仕事・職場

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、くじらさん(50代・作業療法士)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
職場の後輩の女性(Aさん)のことでご相談させて下さい。

数か月前にAさんから「私がB君にあげたメールを、職場のみんなが
回し読みしている」と相談を受け、職場長として事実を確認、
そのようなことはないことを、他の主任2名と一緒に伝え、
納得はできていないようでしたが「わかりました」と一度、
話はおさまった感じでした。

しかし、その後「職場のみんなの目が怖い」という訴えがありました。
おそらく、不信感からそのように感じているのだと思われますが、
先月、別の環境に一時的に異動してもらいました。

併せてB君に、ここ数カ月の彼女とのやりとりを聴取したところ、
AさんはB君と付き合っているという思い込みから、
ストーカーに近い状態であることがわかりました。

直属の上司には報告済みで、産業医のカウンセリングを受けさせる
よう促されましたが…。取るべき対応方法を教えて下さい。
~~~~~~~~~~~

結論から言うと、産業医のカウンセリングを受けることがもっとも重要です。

ただし問題は、おそらく本人に病識がないということですよね。
なので、なぜ私が何も悪いことをしていないのにカウンセリングを受けな
きゃいけないんだ、産業医とアポをとらなきゃいけないんだ、というような
問題が出てくることが予想されます。

これは産業医に診断してもらわないとわからないことですが、このAさんは
おそらく被害妄想的なところがありますから、事実確認が本当にきちんと
なされて、そのような事実はなかったと事実確認ができているのであれば、
これはもうAさん側の妄想であるということが考えられます。

これは病理がそうさせている可能性があります。あるいは、行き過ぎた
パーソナリティがそうさせているということも考えられます。
臨床的には、妄想性のパーソナリティ障害、あるいは妄想性障害、
妄想を起こす可能性がある障害ですので、そのあたりも考慮しながら、
カウンセリングを受けたり、産業医に診てもらったりするのがいいのでは
ないかと思います。

同時に、周りの人々にできることもあります。彼女の言っていることを
全部真に受けずに、もしかしたら病理がそうさせてしまっているかもしれない、
彼女がそうならざるを得ない背景が何かあったかもしれないし、
何か辛い過去があって、こういった状態にならざるを得ない状況があるのかなと、
病理を理解して接するということも大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ちよりんさん(30代・準公務員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、いつもメルマガを楽しみにしています。
先生が教えてくださる新しい心の捉え方にハッとして、
心に風が吹き抜けるような爽やかさを感じることが何度かありました。

でも、今自分が抱えている悩みは、仕事を始めた2年ほど前から
ずっと解決されずに重くのしかかったままです。

職場にいる40代くらいの子育て中の女性たちの態度が意味不明です。
自分の悪いところやわかっていないことは「しょうがないじゃない」、
人が自分の思い通りに動いてくれないと責める、これが当たり前だと
思っているような態度に大変迷惑しています。

文句を言うことが、物事がわかっている証であるかのように、声高に
自分の意見を主張することが多々あります。作業効率を良くする
新しいアプリが出てきても、どうせわからない、と勉強もせずに
堂々として、そのくせ自分のやり方を人がしないと非難します。

自分のやり方を私に押し付けて、私がその通り動かないと私の上司に
文句を言い、上司も同じ世代で同じ年ごろの子供をもつ連帯感からか、
彼女の言い分をそのまま受け入れ、いつも私が悪いことになっています。

忙しいこともわかりますし、他にもご事情があるのかもしれません。
でも、だからといってなぜ私がターゲットになるのでしょうか? 
むしろ、ターゲットを必要とするのが恐ろしいと感じます。

子どもを育てること、結婚すること、一生懸命生きること、そのために
誰かに敵意や負の感情を向けなければやっていけない、そんな世界に
私は住んでいるのでしょうか。だとすれば目の前が真っ暗で夢も希望も
なく呆然としてしまいます。

自分に感じよくしてくれる人、ニュートラルにしてくれる人はたしかに
職場にいて、以前川畑先生のメルマガでそういう人たちに意識を向けている
といいとあったのは覚えているのですが、なかなかそれが実践できません。
また悪者にされるのかと心配で恐ろしいです。
~~~~~~~~~~~

30代のちよりんさんが、40代の子育て世代の先輩方、職場での人間関係で、
四面楚歌ではないですが、孤立したような状態になっているということが
伺えました。

まず、ちよりんさん、いつもメルマガをよく見て、読んでくださって、
ありがとうございます。

確かに以前、職場の中にいい人間関係もあるので、まずはそちらの方に意識
を向けてみる、というお話をしました。

今、身の回りで起こっていることで、ネガティブなこともあればポジティブな
こともあるけれど、どうしても私たちはネガティブな方に意識が行ってしまい
がちなので、ちょっと意識を切り替えて、良いことにエネルギーを注ぐ。

いいことの種に水やりをする、という表現を過去にしてきたと思いますが、
そのような姿勢を育めることが、一番はじめに大切なことになってくると思います。

ただし、そうは言っても、やはりネガティブな方がワッと覆いかぶさって
しまって、ポジティブなことになかなか目が行かないというとき、
蓋をするのではなくて、そこをちょっと見つめてみるというのはいいことです。

一方、ちよりんさんが書かれていた、「子どもを育てること、結婚すること、
一生懸命生きること、そのために誰かに敵意や負の感情を向けなければ
やっていけないのか」という、怒りが感じられる思いについて。

これはもしかしたら、ちよりんさんのバイアスがかかってしまっている部分
もあるのかなと思います。

もしかしたら、先輩たちのそのような姿は、もうオフィスの文化なのかも
しれませんよね。職場の風土というものがありますから、風土によってそう
なっているかもしれないし、例えば年功序列など、そこのリーダーシップを
とるような人たちの価値観というものが浸透しているのかもしれません。

必ずしも、結婚していることや子育てしていることが人に文句を言える立場に
いるということではなく、それは別のことだと考えてみる。そして、子育て
とか子どもを持つこと、結婚することに対して、ちよりんさんにはどのような
課題があるかというのも見てみると、過剰反応をしなくなってくるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、さくらさん(30代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
乳がんを患い一年休職後、体力的に販売職が厳しいので、事務職に配置転換
をしてもらい復職しました。初めての事務職に戸惑いながらも、体力的に
助かるので早く仕事を習得したいと、出来る限りの努力をしてきました。

しかし、ほかの人と比べてできる仕事が少なく、乳がん治療で優遇されて
いることに対し、同僚からずうずうしい、癌で優遇されてラッキーね、
などと罵倒されたり、仕事を教えてもらえずバカじゃないの、脳みそ使え、
などと罵られたりする日々に、ストレスがひどく体調を崩す日が増え、
ついに癌が再発してしまいました。それでも変わらず続くパワハラに
精神的に参り、仕事を休職せざるを得なくなりました。

会社に異動したい旨を伝えましたが、今回のパワハラは、あなたの能力不足
からくるものであなたに会社はいつまで優遇しなければいけないのか、
などと話の内容をすり替え、結局は私が非難されることとなりました。

私は働かなければ生活ができないので、仕事を辞めることはできません。
でもこれ以上のストレスはかけたくありません。
どう思って毎日をすごせばよいのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

病気の後、異動をリクエストして、実際そのようになるというのは
とてもよいことですね。体力的にも精神的にも辛い部署から、比較的楽に
仕事ができる所に異動して仕事ができるようになったというところまでは
非常によいアクションを起こされたのではないかなと思います。

ところが、さくらさんの場合、事務職が初めてだったのですね。
初めてであれば、もちろんできないことはあって当然です。

それができるようになるまで、様々なアドバイスをもらったり、
注意を受けたり、時として本当に大きなミスをしたら叱られることもある
のかもしれませんが、やはり厳しい仕事の社会ですから、
そのようなことはどうしても起こってしまいます。

ただし、パワハラと教育するということは全く別です。
能力不足だからといってパワハラをしていいのかというと、
そうではありませんね。

暴力やハラスメントに対しては、理由が何であれ
「NO」と言う態度をとらなければいけません。
でもそれがなかなか言えない……だから苦しくなってしまうのですよね。

さくらさんのためにはもちろん、周囲の人や会社にとってもプラスになる
立場の取り方、エネルギーの使い方を、
私なりにアドバイスさせていただきます。
 
続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

年頭のビデオメルマガで募集いたしましたテーマ「なりたい私」に、
たくさんのお声やご相談をお寄せくださいまして、ありがとうございます!

その中から今日は、マンディさん(46歳・会社員)のご相談にお答えします。
「なりたい私」は引き続き募集中ですので、ぜひお寄せくださいね!

~~~~~~~~~~~
生きるヒントをいつもありがとうございます。


<なりたい私>=自分がやりたい仕事を見つけたいのです。


大学を卒業してからずっと、モノづくりの仕事に就いていました。
出産・復帰を含め15年経ったところで、体調を崩し、寝たきりになりました。
4年半かけて回復し、同じ会社の事務的な仕事に復帰しました。
この事務的な職場では、体調を調整しながら2年を過ごしました。
この2年は、とても私のペースに合っていて、
毎日楽しく仕事に打ち込むことが出来ました。

モノづくりの部署では早朝から深夜まで働くことが殆どでしたが、
作る喜びがありました。
でも、時間に余裕のある事務的な職場では、こんなことも考えていました。

モノづくりは私に合っていたのか。やりたくて入社し始めた仕事ですが、
辛いことも多く、結果、身体を壊してしまいました。
あの仕事は私の得意分野ではなかったのかもしれない。
しかも作りたかったものは全部作った。
年齢も重ねたし、違う仕事をやってみたい。

ところが、若い頃はやりたい仕事が沢山あったのに、今は何も思いつかないのです。
ですから、私がやりたいことが見つかる私。楽しく仕事をする私。
これまでやったことのない仕事をやる私になりたいのです。


そう思っている中、この度、またモノづくりの部署に異動が決まりましたが、
殆ど興味を持てません。やりたいことが決まれば、それに向けてすぐ行動するのに!
と歯がゆい思いもあります。

自分の強みや得意分野、興味が思いつかないなんて、
今までの人生になかったことで、驚いています。
~~~~~~~~~~~

マンディさんは、とても精力的にお仕事に取り組んでこられたのですね!

今、いったい自分は何がやりたいんだろう、とわからなくて悩んでいる方は、
他にもたくさんいらっしゃると思います。

まず、マンディさんが、私どうなんだろう、どこに向かいたいんだろうと
振り返り始めたこと自体がとても大きいことです。
何か新たな風が吹き込む前なのかもしれませんね。

人生にはアップダウンがありますし、バイオリズムとでも言いましょうか、
波があります。
何か新しい風が入ってくる前だから、今このような虚無感や虚脱感を
感じるのかもしれない。だからもう少し待ってみよう。
このような姿勢も、よいのではないでしょうか。

既にたくさん持ちすぎていると、新しいものが入ってこようとしても
はね返してしまったり、入ってくる余地がなかったりします。
大きく変換するとき、虚無感・虚脱感というのは、ある意味正しい感覚
なんだなと捉えてみるのもいいかもしれませんよ。

お仕事に関しては、「適性」からの考え方と「天性」からの考え方とがありますね。
また、情熱や興味・関心は、時間の経過とともに変化もします。
長い人生の中で「仕事」をどう位置づけるか、そこに「仕事以外」の何かを
プラスすることも含め、マンディさんの心やニーズを満たす方法を考えてみましょう。

 
続きは、ビデオでお話しします……

==========================
 ★★★引き続き、「なりたい私」大募集!!★★★
==========================

年頭(1月1日)配信のビデオの中で
川畑のぶこからもお願いさせていただきましたが、
あなたは、今年、どんな自分になりたいですか?

「なりたい私」について、ぜひ川畑のぶこに教えてください!
その目標・理想の手前に立ちはだかる「でも、こんな状況が…」
「こんな思いが…」という<足かせ><お悩み>も
併せてシェアしてくださいね。

いただいたご相談の中からいくつかを、1月下旬以降の
ビデオメルマガでご紹介し、川畑のぶこがお答えします。

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ご相談の冒頭に「なりたい私」とご記入くださいね!
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、チカさん(50代・会社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
病気や虐待等で悩んでいる人の事を考えると、
このような悩みはたいしたことではないかもしれませんが、
自分にとっては毎日の職場のことなので苦痛です。

この職場での勤務は10年以上になり、責任ある仕事も任され、
それなりの役職とお給料をもらっています。
しかし、私より2年程早く入った総務の女性が、専門職になり、
位は自分より4ランクくらい下ですが、総務も兼任しているため、
皆の待遇など把握しているせいもあってか、私にはきつく当たり、
仕事をメールで依頼しても返事がありません。

トイレで彼女と私の二人だけのとき、「お疲れ様です」と言っても
無視です。以前、上司の愚痴をこぼしたら、「あんたには上司が
いじめたいと思わせる要素がある」とまで言われましたし、
仕事の電話も2回も切られました(その後のフォローはなしです)。

そんな中、周りの女性社員を囲い込み、毎日私を避けてお昼を食べます。
他の皆さんは、彼女が休みの時には私も誘ってきますが、
彼女がいると誘ってきません。この歳で、まるでママ友に除け者に
されているような気持ちを味わっています。 

どうしたら彼女の思う壺にはまらずに毎日を過ごせるか、
気持ちの切り替え方を教えて下さい。
~~~~~~~~~~~

チカさんの非常に真面目で誠実なお人柄がうかがえるご相談内容です。

気持ちの切り替え方について、本当にひと言で言ってしまうならば、
「彼女のことを無視する」ということですね。
無視というのは、あからさまに「フン!」とやるということではなく、
そこに注意を払わないということです。

とはいえ、毎日向き合う相手ですから、そうもいかないということも
あるでしょう。

この先輩は、チカさんにとって目の上の上のたんこぶのような、
気になる存在であるため、ずっとそこに注意がいってしまうのだと
思いますが、そうではなく、チカさんのことを良く思ってくれる人、
ニュートラルに対応してくれる人のほうに、意識を向けるようにして
ください。これは、少々訓練が必要かとは思いますが。

そして、この先輩自身は、非常に複雑な心理状態です。
「面白くない」という態度がありありと表れているわけですよね。

そのことについて、チカさんは「この状態を私が何とかしなくては」と
心のどこかで思ってはいませんか? 先輩をこのような状態にさせてしま
っているのには、自分にも責任があるのではないかという思いが、
チカさんを苦しめてはいないでしょうか?

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:私の悩みは、人に悪感情を抱きやすいことです。

表向きは、割とそつなく問題なくやり過ごしていますが、
後になって、
「Aさんの対応はひどい」
「Bさんは自分勝手」
など腹が立つことがあり、
嫌いな人や苦手な人が多いことに気づきました。

少数の大好きな人達がいるので、
それでいいとも思いますが、
できれば人に悪感情を抱くことを少なく、
気持ちよく、日々を過ごしたいと思います。

アドバイスありましたら、
よろしくお願いいたします。

【ぽろろん・40代・自営業】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

感情は好ましいものも、
そうでないものもありますが、
全部ひっくるめて味わいながら生きるのが、
人間であるということかと思います。

ただし、もちろん、その感情を
ダラダラと引きずってしまうことで、
日々の質を低下させてしまっていては
もったいないですね。

限られた人生ですので、
出来れば好ましく安定した感情で
過ごしたいものです。

さて、ぽろろんさんのお悩みは、
悪感情の中でも、とりわけ
怒りの感情が強いようですね。

怒りの感情は、「~するべき」とか
「~ねばならぬ」という信念や思いが
強まって沸き起こることが多い感情です。

Aさんの対応に関しては、
「Aさんは本来かくかくしかじかの
対応をしてしかるべきなのに
それをしない酷い人だ。」
という思いが根底にあるのだと思います。

Bさんに関しては
「もっと周囲の人々のことを配慮するべきだ」
という思いがあることでしょう。

さらには
「AさんやBさんのせいで、私または
周囲の人々の日々が機能しなくなる。」
という思いもあるのではないでしょうか。

ただし、現実的かつ合理的に考えてみると、
理想通りにいったに越したことはありませんが、
それでも人生はそれなりに機能していますし、
たとえ現在機能していなくとも、
機能させるために働きかけることはできます。

私たちは表面的には怒っているようでいて、
実は恐れを抱いていることが多いです。

恐れは「私(や大切な人の)の人生が
機能しなくなる」という思いや態度を
反映させた感情です。

気分こそ良くないものの、
相手の行動に対して、適切に対処することが
できれば、怒りや恐れを引きずることは
無くなってくるでしょう。

ですので、まずはぽろろんさんが
AさんやBさんに対して、
出来ることはあるかじっくり考えて、
あれば行動してみてください。

多くの場合、AさんやBさんに対して
率直にコミュニケーションしてみることは
適切な行動の第一歩かと思います。

「私はこのようなときは、このように対応
することが好ましく健全だと思います。
そうしてくれませんか。」

とか、

「私はもっと周囲の人のことも配慮
(具体的にどのように配慮するのかを伝える
ことが好ましいです)した方が良いと思うし、
少なくとも私はそうしてほしいと思います。」

と、さわやかに伝えてみてはいかがでしょうか。

AさんもBさんも、しなやかな対人交流の
仕方を学んできていないのかもしれません。

それぞれに、私たちの知らない背景があって、
そうならざるを得ない何がしかの理由が
あるのかもしれません。

AさんやBさんは、実はとんでもない人ではなく、
困っている人なのかもしれません。

AさんやBさんの「困った」に力を貸すと思って、
どんな風に接してもらえると嬉しいかを伝え、
そのようにしてくれないかと
依頼してみてはいかがでしょうか。

出来ることがない、と思うと苦しみが増しますが、
出来ることがあると思えれば、苦しみは減るはずです。

そのようなコミュニケーションをすることは、
エネルギーを要しますし、簡単なことではない
でしょうが、可能なことです。

ぜひ、勇気を出して行動してみてください。

ーーー
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
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川畑のぶこがお答えします。

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kawabata_blog_170628

Q:私は以前から資格を持って働きたいと思っていました。

6年前、ママ友に誘われて職業訓練を受け、
簿記、ワード、エクセル、秘書検定の3級を受け、
簿記以外は合格しました。

職業訓練終了後、他の友人に誘われて、
生命保険会社に勤める為の資格の研修を受け、
合格して、9か月間働きました。

退職したのは、ノルマを達成できなかったからです。
退職後、リベンジして簿記検定を受けましたが、
不合格でした。

その後体調を崩して、簿記検定の本は
断捨離したのですが、去年また受けたくなり、
新しい本を買い勉強したのですが、
家庭の事情で受ける事ができませんでした。

お姑さんが高齢で、年に一度は39度近い熱をだす
ので、検定どころではないのは頭ではわかって
いるのですが、諦めがつきません。

私はどうしたらいいでしょうか?

【おたき・50代・専業主婦】

―――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

なにごとも目標を持って前進することは、
私たちの人生に張り合いをもたらしてくれますね。
それは何歳であっても変わらぬことと思います。

向上心を持って資格取得に励むおたきさんの姿勢
に触発される人も多いのではないでしょうか。

おたきさんは、現在、
これといった職場や職業を想定して
資格取得を目指していらっしゃるのでしょうか。
そのためには、簿記は必須ということでしょうか。

あるいは、あれば仕事の幅が広がるので、
あったに越したことはないけれども、
無くてもそれなりに仕事は出来るのでしょうか。

簿記を必要とする仕事に就くことが優先される
のか、それとも、仕事に就くことが優先されるのか。

この辺をクリアにされて方向性を定めてみると
良いかもしれませんね。

簿記にこだわり無く仕事を探し、
生保以外もあったけれども、
ご友人のご縁で生保の営業をしたのであれば、
今後は営業でなく、学んできた事務や秘書能力を
活かせる仕事に再度チャレンジしてみるのも
良いのではないでしょうか。

もし、すでにこだわり無く仕事をしようと思った
けれど、生保の営業しかなく、自分には合わな
かったということであれば、また、簿記の資格
を取ることで、その状況を脱却できて、就職が
容易になるのなら、引き続き資格取得に向けて
努力されてみてはいかがでしょうか。

家庭の事情があり、姑さんの発熱が問題との
ことですが、年に1度の発熱であれば、
それ以外の364日に焦点を当てて、
介護も福祉サービスの利用なども検討し、
バランスをとりながら学びを深める可能性を
模索してみてはいかがでしょうか。

現に簿記以外のスキルは、そのようにして
身につけていらっしゃることと思います。

すべてを自分でやろうと思うと
私たちはどんなに時間があっても足りなく
なってしまいますが、優先順位をつけて、
自分以外でも対応できることは助けを求めるなど
して、おたきさんの生きがいややりがいをぜひ、
実現させてください。

ーーー
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170626

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、かこさん(52歳・事務職)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
今の会社の支店に勤めて12年になります。

4年ほど前、事務の社員が1人増え7人になった頃から、
支店での人間関係がギクシャクし始めました。
誰に仕事上の話をしても返事をもらえず、私の対応が悪かったのだと思い、
言い方を変えたりメモで渡したりと、いろいろしてきました。

言葉足らずは自覚しています。しかし、する事すべてが裏目に出てしまい、
また支店の店長も、長いものに巻かれろ体質で、その光景を笑って見ています。
もうクタクタになってしまいました。

気がつけば、すべて私が悪いとの話になっていて、孤立しています。
口を開いて「違う」と伝えるのも何か言い訳のように思い、
もういいか、と思ってもいます。

しかし現実問題として、何とか家計のためにも定年まで勤めたいとも
思っています。時々、絶望感と悲しさでいっぱいになってしまいます。
~~~~~~~~~~~

職場の人間関係。私たちが一番悩む問題ですね。

まず、かこさんご自身はこの支店にお勤めになって12年とのこと。
もうかなりキャリアがあって、慣れていらっしゃる職場なのだということが伺えます。

12年間ずっと苦しかったとすれば、ちょっと大変で、職場を変えたほう
がいいのかなというオプションも見えてくるのですが、それは4年前から
で、事務の社員がお一人増えて7人になった頃からギクシャクしていると
いうことのようですから、この1名との関係性が問題なのではないかと推察しました。

新しい人との人間関係でどのような問題が起こりやすいか、かこさんが
コミュニケーションで陥りがちなパターンをご自身なりに振り返ってみて、
どういった対応が可能なのかを考えてみる価値はあると思います。

かこさんご自身も、言い方を変えたり、メモで渡したり、いろいろ努力を
なさってこられたようですが、もしかしたら、言い方ではなく、
どのような心持ちでその人と関わっているかというところで、関係性が
ギクシャクしてしまっていることも考えられるかもしれませんね。

そのあたりを見てみると同時に、今後どのようなコミュニケーションを
したらよいか、アドバイスをさせていただきますので、ご参考になさってくださいね。

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170524_FB_kawabata

Q:今の職場に来てから色々とありましたが、
今年から、主任だった人がパートになり、
副主任だった人が主任になり、
私が副主任という立場になりました。

人間関係のイザコザはもう沢山。
ただ仕事に専念しようと心に決めていた矢先、
新主任が、「実はずっと腹が立っていた」と
新人いじめを始めました。

理由を聞くと、「したたかなのが許せない」と。

私的には新人のわりによく考えて動ける人で、
考え方もよく似ていて、とても可愛がっていた人なので、
見ていて辛くて仕方ありません。

思いっ切り感情的に叱りつけるので、「もういいじゃないか」と言っても
「まだ気が治まらない」と、あからさまに無視をしたり、
仕事放棄したりと、もう手のつけようがありません。

何とか終息しないかと様子を見ていましたが
改善しそうになく、主任の大人気なさに呆れるやら、
新人が可哀そうすぎて、異動をさせてあげたら良いのかな、
という気もしてきています。

「気持ちよく働く」って、こんなに難しいものなのでしょうか?

今の職場に、自分はあとどれくらいいるんだろーと、ため息の毎日です。

【こころ・40歳・会社員】

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A:

FROM 川畑のぶこ

こころさんも、新人の方も、辛い立場にいらっしゃるのがよく伝わってきます。

このような大変な中にもこころさんという、味方になってくれる副主任が
いてくれるのは、新人さんにとって救いなのではないかと思います。

さて、主任さんの態度ですが、
指導でなく、個人的な感情をむき出しにして、無視をする、
仕事を放棄するというのは、パワーハラスメントやモラルハラスメント
の域であり、れっきとした暴力です。

訴訟の対象になりますし、
新人さんがやりとりを録音してしかるべきところに提出したのなら、
主任さんはクビとなる可能性もあるでしょう。

周囲は耐えるのではなく、
それほどのことをしている自覚を持つよう促すことが大事です。

こころさんが、新主任と近い関係で、比較的何でも言えるような間柄で
あれば、パワハラの記事などを提示して、気をつける必要がある旨、
伝えてみてはいかがでしょうか。

上になったのだからやりたい放題ではなく、
上の立場になったからこそ責任は重く、
言動に留意しなければいけないことを学ぶ必要があると
知らせてあげてはいかがでしょうか。

もし、こころさんが副主任という立場上、
上の主任に意見するのは角が立つとか、
今度は自分がいじめの対象になる恐れがある場合は、
主任よりさらに上の上司に相談してください。

その際、こころさんから直接言うと、自分が被害にあう可能性があり
それを恐れていることもきちんと伝えてください。

会社にとって不利益になることが起きていることを、
きちんと報告するということです。

職場では、人間関係が面倒なことがあるものです。

「仕事に集中したいのに」というこころさんのお気持ちは
多くの人が共感するところと思いますが、
仕事というのは人間関係がつきまとうものです。

人間関係も含めて、すなわち、面倒なことも含めて仕事なのだと
割り切る潔さを持つことも大事かもしれません。

ぜひご自身が心地よく働ける健全な職場環境のために
勇気ある行動を起こしてみてください。

応援しています!

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170119_FB_kawabata

Q:いつもたくさんの気付きをいただき、ありがとうございます。

今日は、川畑先生の提唱するMe Firstについて、
もう少し詳しくお聞かせ願えたらと思います。

心理カウンセリング入門プログラムも拝聴し、
Me Firstの大切さ、又今までの自分の在り方が、
いつも誰かのために、、となっていたことが、心のどこかで
常に犠牲になっている感覚や、したことへの期待を持ってしまう事
などに気づかされました。

が、その一方で、周りにはMe Firstを実行し、いつも対人関係がうまく
いってない人や、信頼できない人も多くいるように思います。

具体的には、いつも自分の事を優先にしないと気が済まなかったり、
自分を満足させることには一生懸命でも、人の事はあまり関心がなかったり、
一見親切なふりをしつつ、実はしっかり自分の利益は確保している人、、などです。

勿論、Me Firstが、エゴをむき出しにしたリ、自己中心的になるという事ではない
のは承知していますが、その違いをもう少し詳しく教えていただけるとありがたいです。

私たちの多くは、自分の事を先に考え満たしていく事に、
どうしても罪悪感を感じるように教えられて来ているので、Me Firstの大切さが
わかっても、どこかで引っかかる人もいるのではないかと思います。

宜しくお願いいたします。

【まめ しば・50代・事務職】

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A:

FROM 川畑のぶこ

まめしばさんの真剣に学ぶ姿勢が伺えます。
いつもご参考にしてくださり、ありがとうございます。

Me Firstと自己中心的=わがまま、
似て非なりですね。

これは、Me First がMe Onlyに転じてしまった結果、
問題が起きているのだと思います。

Me FirstはMe Onlyではありません。
Me Onlyは自分さえよければ他人はどうでも良いという姿勢であり、
常にその姿勢が貫かれた場合、
そこに調和はなく、真の幸せにも繋がらないでしょう。
なぜなら、幸せは関係性の中に存在するからです。

自分との関係、他者との関係、世界や全体性との関係、
バランスが大切です。

Me Firstはそのことによって、相手や全体性との調和を含む概念であり、
自身を相手や社会から切り離すものではありません。

Me Onlyではありません。

仏教に利他心という言葉があります。
他人の利益を図る思いやりの精神で、皆さんもよく親から教わった、
馴染みのある概念ではないでしょうか。

仕事仲間で安養寺の住職である、井上寛照僧侶が、
実は「利他」という言葉には前にもう2文字がつくのだと教えてくれました。
そしてそれがとても重要なのだと。

それは「自利」という言葉です。
本来、「自利利他」で一つの熟語なのだそうです。

自利も利他も同義で非二元です。
私たちは相互に依存しながら生きる存在です。
蓮も泥も両方必要なように、それらを切り離された途端、バランスが崩れ
それぞれのいのちが機能しなくなります。

私たちは「利他」ばかりを強調されて育ってきているので
「自利」に罪悪感を抱くようになってしまいました。

自分を大切にするように他者を大切にする。
自分を大切にできない人は他者も大切にできない。
相手を大切にするように自分を大切にする。
相手を大切にできない人は自分を大切にできない。

そこにバランス、調和、秩序が生まれるのでしょう。

私を大切にしてほしい、私の価値を認めてほしい私を愛してほしい、
と訴えるわりに、当の本人は
相手に大切にしてほしいように自分を大切にしていない、
自分の価値を相手に認めてほしいように自分を認めていない、
相手に愛してほしいように、自分を愛していない、
ということが多いのです。

相手のニーズはわからないけれども
自分のニーズなら相手のニーズよりもわかるはずです。

まずは自分のニーズを満たすことで、
それがどのような効果をもたらすのかをありありと実感し、
相手にそれがもたらされたなら、どのような幸せがもたらされるか
実体験を伴ってシミュレーションできるのです。

自他共にニーズが満たされる必要があることを、
実体験を伴って深く理解できたなら、
自分の身を粉にして(やせ我慢をして)相手を満たす必要が
なくなってくることでしょう。

First ということは、必ずそれに続く2nd や3rdがあるということです。
もちろん、Firstと同時に連鎖反応的に相手が満たされていくことも多くあります。
やがて、Firstも2ndもないことにも気づいていくでしょう。

Me Firstはあくまでもそのような実践の第一歩であるということです。

Mr Firstが歪んでMe Onlyになっているのなら、
それは貪りの精神によるものでしょう。

貪りは底なしで、けっして潤うことのない乾きです。
人間にもたらされる伝染病のようなものでしょう。
伝染病からは身を離すように、貪りに巻き込まれないように
まめしばさんご自身を守ってください。Me Firstで。

まずは土手に上がらないことには
濁流に飲まれている人を救うこともできません。

本人が気づかず貪り続けたのであれば、人は離れていく=幸せは訪れない、
そのことに、本人が気づいたのなら、
そこから変化を起こせばよいのではないでしょうか。

人それぞれの成長のタイミングやプロセスを信頼して。

貪る者を満たし続ける努力は誰のためにもなりません。
まめしばさんがそのような人たちから離れて、
あるいは相手の主張を退けて、身を守ることができたのなら、
相手もバランスを学ぶことができるかもしれませんね。
それも慈悲ある行動ではないでしょうか。

慈悲は同調ではありません。
賢い親や賢い祖父母は、子や孫が欲しがるものを
孫の望むタイミングで常に与えるわけではありません。

食事前に飴を与えたら、子は喜ぶでしょう。
ただし、しなやかで強く優しくたくましい子には育たないでしょう。
飴を与え続けることは慈悲ではないのです。
慈悲は時として相手にNOを言うのです。

相手の苦しみの根底にあるものを取り除き、刹那的な快楽ではなく、
真に幸せをもたらす気づきを促せたのなら…
表面的にではなく、その人を取り巻く社会、全体性という深く広い視点から、
相手に対峙できたのなら…
そのために、相手の不都合で自分が嫌われるかもしれないリスクを
勇気を持って背負うことができたのなら…

やがてそこに調和が訪れるのではないでしょうか。

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