友人・対人関係

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、くじらさん(50代・作業療法士)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
職場の後輩の女性(Aさん)のことでご相談させて下さい。

数か月前にAさんから「私がB君にあげたメールを、職場のみんなが
回し読みしている」と相談を受け、職場長として事実を確認、
そのようなことはないことを、他の主任2名と一緒に伝え、
納得はできていないようでしたが「わかりました」と一度、
話はおさまった感じでした。

しかし、その後「職場のみんなの目が怖い」という訴えがありました。
おそらく、不信感からそのように感じているのだと思われますが、
先月、別の環境に一時的に異動してもらいました。

併せてB君に、ここ数カ月の彼女とのやりとりを聴取したところ、
AさんはB君と付き合っているという思い込みから、
ストーカーに近い状態であることがわかりました。

直属の上司には報告済みで、産業医のカウンセリングを受けさせる
よう促されましたが…。取るべき対応方法を教えて下さい。
~~~~~~~~~~~

結論から言うと、産業医のカウンセリングを受けることがもっとも重要です。

ただし問題は、おそらく本人に病識がないということですよね。
なので、なぜ私が何も悪いことをしていないのにカウンセリングを受けな
きゃいけないんだ、産業医とアポをとらなきゃいけないんだ、というような
問題が出てくることが予想されます。

これは産業医に診断してもらわないとわからないことですが、このAさんは
おそらく被害妄想的なところがありますから、事実確認が本当にきちんと
なされて、そのような事実はなかったと事実確認ができているのであれば、
これはもうAさん側の妄想であるということが考えられます。

これは病理がそうさせている可能性があります。あるいは、行き過ぎた
パーソナリティがそうさせているということも考えられます。
臨床的には、妄想性のパーソナリティ障害、あるいは妄想性障害、
妄想を起こす可能性がある障害ですので、そのあたりも考慮しながら、
カウンセリングを受けたり、産業医に診てもらったりするのがいいのでは
ないかと思います。

同時に、周りの人々にできることもあります。彼女の言っていることを
全部真に受けずに、もしかしたら病理がそうさせてしまっているかもしれない、
彼女がそうならざるを得ない背景が何かあったかもしれないし、
何か辛い過去があって、こういった状態にならざるを得ない状況があるのかなと、
病理を理解して接するということも大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ちよりんさん(30代・準公務員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、いつもメルマガを楽しみにしています。
先生が教えてくださる新しい心の捉え方にハッとして、
心に風が吹き抜けるような爽やかさを感じることが何度かありました。

でも、今自分が抱えている悩みは、仕事を始めた2年ほど前から
ずっと解決されずに重くのしかかったままです。

職場にいる40代くらいの子育て中の女性たちの態度が意味不明です。
自分の悪いところやわかっていないことは「しょうがないじゃない」、
人が自分の思い通りに動いてくれないと責める、これが当たり前だと
思っているような態度に大変迷惑しています。

文句を言うことが、物事がわかっている証であるかのように、声高に
自分の意見を主張することが多々あります。作業効率を良くする
新しいアプリが出てきても、どうせわからない、と勉強もせずに
堂々として、そのくせ自分のやり方を人がしないと非難します。

自分のやり方を私に押し付けて、私がその通り動かないと私の上司に
文句を言い、上司も同じ世代で同じ年ごろの子供をもつ連帯感からか、
彼女の言い分をそのまま受け入れ、いつも私が悪いことになっています。

忙しいこともわかりますし、他にもご事情があるのかもしれません。
でも、だからといってなぜ私がターゲットになるのでしょうか? 
むしろ、ターゲットを必要とするのが恐ろしいと感じます。

子どもを育てること、結婚すること、一生懸命生きること、そのために
誰かに敵意や負の感情を向けなければやっていけない、そんな世界に
私は住んでいるのでしょうか。だとすれば目の前が真っ暗で夢も希望も
なく呆然としてしまいます。

自分に感じよくしてくれる人、ニュートラルにしてくれる人はたしかに
職場にいて、以前川畑先生のメルマガでそういう人たちに意識を向けている
といいとあったのは覚えているのですが、なかなかそれが実践できません。
また悪者にされるのかと心配で恐ろしいです。
~~~~~~~~~~~

30代のちよりんさんが、40代の子育て世代の先輩方、職場での人間関係で、
四面楚歌ではないですが、孤立したような状態になっているということが
伺えました。

まず、ちよりんさん、いつもメルマガをよく見て、読んでくださって、
ありがとうございます。

確かに以前、職場の中にいい人間関係もあるので、まずはそちらの方に意識
を向けてみる、というお話をしました。

今、身の回りで起こっていることで、ネガティブなこともあればポジティブな
こともあるけれど、どうしても私たちはネガティブな方に意識が行ってしまい
がちなので、ちょっと意識を切り替えて、良いことにエネルギーを注ぐ。

いいことの種に水やりをする、という表現を過去にしてきたと思いますが、
そのような姿勢を育めることが、一番はじめに大切なことになってくると思います。

ただし、そうは言っても、やはりネガティブな方がワッと覆いかぶさって
しまって、ポジティブなことになかなか目が行かないというとき、
蓋をするのではなくて、そこをちょっと見つめてみるというのはいいことです。

一方、ちよりんさんが書かれていた、「子どもを育てること、結婚すること、
一生懸命生きること、そのために誰かに敵意や負の感情を向けなければ
やっていけないのか」という、怒りが感じられる思いについて。

これはもしかしたら、ちよりんさんのバイアスがかかってしまっている部分
もあるのかなと思います。

もしかしたら、先輩たちのそのような姿は、もうオフィスの文化なのかも
しれませんよね。職場の風土というものがありますから、風土によってそう
なっているかもしれないし、例えば年功序列など、そこのリーダーシップを
とるような人たちの価値観というものが浸透しているのかもしれません。

必ずしも、結婚していることや子育てしていることが人に文句を言える立場に
いるということではなく、それは別のことだと考えてみる。そして、子育て
とか子どもを持つこと、結婚することに対して、ちよりんさんにはどのような
課題があるかというのも見てみると、過剰反応をしなくなってくるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、さっちゃんさん(30代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めまして。いつも先生のメルマガを参考にさせて頂いております。

まずは、私の性格は、クリスチャンという事もあり、人助けが好きですし、
端的にいますと、例え嫌でも、ハイと言ってしまうところがあります。
人と楽しく和やかに過ごすのがすきですが、子供の時から、
いじめられたり、無視されたりと、人間関係が器用ではありません。
成人しても、似たような負の連鎖が続いています。
より良い人間になる努力はしてますが、なぜか空回りです。

特にママ友とはうまくやって行きたいのですが、一つつまずくと、
それ以上悪化させたくないのに、バカな行動に出て修復どころか
更に叩かれという始末です。 恥ずかしいのと情けないのとで、
やりきれないです。

余計な事を言わず、静観の構えで邪魔にならず仲良くして行きたい
のですが、一度誤ってしまうと軌道修正をどうしたら良いか
分かりません。ありがたい事に、離れてはおりますが
数人の親友と呼べる、何でも話せる人がいるのには感謝です。

転勤の先々で失敗ばっかりの私、主人に影響が出ないように努めて
はいるのですが、いかんせん、どうしたら負の連鎖を断ち切り、
本来の望みである、人間関係を良好に運ぶことができるのでしょうか?

過去の出来事上、負の連鎖が経験として身についているので、
自然とその方向に、気付かずに向かっているのでしょうが、
そこにブレーキを掛け、良い方向への新しい回路を作る方法を
知りたいです。ストレス、不安にめっきり弱い私ですが、
乗り越えて、私への噂を一掃し、欠点を克服し、良い人間になりたいです。
~~~~~~~~~~~

さっちゃんは不器用なのですね。とても頑張り屋さんでいい人なのだけど、
ちょっと不器用なところが歪に出てしまっているのだろうなというのが、
ご相談の文面から読み取れます。

まず、転勤が多いということなので、おそらく、やっと人間関係を作ったら
次、人間関係を作ったら次、と適応しなくてはいけない状況がたくさん
あったのでしょう。

そういった状況の中でどうやってサバイブしていくかという方法論として、
自分を抑圧する、抑える、そして、クリスチャンということもあるとのこと
ですが、自分のことは抑えて、自分のニーズは満たさずに人のニーズを満たす
のに、一生懸命に頑張り過ぎてしまったのではないでしょうか。

相手がしてくれているサポートが自分にとって欲しいサポートであれば、
人間関係は良好になります。ところが、さっちゃんは、おそらく
「こういうふうにしてもらったら、相手がうれしいだろうな、喜ぶだろうな」
と、もし、さっちゃんがそのようにされたら喜ぶこと、うれしいこと、
満たされることを、相手に一生懸命頑張ってされているのではないかと
思うのです。いかがでしょうか?

ところが、さっちゃんにとってはそれがよかったとしても、相手がそれを
望んでいるとは限らないわけですね。ですから、何か人を助けたいと思って
働きかけるときは、本当に相手が望んでいるものは何だろうと、まず確認を
してから、実際の行動に移すのが賢いやり方です。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ラッコさん(40代・医療関係)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
マンションの管理人さんの過干渉で困っています。
50後半から60才代の男性です。
気さくでひとなつこい方で、仕事が楽しくて仕方がない、
マンションに来るのが楽しみと言っておられます。
自分からみんなに話しかけ、あれこれ手を貸してくれようとします。

勤務時間は朝8時から16時なのに、朝7時にはやってきて、
住人をみると元気良く、おはようございまーす!と言います。
私は朝7時台に近所のコンビニで買い物しているのですが、
コンビニに入ってくると、そこでも、おはようございます! 
のんびり早朝の散歩から帰ってくると、マンションの通りに出ていて、
お帰りなさーいませ!と言います。

いずれも管理人さんの勤務時間前の朝時間です。
なので、朝のごみ出しやそのついでに、ちょっとコンビニで買い物がてら
散歩したりが楽しみだったのに、外出できなくなってしまいました。

嵐の日は、皆様さんがご不安でしょうと言って、工事現場みたいな
ヘルメットをかぶり泊り込んでおられました。タクシーを呼ぼうとすると
「え、お金かかっちゃいますよ」と言われてしまい、
本当は呼びたかったのに呼べなかったこともありました。

悪い人ではないので余計に苦しいです。

だんだん日常生活に支障をきたすレベルになり、悩んでいます。
~~~~~~~~~~~

ラッコさんは、相手のことにとても配慮する誠実なお人柄なのでしょうね。

かつて受けたことのある相談で、マンションの管理人さんが全然挨拶したりせず
不愛想で、自分は嫌われているのではないかと気にしている、という内容が
ありましたが、それとは全く逆で、過干渉ということですね。

確かにここまでくると、何だかプライバシーをずっと監視されているような
気がする人が出てきても仕方ない行動だと思います。

そして、ラッコさんが気になってしまって、日常に支障をきたし始めてしまった、
外出できなくなってしまったというのは、かなり病的な領域に入ってきて
しまっていると思われます。

ここについては、思っているんだけれど言っちゃいけないというような
基本信念が、ラッコさんご自身の中にありませんか。
相手の気分を害することは、たとえ自分が気分を害されたとしても、
言ってはいけないと思ってはいないでしょうか。

日頃から、言いたいことがあったとき、言っているのであれば、さほど
問題はありません。が、我慢しなきゃいけないという抑圧がフラストレー
ションやストレスを溜めたりして、時に病的な状態にまで追いやって
しまいますから、ここを溜めないようにしていくことが大事になります。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:いつも適切で的確な先生のお答えを
参考にさせていただいております。

今日は私の悩み事にアドバイスを頂ければと思い
お便りさせていただきました。

私には知り合って長いお友達がいます。
彼女は明るく朗らかで、とても良い人です。
色々な面で長けていて周りにいつも刺激を与える人です。

彼女のそう言った才能は自他共に認めるところで、
彼女自身とても自信家です。

それはもう分かりきっていることで、
自信があるのは良いのですが、それがとても鼻につくことがあります。

付き合いの長い私と二人だけで話している時は良いのですが、
そこに新しく知り合った人や普段いつも会わない人が会話に加わると、
話している内容は彼女がすべて自分の事に持って行ってしまいます。

彼女自身の仕事の素晴らしさ、あるいは、
彼女の友達は「凄い人」「偉い人」だと言うことを
常に会話に持ち出して、自慢話になってしまいます。

また、そういった話がしたくてたまらない、という感じで、
人が話しているのを遮ったり、人が話しているのに、
自分の話を始めて会話をそちらに持っていったりすることが多々あります。

こんな時、私は自分の話をするきっかけが掴めないほどになってしまい、
会っていても楽しくなく、かえって疲れて帰ってくることが最近よくあります。

彼女は話足りないと、またすぐ会おうといって連絡をしてきますが、
私はしばらく時間をおかないとその気になれません。

彼女はとても良い人で尊敬されているにも関わらず、
友達が少ないのはそのせいだろうと私は睨んでいます。

そんな所をうまく彼女に伝えて、
これからより良い友情を築ければと思うのですが、
どうもその伝え方が分かりません。

何か良い言い方、方法がありましたら、ご教授ください。

よろしくお願いします。

【ぷっちん・40代・事務員】

―――――――――――――――――
A:FROM:川畑のぶこ

長年の友との関係が煩わしくなってきているのですね。

ぷっちんさんは今後そんな彼女と
うまくやっていきたいと思っているでしょうか?
それとも正直しばらく距離を置きたいと思っているでしょうか。

心の声に耳を傾けてみてください。

相手を変えるのは難しいかもしれませんが、
相手との関係性を変えることは比較的容易で、
ぷっちんさんの意思次第です。

もし、ぷっちんさんがご友人と
しばらくは距離を置きたいと思っているのであれば、
誘いに乗るのをやめたり、頻度や時間をミニマムにしたり
するのが効果的かと思います。

要するに、やんわりとNOというということです。
ご友人からすると、これまでいつでも付き合ってくれたぷっちんさんなのに、
最近付き合いが悪いなと思うかもしれません。

おそらく、ご友人のオプションは、
それでも大切な友人だから会えるときに会えれば良いと受容するか、
話を聞いてくれないのならぷっちんさんとは距離をとるようになるかの、
どちらかではないでしょうか。

前者であれば、その友情は長く続くでしょうし、
もともとぷっちんさんが無理に相手に合わせたり、
過剰に喜ばせようと努力しなくても続く関係であったということです。

万々歳ですね。

ところが、相手が常に我慢してくれて自分に合わせてくれるからこそ
付き合っている関係であれば、
もともと健全な関係ではありませんし、長続きしないでしょう。

ゆえに、ご友人が離れていくことはやはり万々歳ですね。

ん?そうでもないでしょうか? そうですね。微妙ですよね。

これまでのウン年間はいったいなんだったのかと。
ここがぷっちんさんの試されるところです。

「友人が離れていくこと=私に友人としての価値がないことの証明」
と受け止めると、辛くなってしまうでしょう。
自分の存在価値を証明するのに、無理をして
友人との関係を維持する無意識がはたらくかもしれません。

確かに「常に私の話を聞いて欲しい」というご友人のニーズを
ぷっちんさんは満たせないかもしれませんが、それはイコール
ぷっちんさんが友人としての価値がないということではありません。

私たちはみんな、それぞれの人生の課題を持っています。

ご友人には、それが単なるエキサイティングな近況のシェアではなく、
常に自分の話ばかりになり、相手の話を聞けないのであれば、
彼女の求めているものは友情や絆ではなく
自分の価値の確認かもしれません。

「自分はすごいことを成し遂げて、
  “凄い人”や“偉い人”とつながっているのだから、
  私だってすごいと認めて欲しい
  (なぜなら私自身がそうだと信じきれていないから…)」

と、どこかに優越コンプレックスを抱えていて、
それをクリアする課題があるのかもしれません。

すごいことをしなくても、すごい人が周りにいなくても、
私は私なりに価値のある存在で、他の人も同様である
ということに気づけたなら、
みんなの話をことごとく奪い、自分の話に持っていく必要が
無くなるかもしれませんね。

そのようなご友人の複雑な部分を
深い理解と慈愛の眼ざしで見てあげることができれば、
ぷっちんさんの痛みも薄れるのではないでしょうか。

逆に、そのような「優れた」友人に必要とされることで、
自分は価値のある人間だと確認したいという劣等コンプレックスが
ぷっちんさんの中にあるのなら、
彼女に必要とされようがされまいが、私は私なりに価値がある存在で、
他の人も同様であると、そのようなコンプレックスを克服することは
ぷっちんさんの課題となるでしょう。

「私の話なんて彼女の話に比べたら、
 取るに足らないもので語る価値などない」と思っていませんか?

友情を育むのに、話す価値の有無で話しをする必要はありませんし、
くだらないことでも笑いあえるのが友情でしょう。

ですので、やんわりNOを言う以外にも
「こんどは私の話も聞いてもらっていい?」と
率直に伝えることもひとつの対策です。

彼女から再度お誘いがきたなら間髪入れずに、
「こんどは私の話も聞いてね〜(^0^)/♪
 本当は私も話したいこといっぱいあったんだけど、
 時間切れで10分の1も話せなかったからー(笑)」
などと軽やかに伝えてみてはいかがでしょうか。

言いたいことが率直に伝えられたことで、
わだかまりが無くなることだってあります。

相手も「私ばかり話しちゃってごめん!
 今度はぷっちんの話を聞かせてね!」
とちょっと反省モードで返ってくるかもしれませんね。

今まで周りの人も何も言わないし、
話さないからそれで良いと思っている可能性もあります。

周囲が合わせすぎることで、
ご友人が気づき反省するきっかけを奪っていたとも考えられます。

もちろん、率直なコミュニケーションで関係がくずれるなら、
やはりそれは最初から長続きする人間関係ではなかったのでしょう。

そうであれば、しがみつく必要もないのではないでしょうか。

彼女以外にぷっちんにふさわしい友人関係を
大切にしてくださいというサインかもしれません。

ーーー
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

180514

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、aikoさん(60代・自営業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、毎回視聴し、ご助言を指針にしております。

4月16日のひまちゃんさんのご相談は、
私にとってタイムリーです。
私も乳がんで約2週間後に手術の予定です。

ただひまちゃんと違うのは、
信頼できる先生にめぐりあえたかどうかという点です。

近所の大学附属総合病院の乳腺外科にかかっていますが、
じっくり考えてその病院を選んだわけではなく、
病院を選ぶ時点で夫がそこに入院していたため、
私もなかば自動的にその病院にかかることにしました。

外来を担当するのは3~4人の医師で、毎回診察する医師が違います。
ある時、誰を主治医をと思ったらいいのでしょうかと尋ねたら、
みんな主治医と思ってくれていいと言われました。

そう言われても、毎回違う医師に会うので
信頼関係がなかなか深まらないように感じます。
エコーも技師任せで実際に診察していただいたのは生検のときだけです。
このような中で手術に臨むのが不安です。

ただ、今の病院は家から近いというメリットがあり、
将来を考えると転院せずにかかり続けるのがいいのかなと思うのです。
このような中、どのように医師とコミュニケーションを図り、
信頼感を養っていけばいいのでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

aikoさんのようなお悩みを抱えているがん患者さんは
たくさんいらっしゃると思います。

医師と自分との相性が合わないなとか、ちょっと方針が不明確で
不安だなという場合は、もちろん、セカンドオピニオンや
サードオピニオンをどんどん聴いていくことが好ましいと思いますし、
その中で、「この先生なら、私、信頼できるな」と、
主治医となるような先生に巡り合えたのであれば、
それはそれでよいことだと思います。

ただ、もう方針が定まっていて、治療の方針に特に問題があるという
わけではなく、ちょっとした細かなことをコミュニケーションするのに、
一回一回その先生に伝えなくてはいけないとか、あるいは
毎回先生が違うから、言いたいことやちょっと確認したいことを伝えづらい
というような場合は、先生ではなく他の人に相談してみるという手もあります。

大学病院の付属の病院ということですから、おそらく、
がん相談支援センターというのがあると思います。厚生労働大臣が認めた、
高い質の伴ったがん治療を提供する病院に指定されている全国の施設には
必ず設置されているセンターです。おそらくaikoさんが通院されている病院
にもあると思われますので、そこに立ち寄って相談したらいいと思います。

また、厚労省に指定されているがん拠点病院ですと、患者会もやっています。
患者さんの心理面のケアもきちんとするように条件があるのです。
なので、がん診療連携拠点病院に行って、患者会はありますかと訊いて、
あったら、そういった所に参加するのもよいでしょう。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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180402

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、マシュマロさん(60代・無職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、こんにちは!
 人間関係で悩んでいます。
私は知人の紹介である宗教に入会して3年半ぐらいになります。
その方は私より3カ月ほど先に入会、それまでにもいろいろな宗教を
はしごされていて、現在に至っています。

そんな2人を、先輩の法友の方が、学習会を開いて指導してくれるように
なり、2人で学んでいました。その方は私とは対照的で、とても生真面目
で一生懸命勉強される方でしたが、人にはいろんな考え方や違いがある
ことをなかなか受け入れられない人で、人を表面だけ見て判断し批判する人
でした。人のすることや家庭のこと等、何でも知っていないと納得しない方
です。それに対して私は、細かな事にはこだわらない大雑把な性格だと
思いますが、人に対してはそれなりの気遣いはできるほうだと思っています。

しばらくして、その環境にも慣れてきた頃、ある法友の方から、
陰で私のことを大嫌いだといろんな人に言いふらしていると聞き、
とてもショックを受けました。その方は私が時間に遅れてくるから、
嫌だと言っているようです。2人の学習会では遅れて来ることは無かった
ですが、母の介護と車の渋滞で、祈願祭に間に合わないことがたまに
ありましたが、きっと他に気にいらないことがあるのだと思います。

その方とは、会えば普通に話していますが、何か心にシコリのようなものが
ありスッキリしていません。そんな事が何回もあるので、他の関係のない人
にも悪口を言いふらしているので、本人に何が気にいらないのか聞いて、
自分の反省する所は反省し、相手に対しても言うべきことは、
伝えていかないといけないと思っていますが、
どのようにしたらよいものか、ぜひアドバイスをお願いします。
~~~~~~~~~~~

お友達は、新しく入会されたマシュマロさんのことを大事に思って、
また、一緒に一生懸命勉強しようと思って、誘ってくれたり
教えてくれたりしたのでしょうね。

宗教の有無に関わらず、今、マシュマロさんが悩んでいらっしゃるようなことは、
日常の社会の中でもよく起こることですね。職場で起こったり、ママ友の間で
起こったり、友人関係で起こったり、学校で起こったり。

どこに行っても、このようなタイプの人というのは少なからず存在しますから、
それに対してマシュマロさんがどのように向き合っていけばいいのかということ
に関しては、まず最初に、マシュマロさんが、この方と今後お付き合いをして
いきたいかどうかということですね。

同じ場に居合わせる機会は今後も必ずあるでしょうから、そこにマシュマロさん
が関わっている以上は、全く接触しないということは不可能に近いと思います。
ですが、今までと同じような頻度や質で、今後もお付き合いしていきたいのか
どうか。そこをよく考えてみましょう。

マシュマロさんとは全く反対のこの方といることが、ご自身にとって困難だと
思うような状況になりがちだということであれば、それを試練として受け止めて
克服していきたいのか、それとも、このタイプの人とはお付き合いしたくないと
思うのか、そこをはっきりさせておくことをお勧めします。

実際のコミュニケーションのポイントについても、私なりのアドバイスをさせて
いただきますね。
 
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Q:人間関係に悩んでいます。

孤独を恐れずに自分を信じて生きるにはどうしたらいいでしょうか?

川畑先生 いつも大変参考になり
毎週メルマガを楽しませていただいています。
どうもありがとうございます。

私は若い頃から人間関係に悩み続けてきました。
50代になっても相変わらず悩みはつきません。

現在の悩みは、私は人が怖い事。
集団活動が苦手であることです。

それとは裏腹に心は、人と接点を持ちたい、わかり合いたい、
頼りにされるような存在になりたい、

自分が自分らしくいられ、
受け入れてもらえる居場所が欲しいのです….
孤独になる事をとても恐れています。

自分なりの努力として、周りに気を使ったりしてきました。

結果は周りに振り回されてしまい、日々が苦しくなり、
ますます周りが怖くなる繰り返しです。

自分を見失ってしまい理想の形と現実のギャップに陥りました。

他人のご機嫌とりは疲れるだけで、
自分はいつも損ばかりに思うようになり
他人に対して怒りまで湧いてくる有様です。

他人アレコレ対策では上手くいかないという経験を踏みました。

そして色々やるうちに
他人とコミュニケーションが上手くいかないのは
相手の価値観の違いを受け入れられないで
反発している自分を発見しました。

価値観の違う合わない人にまで
相手に合わせようと無理している私です。

価値観の違いを認められ、自分の大切にする生き方がしたいのですが、
嫌いな人だらけの私が人に合わせる事をやめて
孤独になる事が恐ろしいのです。

でも、他人の顔色をみる生き方は苦しくて….
孤独を恐れずに自分を信じて生きるにはどうしたらいいでしょうか?

よろしくお願い致します。

【まねきねこ・50代・主婦】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

孤独感ほど私たちの心を蝕むものは無いのではないかと思います。

私たちはみんな心の平安を得たいと思っていますし、
そのためには孤独を避け、人と繋がっていたいと思うわけで、
これは自然な心の営みです。

まねきねこさんも孤独にならぬよう
人とつながる努力をされてきているのですね。

私たちは人とよりよく繋がろうとするときに、
どうすれば相手がより喜んでくれたり、心地よく感じてくれたりするか
と考え、相手のニーズ(心の欲求)を満たす努力をします。

これは相手と繋がるための常套の戦略ですね。

ただし、その戦略がうまくいったことに味をしめて、
相手のニーズばかりを満たそうと努力していると、
やがてそれは苦しみに変わってきます。

無理をしていると、どんなに相手が喜んでくれたり、
自分のことを良く思ってくれたりしても、
自分自身はそれが素の自分ではなく偽りの自分と感じているので、
自分は相手を欺き、相手は自分に騙されているような感じがしてしまいます。

相手は好きでいてくれているのは無理に作られた私。
本当の私ではないと知っているのですから、
素直に喜べないですし、薄っぺらいつながりと感じてしまいます。

そのような関係に心の平安は得られないでしょう。

もし、まねきねこさんが、
「人は無理をした私しか関わりたくないはず」と思っているのなら、
その考えを改めてみることをお勧めします。

相手に合わせれば、たしかに相手の負担は減り、
まねきねこさんとの関係を心地よいと感じる人も
多くいることと思います。

ところが、無理して合わせてくれていることに、
心地悪さを感じる人もいます。

気を遣われると、くつろげるどころか、
自分も気を遣ってしまうから疲れるという人も少なくないのです。

まず、誰とでも仲良く繋がる努力をやめてみてください。

そして、自分が無理をしなくてもよい相手、すなわち、
価値観がまねきねこさんに近い人は誰かを振り返ってみて、
まずは意識的にそのような人たちと交流することを
心がけてみてはいかがでしょうか。

みんなと繋がっていなくても人生は機能しますし、
むしろ選び抜かれた人間関係の方が
より人生は豊かに機能するでしょう。

価値を共有できる人との時間、心の居場所ができたなら、
他の人と多少価値観が合わなくても、それはそれと
ゆとりを持って接することができるようになるかもしれません。

多様性が私たちの住む世界を豊かで面白いものにしてくれます。

相手と違う自分もその豊かさの一部。
自分と違う相手もその豊かさの一部。
多様性の豊さを思い出してみてください。

ーーー
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Q:2年程前にサークルで親しくなった人がいます。

1年前に県外に引っ越され、その後はFBでたまにコメントする程度で、
個人的に会ったり連絡し合う仲ではありませんでした。

今年、あるイベントで再会し、
バスに乗り遅れたので泊めて欲しい、と頼まれ我が家に泊めました。

最近も、また同じイベントがあり、また泊めてと言われ泊めました。

前回は手ぶらで、今回も千円程度の菓子だけで、
また今後も泊まるつもりのようで、あまりにも軽く考えているようでした。

数日後、やっとお礼メールがあった際、
「泊めるのは、今回までね」と理由を言わずに伝えたら、
「何か失礼があったらすみません」と、わかってないようなので
「泊めるのは、布団や食事の用意や片付けが大変なんです」
と言ってしまいました。

次に泊めてと言われた時に断わり、今は波風立てない方が良かったのか、
言わなくても言っても心がざわつく感じです。

彼女から、まだ返信はありません。
どんな対応が良かったのでしょうか?

【かずぽん・50代・歯科衛生士】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

自分にとって負担なことを相手が気づかずに求めてくる。
それに応じてきたけれどもこれ以上は無理なので、それをストレートに伝えた。

でも、その伝え方でよかったのか、相手を傷つけていないか、
と悩んでいらっしゃるのですね。

かずぽんさんが自分の思っていることを伝えたのは正しい判断だと思います。

このまま無理を続けていたら、どんどん相手を嫌いになってしまいますよね。
それは相手の望むことでもないと思います。

おそらく、相手の方は、他の人たちとも、ひとたび仲良くなれば
気楽に泊まったり泊めたりするタイプの方なのかもしれませんね。

私たちは、自分のごとく相手のことを考えがちですから、
自分にとって負担でないことは、相手にとっても負担でないと思いがちです。

あるいは、自分は負担なことは断るから、
相手が断らないのであれば、それは負担ではなく、好んでしてくれていること、
と思っているかもしれません。

もちろん、中には使えるものはなんでも使えと思っている人もいるでしょう。
その場合は早々縁を切ったほうが良さそうですし、
縁の切り方(伝え方)にこだわる必要もなさそうですね。

いずれにせよ、相手と自分は違うことを理解することは、
この類の問題を悪化させないために必要な姿勢ではないでしょうか。

かずぽんさんからすれば、負担となることを軽々しく頼む人ですが、
相手からすると、負担ではないから軽く頼めたのかもしれません。

この辺の価値観は確かめてみないことにはわかりません。

できるだけ波風立てずに相手に自分の価値観を伝えるには、
「私にとって」という言葉でコミュニケーションを始めると良いと思います。

「あなたが非常識だ」という文脈で伝われば、これは関係を悪化させるでしょうが、
「私はこういうタイプなんだ」と伝われば、不要な摩擦は避けられるでしょう。

たとえば、

「…気軽に泊まったり泊まらせたりする人もいて、
〇〇さんは誰も分け隔てなく泊めるタイプなのだと思います。
そうなれたら楽だろうなぁと羨ましく思う部分もあります(^-^)

けれど、私は自分の家に誰かを泊めるとなると、あれこれ気を使うタイプで、
その相手が誰であれ、物理的にも心理的にも負担になるタイプなのです(>_<)

〇〇さんとはこれからもお互いに気負いのない良い関係でいたいので、
一緒に外で食事をしたり、お茶をしたり、イベントに参加したりするのは
とても楽しいし、これからもご一緒したいのだけど、
お泊まりだけは次回からNGにさせてね!」

などといった具合です。

あなたの問題でなく、私の問題として話をします。

相手を批判することなく、相手の気づいていなかった問題に気づかせる
チャンスにもなるわけですね。

どちらが「正しい」「悪い」ではなく、
私たちは単純に「違う」のだと、理解できれば十分なわけです。

違いがなくて当然という考え方が全ての摩擦を生みますから、
ここはお互いに柔軟性を育むトレーニングと思って、
相手と接してみることをお勧めします。

違いはあって良いのです。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、けいこさん(60代・専業主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
毎年この時期になると、年末年始のあいさつをはじめ、
人付き合い全般について考えさせられます。

私は3年ほど前より、それまで100枚以上出していた年賀状を出さないこと
にしました。毎年、年賀状の時期に儀礼的にしかやり取りしない人も多く、
これからの人生、そこに手間や時間をかけるよりは、お互いが本当に
つながり続けたいと思う人との関係性を大事に育んでいきたいと思ったからです。

毎年来ていた私からの年賀状が届かなくなったことで、たくさんの友人知人
から「どうした?元気?」と心配してもらったり、電話をもらったりしました。
私の考えを伝えると、わかる人はわかってくれ、「わかった。じゃあ、
負担をかけると悪いから私も出さないことにするね。その代わりメールとか
ラインでやりとりしようね」などと言ってくれ、それはそれであたたかく、
うれしいものでした。

が、そんな私の思いも、完全にすべての人に伝えることは難しいものですね。
昨年も今年も、例年通り「ご無沙汰しています。元気ですか?」と便りを
くださる方はまだまだいらして、その方への返事を出さないのはやはり
不義理なのでは……と思ってしまう自分もいます。

年賀状をやめただけでは、結局スッキリはしておらず、今年も年初から
なんだかモヤモヤしています。

川畑先生は、年賀状はじめ、人付き合いをどのようになさっているのでしょうか? 
参考にさせていただけることがありましたら、ぜひ教えてください。
~~~~~~~~~~~

年末年始にかけて、けいこさんと同じような思いで、年賀状を書いたり、
書かなかったりした人、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は「人付き合いの考え方」ということですが、特に年賀状を通して、
いうならば人間関係の<断捨離>をどうやって行っていくかということ、
特にそのあたりをポイントにお伝えしたいと思います。

私自身は年賀状を書いていないです。数年前からやめました。
やめるときに、日頃からよくやり取りしている友達には、「今年から
出さないからね。年賀状、断捨離したから」と伝えるようにしました。

出さなくなると、だんだんフェイドアウトしていきます。
やはり「ご無沙汰しています。お元気ですか?」だけのやり取りの人たち
というのは、だんだんフェイドアウトしていきます。

私がこのときにいつも大事にしているのは、「信頼する」ということです。

必要なときに必要な人間関係をちゃんと構築できる。たとえこの数年間、
年賀状のやり取りをしなくて、年賀状ではフェイドアウトしても、
何か連絡をとる必要性があったり、「どうしてるかな?」と気になったり
すれば、今の時代、電話をしたりメールをしたりすることが可能ですよね。

なので、つながれる人にはちゃんとつながれるということを信頼して、
年賀状はやめることにしました。

人間関係も全般的にそのような感じです。つながる人とはつながるし、
つながらない人とは自然に切れるし、また必要があればつながるだろうし、
というような感じです。

けいこさんの場合、「わかった」と言ってくれる人はいいわけですよね。
じゃあ、そうは言っても送り続けてくる人に対してどうしたらいいのだろう
ということ、、、

  
続きは、ビデオでお話しします……

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 ★★★新春企画「なりたい私」大募集!!★★★
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年頭(1月1日)配信のビデオの中で
川畑のぶこからもお願いさせていただきましたが、
あなたは、今年、どんな自分になりたいですか?

「なりたい私」について、ぜひ川畑のぶこに教えてください!
その目標・理想の手前に立ちはだかる「でも、こんな状況が…」
「こんな思いが…」という<足かせ><お悩み>も
併せてシェアしてくださいね。

いただいたご相談の中からいくつかを、1月下旬以降の
ビデオメルマガでご紹介し、川畑のぶこがお答えします。

こちらのフォームからお送りください。
ご相談の冒頭に「なりたい私」とご記入くださいね!
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―――お願い―――

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