出産です。子どもが成人になる
20年後は生きていると思いますが、40年後はイメージわかず寂しく
思ったりします。自分が年を重ねていくことへ不安もあります。

今は育休中だからまだ時間がありますが、それでも忙しすぎ、
仕事が始まったらさらに忙しい。生活全部が忙しすぎてイライラして
しまう、それが悩みです。

主人は仕事で毎年、1年のうち半年ほど出張で不在です。
いる時は上の子の保育園送りはしてもらえます。マンションの上階に
義父母がおりますが、私自身、性格的にほとんど頼りませんし、
病気の理由があり、頼れません。

仕事をしていれば、育児に関わる時間が少ないゆえの、子供に対する
罪悪感が、また、育児に関わる時間があってもイライラしてしまい、
ゆとりある関わりが取れないジレンマ、いつも自信が持てず、
生きがいやりがいが持てない、という悩みがあります。

下の子の妊娠中、上の子は2歳でした。そのときはイライラし過ぎて、
叩いたり、よじ登ってくれば振り払ったり、怒鳴ったりしてしまい、
かわいそうな2歳の時間を過ごさせてしまいました。

よく「ママ笑ってる?」と聞かれました。幼児期の子どもへの接し方
が大切とよく言われていますが、できなかったという思いで
また落ち込みます。

最近でこそ、イライラが治り乱暴な言葉を発したり、手を挙げたりする
ことはなくなりましたが、依然として目が回るような忙しさ。
どう工夫して乗り切っていけばよいのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

上の子がいて、下の子が小さくてという子育て中の方、Mさんのお悩みを
「うんうん」とうなずいて聞いていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

まず、Mさんは性格的にほとんど頼らないと自己分析されていますが、
育児を、ゆとりを持ってやろうと思ったら、頼るということはすごく大事な
ポイントになってきます。助けられ上手になるのも必要ということです。

これまでは何でもかんでも自分でやってきた、コントロールしてきたという
ところを手放さざるを得ないことは、育児のままならなさ、ひいては人生の
ままならなさを教えてくれます。

育児はなかなかコントロールが効きませんね。夜中にお乳をあげなくては
いけなかったり、なんでこのタイミングでトイレなんだ、ということも
あります。それが一人、二人と増えれば、大変なことになります。

特に0歳、1歳、2歳というのはすごく手がかかりますし、忙しいのは
当然のこと。性格的に頼りませんというところを、ここはひとつ突破
して、頼る訓練のときかも、と置き換えてみる、捉え直してみるとよい
のではないでしょうか。

義理のお父さんお母さんについては、ご病気もあるとのことなので
限界はあるかと思いますが、彼らに可能なペースと時間で、お世話を
してもらうことはできるはず。むしろ、喜んで引き受けてくださるかも
しれませんよ。

ですので、ここはMさんが、自分がこんなに大変なのだから相手に
預けたら相手も忙しくなって大変だろうと決めつけてしまわず、
まずは相談しながら、サポートシステムを広げてみてください。

また、お父さんお母さんだけではなく、一般のサービスもどんどん活用
するとよいでしょう。今は育休中で仕事していないのだから自分が全部
見なきゃなどということは考えないでくださいね。

出産育児は大変です。育児は24時間、万年当直みたいなものですから、
すごくエネルギーを消耗しているはず。たまにはゆっくりカフェに行きたい
とか、マッサージに行きたいとか、あると思います。

そういうときにサービスを利用して子どもを預けることには、
親にとって子にとって、計り知れないメリットもあります。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、あゆみさん(50代・看護師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも拝読し、元気をいただいています。

私の悩みは、長男、中学1年の事です。小学5年の夏より、不登校に
なりました。振り返ると、4歳児検診で発達障害を指摘されたことが
ありましたが、そんな少しの検査で何がわかるの?と、気にせずに
塾や習い事を増やしました。私自身、フルタイムで働いているので、
子供に関わる時間がなかったのです。

低学年で保健室に、頭痛い、お腹痛いと行くことが増えて、3年生で
支援センターに週1で通うようになりました。5年生の夏に校長と担任と
私と子供の面談があり、しんどかったら保健室登校でいいとの話があり、
次の日からほぼ学校に通うことができなくなりました。

小学校の卒業式は、何とか出ることができました。中学校の入学式も
出席することができましたが、数日通い、集団の中にいるのがしんどい
と言い、また行けなくなりました。

支援学級を希望しましたが、病名がないとのことで入ることができず、
今は自閉症や重度の学習障害や社交的不安などで、内服も始まりました。
抗不安薬や抗鬱薬です。

将来の不安しかなく、先が見えず、どうしたらいいのか。私は55歳、
主人は57歳、働ける期間もあと少し。長女は35歳、次女は31歳、
それぞれ生活があり、長男との関わりはほぼありません。どうしたら
いいのでしょう。消えてしまいたい。もう、先がまったく見えません。
~~~~~~~~~~~

あゆみさんの辛いお気持ちが伝わってきます。愛する我が子が楽しんで
学校に行けなくなってしまうというのは本当に辛いことですよね。

学校というのは社会の窓のような所ですから、そこに子どもが行けなく
なると、もうこの子の人生終わってしまったのではないかというような
思いに苛まれていらっしゃるかもしれませんね。

「消えてしまいたい」というお気持ちが出てきているようですが、
どうか希望を持っていただきたいです。今は先が全く見えないかもしれ
ませんが、ずっと見えないままということはありません。

もう少し我慢して、時間が経っていくと、ちょっと先が、光明が少し
見えてきたりすることがあります。息子さんはまだ中1ですし、どうぞ
ここは諦めないでください。

あゆみさんはも看護師さんということで、とても忙しいと思います。
私も周りに医療従事者がたくさんいますので、フルタイムで働く看護師
さんの忙しさというのは、よく知っているつもりです。

同時に、忙しいがために、必要な情報にあまり触れる機会がなかったり、
同じような状況の人たちの輪の中に入るようなことが、あゆみさんご自身
もないかもしれませんね。

就学や就労について、現代はさまざまな選択肢があります。世の中の
仕組み自体もどんどん変化・進化していきています。

息子さんにとって、あゆみさんご家族にとって、必要で有益な最新の
情報を入手されることが、いちばんの早道ですので、そのあたりの情報
と動き方のヒントをお伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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shutterstock_458346571

Q:こんにちは。
先生の断捨離の書籍を拝見し、
自身は実践ができるようになってきました。
 
しかし、家にいる3歳、6歳の子供が家を散らかします。
 
おもちゃも、私はあまり買い与えないのですが、
祖母からもらったものや、今まで作った工作の作品など、
どんどん増えていきます。
 
私は、子どもがいない時に、
もう遊んでないおもちゃや、過去の作品などを
こっそり捨ててはいますが、
これもどうなのかなあ。と思います。
 
以前、先生がメルマガで、ご自身の息子さんにも
小さいうちから断捨離を教えていると言われていましたが、
ご自宅・ご家族にどのように伝えておられるのか、
具体的に教えて頂けると嬉しいです。
 
どうぞ宜しくお願いします。
 
【ポララ・30代・主婦】
 
 
————————————
 
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
ポララさんこんにちは。
 
日々、断捨離に勤しまれているご様子、何よりです。
 
そう、自身の断捨離が進むと、
次なる難関は、家族や同居人のモノなのですよね。
 
というより、自身の断捨離が進む前に他人のモノが気になり、
片づかない理由にしていることも多いでしょう(^_^;)
 
 
ポララさんのお子さんは3歳と6歳とのこと。
断捨離を教えるのにとても良い時期だと思います。
 
まず、ただ「片づけなさい」とか「捨てなさい」とかと、
ガミガミ言うのではなく、
本人たちに穏やかに、笑顔で問うてみます。
 
「お部屋が散らかっているのと、片づいているのと、
どちらが気持ちいい?」と。
 
片づいている方が気持ちいいと答えることで、
片づけとは気持ち良い状態をつくることであると認識してもらいます。
 
さらに、「モノが増えて散らかると、どうなっちゃうかな?」
とクイズっぽく尋ねます。
 
気持ち悪いということ以外にも、
ホコリやカビやダニなどが増えやすく、
健康に悪い、菌がいっぱいになっちゃうこと、
 
モノがいっぱいだと、
何がどこにあるのか分からなくなって、
探すのに時間がかかってしまうこと、
 
すると遊ぶ時間が減ってしまうこと
などを分かってもらえると良いと思います。
 
災害などで、避難するときに床にモノがいっぱいだと
逃げ遅れたり危なかったりということに
気づいてもらうのも良いですね。
 
くれぐれも説教ではなく、
クイズで子どもたち自身に答えさせてあげてください。
 
答えがなかなか出てこないときは、ヒントを与え、
自分たちで発見できるよう促すと良いと思います。
 
単に「良い」とか「ダメ」とかと伝えるのではなく、
動機付けが大事です。
 
言われるからやるのではなく、積極的な思考をもって、
自分自身がそれを大事だ、と思うからやるという流れを作ります。
 
 
我が子の場合は、実際にカビやダニの写真などを見せて、
目に見えないところでこういうものたちが増えちゃう
ということを具体的に教えました。
  
「増えちゃうから片づけようね」と親が結論づけず、
 
「増えちゃうんだってー!」
一緒に「えーっ!?キモーッ!!」
 
「どうする、どうする?どうしたらいいと思う?」
「もうおうちに住むのやめて外で暮らそうかー!?」
 
なんて、一緒に驚き学んでいる感じも大切にしています。
 
子どもによっては実際の写真はショックや恐怖が強すぎるなら、
イラストなどを使うのも良いと思います。
 
いずれにせよ、片づけが自分のこととして
関連づけられるようにできると良いですね。
 
おもちゃや作品などは、うちの場合は総量規制を働かせて、
そのスペース内に収まらない場合は、
ほかの何かを手放すルールをつくっています。
1 in 1 outです。
 
人生、アレもコレもぜーんぶ、
欲しいものは欲しいと手に入れるのではなく、
 
何かを選び取るためには、何かを諦めなければいけない、
智慧と忍耐のルールも学ぶ機会としています。
 
この、選び抜く力=選択と集中は、
子どもの将来に役立つと考えています。
  
作品は学校などで半ば強制的に作らされて、
さほど思い入れのないものも多いでしょうから、
 
本人や親が気に入っているものと、
そうでないものを取捨選択すると良いでしょう。
写真に収めるのもひとつですね。
 
取っておいたモノでも、時期が経つと、
「もう要らない」ということもあります。
 
うちは1ヶ月くらい経つと大抵のモノは「もう十分」と、
要らないモノに分類されます。
 
2〜3ヶ月後に軍落ちしてサヨナラするものもあります。
 
ファーストフードやレストランのお子さまセットなどに
ついてくるおもちゃなどは、
その日のうちにサヨナラというものも多いですね。
 
心が使うもの(=物理的に使わなくても、
それがあることで心が躍動したり安心したりできるもの)も含め、 
定期的に「まだ使う?」と尋ねるのも良いでしょう。

モノではなく、体験や思い出そのものを、
イライラではなくごきげんを大切に日々過ごすことの大切さを、
親子で共有できれば最高ではないでしょうか。
   
    
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Q:はじめまして。
いつもブログを拝見させていただいております。
今日は娘・主人の事で相談があります。

思春期真っ只中の高校1年生の娘の母です。
学校で禁止されているアルバイトをしたい、
その理由が遠方に住む異性のネッ友に会いに
(しかも泊まりで)行きたいからと言い出しました。

私は学校で禁止されているので認めない、
主人は何でもやってみろ、と意見が分かれました。

学校で禁止されているはずのカラオケは
今まで認めていたのに、なぜバイトはダメなのか、
と口論になりました。

また先日はネットで知り合った彼氏を家に泊め、
自分の部屋で一緒に寝ると言い出したので、
泊めることは許可するが、一緒に寝るのはダメと言った所
「ママには関係ない」と聞く耳をもたず、
主人も娘がしたいと言っている事はやらせる
→良いも悪いも自分で経験して学べという考えで、
2対1で私の意見が却下されました。

確かに、転ばぬ先の杖ばかり出していたらダメだと思います。

またSNS不可欠の今の時代で、
ネットで知り合いになり、友達が出来る事もありかと思います。

ただ、どんどんエスカレートしてきて、
果たしてそれを容認しても良いのだろうか、
そのうえ主人と意見が合わずに悩んでいます。

自分で考えて行動して、その結果も自分で受け入れなさいという
主人の考えも一理あると思いますが、
アルバイトが学校にバレたら処分があるでしょうし、
夜行バスで遠方まで行って異性のネッ友と泊まる・・・。

それも主人の意見に従い、見守るべきなのでしょうか。

【eri・40代・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

eriさんの親心が伝わるご相談です。

16歳の娘さんとなると、法的には結婚が許される年齢ですね。

戦前は女性が結婚できる年齢はさらに低く、
15歳でしたから、16歳の娘さんが
異性に恋するのも自然なことと思います。

娘さんの彼氏を、単に彼氏と言わず、
「ネットで出会った」と書くあたりに、eriさんの心配が伺えます。

eriさんは、例えば、娘さんが
学校で知り合った彼氏なら心配無いのでしょうか?

そうだとしたら、それは何故でしょうか?

おそらく、きちんと相手の振る舞いを
その目で見て確認し、付き合うか否かを決めないと、
娘さんが後々痛い目に合うと思っているのではないでしょうか。

このように、まず、自分の恐れはどこにあるのか
を明確にして相手に伝えることが大切かと思います。

ただ、ルールだからダメ、とか、
ネットで出会った相手だからダメ、では通用しません。

娘さんはもう小さな子どもではありませんし、
そもそも恋愛は学校や家庭のルールに従ってするものではないからです。

どのようにそれを実現化するかは別にしても、
娘さんと彼が遠距離恋愛で、
会ってみないことには相手がどんな人物かはわからない以上、
会う機会は認めざるを得ないのでしょうね。

そのために自分でリスクを背負ってバイトをするというのも、
自分の家に泊めたいと親に頼むのは、
ある視点からはとても素直で正直で健気な娘さんと感心します。

年頃の娘が恋に落ちたなら、それは祝うべき健全なこと。

出会い方よりも、相手の中身を気にした方が良いかもしれません。

中身を見て、危険!と思うなら、親として警告したらよいでしょう。

でも、相手がどういう人かを問わずに、頭ごなしにダメでは
娘さんも聞く耳を持たなくなってしまうでしょう。

母親として、愛ある関心を持って、
我が娘はどのような男性と恋に落ちたのだろう、
彼のどこに魅力を感じたのだろう、私とどう違うのだろう、と
娘さんの話に深く耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

案外、eriさんも会ってみたいと思えるかもしれませんよ。

そして、その話の中に、心配事が潜んでいるなら、
そのことをきちんと伝え、それらをどのように
クリアできるかも一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

また、娘さんがとんでもない娘だからではなく、
eriさんにとって、かけがえのない大切な存在だから、
傷ついて欲しくないのだということを伝えてください。

このような聴き方や伝え方なら、
娘さんも母は自分を解ろうとしてくれていて、
自分の幸せを願っているのだということが伝わるでしょう。

本質的な問題は、
会わせるべきか否かではないのかもしれませんね。

そして、これは親としては辛いかもしれませんが、
恋愛とは痛みを伴うものです。

とくに初恋ならなおさら成就するとは限りません。

遠距離だからこそ相手が理想化されて
現実とギャップがあることもあるかもしれません。

それでも、これも学びのプロセス。

その痛みを乗り越えるからこそ、
娘さんが人間的に奥行きや幅のある人に育ってゆくということも忘れずに。

愛あるコミュニケーションはしつつも、
失敗から学ぶ権利も奪わないであげてください。
   

ーーー

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、さらさん(40代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつもありがとうございます。
以前、川畑先生に、執着を手放すにはどうしたらよいかキーワードを
教えて下さいと質問した時、信頼、と教えていただきました。

信頼、信頼…と唱えてみるものの、または、やーめた!と思ってみるものの、
捨てられないもの。それは、妬みです。

しかも、かけ離れた人でなく、どちらかというと仲よかったり、近しい人
に対して。自分の理想とする成長方向へと向かっている気になる人が、
コツコツやるべきことをしていたり、思わぬチャンスをつかんでいたり。

私はどちらかというと怠け者で、楽な方へ流れてしまいます。
また、主人の弟が子煩悩で、子供の教育に熱心です。

私が子供にしてやりたくても主人の休みがほとんどとれないために連れて
いけない登山に、義弟は休みの日のが多い事もあり、頻繁に連れて行き、
子供たちもたくましく優秀に育っています。

主人は子煩悩ではなく、わずかしかない自分の時間はゲームや漫画や競馬
にあけくれています。

娘のクラスはひと学年6人しかいないのですが、そのクラスメイトの一人
が、義弟の娘です。しかも一番仲良しです。私が常に、娘にとってのその
従姉妹に勝つようにと言い続けているので、小1の娘はすでに何をするのも
一番になりたい気満々な子に育ちました。

今のところ大体のことは一番二番にはなりますが、いつか従姉妹に抜かさ
れるのでは、と更に主人の子煩悩でないことに腹立ちます。

そのように様々な事に妬みを感じます。

子供の頃から妬みの感情ゆえに努力できた事もたくさんあります。
今も妬みの感情から怠け心に鞭打って、子供たちと関わり、うまくいって
いる事もたくさんあります。

でも、魂を成長させることが生まれてきた目的だとずっと思っているのに、
この妬みの感情が邪魔するのです。

関係ない人には親切にできても、ライバル視している相手には親切のかけら
もできません。そんな自分が苦しいです。
~~~~~~~~~~~

自分の見せたくない、嫌な部分を正直に言えてしまうオープンなさらさん、
すごく素敵だなと思います。そして、ご自身でも既にそれが課題だと感じ
ていて、何とかしたいと思われているわけですよね。

妬みの感情、執着心や嫉妬心は、私たち人間であれば誰しもが持つ感情では
ないでしょうか。離れた人ではなく、仲良かったり近しい人に対して、
そういった感情を抱いてしまうとのことですが、それも自然なこと。

例えば、地球の反対側にいる有名人等に対して「いいなぁ」と羨ましく思う
ことはあっても、妬みの気持ちで日常生活が機能しなくなるということは、
あまりないのではないかと思います。身近だからゆえのことですね。

さて、お子さんのことに対して。

親として私たちが苦しみに思うのは、子どもが一番になれないかどうかでは
ないのですよね、本当は。さらさんにとって、一番になるということは、
イコールどういうことなのでしょうか。我が娘がクラスで一番になる、
学年で一番になる、そして従妹に負けないということは、いったい何を意味
することなのでしょうか。

「一番になること」自体が目的化してしまってはいませんか?

続きは、ビデオでお話しします……

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